JP3033466B2 - 高炉の操業方法 - Google Patents

高炉の操業方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉の円周方向の分布
を含む3次元方向の非定常状態をモデル化した3次元非
定常モデルと炉頂からの装入物の分布モデルとを用いて
非定常状態における高炉の操業をシミュレートし、シミ
ュレート結果が実炉における計測値と一致するようにモ
デルの一部のプロセス定数を修正した後、修正したモデ
ルを用いて、溶銑温度、溶銑中Si濃度、炉内の圧力分
布、燃料比の時間的変化等、操業結果の良否に影響を及
ぼす因子の非定常状態が目標の操業結果が得られる非定
常状態となるような送風条件及び装入物分布を推定して
実炉の非定常状態における操業条件とする高炉の操業方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】高炉は、炉内において、気固液3層が共
存し、互いに反応、相変化、及び熱交換を行いながら移
動する複雑な反応容器である。このような高炉の炉内現
象を、基礎実験、解体調査等の知見を基に、移動速度論
的に整理し、組み合わせることにより、高炉を近似的に
数学モデル化することが可能である。数学モデルとして
は1次元定常モデル(特公昭61−6122号、特公昭
61−60124号、特公昭63−24044号、特公
平1−12805号公報)、2次元定常モデル(特公平
6−2886号公報)等が開発されてきた。これらのモ
デルでは、高炉の3次元的な挙動を高さ方向のみ取り扱
い(1次元モデル)、又は円周方向の分布を均一とし、
さらに時間的にも状態の変化がないとした定常状態のみ
の解析に限定し(2次元モデル)、モデルを簡略化する
ことで炉内状態値を算出する計算量の減少を図って計算
機の応答性を上げている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、高炉では、炉
下部の円周方向に設けられている複数の羽口より熱風を
送風するため、炉壁,充填層等の固体温度は円周方向に
分布し、高温域における反応挙動(SiOガスのような
気体の固体からの蒸発反応等)に差を生じさせると考え
られるが、上述のような1次元モデルでは高さ方向のみ
の分布を考慮し、また2次元モデルでは周方向の分布を
均一とし、定常状態のみの解析を行って計算を簡略化し
ているので、炉内状態の解析精度が低い。従って、この
ようなモデルによる炉内状態の解析結果を用いた操業シ
ミュレーションで高炉の操業条件を決定した場合、高炉
のスタートアップ時等のように、炉内状態の時間経過に
ともなう変化が大きい非定常状態における高炉の的確な
操業条件を推定できないという問題がある。
【0004】本発明はこのような問題点を解決するため
になされたものであって、高炉の高さ方向、半径方向の
みならず、周方向を含む3次元方向の非定常状態を記述
する3次元非定常モデルを用いて高炉の操業をシミュレ
ートし、実炉での計測値と一致するように3次元非定常
モデルのプロセス定数及び装入物分布モデルによって算
出される炉頂での鉄鉱石及びコークスのそれぞれの堆積
層厚さ等の分布状態を修正し、修正後のモデルにより高
炉の操業を高精度にシミュレートすることにより、実炉
の操業条件が的確に決定できる高炉の操業方法の提供を
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の高炉の操業方法
は、その壁面の周方向に複数個設けられている羽口から
それぞれ炉内に吹き込まれた熱風が羽口から炉芯にかけ
て堆積しているコークスを通過して炉頂に上昇し、炉頂
から鉄鉱石とともに装入されているコークスをガス化
鉄鉱石を還元するとともに、還元された鉄鉱石を溶
、溶銑が炉芯のコークス層を通って滴下し、炉床に湯
溜りを形成すべくなしてある高炉の、時間経過に伴って
変化する非定常状態を気相・液相・固相それぞれの物質
収支、運動量収支、及びエネルギー収支に関連付けて表
した状態モデルを用いて推測して非定常状態における実
炉の操業条件を決定する高炉の操業方法において、炉頂
における鉄鉱石及びコークスの分布状態を表した装入物
分布モデルにより鉄鉱石及びコークスの炉頂における
子径及び堆積層厚さの分布状態を算出し、炉内の高さ方
向、径方向、及び周方向における炉内の非定常状態を
相・液相・固相それぞれの物質収支、運動量収支、及び
エネルギー収支に関する微分方程式群により表した3次
元状態モデルに、時間経過に伴ってその値が変化し得る
還元反応速度定数、炉心の空隙率、固気間熱伝達係数及
び気液接触面積を含むプロセス定数を与え、前記装入物
分布モデルにより算出された前記分布状態を炉頂におけ
る境界条件として、また、羽口への送風条件を羽口にお
ける境界条件として与えて高炉の操業をシミュレート
し、銑鉄生産速度、炉頂ガス組成分布、炉頂温度分布、
炉内圧力分布、溶銑温度及び、溶銑中Si濃度等を
む、高炉の操業結果の良否に影響を及ぼす要因の将来の
時間変化状態を推定し、該要因の時間変化状態を実炉に
て測定し、推定値と実測値とが一致するように、3次元
状態モデルの前記プロセス定数と、前記装入物分布モデ
ルにより算出された前記分布状態とを修正した後、前記
要因の時間変化状態が、目的の操業結果が得られる時間
変化状態となるように、修正後の3次元状態モデルによ
る高炉の操業シミュレーションを基にして装入物分布と
羽口への送風条件とを推定し、推定した装入物分布及び
羽口への送風条件を実炉の操業条件とすることを特徴と
する。
【0006】
【作用】図1は本発明の高炉の操業方法(以下、本発明
方法という)の手順の概略を示すフローチャート、図2
は本発明方法を実施する高炉の模式図である。炉内の気
相・液相・固相の状態を記述する物質収支・運動量収支
・エネルギー収支の数式からなり、高炉の周方向を含む
3次元方向の非定常状態を推定する3次元非定常モデル
(後に詳述する)に、鉄鉱石の還元反応速度定数・炉芯
の空隙率・固気間熱伝達係数・気液接触面積等、時間経
過に伴ってその値が変化し得るプロセス定数と、鉱石/
コークスの落下高さ,落下速度,鉱石/コークスの装入
具である大ベルの角度,装入物と大ベル面との摩擦係数
等を導入した所定の計算式からなる装入物分布モデルに
より算出された、炉頂における鉄鉱石・コークスのそれ
ぞれの粒子径、堆積層厚さ等の分布状態と、解析対象の
実炉における羽口からの送風条件とを与えて解析対象の
高炉の操業をシミュレートし、高炉の操業結果の良否に
影響を及ぼす要因である、銑鉄生産速度・炉頂のガス組
成分布・炉頂温度分布・炉内の圧力分布・溶銑温度・溶
銑中Si濃度を推定する(S1〜S3)。一方、これら
の銑鉄生産速度・炉頂のガス組成分布・炉頂温度分布・
炉内の圧力分布・溶銑温度・溶銑中Si濃度を、ガス分
析計、垂直ゾンデ、圧力計、水平ゾンデ、温度計等の計
測端により実炉において計測する(S4)。
【0007】3次元非定常モデルにおいて、時間の経過
とともに変化する流体の流れ状況、固体の接触状況等に
よりその値が変化し得るプロセス定数、例えば、鉄鉱石
の還元反応速度定数、炉芯の空隙率、固気間熱伝達係
数、気液接触面積等と、装入物分布モデルにより算出し
た堆積層厚さとを、前述の両モデルによる推定値と実炉
での実測値とが一致するように修正する(S5)。その
後、修正した3次元非定常モデルを用いて、操業結果に
影響を及ぼす要因である溶銑温度、溶銑中Si濃度、炉
内の圧力分布、コークスの燃料比の時間的変化等の非定
常状態が目標の操業結果が得られる非定常状態となる装
入物分布及び羽口への送風条件を推測し(S6)、これ
らの条件を実炉の操業条件とする(S7)。
【0008】
【実施例】図3は本発明方法に用いる高炉3次元非定常
モデルの構成概要を示す模式図である。羽口から炉芯に
かけて逆V字状に堆積しているコークスのうち、羽口に
近いレースウェイのコークスが羽口からの送風によって
燃焼・運動し、羽口から送風された熱風とコークスとの
反応熱によりガス温度が上昇する。ガスはコークス層の
表面層を通って炉頂に上昇し、炉頂から交互に装入され
ている鉱石及びコークスに付着している水分を蒸発させ
て鉱石・コークスを乾燥、除々に加熱し、さらにコーク
スをH2 OとCO2 とによりガス化し、ガス化により発
生するH2 とCOとによって鉱石中の鉄と結合している
酸素の大半が除かれる(間接還元)。間接還元された鉱
石は熱と荷重により半溶融状になり、隣り合った粒子同
志が溶着し、逆V字状に堆積しているコークス層の表面
に融着帯が形成される。一旦溶着した鉱石はより高温の
環境下でさらに還元され(直接還元)、溶銑は逆V字状
に堆積しているコークスの表面層(滴下帯)を浸炭反応
を起こしながら、炉芯コークスを通過して炉底に滴下
し、湯溜りを形成する。
【0009】次に、本発明方法に用いる3次元非定常モ
デルを記述する支配方程式である気液固3相それぞれの
物質・運動量・エネルギーの収支式について具体的に説
明する。なお、式中の添え字、gはガスを、sは固体
を、またlは液体を表す。 (a) 気相の物質収支 気相の成分kの質量収支は式(1) で表される。
【0010】
【数1】
【0011】さらに、式(1) を成分kについて加算し、
気相に関する連続の式として式(2)を得る。
【0012】
【数2】
【0013】(b) 気相のエネルギー収支 気相側のエネルギー収支は式(3) で表される。
【0014】
【数3】
【0015】(c) 気相の運動量収支 気体が充填粒子層を通過する抵抗が充填層における気体
の圧力損失をモデル化したERGUN 式に従うと仮定する
と、気相における運動量収支は式(4) で表される。
【0016】
【数4】
【0017】(d) 固相の物質収支 固体粒子として、焼結鉱とコークスとを考える。焼結鉱
及びコークス粒子内の成分kの物質収支は式(5) で表さ
れる。但し、nは焼結鉱及びコークスを表す。
【0018】
【数5】
【0019】成分kについて式(5) を加算して式(6) を
得る。
【0020】
【数6】
【0021】さらに、式(6) を成分nについて加算し、
固相に関する連続の式として式(7)を得る。
【0022】
【数7】
【0023】(e) 固相のエネルギー収支 コークスと焼結鉱とに温度差がないと仮定した場合、固
相のエネルギー収支は式(8) で表される。
【0024】
【数8】
【0025】(f) 固相の運動量収支 固相の運動方程式として、本実施例ではKinematic モデ
ルを用いる。Kinematic モデルの支配方程式は、重力方
向をy方向、流速ベクトルの成分を(Us ,V s
s )とした場合、式(9) で表される。
【0026】
【数9】
【0027】Vs については、式(9) を固相の連続の式
である式(7) に代入して求める。 (g) 粒子体積に関する保存式 ガス化や、溶銑への浸炭反応等の固体粒子の消滅反応を
界面反応として記述すれば、粒子1個の体積をVpnとし
た場合、粒子体積変化はラグランシュ微分を用いて式(1
0)のように表される。
【0028】
【数10】
【0029】(h) 液相の物質収支 液相の成分kの物質収支は式(11)で表される。
【0030】
【数11】
【0031】さらに、成分kについて式(11)を加算する
と式(12)が得られる。
【0032】
【数12】
【0033】(i) 液相のエネルギー収支 固体及び気体との熱交換を考慮した液相のエネルギー収
支は式(13)で表される。なお、液相は分散相であるか
ら、熱拡散は考慮しないものとする。
【0034】
【数13】
【0035】(j) 液相の運動量収支 充填層内を滴下する流体は垂直滴下を仮定し、運動量収
支として滴下速度を与える。
【0036】図4は以上のような式(1) 〜(13)で表され
る3次元非定常モデルを解析して炉内の3次元非定常状
態を推定する手順を示すフローチャートである。モデル
は完全自立型であり、装入物の炉頂での条件、羽口への
送風条件、及び炉壁での熱的条件を与えると、実炉運転
と基本的に同じ高炉の操業をシミュレートし、銑鉄生産
速度、及び3次元方向での炉頂のガス組成分布、炉頂温
度分布、炉内の圧力分布、溶銑温度、溶銑中Si濃度等
を算出する。
【0037】即ち、上述の式(1) 〜(13)を適切な境界条
件と初期条件との下に連成し、時間進展することによ
り、各格子点の3次元方向の非定常状態が算出される。
このとき、格子系にはスタガード格子を採用し、任意形
状領域の処理は、境界適合格子による差分法を用いた。
解析アルゴリズムは流体解析で一般的な流速と圧力との
同時緩和法であるSOLA法を改良して用いた。図4に示し
た順に、ガス流れモデル、固体流れモデル、ガス相温度
g ・固相温度Ts ・液相温度Tl の連立解、ガス相の
質量分率xgk、液相の質量分率xlk、固相の質量分率x
sk、及び粒子径を求める。以上を格子点毎に繰り返し、
3次元方向の炉内状態が算出される。
【0038】図5(a) は羽口近傍を3次元解析した場合
の周方向の各断面におけるガス流れと温度分布との状態
を示す図であり、図5(b) は羽口近傍の液相及び固相に
おけるガス流れと温度分布との解析結果を2次元解析と
比較して示した図である。図から明らかなように、3次
元解析では羽口近傍の固相における周方向の温度分布が
解析されている。従って、高温域における反応挙動(S
iOガスのような気体の固体からの蒸発反応)の解析精
度が高いと考えられる。
【0039】また、図6は本発明方法に用いた3次元非
定常モデルにより高炉のスタートアップ時における液相
及びガス相での非定常な流れ及び温度を解析した結果を
示す図である。このように、急激な変化を伴う非定常な
炉内挙動についても安定に計算することができ、実炉で
の計測値(温度の推移、炉頂ガス組成等)との一致も良
いことが分かった。なお、167 時間以上では炉内の状態
変数はほとんど変化しなくなるので、定常解が得られ
る。
【0040】
【発明の効果】以上のように、本発明方法は、高炉の高
さ方向、半径方向のみならず、周方向を含む3次元方向
の非定常状態を記述する3次元非定常モデルを用いて高
炉の操業をシミュレートし、実炉での計測値と一致する
ように3次元非定常モデルのプロセス定数及び装入物分
布モデルによって算出される炉頂での鉄鉱石及びコーク
スのそれぞれの堆積層厚さ等の分布状態を修正し、修正
後のモデルにより高炉の操業を高精度にシミュレートす
るので、実炉の操業条件が的確に決定できるという優れ
た効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の手順を示すフローチャートであ
る。
【図2】本発明方法を実施する高炉の模式図である。
【図3】本発明方法に用いる3次元非定常モデルの構成
概要を示す模式図である。
【図4】本発明方法に用いる3次元非定常モデルの解析
手順を示すフローチャートである。
【図5】2次元解析と3次元解析とによる解析結果の比
較を示す図である。
【図6】本発明方法に用いた3次元非定常モデルによる
高炉のスタートアップ時の計算例(気体及び液体の流れ
と温度)を示す図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その壁面の周方向に複数個設けられてい
    る羽口からそれぞれ炉内に吹き込まれた熱風が羽口から
    炉芯にかけて堆積しているコークスを通過して炉頂に上
    昇し、炉頂から鉄鉱石とともに装入されているコークス
    をガス化して鉄鉱石を還元するとともに、還元された鉄
    鉱石を溶融し、溶銑が炉芯のコークス層を通って滴下
    し、炉床に湯溜りを形成すべくなしてある高炉の、 時間経過に伴って変化する非定常状態を気相・液相・固
    相それぞれの物質収支、運動量収支、及びエネルギー収
    支に関連付けて表した状態モデルを用いて推測して非定
    常状態における実炉の操業条件を決定する高炉の操業方
    法において、 炉頂における鉄鉱石及びコークスの分布状態を表した装
    入物分布モデルにより鉄鉱石及びコークスの炉頂におけ
    粒子径及び堆積層厚さの分布状態を算出し、 炉内の高さ方向、径方向、及び周方向における炉内の
    定常状態を気相・液相・固相それぞれの物質収支、運動
    量収支、及びエネルギー収支に関する微分方程式群によ
    表した3次元状態モデルに、 時間経過に伴ってその値が変化し得る還元反応速度定
    数、炉心の空隙率、固気間熱伝達係数及び気液接触面積
    を含むプロセス定数を与え、前記装入物分布モデルによ
    り算出された前記分布状態を炉頂における境界条件とし
    て、また、羽口への送風条件を羽口における境界条件と
    して与えて高炉の操業をシミュレートし、銑鉄生産速
    度、炉頂ガス組成分布、炉頂温度分布、炉内圧力分布、
    溶銑温度及び、溶銑中Si濃度等を含む、高炉の操業結
    果の良否に影響を及ぼす要因の将来の時間変化状態を
    定し、 該要因の時間変化状態を実炉にて測定し、 推定値と実測値とが一致するように、3次元状態モデル
    の前記プロセス定数と、前記装入物分布モデルにより算
    出された前記分布状態とを修正した後、 前記要因の時間変化状態が、目的の操業結果が得られる
    時間変化状態となるように、修正後の3次元状態モデル
    による高炉の操業シミュレーションを基にして装入物分
    布と羽口への送風条件とを推定し、 推定した装入物分布及び羽口への送風条件を実炉の操業
    条件とすることを特徴とする高炉の操業方法。
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