JP3033326U - 管継手 - Google Patents

管継手

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JP3033326U
JP3033326U JP1996007365U JP736596U JP3033326U JP 3033326 U JP3033326 U JP 3033326U JP 1996007365 U JP1996007365 U JP 1996007365U JP 736596 U JP736596 U JP 736596U JP 3033326 U JP3033326 U JP 3033326U
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勝之 落
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神戸樹脂工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管継手に下水管を接続して埋設する施工の際
に管継手の設置角度にくるいが生じ難くすること。 【解決手段】 内側に空洞部1を有する本体2と、本体
2に設けられ下水管が接続される流入側接続筒3及び流
出側接続筒4と、本体2に設けられ掃除筒が接続される
掃除口側接続筒9と、本体2に設けられ本体2、流入側
接続筒3及び流出側接続筒4を支持するための4本の脚
部13と、を有する管継手において、4本の各脚部13
は、本体2と結合する短円筒部6と、短円筒部6の下端
に嵌合して取り付けられ設置面10に接触する接触部1
2と、からなり、接触部12の設置面10と接触する接
触面14aの面積を短円筒部6の接触面14aと略平行
する方向の断面積よりも広く形成してなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、管継手を設置する際の安定性を向上させることができる脚部を有 する合成樹脂製の管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の合成樹脂製の管継手として、図7及び図8に示すように、内側に空洞部 1を有する本体2と、この本体2に設けられ下水管8が接続される流入側接続筒 3及び流出側接続筒4と、この本体2に設けられ掃除筒5が接続される掃除口側 接続筒9と、本体2の下部に設けられている短円筒形の4本の脚部6と、を備え ているものがある。
【0003】 この管継手7、下水管8、及び掃除筒5を下水流路として施工するときは、ま ず、地面を掘って設置面10を形成し、この設置面10に管継手7を設置する。 なお、管継手7は、内側に下水中のゴミや泥が蓄積しないようにするために、管 軸A1 を流出側に低くなるように、水平な設置面10に対して若干の傾き角(1 °10′)を持つように設置する。この設置の手順として、掃除口側接続筒9の 上縁9aに水平器を載置して水平器が水平を表示するように管継手7の設置角度 を調整すれば管軸A1 が水平面に対して1°10′の傾き角となるように設置す ることができる。しかる後に、管継手7の流入側接続筒3に例えば宅地側の下水 管8を接続し、流出側接続筒4に例えば公共下水道側の下水管8を接続し、掃除 口側接続筒9には地上に連絡する掃除筒5を接続する。この掃除筒5の上側開口 部には蓋が設けられる。なお、管継手7は、水平な設置面10に設置した状態で 、掃除口側接続筒9の上縁9aが水平となるように形成してある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、管継手7の各接続筒3、4、5に下水管8及び掃除筒5を接続する 際に、又は接続した後に管継手7に力が掛かることがあるが、図8(a)に示す ように、上記従来の管継手7では、設置面10と接触する脚部6の下面6aが小 径の円環状であり、設置面10との接触面積が狭く、そして、設置面10は地面 を掘って形成したものであるので表面が柔らかく、従って、各接続筒3、4、5 に下水管8及び掃除筒5を接続する際に、又は接続した後に管継手7に掛かる力 によって脚部6の下端部が設置面10に入り込むことがある。このように、脚部 6の下端部が設置面10に入り込み、管軸A1 と設置面10とのなす角度が上記 1°10′よりも小さくなると、管継手7内にゴミや泥が蓄積するし、管継手7 の掃除口側接続筒9の上縁9aが水平となっていない状態で掃除筒5を接続する と、掃除筒5の上縁5aの一部が地面から若干突出し、人が歩いているときにつ まづいたり、その突出部に物が衝突して破損することがあるという問題が起こる 。
【0005】 本考案は、管継手に下水管を接続して埋設する施工する際に管継手の設置角度 にくるいが生じ難い管継手を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の考案は、内側に空洞部を有する本体と、この本体に設けられ下水管が接 続される下水管接続筒と、上記本体又は上記下水管接続筒に設けられこれら本体 及び下水管接続筒を支持するための脚部と、を有する管継手において、上記脚部 は、上記管継手が設置される設置面と接触する接触面を有し、この接触面の面積 を上記脚部の上記本体又は上記下水管接続筒に接近する側の部分における上記接 触面と略平行する方向の断面積よりも広く形成したことを特徴とするものである 。
【0007】 第2の考案は、第1の考案の管継手において、上記接触面が複数箇所に設けら れていることを特徴とするものである。
【0008】 第3の考案は、第1の考案の管継手において、上記接触面が接触部に形成され ており、この接触部は、上記本体側に嵌合して取り付けられていることを特徴と するものである。
【0009】 第4の考案は、内側に空洞部を有する本体と、この本体に設けられ下水管が接 続される下水管接続筒と、上記本体に設けられ掃除筒が接続される掃除口側接続 筒と、上記本体又は上記下水管接続筒に設けられこれら本体及び下水管接続筒を 支持するための複数の脚部と、を有する管継手において、上記複数の各脚部は、 上記本体又は上記下水管接続筒と結合する短円筒部と、この短円筒部の下端に嵌 合して取り付けられ上記管継手が設置される設置面に接触する接触部と、からな り、この接触部の上記設置面と接触する接触面の面積を上記短円筒部の上記接触 面と略平行する方向の断面積よりも広く形成したことを特徴とするものである。
【0010】 第1乃至第4の各考案によると、管継手が設置される設置面と接触する脚部の 接触面の面積は、この脚部の本体又は下水管接続筒に接近する側の部分における 設置面と略平行する方向の断面積よりも広く形成してあり、これにより脚部の接 触面以外の部分の断面積を広くしないでも脚部と設置面との接触面積を広くする ことができ、管継手に下水管を接続する施工の際に管継手に力が掛かっても、脚 部の下端部が設置面に入り込むことがなく、管継手の設置角度にくるいが生じ難 い。
【0011】 第2の考案によると、接触面を複数箇所に設けてあるので、これにより管継手 を設置面に設置した際の安定性をよくするために接触面どうしの間隔を広くした 場合でも、接触面が設置面に入り込まないような必要な面積に形成することによ り脚部を適切な大きさに形成することができる。
【0012】 第3及び第4の各考案によると、接触部を本体側に嵌合させて取り付けている ので、接触部が設けられていない従来の管継手にこの接触部を嵌合させて取り付 けることが可能であり、これにより従来の管継手に下水管を接続して埋設する施 工の際に設置角度にくるいが生じ難くすることができる。
【0013】 更に、第4の考案によると、管継手に掃除筒を接続する施工の際に管継手の設 置角度にくるいが生じ難くすることができるので、掃除筒の上縁が地面に対して 水平となるように施工することができる。
【0014】
【考案の実施の形態】
本考案に係る管継手の第1実施形態を各図を参照して説明する。この管継手は 、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニール等の熱可塑性合成樹 脂を材料として射出成形された掃除口付き下水升である。この実施形態の管継手 11は、図7及び図8に示す従来の管継手7の脚部6に接触部を嵌合して取り付 けたものであり、同等部分を同一の図面符号で示す。
【0015】 この管継手11は、図1及び図2に示すように、内側に空洞部1を有する本体 2と、この本体2の互いに対向する側壁に設けられ、下水管8が接続される流入 側接続筒3及び流出側接続筒4と、この本体2の上部に設けられ掃除筒5が接続 される掃除口側接続筒9と、本体2の下部に設けられている4本の脚部13と、 を備えている。
【0016】 流入側接続筒3及び流出側接続筒4は、一直線(管軸A1 )上に設けられてお り、管継手11を水平な設置面10に設置した状態で流出側に低くなるように管 軸A1 が設置面10に対して1°10′の傾き角を持つように形成されている。
【0017】 4本の脚部13は、本体2の下部に設けられている4本の短円筒部6と、各短 円筒部6の下側開口部内に嵌合して取り付けられている接触部12と、からなっ ている。図3は、接触部12が短円筒部6の下側開口部内に嵌合する状態を示す 拡大図であり、(a)は縦断面図、(b)は横断面図である。同図に示すように 、接触部12は、円板部14とこの円板部14の上面中央に突設されている突起 15とからなっている。 円板部14は、下面が設置面10と接触する接触面14aとして形成されてい る。この接触面14aの面積は、短円筒部6の下端面6aの面積の約14倍であ る。突起15は、短円筒部6の下側開口部内に嵌合して取り付け可能な形状に形 成されている。この突起15は、中央に溝15aが形成されており、この溝15 aによって突起15が弾性変形し易く、短円筒部6の下側開口部内に突起15を 嵌合し易くしていると共に、その嵌合が外れ難い構造となっている。
【0018】 この管継手11、下水管8、及び掃除筒5を接続して埋設する施工を行うとき は、従来と同様に、まず、地面を掘って水平な設置面10を形成し、この設置面 10に従来と同様に、管軸A1 が流出側に低くなるように、水平な設置面10に 対して1°10′の傾き角を持つように管継手11を設置する。しかる後に、流 入側接続筒3に例えば宅地側の下水管8を接続し、流出側接続筒4に例えば公共 下水道側の下水管8を接続し、掃除口側接続筒9には地上に連絡する掃除筒5を 接続する。なお、掃除筒5を接続した状態で掃除筒5の上縁が地面に対して水平 となるように掃除口側接続筒9の形状を定めてある。
【0019】 次に、上記のように構成された管継手11の作用を説明する。この管継手11 によると、設置面10と接触する接触部12の接触面14aの面積は、この接触 部12を嵌合させて取り付けてある短円筒部6の接触面14aと平行する方向の 断面積の約14倍に形成した構成であるので、脚部13を構成するこの短円筒部 6を太くしないでも脚部13と設置面10との接触面積を広くとることができ、 これにより管継手11に下水管8、8や掃除筒5を接続する施工の際に管継手1 1に力が掛かっても、脚部13の下端部(接触部12)が設置面10に入り込む ことがなく管継手11の設置角度にくるいが生じ難い。従って、管継手11を上 記1°10′に傾けた状態で正確に埋設することができ、これによって管継手1 1内に下水中のゴミや泥が蓄積しないようにすることができる。そして、掃除筒 5の上縁5aの地面に対する水平度もくるいが生じないようにこの管継手11を 埋設することができるので、掃除筒5の上縁5aで人がつまづいたり、上縁5a に物が衝突して破損することもない。
【0020】 また、設置面10と接触する接触部12の接触面14aの面積を広くしている が、脚部13のこれ以外の部分、即ち、短円筒部6の接触面14aと平行する方 向の断面積を狭くすることができるので、その分だけ管継手11の重量を軽量に することができる。
【0021】 更に、短円筒部6を管継手本体2の下部の4箇所に設け、各短円筒部6の下端 に接触部12を取り付けた構成であるので、各接触部12を、管継手11を設置 面10に設置した際の安定性を良くする適所に設けることができる。しかも接触 部12が設置面10に入り込まないように必要な面積に接触面14aを形成する ことにより、接触面14aの広さを必要最低限とすることができ、これにより、 管継手11の重量を軽量にすることができる。そして、接触面14aと接触する 設置面10の面積も必要最低限とすることができるので、管継手11の設置角度 を調整するために設置面10を適切な高さに形成するための労力の軽減を図るこ とができる。そして、接触部12の大きさを必要最低限に小さくすることができ るので、管継手11の運搬費用、及び製造コストの低減を図ることができる。
【0022】 そして、接触部12を本体2側の各短円筒部6に嵌合させて取り付ける構成と したので、図7に示すように、従来の管継手7の短円筒状の脚部6の下側開口部 内にこの接触部12を嵌合して取り付けることができ、これにより従来の管継手 7を設置角度にくるいが生じないように施工することができる。従って、従来の 管継手11を使用して施工した場合でも管継手11内に下水中のゴミや泥が蓄積 しないようにすることができる。
【0023】 第2実施形態を図4に示す。第2実施形態の管継手16と第1実施形態の管継 手11とが相違するところは、第1実施形態の管継手11では、1つの接触部1 2を対応する1本の短円筒部6に嵌合させて取り付けた構成としているのに対し て、第2実施形態の管継手16では、互いに接近して隣合う2本の短円筒部6、 6に対して1つの接触部17を嵌合させて取り付けた構成としたところである。 これ以外は第1実施形態の管継手11と同等であり、同等部分は同一の図面符号 で示し、それらの詳細な説明を省略する。
【0024】 図4は底面図であり、接触部17は、同図に示すように、互いに接近する2本 の短円筒部6、6の下側開口部内に嵌合して取り付けられていて、両端が半円形 に形成されている細長い板状部18と、板状部18の各端部の近傍の上面に突設 されている2つの突起15と、からなっている。つまり、この管継手16には2 つの接触部17を取り付けてある。この接触部17によると、1つの管継手11 に対して2つの接触部17で済むので、第1実施形態と比較して部品点数を低減 することができる。
【0025】 第3実施形態を図5及び図6に示す。第3実施形態の管継手19と第1実施形 態の管継手11とが相違するところは、第1実施形態の管継手11では4本の短 円筒部6を本体2の下部に突設して、これら各短円筒部6の下側開口部内に接触 部12を嵌合させて取り付けた構成としているのに対して、第3実施形態の管継 手19では、これら4本の短円筒部6を設ける代わりに、本体2の下部に底面か ら見て四角形を成す環状の突条20を突設して、この突条20に4つの接触部2 1を嵌合させて取り付けた構成としたところである。この突条20と接触部21 が脚部22を構成している。これ以外は第1実施形態の管継手11と同等であり 、同等部分は同一の図面符号で示し、それらの詳細な説明を省略する。
【0026】 図5の(a)は管継手19の正面図であり、(b)は管継手19の底面図であ る。図6の(a)は接触部21の拡大縦断正面図であり、(b)は接触部21の 拡大横断平面図である。 接触部21は、図6に示すように、円板部14とこの円板部14の上面中央に 突設されている突起23とからなっている。円板部14は、第1実施形態と同等 のものである。突起23は、中央に溝23aが形成されており、この溝23a内 に突条20を嵌合させることによりこの接触部21を突条20に取り付けること ができる。
【0027】 上記のように構成された突条20と接触部21からなる脚部22によると、突 条20の任意の箇所に、しかも突条20の長さに応じて所望の個数の接触部21 を嵌合させて取り付け可能であるので、この管継手19を排水流路内に組み込む 施工の際の都合に合わせて接触部21の個数及び取付け位置を選択することがで きる。これにより、施工を容易に行うことができるようにすることができる。
【0028】 ただし、上記第1乃至第3の各実施形態では、本考案の管継手を、図1に示す ように1つの流入側接続筒3と1つの流出側接続筒4を一直線上に配置した構成 の下水升に適用したが、図には示さないが、例えば2つの流入側接続筒3と1つ の流出側接続筒4が本体2に設けられているY字形の下水升、合流升、U字形ト ラップが設けられているトラップ付き下水升、又はU字形トラップ等に適用する ことができる。
【0029】 そして、上記各実施形態では、短円筒部6、突条20を本体2の下部に設けた 構成としたが、流入側接続筒3又は流出側接続筒4の下部に設けた構成としても よい。 また、第1、第3実施形態では、4つの接触部12、21を取り付けた構成と し、第2実施形態では2つの接触部17を取り付けた構成としたが、これ以外の 個数の接触部を取り付けた構成とすることができる。例えば、第1実施形態では 、4本の短円筒部6を設けてこれら4本の各短円筒部6の下側開口部に接触部1 2を取り付けた構成としたが、この代わりに4本以外の本数の短円筒部6を設け てその短円筒部6の下側開口部に接触部12を取り付けた構成としてもよいし、 上記4本の短円筒部6に嵌合する4つの突起15を有する1つの接触部を取り付 けた構成としてもよい。
【0030】 更に、上記各実施形態では、接触部12、17、21を対応する短円筒部6又 は突条20に対して嵌合させて取り付けた構成としたが、接触部12、17、2 1を対応する短円筒部6又は突条20に対して接着剤によって接着して結合する 構成としてもよいし、接触部12、17と短円筒部6又は接触部21と突条20 とを一体に成形した構成としてもよい。
【0031】
【考案の効果】
第1乃至第4の各考案によると、脚部の接触面の面積は、この脚部の本体又は 下水管接続筒に接近する側の部分における設置面と略平行する方向の断面積より も広く形成した構成であるので、脚部の接触面以外の部分の断面積を広くしない でも脚部と設置面との接触面積を広くとることができ、これにより管継手に下水 管を接続する施工の際に管継手に力が掛かっても、脚部の下端部が設置面に入り 込むことがなく管継手の設置角度にくるいが生じ難い。従って、管継手を流出側 に低くなるように1°10′に傾けた状態で正確に埋設することができ、管継手 内に下水中のゴミや泥が蓄積しないように施工することができる。そして、脚部 の接触面の面積を広くしているが脚部のこれ以外の本体又は下水管接続筒に接近 する側の部分の断面積を狭くすることができるので、その分だけ管継手の重量を 軽量にすることができ、これにより管継手の運搬費用、及び製造コストの低減を 図ることができる。また、脚部に接触面を形成しているので、管継手に下水管を 接続する際にこの管継手の位置が目標とする設置位置から多少ずれることがあっ ても、この管継手は常に接触面で設置面と接触しており、よって設置角度にくる いが生じ難い。
【0032】 第2の考案によると、接触面を複数箇所に設けた構成であるので、各接触面を 、管継手を設置面に設置した際の安定性をよくする複数の適所に設けることがで きる。しかも接触面が設置面に入り込まないように必要な面積に形成することに より、接触面の広さを必要最低限とすることができる。これにより接触面と接触 する設置面の面積も必要最低限とすることができるので、管継手の設置角度を調 整するために設置面を適切な高さに形成するための労力の軽減を図ることができ る。そして、接触面の広さを必要最低限に小さくすることができるので、管継手 の重量を軽量にすることができ、これにより管継手の運搬費用、及び製造コスト の低減を図ることができる。
【0033】 第3及び第4の各考案によると、接触部を本体側に嵌合させて取り付ける構成 としたので、接触部が設けられていない従来の管継手にこの接触部を嵌合させて 取り付けることができ、これにより従来の管継手を、設置角度にくるいが生じな いように下水管等を接続して埋設する施工が可能である。これによって、従来の 管継手を使用して施工した場合でも管継手内に下水中のゴミや泥が蓄積しないよ うに施工することができる。
【0034】 更に、第4の考案によると、管継手に掃除筒を接続する際に、掃除筒の上縁が 地面に対して水平となるように施工することができるので、人が歩いているとき に掃除筒の上縁につまづくことがないし、その上縁に物が衝突することがないの で破損することもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施形態に係る管継手を示す図
であり、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【図2】同第1実施形態に係る管継手を示す図であり、
(a)は側面図、(b)は平面図である。
【図3】同第1実施形態の短円筒部に接触部が嵌合して
取り付けられている状態を示す図であり、(a)は拡大
縦断正面図、(b)は拡大横断平面図である。
【図4】同考案の第2実施形態に係る管継手の底面図で
ある。
【図5】同考案の第3実施形態に係る管継手を示す図で
あり、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【図6】同第3実施形態の突条に接触部が嵌合して取り
付けられている状態を示す図であり、(a)は拡大縦断
正面図、(b)は拡大横断平面図である。
【図7】従来の管継手を示す正面図である。
【図8】図7に示す従来の管継手を示し、(a)は底面
図、(b)は縦断面図である。
【符号の説明】
1 空洞部 2 本体 3 流入側接続筒 4 流出側接続筒 5 掃除筒 9 掃除口側接続筒 10 設置面 11 管継手 12 接触部 13 脚部 14 円板部 14a 接触面 15 突起

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側に空洞部を有する本体と、この本体
    に設けられ下水管が接続される下水管接続筒と、上記本
    体又は上記下水管接続筒に設けられこれら本体及び下水
    管接続筒を支持するための脚部と、を有する管継手にお
    いて、 上記脚部は、上記管継手が設置される設置面と接触する
    接触面を有し、この接触面の面積を上記脚部の上記本体
    又は上記下水管接続筒に接近する側の部分における上記
    接触面と略平行する方向の断面積よりも広く形成したこ
    とを特徴とする管継手。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の管継手において、上記
    接触面が複数箇所に設けられていることを特徴とする管
    継手。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の管継手において、上記
    接触面が接触部に形成されており、この接触部は、上記
    本体側に嵌合して取り付けられていることを特徴とする
    管継手。
  4. 【請求項4】 内側に空洞部を有する本体と、この本体
    に設けられ下水管が接続される下水管接続筒と、上記本
    体に設けられ掃除筒が接続される掃除口側接続筒と、上
    記本体又は上記下水管接続筒に設けられこれら本体及び
    下水管接続筒を支持するための複数の脚部と、を有する
    管継手において、 上記複数の各脚部は、上記本体又は上記下水管接続筒と
    結合する短円筒部と、この短円筒部の下端に嵌合して取
    り付けられ上記管継手が設置される設置面に接触する接
    触部と、からなり、この接触部の上記設置面と接触する
    接触面の面積を上記短円筒部の上記接触面と略平行する
    方向の断面積よりも広く形成したことを特徴とする管継
    手。
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