JP3032605U - レンチ用ソケット - Google Patents

レンチ用ソケット

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Publication number
JP3032605U
JP3032605U JP1996005724U JP572496U JP3032605U JP 3032605 U JP3032605 U JP 3032605U JP 1996005724 U JP1996005724 U JP 1996005724U JP 572496 U JP572496 U JP 572496U JP 3032605 U JP3032605 U JP 3032605U
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JP
Japan
Prior art keywords
magnet
fitting hole
nut
socket
hole
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Application number
JP1996005724U
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English (en)
Inventor
山下昭一朗
Original Assignee
株式会社山下工業研究所
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Publication date
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ソケット本体に設けた嵌合孔に嵌めたナット
等を吸着する本体内のマグネットがボルトとナットを螺
合させて締付けたときボルト等が直接当ってマグネット
を破損する場合がある。 【解決手段】 先端にナット或いはボルト頭を嵌める嵌
合孔2と、他端に駆動部3を設けたソケット本体1を有
し、この本体1内には嵌合孔2に連絡させた軸線方向の
案内孔4を設けて、この案内孔4内にマグネット5とス
チール材6を組合せ保持したホルダー7を、前記スチー
ル材6側を嵌合孔2内に臨ませるようにして内蔵固定し
て、マグネット5の磁気をスチール材6に移行させて嵌
合孔2に嵌めたナット或いはボルト頭を吸着するように
した構成。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ソケット本体の内部にマグネットとスチール材を組合せたホルダー を内蔵し、ソケット本体の先端に設けた嵌合孔に嵌めるナット或いはボルト頭を 、マグネットの磁気をスチール材に移行させ、このスチール材に移行された磁気 でナット或いはボルト頭を吸着して紛失を防ぐと共に動作をあたえるようにした レンチ用ソケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一端面の中央に嵌合孔を穿設すると共に、他方に駆動部を設けたソケット本体 に、嵌合孔に連通する中央孔を穿設し、その中央孔内にマグネットを嵌合孔に対 して接離可能に配設し、更にこのマグネットをスプリングの付勢によって嵌合孔 側に押圧させて嵌合孔に嵌めたナットを脱落しないように吸着してナットの紛失 を防止するものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前従公知のレンチ用ソケットはソケット本体の嵌合孔に嵌めるボルトの先端が 直接マグネットに当り、そのためマグネットの破損がある。またソケットの寸法 の大小及び形状の変更では、マグネットを変換せねばならない。従って不経済と なる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は前記実情に鑑み、この課題に対処するために創案したもので、すなわ ち、マグネットだけを用いないでスチール材を組合せてホルダーにより一体化し て、マグネットの磁気をスチール材に移行させて、スチール材に磁気を帯びさせ てマグネットと同じような働きをさせるようにしたものであって、マグネットに あたえる破損等を防ぐようにしたレンチ用ソケットを提供するものである。
【0005】
【考案の実施の形態】
図は本考案によるレンチ用ソケットの好適な実施例で、図に基づいて詳細に説 明する。
【0006】 図1及び図2の第1実施例で、1はソケット本体で、この本体1の先端にナッ ト或いはボルト頭等を嵌める嵌合孔2と他端に駆動部の角孔3を設けてある。
【0007】 また本体1には先端側嵌合孔2に連続させて軸線方向に案内孔4を穿ち、この 案内孔4内には、マグネット5とスチール材6を組合せて保持させ抜け出ないよ うにカシメたホルダー7を嵌着して設けてある。このホルダー7内の前記スチー ル材6は一端側をホルダー7の端面より突出6aさせ、この突出6aを嵌合孔2 内に臨ませてある。即ち、ボルトを嵌合孔2内に嵌めるとボルトはマグネット5 からの磁気がスチール材6に移行され、この磁気でボルトを吸着されて吸着状態 のままその位置を保ってナット等のねじ部に螺合して締付けるようにする。
【0008】 次に図3の第2実施例で、前記第1実施例と同じように先端に嵌合孔2を設け ると共に、他端に駆動部の角孔3を設けた本体1を有し、この本体1には嵌合孔 2から本体1の軸線方向に連絡させた案内孔4aを穿ち、この案内孔4a内には 嵌合孔2に向けて押出す圧縮スプリング8を設けて、案内孔4a内に摺嵌する前 記マグネット5とスチール材6を組合せたホルダー7を嵌合孔2方向に押出すよ うに付勢させて内蔵してある。
【0009】 更に案内孔4aの嵌合孔2側には内周に止めリング9を嵌める凹溝10を周設 して、止めリング9によって案内孔4aに摺嵌したホルダー7の飛び出しを防い でいる。
【0010】 即ち、この実施例は嵌合孔2に嵌まったナットをマグネット5とスチール材6 の組合せたホルダー7のスチール材6で吸着し、吸着状態のままの位置を保って ボルトに螺合させるもので、螺合して締付けるとボルトの先端がナットより突出 するが、ボルトの突出した先端はスチール材6の突部6aを押し、ホルダー7を 圧縮スプリング8に抗して押し進めて所定の位置まで締付けを行う。また締付け を解除するにはナットを弛めると、ボルトの先端はナットから引込み、ナットは 吸着されたまま嵌合孔2内に残されて脱落することがない。
【0011】
【考案の効果】
本考案はソケット本体の先端嵌合孔内には、案内孔に設けたマグネットとスチ ール材を組合せてなるホルダーからのスチール材の突部を臨ませて嵌合孔に嵌め たナット或いはボルト頭をマグネットの磁気を移行させたスチール材からの磁気 で吸着させて締付け解除を行わせると共にナット或いはボルト頭は吸着されたま まとなって嵌合孔から脱落することなく保持されるので紛失等を防止できる。更 に、吸着はマグネットの磁気をスチール材に行こうしてスチール材からの磁気で 吸着するのでマグネット直接でないためマグネットの破損を防止できる。更にス チール材の形状を変更することにより、嵌合孔の大小、形状変更に対応できるの で安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるレンチ用ソケットの一実施例を示
した縦断正面図である。
【図2】図1の下部からの底面図である。
【図3】レンチ用ソケットの別の実施例の縦断正面図で
ある。
【符号の説明】
1 ソケット本体 2 嵌合孔 3 角孔 4,4a 案内孔 5 マグネット 6 スチール材 6a 突部 7 ホルダー 8 圧縮スプリング 9 止めリング 10 凹溝

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端にナット或いはボルト頭を嵌める嵌
    合孔と、他端に駆動部を設けたソケット本体を有し、こ
    の本体内には、前記嵌合孔と連絡させた軸線方向の案内
    孔を設け、この案内孔には、マグネットとスチールを組
    合せてスチール側を突出させて保持したホルダーを、前
    記スチールの突出部を嵌合孔と対応させるように内蔵固
    定して設けたことを特徴としたレンチ用ソケット。
  2. 【請求項2】 先端に嵌合孔と、他端に駆動部を設けた
    ソケット本体内に、前記嵌合孔と連絡させた軸線方向の
    案内孔を設け、この案内孔にはマグネットとスチールを
    組合せてスチール側を突出させて保持したホルダーを圧
    縮スプリングで嵌合孔方向に付勢させて摺嵌させると共
    に、ホルダーの先端側には離落を防ぐ手段を設けたこと
    を特徴としたレンチ用ソケット。
JP1996005724U 1996-06-19 1996-06-19 レンチ用ソケット Expired - Lifetime JP3032605U (ja)

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JP1996005724U JP3032605U (ja) 1996-06-19 1996-06-19 レンチ用ソケット

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JP1996005724U JP3032605U (ja) 1996-06-19 1996-06-19 レンチ用ソケット

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JP3032605U true JP3032605U (ja) 1996-12-24

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ID=43167515

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