JP2522742Y2 - 締付け工具ユニット - Google Patents

締付け工具ユニット

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Publication number
JP2522742Y2
JP2522742Y2 JP138091U JP138091U JP2522742Y2 JP 2522742 Y2 JP2522742 Y2 JP 2522742Y2 JP 138091 U JP138091 U JP 138091U JP 138091 U JP138091 U JP 138091U JP 2522742 Y2 JP2522742 Y2 JP 2522742Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
socket
joint
tightening tool
nut
engaging portion
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP138091U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0497660U (ja
Inventor
研志 有川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
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Publication of JPH0497660U publication Critical patent/JPH0497660U/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば自動車生産工場
等でナットやボルトを締付ける際に利用される締付け工
具ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、自動車生産工場等でナット締
めやボルト締めをする場合には、ハンド式のエアインパ
クトと称されるエア圧力式の締付け工具が利用されてい
る。
【0003】この締付け工具はハンド式の略ピストル形
状で、回転駆動軸の先端にソケットが常備されている。
この常備ソケットの先端にはナット嵌合用穴が設けられ
ている。
【0004】このナット嵌合用穴はナットやボルトの頭
部に係合する六角穴でサイズは汎用のM16となってい
るのが一般的である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前述した構
成の従来の締付け工具では、常備ソケットのサイズのナ
ットとボルトしか締付けることができず、他のサイズの
異なる径のナットやボルトを締付ける場合にはラチェッ
トレンチ等を使用して手で締付けていたので締付け作業
性が悪かった。
【0006】本考案は前記事情に鑑みなされ、その目的
とするところは、常備ソケットの上から各種サイズの交
換ソケットを取付けることができて、多種多様のナット
やボルトを締め付けることができ、また使用後は交換ソ
ケットと継手とを常備ソケットから取り去ることがで
き、元の常備ソケットのみの状態に簡単に戻すことがで
きる締付け工具ユニットを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の締付け工具ユニ
ットは、前記目的を達成するために、駆動軸の先端に常
備されたソケットをエア圧やモータにより回転駆動しナ
ットやボルトを締付ける締付け工具と、一端部に前記常
備ソケットのナット嵌合用穴に挿脱可能に且つ回り止め
した状態に嵌合する嵌合部を有し他端部に係合部を有す
る継手と、基端部に前記継手の係合部と回り止めした状
態に係合する係合部を有し先端部にナットやボルトに嵌
合する各種サイズのナット嵌合用穴を有する複数種の交
換ソケットとを備えたことにある。
【0008】
【作用】前記構成の締付け工具ユニットによれば、締付
け工具の駆動軸の先端の常備ソケットの穴径と異なるナ
ットやボルトを締付ける場合には、常備ソケットのナッ
ト嵌合用穴に継手の一端嵌合部を嵌合し、この継手の他
端部の係合部に複数種のなかから選んだ交換ソケットの
基端側の係合部を係合する。こうして各種サイズのナッ
ト嵌合用穴を有する複数種の交換ソケットを使い分ける
ことができて、多種多様のナットやボルトを締め付ける
ことができる。さらに使用後は交換ソケットと継手との
係合部の係合を外し、継手と常備ソケットの嵌合を外す
ことにより、簡単に元の常備ソケットのみの状態に戻す
ことができる。
【0009】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図1乃至図3に基
づいて説明する。まず、図2中1は締付け工具で、2は
締付け工具本体である。この締付け工具本体2から先端
に突出する駆動軸3の先端に常備ソケット4を有してい
る。この締付け工具本体2の下部のレバー5を引き操作
することにより、前記常備ソケット4が回転し、この常
備ソケット4のナット嵌合穴6に嵌合するナットやボル
トの頭を締付けていた。
【0010】前記締付け工具1に対し、図1に示す如く
1個の継手8と各種サイズの異なる複数種の交換ソケッ
ト9(一種類のみ図示しその他図示省略)とが備えられ
ている。
【0011】前記継手8は、その一端部後端側に設けら
れた嵌合部8aが前記ナット嵌合用穴6に嵌合するよう
に構成されている。この継手8の嵌合部8aは回り止め
した状態に嵌合するように六角柱形状に形成されてい
る。この継手8の他端部先端側には略角形の凸状の係合
部8bが設けられている。
【0012】交換ソケット9は、先端側にナットやボル
トに嵌合する六角形状のナット嵌合用穴10を有し、後
端側には前記継手8の凸状の係合部8bと回り止め状態
に係合する凹状の係合部9bが形成されている。
【0013】而して、このように構成された締付け工具
ユニットによれば、締付け工具1の駆動軸3の先端の常
備ソケット4の穴径と異なるナットやボルトを締付ける
場合には、常備ソケット4のナット嵌合用穴6に継手8
の一端嵌合部8aを嵌合し、この継手8の他端部の凸状
の係合部8bに複数種のなかから選んだ交換ソケット9
の基端側の凹状の係合部9bを係合する。こうして各種
サイズのナット嵌合用穴10を有する複数種の交換ソケ
ット9を使い分けることができて、多種多様のナットや
ボルトを締め付けることができる。さらに使用後は交換
ソケット9と継手8との係合部の係合を外し、継手8と
常備ソケット4の嵌合を外すことにより、簡単に元の常
備ソケット4のみの状態に戻すことができる。
【0014】なお、図3に継手8と交換ソケット9の係
合部分の一部断面を示す。継手8の凸状の係合部8bの
外周面に軸線と直交する方向に小穴11を形成し、この
小穴11の内方にスプリング12を埋設し、ピン13を
弾性的に出没可能に支持している。
【0015】一方、交換ソケット9の凹状の係合部9b
の内周面に前記ピン13と合致する位置に小さな皿穴1
4を設ける。
【0016】こうして交換ソケット9の凹状の係合部9
bを継手8の凸状の係合部8bに係合すると前記ピン1
3が弾性により前記凹状の係合部9bの皿穴14に嵌ま
り込む。するとこのピン13がストッパの役割をして締
付け工具を下方に向けても、継手8から簡単に交換ソケ
ット9が脱落することがなくなり、作業効率を向上する
ことができ、交換ソケット9及び継手8の脱着もワンタ
ッチ的にすることができる。
【0017】なお、継手8と常備ソケット2の嵌合部分
も同様に脱落防止するように構成する。
【0018】
【考案の効果】本考案の締付け工具ユニットは、前述の
ごとく構成したから、常備ソケットの上から各種サイズ
の交換ソケットを取付けることができて、多種多様のナ
ットやボルトを締め付けることができ、また使用後は交
換ソケットと継手とを常備ソケットから取り去ることが
でき、元の常備ソケットのみの状態に簡単に戻すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す締付け工具の斜視図。
【図2】エア圧力により駆動する締付け工具を示す斜視
図。
【図3】交換ソケットの凹状の係合部と継手の凸状の係
合部の係合部分を示す一部断面図。
【符号の説明】 1…締付け工具、3…駆動軸、4…常備ソケット、6…
ナット嵌合用穴、8…継手(8a…嵌合部、8b…凸状
の係合部)、9…交換ソケット(9a…係合部、9b…
凹状の係合部)、10…ナット嵌合用穴。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸の先端に常備されたソケットをエ
    ア圧やモータにより回転駆動しナットやボルトを締付け
    る締付け工具と、一端部に前記常備ソケットのナット嵌
    合用穴に挿脱可能に且つ回り止めした状態に嵌合する嵌
    合部を有し他端部に係合部を有する継手と、基端部に前
    記継手の係合部と回り止めした状態に係合する係合部を
    有し先端部にナットやボルトに嵌合する各種サイズのナ
    ット嵌合用穴を有する複数種の交換ソケットとを備えた
    ことを特徴とする締付け工具ユニット。
JP138091U 1991-01-21 1991-01-21 締付け工具ユニット Expired - Lifetime JP2522742Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP138091U JP2522742Y2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 締付け工具ユニット

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JP138091U JP2522742Y2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 締付け工具ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0497660U JPH0497660U (ja) 1992-08-24
JP2522742Y2 true JP2522742Y2 (ja) 1997-01-16

Family

ID=31728682

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JP138091U Expired - Lifetime JP2522742Y2 (ja) 1991-01-21 1991-01-21 締付け工具ユニット

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19960820