JP3032541B2 - 油分離器を設けた圧縮冷凍装置 - Google Patents

油分離器を設けた圧縮冷凍装置

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JP3032541B2 JP1508572A JP50857289A JP3032541B2 JP 3032541 B2 JP3032541 B2 JP 3032541B2 JP 1508572 A JP1508572 A JP 1508572A JP 50857289 A JP50857289 A JP 50857289A JP 3032541 B2 JP3032541 B2 JP 3032541B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 この発明は、冷凍サイクルにおける冷媒としての冷凍
剤を圧縮するモータ駆動の圧縮機と、その圧縮機で圧縮
された冷凍剤を凝縮する凝縮器と、その凝縮器で凝縮さ
れた冷凍剤を集めるとともに油貯めを有する冷凍剤受取
器と、凝縮された冷凍剤を冷凍剤受取器から蒸発器に供
給するための手段と、油分離容器を含む油分離器とを備
えた、圧縮冷凍装置に関するものである。
背景技術 この種の圧縮冷凍装置において、冷媒として冷凍サイ
クルを循環する冷凍剤にある適正な量の油が混入して冷
凍サイクル中に運ばれることによって、圧縮機に潤滑油
が供給されることが必要である。潤滑剤を連続的に供給
することにより、かなりの量の油が冷凍剤の中に混入
し、そのことが冷却容量を低下させるという結果をもた
らすおそれがある。システム効率の向上のためには、油
および望ましくない材料を冷凍剤から効果的に分離する
ことは非常に重要である。
米国特許明細書第3,850,009号は、油分離器に設けら
れる圧縮冷凍システムを説明し、この油分離器は2つの
ステップで油を気体冷凍剤から分離する。これは、液体
冷凍剤から油を分離するほど効果的ではないことが証明
された。
米国特許明細書第2,285,123号は油が熱交換器の中を
通過することによって液体冷凍剤から分離される冷凍シ
ステムを説明し、この熱交換器はサーモスタットバルブ
による複雑な方法で油がより容易に分離されるような方
法で油と冷凍剤との混合物の温度を制御する。
欧州特許明細書第0016509号は、気相の冷凍剤からの
油の分離のための器具を説明し、その器具の中で、油分
離器は圧縮機の圧力側と凝縮器との間の冷凍システムに
装着される。
DKの印刷された明細書第148546B号は、油分離器を使
ったフリージング、つまり冷凍システムを説明し、この
システムは分離器が蒸発器の下に位置付けられ、それゆ
えに複雑な構成であるにもかかわらず冷凍システムの一
部のみを便利にし得るという点で特徴的である。
発明の概要 この発明の目的は、冷凍剤が液体状態にあり、かつシ
ステムの正常な動作中にある間に、冷凍剤が効率的に精
製される圧縮冷凍装置を提供することである。
この目的を達成する本発明の油分離器を設けた圧縮冷
凍装置は、冷凍剤と圧縮するモータ駆動の圧縮機と、圧
縮された冷凍剤を凝縮する凝縮器(39)と、凝縮された
冷凍剤を集めるとともに油貯め(14)を有する冷凍剤受
取器(13)と、凝縮された冷凍剤を冷凍剤受取器(13)
から蒸発器に供給するための手段(16,3,6)と、油分離
容器(1)を含む油分離器とを備えた構成を前提とする
ものである。
この発明の特徴は、油分離容器(1)が、該油分離容
器(1)の上部に設けられ、油と冷凍剤との混合物を減
圧下で油分離容器(1)に供給するための油貯め接続パ
イプ(11)を介して油貯め(14)に接続される入口と、
油分離容器(1)の上部に設けられ、吸込パイプ(15)
を介して圧縮機に接続される第1の出口と、油を排出す
るために油分離容器(1)の下部に設けられた第2の出
口(12)とを有し、凝縮された冷凍剤を冷凍剤受取器
(13)から蒸発器に供給するための手段が、油分離容器
(1)内に設けられ、その中を通って蒸発器に流れる液
体冷凍剤を冷却するための1次熱交換器(3)を含む点
にある。
このような構成を有することにより、本発明によれ
ば、油分離器は単純な方法でこの装置に適合される。ま
た、油分離器の油分離容器(1)で達成され、かつ油分
離器の間に油と冷凍剤との混合物の冷凍剤の蒸発から生
じる温度低下は、1次熱交換器(3)を通って蒸発器に
流れる液状の冷凍剤を冷却するために使用される。
この発明に従う圧縮冷凍装置の好ましい実施例におい
ては、油分離は次のように複数のステップで行なわれ
る。すなわち、請求項2に記載のように、油分離器が、
凝縮器(39)で凝縮された冷凍剤を供給するために一端
が凝縮器(39)の出口に接続された供給接続管(34)
と、この供給接続管(34)の他端に接続されて凝縮器
(39)で凝縮された冷凍剤が供給される一次容器(33)
と、凝縮された冷凍剤を一次容器(33)から冷凍剤受取
器(13)へ送るために、一次容器(33)と冷凍剤受取器
(13)とを連結する排出接続管(35)と、一次容器(3
3)内の油を油貯め接続パイプ(11)へ送るために、一
次容器(33)内と油貯め接続パイプ(11)とを連結す
る、途中に遮断バルブ(36a)が挿入された油排出パイ
プ(36)とをさらに含み、油分離器による油分離の最初
のステップが一次容器(33)の内部で生じ、油分離の最
後のステップが油分離容器(1)の内部で生じるように
される。
この発明に従う圧縮冷凍装置の他の好ましい実施例に
おいては、油分離器の油分離容器が熱伝導壁(18)によ
って分離された2つの部分(1a,2)に分割されるという
点で特徴がある。すなわち、請求項3に記載のように、
油分離容器(1)が、熱伝導壁(18)によって、1次熱
交換器(3)を含む油分離器として機能する第1の部分
(1a)と、この第1の部分(1a)よりも下方に位置し、
空気と非凝縮性気体とのための分離器として機能する、
2次熱交換器(4)を含む第2の部分(2)とに分割さ
れる。また、2次熱交換器(4)の下部は、2次熱交換
器(4)からくる冷凍剤が蒸発器へ送られる前に2次熱
交換器(4)を通過するような態様で1次熱交換器
(3)に接続され、油貯め接続パイプ(11)を介して前
記冷凍剤受取器(13)の油貯め(14)に接続されるとと
もに、下方向接続パイプ(4a)を介して油分離容器の第
1の部分(1a)に接続され、2次熱交換器(4)の上部
は、空気排出接続管を介して大気に開放され、油分離容
器の前記第2の部分(2)は、その下部において、接続
管(9)を介して冷凍剤受取器(13)の上部に接続さ
れ、さらに、戻り接続パイプ(10)を介して冷凍剤受取
器(13)に接続される。
このような構成の油分離器は、冷凍剤が頻繁に満たさ
れるか、あるいは交換される冷凍システムで特に有効に
適用される。なぜならば、空気と非凝縮性気体とを分離
するための油分離容器の中の冷凍剤と空気との20−30℃
の熱い混合物が、熱伝導壁を介して油と冷凍剤との混合
物から分離される約−10℃の冷たい冷凍剤から受取る冷
却は、空気と非凝縮性気体との迅速な分離をもたらし、
それによって装置のシステム全体としての効率を向上す
るからである。さらに、油と冷凍剤との混合物ガ2次熱
交換器(4)を通過する際には、比較的大きく自由落下
するために、油と冷凍剤との比重の差に起因して、その
自由落下によって迅速かつ効果的な分離を生じて、油分
離器部分へと導入されることになる。
この発明に従う冷凍機械装置のさらに他の好ましい実
施例においては、請求項4に記載のように、冷凍剤の油
分離は上記好ましい実施例のように複数のステップで行
なわれ、油分離器の油分離容器は、上記他の好ましい実
施例のように2つの部分(1a,2)に分割される。第1の
部分(1a)は油分離器として機能し、第2の部分(2)
は空気と非凝縮性気体のための分離器として機能する。
この実施例によれば、上記好ましい実施例および上記他
の好ましい実施例の双方の利点、すなわち、油分離器の
分離機能の強化および空気と非凝縮性気体の迅速かつ効
果的な分離が達成される。
図面の簡単な説明 図1は、1つの油分離ステップのみを行なう、本発明
の油分離器を設けた圧縮冷凍装置の第1の実施例を概略
的に示す図である。
図2は、複数の油分離ステップを行なう、本発明の油
分離器を設けた圧縮冷凍装置の第2の実施例を概略的に
示す図である。
図3は、油分離器と空気および非凝縮性気体のための
分離器とが結合された、本発明の油分離器を設けた圧縮
冷凍装置の第3の実施例を概略的に示す図である。
図4は、複数の油分離ステップを行なう油分離器と、
空気および非凝縮性気体のための分離器とが結合され
た、本発明の油分離器を設けた圧縮冷凍装置の第4の実
施例を概略的に示す図である。
発明を実施するための最良の形態 本発明の第1の実施例の油分離器を設けた圧縮冷凍装
置を、図1に基づいて説明する。図1は、凝縮器39,冷
凍剤受取器13および油分離器1の間の接続部を有する、
本実施例の圧縮冷凍装置の一部を概略的に示すととも
に、油分離器の垂直断面を示している。この図から、油
分離器は、金属製外部ライニング20に囲まれた、熱絶縁
材料19の層が設けられた油分離容器1として構成される
ことがわかる。油分離容器1は1次熱交換器3を含み、
この1次熱交換器3は管を含む。冷凍剤受取器13から1
次接続パイプ16および2次接続パイプを通って送られる
冷凍剤は、1次熱交換器3の管を流れて、冷凍剤を蒸発
器へ供給する供給パイプ6に送られる。
冷凍剤受取器13の底の部分には、油溜め14が設けら
れ、この油溜め14で冷凍剤の油含有部分が集められ、そ
こから遮断バルブ11aと電磁バルブ11bとを有する油溜め
接続パイプ11を介して、油分離容器1の上部に導かれ
る。油分離容器1を通り抜ける自由落下によって、油と
冷凍剤とは分離され、油は油分離容器1の底に集めら
れ、そこから排出バルブ12aを有する油排出パイプ12を
介して排出され得る。混合物の中の冷凍剤は蒸発し、そ
れによって油分離容器1の温度は約−10℃に下がる。こ
の温度降下は、1次熱交換器3を通って蒸発器の方へ流
れる冷凍剤を冷却するために使用される。混合物から蒸
発される冷凍剤は、油分離容器1から吸込パイプ15を介
して凝縮器39の吸込側へ送られ、この圧縮冷凍装置の冷
凍サイクルに戻る。
油分離容器1の中の油と冷却剤との混合物のレベルを
制御するために、この油分離容器1には電気レベルレギ
ュレータ17が設けられ、これとリレーとによって、状況
に応じた適切な量が油分離容器1に供給されるように、
油溜め接続パイプ11の電磁バルブ11bが制御される。
図2に概略的に示された本発明の第2の実施例の圧縮
冷凍装置においては、油分離器はこの発明に従って以下
のような態様で構成される。すなわち、この実施例では
油分離は2つのステップで行なわれ、その第1のステッ
プは供給接続管34を介して液体冷凍剤のための凝縮器39
の出口に接続されるとともに、排出接続管35を介して冷
凍剤受取器13に接続される1次容器33で行なわれる。供
給接続管34は1次容器33を介して、かつ状況に応じて底
上の適当な距離をおいた点上に通され、一方排出接続管
35はある高さのレベル、たとえば1次容器33の上3分の
1のところに接続される。排出接続管35が接続される高
さは、より少ない量の油を含む分離された冷凍剤が溢れ
出して冷凍剤受取器13の底に導かれる前に油と冷凍剤と
が重力によって層に分離するための十分な空間が形成さ
れるように設定される。
1次容器33の底で集められた油は、挿入された遮断バ
ルブ36aと電磁バルブ11cとを有する1次油排出接続管36
を介して油溜め接続パイプ11に導かれることが可能で、
油分離の第2のステップは、図1に示された第1の実施
例と同じ方法で、油分離容器1の中で行なわれる。油分
離容器1の中の油と冷凍剤との混合物のレベルは、電気
レベルレギュレータ17によって維持され、それはタイム
クロックによって1次油排出接続管36と油溜め接続パイ
プ11の2つの電磁バルブ11b,11cをそれぞれ以下の態様
で制御する。すなわち、冷凍剤受取器13および1次容器
33からの混合物の排出は、状況に応じて調整される。
図3はこの発明に従う圧縮冷凍装置の第3の実施例を
概略で示し、ここで油分離器の油分離容器は熱伝導壁18
によって分離した2つの部分1a,2に分割され、その第1
の部分1aは、1次熱交換器3を含んで油分離器として機
能する一方で、空気と非凝縮性気体のための分離器とし
て機能する第2の部分2は、2次および1次接続パイプ
16′,16を介して1次熱交換器3と冷凍剤受取器13とに
接続される2次熱交換器4を含む。すなわち、凝縮され
た液状の冷凍剤は冷凍剤受取器13から1次熱交換器3と
2次熱交換器4とを通過し、さらに供給パイプ6を介し
て蒸発器へ供給される。2次熱交換器の他の側は油溜め
接続パイプ11を介して冷凍剤受取器の油溜め14に接続さ
れるとともに、下向きの接続パイプ4aを介して熱交換器
容器1aの第1の部分に接続され、それによって、油と冷
凍剤との液状混合物が油溜め14から2次熱交換器4を介
して通過し、かつ自由落下によって下向きの接続パイプ
4aを通って熱交換器容器の第1の部分へ流れる。この点
以外については、図1に示した上記第1の実施例と同様
に機能する。
油分離容器の第2の部分2は、その下部で、挿入され
た遮断バルブ9aを有する接続管9を介して冷凍剤受取器
13の上部に接続され、さらにその上部で、水フィルタ7
を介して排出バルブ8aを有する空気排出接続パイプ8に
よって大気に接続される。油分離容器の第2の部分2の
下部はさらに、戻り接続パイプ管10によって冷凍剤受取
器13の下部に接続される。これによって空気,非凝縮性
液体およびもしあれば冷凍剤の混合物は冷凍剤受取器か
ら空気分離器部分へ通過し、そこで空気は2次熱交換器
4から冷却および油分離容器の2つの部分1a,2の間の熱
伝導壁18を介しての冷却のために分離される。冷凍剤は
油分離容器の第2の部分2の底で集まり、冷凍剤受取器
へ戻って導かれる一方で、空気と非凝縮性気体とは上昇
しかつ大気中に排出される。
図4に概略で示されたこの発明に従う圧縮冷凍装置の
第4の実施例は、図2および図3で示された実施例の組
合せである。なぜならば、油分離は2つのステップで行
なわれ、油分離容器は、油と非凝縮性気体の双方が分離
されるように2つの部分1a,2に分割されるからである。
この組合せにおいて、油分離容器の第2の部分2は、冷
凍剤受取器13の上部に接続される代わりに、挿入された
遮断バルブ9a′を有する接続管9′によって1次容器33
の上部に接続されるが、他方この冷凍剤受取器13は、接
続接続管37によって1次容器33の上部に接続される。そ
れによって空気と冷凍剤との混合物は冷凍剤受取器13か
ら1次容器33へと通過し、空気とこの容器で集められた
冷凍剤との混合物とともに上に説明されたような機能を
果たす空気分離器上へ通過する。
この実施例は、油および空気双方の非凝縮性気体との
分離が自動的に行なわれるような態様でさらに配置され
る。自動的な油分離は、油分離容器の第1の部分1aに2
つの検出器22,23を有する差動サーモスタット21ととも
に油分離容器の液体のレベルを表示するための非絶縁ス
チールスタンドパイプ40を設けることによって得られ、
この2つの検出器は、スタンドパイプ中の液体の温度の
認知できる差を同時に生み出す油レベルの変動が、油排
出パイプ12の電磁バルブ24の開閉を制御できるように、
スタンドパイプ上に取付けられる。
空気と非凝縮性気体との自動分離は、油分離容器の第
2の部分2に取付けられた第1の検出器26を有する差動
サーモスタット25を設けることによって達成されるが、
第2の検出器27は、冷凍剤受取器13と1次熱交換器3と
の間の1次接続パイプ16に取付けられる。リレーによっ
てこのサーモスタットは空気排出接続パイプ8に取付け
られた第3の電磁バルブ28によって制御され、この制御
によって、空気または非凝縮性気体が第1の検出器26に
作用するときバルブが開くとともに、空気が第2の検出
器27に作用する1次接続パイプ16のより温かい冷凍剤に
よって換気されるとき再び閉じる。
図3に示された第3の実施例において、圧縮冷凍装置
のシステム全体が十分に換気されているとき、冷凍剤受
取器13と油分離容器の第2の部分2との間の接続パイプ
9,10の遮断バルブ9a,10aを閉じることによって、油分離
容器の第1の部分1aのみを機能させるようにすることも
可能である。油と冷凍剤との混合物の中の冷凍剤の蒸発
によって生み出される冷却が、1次熱交換器を介してシ
ステムの蒸発器の方へ流れる冷凍剤を冷やすために十分
に利用されるときには、このようにすることによってシ
ステムのより効率的な運転が達成され得る。図4に示さ
れた第4の実施例においても、1次容器33と油分離容器
の第2の部分2との間の接続パイプ9′の遮断バルブ9
a′と、冷凍剤受取器13と油分離容器の第2の部分2と
の間の接続パイプ10の遮断バルブ10aとをそれぞれ閉じ
ることによって、油分離容器の第1の部分1aのみを機能
させるようにすることも可能であることは同様である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F25B 43/02

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】冷凍剤を圧縮するモータ駆動の圧縮機と、 前記圧縮機で圧縮された冷凍剤を凝縮する凝縮器(39)
    と、 前記凝縮器(39)で凝縮された冷凍剤を集めるとともに
    油貯め(14)を有する冷凍剤受取器(13)と、 凝縮された冷凍剤を冷凍剤受取器(13)から蒸発器に供
    給するための手段(16,3,6)と、 油分離容器(1)を含む油分離器とを備え、 前記油分離容器(1)は、 該油分離容器(1)の上部に設けられ、油と冷凍剤との
    混合物を減圧下で前記油分離容器(1)に供給するため
    の油貯め接続パイプ(11)を介して前記油貯めに接続さ
    れる入口と、 前記油分離容器(1)の上部に設けられ、吸込パイプ
    (15)を介して前記圧縮機に接続される第1の出口と、 オイルを排出するために前記油分離容器(1)の下部に
    設けられた第2の出口(12)とを有し、 凝縮された冷凍剤を冷凍剤受取器(13)から蒸発器に供
    給するための前記手段(16,3,6)は、前記油分離容器
    (1)内に設けられ、その中を通って蒸発器に流れる液
    体冷凍剤を冷却するための1次熱交換器(3)を含む、
    油分離器を設けた圧縮冷凍装置。
  2. 【請求項2】前記油分離器は、 前記凝縮器(39)で凝縮された冷凍剤を供給するために
    一端が前記凝縮器(39)の出口に接続された供給接続管
    (34)と、 該供給接続管(34)の他端に接続されて前記凝縮器(3
    9)で凝縮された冷凍剤が供給される一次容器(33)
    と、 凝縮された冷凍剤を前記一次容器(33)から前記冷凍剤
    受取器(13)へ送るために、前記一次容器(33)と前記
    冷凍剤受取器(13)とを連結する排出接続管(35)と、 前記一次容器(33)内の油を前記油貯め接続パイプ(1
    1)へ送るために、前記一次容器(33)内と前記油貯め
    接続パイプ(11)とを連結する、途中に遮断バルブ(36
    a)が挿入された油排出パイプ(36)とをさらに含み、 前記油分離器による油分離の最初のステップが前記一次
    容器(33)の内部で生じ、油分離の最後のステップが前
    記油分離容器(1)の内部で生じることを特徴とする、
    請求項1に記載の油分離器を設けた圧縮冷凍装置。
  3. 【請求項3】前記油分離器の前記油分離容器(1)は、
    熱伝導壁(18)によって、前記1次熱交換器(3)を含
    む油分離器として機能する第1の部分(1a)と、該第1
    の部分(1a)よりも下方に位置し、空気と非凝縮性気体
    とのための分離器として機能する、2次熱交換器(4)
    を含む第2の部分(2)とに分割され、 前記2次熱交換器(4)の下部は、該2次熱交換器
    (4)からくる冷凍剤がシステムの蒸発器へと進む前に
    前記2次熱交換器(4)を通過するような態様で前記1
    次熱交換器(3)に接続され、前記油貯め接続パイプ
    (11)を介して前記冷凍剤受取器(13)の前記油貯め
    (14)に接続されるとともに、下方向接続パイプ(4a)
    を介して前記油分離容器の前記第1の部分(1a)に接続
    され、 前記2次熱交換器(4)の上部は、空気排出接続管を介
    して大気に開放され、 前記油分離容器の前記第2の部分(2)は、該第2の部
    分(2)の下部において、接続管(9)を介して前記冷
    凍剤受取器(13)の上部に接続され、さらに、戻り接続
    パイプ(10)を介して前記冷凍剤受取器(13)に接続さ
    れることを特徴とする、請求項1に記載の油分離器を設
    けた圧縮冷凍装置。
  4. 【請求項4】前記油分離器は、 前記凝縮器(39)で凝縮された冷凍剤を供給するために
    一端が前記凝縮器(39)の出口に接続された供給接続管
    (34)と、 該供給接続管(34)の他端に接続されて前記凝縮器(3
    9)で凝縮された冷凍剤が供給される一次容器(33)
    と、 凝縮された冷凍剤を前記一次容器(33)から前記冷凍剤
    受取器(13)へ送るために、前記一次容器(33)と前記
    冷凍剤受取器(13)とを連結する排出接続管(35)と、 前記一次容器(33)内の油を前記油貯め接続パイプ(1
    1)へ送るために、前記一次容器(33)内と前記油貯め
    接続パイプ(11)とを連結する、途中に遮断バルブ(36
    a)が挿入された油排出パイプ(36)とをさらに含み、 前記油分離器による油分離の最初のステップが前記一次
    容器(33)の内部で生じ、油分離の最後のステップが前
    記油分離容器の前記第1の部分(1a)で生じることを特
    徴とする、請求項3に記載の油分離器を設けた圧縮冷凍
    装置。
  5. 【請求項5】前記油分離器の前記1次容器(33)は前記
    冷凍剤受取器(13)上に置かれ、前記供給接続管(34)
    は前記1次容器(33)内の下部まで延び、該1次容器
    (33)の上部からの前記排出接続管(35)は前記冷凍剤
    受取器(13)内の下部まで延び、前記1次容器(33)と
    前記冷凍剤受取器(13)との上部は空気と非凝縮性気体
    との分離のための接続管(37)を介して接続され、前記
    油分離容器の前記第2の部分(2)は挿入されたバルブ
    (9a)を有する接続管(9)を介して前記1次容器(3
    3)の上部に接続されることを特徴とする、請求項4に
    記載の油分離器を設けた圧縮冷凍装置。
  6. 【請求項6】前記油分離容器(1)は金属製外部ライニ
    ング(20)を有する熱絶縁材料(19)で絶縁されること
    を特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の
    油分離器を設けた圧縮冷凍装置。
  7. 【請求項7】前記油分離容器(1)は、該油分離容器の
    中の液体のレベルを示すための非絶縁スタンドパイプ
    (40)を有することを特徴とする、請求項1から4のい
    ずれか1項に記載の油分離器を設けた圧縮冷凍装置。
  8. 【請求項8】前記油分離容器の前記第1の部分(1a)に
    は、該第1の部分(1a)の以前に定められた液体レベル
    を維持するために、油貯め接続パイプ(11)の磁石バル
    ブ(11b)をリレーによって制御する電気レベルレギュ
    レータ(17)が設けられることを特徴とする、請求項1
    または3に記載の油分離器を設けた圧縮冷凍装置。
  9. 【請求項9】前記油分離容器の第1の部分(1a)には、
    該第1の部分(1a)の以前に定められた液体レベルを維
    持するためにフロートバルブが設けられることを特徴と
    する、請求項1または3に記載の油分離器を設けた圧縮
    冷凍装置。
  10. 【請求項10】前記油分離容器の前記第1の部分(1a)
    は、タイムクロックによるリレーを介して、それぞれ前
    記油貯め接続パイプ(11)と前記1次容器の油排出接続
    管(36)とにおいて2つの磁石バルブ(11b、11c)を制
    御する電気レベルレギュレータ(17)が備えられ、その
    結果前記第1の部分(1a)の以前に定められた液体レベ
    ルを維持するために、油と冷凍剤との混合物は前記1次
    容器(33)からおよび冷凍剤受取器の油貯め(14)から
    交互に供給されることを特徴とする、請求項2または4
    に記載の油分離器を設けた圧縮冷凍装置。
  11. 【請求項11】前記油分離器容器の前記第1の部分(1
    a)には、容器の油レベルの表示のためのスタンドパイ
    プ(40)と、サーモスタットがリレーによるパイプの油
    レベルの変動によって油排出パイプ(12)の磁石バルブ
    (24)の開閉を制御できるような態様でスタンドパイプ
    上に取付けられた第1の検出器(22)と第2の検出器
    (23)とを有する差動サーモスタットとが設けられるこ
    とを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載
    の油分離器を設けた圧縮冷凍装置。
  12. 【請求項12】前記油分離容器の前記第2の部分(2)
    には、状況に応じて定められたレベルで前記第2の部分
    (2)の中に置かれた第1の検出器(26)と、冷凍剤受
    取器(13)と1次熱交換器(3)との間にサーモスタッ
    トがリレーによって空気排出接続パイプ(8)に取付け
    られる磁石バルブ(28)の開閉を制御できるような態様
    で1次接続パイプ(16)に取付けられた第2の検出器
    (27)とを有する差動サーモスタット(25)が設けられ
    ることを特徴とする、請求項3から5のいずれか1項に
    記載の油分離器を設けた圧縮冷凍装置。
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