JP3032091U - 電動機用整流子 - Google Patents

電動機用整流子

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JP3032091U
JP3032091U JP1996005148U JP514896U JP3032091U JP 3032091 U JP3032091 U JP 3032091U JP 1996005148 U JP1996005148 U JP 1996005148U JP 514896 U JP514896 U JP 514896U JP 3032091 U JP3032091 U JP 3032091U
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electric motor
insulated
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ハー ヤン タイ−
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タイ−ハー ヤン
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電機子の出力特性の増大においてもその直径
をできるだけ小さく保持させ、電流の雑散損失を低下さ
せる電動機用整流子。 【解決手段】 少なくとも2片又は2片以上の整流子片
(101)を相互に絶縁して円筒状に組立て、その一端
又は両端に沿って前記整流子片により形成された階段状
の少なくとも2つの円柱突起(102)を設け、2つの
円柱突起間には凹溝(103)を備え、電機子コイルを
2段階又は2段階以上に分散して円柱突起に接続する電
動機用整流子。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 本考案は電動機用整流子に関するものである。
【0002】 整流子とはブラシ型電動機において電機子コイルとブラシとの間の導電と方向 転換を行うもので、ブラシ型電動機の最も重要なユニットである。その材質、直 径にかかわらず、整流子の分割片数と、電機子のスロット数と、ブラシのカップ ル数とは互いに良く対応しなければならない。従来の整流子は、通常多数の整流 子片を相互に絶縁して円筒形に組合せ、その一端に相互に絶縁された円柱構造を 外周に突設し、その円柱構造に電機子コイルを接続する。然し電機子を構成する 時、通常は出力特性により電機子の鉄と銅の使用比例を決めるが、銅の使用量が 多い時、電機子コイルと整流子の有数面積が増加し、相対的に整流子の円柱構造 も大きくなる。そのため、整流子の組立作業も難度を増し、製作コストも増加す る。
【0003】 本考案の目的は特定の整流構造を備え、2段階又は2段階以上に電機子コイル を相互に絶縁された円柱突起構造に階段状に接続させ、直径を増大させることな く、製造コストを低廉にすると共に電流の雑散損失を低下させる電動機用整流子 を提供することにある。
【0004】 本考案の電動機用整流子は少なくとも2片又は2片以上の整流子片を相互に絶 縁して円筒状に組立て、その一端には整流子片により形成した階段状の少なくと も2つの円柱突起を設け、該円柱突起間には凹溝を備え、電機子コイルを少なく とも2段階に分散して円柱突起に接続するものである。
【0005】 図1は本考案の複数の階段状の円柱突起を有する電動機用整流子の実施例の斜 視図を示し、図2は図1の実施例の側面図を示すものであり、本考案の電動機用 整流子の主な構造は以下の特長を含む。
【0006】 少なくとも2片又は2片以上の整流子片101を相互に絶縁して円筒状に組立 て、その一端又は両端には整流子片によって構成された階段状の相互に絶縁され た2つ又は2つ以上の円柱突起102を設け、円柱突起102間には直径が比較 的小さい凹溝103を備えてある。
【0007】 上記の整流子片で階段状に相互に絶縁させて形成した2つ又は2つ以上の円柱 突起102はその外径を同一にするか又は異にさせ、更にその幅を同一にするか 又は異にさせてある。
【0008】 整流子片により形成された円柱突起102は、更に切欠部104又は穿孔部1 05(図1の点線で示した部分)を設け、電機子コイルの線端を切欠部104又 は穿孔部105にろう付けするか、かしめるか、又は溶接してある。
【0009】 上記の整流子片101で形成された階段状の相互に絶縁された2つ又は2つ以 上の円柱突起102間の凹溝103と整流子の方向転換面の直径は同径にするか 、又は異径にもでき、特に凹溝103の直径は、整流子の方向転換面よりも小さ くすることができる。
【0010】 上記の複数の階段状の円柱突起を有する電動機用整流子において、複数の階段 状の円柱突起102は、特に外側から内側に向けて、円柱の直径を順次に増大さ せ、円柱突起間の凹溝103の直径も外側から内側に向けて順次増大させてある 。
【0011】 図3は本考案の整流子をリニア電動機に応用した実施例を示す。
【0012】 電機子を構成する場合、通常は出力特性に応じて、鉄と銅の使用比率を決め、 銅の使用量が多い場合、電機子コイルと整流子の有数接続面積を増加せねばなら ないために、相対的に整流子の円柱構造も大きくせねばならず、整流子の製造コ ストを増大させると共に整流子との接合の困難度をも増加させ、整流子の直径を 大きくすれば製造コストの増加と共に電流の雑散損失も増加する。本考案の複数 の階段状の円柱突起を有する電動機用整流子は電機子コイルを2段階又は2段階 以上に分散されて円柱突起に接続させるため、製造コストを低廉にすると共に電 流の雑散損失を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の整流子を回転型電動機に応用した実施
例の斜視図である。
【図2】図1に示した実施例の側面図である。
【図3】本考案の整流子を直線型電動機に適用した実施
例の斜視図である。
【符号の説明】
101 整流子片 102 円柱突起 103 凹溝 104 切欠部 105 穿孔部

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2片又は2片以上の整流子片
    を相互に絶縁して円筒形に組立て、その一端又は両端に
    は上記整流子片により形成された階段状の相互に絶縁さ
    せた2つ又は2つ以上の円柱突起を設け、2つの円柱突
    起間に凹溝を備え、電機子コイルを2段階又は2段階以
    上の階段状に分散して円柱突起に接続する電動機用整流
    子。
  2. 【請求項2】 2片又は2片以上の整流子片で組合せた
    階段状の相互に絶縁させた円柱突起を等外径又は異外径
    にするか、等幅又は不等幅にした請求項1に記載の電動
    機用整流子。
  3. 【請求項3】 整流子片により形成された円柱突起に切
    欠部又は穿孔部を設け、該切欠部又は穿孔部に電機子コ
    イルの線端を溶接又はかしめた請求項1に記載の電動機
    用整流子。
  4. 【請求項4】 整流子片を組合せた階段状の相互に絶縁
    された2つ又は2つ以上の円柱突起間の凹溝と整流子の
    方向転換面の直径を同径又は異径にさせるか、又は凹溝
    の直径を整流子の方向転換面の直径よりも小さくさせた
    請求項1に記載の電動機用整流子。
  5. 【請求項5】 複数の階段状の円柱突起を外側から内側
    に向かってその直径を徐々に増加させると共に円柱突起
    間の凹溝の直径も外側から内側に向けて徐々に増加させ
    た請求項1に記載の電動機用整流子。
JP1996005148U 1996-06-06 1996-06-06 電動機用整流子 Expired - Lifetime JP3032091U (ja)

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