JP3032068B2 - 電磁流量計検出器 - Google Patents

電磁流量計検出器

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JP3032068B2
JP3032068B2 JP4016257A JP1625792A JP3032068B2 JP 3032068 B2 JP3032068 B2 JP 3032068B2 JP 4016257 A JP4016257 A JP 4016257A JP 1625792 A JP1625792 A JP 1625792A JP 3032068 B2 JP3032068 B2 JP 3032068B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、セラミクス測定管を備
えた電磁流量計検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】プロセス配管内を流れる導電性のある流
体の流速を検出して体積流量を測定する装置として電磁
流量計が知られている。一般的な電磁流量計は、流体に
磁界を印加すると共に発生起電力を検出する電磁流量計
検出器を備えている。
【0003】従来の電磁流量計検出器の構成例を図4に
示している。同図には、導電性流体が流されるプロセス
配管1に設けられた一対のフランジ2a,2b間に、電
磁流量計検出器3を装備した状態が示されている。電磁
流量計検出器3は、プロセス配管1の内径と略同一の内
径を有する測定管4が管路の一部を形成し、その測定管
4の管軸方向の長さとほぼ同一の長さを有する金属ケー
ス6が上記測定管4及び磁界発生装置5を収納してい
る。
【0004】また金属ケース6の両端面に、プロセス配
管1の内径と略同一径の開口を中央部に有するアースフ
ランジ7a,7bがねじ等により夫々固定され、その一
対のアースフランジ7a,7bの開口周縁部の付近で、
金属ケース6と測定管4とが溶接により固定されてい
る。
【0005】なお、上記測定管4は一般に金属材料から
できており、その測定管4に耐薬品性,耐磨耗性を持た
せるために、その内周面にライニング8を形成してい
る。このライニング8には、テフロン材料等の絶縁性の
ものが使用されている。そこで測定管4内に発生した電
荷を、金属ケース6へアースするために、アースフラン
ジ7a,7bが用いられる。
【0006】以上のように構成された電磁流量計検出器
3では、磁界発生装置5から測定管4内を流れる導電性
流体に対して管軸方向と直交する方向に磁界を印加し
て、発生する誘起起電力を、測定管4に設けられた電極
9で検出する。
【0007】ところで最近では、耐薬品性,耐磨耗性に
優れていて管内面にライニングを形成する必要のないセ
ラミクス測定管を、電磁流量計検出器の測定管として用
いることがある。
【0008】セラミクス測定管は、金属材料からなる測
定管4と異なり、金属ケースに対して溶接するのが困難
であるため、セラミクス測定管の固定及びシールドには
特別の手段を講じる必要がある。従来は、セラミクス測
定管を電磁流量計検出器に固定し、かつセラミクス測定
管とアースフランジとの間の気密を図るために、図6及
び図7に例示される構造が使用されていた。
【0009】図6に示す構造は、図5に示すセラミクス
測定管10を用いている。このセラミクス測定管10
は、測定管両端部の外周面に金属材を一体焼結すること
により金属膜11a,11bを形成している。そしてセ
ラミクス測定管10の両端部を、そこに形成された金属
膜11a,11bを使って金属ケースと金属膜11a,
11bを溶接接続している。なお、図6には、セラミク
ス測定管10の一方の端部に形成された金属膜11b
を、対応するアースフランジ7bに溶接した部分が示さ
れている。符号Pで示す部分が溶接箇所である。
【0010】図7に示す構造は、金属ケース12の一方
の端部に固定されたアースフランジ13(同図にはセラ
ミクス測定管の一方の端部付近のみが図示されている)
で、セラミクス測定管14の端面を、パッキン15を介
して反対側の端面へ向けて押圧し、かつセラミクス測定
管14の反対側の端面(不図示)を同様にしてパッキン
を介してアースフランジで押圧することにより、所定の
押圧力でセラミクス測定管14を保持している。
【0011】また金属ケース12のセラミクス測定管1
0の外周面と対向する位置に、セラミクス測定管10の
周方向に沿って溝16を形成し、その溝16にOリング
17を嵌込んでいる。そしてOリング17により、管路
と金属ケース12との間をシールしている。
【0012】しかしながら、図6に示す構造では、セラ
ミクス測定管10の端部を金属ケース6に溶接している
ため、配管時等に電磁流量計検出器に加えられる圧縮力
によって剪断力が発生すると、その剪断力がセラミクス
測定管10に直接作用する。セラミクス測定管は、管軸
方向の圧縮力に対しては高い強度を示すが、剪断力には
脆いため、破壊される可能性がある
【0013】また、金属ケース6とセラミクス測定管1
0とでは熱膨張率が大きく異なるため、急激に温度が変
化する導電性流体をセラミクス測定管10に流すと、セ
ラミクス測定管10に無理な引っ張り力が加えられる。
セラミクス測定管は、剪断力と同様に引っ張り力に対し
ても脆いため、引っ張り力によりセラミクス測定管が破
壊される可能性がある。
【0014】図7に示す構造では、アースフランジ13
を金属ケース12へねじ等により固定すると共に、その
アースフランジ13でセラミクス測定管14を押圧固定
しているので、配管時等にフランジ締付けが不均一であ
ると、セラミクス測定管14に大きな曲げ力が加わえら
れ、この曲げ力によりセラミクス測定管14が破壊され
る可能性がある。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このように、セラミク
ス測定管を用いた従来の電磁流量計検出器は、セラミク
ス測定管に剪断力,引っ張り力,曲げ力などのストレス
が加わえられる構造なので、セラミクス測定管が破壊さ
れる可能性があった。
【0016】本発明は以上のような実情に鑑みてなされ
たもので、セラミクス測定管に加わるストレスを大幅に
緩和することができ、強度上の信頼性が高い電磁流量計
検出器を提供することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の電磁流量計検出器は、被測定流体が流される
セラミクス測定管を検出器ケース内に固定してなり、前
記セラミクス測定管の両端面の各外周部を、当該各外周
部に対向する前記検出器ケースの内面にそれぞれ形成さ
れる受部でそれぞれ弾性体を介して保持して、前記セラ
ミクス測定管を前記検出器ケースの内面との間に隙間を
形成した状態で固定し、外部から加えられる応力を前記
検出器ケースで受ける構成にした。
【0018】特に、本発明では、前記セラミクス測定管
に、その両端面の各外周部を削ってテーパ面を形成し、
前記各弾性体として弾性Oリングを用いるものとした。
【0019】
【作用】本発明の電磁流量計検出器では、セラミクス測
定管両端面の外周部が検出器ケースの内面の各受部で弾
性体を介して保持され、セラミクス測定管と検出器ケー
スの内面との間に隙間を形成した状態で、セラミクス測
定管が検出器ケース内に固定される。
【0020】このような状態でセラミクス測定管を検出
器ケース内に固定することにより、電磁流量計検出器に
外部から応力が加えられたとしても、その力のほとんど
は検出器ケースで受けられることになり、セラミクス測
定管にはほとんどストレスがかからない。
【0021】また被測定流体の温度が急激に変化して、
セラミクス測定管と検出器ケースとが異なる膨張率で変
化しても、セラミクス測定管は弾性体を介して検出器ケ
ースに保持されているためセラミクス測定管に引っ張り
力は加えられない。
【0022】ここで、本発明の電磁流量計検出器では、
検出器ケースの受部がセラミクス測定管の両端面の外周
部に形成されたテーパ面を、弾性Oリングを介して保持
する
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
1には、本発明の第1実施例に係る電磁流量計検出器の
断面構造が示されている。なお、同図には電磁流量計検
出器を管軸方向に沿って2分割した一方が示されてい
る。本実施例の電磁流量計検出器20は、被測定流体と
しての導電性流体が流されるプロセス配管1の途中にそ
の管路の一部を形成するようにして装備されている。
【0024】電磁流量計検出器20は、セラミクス測定
管21と、このセラミクス測定管21を保持する金属ケ
ース22と、この金属ケース22内に収納された磁界発
生装置23と、セラミクス測定管21と金属ケース22
との間をシールすると共に後述する緩衝機能を持つ弾性
Oリング24a,24bと、アースフランジ25a,2
5bとを備えて構成される。なお、本実施例では金属ケ
ースとアースフランジ25a,25bから検出器ケース
を構成している。
【0025】上記セラミクス測定管21は、プロセス配
管1の内径と略同一の内径を有し、管路の一部を形成し
ている。またセラミクス測定管21の両端面は、その外
周部が削られて形成されたテーパ面26a,26bを有
する。
【0026】上記金属ケース22は管軸方向に対向する
一対の側壁27a,27bを有しており、その各側壁2
7a,27bにはセラミクス測定管21の両端面が対向
する位置に開口部がそれぞれ形成されている。各開口部
は、その直径がセラミクス測定管21の外径よりも大き
くなっており、各開口中心はセラミクス測定管21の管
軸と一致している。またセラミクス測定管21の管軸方
向の全長は、金属ケース22の両端面間の長さよりも短
く設定されている。
【0027】また金属ケース22の各側壁27a,27
bに、プロセス配管1の内径と略同一径の開口部を中央
部に有するアースフランジ25a,25bが、その開口
中心を各側壁27a,27bの開口中心に一致させた状
態で、ねじ等により夫々固定されている。
【0028】そして金属ケース22の各側壁27a,2
7bに形成した開口部の各内周面とアースフランジ25
a,25bの各側面とがそれぞれ交差する両コーナー部
28a,28bと、この両コーナー部28a,28bに
対向するセラミクス測定管21の上記各テーパ面26
a,26bとの間に、弾性Oリング24a,24bをそ
れぞれ挟み込んでいる。上記コーナー部28a,28b
が、検出器ケースの受部として機能する。
【0029】本実施例では、上記両コーナー部28a,
28bと上記各テーパ面26a,26bとの間に、弾性
Oリング24a,24bを挟み込むことにより、セラミ
クス測定管21の両端面とその両端面に対向するアース
フランジ25a,25bの各側面との間に隙間を形成
し、かつセラミクス測定管24の外周面とこの外周面に
対向する金属ケース21の内面との間に隙間を形成した
状態で、セラミクス測定管21を検出器本体側に固定し
ている。
【0030】以上のように構成された本実施例では、金
属ケース22内に収納されたセラミクス測定管21が、
その両端面に形成したテーパ面26a,26bを、検出
器本体側となる各コーナー部28a,28bで両方向か
ら保持され、検出器本体側に固定される。この状態で
は、弾性Oリング24a,24bによりセラミクス測定
管21の内側と金属ケース22の収納空間側とは確実に
シールされる。
【0031】また配管時に、電磁流量計検出器20に対
して圧縮力,剪断力,あるいは曲げ力を生じさせる応力
が働くと、アースフランジ25a,25bとセラミクス
測定管21との間には隙間が形成されているために、そ
れらの応力のほとんどは金属ケース22で受けられる。
また、アースフランジ25a,25bに応力が加えられ
ると、その力がセラミクス測定管21にも弾性Oリング
24a,24bを介して作用する。しかし弾性Oリング
24a,24bが変形して上記緩衝機能が働き、その力
は大幅に緩和されるので、セラミクス測定管21の強度
に影響を与えるほどのストレスがセラミクス測定管21
に加えられることはない。
【0032】またセラミクス測定管21内を流れる導電
性流体の温度が急激に変化すると、セラミクス測定管2
1と金属ケース22とが異なる膨脹率で変化する。しか
しながら、セラミクス測定管21は弾性Oリング24
a,24bを介して検出器本体側のコーナー部28a,
28bに保持されているため、セラミクス測定管と金属
ケース22が溶接固定されているときのような引っ張り
力が、セラミクス測定管21に加えられることはない。
【0033】この様に本実施例によれば、セラミクス測
定管21の両端面とアースフランジ25a,25bとの
間、及びセラミクス測定管24の外周面と金属ケース2
1の内面との間にそれぞれ隙間が形成されるように、検
出器本体側のコーナー部28a,28bとセラミクス測
定管21のテーパ面26a,26bとの間に、弾性Oリ
ング24a,24bを挟み込んで、セラミクス測定管2
1を検出器本体側に固定しているので、配管時に電磁流
量計検出器20に対して各種の応力が働いたとしても、
セラミクス測定管21に加えられるストレスは大幅に緩
和できる。これによって、セラミクス測定管21の強度
に対する信頼性を著しく向上させることができる。
【0034】またセラミクス測定管21内を流れる導電
性流体が急激に温度変化することにより熱衝撃が電磁流
量計検出器20に加えられるが、その熱衝撃もセラミク
ス測定管21の強度にはほとんど影響がないので、導電
性流体の温度を急激に変化させることができ、プラント
操作が簡略化できる。
【0035】また、本実施例はセラミクス測定管21の
固定と管内の気密とを、コーナー部28a,28bとテ
ーパ面24a,24bとの間に弾性Oリングを介在させ
ることにより一度に達成しているので、例えば図7に示
したように異なる部分で固定と気密を達成する構造に比
べて、構造が簡略化される利点がある。
【0036】また本実施例によれば、セラミクス測定管
21の位置決めが極めて容易であるといった利点があ
る。
【0037】次に、本発明の第2実施例について図2を
参照して説明する。本実施例は、金属ケース31の管軸
方向に対向する側壁32a,32bとアースフランジと
を一体として形成したものである。本実施例の電磁流量
計検出器30は、上記各側壁32a,32bの管路に対
向する位置に、プロセス配管1の内径に応じた直径を有
する開口部33a,33bが設けられている。また金属
ケース31内にはセラミクス測定管34の外形に応じた
形状の収納空間が形成されており、その収納空間内にセ
ラミクス測定管34が保持されている。上記収納空間
は、管軸方向の長さがセラミクス測定管34の管軸方向
の長さよりも長く設定され、かつその直径がセラミクス
測定管34の外径よりも僅かに大きく設定されている。
【0038】上記セラミクス測定管34は、プロセス配
管1の内径とほぼ同じ内径を有している。また、セラミ
クス測定管34の両端面には、その外周部が削られて形
成されたテーパ面35a,35bを有し、セラミクス測
定管34の外周面には、その周方向に沿って形成された
凹部36を有する。
【0039】セラミクス測定管34のテーパ面35a,
35bと、その各テーパ面35a,35bと対向する金
属ケース31の収納空間のコーナー部37a,37bと
の間には、弾性Oリング38a,38bがそれぞれ介在
されており、その弾性Oリング38a,38bによって
セラミクス測定管34の両端面とその両端面に対向する
金属ケース31の両側壁32a,32bとの間、及びセ
ラミクス測定管34の外周面とその外周面に対向する金
属ケース31の内面との間に、それぞれ隙間を形成して
いる。
【0040】またセラミクス測定管34の凹部36に
は、磁界発生装置39が収納されている。
【0041】以上のように構成された本実施例では、セ
ラミクス測定管34の両端面に形成したテーパ面35
a,35bが、金属ケース31内面に形成した上記各コ
ーナー部37a,37bで弾性Oリング38a,38b
を介して保持されて、セラミクス測定管34が金属ケー
ス31内の所定位置に固定される。
【0042】そして配管時に、電磁流量計検出器30に
外部から各種の応力が加えられると、その力は金属ケー
ス31で受けられる。セラミクス測定管31は金属ケー
ス31に弾性Oリング38a,38bを介して保持さ
れ、セラミクス測定管31と金属ケース31との間には
隙間が形成されているため、金属ケース31に加えられ
た力はセラミクス測定管31にはほとんど伝えられな
い。従って、前記第1実施例と同様に、配管ストレスは
金属ケース31へ逃がされてセラミクス測定管31にか
かるストレスが大幅に緩和される。
【0043】また本実施例では、金属ケース31の側壁
32a,32bの開口縁部が、管路側に露出しているた
め、側壁32a,32bがアースフランジとして機能し
てセラミクス測定管31内に発生する電荷を金属ケース
31へアースすることができる。
【0044】図3(a)(b)を参照して前記第1実施
例の変形例について説明する。図3(a)に示す変形例
は、弾性Oリングの形状に関するものである。なお電磁
流量計検出器の形状は左右対称であるので、ここでは一
方のみを説明する。
【0045】本変形例は、セラミクス測定管21のテー
パ面26bと金属ケース22のコーナー部28bとの間
に介在させる弾性Oリング41の一部42を、さらにセ
ラミクス測定管21の端面とアースフランジ25bとの
間に介在させるようにしたものである。
【0046】この変形例では、セラミクス測定管21の
保持と気密は、セラミクス測定管21のテーパ面26b
にて行われる。そしてセラミクス測定管21の端面とア
ースフランジ25bとの間に挿入された弾性体41の一
部42は、導電性流体中の浮遊物が、セラミクス測定管
21の端面とアースフランジ25bとの間に侵入するの
を防ぐように機能している。
【0047】この様な変形例によれば、導電性流体中の
浮遊物が、セラミクス測定管21の端面とアースフラン
ジ25bとの間に形成される隙間から侵入してくるのを
防止することができる利点がある。
【0048】図3(b)に示す変形例は、セラミクス測
定管の端面に形成されたテーパ面に関するものである。
本変形例は、セラミクス測定管21の端面の外周部が削
られて湾曲したテーパ面43が形成されている。このよ
うな湾曲したテーパ面43を形成することにより、弾性
Oリング24bの転がりを防止することができる。
【0049】なお、本発明は上記一実施例及び変形例に
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲で種々変形実施可能である。
【0050】
【発明の効果】以上詳記したように本発明によれば、セ
ラミクス測定管に加わる各種ストレスを大幅に緩和でき
てセラミクス測定管の強度上の信頼性を向上することが
でき、検出器の構造を簡素化でき、さらにセラミクス測
定管の位置決めが容易な電磁流量計検出器を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電磁流量計検出器の要
部の断面図。
【図2】上記一実施例の変形例となる電磁流量計検出器
の断面図。
【図3】上記一実施例の他の変形例となる電磁流量計検
出器の要部の断面図。
【図4】従来よりある電磁流量計検出器の断面図。
【図5】金属膜を有するセラミクス測定管の外観図。
【図6】セラミクス測定管を溶接にて固定する方式を説
明するための図。
【図7】パッキン及びOリングを用いた固定方式を説明
するための図。
【符号の説明】
1…プロセス配管、20,30…電磁流量計検出器、2
1,34…セラミクス測定管、22,31…金属ケー
ス、23…磁界発生装置、24a,24b,38a,3
8b…弾性Oリング,25a,25b…アースフラン
ジ、26a,26b,35a,35b…テーパ面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定流体が流されるセラミクス測定管
    を検出器ケース内に固定してなる電磁流量計検出器にお
    いて、前記セラミクス測定管の両端面の各外周部にテーパ面を
    形成し、 前記セラミクス測定管の各テーパ面を、当該
    テーパ面に対向する前記検出器ケースの内面にそれぞれ
    形成される受部でそれぞれ弾性Oリングを介して保持し
    て、前記セラミクス測定管を前記検出器ケースの内面と
    の間に隙間を形成した状態で固定し、外部から加えられ
    る応力を前記検出器ケースで受けることを特徴とする電
    磁流量計検出器。
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