JP3031687B2 - ワイヤ接続装置 - Google Patents

ワイヤ接続装置

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JP3031687B2
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    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R4/00Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation
    • H01R4/28Clamped connections, spring connections
    • H01R4/48Clamped connections, spring connections utilising a spring, clip, or other resilient member
    • HELECTRICITY
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ワイヤ挿入スロットを有する電気的接続装
置、特に複数のワイヤが挿入されるスロットを有するジ
ャンクション・タイプまたは共用式の接続装置に関す
る。本発明はまた、ワイヤ挿入スロットの改良およびワ
イヤ挿入スロットを有する接続装置用の絶縁ハウジング
にも関する。
(従来の技術) 米国特許第4,227,763号は、ジャンクションにまで達
する複数ワイヤを一括して接続するための複数のワイヤ
挿入スロットを有する接続装置を開示している。金属製
接続装置を絶縁ハウジングに収納し、これを適当な面に
取り付ける。一括接続されたワイヤを他の導体、例え
ば、アースに接続しなければならない場合には、接続装
置からアースに至るワイヤを別設しなければならない。
上記特許に開示されている接続装置では、他の目的、特
に、ハウジング内に収納されている接続装置を絶縁する
ために絶縁手段が必要か否かに関係なく金属製接続装置
を支持するために絶縁ハウジングが必要である。
(本発明が解決すべき課題) 本発明は、接地面に直接取り付けることができ、接地
面に取り付けることで接地面との電気的接続を成立させ
る改良型の共用タイプのコネクタ、すなわち接続装置の
提供を目的とする。本発明の他の目的は、接続されるワ
イヤの本数に対比して比較的小型化でき、比較的広範囲
のワイヤサイズに対応できる改良型接続装置を提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、少なくとも1つのワイヤ挿入スロットを有
する板状部材を具備し、前記各ワイヤ挿入スロットが、
比較的幅広のワイヤ挿入端と、比較的幅広の内側端と、
前記ワイヤ挿入端及び前記内側端間に位置する比較的幅
狭の中間部分とを有すると共に、前記ワイヤ挿入端近傍
及び前記内側端近傍に両固定端を有する対向した1対の
弾性ビームによって画定され、該弾性ビームに、前記ワ
イヤ挿入スロットの長軸と平行な長軸を有する孔が形成
されたワイヤ接続装置において、前記弾性ビームの各々
は、前記両固定端近傍に配置されると共に前記長軸に対
して傾斜する上端及び下端と、該上端及び下端間に位置
すると共に前記長軸と略平行に延びる前記ワイヤ挿入ス
ロットの前記中央部分に近接した中間部分を有し、前記
ワイヤスロットの前記中間部分の幅は、同じ高さ位置で
の前記孔の幅より小さく設定されていることを特徴とす
るワイヤ接続装置にある。
さらに述べると、本発明は、複数のワイヤを一括接続
するための打抜き成形された金属板製接続装置から成
る。該装置はワイヤ挿入スロットを有し、ワイヤをその
軸線に対して側方へスロット内へ移動させると、スロッ
トの対向縁がワイヤと接触する。該装置は2列のU字形
部材から成り、各U字形部材は湾曲部と、該湾曲部を起
点とする第1、第2アームから成る。各列のU字形部材
は間隔をおいて整列し、各列の第1アームは同一平面内
にあり、各列の第2アームもまた同一平面内にある。各
列において隣接するU字形部材の第1、第2アームはワ
イヤ挿入スロットを画成する対向縁を有する。各列は列
の全長にまたがる第1および第2連結部を有し、各U字
形部材の第1、第2アームはそれぞれが連携する第1、
第2連結部と一体の端部を有する。2つの列における互
いに対応するU字形部材の第1アームは対向して近接
し、第2アームは互いに離れた位置にあって、互いに反
対方向に、外方へ向いている。2列のU字形部材は一方
の列の一方の連結部からこれと対応する他方の列の連結
部に達するウエブを介して互いに連結されている。ワイ
ヤ挿入スロットと整列する孔を有し、接続装置を収容す
る成形品の絶縁ハウジング本体も設けられている。
この成形品のハウジング本体は1列状態に整列する複
数のE字形部分から成る。各E字形部分は中央脚、中央
脚の両側に位置する外側脚、および脚の起点となる横断
方向背面部材を有する。中央脚はこれと連携する2列の
U字形部材の第1アーム間におさまり、外側脚はこれと
連携するU字形部材の第2アームの両側に位置する。各
E字形部分は1対の互いに整列する対応U字形部材にか
ぶさり、これらE字形部分は接続装置のスロットへワイ
ヤが挿入されるときの動きを妨げないように互いに間隔
を保つ。中央脚の外端は装置の全長にまたがる連続的な
中央フレームまたはリブ部材と一体である。
好ましい実施例では、E字形部分の横断方向背面部分
にかぶさり、ハウジング本体に組み付けた時に横断方向
背面部材に当接する方の面に互いに間隔を保つワイヤ挿
入リブを有するハウジングカバーを設ける。ハウジング
本体は隣接するE字形部材間に弾性変形自在なワイヤ支
持面を有し、ハウジングカバーは本体に重ねた状態で前
記支持面に当接するクランプ用のリブを有する。前記リ
ブと変形自在なワイヤ支持面とはワイヤクランプ/応力
除去手段として作用し、変形自在な支持面はワイヤを、
接続装置のワイヤ挿入スロット内の所定位置に来るよう
に正確に位置ぎめする機能をも具える。他の特徴とし
て、本体はワイヤとの電気的接続を形成する任意の形態
を取る金属板製接続装置から成り、この装置はワイヤ挿
入端およびこのワイヤ挿入端にまで達するワイヤ挿入ス
ロットを有するプレート状部材から成り、前記スロット
との幅はワイヤの直径よりも狭い。この装置はスロット
がワイヤ挿入端における入口部分、内端および中央部分
を有することを特徴とする。入口部分および内端部分は
中央部分よりは広い。プレート状部材はワイヤ挿入スロ
ットの両側に1個ずつ形成された一対の楕円形孔を有す
る。それぞれの孔はスロットと平行な長軸およびスロッ
トと直交する短軸を有する。プレート状部材の、前記孔
とスロットとの間に位置する部分はスロットの入口部分
および内端の付近にそれぞれ位置する固定端を有するビ
ームとして機能する。前記ビームはそれぞれの固定端か
ら中央部分にかけて互いに接近し、スロットにワイヤを
挿入すると、ビームがワイヤによって撓みを生じ、撓ん
だビームによってワイヤに対する接触力が維持され、プ
レート状部材の残り部分がほとんど撓まず、応力を加え
られないように設定された幅を有し、この幅はスロット
縁と前記孔との間の幅に相当する。
(実施例) 次に、本発明の実施例を図面にもとづいて説明すると
以下のとおりである。
第1図および第2図から明らかなように本発明の接続
装置組立体は打抜き成形された接続装置4、絶縁ハウジ
ングの本体6およびハウジングカバー8から成る。
第3乃至7図に示す接続装置4は2列のU字形部材1
0,10′から成り、各列における個々のU字形部材は対応
する個々のU字形部材と互いに整列している。2列のU
字形部材は実質的に同一であるから1列のU字形部材だ
けを以下に説明する。接続装置は7図に示す扁平ブラン
ク11から形成される。
各U字形部材は湾曲部12と、湾曲部を起点とする第
1、第2アーム14,16とを有し、2列の第1アーム14,1
4′は互いに対向して近接し、第2アーム16,16′は互い
に遠隔の位置を占め、それぞれ反対方向に向いている。
第1アームの外端は第1連結部18と一体であり、第2ア
ームの外端は第2連結部20と一体である。第1連結部18
はその下端にハウジングカバーのラッチ手段と協働する
ための順次間隔を保って形成された切欠き22を有する。
2列のU字形部材は第2連結部20,20′間をつなぐ扁平
ウエブ24によって互いに連結されている。装置の一端に
おいてウエブから突片26が張り出しており、装置を接地
面に固定するための孔を有する。突片付近でウエブを補
強するには突片付近に凹み27を形成すればよい。
第1、第2アームはそれぞれ、孔29を有する両端のア
ームを除いて細長い、ほぼ楕円形の孔28を有する。それ
ぞれの孔28は上端30および下端32を有し、この上下端を
結ぶ長軸と、長軸と直交する短軸を有する。長軸(後述
する)は隣接のスロット(ワイヤ挿入スロット)42と平
行であり、短軸はスロットと直交関係にある。前記孔の
形状はやや不規則であり、この形状が後述する装置の応
力態様を左右する。
前記孔によって画成されるビーム34は固定された上下
端36,38と中間部分40とを有し、固定上下端は湾曲部12
および隣接の連結部18または20にそれぞれ近接してお
り、ビームはその中央部分においてやや側方へ、隣接U
字形部材に対応する、すなわち隣接するビームに向かっ
て張り出している。互いに隣接するU字形部材10,10′
における隣接ビーム34の対向縁がワイヤ挿入スロット42
を画成する。各スロットは比較的広い入口44と比較的広
い内側46を有する。各スロットの中間部分48は比較的狭
く、挿入されたワイヤが保持されるのはスロットのこの
中間部分である。
各列両端のU字形部材は中間U字形部材に設けた孔28
のサイズの約1/2の孔29を有する。各列両端のU字形部
材はビームを1本だけ有し、端部U字形部材の強度が最
大となるように孔のサイズを小さくすることが好まし
い。隣接第1アーム14,14′間のワイヤ挿入スロット42
は装置がある程度の範囲のワイヤサイズに対応できるよ
うに中央部分48を隣接第2アーム16,16′間のスロット
よりも狭く設定することが好ましい。換言すると、隣接
第1アームのビーム間スロットよりも太い径のワイヤと
の間に接触が成立するように第2アームのスロット幅を
設定すればよい。太過ぎるワイヤは第1アーム14,14′
のビームに過大応力を加える恐れがあるが、このような
過大応力が挿入された太いワイヤと第2アーム16,16′
の隣接ビーム間スロットとの間の電気接続に影響するこ
とはない。
装置は任意のサイズに製造できるが、自動車用配線の
接地コネクタとして使用するのが目的なら、サイズを極
力小さく抑えねばならない。例えば、本発明の接地装置
の一実施例では、全高が約13mmにすぎず、突片を含めた
全長が約36mmにすぎない。このサイズの接地装置にとっ
て好ましい素材は比較的高い降伏強さを持つことが好ま
しく、例えば、降伏強さが約96000psi(6750kg/cm2)の
ベリリウム・銅合金が好ましい。
第8乃至10図に示すハウジング本体6はポリエステル
材から成形され、それぞれが中央脚52、外側脚54、およ
び脚の起点となる横断背面部材56から成る。中央脚端部
は端壁60,61間のハウジング全長にまたがる中央フレー
ムまたはリブ部材58と一体である。外側脚の端部間を比
較的薄いパネル部分62(第1図)が埋め、このパネルよ
りも外方へリブ64が張り出している。隣接するリブ64を
これと一体の可撓性アーム66が結び、カバー部材をハウ
ジングの本体と組み立てると撓むか、または変形するこ
とによって、後述するようにワイヤをクランプするワイ
ヤ支持面として機能する。
中央脚52はその外端からその中心部を貫通する孔68を
有し、この孔は中央脚および中央リブの材料使用量を節
減するだけでなく、隣接するE字形部材の間のスペース
の上に側方へ張り出す一体的な係止片70の成形を可能に
する。係止片は本体にカバー部材を組みつける前にハウ
ジング内にワイヤを固定する機能を果す。中央脚は接続
装置の切欠き22と協働してハウジング本体を金属製接続
装置に固定するラッチ突起72をも有する。端壁にもカバ
ー部材のラッチ・アームと協働するラッチ突起74を設け
てある。
ファスナのための孔80を有する連結部78を介して一体
的な樋状のケーブル保持手段76を端壁61に連結する。結
束バンドなどによってこの保持手段内に配線用ハーネス
を保持することができる。装置を使用する際には、金属
製接続装置(固定手段)4をボルトなどで金属接地面に
固定するが、ハウジング本体6をファスナを介して独自
に固定すれば、ハーネス保持手段に保持されているハー
ネスにたとえ力が加わっても、この力がハウジング本体
には伝達されず、孔80に設けたファスナによって支持さ
れるから、この方式もまた好ましいものである。
ハウジングカバー8は第11乃至15図から明らかなよう
にほぼ矩形であり、外面82、内面84、および側縁94を有
する。カバー両端から突出するラッチ・アーム86は本体
の突起74と協働する孔を有する。両側縁94間にまたがる
横断リブ88が内面84上に延設され、ワイヤ押入部90およ
びワイヤクランプ部92を画成するように形成されてい
る。装置を使用する際には、ワイヤ挿入スロット42の入
口部分にワイヤを配置し、上述したように係止片70によ
ってスロット内に固定する。次いでハウジングの成形品
本体6にカバー8をかぶせると、リブ88のワイヤ挿入部
90が接続装置のワイヤ挿入スロットへワイヤを押入す
る。これと同時に、リブのクランプ部92が変形自在なア
ーチ66にワイヤを圧接してクランプし、ワイヤ挿入スロ
ットに進入するワイヤを応力から保護する。可撓アーチ
66およびリブのワイヤクランプ部92はワイヤ挿入スロッ
ト内の所定位置にワイヤを固定する機能をも果す。換言
すれば、後述するように最適接触圧を発生させるスロッ
ト内の所定位置よりもさらに下方へワイヤが進入するの
を防止する。
第16、17図はワイヤ挿入スロットへワイヤ5を挿入す
る際の接続装置、特にビームの挙動を示す説明図であ
る。第16、第17図は接続装置の物理的な試験データに基
づいて作成されたものでなく、有限要素解析の結果に基
づき、コンピュータによって作図されたものである。第
16図はビームの変形態様を示し、ワイヤ5の位置を示す
ためワイヤも記入してある。第17図は2つの個別ビーム
の変形を示し、ワイヤ挿入に伴って発生する実測応力レ
ベルが記入されている。有限要素解析では、装置が降伏
強さ約96000psi(6750kg/cm2)のベリリウム・銅合金か
ら製造されるものと想定した。第17図から明らかなよう
に、ビーム中央部には素材の降伏強さ以上の応力が加わ
り、従って、中央部の金属は塑性変形し、やや硬化して
いる。これに反してビームの固定端には素材の弾性限界
を超える応力は作用していない。ただし、第17図におけ
るビーム上端の応力は下端の応力よりもやや高く、上端
では局部的な塑性変形が起こっている。第17図は装置が
比較的小型であるにも拘らず、ビームの弾性変形部分お
よび塑性変形した中央部分によって接触力が維持される
から極めて安定した電気的接続が得られることを示唆し
ている点で意味深い。
素材の厚さ、弾性限界、および設計者に課せられた寸
法上の制約、例えば接続装置の最大許容高さなどに応じ
て孔28およびビームの形状を自由に選択できる。多くの
場合、ビームはその端部から円弧を画いて中央部分に達
するから、孔28はほぼ楕円形、ただし、図示実施例のよ
うにやや不規則な楕円形となる。本発明に従って特定の
接続装置を設計する際には、設計者はビームの両端にか
かる応力が素材の弾性限界内にとどまり、ビームの中央
部分にだけ高い応力が加わるように孔の形状を選択し、
またその他の変数を特定することになる。
第18図は金属製接続装置96、ハウジング本体98、およ
びハウジングカバー100から成る本発明の他の実施例を
示す。接続装置96はU字形部材第1アームの第1連結部
104,104′の間にこれらと一体にまたがる中央ウエブ102
を有する。この実施例においては、突片106は第2連結
部108と一体で、かつ、この第2連結部から張り出して
いる。ワイヤはハウジング本体両側の面110およびカバ
ーの弾性クランプ部112によってクランプされる。カバ
ーは比較的硬いプラスチック材で形成してあるが、クラ
ンプ部は比較的軟質の材料をさらに重ねて成形してあ
る。
本発明の接続装置組立体ではクランプ用のリブおよび
アーチによるワイヤの応力除去およびクランプ動作の点
において、ワイヤの素線がコンパクトな束の状態に維持
され、接触力低下およびその結果としての電気抵抗増大
を招く現象である素線のずれが防止されるから、スロッ
ト式接続装置に従来使用されている公知のワイヤより
は、むしろより線のワイヤに好適である。また、本発明
の装置は高い接触力を達成できるから、ワイヤが単線で
あるか、より線であるかに関係なく抵抗の低い接続を実
現できる。
内側、即ち、隣接する第1アーム14,14′間のスロッ
トは隣接する外側、即ち、第2アーム16,16′間のスロ
ットよりも狭いから、接続装置は広範囲のワイヤサイズ
に適応して電気的接続を確立することができる。例え
ば、隣接第1アーム間スロットの幅をAWG18乃至20の範
囲のワイヤに対応できるように設定し、隣接第2アーム
間のスロットの幅をAWG14乃至16の範囲のワイヤに対応
できるように設定すればよい。
隣接第2アーム間スロットを隣接第1アーム間スロッ
トよりも広く設定すれば、広い方のスロットが隣接内側
第1アーム間スロットよりも取り付け突片に近くなると
いう点で好適である。即ち、広いスロットを介して装置
を接続する太いワイヤは内側スロットを介して接続する
ワイヤよりも高い電流を搬送し、高い電流は突片を介し
た接地までのパスが最短であることが望ましいからであ
る。この利点は上述したいずれの実施例でも達成され
る。
本発明に係る接続装置組立体は簡単な作業により、比
較的低いコストで製造できる。即ち、接続装置4は簡単
な打抜きおよび成形作業で製造され、プラスチック部品
はストレート・アクション型、即ち、コア・ピンがすべ
て型の開閉時における型各部の移動方向と同じ方向に向
いている型を用いる射出成形によって製造することがで
き、型各部の移動方向と交差する方向のコア・ピンは不
要である。交差方向のコア・ピンを使用する成形では比
較的複雑な型が必要であり、必然的に製造コストが増大
する。
スロット両側に孔28を有する、本発明に使用されるよ
うなワイヤ挿入スロットは上述した実施例とは異なる状
況、例えば、単一のプレート状部材が単一のスロットを
有する場合にも採用できる。
(発明の効果) 本発明に係るワイヤ接続装置によれば、1対の弾性ビ
ームの各々は、両固定端近傍に位置すると共にワイヤ挿
入スロットの長軸に対して傾斜する上端及び下端と、該
上端及び下端間に位置すると共に長軸と略平行に延びる
中間部分とを有し、ワイヤ挿入スロットの中間部分の幅
は、同じ高さ位置での弾性ビームの孔の幅より小さく設
定されているので、広範囲のサイズのワイヤとの電気接
続が得られると共に、少なくとも弾性ビームの下端に弾
性限界を超える応力が生ぜず、安定した電気的接続が得
られるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の接続装置組立体の各部を分解、整列
させた状態で示す斜視図である。 第2図は、各部を互いに組み立てた状態で示す第1図と
同様の斜視図である。 第3図は、金属製接続装置の頂面図である。 第4図、第5図および第6図はそれぞれ第3図の矢印4
−4、5−5、および6−6の方向に見た図である。 第7図は、接続装置を形成するための素材としての扁平
打抜きブランクの平面図である。 第8図は、接続装置用絶縁ハウジングの頂面図である。 第9図および第10図は、それぞれ第8図の矢印9−9お
よび10−10の方向に見た図である。 第11図は、ハウジングカバーの頂面図である。 第12図は、第11図の矢印12−12の方向に見た側面図であ
る。 第13図は、カバー下面を第12図の矢印13−13の方向に見
た図である。 第14図および第15図は、それぞれ第13図および第12図中
の矢印14−14および15−15の方向に見た断面図である。 第16図および第17図は、実際の物理的試験データに基づ
くのではなく装置の有限要素解析の結果として接続装置
の撓み、または変形態様を示すと共にワイヤ挿入スロッ
トにワイヤを挿入する際に接続装置に発生する応力レベ
ルを示す接続装置各部のコンピュータ作図である。 第18図は、接続装置組立体の他の実施例の分解斜視図で
ある。 28,29:孔 34:弾性ビーム 36:上端 38:下端 40:中間部分 42:ワイヤ挿入スロット 44:ワイヤ挿入端 46:内側端 48:中間部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル レン ジョンソン アメリカ合衆国 ノース カロライナ州 27284 ケーナーズビル アベンバリ ーサークル 7081 (72)発明者 ガレン モンロー マーティン アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 27409 グリーンズボロ アスペン ド ライブ 28D (72)発明者 ジェームズ イー.サムナー、ジュニア アメリカ合衆国 ノースカロライナ州 27408 グリーンズボロ ウエスト コ ーン ボウルバード 1908 (56)参考文献 特開 平1−248483(JP,A) 特開 昭56−143685(JP,A) 特開 昭48−82382(JP,A) 実開 昭61−153969(JP,U) 実開 昭61−101966(JP,U) 実開 昭59−186968(JP,U) 特公 昭54−24113(JP,B2) 特公 平3−35780(JP,B2) 米国特許4116522(US,A) 米国特許4834670(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 4/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも1つのワイヤ挿入スロットを有
    する板状部材を具備し、前記各ワイヤ挿入スロットが、
    比較的幅広のワイヤ挿入端と、比較的幅広の内側端と、
    前記ワイヤ挿入端及び前記内側端間に位置する比較的幅
    狭の中間部分とを有すると共に、前記ワイヤ挿入端近傍
    及び前記内側端近傍に両固定端を有する対向した1対の
    弾性ビームによって画定され、該弾性ビームに、前記ワ
    イヤ挿入スロットの長軸と平行な長軸を有する孔が形成
    されたワイヤ接続装置において、 前記弾性ビームの各々は、前記両固定端近傍に配置され
    ると共に前記長軸に対して傾斜する上端及び下端と、該
    上端及び下端間に位置すると共に前記長軸と略平行に延
    びる前記ワイヤ挿入スロットの前記中央部分に近接した
    中間部分を有し、 前記ワイヤスロットの前記中間部分の幅は、同じ高さ位
    置での前記孔の幅より小さく設定されていることを特徴
    とするワイヤ接続装置。
JP2161169A 1989-06-20 1990-06-19 ワイヤ接続装置 Expired - Fee Related JP3031687B2 (ja)

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