JP3031000U - 歩行練習用押し車兼電動車 - Google Patents

歩行練習用押し車兼電動車

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JP3031000U
JP3031000U JP1996004937U JP493796U JP3031000U JP 3031000 U JP3031000 U JP 3031000U JP 1996004937 U JP1996004937 U JP 1996004937U JP 493796 U JP493796 U JP 493796U JP 3031000 U JP3031000 U JP 3031000U
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JP
Japan
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wheel
shaft
ground
electric vehicle
transmission wheel
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JP1996004937U
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English (en)
Inventor
榮治 呉
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同喬實業股▲ぶん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の幼児騎乗用電動車はモーターにより歯
車を駆動して車輪を回転させ、地面と接触して前進でき
るよう構成されている。しかし、電動車のモーターが作
動しない場合、伝動輪はモーターと噛み合っているので
回転しにくく、電動車を力強く押しても車輪は回転でき
ず前進させにくいなどの問題がある。 【解決手段】 押し車の車体1の伝動輪12の端に把手
16が増設され、伝動輪12の近くに補助輪2が増設さ
れ、補助輪2に結合された軸柱3は座4に昇降自在に連
結され、補助輪2が地面と接触することにより電動車の
伝動輪12を地面から離れさせて歩行練習用押し車とし
て、補助輪2を収納することにより伝動輪12を地面と
接触させて騎乗用の電動車として使用することができる
よう構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、歩行練習用押し車兼電動車に関するものである。 一対の補助輪が上昇したり下降したりして調整できるのを利用し、伝動輪を地 面と接触させ、騎乗可能な電動車にすることができ、また、伝動輪を地面から離 れさせ、代わりに補助輪を地面と接触させ、押し車に早変わりできるように構成 されている。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のものにあっては、下記のようなものになっている。 従来の幼児騎乗用電動車は、モーターにより歯車を駆動して一対の車輪を回転 させ(通常は電動車の後側の一対の車輪)、地面と接触することにより前進でき るよう構成されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の技術で述べたものにあっては、下記のような問題点を有していた。 従来の幼児騎乗用電動車は、電動車のモーターが作動しない場合、電動車の伝 動輪はそのモーターが伝動輪と噛み合っているから、伝動輪は回転しにくく、仮 に電動車を力強く押しても車輪は回転できず地面と摩擦が発生し抵抗力が生じて いるため、前進させにくいことになる。 また、従来の幼児騎乗用電動車は、その伝動輪の回転はモーターから歯車を経 て伝動するものであるため、押してもあまり前へ進まず、そのためにこの幼児騎 乗用電動車はただ騎乗の用途を有するだけである。 さらに、幼児が成長の過程で歩行練習する時において幼児が押し車につかまっ て歩行練習しなければならず、また、幼児が歩けるようになったら押し車は遊び 価値のない玩具になってしまい、一つの浪費にもなる。 本願は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、次のようなことのできるものを提供しようとするもので ある。 歩行練習用押し車兼電動車を提供するものであり、これにより歩行練習用押し 車として利用することができ、また、騎乗用の電動車としても使用することがで きるため、多重な使用価値を有するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案のものは下記のようになるものである。 すなわち本考案のものは、押し車の車体1の伝動輪12の端に把手16を増設 し、把手16は幼児がつかまるのに用いられ、一対の伝動輪の近くにそれぞれ一 つの補助輪2を増設し、補助輪2は軸柱3に結合され、軸柱3は支える座4に対 して昇降することができるよう構成することで、補助輪2が地面と接触すること により電動車の伝動輪12を地面から離れさせて歩行練習用押し車として使用し たり、補助輪2をしまうことにより連動輪12を地面と接触させ、騎乗用の電動 車として使用することができるよう構成されている。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について図面を参照して説明する。 電動車は、車体1に一対の前装飾輪11及び一対の伝動輪12が設けられ、伝 動輪12はモーターなどの動力部品により歯車を経て伝動され、地面と摩擦して 回転し車体1が走行することができるように構成されている。 前装飾輪11及び伝動輪12以外にも方向輪13が設けられ、この方向輪には 車体1の前進方向を制御するためのハンドル14が連結されている。 また、車体1の上方には座席として使用するクッション15が設けられている 。 上述した電動車の構造は従来周知のもので、一般の電動車に既に備え付けた構 造であるため詳述する必要はないものである。 本考案では、2個の伝動輪12に近い位置に2個の補助輪2をも増設し、車体 1には把手16がクッション15の後部に位置する状態で設けられている。 この把手は、幼児が捕まる把手として使用したり、幼児が乗っているときにク ッションとして気持ちよくもたれたり、幼児が後ろへ倒れるのを防止したりする ことができる。
【0006】 図2を参照して、補助輪2は軸柱3の下端に連設された正面下向きコ字状の車 輪用金物22に対して軸21により回転自在に取付けられている。 また、軸柱3の上端には円柱30が突設されている。 円柱30と軸柱3は車体1に設けられた座4に下方から昇降自在に貫通されて いる。 この軸柱3には当該軸柱が脱落するのを防止するため、円柱30の上端面にね じ穴31が設けられている。 座4上方に開設した軸穴41から突き出ている円柱30は、座4に対して座金 33を介してねじなどの固定部品32より結合されている。 座金33の直径は座4の軸穴41より大きく構成されている。 補助輪2が一定の方向を保持するため、軸柱3と軸穴41における噛み合う面 は、横断方形状に構成されている。 円柱30は座4の軸穴41の中で回転することができるよう構成されている。 また、軸柱3の外周にコイルばね34が嵌められている。
【0007】 補助輪2が常に降下して地面と接触しようとする力を有する時、または車体1 が不当な力を加えられて下へ押さえられている時(図3参照)、車体1の底端は 補助輪2を押さえ、摩擦を止めるブレーキ作用を営むことになる。 車輪用金物22における左右壁面にはそれぞれ突き出ているほぞ35,36が 設けられ、これらほぞ35,36は互いに対称状態にならないように構成されて いる。 座4には槽穴42,43が設けられ、この槽穴42,43はそれぞれほぞ35 ,36と噛み合うよう構成されている。 このため、ほぞ35,36と槽穴42,43が一致する位置にある場合は、ほ ぞは槽穴に進入することができる。 そして、軸柱3が180度回転した後は、ほぞ35は槽穴42に進入すること ができず、ほぞ36も槽穴43に進入することはできない。 図3が示す如く、軸柱3はコイルばね34の押さえる力を受けることにより、 補助輪2は地面と接触するようになり、軸柱3は図4,5が示すようにほぞ35 ,36がそれぞれ槽穴42,43と互いに噛み合うため、軸柱3は噛み合って縮 むように構成されている。 この結果、伝動輪12は地面と接触し、騎乗用の電動車として使用することが できる。
【0008】 図6が示す如く、電動車を押し車に変える必要がある場合、軸柱3を下へ引っ 張って軸柱3の円柱30を軸穴41の中に位置させる。 このようにすると、軸柱3は180度の回転をするため、軸柱3は図7が示す ように上へ押さえられ、ほぞ35,36は槽穴43,42とは互いに噛み合わな い。(図8参照) このため、ほぞ35,36は槽穴43,42の外側に止められることになる。 (図7参照) この結果、補助輪2は図9が示すように地面と接触するので、伝動輪12は上 昇して地面と離れることになる。 このように電動車は押し車に早変わりし押し車として使用することができる。
【0009】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り構成されているので次に記載する効果を奏する。 本考案の歩行練習用押し車兼電動車は、使用上の需要により歩行練習用押し車 にしたり、また、騎乗用の電動車にしたりすることができる。 このように使用上において違う用途に使用できるので、使い道が広がるだけで なく、また、使用用途の違う車両を買わなくてすむ。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】図1におけるイ部分の分解斜視図である。
【図3】同上の組立状態の断面図である。
【図4】A−A線断面図である。
【図5】B−B線断面図である。
【図6】作動を説明する断面図である。
【図7】作動を説明する断面図である。
【図8】C−C線断面図である。
【図9】押し車として使用する状態の側面図である。
【符号の説明】
1 車体 2 補助輪 3 軸柱 4 座 11 前装飾輪 12 伝動輪 13 方向輪 14 ハンドル 15 クッション 16 把手 21 軸 22 車輪用金物 30 円柱 31 ねじ穴 32 固定部品 33 座金 34 コイルばね 35,36 ほぞ 41,42,43 軸穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体(1)に伝動輪(12)が設けら
    れ、伝動輪(12)は地面と摩擦することで、車体
    (1)は地面に対して移動することができ、車体(1)
    の伝動輪(12)に近い位置に把手(16)及び補助輪
    (2)が設けられ、補助輪(2)は軸柱(3)の下端に
    連設された正面下向きコ字状の車輪用金物(22)に対
    して軸(21)により回転自在に取付けられていると共
    に、軸柱の上端には円柱(30)が突設され、円柱や軸
    柱(3)は車体(1)の座(4)に昇降自在に貫通し、
    円柱の上部はねじなどの固定部品(32)及び座金(3
    3)などにより固定され、軸柱(3)と座(4)とは当
    該座(4)の上方に開設した軸穴(41)に噛み合い、
    円柱(30)は座(4)の軸穴(41)の中で回転する
    ことができ、軸柱(3)と軸(21)を結合させる車輪
    用金物(22)の左右壁面にはそれぞれ突き出ているほ
    ぞ(35,36)が設けられ、車輪用金物(22)の壁
    面に設けられたほぞ(35,36)は互いに対称になら
    ないように形成され、座(4)にはほぞ(35,36)
    と噛み合う槽穴(42,43)が設けられ、ほぞ(3
    5,36)は槽穴(42,43)に進入させると車体
    (1)の伝動輪(12)は地面と接触することができ、
    補助輪(2)を上昇せしめ軸柱(3)が180度に回転
    した後は、ほぞ(35,36)と槽穴(42,43)は
    噛み合わず、ほぞ(35,36)は槽穴(42,43)
    に進入できなくなり、補助輪(2)は地面と接触するこ
    とで伝動輪(12)は上昇して地面と接触できなくなる
    ように構成されていることを特徴とする歩行練習用押し
    車兼電動車。
JP1996004937U 1996-05-08 1996-05-08 歩行練習用押し車兼電動車 Expired - Lifetime JP3031000U (ja)

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