JP3030885U - 精米機の筐体構造 - Google Patents

精米機の筐体構造

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JP3030885U
JP3030885U JP1996004875U JP487596U JP3030885U JP 3030885 U JP3030885 U JP 3030885U JP 1996004875 U JP1996004875 U JP 1996004875U JP 487596 U JP487596 U JP 487596U JP 3030885 U JP3030885 U JP 3030885U
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JP
Japan
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door
inspection
rice
end piece
sides
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996004875U
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English (en)
Inventor
治親 平野
徹 加納
友治 坂下
Original Assignee
マルマス機械株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 修理またはメンテナンスの作業に十分な開口
を設けると共に、筐体の強度に支障ない精米機の筐体構
造を提供すること。 【解決手段】 精米機構を囲う筐体を箱形に形成し、こ
の筐体上部には張込みタンクを設ける。筐体正面中央に
直立する支柱板には精米取出し口を設け、筐体の正面左
右の隅角部に沿って折り曲げた点検扉を左右一対設け、
各点検扉の開閉支点を筐体の左右側面にそれぞれ設け
る。そして支柱板の左右両辺を断面クランク形に折り曲
げて段差付きの扉当り部を形成すると共に、この左右の
をそれぞれ取り付け、位置決め突起と扉当り部の段差の
間には扉端片挿入間隙を形成する。また左右の点検扉の
正面の側辺をそれぞれ内側に折り曲げて扉端片を形成す
ると共に、各点検扉正面に配した扉つまみの支軸を点検
扉に回転自在に貫通し、この支軸の先端に扉ストッパを
それぞれ固着する。そして点検扉の正面の側辺を支柱板
の左右両辺に重ね合せて、扉端片を扉端片挿入間隙に挿
入すると共に、扉ストッパを支柱板の左右両辺の内側に
着脱自在に係止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、精米機の筐体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、筐体上部に張込みタンクを設けた小型の精米機においては、張込みタン クと精米機構の重量を支えるため、筐体を角筒形に形成しこの角筐体全体で支持 している。 そして精米機構等の修理またはメンテナンスのため、角筐体の側壁の所定の位 置に開口を設け、開口から直接工具や手を入れて修理やメンテナンスを行い、開 口に蓋を取付けて操作中の安全を確保する。この場合、強度面であまり大きな開 口をあけることができず、修理やメンテナンスの作業性が悪く、不完全な作業に なる場合があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来の問題点を解決するために、本考案では修理またはメンテナンスの作 業用に十分な開口を設けると共に、筐体の強度に支障ない精米機の筐体構造を提 供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決する手段】
上記目的を達成するため本考案では、精米機構を囲う筐体を箱形に形成し、こ の筐体上部には張込みタンクを設けると共に、筐体正面中央に直立する支柱板に は精米取出し口を設け、そして筐体の正面左右の隅角部に沿って折り曲げた点検 扉を左右一対設け、各点検扉の開閉支点を筐体の左右側面にそれぞれ設けると共 に、両点検扉の正面の側辺を前記支柱板の左右両辺に重ね合せる。 さらに、支柱板の左右両辺を断面クランク形に折り曲げて段差付きの扉当り部 を形成すると共に、この左右のをそれぞれ取り付け、位置決め突起と扉当り部の 段差の間には扉端片挿入間隙を形成し、一方、左右の点検扉の正面の側辺をそれ ぞれ内側に折り曲げて扉端片を形成すると共に、各点検扉正面に配した扉つまみ の支軸を点検扉に回転自在に貫通し、この支軸の先端に扉ストッパをそれぞれ固 着し、そして点検扉の正面の側辺を支柱板の左右両辺に重ね合せて、扉端片を扉 端片挿入間隙に挿入すると共に、扉ストッパを支柱板の左右両辺の内側に着脱自 在に係止する。
【0005】
【考案の実施の形態】
本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明する。 図1は本考案の精米機の構成を示す斜視図、図2及び図3は点検扉を開いた状 態を示す斜視図である。 底板1の上に筐体2を箱形に形成し、筐体2の上部に張込みタンク3を設け、 筐体2の正面中央には支柱板5を設ける。 支柱板5と筐体2により張込みタンク3を支え、張込みタンク3の下方に精米 機構6を収容する。 支柱板5の正面中央に精米取出し口11を形成し、その上方に精白度をバネな どにより制御する抵抗つまみ12を取付ける。 支柱板5は、図4に示すように取外し可能で、底板1前縁に設けたスリット7 に、支柱板5の底辺に設けたフック8を嵌入し、支柱板5の上部をネジ9により 着脱自在に固定する。 筐体2の左側面には精米中に発生した糠等を空気分離するサイクロン分離機4 を設ける。
【0006】 筐体2の左右側面のほぼ中央に、複数の蝶番13を開閉支点として回動自在に 点検扉14、14を取付ける。点検扉14は筐体2の左右側面から隅角部に沿っ て内側に折曲げた形状に形成する。 そして支柱板5の左右両辺を断面クランク形に折り曲げて、段差20付きの扉 当り部10を形成する。また点検扉14の正面の側辺を内側に折り曲げて扉端片 14aを形成する。 さらに、支柱板5の両側の扉当り部10に位置決め突起15を溶接して、位置 決め突起15と段差20との間に扉端片挿入間隙16を設ける。
【0007】 左右の点検扉14の支柱板5に近接した正面に、図5および図6に示すように 、扉つまみ17を設ける。扉つまみ17はその支軸の先端に雄ネジを加工し、点 検扉14を貫通して回転自在に取り付け、これに六角ナット18により扉ストッ パ19を固定する。 点検扉14を閉じると、点検扉14の扉端片14aは支柱板5の扉当り部10 と位置決め突起15の間に挿入し、支柱板5の扉当り部10に接する。 この状態で扉ストッパ19の先端を支柱板5の扉当り部10の内側面に接する ようにあらかじめ扉ストッパ19の固定位置を調整しておく。 点検扉14を閉じ、扉つまみ17を回して扉ストッパ19を回転し、扉ストッ パ19の先端を扉当り部10の内側面に圧接して点検扉14を係止する。 扉ストッパ19の先端を内側にカールすると、扉ストッパ19の回転がスムー スになり点検扉14が容易に閉扉できる。
【0008】 以上のように構成することにより、修理やメンテナンスの際に、左右の点検扉 14、14を開き、広い間隙を通して精米機構6を修理またはメンテナンスする ことができ、修理やメンテナンス作業の効率を高めるとともに、作業の確実さを 保証することができる。
【0009】
【考案の効果】
以上のように、本考案では、精米機の筐体正面のみならず左右にわたり大きく 開く点検扉を設けることにより、修理やメンテナンス作業の効率化と作業の確実 さを図ることができる。 また支柱板の扉当り部の段付きと位置決め突起の間に点検扉の扉端片を挿入す るので、扉ストッパの位置が定まって確実に閉扉でき、精米機構の運転による点 検扉の振動や騒音も解消できる。 さらに支柱板の左右両辺を断面クランク形に折り曲げて段差付きの扉当り部を 形成するので支柱板の強度が増し、また左右の点検扉の正面の側辺をそれぞれ内 側に折り曲げて扉端片を形成するので点検扉も強化されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の精米機の斜視図である。
【図2】左側の点検扉を開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図3】右側の点検扉を開いた状態を示す斜視図であ
る。
【図4】本考案の精米機の分解斜視図である。
【図5】点検扉の要部分解斜視図である。
【図6】扉つまみの拡大断面図である。
【符号の説明】
1 底板 2 筐体 3 張込みタンク 4 サイクロン分離機 5 支柱板 6 精米機構 7 スリット 8 フック 9 ネジ 10 扉当り部 11 精米取出し口 12 抵抗つまみ 13 蝶番 14 点検扉 14a 扉端片 15 位置決め突起 16 扉端片挿入間隙 17 扉つまみ 18 六角ナット 19 扉ストッパ 20 段差

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 精米機構を囲う筐体を箱形に形成し、こ
    の筐体上部には張込みタンクを設けると共に、筐体正面
    中央に直立する支柱板には精米取出し口を設け、 そして筐体の正面左右の隅角部に沿って折り曲げた点検
    扉を左右一対設け、各点検扉の開閉支点を筐体の左右側
    面にそれぞれ設けると共に、両点検扉の正面の側辺を前
    記支柱板の左右両辺に重ね合せるようにして成る精米機
    の筐体構造。
  2. 【請求項2】前記支柱板の左右両辺を断面クランク形に
    折り曲げて段差付きの扉当り部を形成すると共に、この
    左右の扉当り部に位置決め突起をそれぞれ取り付け、位
    置決め突起と扉当り部の段差の間には扉端片挿入間隙を
    形成し、 一方、前記左右の点検扉の正面の側辺をそれぞれ内側に
    折り曲げて扉端片を形成すると共に、各点検扉正面に配
    した扉つまみの支軸を点検扉に回転自在に貫通し、この
    支軸の先端に扉ストッパをそれぞれ固着し、 そして前記点検扉の正面の側辺を前記支柱板の左右両辺
    に重ね合せて、前記扉端片を前記扉端片挿入間隙に挿入
    すると共に、扉ストッパを支柱板の左右両辺の内側に着
    脱自在に係止するようにしてなる請求項1記載の精米機
    の筐体構造。
JP1996004875U 1996-05-07 1996-05-07 精米機の筐体構造 Expired - Lifetime JP3030885U (ja)

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JP3030885U true JP3030885U (ja) 1996-11-12

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ID=43165861

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