JP3030418U

JP3030418U - 室外用窓ふき掃除用具

Info

Publication number: JP3030418U
Application number: JP1996004716U
Authority: JP
Inventors: 重泰野々瀬
Original assignee: 重泰野々瀬
Priority date: 1996-04-19
Filing date: 1996-04-19
Publication date: 1996-11-01
Anticipated expiration: 2002-04-19

Abstract

(57)【要約】【目的】この考案は，固定板に弾力性のある雑巾を取
り付け，固定板の両端に引っ張り用のテープを結び付け
た，室外用窓ふき掃除用具に関するものである。【構成】長方形の固定板（１）の片面に弾力性パッド
（２）を貼り付け，この上から雑巾（３）をのせ，その
両端をマジックテープ（登録商標）（４）で固定板
（１）に付ける。そして，固定板（１）の両端に窓の幅
に応じた適切な長さのテープ（５）を取り付ける。

Description

【考案の詳細な説明】

【００１】

【産業上の利用分野】

この考案は，弾力性パッドを付けた固定板に雑巾を取り付け，この固定板の両端にテープを結び付けた，室外用窓ふき掃除用具に関するものである。

【００２】

【従来の技術】

従来，ベランダのない窓の室外側の掃除は，窓を開け身をのり出して雑巾等でふいて行われていたが，窓の中央部までは手が届かず汚れが残り不快であった。また，小学校などでは掃除のときに窓から転落してけがをする事故が時々発生するため，安全に室外側の窓掃除のできる用具が求められていた。

【００３】

【考案が解決しようとする課題】

本案は，この欠点を除いて，誰でも安全に，しかも楽に室外側のの窓ふきができる掃除用具を開発しようとするものである。

【００４】

【課題を解決するための手段】

いまその解決手段を図面に追いながら説明すれば，（イ）長方形の固定板１の片面に弾力性パッド２を付け，このパッドの付いた側の固定板１上でパッドの両端近くにマジックテープ４を貼付ける。（ロ）雑巾３の両側にマジックテープ４を付ける。（ハ）雑巾３をパッド２の上に置き，雑巾の両端を押さえてマジックテープ４で固定板１に固定する。（ニ）固定板１の両端に窓ガラスに応じた適切な長さのテープ５を取り付ける。

【００５】

【作用】

本案は，以上のような構造であるから，これを使用するときには，図に示したの厚さ１ミリ程度の薄い板で作られた，テープ通し器６の２個の穴にテープ４の端を図のように引っ掛ける。そして，窓の一方の側からテープの付いたテープ通し器６を室外に出して窓の他方の側からテープ通し器６を室内に引き入れる。（テープ通し器６は薄いので窓枠とガラス間の狭い隙間にでも通すことができる。）そこで，テープ通し器６からテープをはずして片手に持ち，もう一方のテープを他方の手で持ち固定板１に付けた雑巾３がガラス面に向くようにする。このように準備してから，両手に持ったテープを交互に引っ張れば，部屋の中に居ながらにしてガラスの汚れを楽にふき取ることができる。若干の練習により窓の上下左右にある汚れをふき取ることが出来るようになる。ただし，窓枠近くの部分はふき取りにくいので，この部分だけは固定板１から取り外した雑巾３で直接ふき取る。また，汚れた雑巾３は固定板１から取り外して洗えば再び使用することができる。

【００６】

【実施例】

なお，本考案の実施に当たって次の如きことが出来る。（イ）雑巾３を使い捨ての紙製品（例えばおしぼりティシュ）で作る。（ロ）テープ５の代わりに幅の広いベルト状のものを利用する。

【００７】

【考案の効果】

したがって，室外の窓ふきに伴う危険も無く，かつ，子供から高齢者まで誰でも楽に窓掃除ができ，両腕を交互に大きく動かすので，運動不足も解消できる便利な窓ふき掃除用具である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】テープ通し器の斜視図

【符号の説明】

１は固定板２は弾力性パッド３は雑巾４はマジックテープ５はテープ６はテープ通し器

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】（イ）長方形の固定板１の片面に弾力性パ
ッド２を接着し，このパッドの付いた側の固定板１上
で，パッドの両端近くにマジックテープ４を貼付つけ
る。（ロ）雑巾３の両側にマジックテープ４を付ける。（ハ）雑巾３をパッド２の上に置き，雑巾の両端を押さ
えてマジックテープ４で固定板に付ける。（ニ）固定板１の両端に窓ガラスに応じた適切な長さの
テープ５を取り付ける。以上の如く構成された，室外用窓ふき掃除用具。