JP3030028U - スノーボード用ブーツ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 改良されたソール構造を有するスノーボード
用ブーツを提供する。 【解決手段】 改良されたソール構造を備えるスノーボ
ード用ブーツは、２ピースからなるソールと係合するア
ッパーを含む。ソールは底部に沿ってトレッドを含み得
る弾性のゴム状材料からなるアウトソールを含む。エチ
ルビニルアセテートなどの軽量な半剛性材料から構成さ
れるミッドソールが、アウトソールに接合される。アウ
トソールは典型的にはブーツの爪先部分の周りを取り巻
きヒール部分に向かって先細になって離れていくサイド
ウォールを含む。ミッドソールはヒール部分においてア
ッパーに沿って上方へ延び、かつ傾斜したシームライン
に沿ってアウトソールのサイドウォールと合わさる、サ
イドウォールを含む。ミッドソールのサイドウォールは
ブーツのヒール部分に対し良好な横方向からの支持をも
たらし、一方で軽量な構造を維持するものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の分野】

本考案は、一般にスノーボード用ブーツに関し、より特定的にはソール構造の 改良されたスノーボード用ブーツに関する。

【０００２】

【考案の背景】

スノーボーディングの人気は、実質的に年々高まっている。このスポーツの人 気が増すにつれ、改良を加えられた高性能な装備の必要性も高まっている。スノ ーボード用装備の中で最も重要なものの１つは、スノーボード用ブーツであって 、これは履き心地がよく、軽量で丈夫であり、かつボードの良好な「感触」がも たらされるものであるべきである。ボードが地面を滑降していくにつれ乗り手が ボードから受け取る感触またはフィードバックにより、さまざまな条件下におけ る制御を向上させることができる。

【０００３】 先行技術におけるスノーボード用ブーツは、典型的には布および／または皮製 のアッパーに繋がる、トレッドを備えた可撓性のゴム製ソールからなる。内袋ま たはインナーブーツもまた、典型的にぴったりとはまるようにするため、および 寒気を遮るために設けられている。

【０００４】 このような先行技術のブーツ構造における不利な点とは、この可撓性のゴム製 アウトソールのために重量が増してしまうということである。分厚いサイドウォ ールを含むのでない限り、またこれは横方向の安定性に欠けるものであるかもし れない。この安定性は、乗り手がボードの適正な制御を維持すべきであるならば 、ヒール部分において特に重要なものである。加えて、先行技術のブーツにおけ るゴム製のアウトソールには、このゴム製アウトソールのサイドウォール内に入 れ子状に収められるウレタンなどの柔らかいフォーム材料からなる別個になった ミッドソールが一般に必要である。この配置は典型的には「カップ・ソール」デ ザインと言われる。完全に入れ子状に重ねられたミッドソールが不利なのは、こ れによりブーツの内側の寸法にさらなる変動が加えられ、それによってはまり具 合に影響が出ることもあり得、かつその一方で頑強にするために重いサイドウォ ールを備えたアウトソールを用いることがやはり必要だということである。この 入れ子にされたミッドソールはまた、アウトソールへの固定のために縫い付ける ことを必要とするので、水が滲みることを助長することとなる。

【０００５】 したがってこの考案の目的は、軽量である一方ですべてゴムの「カップソール 」ブーツと同じまたはそれより良い横方向の丈夫さを維持する、改良されたソー ル構造を備えたスノーボード用ブーツを提供することである。ブーツは頑強で寿 命が長く、かつ大量生産技術を用いて製造することが可能であるべきである。

【０００６】

【考案の概要】

この考案に従うスノーボード用ブーツは、ブーツの前半分がゴムなどの柔軟で 曲げやすいアウトソール材料を使用することによって可撓性のままであり、アウ トソールのサイドウォールはブーツの「爪先」側の前半分にしかない、２ピース からなるソール構造を提供することにより、先行技術における制限を克服するも のである。ブーツの後ろ半分はエチルビニルアセテートすなわちＥＶＡなどの材 料からなる、より剛性で軽量なミッドソールを用いることによって軽量化されて いる。ミッドソールはヒール部分を取り囲む一体となったサイドウォールで形成 される。

【０００７】 好ましい実施例に従い、スノーボード用ブーツはアッパーと、アッパーに接合 されたソール部分とを含む。ソール部分は爪先部分とヒール部分とを含む。ソー ルは実質的に爪先部分からヒール部分へ延びる弾性のアウトソールを有する。ミ ッドソールが設けられる。このミッドソールはエチルビニルアセテートすなわち ＥＶＡなどの半剛性クッション材から構成される。ミッドソールはアウトソール に接合され、アッパーと係合してヒール部分の周りで上方に延びるサイドウォー ルを含む。

【０００８】 アウトソールは典型的には、やはりアッパーと係合して上方に延びる、爪先部 分に隣接したサイドウォールを含む。アウトソールのサイドウォールとミッドソ ールのサイドウォールとは、ミッドソールのサイドウォールとアウトソールのサ イドウォールとの間で実質的な外側表面を形成するシームラインに沿って互いに 繋がっている。このシームラインはソールの中点に位置している。ミッドソール は足を支えるための平坦にされた基部を含む。この基部の厚みは、ヒール部分か ら爪先部分への方向に減少してゆく。アウトソールはトレッドを備えるゴムを含 み得る。この考案に従うスノーボード用ブーツは、アッパーとソールとを係合さ せるスノーボード用ビンディングシステムに係合されるよう特に配列される。ミ ッドソールは、好ましい実施例に従えば、縫目がなく、より耐水性の密閉を提供 する。

【０００９】 好ましい実施例に従うスノーボード用ブーツを構成するための方法は、底部の トレッドを備えたゴムから成り立ち得る弾性のアウトソールを提供するステップ を含む。ＥＶＡなど半剛性の軽量な材料からなるミッドソールが、好ましくは接 着剤を用いてアウトソールに接着される。この接着するステップは、ミッドソー ルの少なくとも一部分をサイドウォールの形でアウトソールから上に向かって離 れるように延びるように位置づけることを含む。このサイドウォールは典型的に はソールのヒール部分に位置づけられる。アウトソールおよびミッドソールにア ッパーが接着される。アッパーおよびアウトソールへのミッドソールの接着は、 一般に縫い付けることなく行なわれる。したがって、耐水性のより高い接合が形 成される。

【００１０】

【好ましい実施例の詳細な説明】

図１〜３はこの考案に従うスノーボード用ブーツ２０を包括的に示す。スノー ボード用ブーツ２０は専用のビンディングシステムに順応するように寸法決めさ れ、形づくられている。従来のスノーボード用ビンディングシステム２７は、図 １で概略的に仮想線で示される。ビンディングシステムは、部分的に図示してい るスノーボード上面２５に取り付けられる。ブーツ２０は、ソール２３からアッ パーのへり２４に延びるよう構成された、この実施例に従うアッパー２１を含む 。アッパー２１は乗り手の足および足首の周りをしっかりと取り巻くよう配置さ れる。アッパー２１の外側のシェル２６は一般にキャンパスまたは好ましくはコ ーデュラ（登録商標）（Cordura ）などの耐久性の布の組合せから構成される。 アッパー２１は部分的に天然／合成の牛皮、ビニルまたは皮革のさらなる層によ って補強される。この皮革は新しいバックレザーまたはポリウレタン「ＰＵ」の 新しいバックからなるものであり得る。皮革の部分２８、３０、３１および３２ は爪先部分３４などさらなる丈夫さや強さが望まれるところに位置づけられ得る 。布の部分２９は一般に撓みが望まれるところに位置づけられる。皮革および布 の部分の正確な配置およびアウトラインは、しかしながら、一般に嗜好およびス タイルによって決められる。好ましい実施例に従うアッパー２１を図示かつ説明 してきたが、この考案に従うソールとの関連でどのようなスノーボード用ブーツ のアッパーを用いることもできる。

【００１１】 外側のシェル２６内には、柔らかい内側層３８および耐水性の外側層４０を備 え、一般にポリウレタンフォームから形成される内袋またはインナーブーツ３６ が置かれる。アッパー２１は幾分従来的なデザインの靴紐４２によって乗り手の 足にしっかりと固定される。靴紐が締められると、詰物をした布製の舌皮４３が 内袋３６を支える。

【００１２】 図３および４を特に参照して、アッパー２１は爪先部分３４においてゴムのア ウトソール４４と係合する。この位置に隣接したところで、アッパーは３つの層 に形成される。外側の層３０は上述のように一般に硬くて丈夫な材料からなる皮 革またはビニルで作られる。爪先部分３４では、皮革またはビニル３０は接着剤 によってソール２３に固定される。接着剤は、耐水特性、弾性および強度に基づ いて選択される。この実施例ではコンタクト型接着剤が使用される。この接着剤 はバージ（商標）（Barge ^TM）セメントなどポリウレタンまたはメチエチルケト ンベースの接着剤を含み得る。これは通常両方の部分に塗布され、熱で乾燥され 、その後これらの部分をプレスばめによって接合する。

【００１３】 アッパー２１はさらに従来の内側のプラスチックスティフナ４６および布また は皮革からなる内側のライナ４８を含む。プラスチックスティフナ４６はブーツ 全体の周りに位置づけることもできるし、さらなる丈夫さが望まれるところに選 択的に位置づけられることもできる。これは平坦なシートストックから形成され ており、これを加熱して最終的な形に成形する。

【００１４】 さらに図５および９を参照して、ソール２３は従来の天然または合成ゴムから 作られたアウトソール４４を含む。アウトソール４４はスノーボード（図示せず ）に接触する底部４５を含み、かつ側部と爪先とのそれぞれに沿ってサイドウォ ール５０、５２および５４を含む。サイドウォール５０、５２および５４はアウ トソール４４の横からの支持を強化し、かつまたこれらによって、アッパーの外 側のシェル２６をソール４４に接合するために接着剤を塗布できる表面がより大 きく形成される。

【００１５】 アウトソール４４のサイドウォール５０および５２は、ソール４４のほぼ中点 において下降する斜面５６および５８で終わる。この斜面の輪郭は、部分的には 美意識によって選択される。斜面の傾斜度ならびにＥＶＡおよびゴム部分間の接 合部の位置は、ソールに沿って所与の位置において所望される撓みの量にも部分 的に基づいている。ＥＶＡのサイドウォールは、それらの高さに大まかに比例し て撓みに抵抗するものである。正確な接合部および傾斜度はソールに沿った所望 の位置において望まれる量の撓みが得られるまで位置が変更される、試行錯誤の プロセスに基づいて選択することができる。

【００１６】 連続的な高くされたヒールのサイドウォール５９がこの考案に従うミッドソー ル６０により提供される。この実施例におけるミッドソール６０は、エチルビニ ルアセテートすなわちＥＶＡなどの軽量な半剛性材料から形成される。この実施 例に従いＥＶＡは著しいクッション特性を有しており、デュロメータはおよそ６ ０から６５の間である。ＥＶＡが好ましいが、ポリウレタンなど別の半剛性クッ ション化合物で代用することができる。ＥＶＡミッドソール６０は、後ろのヒー ル部分２２に隣接する厚い部分６３と比較的薄い前部分６４とを備える楔として 形成された平坦な足を支持する基部セクション６２を含む。

【００１７】 基部セクションの輪郭が、図６〜８の断面図においてそれぞれ後方の「ヒール 」、中部、および前方の「爪先」位置について示される。ゴム製のアウトソール 基部６６の厚みＴＲはブーツの全長に沿っておよそ１／８インチの厚みである。 トレッド６８は基部６６よりさらに１／８〜１／４インチ下に延びる。ヒール（ 図６）では、基部セクション６２のＥＶＡは約１／２インチの厚みＴＢを有する 。ほぼ中点（図７）において、ＥＶＡの厚みＴＢ1 は、およそ１／８インチまで 低減される。ミッドソールの基部セクション６２が事実上全くサイドウォールを 有していない前方部（図８）では、厚みＴＢ２はおよそ３／１６インチである。

【００１８】 ＥＶＡミッドソール６０の重要な特性は、それがブーツのヒール部分に隣接し て左右の半剛性サイドウォール部分７０および７２を備える連続的なサイドウォ ールを規定するということである。左右のサイドウォール７０および７２は、向 上した制御を得るためにブーツにおいて重要なヒール部分に実質的な横方向の支 持を提供する。図９で詳細に示されるように、これらはソールの前方部分６２か らヒール（図６）における最高地点７７および７９に至る徐々に上に向かう斜面 ７４および７６を規定し得る。これらはヒール２２を取り巻くよう再び徐々に下 に向かって傾斜させることができ、このヒール２２で合わさる。これらの最も高 いところ（図６）では、左右のサイドウォール７０および７２はこの実施例に従 いゴム製ソール基部６６からおよそ１と７／８インチの高さＨを有する。これら は平均しておよそ１／４インチになる先細になった厚みＴを有する。ソールのほ ぼ中央部（図７）では、サイドウォール７０および７２は、ゴム製ソール基部６ ６に関して実質的により短い、およそ７／８インチの高さＨ１を有する。ウォー ルの厚みＴ１は同様に１／８インチに低減される。中央部および中央部の前方に おける、ＥＶＡサイドウォールの高さおよび厚みの実質的な低減により、ブーツ の前方部において撓みを増すことができる。ゴム製アウトソール４４のサイドウ ォール５０および５２は、より重いとは言え、やはり実質的により可撓性が高く 、足の触球の周りでより容易にブーツの前方部が撓むことができるようになって いる。したがって、この実施例におけるゴム製アウトソール４４およびミッドソ ール６０の組合せは、ヒールにおいて必要とされるところでの軽量な丈夫さと前 方部において望まれるところでの頑強な屈曲性のサポートとの間で良好なバラン スをもたらすものであることが明らかとなるはずである。

【００１９】 ＥＶＡの左右のサイドウォール７０および７２は一体となるように形成されて いるので、この構造は著しい強度を有しており、ヒールに対し非常に良好な横方 向の支持を提供する。ミッドソールを形成するプロセスは、ＥＶＡを大まかに成 形してソールの大まかなアウトラインにすることを必要とする。大まかに成形さ れた部分は次に加熱された圧縮モールドの中にプレスされ、最終的な形となる。 圧縮モールドプロセスは従来的なものであって、およそ±２ｍｍの耐久性を備え たミッドソールをもたらす。

【００２０】 ＥＶＡミッドソール部分６０は、その最終的な形状がゴム製アウトソール４４ の形状に順応するようにモールドされる。この順応性はゴム製ソールのサイドウ ォール５０および５２とＥＶＡの左右のサイドウォール７０および７２との間の 接合部８１，８３を横切って形成される連続的な表面において見ることができる 。換言すれば、サイドウォール５０、７０および５２、７２の左右の組合せは、 連続的サイドウォールのおよその外見を与えるそれぞれのシーム８１および８３ において合わさる。たとえば、図６および７ではゴム製アウトソール４４および ＥＶＡミッドソール６０間のシーム８１および８３における比較的平滑な遷移に 注意されたい。ＥＶＡの左右のサイドウォール７０および７２はブーツの中央部 （図７参照）の周りのゴム製アウトソール４４におけるサイドウォール５０およ び５２内に事実上入れ子状に置かれる。この配置は、ＥＶＡおよびゴム製アウト ソール４４が重複していることによる強い接合をもたらし、かつゴム製アウトソ ール４４のサイドウォール５０および５２が徐々にＥＶＡミッドソール６０の左 右のサイドウォール７０および７２に取って代わられるという美意識的に好まれ る連続的な表面形状にも繋がる。

【００２１】 サイドウォール７０および７２はヒール部分２２で合わさる。これらが合わさ るところでは、後方の強化層３２を含む複数の重複した皮革のような材料の層が 実質的な後方部の支持をもたらすため、後方のサイドウォール７５の高さは低減 されている。したがって、ヒール部分２２における高いサイドウォールは必要で はないかもしれず、これを省くことで重量を減らすことができる。

【００２２】 この実施例では、ＥＶＡのミッドソールは耐水性接着剤、好ましくは上述のよ うなポリウレタンまたはメチエチルケトンベースのコンタクト型接着剤によって ゴム製ソール４４に接合される。同様に、ＥＶＡサイドウォール７０および７２ は、同じ接着剤によりアッパー２１の外側のシェル２６に側部皮革部分３１およ びヒール皮革部分３２において接合される。この実施例では縫合は必要ではなく 、したがって先行技術のカップソール配列にはよくある漏れの潜在的な原因が回 避される。

【００２３】 同様に、この接着剤を図４で詳細に示されるカバー層８０をＥＶＡミッドソー ル６０の頂部に繋げるのに用いることができる。この実施例では約３／３２イン チの厚みであるカバー層は、薄いボール紙またはファイバボードのシートを含む 。このファイバボードのカバー層８０の上方では、従来の合成ソックライニング 材料から形成されるアッパーライナー８４を備えたポリウレタンまたは類似のフ ォームまたはネオプレンで構成される従来のインソール８２が提供され得る。こ のインソール８２は省くことができる。インナーブーツまたは内袋３６は代替的 実施例においてはカバー層８０で直に支持され得る。

【００２４】 以上が好ましい実施例の詳細な説明である。さまざまな変形例および等化物が 、この考案の精神および範囲から逸脱することなく可能である。たとえば、ここ に示されるアッパーはさまざまなパターンに切断されたさまざまな材料で形成で きる。トレッドのデザインは必要に応じてより良いボードの感触またはより良い 登山能力をもたらすよう変形できる。内袋のデザインおよび形状も同様に変更す ることができる。したがって、この説明は例としてのみ受け取られるべきもので あって、この考案の範囲を制限するものとは考えられない。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案に従うスノーボード用ブーツの斜視図
である。

【図２】この考案に従うスノーボード用ブーツの後方図
である。

【図３】この考案に従うスノーボード用ブーツの側面図
であって、内側の細部を仮想線で示した図である。

【図４】図２の線４−４に沿ったスノーボード用ブーツ
の部分断面図である。

【図５】スノーボード用ブーツの部分的に露出した断面
図である。

【図６】図５の線６−６に沿った部分後方断面図であ
る。

【図７】図５の線７−７に沿った部分後方断面図であ
る。

【図８】図５の線８−８に沿った部分後方断面図であ
る。

【図９】この考案に従うスノーボード用ブーツのための
ソール構造を示す斜視図である。

Claims (9)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 アッパーと、 アッパーに接合されたソール部分とを備え、ソール部分
   は爪先部分とヒール部分とを有し、かつ爪先部分からヒ
   ール部分へ実質的に延びる弾性のアウトソールを含み、
   さらにアウトソールに接合される半剛性クッション材料
   から構成され、アッパーと係合してヒール部分の周りで
   上方に延びるサイドウォールを有するミッドソールを含
   む、スノーボード用ブーツ。
2. 【請求項２】 アウトソールはアッパーと係合して上方
   に延びる爪先部分に隣接するサイドウォールを含む、請
   求項１に記載のスノーボード用ブーツ。
3. 【請求項３】 ミッドソールのサイドウォールとアウト
   ソールのサイドウォールとは、ミッドソールのサイドウ
   ォールとアウトソールのサイドウォールとの間の実質的
   に連続的な外側表面を形成する露出したシームラインに
   沿って合わさる、請求項２に記載のスノーボード用ブー
   ツ。
4. 【請求項４】 ミッドソールは、足を支持するよう構成
   され配置された基部を含み、基部はヒール部分から爪先
   部分への方向に低減される厚みを有する、請求項１に記
   載のスノーボード用ブーツ。
5. 【請求項５】 ミッドソールのサイドウォールにおける
   少なくとも一部分は、アウトソールの一部分によって囲
   い込まれる、請求項４に記載のスノーボード用ブーツ。
6. 【請求項６】 アウトソールは、弾性のゴム状材料を含
   む、請求項１に記載のスノーボード用ブーツ。
7. 【請求項７】 ミッドソールはエチルビニルアセテート
   を含む、請求項１に記載のスノーボード用ブーツ。
8. 【請求項８】 アウトソールは、トレッドを有する外側
   表面を含む、請求項１に記載のスノーボード用ブーツ。
9. 【請求項９】 ミッドソールはヒール部分から爪先部分
   への方向において、およそ１／２インチの厚みからおよ
   そ３／１６インチの厚みまで、厚みを変える、足を支持
   するための基部を含む、請求項１に記載のスノーボード
   用ブーツ。