JP3030014U - ライター包装用ケース - Google Patents

ライター包装用ケース

Info

Publication number
JP3030014U
JP3030014U JP1996002319U JP231996U JP3030014U JP 3030014 U JP3030014 U JP 3030014U JP 1996002319 U JP1996002319 U JP 1996002319U JP 231996 U JP231996 U JP 231996U JP 3030014 U JP3030014 U JP 3030014U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighter
cover
storage chamber
front cover
rear cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1996002319U
Other languages
English (en)
Inventor
静孝 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Pipe Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Pipe Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Pipe Co Ltd filed Critical Tokyo Pipe Co Ltd
Application granted granted Critical
Publication of JP3030014U publication Critical patent/JP3030014U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cartons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 包装を簡単にでき、包装状態でライターと広
告紙とを同時に表示でき、さらに包装本体を最小化し、
展示陳列が便利なライター包装用ケースの提供。 【解決手段】 内面において前面収納室12及び広告収
納室13が形成された前面カバー10と内面21に後面
収納室22が形成された折畳部30を中心として互いに
対向しながら折畳めるように一体に連結し、広告紙収納
室13と結合突起部23とが嵌合され互いに結合するよ
うにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案はライター包装用ケースに関するもので、とくにライター及び製品広 告紙と製品使用説明書を一セットに包装した販売用のライター包装用ケースに関 する。
【0002】
【従来の技術】
一般的にライターの損傷を防止し、所定の広告効果を得るためにライターの外 周面と一致するように成形されたスチロール(styrofoam) 又は合成樹脂などでラ イターと製品説明書を1次的で包装した後、これを再次広告文句に合わせた美麗 な彩色紙でできた箱の中に入れ2次の包装を行っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記の包装手段は、 1.少なくとも2段階以上の工程を経るので、当然製造単価は上昇し、価格競争 力が減少するようになり、 2.包装の容積と重さの増加によって購入後、廃棄されるごみの量も増加して環 境保護の傾向に反する、 3.ライターを包装した後、その包装の外側に広告紙が置かれるので、ライター と広告紙を同時に表出させ広告効果を極大させるには限界があり、 4.広告効果を上げるためライター包装を取りはずして陳列する場合、ライター 底面は狭くなる反面、その重さの中心が上面にあるため、別の支持手段を設けな ければ陳列ができず、陳列の仕方にも限界があった。
【0004】 したがって、この考案は上記の問題点を解消するため考案されたものとして、 包装の手続きを簡単にして価格競争力を高め、包装は解体することなしにライタ ーと広告紙とを同時に表出させて広告効果を極大化する一方、特に重さの中心を 最大限低めて包装体積を最小化するにより、狭い空間でも陳列ができるし、環境 保護にも寄与することができるライター包装用ケースを提供することを目的とす る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案によるライター包装用ケースは内面に ライターの前面部を収納するための前面収納室が形成され、前面収納室の上部に は広告紙を収納させる広告収納室を形成した透明合成樹脂材の前面カバー、内面 にライターの後面部を収納するための後面収納室と上記前面収納室とが面対称に 成るよう形成され、後面収納室の上部には上記広告紙収納室と嵌合する結合突起 部が突出形成された透明合成樹脂材の後面カバー及び下面にライターの底面部を 収納するための底面収納室が形成され、前面カバーと後面カバーが互いに対向し ながら折畳めれるように前面カバーと後面カバーの下端部に一体として連結され た合成樹脂の折畳部、からなることを特徴とする。また、上記の折畳部の上面は 左右稜線を基準としてそれぞれ前右側に傾いて傾斜面を形成し、上記前面カバー 及び後面カバーの下面はそれぞれ前面カバーと後面カバーとが結合するとき上記 の斜面に対応する傾斜面を形成し、上記の前面カバー及び後面カバーの内面はそ れぞれ前面カバーと後面カバーが結合するとき上記折畳部の左右稜線を包む仮想 の垂直面に互いに相接して成ると共に、さらに上記前面カバー、後面カバー及び 折畳部の左右側にはそれぞれ支持羽を持つ補強面を備え、上記前面カバー及び後 面カバーとを互いに結合させるとき上記補強面は全体的に二等辺三角形となるよ うにしたことを特徴とする。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、この考案によるライター包装用ケースを添付図面に基づき詳しく説明す る。
【0007】 この考案によるライター包装用ケースXは、透明合成樹脂材料で作られ、図1 または図5に示されるように内面11にライター2の前面部を収納するための前 面収納室12が形成された前面カバー10,内面21にライター2の後面部を収 納するための後面収納室22が上記前面収納室12と面対称するように形成され た後面カバー20及び下面においてライター2の底面部を収納するための底面収 納室32が形成され、前面カバー10と後面カバー20が互いに対向しながら折 畳まれるように底面カバー10と後面カバー20の下端部に一体で連結された折 畳部30からなる。
【0008】 ここで前面収納室12及び後面収納室22の深さはそれぞれ図4に示したよう にほぼライター2の厚さの半分程度で形成され前面カバー10と後面カバー20 の相互内面11,21が密着したときライター2は前面収納室12及び後面収納 室22の間にて嵌合されるようになる。もしくは、底面収納室32の最底面は折 畳部30の底面縁31を包んで平面で構成される仮想の底面と一致するように構 成し、これにより包装されたライター2の底面が陳列台の表面に接触できるもの である。
【0009】 さらに、前面カバー10の内面11の前面収納室12上部には広告紙3を収納 するための広告紙収納室13が形成され、後面カバー20の内面21の後面収納 室22上部には上記広告紙収納室13と嵌合される結合突起部23が突出形成さ れ、上記広告紙収納室13の深さは図4または図5で示したように結合突起部2 3の高さより広告紙3の厚さくらいでもっと深く形成されている。前面カバー1 0及び後面カバー20とを密着させれば広告紙収納室13の周辺面に形成された 凹溝壁面17は結合突起部23の周辺面で突出形成された突起結合面27と結合 する。
【0010】 折畳部30の上面は左右稜線を基準としてそれぞれ左右側に傾いた傾斜面33 ,34が形成され、前面カバー10及び後面カバー20の下面はそれぞれ前面カ バー10及び後面カバー20が結合したとき、上記の傾斜面33,34と対応す る傾斜面14,24で形成される。なお前面カバー10と後面カバー20が結合 されるとき上記折畳部30の左右稜線37を含んだ仮想の垂直面において互いに 相接されるように構成してある。
【0011】 又、前面カバー10の内面11の左側縁傾斜面14の右側面を含んだ垂直面に は補強面16を備え、後面カバー20の内面21の左側縁と傾斜面24の左側縁 とを含んだ仮想の垂直面には補強面26を備えており、折畳部30の前後傾斜面 33,34の左側縁を包んだ仮想面には補強面36を具備するが、上記前面カバ ー10及び後面カバー20を相互結合させるとき補強面16,26,36などは 図4で示したように全体的には二等辺三角形を成している。又は、前面カバー1 0,後面カバー20及び折畳部30の左側にも上記のような補強面16,26, 36が形成される。
【0012】 又、補強面16,26の外側縁には支持羽18,28が補強面16,26とほ ぼ垂直に突出して形成され、折畳部30の左右側に形成された補強面36の底面 縁には仮想の底面と同一の水平面に支持羽38を形成させ補強面36の歪みを防 止し、折畳部30を補強した結果としては、ライター包装用ケースXは安定感を 持たせ支持できるようにする。一方、前面カバー10及び後面カバー20の上端 部に掛け穴4を作ることも可能であり、前面カバー10及び後面カバー20の上 端部には分離方向表示溝5を形成することもできる。
【0013】 この考案による包装用ケースXは図1または図3で示したように折畳部30を 介して前面カバー10及び後面カバー20とが折畳可能となるように結合されて いるため、ケースXの内部にライター2及び広告紙3を入れて包装するには、ま ず底面収納室32にライター2の底面部を挿入して広告紙3は広告収納室13に 入れ、突起結合面27は凹溝壁面17と嵌合されるように底面カバー20を縮め ることだけでその包装作業は簡単になり組立生産性を向上させることができる。 凹溝壁面17及び突起結合面27は図4ないし図5で示したようにそれぞれ広告 紙収納室13及び結合突起部23の周辺面に形成され、相互接触が可能な面積が 広がる一方、実際としては凹溝壁面17及び突起結合面27の一部分が接触され ても嵌合は可能になりライター包装用ケースXの射出成形による許容用誤差を広 くすることができる。
【0014】 このようにライター2が包装されたライター包装用ケースXは必然的にライタ ー2底面部より広い折畳部30を持つことによってライター20の前面部を立た せるように陳列することができる。さらにこの考案によるライター包装用ケース Xは透明な材質で作られているので点火されたライター2の火花状態が図に示し た広告紙3をライター2の上部に入れて包装すれば購入者の購入心理を刺戟して 広告効果は極大化される。広告紙3の内部にはライター2に関する使用説明書又 は品質保証書などを添付することも可能である。
【0015】 一方、前面収納室12及び後面収納室22の深さが同一であり、ケースXの中 央部にライター2が位置して底面収納室32にはライター2を挿入させ、ライタ ー2の底面が底面縁31を包んだ仮想の底面に接触するように設置されるにより ケースXの接触面積は広くなる。その一方、包装に起因した重さ中心の上昇が発 生することなくケースXの大きさを最小化させると共に安定的になり、その結果 としてライター包装用ケースXの陳列空間を最小化する一方ゴミ発生量も減少さ せる効果がある。
【0016】 ライター包装用ケースXの上部に指を入れ、外側向きに力を加えると突起結合 面27は凹溝壁面17から抜き取られながら前面カバー10及び後面カバー20 は分離され、もし無理な力が加われ広告紙が分離されて落ちる場合にもライター 2は底面収納室32に挿入されたままの状態を保持するのでライター2の落下に よる衝撃を防止することができる。
【0017】 その上、補強面16,26,36は第1次でライター包装用ケースXの歪みを 防止するほか、ライター包装用ケースXが倒れる時ライター2に直接衝撃を与え ることも防止する。あわせ、前面カバー10及び後面カバー20が結合する時補 強面16,26,36は全体的に二等辺三角形になるように形成し、消費者に対 し全般的な美感とともに堅固だとの印象を与えることができる。
【0018】 支持羽18,28,38は第1次に補強面16,26,36の歪みを防止し、 第2次としては、いくつかのケースXを積層するとき、ケースを横にして折畳部 30及びケースXの上段を交替に積層すればその積層容積を最少化することがで きる。
【0019】
【考案の効果】
この考案によれば、ライターおよびその製品広告と製品用説明書を一セットに 包装できると共に展示陳列もそのまま載置するだけで可能となるなど包装、開封 操作の便益性と相俟って幾多の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案に係るライター包装用ケースの斜視
【図2】 この考案に係るライター包装用ケースを半分
展開した状態を示す斜視図
【図3】 この考案に係るライター包装用ケースによる
ライターおよび広告紙の収納位置を示す展開斜視図
【図4】 この考案に係るライター包装用ケースの広告
収納室を示す第1図のA−A′線断面図
【図5】 この考案に係るライター包装用ケースの広告
収納室を示す第1図のB−B′線断面図
【符号の説明】
X ライター包装用ケース 2 ライター 3 広告紙 4 掛け穴 5 分離方向表示溝 10 前面カバー 11 内面 12 前面収納室 13 広告紙収納室 14 傾斜面 16 補強面 17 凹溝壁面 18 支持羽 20 後面カバー 21 内面 22 後面収納室 23 結合突起部 24 傾斜面 26 補強面 27 突起結合面 28 支持羽 30 折畳部 31 底面縁 32 底面収納室 33 傾斜面 34 傾斜面 36 補強面 37 左右稜線 38 支持羽

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内面11にライター2の前面部を収納す
    る前面収納室12が形成され、前面収納室12の上部に
    は広告紙3を収納するために凹溝壁面17を備えた広告
    紙収納室13を形成した透明合成樹脂材からなる前面カ
    バー10,内面21にライター2の後面部を収納する後
    面収納室22が上記前面収納室と面対称に形成し、後面
    収納室22の上部に上記の凹溝壁面17と嵌合される突
    起結合面27を備えた結合突起部23とが突出形成され
    てなる透明合成樹脂の後面カバー20及び下面にはライ
    ター2の底面部を収納する底面収納室32が形成され、
    前面カバー10及び後面カバー20が互いに対向して折
    畳めるように前面カバー10と後面カバー20が下端部
    にて一体として連結された透明樹脂材の折畳部30、で
    構成されたライター包装用ケース。
  2. 【請求項2】 上記の折畳部30の上面は左右稜線37
    を基準としてそれぞれ前右側に傾いて傾斜面33,34
    を形成し、上記前面カバー10及び後面カバー20の下
    面はそれぞれ前面カバー10と後面カバー20とが結合
    するとき上記の斜面33,34に対応する傾斜面14,
    24を形成し、上記の前面カバー10及び後面カバー2
    0の内面11,21はそれぞれ前面カバー10と後面カ
    バー20が結合するとき上記折畳部30の左右稜線37
    を包む仮想の垂直面に互いに相接して成ることを特徴と
    する請求項1記載のライター包装用ケース。
  3. 【請求項3】 上記前面カバー10、後面カバー20及
    び折畳部30の左右側にはそれぞれ支持羽18,28,
    38を持つ補強面16,26,36を備え、上記前面カ
    バー10及び後面カバー20とを互いに結合させるとき
    上記補強面16,26,36は全体的に二等辺三角形と
    なるようにしたことを特徴とする請求項1または2記載
    のライター包装用ケース。
JP1996002319U 1995-10-02 1996-03-29 ライター包装用ケース Expired - Lifetime JP3030014U (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1995U27584 1995-10-02
KR9527584 1995-10-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3030014U true JP3030014U (ja) 1996-10-18

Family

ID=43165023

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1996002319U Expired - Lifetime JP3030014U (ja) 1995-10-02 1996-03-29 ライター包装用ケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3030014U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280398A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 St Corp パッケージ
JP2012162275A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Aipatsukusu Iketani Kk 包装ボックス

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010280398A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 St Corp パッケージ
JP2012162275A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Aipatsukusu Iketani Kk 包装ボックス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5865013A (en) Combination package for a hat and garment
US8474619B1 (en) Unitary gift card box
JPH07112858B2 (ja) 煙草用蝶番蓋付き立方形パック
US4258842A (en) Cap display package
US20060076259A1 (en) High-visibility product and package system
JP2005522387A (ja) 卵等の物品の陳列用包装
JP3030014U (ja) ライター包装用ケース
JPH09290847A (ja) 透明蓋の食品容器
JPH08324636A (ja) 展示包装体
JP3190296B2 (ja) 包装用箱
GB2283727A (en) Packaging of smoke alarm devices
JP3309741B2 (ja) 芳香剤などの展示用紙箱
JPH0126577Y2 (ja)
KR200185914Y1 (ko) 다목적 종이상자
CN216333396U (zh) 一种展示包装盒
JPS62536Y2 (ja)
GB2305654A (en) A packing case for a lighter set
JPH079820Y2 (ja) 数珠用包装容器
JPH0212186Y2 (ja)
JP4270656B2 (ja) 包装箱
CA2505224A1 (en) Display pack
JP3819071B2 (ja) 収納箱兼用陳列台
JP2001031166A (ja) きのこ用包装容器
JP3026951U (ja) 包装用紙箱
KR200235833Y1 (ko) 포장용 상자