JP3029670U - ポータブルトイレ用排泄汚物収納袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】便器内に、口紐付き収納袋を取り付け、ワンタ
ッチでトイレ本体より袋全体を取り出す事ができるポー
タブルトイレを提供する。 【解決手段】ポータブルトイレ本体便座部、前、先端部
に袋口紐エが掛けられるフックカを取り付ける。又トイ
レ本体に収納袋ウを取り付け便座イをセットし、トイレ
を使用する際に袋が、滑り外れないようゴム板を貼り付
ける。此のように袋をポータブルトイレ便器内部にセッ
ト使用後便座を持ち上げる事により、口紐が引き上げら
れ収納袋が本体より外れ、口部が閉じられるものとす
る。又、収納袋材質は、ポリエチレン製で汚物が漏れな
いものとし、内部には尿、軟便等の水分が凝固し、さら
に殺菌消臭できる材質のものとし、使い捨て廃棄処理の
できるものする。

Description

【考案の詳細な説明】 この実用新案は、ポータブルトイレを使用する時、排泄された汚物（尿、便） を収納する事が出来るようにした袋で、便器内に取り付けられる形状としたもの である。袋は便座部、下より本体からポット（バケツ）底部まで内部を覆う事が 出来、袋上部には紐を輪にしたものを付け、引っ張る事で口部が簡単に閉じる事 が出来る形状とする。また袋内部は尿や軟便などの水分が吸着、凝固、消臭、殺 菌が出来る材質とし、外側はポリエチレンの合成樹脂材フィルムで汚物が漏れな い物とする。収納袋は排便使用後、衛生的に処分処理の出来る材質の物で使い捨 て廃棄処理できる物とする。

此のようにポータブルトイレの便器に収納袋を取り付けることで、排泄汚物の 廃棄処理が簡素化することができると思う。この事は介護される老人や病人の介 護人に対する配慮、さらに自分の排泄物の廃棄を他人に委ねる時の傷心する気持 ちなどは、自尊心が傷つけられ、老いを感じさせたり、病状の重さを感じさたり ・・・・・などの、心の負担を軽減することができる。さらには介護する人の、 不快感の削減、処理時間の短縮、処理方法の簡便化は、日々、心身ともに辛労の 多い介護生活の中の嫌悪感の負担を取り除く事ができると思う。

【図面の簡単な説明】

【図 １】 本考案の斜視図である。

【図 ２】 本考案の側面図である。

【図 ３】 本考案の側面図である。

【図 ４】 図３Ｃ−Ｃ´線の断面図の一部である。

【符号の説明】

アはポータブルトイレ本体 イは便座 ウは尿、便の
収納袋 エは収納袋口紐 カは口紐を引っ掛け引き上げるフック キは排便入れ用ポット（バケツ） クは収納袋滑り止め
ゴム板 Ａは収納袋内部で、水分凝固、消臭、殺菌層である

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ポータブルトイレ便器専用排泄汚物収納
   袋