JP3029590U - コンクリート製部材の接合構造 - Google Patents

コンクリート製部材の接合構造

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JP3029590U JP1996002343U JP234396U JP3029590U JP 3029590 U JP3029590 U JP 3029590U JP 1996002343 U JP1996002343 U JP 1996002343U JP 234396 U JP234396 U JP 234396U JP 3029590 U JP3029590 U JP 3029590U
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本考案はコンクリート製部材の接合構造に関
し、例えばボックス・カルバート、側溝、U形溝等の土
木資材や建築資材の部材相互を簡単且つ確実に接続する
ものである。 【解決手段】 コンクリート製の一方の部材A(B)の
接合面に凹部2を形成し、屈曲性を有する線状剛性材4
が収容孔5内に配設される係止部6を一端に設けた可撓
性材料よりなるシール部材3を他方の部材B(A)の接
合面1に取付け、係止部を前記凹部内に挿入の上、係止
させることにより両方の部材を接合する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はコンクリート製部材の接合構造に関し、例えばコンクリート製のボッ クス・カルバート、側溝、U形溝等の土木資材や外壁パネル、内壁パネル等の建 築資材の部材相互を簡単且つ確実に接続するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンクリート製の土木資材、例えばボックス・カルバート、側溝、U形 溝等の部材相互を敷設現場において接続するための接合方法には、(イ)構造的 に部材相互を一体化するための剛結性があること、(ロ)耐震性を発揮するため に接合部位に可撓性を有すること、(ハ)液体の漏れを防ぐために止水性を発揮 すること等の条件を満たす必要がある。 これらの上記(イ)〜(ハ)の項目を全て満足する接合方法は従来なかった。 このうち上記(イ)の剛結性を単に有する接合方法には例えば図17に示すよ うに、部材A,B相互の接合面1,1を突き合わせ、そしてこの接合面1,1相 互をセメントモルタルや合成樹脂等の接着剤Sを使用して接着する方法がある。 また他の接合方法として、例えば図18に示すように、接合すべき部材A,B 相互の接合面1,1の外周に鋼板50,50を突設し、この鋼板50,50相互 を突き合わせて溶接する方法がある。 また3つ目の接合方法は、図19に示すように接合すべき部材A,B相互の接 合面1,1に適宜数本の鋼棒51を突設し、この鋼棒51の一側を一方の部材A に結合するとともにこの鋼棒51の他側を他方の部材Bに結合することにより部 材A,B相互を接合する方法がある。 さらに4つ目の方法は、図20に示すように部材A,Bの接合面1,1に突設 した鉄筋52,52を接合面1,1の間に配置したスリーブ53内に挿入し、こ の鉄筋52,52と、スリーブ53に対してセメントモルタル等の充填剤(グラ ウト)54を充填することにより接合部を固化する方法である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら図17に示すような接着剤Sを使用する上記従来の方法は、接合 部位に応力かかるコンクリート製の部材A,B同志を接合する場合に、接着剤S による接合個所が応力によって破損する等の不都合を生ずる。 また図18に示すように部材A,Bの接合面1,1に突設した鋼板50,50 相互を突き合わせて溶接する上記従来の方法は、溶接作業に熟練を必要とし、多 くの時間と手間がかかり、接合作業が非能率であり、工事費も高価になる。また 鋼板50,50が腐蝕する等の不都合を生じていた。 また図19に示すような鋼棒51を用いて部材A,B相互を接合する上記従来 の方法は、強度および構造を考慮して設計上の観点から鋼棒51の設置個数、ま た鋼棒51を設置するための設置個所の選定、さらには使用される鋼棒51の太 さを選定する等、設計が複雑になる。また部材A,B相互を接合するのに多くの 時間と手間がかかって非能率であり、しかも工事費、資材費、製作費が高価にな る等の不都合があった。 また図20に示すように鉄筋52、スリーブ53、充填剤54を用いて部材A 、B相互を接合する上記従来の方法は、グラウト等の充填剤54を充填し、この 充填剤54が固化するまでに多くの時間と手間がかかって接合作業が非能率にな り、工事費が高価になっていた。しかもこの方法は鉄筋52やスリーブ53等の 高価な部品を必要とするので、資材費が高価になる等の不都合があった。
【0004】 本考案は上記従来の不都合を解決し、接合作業が未熟練者にも簡単な取扱操作 で確実に行え、また構造堅牢にして剛結性は充分であり、また耐振性および止水 性に優れ、しかも製作および設計は容易で工事費および資材費が安価なコンクリ ート製部材の接合構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題に鑑みなされ、請求項1に記載の本考案は、接合する一方の 部材の接合面に対して所望角度にて一方の被着面を形成し、該被着面には凹部が 形成され、他方の部材の接合面に対して所望角度にて他方の被着面を形成し、該 被着面には鋼材、プラスチック等よりなる屈曲性の線状剛性材が収容孔内に配設 された係止部を一端に設けた可撓性材料よりなるシール部材を取付け、前記係止 部を前記凹部内に挿入の上、係止させることにより両方の部材を接合するという 手段を採用した。
【0006】 また請求項2に記載の本考案は、請求項1において両方の部材の対向する接合 面に対して所望角度にて夫々被着面を形成し、該被着面には前記凹部が形成され 、前記シール部材の両端に形成した前記係止部を前記凹部内に挿入し、係止する ことにより該シール部材を介して前記両方の部材を接合するという手段を採用し た。
【0007】 また請求項3に記載の本考案は、一方の部材の接合面に対して所望角度にて一 方の被着面を形成し、該被着面には凹部が形成され、収容孔を有する係止部を一 端に設け、可撓性材料よりなるシール部材を他方の部材の接合面に対して所望角 度にて形成した他方の被着面に取付け、前記係止部を前記凹部内に挿入の上、鋼 材、プラスチック等よりなる屈曲性の線状剛性材を前記収容孔内に挿入すること により前記係止部を前記凹部内に係止させて両方の部材を接合するという手段を 採用した。
【0008】 また請求項4に記載の本考案は請求項3において両方の部材の対向する接合面 に対して所望角度にて夫々被着面を形成し、該被着面には前記凹部が形成され、 前記シール部材の両端に前記係止部を形成するとともに該係止部を前記凹部内に 挿入し、前記線状剛性材を前記収容孔内に挿入することにより前記シール部材を 介して前記両方の部材を接合するという手段を採用した。
【0009】 また請求項5に記載の本考案は、請求項1または請求項2において前記係止部 の収容孔内には少なくとも3個以上の複数個の線状剛性材が挿入され、前記凹部 に対する前記係止部の挿入時には複数個の前記線状剛性材は前記収容孔内におい て横一列に連続に配列され、凹部内に前記係止部が挿入後には前記線状剛性材は 各々の外周の接点が接触して1個の剛体が形成されることにより該剛体は前記凹 部の開口幅よりも形大なって係止されるという手段を採用した。
【0010】 また請求項6に記載の本考案は、請求項3、または請求項4、請求項5の何れ かにおいて前記シール部材の端部に設けた係止部は、前記両部材の接合方向に略 交叉する方向から前記凹部内に挿入され、該凹部内に係止部を挿入した後に前記 収容孔内に両部材の接合方向に略交叉する方向から前記線状剛性材が挿入される という手段を採用した。
【0011】 また請求項7に記載の本考案は、請求項1、または請求項2、請求項3、請求 項4、請求項5、請求項6の何れかにおいて前記被着面および該被着面に設けた 凹部内に挿入して係止される係止部を端部に形成したシール部材を部材相互の外 面側に設けるという手段を採用した。
【0012】 また請求項8に記載の本考案は、請求項1、または請求項2、請求項3、請求 項4、請求項5、請求項6の何れかにおいて前記被着面および該被着面に設けた 凹部内に挿入して係止される係止部を端部に形成したシール部材を部材相互の内 面側に設けるという手段を採用した。
【0013】 また請求項9に記載の本考案は、請求項3、または請求項4、請求項5、請求 項6の何れかにおいて前記係止部の外周面、または該係止部に設けられる収容孔 の内周面、さらには該収容孔内に挿入される線状剛性材の何れか1つが適宜形状 をなす連続した凹凸面に形成されるという手段を採用した。
【0014】 請求項10に記載の本考案は、請求項9において前記凹凸面が前記係止部の外 周面、または該係止部に設けられる収容孔の内周面、さらには該収容孔内に挿入 される線状剛性材の外周面の複数個所に形成され、該凹凸面は位相を違えて形成 されるという手段を採用した。
【0015】 また請求項11に記載の本考案は、請求項9において前記凹凸面が前記係止部 の外周面、または該係止部に設けられる収容孔の内周面、さらには該収容孔内に 挿入される線状剛性材の外周面のうち少なくとも2個所以上に形成され、該凹凸 面は同位相に形成されるという手段を採用した。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下図面に従って本考案の実施の形態の具体例を説明する。 図1乃至図3は本考案のコンクリート製部材の接合構造の第1実施例を示す。 A,Bは接合すべき部材であり、この部材A,Bはコンクリート製であって接 合時に衝合可能になる接合面1,1を対向して設けている。1Aは接合すべき一 方の部材Aの接合面1に対して所望角度θ1 にて部材Aの外面側に形成した一方 の被着面であり、この被着面1Aには凹部2が形成される。同様に1Bは接合す べき他方の部材Bの接合面1に対して所望角度θ2 にて部材Bの外面側に形成し た他方の被着面であり、この被着面1Bにはシール部材3が取付けられる。
【0017】 前記凹部2は接合すべき部材A,Bの少なくとも一方、本実施例では図示する ように部材A,Bの前記被着面1A,1Bに夫々形成される。そして、この凹部 2は図1では断面略円形をなし、部材A,Bの外面側に臨んで幅方向の略全域に わたり開口2aが形成されている。前記被着面1A,1Bの接合部1,1に対す る所望角度θ1 ,θ2 は、シール部材3による部材A,Bの接合作業を行い易く 且つ部材A,Bの接合後はシール部材3の後記係止部6による凹部2内の係止を 防止して抜けを阻止するとともに止水性を充分に発揮するように適格なものが選 定されるが、本実施例の場合には例えば30°〜60°に形成される場合が最適 である。
【0018】 前記シール部材3は可撓性材料により形成され、このシール部材3は少なくと も他方の部材Bに取付けられ、屈曲性を有する少なくとも3個以上の線状剛性材 4a,4b,4cが収容孔5内に配設された係止部6を少なくとも一端、本実施 例では図に示すように左右の両端に設けている。この線状剛性材4a,4b,4 cの設置個数は代表例であり、凹部2の設置容積の大小と、凹部2内に挿入後に 後記剛体Gを堅牢に形成して係止作用および水密性を充分に発揮するように適切 な個数を選定する。 前記収容孔5はこの実施例では前後(図1乃至図3ではその紙面方向)の端部 に開口を有せずに閉鎖端として前記線状剛性材4a,4b,4cが内部に配設さ れている。 シール部材3を形成すべき可撓性材料は、例えば、ゴム、合成樹脂、金属のほ かガラス繊維、炭素繊維を編成したシート状物が使用される。
【0019】 そして複数個の前記線状剛性材4a,4b,4cは、図1および図2に示すよ うに凹部2に対する係止部6の挿入時には線状剛性材4a,4b,4cが収容孔 5内において横一列に連続して配列されることにより係止部6は前記開口2aか ら凹部2内に押込み操作によって挿入されて行くが、凹部2内に係止部6が挿入 される時に係止部6が凹部2の内壁2bの曲率に沿って案内されることにより収 容孔5内において線状剛性材4a,4b,4cは転動して外周の接点s同志が接 触して摩擦により係合することにより引張または圧縮に対して不動となる1個の 剛体Gが形成される。そしてこの剛体Gは、前記凹部2の開口2aの幅hよりも 形大に形成されることにより凹部2内に剛体Gは係止され、この剛体Gが凹部2 からの抜出すのが防止される。 また前記線状剛性材4a,4b,4cは、例えば鋼材、プラスチックにて形成 されるほか、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維等を編成した線状物が最適に使用 されるとともに、屈曲性を有するがある程度の剛性を発揮し、しかも引張、圧縮 に強く、強度が高いものが使用される。そして線状剛性材4a,4b,4cの断 面形状は図示では断面略円形のものが示されているが、その形状は図示のものに 限ることなく線状剛性材4a,4b,4c相互の接点sが点接触した剛体Gを形 成する場合よりも接触面積が面接触により増大するように例えば断面三角形、断 面四角形、断面五角形、断面六角形等の任意の多角形に形成されるものであって もよい。
【0020】 前記シール部材3を他方の部材Bに取付けるのは、例えば前記説明と同様にシ ール部材3の一端に設けた係止部6の収容孔5内において線状剛性材4a,4b ,4cを横一列に連続して配列されることにより、他方の部材Bの開口2aから 係止部6を凹部2内に挿入する。そして、凹部2内に係止部6を挿入後は収容孔 5内において線状剛性材4a,4b,4cは凹部2の内壁2bの曲率に沿って転 動され、線状剛性材4a,4b,4cの外周の接点s相互が接触して摩擦により 係合されることにより不動状態の1個の剛体Gが形成されて前記凹部2の開口2 aの幅hよりも形大になって凹部2内に係止され、シール部材3は部材Bに取付 けられる。シール部材3の部材Bに対する取付けは、このような取付手段に限ら ず、図には示さないが適宜形状のアンカー部を形成して部材Bに埋設してもよい し、接着やネジ止め等の適宜固着手段を用いて取付けるものであってもよい。
【0021】 本考案のコンクリート製部材の接合構造をあらわす第1実施例は以上の構成か らなり、以下、工程順に接合方法を作用とともに説明する。 コンクリート製の部材A,Bを敷設現場において接合するのには、先ず一方の 部材Bの接合面1に対して所望角度θ2 に形成した被着面1Bに取付けられたシ ール部材3の一端に設けた係止部6を他方の部材Aの接合面1に対して所望角度 θ1 をもって設けた被着面1Aの開口2aを通じて凹部2内に係止させることに より、部材A,Bをシール部材3を介して接合する。
【0022】 すなわち部材Bに取付けたシール部材3の係止部6を、図1および図2に示す ように係止部6の収容孔5内において複数個の線状剛性材4a,4b,4cを横 一列に連続して配列することにより開口2aから押込んで凹部2内に挿入する。 そして凹部2内に係止部6を挿入した後は凹部2の内壁2bの曲率に沿って可 撓性材料により形成される係止部6は可撓性を発揮するとともに屈曲性を有する 複数個の線状剛性材4a,4b,4cは案内されることにより転動される。そし て、線状剛性材4a,4b,4cは外周の接点sが接触して摩擦、係合されるこ とにより不動体としての1個の剛体Gが形成される。この剛体Gは図3に示すよ うに凹部2の開口2aの幅hよりも形大になって凹部2内に係止されるので、部 材A,Bはシール部材3を介して接合されるとともに係止部6が凹部2から不用 意に抜出すのが防止される。この際、線状剛性材4a,4b,4cの断面形状が 図には示さないが、例えば断面三角形、断面四角形、断面五角形、断面六角形に 形成されるものを使用すれば、図示のように断面円形の線状剛性材4a,4b, 4cのものが相互に接点sにより点接触して剛体Gを形成する場合とは異なり 面接触により接触面積が増大し、堅牢な構造の剛体Gが形成される。従って凹部 2に対する剛体Gの係止作用および止水性は図示のものより一層確実になる。
【0023】 このように部材A,Bは、シール部材3の一端に設けた係止部6を夫々他方の 部材Aまたは部材Bの接合面1,1に対して所望角度θ1 ,θ2 にて部材A,B の外面側に形成された被着面1A,1Bの凹部2内に挿入するだけの簡単な取扱 により、シール部材3を介して部材A,Bは構造堅牢に接合されるとともに抜け 出しが防止され、剛結性は充分になる。この際、凹部2,2は部材A,Bの外面 側に接合面1,1に対して所望角度θ1 ,θ2 、例えば30°〜60°にて形成 した被着面1A,1Bに設けられるので、凹部2内へシール部材3の係止部6を 挿入し、係止することにより部材A,B相互の接合作業が、作業者は作業を確認 しながら容易且つ確実に行なえるとともに凹部2と係止部6とが一直線に配列さ れるのを阻止して凹部2から係止部6が抜け出るのを確実に阻止するとともに止 水性が充分になる。 またシール部材3はゴム、合成樹脂、金属やガラス繊維、炭素繊維等を編成し た可撓性材料により形成されているので、地震等の外力が部材A,Bの接合方向 Xまたは接合方向Xに交叉する方向Y或いは方向Zに加わると、部材A,Bの接 合部位に配置されているシール部材3は可撓性を発揮し、外力に対する追従性や 吸収性はよい。例えば接着剤Sを用いて部材A,Bの接合端相互を接着する従来 の接合方法のように、部材A,Bの接続部位が応力により破損されることがなく 、耐震性を発揮するとともに部材A,Bの凹部2内はシール部材3の一端に設け た係止部6の収容孔5内に線状剛性材4a,4b,4cが挿入されて膨らむこと により水密性は確保されるので、液体の漏れを確実に防止できる。
【0024】 図4および図5は本考案の第2実施例であり、コンクリート製の部材A,Bが ボックス・カルバートである場合を示す。 この実施例では、接合する少なくとも一方の部材Aの接合面1に対して所望角 度θ1 にて形成した被着面1Aに正面略環状の凹部2を設け、そして鋼材、プラ スチック等よりなる屈曲性の線状剛性材4が収容孔5内に配設された係止部6を 一端に設けた可撓性材料よりなる正面円筒状のシール部材3を他方の部材Bの接 合面1に対して所望角度θ2 に形成される被着面1Bに取付け、部材Aの前記凹 部2内にシール部材3の前記係止部6を挿入の上、係止させることにより両方の 部材A,Bを接合する。
【0025】 また本実施例において上記説明とは反対に、一方の部材Aに取付けた可撓性材 料よりなるシール部材3の一端に設けた係止部6を他方の部材Bの接合面1に対 して所望角度θ2 にて形成した被着面1Bに設けた凹部2内に挿入することによ り係止部6を係止させて部材A,B相互を接合してもよい。
【0026】 また図6乃至図8は本考案の第3実施例であり、この実施例においては接合す る一方の部材Aの接合面1に設けた凹部2内に、他方の部材Bに取付けたシール 部材3の端部に設けた係止部6を挿入するには、接合方向Xに交叉する図示では 方向Z(または方向Y)から係止部6を挿入する。しかも該凹部2内に係止部6 を挿入した後は、この係止部6の前記収容孔5内に両部材A,Bの接合部の接合 方向Xに交叉する方向Zまたは方向Yから前記線状剛性材4を挿入する。
【0027】 すなわちこの実施例では、コンクリート製の部材A,Bが前記第2実施例のよ うなボックス・カルバートとは異なり、図6に示すような側溝やU形溝のように 部材A,Bの接合面1,1に対して所望角度θ1 ,θ2 にて形成した被着面1A ,1Bの凹部2,2の左右の両端に側縁開口2c,2cを形成した部材A,B相 互の接合に最適に使用される。 そして凹部2内へのシール部材3の挿入は、現場状況や側溝等の敷設状態を考 慮して側縁開口2c,2cの何れか一方を選択して部材A,Bの接合方向Xに交 叉する方向Zから挿入する。また係止部6に設けられる収容孔5に対して線状剛 性材4を挿入するには、収容孔5の左右に設けられる端部開口5a,5aの何れ か一方から部材A,Bの接合方向Xに交叉する方向Zに挿入される。このように 部材A,Bの接合方向Xにとらわれずに、接合方向Xに交叉する方向Zまたは方 向Yから凹部2内にシール部材3が、またシール部材3内に線状剛性材4が挿入 されるので、シール部材3および線状剛性材4の挿入作業と、部材A,B相互の 接続作業は簡便に行える。
【0028】 そして線状剛性材4が係止部6の収容孔5内に挿入されることによりゴム、合 成樹脂、金属のほかガラス繊維、炭素繊維等を編成した可撓性材料により形成さ れたシール部材3の係止部6が膨張されると、凹部2内に挿入された係止部6は 凹部2内に係止されて抜け出しが防止され、シール部材3を介して部材A,Bの 接合が行える。
【0029】 この際、部材Aの凹部2は図7および図8に示すように断面略円形に形成され 、しかもシール部材3の係止部6は外周面および係止部6の収容孔5は内周面が 断面略円形に形成され、収容孔5内に圧入される線状剛性材4の外周は断面略円 形に形成されるので、収容孔5内に線状剛性材4を挿入すると、収容孔5の内周 と、線状剛性材4の外周との接点Iには外周向きの圧力Pが発生する。この圧力 Pは係止部6の押圧変形力P1 となり、この押圧変形力P1 は凹部2からの反力 P2 に抗し、凹部2に対して係止部6は強い圧着力となる。 そして部材A,B相互の接合は剛結性、耐震性、止水性の何れもが良好である 。
【0030】 また部材Bにシール部材3を取付けるのには、例えば前述の部材A,Bの接合 方法と同様にシール部材3の他端に設けた係止部6を他方の部材A,Bの接合面 1に設けた凹部2内に接合方向Xに交叉する方向Zまたは方向Yから挿入する。 そして該凹部2内に係止部6を挿入した後に、この係止部6に設けた収容孔5 内に接合方向Xに交叉する方向Zまたは方向Yから線状剛性材4を挿入させるこ とによりシール部材3を部材Bに取付けることができる。
【0031】 また上記説明とは反対に一方の部材Aにシール部材3を取付け、他方の部材B の接合面1に設けた開口2内にシール部材3の端部に設けた係止部6を挿入し、 係止部6の収容孔5内に線状剛性材4を挿入して凹部2に係止部6を係止するこ とにより、部材A,B相互を接合してもよい。
【0032】 そして凹部2に対する係止部6の圧着力は、例えば地震、自動車の振動等の振 動エネルギー、部材A,Bの引張力、部材A,Bの内外の水圧等の要求に応じて 例えば係止部6の外周面、該係止部6に設けられる収容孔5の内周面、さらには 収容孔5内に挿入される線状剛性材4の外周面の形状を相違させることにより種 々のものが得られる。
【0033】 例えば図9に示す第4実施例のように、凹部2の内周面および前記係止部6の 外周面が、多数の円弧状の凸部20aと凹部20bとが連続した花弁輪形であり 、また該係止部6に設けた収容孔5の内周面および該収容孔5内に圧入される線 状剛性材4の外周は断面略円形に形成される。 そしてこの実施例においては、係止部6の収容孔5内に線状剛性材4を部材A ,Bの接合方向Xに対して交叉する方向Yまたは方向Zから挿入することにより 係止部6に外周向きの圧力Pが発生すると、花弁輪形の係止部6の凸部20aの 部分には押圧変形力P1 が生じ、凹部20bの部分には押圧変形力P1 ′が生ず る。そしてこの押圧変形力P1 ,P1 ′に抗して反力P2 ,P′2 が生ずるが、 この反力P2 ,P′2 の関係は反力P2 ′>反力P2 となり、係止部6の凹部2 内の定着性が良好になる。
【0034】 同様に図10に示す本考案の第5実施例に示すように、凹部2の内周面および 係止部6の外周面が、多数の三角形の凸部20aと凹部20bとが連続した有歯 輪状に形成され、また係止部6に設けた収容孔5の内周面および該収容孔5内に 挿入される線状剛性材4の外周面は断面略円形に形成したものもある。 そして、線状剛性材4を係止部6の収容孔5内に挿入すると、係止部6に外周 向きの圧力Pが発生されるので、係止部6の凸部20aには押圧変形力P1 が、 また凹部20bには押圧変形力P1 ′が生じ、その反力P2 ,P2 ′を得る。そ してこの反力P2 ,P2 ′の大小の関係は、反力P2 ′>反力P2 となり、係止 部6の凹部2内の定着性は良好である。
【0035】 また図11は本考案の第6実施例である。この実施例では、凹部2の内周面お よび係止部6の外周面が断面略円形に形成され、前記係止部6に設けた収容孔5 の内周面は多数の三角形の凸部20aと凹部20bとが連続する有歯輪形であり 、また係止部6に設けた収容孔2内に挿入される線状剛性材4は断面略円形に形 成される。 そしてこの実施例においては、係止部6の収容孔5内に線状剛性材4を挿入す るのに、収容孔5の内周面は凸部20aおよび凹部20bが連続する有歯輪形に 形成されているので、前記各実施例に比して収容孔5が断面略円形のものに比較 して摩擦が少なくなり、線状剛性材4を収容孔5内に挿入する操作が容易になる 。しかも線状剛性材4を収容孔5内に挿入させることにより係止部6に外周向き の圧力Pが発生されると、凸部20aには押圧変形力P1 が、また凹部20bに は押圧変形力P1 ′が夫々生ずるとともにこの押圧変形力P1 ,P1 ′に抗して 反力P2 ,P2 ′が発生する。この反力P2 ,P2 ′の関係は、反力P2 >反力 P2 ′になって係止部6の外周面にバラ付いた状態に現れるが、係止部6の凹部 20bにの線状剛性材4に対する密着性と保持性が優れ、定着性および止水性は 良好になる。
【0036】 また図12および図13に示す第7実施例のように、凹部2の内周面および係 止部6の外周面が断面略円形に形成され、係止部6に設けた収容孔5の内周面は 多数の円弧状の凸部20aと凹部20bとを連続した花弁輪形に形成した場合に も線状剛性材4を収容孔5内に挿入することによって圧力Pが発生されると、凸 部20aには押圧変形力P1 が、また凹部20bには押圧変形力P1 ′が生じて それぞれの反力P2 ,P2 ′が得られる。そしてこの反力P2 ,P2 ′の関係も 前記第6実施例と同様に反力P2 >反力P2 ′になって係止部6の凹部2に対す る定着性および止水性も良好になる。
【0037】 さらに図14および図15、または図16に示すものは凹部2の内壁面および 係止部6の外周面と、線状剛性材4が挿入されるように係止部6に設けた収容孔 5の内周面とに夫々円弧状の凸部20a,20′aと、凹部20b,20′bと が連続した花弁輪形に形成されるか、三角形の凸部20a,20′aと、凹部2 0b,20′bとが連続した有歯輪形に形成された本考案の第8実施例および第 9実施例である。 そしてこれらの第8実施例および第9実施例では、係止部6に設けた収容孔5 内に圧入される線状剛性材4により外周向きの圧力Pを生じて収容孔5の内周の 凸部20′aには押圧変形力P1 が生じ、凹部20′bには押圧変形力P1 ′が 生ずる。そしてこの押圧変形力P1 ,P1 ′に抗して係止部6の外周面の凹部2 0bには反力P2 ′が、凸部20aには反力P2 が夫々生じて反力P2 >反力P 2 ′の関係は顕著になり、凹部2内の係止部6の定着性と挿入性は良好になる。
【0038】 また部材Bにシール部材3を取付けるのに、例えばシール部材3の他方に設け た係止部6を部材Bに設けた凹部2内に接合方向Xに交叉する方向Yまたは方向 Zから挿入し、そして該凹部2内に係止部6を挿入した後に、係止部6に設けた 収容孔5内に接合方向Xに交叉する方向Yおよび方向Zから線状剛性材4を挿入 させることにより、シール部材3を部材Bに取付けることができる。
【0039】 しかも上記説明とは反対に一方の部材Aにシール部材3を取付け、他方の部材 Bの接合面1に設けた開口2a内にシール部材3の端部に設けた係止部6を接合 方向Xに交叉する方向Zまたは方向Yから挿入し、係止部6に設けた収容孔5内 に接合方向Xに交叉する方向Yまたは方向Zから線状剛性材4を挿入して凹部2 に係止することにより、部材A,B相互を接合することもできる。
【0040】 上記説明では、部材A,Bの対向する接合面1,1の凹部2,2を設け、この 凹部2,2内にシール部材3の両側に設けた係止部6,6を係止することにより 両部材A,Bを接合するようにしたが、本考案は接合すべき部材A,Bの何れか 一方に凹部2を設け、この凹部2内に他方の部材に取付けられたシール部材3の 一端に設けた係止部6を係止することにより部材A,B相互を接合することも本 考案の適用範囲である。
【0041】 また上記第8実施例および第9実施例において、係止部6の外周面に設けた連 続する凸部20aおよび凹部20bと、係止部6に設けた収容孔5の内周面に設 けた連続する凸部20′aと凹部20′bとは夫々同位相に形成されているが、 位相を違えて形成してもよい。
【0042】 上記各実施例においては、接合すべき部材A,B相互の接合面1,1に対して 外側面に所望角度にて夫々被着面1A,1Bを形成し、この被着面1A,1Bに 形成した凹部2,2内に挿入し、係止される係止部6,6を左右の両側に設けた シール部材3を介して両部材A,Bを接合するようにしたが、凹部2を有する被 着面1A,1Bは接合面1,1に対して内側面に形成されるとともにシール部材 3を部材A,Bの内側に設置してもよい。
【0043】
【考案の効果】
本考案は以上のように、コンクリート製の部材相互の接合作業が未熟練者にも 簡単な取扱操作で確実に行え、また部材相互の接合後は構造堅牢にして剛結性は 充分になり、また耐振性および止水性に優れ、さらには製作および設計は容易で 工事費および資材費は安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のコンクリート製の部材の接合方法を示
す第1実施例を示す斜面図である。
【図2】同じく第1実施例において一方の部材に取付け
たシール部材の係止部を他方の部材の接合面の凹部内に
挿入する状態の断面図である。
【図3】同じく第1実施例において接合すべき両方の部
材をシール部材を介して接合した状態を示す断面図であ
る。
【図4】同じく本考案をボックス・カルバートに適用し
た状態の第2実施例を示す斜面図である。
【図5】同じく第2実施例においてボックス・カルバー
トを他方から見た状態を示す斜面図である。
【図6】同じく側溝に適用した状態の本考案の第3実施
例を示す斜面図である。
【図7】同じく第3実施例の部材相互の接合する状態を
示す平面図である。
【図8】同じく第3実施例の接合状態を示す平面図であ
る。
【図9】同じくシール部材を改変した本考案の第4実施
例の接合状態を示す平面図である。
【図10】同じく本考案の第5実施例の接合状態を示す
平面図である。
【図11】同じく本考案の第6実施例の接合状態を示す
平面図である。
【図12】同じく本考案の第7実施例の接合状態を示す
平面図である。
【図13】同じく第7実施例の部分切欠拡大平面図であ
る。
【図14】同じく本考案の第8実施例を示す平面図であ
る。
【図15】同じく第8実施例の拡大平面図である。
【図16】同じく本考案の第9実施例を示す平面図であ
る。
【図17】同じくコンクリート製の部材相互を接着剤を
使用して接合する従来の接合方法の一例を示す断面図で
ある。
【図18】同じく部材の接合面に突設した鋼板相互を溶
接して接合する従来の2つ目の接合方法を示した断面図
である。
【図19】同じく鋼棒を接合すべき両部材に結合する従
来の3つ目の接合方法を示した断面図である。
【図20】同じくスリーブと鉄筋とを使用して両部材を
結合する従来の4つ目の接合方法を示した断面図であ
る。
【符号の説明】
1 接合面 2 凹部 2a 開口 3 シール部材 4 線状剛性材 5 収容孔 6 係止部 A 部材 B 部材 X 接合方向 Y 方向 Z 方向

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の部材の接合面に対して所望角度に
    て一方の被着面を形成し、該被着面には凹部が形成さ
    れ、他方の部材の接合面に対して所望角度にて他方の被
    着面を形成し、該被着面には鋼材、プラスチック等より
    なる屈曲性の線状剛性材が収容孔内に配設された係止部
    を一端に設けた可撓性材料よりなるシール部材を取付
    け、前記係止部を前記凹部内に挿入の上、係止させるこ
    とにより両方の部材を接合することを特徴としたコンク
    リート製部材の接合構造。
  2. 【請求項2】 両方の部材の対向する接合面に対して所
    望角度にて夫々被着面を形成し、該被着面には前記凹部
    が形成され、前記シール部材の両端に形成した前記係止
    部を前記凹部内に挿入し、係止することにより該シール
    部材を介して前記両方の部材を接合することを特徴とし
    た請求項1に記載のコンクリート製部材の接合構造。
  3. 【請求項3】 一方の部材の接合面に対して所望角度に
    て一方の被着面を形成し、該被着面には凹部が形成さ
    れ、収容孔を有する係止部を一端に設け、可撓性材料よ
    りなるシール部材を他方の部材の接合面に対して所望角
    度にて形成した他方の被着面に取付け、前記係止部を前
    記凹部内に挿入の上、鋼材、プラスチック等よりなる屈
    曲性の線状剛性材を前記収容孔内に挿入することにより
    前記係止部を前記凹部内に係止させて両方の部材を接合
    することを特徴としたコンクリート製部材の接合構造。
  4. 【請求項4】 両方の部材の対向する接合面に対して所
    望角度にて夫々被着面を形成し、該被着面には前記凹部
    が形成され、前記シール部材の両端に前記係止部を形成
    するとともに該係止部を前記凹部内に挿入し、前記線状
    剛性材を前記収容孔内に挿入することにより前記シール
    部材を介して前記両方の部材を接合することを特徴とし
    た請求項3に記載のコンクリート製部材の接合構造。
  5. 【請求項5】 前記係止部の収容孔内には少なくとも3
    個以上の複数個の線状剛性材が挿入され、前記凹部に対
    する前記係止部の挿入時には複数個の前記線状剛性材は
    前記収容孔内において横一列に連続して配列され、凹部
    内に前記係止部が挿入後には前記線状剛性材は各々の外
    周の接点が接触して1個の剛体が形成されることにより
    該剛体は前記凹部の開口幅よりも形大となって係止され
    ることを特徴とした請求項1または請求項2に記載のコ
    ンクリート製部材の接合構造。
  6. 【請求項6】 前記シール部材の端部に設けた係止部
    は、前記両部材の接合方向に略交叉する方向から前記凹
    部内に挿入され、該凹部内に係止部を挿入した後に前記
    収容孔内に両部材の接合部の接合方向に略交叉する方向
    から前記線状剛性材が挿入されることを特徴とする請求
    項3、または請求項4、請求項5の何れかに記載のコン
    クリート製部材の接合構造。
  7. 【請求項7】 前記被着面および該被着面に設けた凹部
    内に挿入して係止される係止部を端部に形成したシール
    部材を部材相互の外面側に設けたことを特徴とする請求
    項1、または請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5、請求項6の何れかに記載のコンクリート製部材の接
    合構造。
  8. 【請求項8】 前記被着面および該被着面に設けた凹部
    内に挿入して係止される係止部を端部に形成したシール
    部材を部材相互の内面側に設けたことを特徴とする請求
    項1、または請求項2、請求項3、請求項4、請求項
    5、請求項6の何れかに記載のコンクリート製部材の接
    合構造。
  9. 【請求項9】 前記係止部の外周面、または該係止部に
    設けられる収容孔の内周面、さらには該収容孔内に挿入
    される線状剛性材の外周面の何れか1つが適宜形状をな
    す連続した凹凸面に形成されることを特徴とする請求項
    3、または請求項4、請求項5、請求項6の何れかに記
    載のコンクリート製部材の接合構造。
  10. 【請求項10】 前記凹凸面が前記係止部の外周面、ま
    たは該係止部に設けられる収容孔の内周面、さらには該
    収容孔内に挿入される線状剛性材の外周面の複数個所に
    形成され、該凹凸面は位相を違えて形成されることを特
    徴とする請求項9に記載のコンクリート製部材の接合構
    造。
  11. 【請求項11】 前記凹凸面が前記係止部の外周面、ま
    たは該係止部に設けられる収容孔の内周面、さらには収
    容孔内に挿入される線状剛性材の外周面のうち少なくと
    も2個所以上に形成され、該凹凸面は同位相に形成され
    ることを特徴とする請求項9に記載のコンクリート製部
    材の接合構造。
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