JP3029431B2 - Vtr信号の検出回路、コンポジットビデオ信号の識別回路、及び、コンポジットビデオ信号の雑音特性検出回路 - Google Patents

Vtr信号の検出回路、コンポジットビデオ信号の識別回路、及び、コンポジットビデオ信号の雑音特性検出回路

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JP3029431B2 JP63329575A JP32957588A JP3029431B2 JP 3029431 B2 JP3029431 B2 JP 3029431B2 JP 63329575 A JP63329575 A JP 63329575A JP 32957588 A JP32957588 A JP 32957588A JP 3029431 B2 JP3029431 B2 JP 3029431B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はTVセットの分野にかかわり、特に、アンテナ
・タツプの外に、ペリ(Peri)テレビジヨン・タツプを
具備している多機能TVセツトなどに適用されるVTR信号
の検出回路、コンポジットビデオ信号の識別回路、及
び、コンポジットビデオ信号の雑音特性検出回路に関す
る。
[従来技術] 従来のTVセツトは主として空中線アンテナからの信号
を受信するように設計されていた。その後、そうしたTV
セツトは、ビデオテープ・レコーダの発明によって、磁
気テープに記録されている画像信号も受信できるように
も適用された。更にTV信号用のみならず、コンピユータ
端末用機器としても応用され、更にまた、別な例では、
コンピユータ画像をTV画像上に重畳させるような用途に
も使用されている。かくして、初めにビデオテープレコ
ーダに対する1つの接続のみを意図したペリ(Peri)テ
レビジヨン・タツプは、例えば、マイクロコンピユー
タ、ビデオゲーム装置、衛生受信アンテナ、通信アレイ
などに対しても利用されるようになった。
[発明が解決しようとする課題] そうした各種の信号をTVセットで処理するには、通
常、その内部回路の一部を入力信号に適合して適宜切り
換える必要がある。例えば、ビデオテープレコーダ(VT
R)からのビデオテープレコーダ(VTR)信号あるいはコ
ンポジットビデオ信号である場合には、通常、磁気テー
プの機械的ドリフトやVTRエンジン系の速度の変動によ
る低周波のライン周波数変動を示し、これにより、フラ
グ効果と呼ばれるTV画像の歪み(垂直方向に湾曲したラ
イン)を生じる。これを解消するためには、VTR信号や
コンポジットビデオ信号が入力された場合は、TVセット
の内部回路の一部であるフェーズロックドループ(PL
L)の時定数を短い時定数に切り換えることが必要とな
る。
ところで、初めは、上記ペリテレビジョン・タップを
接続することで、一義的にビデオテープが接続されてき
たことを示してきたのであるが、しかしながら、上記し
た近年の状況から、手動のスイッチングシステムをTVセ
ットに適当な構成で与え、このペリテレビジョン・タッ
プ(また、或る場合にはアンテナ・タップ)が接続され
る装置の種類を区別し、接続された装置に最適になるよ
うに上記手動のスイッチングシステムを設定することが
必要となるが、これは利用者にとっては面倒な作業であ
った。
そこで本発明の目的は、上記従来技術における要求に
鑑み、TVセット入力に種々選択的に入力される各種の信
号(VTR信号やコンポジットビデオ信号等を含む信号で
あり、放送中の信号からの受信信号ではない非放送受信
TV信号)の中から、特に、VTRからのVTR信号あるいはコ
ンポジットビデオ信号が当該TVセットに入力しているこ
とを自動的に検出することにより、受信中のTVセットの
内部回路を、具体的には、そのPLL回路の時定数を適宜
切り換え、もって、VTRからのVTR信号あるいはコンポジ
ットビデオ信号を入力して、その低周波成分の変動によ
るフラグ効果等の悪影響を自動的に解消することのでき
る、VTR信号の検出回路、コンポジットビデオ信号の識
別回路、及び、コンポジットビデオ入力信号の雑音特性
検出回路を提供するものである。
また、本発明では、TVセットに入力される、特にTV信
号に対する誤動作を確実に防止することの可能なビデオ
テープレコーダ信号の検出回路、コンポジットビデオ信
号の識別回路を提供するものである。
更に、本発明では、これら各種の入力信号に対してTV
セット内の回路の同期引き込み速度を高めることの可能
なコンポジットビデオ信号の識別回路、及び、コンポジ
ットビデオ入力信号の雑音特性検出回路を提供するもの
である。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明によれば、ビデ
オテープレコーダ(VTR)や非放送受信TV信号から選択
的に供給される信号から、TVセット入力(10)へ供給さ
れる当該VTRからのVTR信号を認識するための検出回路で
あって、 前記入力(10)に接続され、当該信号からライン同期
信号を検出するライン同期信号分離回路(11)と、 前記ライン同期信号分離回路(11)からの当該ライン
同期信号を入力するフェーズロックドループ(PLL)(1
2)とを備え、前記フェーズロックドループ(PLL)(1
2)は、少なくとも、前記ライン同期信号分離回路(1
1)によって供給される前記ライン同期信号を再生する
ように構成された第1の位相比較器(15)と、電圧制御
発振器(VCO)(16)とを備えており、当該PLLは前記非
放送受信TV信号入力に対応した第1の時定数を有してい
るものにおいて、前記検出回路は、さらに、 第1の時定数よりも短い第2の時定数を使用して前記
PLLを動作させるようにするためのスイッチ手段(20)
と; 前記第1及び第2の時定数よりも短い第3の時定数を
有し、前記PLLの入出力端子における信号の位相を比較
するための第2の位相比較器(22)と;そして、 前記第2の位相比較器の出力が所定の閾値を外れた時
に、制御信号に応動する前記スイッチ手段(20)へ前記
制御信号を供給する閾値比較器(24)と、を備えたこと
を特徴とするVTR信号の検出回路が提案される。
また、前記に記載したVTR信号の検出回路において、
前記第2の位相比較器(22)は、前記第1、第2及び第
3の時定数よりも短く、かつ、前記第3の時定数に対し
て前記第1の時定数と第2の時定数との比と同じ比率で
ある第4の時定数によって選択的に動作可能であり、か
つ、前記第2の位相比較器は、前記第2の時定数により
動作する前記PLLに応答して前記第4の時定数により動
作可能となっていることを特徴とするVTR信号の検出回
路が提案される。
さらに、本発明によれば、前記に記載したVTR信号の
検出回路において、さらに、 ライン同期期間中に前記TVセットに入力された前記非
放送ビデオ信号中に存在する高周波ノイズの検出器(4
0)と;そして、 前記高周波ノイズのレベルの関数として前記閾値比較
器(24)の閾値を設定する手段とを備えたことを特徴と
するVTR信号の検出回路が提案されている。
また、本発明によれば、前記に記載したVTR信号の検
出回路において、さらに、前記高周波ノイズレベルを基
準電圧と比較するための比較器(42)と、前記ノイズレ
ベルが前記基準電圧を超えたことに応答して前記制御信
号を停止する手段(34)とを備えたことを特徴とするVT
R信号の検出回路が提案されている。
また、本発明によれば、前記に記載したVTR信号の検
出回路において、さらに、前記閾値比較器(24)におけ
る前記所定の閾値の範囲を外れた信号を前記閾値比較器
の入力(24)へ供給するための手動スイッチ(K1)を含
む手段を備えており、もって、前記PLLが前記第2の時
定数を使用して動作されることを特徴とするVTR信号の
検出回路が提案される。
加えて、本発明のよれば、前記に記載したVTR信号の
検出回路において、さらに、前記ライン同期信号分離回
路(11)による前記VTR信号からのライン同期信号の検
出に応答して前記スイッチ手段(20)を強制的に前記第
2の時定数で動作させるための手段を備え、もって、よ
り速いライン同期信号への位相ロックを実現することを
特徴とするVTR信号の検出回路が提案される。
そして、本発明のよれば、前記に記載したVTR信号の
検出回路において、前記制御信号はRSフリップフロップ
(28)とp−フレームカウンター(30)を介して前記ス
イッチ手段(20)へ転送され、もって、前記スイッチ手
段は前記制御信号の終了の後もpフレームだけ動作さ
れ、なお、このpは2〜10の間の値であることを特徴と
するVTR信号の検出回路が提案される。
[作用] 以上のように構成したVTR信号の検出回路、コンポジ
ットビデオ信号の識別回路、及び、コンポジットビデオ
信号の雑音特性検出回路によれば、TVセットにVTRから
のVTR信号やコンポジットビデオ信号を含む非放送受信T
V信号が入力された場合に対応して、該VTR信号やコンポ
ジットビデオ信号が有する固有の低周波振動に基づく変
動を検出して、当該TVセット内に設けられたPLLの時定
数を短い値に自動的に切り換えることにより、入力され
るVTR信号やコンポジットビデオ信号のライン同期信号
に対する上記PLLの追従性を向上させ、もって、フラグ
効果と呼ばれるTV視聴者にとって不快な垂直方向の湾曲
した画面の出現を防止することができる。
さらに、上記に記載したVTR信号の検出回路、コンポ
ジットビデオ信号の識別回路によれば、TV信号固有の高
周波ノイズを検出する検出器(40)を含んでおり、これ
により入力信号がTV信号であることを検出した場合に
は、前記PLLの時定数を短い値に切り換えるための制御
信号を停止し(34)、もって、VTR信号の誤検出による
誤動作を防止することができる。
また、上記に記載したVTR信号の検出回路、コンポジ
ットビデオ信号の識別回路、及び、コンポジットビデオ
信号の雑音特性検出回路によれば、手動スイッチ(K1)
などを含む手段により、TVセットに入力される各種の信
号に対し、その入力の所期において当該PLLの時定数を
強制的に短く設定するようにすることも可能であり、こ
れによって、TVセットの内部回路の同期引き込み速度を
高めることも可能になる。
[実施例] 最初の復調後にTVセツトにより受信される信号は同期
分離回路11の入力端子10に入る。TV信号の形状は、回路
11の入力10の上部に示したように、2つのライン同期パ
ルス間の波形で示されている。同期分離回路11の出力の
上部には、ビデオ信号から分離された同期パルスが示さ
れている。
このライン同期信号は、ノイズを抑制してフエーズロ
ツクドループ回路(PLL)12に供給され、仮りに受信さ
れる同期信号が一時的に中断されたとしても内部同期信
号を連続して供給し続け、入力同期信号と位相を揃えな
がら、端子13上に内部同期信号を再生するように設計さ
れている。PLLは、従来と同様に、位相比較器15と電圧
制御発振器(VCO)16とを含んでいる。通常の場合、VCO
はライン同期信号周波数の整数倍、例えばそのライン同
期周波数の32倍の周波数で発振する。それ故、VCO16の
後段に、分周比32の分周器17が接続されている。位相比
較器15の第1の入力は同期分離回路11の出力信号を受信
し、その第2の入力は分周器17の出力を受信する。内部
同期信号は端子13、すなわちこの第2の入力から取り出
される。他方、このPLLにはコンデンサC1とそこに注入
される電流源I1からの電流によって関係づけられる一つ
の時定数が与えられる(この時定数はコンデンサ充電時
間と関係し、電流源の電流値が大きくなると、充電時間
が短くなって、時定数が小さくなる)。従来のTVセツト
のPLLでは、この時定数は例えば20ラインの期間に対応
する値を有している。実際に、ライン周波数が15.625KH
zの場合、ライン走査期間は64μsであり、これは1.280
msの時定数に相当する。かかる時定数を選べば、HFノイ
ズや幾つかの同期パルスの欠落等によって本質的に損な
われたTV信号の処理に対して満足な結果を得ることがで
きる。
今迄記述した内容は従来の回路による現在の状況を示
していて、当業者には良く知られていることである。
端子10に受信された信号がビデオテープレコーダ(VT
R)からの信号であって、TV送信から得られる信号では
ない場合、かかる信号特にライン同期パルスに影響する
ノイズの性質はもはや同じではない。VTR信号は通常、
磁気テープの機械的ドリフトやVTRエンジン系の速度の
変動によって生じる低周波数のライン周波数変動を示
す。
つまり、かかる周波数は、通常10Hzから30Hzの間の範
囲で変動する。しかしながら、VTR信号では高周波ノイ
ズは極め少ない。
もしも前述のPLLの大きな時定数が維持されるなら
ば、そうした低い周波数の変動は積分され、そしてPLL
はかかる変動の影響を受けない平均的に安定な周波数を
供給する。その結果、フラグ効果と呼ばれるTV画像の歪
が生じる。すなわち、TV視聴者にとって非常に不快な垂
直方向に湾曲したラインが現われることになる。
この欠点を排除するために、VTR信号が入力されたと
きには、PLLの時定数をより短い時定数に切り換えるこ
とが提案されている。これはスイツチ20を設け、高い電
流源をコンデンサC1に接続することによって実現でき
る。本実施例では、この電流源は3I1であり、電流源I1
の3倍の値を持っている。つまり、その時定数が3分の
1に短縮され、PLLは低い低周波の変動にも追従できる
ことになる。従来技術によると、このスイツチは手動の
ものであったりあるいは特定のPLLをVTR信号を検出する
ために設けたりしていた。
本発明では、スイツチ20を自動的に制御するために端
子10に到来するVTR信号を自動的に検出する手段を設け
る。更に、VTRが接続されたことを検出した信号はTVセ
ツトの機能を他の望ましいものに修正するためにも使用
できる。
本発明によると、VTR信号が端子10上にあることを確
認するために、同期信号の低周波振動の存在を検出する
ことが提案されている。このために、本発明では同期分
離回路11の出力信号をPLL12の出力信号と比較するため
に位相比較器22を用いる。比較器22は、上述した低周波
変動を検出するために、PLLの時定数よりも実質的に短
い時定数を有している。比較器22の時定数は電流源I2に
より給電されるコンデンサC2によって決定される。位相
比較器22の出力は閾値比較器24に接続され、その閾値比
較器24は、位相比較器22の出力信号が所定の範囲内にあ
る限り、つまり実際問題としては、HFノイズのみがライ
ン同期信号に現われる限り低レベルの信号を供給し、位
相比較器の出力が所定の範囲外にあることを閾値比較器
24が示しているとき、つまり、VTR同期信号のノイズの
型式に対応している低周波ノイズが現われるときには高
レベルの信号を供給することになる。閾値比較器24の出
力はスイツチ20の動作を制御する。また同時にコンデン
サC2を充電するために電流源I2よりも高い電流源を与え
て位相比較器22の時定数を更に減少させるように設定さ
れている別なスイツチ26の動作をも制御する。
本実施例では、この第2の電流源は電流源3I2であ
り、その値はI2の3倍になっている。実際、PLLがVTR信
号の低周波変動に追随し始めるときは、この位相比較器
22によりその信号の残留変動を一層正確に検出する必要
がある。
前にも述べたように、位相比較器22の時定数はPLL12
の時定数よりも短かくなければならない。実際に、もし
PLL12に対して20TVラインの期間に対応する時定数が選
ばれたとすると、位相比較器22に対しては5TVラインに
対応する時定数を選ぶことができる。それ故、PLL12の
時定数と位相比較器22の時定数との間には比率4があ
り、この比率は、スイツチ20及び26の切り換えによって
維持される。
以下、本発明の実施例を一層具体的に説明する。
閾値比較器24の出力信号は、スイツチ20及び26のゲー
トにじかに供給されない。閾値比較器24の出力はRSフリ
ツプフロツプ28のイネーブル入力Sに接続され、その出
力Qはp−フレーム・カウンタ30に印加され、その計数
期間に対応する高レベルの信号を供給する。つまり、そ
の出力は、そのカウンタが始動されたときから、仮りに
その制御信号が中断されたとしても、pTVフレーム中は
高レベルの信号を供給し続ける。或る実施例では、pは
4に等しい。カウンタ30の出力はORゲート32を介してス
イツチ20及び26の、図では省略されている制御回路へ伝
達される。フリツプフロツプ28はORゲート34の出力を受
信するリセツト端子Rを含んでいる。このORゲートは、
第1の入力上で、フレーム同期信号Tを受信する。その
フレーム同期信号はそのTV回路において各フレーム毎に
このフリツプフロツプをリセツトするために利用でき
る。すなわち、もしも新しい信号がフリツプフロツプの
s入力に供給されなければ、そのフレーム・カウンタは
4フレーム後に出力信号の供給を停止させる。
他方、本発明は、HFノイズ検出器40を使用する。この
検出器40は、端子10の信号を受信し、同期検出器11の出
力とこの検出器40間の接続によって示されるように、ラ
イン同期信号の発生中にのみ動作する。このノイズ検出
器は、接地と供給電圧Vcc間に接続された2つの抵抗器
の中間タツプへの接続によりバイアスされているコンデ
ンサC3を含む時定数回路に通常接続されている。ノイズ
検出器40の出力は、一方では閾値比較器24の制御入力に
接続され、ノイズが増大したときに閾値比較器24の検出
範囲を拡張し、他方では比較器42の第1の入力に接続さ
れている。比較器42の他の入力に接続されている。比較
器42の他の入力は、ノイズが予め決められた閾値を越え
る時点を検出するための基準電圧が印加されている。こ
の例において、比較器42の出力はORゲート34を介してフ
リツプフロツプ28のR入力に伝達されて、そのフリツプ
フロツプを最終的にリセツトし、そして、比較器22及び
24を含むVTR信号検出器の動作を禁止する。実際問題と
して、もしも重大なノイズがライン同期信号中に検出さ
れる場合は、VTRモードが存在せず、例えば、到来TV信
号に大きなノイズが含まれていることを示す。
更に、コンデンサC2は、接地と電源Vcc間に接続され
た2つの抵抗器に接続されて或る平均の電圧値にバイア
スされているので、位相比較器の出力信号は閾値比較器
として成立つのである。他方、コンデンサC2には手動の
スイツチK1が並列に設けられ、VTR信号の自動的検出と
無関係にPLLに対して短い時定数を課したい場合に使用
される。
ORゲート32は、VTR信号の検出とは無関係に短い時定
数にPLLを自動的に切替えるために、幾つかの他の入力
を受信できるようになっている。これは、系統的に見
て、ここに示されていない回路がVTR信号の最初の発生
を検出してから初めの2フレーム中における動作に対応
する。これは初めにPLLの時定数を減少させるのを可能
にするので、同期信号周波数の設定を早めることにな
る。更に別な制御方式としては、例えば、各フレームの
終りでの幾つかのライン中に制御装置を元に戻すという
方法が考えられる。
以上、VTR信号の検出回路にとって好ましい実施例に
関連して記述したけれども、特にその時定数値及び回路
構成に関しては幾多の変更が可能であろうことは明らか
である。実際問題として、PLLに関しては一層複雑な回
路を使用しても良いが、このことはTV回路の分野におけ
る当業者にとっては周知であるのでここでの開示は省略
する。
[発明の効果] 以上、詳述したように、本発明を適用すると、VTR信
号に特徴的に含まれるその同期信号の低周波変動を効果
的に検出してVTR信号を識別し、TV受信機内のフエーズ
ロツクドループ回路の時定数を適正な値に短縮すること
ができるので、フラグ効果を除去した良質なVTR画像を
再生することができる。
また、TV電波信号から得られるビデオ信号に特徴的に
含まれる高周波雑音を検出して、入力がTV電波信号であ
ることを識別し、上記のVTR信号識別回路の動作を禁止
することにより上記した識別の確度を高めることもでき
る。
さらに、ビデオ信号の検出の初期に、フエーズロツク
ドループ回路の時定数を上記の短縮した値に強制的に切
り換えることにより、同期引き込み速度を早めることも
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるビデオテープレコーダ信号用検出
回路の一実施例を示す回路図である。 10……ビデオ信号入力端子、11……ライン同期分離回
路、12……フエーズロツクドループ(PLL)、C1〜C3…
…コンデンサ素子、I1,I2,3I1,3I2……電流源、20,26…
…切替えスイツチ、15,22……位相比較器、24……閾値
比較器、42……比較器、K1……手動スイツチ、28……RS
フリツプフロツプ、30……p−フレームカウンタ、40…
…ノイズ検出器、32,34……ORゲート。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビデオテープレコーダ(VTR)や非放送受
    信TV信号から選択的に供給される信号から、TVセット入
    力(10)へ供給される当該VTRからのVTR信号を認識する
    ための検出回路であって、 前記入力(10)に接続され、当該信号からライン同期信
    号を検出するライン同期信号分離回路(11)と、 前記ライン同期信号分離回路(11)からの当該ライン同
    期信号を入力するフェーズロックドループ(PLL)(1
    2)とを備え、前記フェーズロックドループ(PLL)(1
    2)は、少なくとも、前記ライン同期信号分離回路(1
    1)によって供給される前記ライン同期信号を再生する
    ように構成された第1の位相比較器(15)と、電圧制御
    発振器(VCO)(16)とを備えており、当該PLLは前記非
    放送受信TV信号入力に対応した第1の時定数を有してい
    るものにおいて、前記検出回路は、さらに、 第1の時定数よりも短い第2の時定数を使用して前記PL
    Lを動作させるようにするためのスイッチ手段(20)
    と; 前記第1及び第2の時定数よりも短い第3の時定数を有
    し、前記PLLの入出力端子における信号の位相を比較す
    るための第2の位相比較器(22)と;そして 前記第2の位相比較器の出力が所定の閾値を外れた時
    に、制御信号に応動する前記スイッチ手段(20)へ前記
    制御信号を供給する閾値比較器(24)と、を備えたこと
    を特徴とするVTR信号の検出回路。
  2. 【請求項2】前記特許請求の範囲第1項に記載したVTR
    信号の検出回路において、前記第2の位相比較器(22)
    は、前記第1、第2及び第3の時定数よりも短く、か
    つ、前記第3の時定数に対して前記第1の時定数と第2
    の時定数との比と同じ比率である第4の時定数によって
    選択的に動作可能であり、かつ、前記第2の位相比較器
    は、前記第2の時定数により動作する前記PLLに応答し
    て前記第4の時定数により動作可能となっていることを
    特徴とするVTR信号の検出回路。
  3. 【請求項3】前記特許請求の範囲第1項に記載したVTR
    信号の検出回路において、さらに、 ライン同期期間中に前記TVセットに入力された前記非放
    送ビデオ信号中に存在する高周波ノイズの検出器(40)
    と;そして、 前記高周波ノイズのレベルの関数として前記閾値比較器
    (24)の閾値を設定する手段とを備えたことを特徴とす
    るVTR信号の検出回路。
  4. 【請求項4】前記特許請求の範囲第3項に記載したVTR
    信号の検出回路において、さらに、前記高周波ノイズレ
    ベルを基準電圧と比較するための比較器(42)と、前記
    ノイズレベルが前記基準電圧を超えたことに応答して前
    記制御信号を停止する手段(34)とを備えたことを特徴
    とするVTR信号の検出回路。
  5. 【請求項5】前記特許請求の範囲第1項に記載したVTR
    信号の検出回路において、さらに、前記閾値比較器(2
    4)における前記所定の閾値の範囲を外れた信号を前記
    閾値比較器の入力(24)へ供給するための手動スイッチ
    (K1)を含む手段を備えており、もって、前記PLLが前
    記第2の時定数を使用して動作されることを特徴とする
    VTR信号の検出回路。
  6. 【請求項6】前記特許請求の範囲第1項に記載したVTR
    信号の検出回路において、さらに、前記ライン同期信号
    分離回路(11)による前記VTR信号からのライン同期信
    号の検出に応答して前記スイッチ信号(20)を強制的に
    前記第2の時定数で動作させるための手段を備え、もっ
    て、より速いライン同期信号への位相ロックを実現する
    ことを特徴とするVTR信号の検出回路。
  7. 【請求項7】前記特許請求の範囲第1項に記載したVTR
    信号の検出回路において、前記制御信号はRSフリップフ
    ロップ(28)とp−フレームカウンター(30)を介して
    前記スイッチ手段(20)へ転送され、もって、前記スイ
    ッチ手段は前記制御信号の終了の後もpフレームだけ動
    作され、なお、このpは2〜10の間の値であることを特
    徴とするVTR信号の検出回路。
JP63329575A 1988-01-04 1988-12-28 Vtr信号の検出回路、コンポジットビデオ信号の識別回路、及び、コンポジットビデオ信号の雑音特性検出回路 Expired - Fee Related JP3029431B2 (ja)

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