JP3029129B2 - 記録ヘッド用導電シート及びこれを用いた記録ヘッド並びに記録装置 - Google Patents

記録ヘッド用導電シート及びこれを用いた記録ヘッド並びに記録装置

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JP3029129B2
JP3029129B2 JP3017636A JP1763691A JP3029129B2 JP 3029129 B2 JP3029129 B2 JP 3029129B2 JP 3017636 A JP3017636 A JP 3017636A JP 1763691 A JP1763691 A JP 1763691A JP 3029129 B2 JP3029129 B2 JP 3029129B2
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    • H05K3/368Assembling printed circuits with other printed circuits parallel to each other

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は記録ヘッドで使用される
記録ヘッド用導電シートと、該導電シートを用いた記録
ヘッドと該記録ヘッドを用いたインクジェット記録装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録装置で使用されるイ
ンクジェット記録ヘッドは、インクを吐出するための記
録素子(エネルギー発生体)が設けられた第1の基板で
ある素子基板と該素子基板に設けられた記録素子を駆動
するための駆動信号を第1の基板側に与えるための第2
の基板である駆動基板とが電気的に接続されるもので、
これを用いて液体噴射記録ヘッドが構成される。
【0003】素子基板と駆動基板とを電気的に接続する
方法としては、ワイヤボンディング方法が従来より行わ
れているが、ワイヤボンディング作業に時間がかかり、
また、いずれか一方の基板に不具合が生じたときの交換
作業が困難であるという欠点がある。このため、近年で
は図6に示すような導通シート61による接続が行われ
ている。
【0004】導通シート61は絶縁体62中に複数個の
同円柱形状の導電性部材63を略垂直に埋設したもので
ある。部材63は図6に示すように所定のピッチ間隔L
11にて3列配設されている。この部材63は、一端が導
通シート51の一方の面において露出し、他端が導通シ
ート51の他方の面において露出するように埋設されて
いる。
【0005】図7は導通シート61を介して素子基板7
2と駆動基板73とを電気的に接続したインクジェット
記録ヘッドを示す図であり、図8は接続部の状態を詳細
に示す部分拡大図である。
【0006】インク液室74を搭載する素子基板72と
駆動基板73とは図6に示すようにそれぞれの端部にて
導通シート61により接続されている。素子基板72、
駆動基板73の各々には図8に示すように複数の配線パ
ット86,87がそれぞれ対応するように対向して設け
られおり、対応する各配線パット86,87はその間に
介在する導電性部材63と圧接されることや、もしくは
合金化されることによって電気的に接続されている。
【0007】素子基板72、駆動基板73にそれぞれ設
けられる配線パット86,87が配置される分布密度を
示すピッチ間隔は、電気的絶縁性の点から各パットに流
れる電流の大きさによって異なるものとされることが多
い。図8に示した素子基板52、駆動基板73にそれぞ
れ設けられた各配線パット86,87は異なる2つのピ
ッチ間隔l11,l12(l11<l12)にて配設されてい
る。このため、絶縁体62に埋設される導電性部材63
の分布密度を示すピッチ間隔L11は配線パット列方向全
面に等間隔でピッチ間隔l0より小さく、また、パット
間のピッチ間隔が狭いピッチ間隔l11に対応するものと
されている。したがって、各配線パット86,87がパ
ット間のピッチ間隔が広いピッチ間隔l12配設された
部分においては、各配線パット86,87と当接するこ
とのない導電性部材63が多くなり、導電性部材の無駄
が生じていた。また、導通シート61の全面にわたって
高密度に導電性部材63が配設されることになるため、
導通シート61を作製する際、特に高精細な記録を行う
インクジェットヘッドのように微細な接続を行う場合に
は歩留りが悪く、製造コストも高いものとなり、これを
用いて作製されるインクジェット記録ヘッドの製造コス
トも高いものとなる。さらに、各配線パット86,87
を流れる通電電流は各配線パット毎に異なるものである
が、各配線パットに接続される導電性部材63の本数は
通電量に関わらずに、ほぼ同一の数とされ、また各導電
部材63の形状も同じとされているので、各導電性部材
に流れる電流が異なり、その発熱量にも差が生じる。こ
のため、極部的に発生する熱量の差(バラツキ)を生
じ、熱を用いた記録を行うヘッドの場合には特に印字品
位を低下させる心配がある。また、最も電流が多く流れ
る導電性部材が最も早く劣化する。このため、このシー
トを用いた記録ヘッドにおける使用期間は、電流量が最
も多い導電性部材の寿命によって決定されるため、あま
り長い寿命は望めない。
【0008】
【発明が解決しょうとする課題】上述した従来のインク
ジェット記録ヘッドのうち、各基板を接続する際にワイ
ヤボンディング法を用いて作製されるものにおいてはワ
イヤボンディング作業に時間がかかるとともに各基板の
交換作業が困難であるという解決すべき課題がある。
【0009】また、導通シートを用いて各基板を接続す
るものにおいては、各基板の配線パットに当接すること
のない導電性部材が導通シート内に数多く存在し、無駄
が生じるとともにインクジェット記録ヘッドの製造コス
トも高いものになってしまうという解決すべき課題があ
る。さらに導通シート内の各導電性部材を流れる電流量
が異なるものであるため、その使用可能な期間が短いも
のになってしまうという解決すべき課題がある。
【0010】本発明は上記従来技術が有する課題に鑑み
てなされたもので、製造時間が短縮され、製造コストが
安価で長寿命の記録ヘッド用導電シート,記録ヘッド及
びこれを用いた記録装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、絶縁体
中に複数の導電性部材が配された導電シートを介するこ
とにより、第1の基板と第2の基板のそれぞれに複数設
けられた配線パットの個々が電気的に接続される記録ヘ
ッドにおいて、複数の導電部材の分布密度が配線パット
の分布密度、または配線パット間に流れる電流の大きさ
に応じて異なることを特徴とする記録ヘッドによって達
成される。
【0012】または絶縁体中に複数の導電性部材が配さ
れた導電シートを介することにより、第1の基板と第2
の基板のそれぞれに複数設けられた配線パットの個々が
電気的に接続される記録ヘッドにおいて、複数の導電部
材の大きさが場所に応じて異なることを特徴とする記録
ヘッドによって達成される。
【0013】または絶縁体中に複数の導電性部材が配さ
れた導電シートを介することにより、第1の基板と第2
の基板のそれぞれに複数設けられた配線パットの個々が
電気的に接続される記録ヘッドと、記録ヘッドから吐出
されるインクにより記録が成される被記録媒体を搬送す
るための搬送手段とを有する記録装置であり、複数の導
電部材の分布密度が配線パットの分布密度、または配線
パット間に流れる電流の大きさに応じて異なることを特
徴とする記録装置によって達成される。
【0014】または、絶縁体中に複数の導電性部材が配
された導電シートを介することにより、第1の基板と第
2の基板のそれぞれに複数設けられた配線パットの個々
が電気的に接続される記録ヘッドと、記録ヘッドから
出されるインクにより記録が成される被記録媒体を搬送
するための搬送手段とを有する記録装置であり、前記複
数の導電部材の大きさが場所に応じて異なることを特徴
とする記録装置によって達成される。
【0015】もしくは絶縁体中に複数の導電性部材が配
され、記録ヘッドの第1の基板と第2の基板の間に配さ
れることによってそれぞれの基板に複数設けられた配線
パットの個々を電気的に接続する記録ヘッド用導電シー
トにおいて、複数の導電部材の分布密度が配線パットの
分布密度、または配線パット間に流れる電流の大きさに
応じて異なることを特徴とする記録ヘッド用導電シー
ト、または複数の導電部材の大きさが場所によって異な
ることを特徴とする記録ヘッド用導電シートによって
成される。
【0016】
【作用】本発明によれば絶縁体中に導電性部材を配置す
る際のピッチ間隔を均一にすることなく、その分布密度
配線パットの分布密度、または配線パット間に流れる
電流の大きさによって変化させている。もしくは導電性
部材の大きさを均一とすることなく、配線パットの分布
密度、または配線パット間に流れる電流の大きさによっ
変化させている。このため、従来生じていた種々の欠
点が解消される。例えば、導電性部材の分布密度を第
1,第2の基板のそれぞれに複数設けられる各配線パッ
トの分布密度に応じたものとすれば、各配線パットに当
接することのない無駄な導電性部材の割合を減少させる
ことができる。また、導電性部材の分布密度を上記各配
線パットの個々間に流れる電流の大きさに応じたものと
すれば、各導電性部材を流れる電流の大きさをほぼ等し
いものとすることが可能となり、局部の導電性部材にだ
け電流が集中することがないため、導電性部材の寿命が
平均化され、記録ヘッドの寿命を長くすることができる
とともに記録品位の劣化を防ぐことができる。また導電
性部材の大きさを配線パットの分布密度、及び流れる電
流の大きさに合わせて変化させた場合においても同様の
効果を得ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1は本発明のインクジェット記録ヘッド
において使用される導通シート11の一実施例の外観を
示す斜視図、図2は図1に示した導通シート11と素子
基板24、駆動基板25によって構成されるインクジェ
ット記録ヘッドの接続状態を示す部分断面図である。
【0019】図1に示す導通シート11は図6に示した
従来のものと同様に絶縁体12中に円柱状の導電性部材
13を3列埋設したものであるが、導電性部材13の配
設されるピッチ間隔は図示するように部分的に異なるも
のとされ、接続を行う素子基板24、駆動基板25にそ
れぞれ設けられた配線パット26,27(図2参照)に
対応するよう配置されている。導電性部材13は、図中
の左側部分においてはピッチ間隔L1にて3列に配設さ
れており、右側部分においてはそれよりも間隔の長いピ
ッチ間隔L2にて配設されている。
【0020】図2に示す素子基板24、駆動基板25の
それぞれに配設された配線パット26,27は図7に示
した従来のものと同様に異なる2つのピッチ間隔l1
2(l1<l2)にて各基板の右側部分、左側部分に配
設されている。導通シート11に埋設される導電性部材
13の配設されるピッチ間隔L1,L2は上述したように
各場所において各配線パット26,27の配線されるピ
ッチ間隔に対応するものであるため、無駄(配線パット
と当接しないもの)になる導電性部材の数は少ないもの
とすることができた。
【0021】これによりコスト的に安価なものを得るこ
とができる。
【0022】また、前述した実施例においては導電性部
材13が配設されるピッチ間隔L1,L2は素子基板2
4、駆動基板25にそれぞれ設けられる配線パット2
6,27のピッチ間隔l1,l2によるものとして説明し
たが、各配線パット26,27中を流れる電流密度に応
じて配設してもよい。電流密度の高い配線パットに対し
ては電流密度の低い配線パットに対するよりも多くの導
電性部材13が当接するようにすることで、各導電性部
材13を流れる電流量をほぼ等しいものとすることがで
き、導電性部材13の発熱量や寿命を等しいものとする
ことができる。
【0023】また、上述した例では、各配線パットの大
きさが同じである場合を示したが、異なっている場合に
おいても上述したように導電性部材が配されるピッチを
変化されることによって同様の効果を得ることができ
る。このピッチは配線パットの大きさが小さい領域にお
いて狭く、配線パットの大きさが大きい領域では広くす
ることが望ましい。
【0024】図9は、絶縁体中93に配される導電性部
材の大きさ(形状)を変化させた記録ヘッド用導電シー
ト91を示している。同図に示されるように本例では、
大きさが小さい導電性部材92Aと大きい導電性部材9
2Bを絶縁体中に配した記録ヘッド用導電シート91と
している。
【0025】導電性部材の大きさは、電気的接続を行う
基板に配された配線パットの分布密度、及び配線パット
間に流れる電流の大きさ、及び配線パットの大きさなど
によって適宜決定することができる。
【0026】好ましくは、配線パットの分布密度が高い
ものほど配線パット間に流れる電流が大きなものほど、
導電性部材の大きさを大きくするとよい。
【0027】尚、導電性部材の大きさを変化させるだけ
でなく、導電性部材のピッチをも同時に変化させてもよ
いことは言うまでもない。
【0028】以上のような構成とすることによって、導
電性部材の無駄によるコスト高を減らし一部の導電性部
材に大きな電流が流れることを防止することによって記
録ヘッド用導電シート、これを用いた記録ヘッド及び記
録装置の平均寿命を長くすることができる。
【0029】また、導電性部材の発熱量のバラツキを押
えることができるため安定した記録を行わせることがで
きる。
【0030】ここで、導電性部材13,92の材質とし
ては、金が好ましいが、金以外の任意の金属あるいは合
金を使用することもできる。例えばCu,Al,Sn,
Pb−Sn等の金属あるいは合金があげられる。さら
に、金属、合金以外であっても導電性を示すならば、金
属材料に有機材料または無機材料の一方または両方を包
含せしめた材料でもよい。尚、この導電性材料は、配線
パット間に流れる電流量や配線パットのピッチによって
変化させてもよい。
【0031】さらに、導電性部材13及び92の断面は
円形でも四角形その他任意の形状することができる。ま
た、前述した基板の配線パッド間隔や配線パッドに流れ
る電流量によって形状の違う導電部材を組み合わせても
よい。
【0032】また、図1で示したような例においても、
導電性部材13の太さは特に限定されない。素子基板2
4、駆動基板25の接続部のピッチを考慮して、例えば
20μmφ以上あるいは20μmφ以下にしてもよい。
【0033】なお、導電性部材13,92の露出部は絶
縁体12,93と同一面としてもよいし、また、絶縁体
12,93の面から突出させてもよい。この突出は片面
のみでもよいし両面でもよい。さらに突出させた場合は
バンプ状にしてもよい。
【0034】また、導電性部材13,92の配設される
ピッチ間隔は、素子基板24、駆動基板25の接続部同
士のピッチ間隔と同一間隔としてもよいし、それより狭
い間隔としてもよい。狭い間隔とした場合には素子基板
24、回路基板25導通シート11,91との位置決め
を要することなく、素子基板24、回路基板25と導通
シートとを接続することが可能となる。
【0035】また、導電性部材13,92は絶縁体1
2,93中に垂直に配する必要はなく、いずれか一方の
基板側から他方の基板側に向かって斜行していてもよ
い。
【0036】さらに導通シート11,91は、1層のも
のでもよいし、2層以上の多層からなるものでもよい。
【0037】導通シート11,91に用いられる絶縁体
12,93は絶縁性物質のものならば特に限定されな
い。例えば絶縁性の樹脂を用いればよい。さらに、樹脂
を用いる場合には樹脂の種類も問わない。熱硬化性樹
脂、熱可塑性樹脂のいずれでもよい。例えば、ポリイミ
ド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリエーテ
ルサルフォン樹脂、ポリエーテルイミド樹脂、ポリサル
フォン樹脂、シリコーン樹脂、フッ素樹脂、ポリカーボ
ネート樹脂、ポリジフェニールエーテル樹脂、ポリベン
ジルイミダゾール樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メ
ラミン樹脂、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、ポリアミ
ドイミド樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリ塩化ビニル樹
脂、ポリスチレン樹脂その他の樹脂を使用することがで
きる。なお、これらの樹脂の中から、熱伝導性のよい樹
脂を使用すれば、回路基板が熱をもってもその熱を樹脂
を介して放熱することができるのでより好ましい。さら
に、樹脂として、素子基板24、駆動基板25に用いら
れる基板と同じか、あるいは同程度の熱膨張率を有する
ものを選択すれば、熱膨張・熱収縮に基づく、装置の信
頼性の低下を一層防止することが可能となる。
【0038】図3は図2に示したインクジェット記録ヘ
ッドを用いて構成された液体噴射記録ヘッドの模式的構
造を示す斜視図である。
【0039】図3中、31は記録(インク)液滴を吐出
するための吐出口、32はインク路壁、33は記録液を
貯蔵する共通液室、34は共通液室33の天板、35は
共通液室33に記録液を供給するために天板34に設け
られたインク供給口である。これらのものは素子基板2
4上に搭載されており、導通シート11を介して素子基
板24と電気的に接続する駆動基板25より送られる駆
動信号によりインク路36内に配されたエネルギー発生
体が駆動され記録液が吐出される。
【0040】図4は図3に示した液体噴射記録ヘッドを
用いたインクジェット記録装置の要部構成を示す斜視図
である。
【0041】液体噴射記録ヘッド41は、ガイド軸46
に沿って図中の矢印S方向に移動するキャリッジ45上
に搭載されている。キャリッジ45の矢印s方向への移
動はベルト伝達機構47を介することによって行われ
る。被記録媒体である記録紙41は、被記録媒体の搬送
手段の2つの紙送りローラ対431,432の間に挟持さ
れて平坦に規制され図中の矢印f方向に移動する。記録
紙42に対する記録動作はプラテン44上にて行われる
が、該プラテン44の左側部分には装置始動時等に液体
噴射記録ヘッド41の先端部をワイピングするためのイ
ンク回復機構48が設けられている。
【0042】このように図4に示したものにおいては、
図中s方向に移動する液体噴射記録ヘッド41によって
図中f方向に搬送される記録紙42に記録が行われる。
【0043】図5は図3に示した液体噴射記録ヘッドを
用いたインクジェット記録装置の他の例を示す外観斜視
図である。
【0044】図において、520はプラテン524上送
紙されてきた記録紙の記録面に対向してインク吐出を行
うノズル群を具えたインクジェトヘッドカートリッジI
JCである。525はIJC520を保持するキャリッ
ジHCであり、駆動モータ527の駆動力を伝達する駆
動ベルト528の一部と連結し、互いに平行に配設され
た2本のガイドシャフト529Aおよび529Bと摺動
可能とすることにより、IJC520の記録紙の全幅に
わたる往復移動が可能となる。
【0045】526はヘッド回復装置であり、IJC5
20の移動経路の一端、例えばホームポジションと対向
する位置に配設される。伝動機構523を介したモータ
522の駆動力によって、ヘッド回復装置526を動作
せしめ、IJC520のキャッピングを行う。このヘッ
ド回復装置526のキャップ部526AによるIJC5
20のキャッピングに関連させて、ヘッド回復装置52
6内に設けた適宜の吸引手段によるインク吸引もしくは
IJC520へのインク供給経路に設けた適宜の加圧手
段によるインク圧送を行い、インクを吐出口より強制的
に排出させることによりノズル内の増粘インクを除去す
る等の吐出回復処理を行う。また、記録終了時等にキャ
ッピングを施すことにより記録ヘッドが保護される。
【0046】530はヘッド回復装置526の側面に配
設され、シリコンゴムで形成されるワイピング部材とし
てのブレードである。ブレード530はブレード保持部
材530Aにカンチレバー形態で保持され、ヘッド回復
装置526と同様、モータ522および伝動機構523
によって動作し、IJC520の吐出面との係合が可能
となる。これにより、IJC520の記録動作における
適切なタイミングで、あるいはヘッド回復装置526を
用いた吐出回復処理後に、ブレード530をIJC52
0の移動経路中に突出させ、IJC520の移動動作に
伴なってIJC520の吐出面における結露、濡れある
いは塵埃等をふきとる。
【0047】本発明は、特にインクジェット記録方式の
中でも熱エネルギーを利用して飛翔的液滴を形成し記録
を行うインクジェット記録方式の記録ヘッド、記録装置
において、優れた効果をもたらすものである。
【0048】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書、同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型、
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、記録液(インク)が保
持されているシートや液路に対応して配置されている電
気熱変換体に、記録情報に対応していて、記録液と核沸
騰を越える急速な温度上昇を与える少なくとも一つの駆
動信号を印加することによって、電気熱変換体に熱エネ
ルギーを発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面近傍の記録
液を膜沸騰させて、結果的にこの駆動信号に一対一で対
応して記録液内に気泡を形成できるので有効である。こ
の気泡の成長、収縮過程に於いて生ずる作用力によっ
て、吐出口を介し記録液を大気中に吐出させて、少なく
とも一つの滴を形成する。この駆動信号をパルス形状と
すると、即時適切に気泡の成長収縮が行われるので、特
に応答性に優れた記録液の吐出が達成でき、より好まし
い。このパルス形状の駆動信号としては、米国特許第4
463359号明細書、同第4345262号明細書に
記載されているようなものが適している。尚、上記熱作
用面の温度上昇率に関する発明の米国特許第43131
24号明細書に記載されている条件を採用すると、さら
に優れた記録を行うことができる。
【0049】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組み合わせ構成(直線状液流路又は直角液流路)の他
に熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示
する米国特許第4558333号明細書、米国特許第4
459600号明細書を用いた構成も本発明に含まれる
ものである。
【0050】さらに、記録装置が記録できる最大記録媒
体の幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドとしては、上述した明細書に開示されているよう
な複数記録ヘッドの組み合わせによって、その長さを満
たす構成や一体的に形成された一個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでも良いが、いずれの場合でも本発明
は、上述した効果を一層有効に発揮することができる。
【0051】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいは記録ヘッド自体にインク供給タンクが一体的に設
けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合
にも本発明は有効である。
【0052】又、本発明の記録装置の構成として設けら
れる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助手
段等を付加することは本発明の効果を一層安定できるの
で好ましいものである。これらを具体的に挙げれば、記
録ヘッドに対してのキャピング手段、クリーニング手
段、加圧或は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の
加熱素子或はこれらの組み合わせによる予備加熱手段、
記録とは別の予備吐出を行う予備吐出モードを行うこと
も安定した記録を行うために有効である。
【0053】さらに、記録装置の記録モードとしては黒
色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッ
ドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによってで
もよいが、異なる色の複色カラー又は、混色によるフル
カラーの少なくとも一つを備えた装置にも本発明は極め
て有効である。
【0054】さらに加えて、本発明の液体噴射記録ヘッ
ドを使用する記録機構を備えた記録装置の形態として
は、コンピュータ等の情報処理機器の画像出力端末とし
て用いられるものの他、リーダ等と組み合わせた複写装
置、さらには送受信機能を有するファクシミリ装置の形
態を採るものであってもよい。
【0055】図10は本発明の記録装置をワードプロセ
ッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装置、複
写装置としての機能を有する情報処理装置に適用した場
合の概略構成を示すブロック図である。
【0056】図中、1001は装置全体の制御を行う制
御部で、マイクロプロセッサ等のCPUや各種I/Oポ
ートを備え、各部に制御信号やデータ信号等を出力した
り、各部よりの制御信号やデータ信号を入力して制御を
行っている。1002はディスプレイ部で、この表示画
面には各種メニューや文書情報およびイメージリーダ1
007で読み取ったイメージデータ等が表示される。1
003はディスプレイ部1002上に設けられた透明な
感圧式のタッチパネルで、指等によりその表面を押圧す
ることにより、ディスプレイ部1002上での項目入力
や座標位置入力等を行うことができる。
【0057】1004はFM(Frequency M
odulation)音源部で、音楽エディタ等で作成
された音楽情報をメモリ部1010や外部記憶装置10
12にデジタルデータとして記憶しておき、それらメモ
リ等から読み出してFM変調を行うものである。FM音
源部1004からの電気信号はスピーカ部1005によ
り可聴音に変換される。プリンタ部1006はワードプ
ロセッサ、パーソナルコンピュータ、ファクシミリ装
置、複写装置の出力端末として、本発明記憶装置が適用
されたものである。
【0058】1007は原稿データを光電的に読み取っ
て入力するイメージリーダ部で、原稿の搬送経路途中に
設けられており、ファクシミリ原稿や複写原稿の他各種
原稿の読み取りを行う。1008はイメージリーダ部や
1007で読み取った原稿データのファクシミリ送信
や、送られてきたファクシミリ信号を受信して復号する
ファクシミリ(FAX)を送受信部であり、外部とのイ
ンターフェース機能を有する。1009は通常の電話機
能や留守番電話機能等の各種電話機能を有する電話部で
ある。
【0059】1010はシステムプログラムやマネージ
ャプログラムおよびその他のアプリケーションプログラ
ム等や文字フォントおよび辞書等を記憶するROMや、
外部記憶装置1012からロードされたアプリケーショ
ンプログラムや文書情報さらにはビデオRAM等を含む
メモリ部である。
【0060】1011は文書情報や各種コマンド等を入
力するキーボード部である。
【0061】フロッピィディスクやハードディスク等を
記憶媒体とする外部記憶装置で、この外部記録装置10
12には文書情報や音楽或は音声情報、ユーザのアプリ
ケーションプログラム等が格納される。
【0062】図11は図10に示す情報処理装置の模式
的外観図である。
【0063】図中、111は液晶等を利用したフラット
パネルディスプレイで、各種メニューや図形情報および
文書情報等を表示する。このディスプレイ111上には
タッチパネル1003が配置されており、このタッチパ
ネル1003の表面を指等で押圧することにより座標入
力や項目指定入力を行うことができる。112は装置が
電話器として機能するときに使用されるハンドセットで
ある。キーボード113は本体と着脱可能にコードを介
して接続されており、各種文書情報や各種データ入力を
行うことができる。又、このキーボード113には各種
機能キー114等が設けられている。115は外部記憶
装置212へのフロッピーディスクの挿入口である。
【0064】116はイメージリーダ部1007で読み
取られる原稿を載置する用紙載置部で、読み取られた原
稿は装置後部より排出される。又ファクシミリ受信等に
おいては、インクジェットプリンタ117より記録され
る。
【0065】なお、上記でディスプレイ部1002はC
RTでもよいが、強誘電性液晶を利用した液晶ディスプ
レイ等のフラットパネルが望ましい。小型、薄型化に加
え軽量化が図れるからである。
【0066】上記情報処理装置をパーソナルコンピュー
タやワードプロセッサとして機能する場合、キーボード
部211から入力された各種情報が制御部1001によ
り所定のプログラムに従って処理され、プリンタ部10
06に画像として出力される。
【0067】ファクシミリ装置の受信機として機能する
場合、通信回線を介してFAX送受信部1008から入
力したファクシミリ情報が制御部1001により所定の
プログラムに従って受信処理され、プリンタ部1006
に受信画像として出力される。
【0068】又、複写装置として機能する場合、イメー
ジリーダ部1007によって原稿を読み取り、読み取ら
れた原稿データが制御部1001を介してプリンタ部1
006に複写画像として出力される。なお、ファクシミ
リ装置の送信機として機能する場合、イメージリーダ部
1007によって読み取られた原稿データは、制御部1
001により所定のプログラムに従って送信処理された
後、FAX送受信部1008を介して通信回線に送信さ
れる。
【0069】なお、上述した情報処理装置は図12に示
すようにインクジェットプリンタを本体に内蔵した一体
型としてもよく、この場合は、よりポータブル性を高め
ることが可能となる。同図において、図11と同一機能
を有する部分には、対応する符合を付す。
【0070】以上説明した多機能型情報処理装置に本発
明の記録装置を適用することによって、高品位の記録画
像を高速かつ低騒音で得ることができるため、上記情報
処理装置の機能をさらに向上させることが可能となる。
【0071】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0072】導電性部材の分布密度もしくは大きさを場
所に応じて異なるものとすることにより、導通シートの
全面にわたって高密度は導電性部材の実装を行う必要が
なくなる。このため、製造の際の分留りを向上させ、製
造コストを下げることができる効果がある。
【0073】導電性部材の分布密度もしくは大きさを、
接続を行う各基板に設けられた各配線パットの分布密度
に応じたものとすることにより、配線パットに当接する
ことのない導電性部材の割合が減少するので、上記効果
に加えて効率化を図ることができる効果がある。
【0074】導電性部材の分布密度もしくは大きさを各
基板に設けられた各配線パットを流れる電流の大きさに
応じたものとすることにより、上記効果に加えて、各導
電性部材の疲労度および寿命が平均化され、長寿命化さ
れたものとすることができ効果がある。
【0075】また本発明によれば、製造コストが安く、
長寿命のそれぞれ異なるタイプの記録装置を提供するこ
とができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録ヘッドに使用される記録ヘッド用
導通シートの一実施例の外観を示す斜視図。
【図2】図1に示した導通シートを素子基板、および駆
動基板によって構成されるインクジェット記録ヘッドの
接続状態を示す部分断面図。
【図3】図2に示したインクジェット記録ヘッドを用い
て構成された液体噴射記録ヘッドの模式的構造を示す斜
視図。
【図4】図3の液体噴射記録ヘッドを用いた異なるイン
クジェト記録装置の要部構成を示す斜視図。
【図5】図3の液体噴射記録ヘッドを用いた異なるイン
クジェット記録装置の要部構成を示す斜視図。
【図6】従来の導通シートの外観を示す斜視図。
【図7】図6に示した導通シートによるインクジェット
記録ヘッドを示す図。
【図8】図7に示したインクジェト記録ヘッドの接続部
の状態を詳細に示す部分拡大図。
【図9】本発明の記録ヘッド用導電シートの他の一例を
示す図。
【図10】本発明の記録装置を種々の情報処理装置に適
用した場合の概略構成を示すブロック図。
【図11】図10に示す情報処理装置の模式的外観図。
【図12】情報処理装置の一例を示す図。
【符号の説明】
11 導通シート 12,62,93 絶縁体 13,63,92A,92B 導電性 24,72 素子基板 25,73 駆動基板 26,27,86,87 配線パット 31 吐出口 32 流路壁 33 共通液室 34 天板 35 インク供給口 36 インク路 41 液体噴射記録ヘッド 42 記録紙 431,432 紙送りローラ対 44 プラテン 45 キャリッジ 46 ガイド軸 47 ベルト伝達機構 48 インク回復機構 520 IJC 522 モータ 523 伝動機構 524 プラテン 525 HC 526 ヘッド回復装置 526A キャップ部 527 駆動モータ 528 駆動ベルト 529A,529B ガイドシャフト 530 ブレード 530A ブレード保持部材

Claims (27)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体中に複数の導電性部材が配された
    導電シートを介することにより、第1の基板と第2の基
    板のそれぞれに複数設けられた配線パットの個々が電気
    的に接続される記録ヘッドにおいて、前記複数の導電性
    部材の分布密度が、前記第1の基板と前記第2の基板に
    設けられた前記配線パットの分布密度に応じて異なるこ
    とを特徴とする記録ヘッド。
  2. 【請求項2】 絶縁体中に複数の導電性部材が配された
    導電シートを介することにより、第1の基板と第2の基
    板のそれぞれに複数設けられた配線パットの個々が電気
    的に接続される記録ヘッドにおいて、前記複数の導電性
    部材の分布密度が、前記第1の基板と前記第2の基板に
    設けられた前記配線パット間に流れる電流の大きさに応
    じて異なることを特徴とする記録ヘッド。
  3. 【請求項3】 被記録媒体の記録領域の全幅にわたって
    吐出口が形成されているフルラインタイプであることを
    特徴とする請求項1または2に記載の記録ヘッド。
  4. 【請求項4】 熱エネルギーを利用してインクを吐出す
    るものであって、前記第1の基板が、熱エネルギーを発
    生しインクに膜沸騰現象を生じせしめることによってイ
    ンクの吐出を行わせる電気熱変換体を有することを特徴
    とする請求項1または2に記載の記録ヘッド。
  5. 【請求項5】 前記第1の基板がインクを吐出させるた
    めのエネルギー発生体を有している素子基板であり、前
    記第2の基板が前記第1の基板に駆動信号を与えるため
    の駆動基板であることを特徴とする請求項1〜3のいず
    れかに記載の記録ヘッド。
  6. 【請求項6】 絶縁体中に複数の導電性部材が配された
    導電シートを介することにより、第1の基板と第2の基
    板のそれぞれに複数設けられた配線パットの個々が電気
    的に接続される記録ヘッドにおいて、前記複数の導電部
    材の大きさが場所に応じて異なることを特徴とする記録
    ヘッド。
  7. 【請求項7】 前記複数の導電性部材の大きさが、前記
    第1の基板と前記第2の基板に設けられた前記配線パッ
    トの分布密度に応じたものであることを特徴とする請求
    項6に記載の記録ヘッド。
  8. 【請求項8】 前記複数の導電性部材の大きさが、前記
    第1の基板と前記第2の基板に設けられた配線パット間
    流れる電流の大きさに応じたものであることを特徴と
    する請求項6に記載の記録ヘッド。
  9. 【請求項9】 被記録媒体の記録領域の全幅にわたって
    吐出口が形成されているフルラインタイプであることを
    特徴とする請求項6に記載の記録ヘッド。
  10. 【請求項10】熱エネルギーを 利用してインクを吐出す
    るものであって、前記第1の基板が、熱エネルギーを発
    生しインクに膜沸騰現象を生じせしめることによってイ
    ンクの吐出を行わせる電気熱変換体を有することを特徴
    とする請求項6に記載の記録ヘッド。
  11. 【請求項11】 前記第1の基板がインクを吐出させる
    ためのエネルギー発生体を有している基板であり、前記
    第2の基板が前記第1の基板に駆動信号を与えるための
    駆動基板であることを特徴とする請求項6〜8のいずれ
    かに記載の記録ヘッド。
  12. 【請求項12】 絶縁体中に複数の導電性部材が配され
    た導電シートを介することにより、第1の基板と第2の
    基板のそれぞれに複数設けられた配線パットの個々が電
    気的に接続される記録ヘッドと、該記録ヘッドから吐出
    されるインクにより記録が成される被記録媒体を搬送す
    るための搬送手段とを有する記録装置であり、前記複数
    の導電性部材の分布密度が、前記第1の基板と前記第2
    の基板に設けられた前記配線パットの分布密度に応じて
    異なることを特徴とする記録装置。
  13. 【請求項13】絶縁体中に複数の導電性部材が配された
    導電シートを介することにより、第1の基板と第2の基
    板のそれぞれに複数設けられた配線パットの個々が電気
    的に接続される記録ヘッドと、該記録ヘッドから吐出さ
    れるインクにより記録が成される被記録媒体を搬送する
    ための搬送手段とを有する記録装置であり、前記複数の
    導電性部材の分布密度が、前記第1の基板と前記第2の
    基板に設けられた前記配線パット間に流れる電流の大き
    さに応じて異なることを特徴とする記録装置。
  14. 【請求項14】前記記録ヘッドは、 被記録媒体の記録領
    域の全幅にわたって吐出口が形成されているフルライン
    タイプであることを特徴とする請求項12ま たは13に
    記載の記録装置。
  15. 【請求項15】前記記録ヘッドは、 熱エネルギーを利用
    してインクを吐出するものであって、前記第1の基板
    が、熱エネルギーを発生しインクに膜沸騰現象を生じせ
    しめることによってインクの吐出を行わせる電気熱変換
    体を有することを特徴とする請求項12または13に記
    載の記録装置。
  16. 【請求項16】 前記第1の基板がインクを吐出させる
    ためのエネルギー発生体を有している基板であり、前記
    第2の基板が前記第1の基板に駆動信号を与えるための
    駆動基板であることを特徴とする請求項12〜14のい
    ずれかに記載の記録装置。
  17. 【請求項17】 絶縁体中に複数の導電性部材が配され
    た導電シートを介することにより、第1の基板と第2の
    基板のそれぞれに複数設けられた配線パットの個々が電
    気的に接続される記録ヘッドと、該記録ヘッドから吐出
    されるインクにより記録が成される被記録媒体を搬送す
    るための搬送手段とを有する記録装置であり、前記複数
    の導電部材の大きさが場所に応じて異なることを特徴と
    する記録装置。
  18. 【請求項18】 前記複数の導電性部材の大きさが、
    記第1の基板と前記第2の基板に設けられた前記配線パ
    ットの分布密度に応じたものであることを特徴とする請
    求項17に記載の記録装置。
  19. 【請求項19】 前記複数の導電性部材の大きさが、前
    記第1の基板と前記第2の基板に設けられた前記配線パ
    ット間に流れる電流の大きさに応じたものであることを
    特徴とする請求項17に記載の記録装置。
  20. 【請求項20】前記記録ヘッドは、 被記録媒体の記録領
    域の全幅にわたって吐出口が形成されているフルライン
    タイプであることを特徴とする請求項17に記載の記録
    装置。
  21. 【請求項21】前記記録ヘッドは、 熱エネルギーを利用
    してインクを吐出するものであって、前記第1の基板
    が、熱エネルギーを発生しインクに膜沸騰現象を生じせ
    しめることによってインクの吐出を行わせる電気熱変換
    体を有することを特徴とする請求項17に記載の記録装
    置。
  22. 【請求項22】 前記第1の基板がインクを吐出させる
    ためのエネルギー発生体を有している基板であり、前記
    第2の基板が前記第1の基板に駆動信号を与えるための
    駆動基板であることを特徴とする請求項17〜20のい
    ずれかに記載の記録装置。
  23. 【請求項23】 絶縁体中に複数の導電性部材が配さ
    れ、記録ヘッドの第1の基板と第2の基板の間に配され
    ることによってそれぞれの基板に複数設けられた配線パ
    ットの個々を電気的に接続する記録ヘッド用導電シート
    において、前記複数の導電性部材の分布密度が、前記第
    1の基板と前記第2の基板に設けられた配線パットの分
    布密度に応じて異なることを特徴とする記録ヘッド用導
    電シート。
  24. 【請求項24】 絶縁体中に複数の導電性部材が配さ
    れ、記録ヘッドの第1の基板と第2の基板の間に配され
    ることによってそれぞれの基板に複数設けられた配線パ
    ットの個々を電気的に接続する記録ヘッド用導電シート
    において、前記複数の導電性部材の分布密度が、前記第
    1の基板と前記第2の基板に設けられた前記配線パット
    間に流れる電流の大きさに応じて異なることを特徴とす
    る記録ヘッド用導電シート。
  25. 【請求項25】 絶縁体中に複数の導電性部材が配さ
    れ、記録ヘッドの第1の基板と第2の基板の間に配され
    ることによってそれぞれの基板に複数設けられた配線パ
    ットの個々を電気的に接続する記録ヘッド用導電シート
    において、前記複数の導電性部材の大きさが場所に応じ
    て異なることを特徴とする記録ヘッド用導電シート。
  26. 【請求項26】 前記複数の導電性部材の大きさが、前
    記第1の基板と前記第2の基板に設けられた前記配線パ
    ットの分布密度に応じたものであることを特徴とする請
    求項25に記載の記録ヘッド用導電シート。
  27. 【請求項27】 前記複数の導電性部材の大きさが、前
    記第1の基板と前記第2の基板に設けられた配線パット
    間に流れる電流の大きさに応じたものであることを特徴
    とする請求項25に記載の記録ヘッド用導電シート。
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