JP3029107U - 保温、断熱及び結露防止器具 - Google Patents
保温、断熱及び結露防止器具Info
- Publication number
- JP3029107U JP3029107U JP1996003341U JP334196U JP3029107U JP 3029107 U JP3029107 U JP 3029107U JP 1996003341 U JP1996003341 U JP 1996003341U JP 334196 U JP334196 U JP 334196U JP 3029107 U JP3029107 U JP 3029107U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat insulation
- dew condensation
- existing
- condensation prevention
- adhesive
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- Expired - Lifetime
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- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 既存の窓、ドア等の保温、断熱、結露防止効
果を簡便な方法で得る。 【解決手段】 既存の窓ガラス等へ、間隔保持具を取り
付けた新たな樹脂板を粘着材等を用いて簡単に取り付
け、既存のガラス単板と新たな樹脂板との間に間隔保持
具により構成された周囲と遮断された空気の層により保
温、断熱効果を得る。
果を簡便な方法で得る。 【解決手段】 既存の窓ガラス等へ、間隔保持具を取り
付けた新たな樹脂板を粘着材等を用いて簡単に取り付
け、既存のガラス単板と新たな樹脂板との間に間隔保持
具により構成された周囲と遮断された空気の層により保
温、断熱効果を得る。
Description
【０００１】
本考案は、既存の窓、ドア、ショーケース、水槽、自動車等のガラス又は樹脂 の単板で構成される部分の保温、断熱、結露防止に関するものである。
【０００２】
従来、建物の窓、ドアのガラス部分に関しては、普及率は低いものの二重構造 のものが存在している。又、既存の単板構造の窓に後から窓枠に単板を固定する ものも存在している。
【０００３】 自動車の窓ガラスについては、二重構造は殆どみられないが、結露に対しては 、温風をあて乾燥させる方法を用いている。
【０００４】 しかし、ショーケース、水槽に至っては、ほとんど対処されていない。
【０００５】
従来の技術で述べたように、既成の二重構造の窓、ドアの普及率の低さは、高 価であり、又既存の単板構造の窓に後から窓枠に単板を固定する方法においては 、取付工事が必要となり、高価で煩雑となる。
【０００６】 自動車の窓ガラスの結露に対し、温風をあて乾燥させる方法においては、運転 者の頭部及び顔面に温風があたるため不快感を持たせる。
【０００７】 水槽、ショーケースに至っては、冷却又は加温を必要とする場合が多く、保温 断熱が必要であるにもかかわらず対応はなされず、又、結露に関しても内容物の 視認性が重視されるにもかかわらず、対応はなされていない。
【０００８】 いずれの場合も、単板構造の部分を二重構造にすれば解決できるのであるが、 前にも述べたとおり、煩雑であり、多くの経費がかかってしまう。
【０００９】 本考案は、従来の技術の有する、煩雑であり、多くの経費がかかるという問題 点を鑑み、既存の窓、ドア、ショーケース、水槽、自動車等のガラス又は樹脂の 単板で構成される部分を簡便で安価に二重構造になる器具を提供しようとするも のである。
【００１０】
上記目的を達成するために、本考案における保温、断熱及び結露防止器具は、 既存の単板に樹脂板の周縁表面に所定の幅、厚みのテープ状の間隔保持具を接着 剤又は粘着材を用いて取り付けた器具を取り付ける。
【００１１】 この時、既存の単板に対し、本考案による器具を取り付ける方法としては、取 り付けを簡便にするため、間隔保持具の新たに取り付けようとする単板とは反対 側表面に接着剤又は粘着材を用い取り付ける。
【００１２】
考案実施の形態について図面を参照して説明する。図１に示すとおり新たに取 り付ける樹脂板の周縁表面に所定の幅と厚みのテープ状の間隔保持具を取り付け る。
【００１３】 本考案により、新たに取り付ける単板の材質に関しては軽量で耐水性、防水性 、断熱性などから、アクリル、塩化ビニール等の樹脂板を用いる。
【００１４】 間隔保持具の材質としては、既存の単板との密着性を高めるため弾力性があり 、断熱性、耐水性などに優れている発泡スチロール、発泡ウレタン等を用いる。
【００１５】 間隔保持具の幅は広い程、接着力は高まるが美観上の問題もあり５ｍｍ〜２０ ｍｍとする。
【００１６】 間隔保持具の厚みに関しては、これが厚さを増す程、保温断熱効果を増すが、 窓、ドア等の構造上、２ｍｍ〜２０ｍｍ程度とする。
【００１７】 上記のように構成された当該器具を既存の窓の窓枠の内側に可能な限り大きく 接着剤又は粘着材を用いて取り付ける。図２、図３参照
【００１８】
本考案は、上述のとおり構成されているので、次に上げる効果を得られる。
【００１９】 既存の窓、ドア等に当該器具を取り付けた場合、既存の窓ガラスと新たに取り 付けた樹脂単板の間に間隔保持具により周囲と遮断された空気の層を構成し、こ れにより保温断熱効果が得られ結露の防止につながる。
【００２０】 水槽、ショーケース等に当該器具を取り付けた場合、結露による内容物の視認 性の悪化を防ぐことができる。又、保温断熱効果により、温度調節機の小型化、 作動経費の軽減化を図ることができる。
【００２１】 自動車等の窓ガラスの結露を防ぐため、温風をあて乾燥させる必要がなくなる 。
【００２２】 以上のような効果が既成の二重構造ガラス等に比べ安価で、既存の窓を二重構 造にする工事を必要とする器具に比べ、簡便に取り付けることができる。
【図１】当該器具の斜視図である。
【図２】当該器具を既設の窓に取り付けた立面図であ
る。
る。
【図３】図２のＡ−Ａ断面図である。
１ 間隔保持具 ２ 新たに取り付けた樹脂板 ３ ガラス単板 ４ 窓枠
Claims (1)
- 【請求項１】 樹脂板の周縁表面に所定の幅と厚みのテ
ープ状の間隔保持具を接着剤又は、粘着材を用いて取り
付けた保温、断熱及び結露防止器具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996003341U JP3029107U (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 保温、断熱及び結露防止器具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1996003341U JP3029107U (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 保温、断熱及び結露防止器具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3029107U true JP3029107U (ja) | 1996-09-27 |
Family
ID=43164155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1996003341U Expired - Lifetime JP3029107U (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | 保温、断熱及び結露防止器具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3029107U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7397604B2 (ja) | 2019-09-11 | 2023-12-13 | ホシザキ株式会社 | ショーケース |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP1996003341U patent/JP3029107U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7397604B2 (ja) | 2019-09-11 | 2023-12-13 | ホシザキ株式会社 | ショーケース |
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