JP3029086U - 鋏 - Google Patents

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JP3029086U
JP3029086U JP1996002836U JP283696U JP3029086U JP 3029086 U JP3029086 U JP 3029086U JP 1996002836 U JP1996002836 U JP 1996002836U JP 283696 U JP283696 U JP 283696U JP 3029086 U JP3029086 U JP 3029086U
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JP
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switching dial
coil spring
torsion coil
blade body
attached
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Expired - Lifetime
Application number
JP1996002836U
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English (en)
Inventor
英三 小林
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Sun Star Stationery Co Ltd
Original Assignee
Sun Star Stationery Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 左右の刃体が自動的に開動して操作が楽で、
長時間カッティング作業を行っても腕の疲れない鋏を提
供する。 【解決手段】 一対の刃体1,2を回動自在に連結する
支点部に切替ダイヤル10を回動自在に取付けるととも
に同支点部に捩りコイルバネ18を装着し、その捩りコ
イルバネ18の一端腕部20を一方の刃体1に係止する
とともに他端腕部21を切替ダイヤル10に対し組付
け、切替ダイヤル10を一方へ回転して捩りコイルバネ
18を弾性変形させた状態でその切替ダイヤル10と他
方の刃体2とを一体的に固定する係止手段を設け、その
切替ダイヤル10と刃体2の係止状態で上記のように弾
性変形した捩りコイルバネ18のバネ力によって左右の
刃体1,2を自動的に開離可能とし、又、切替ダイヤル
10を逆方向へ所要角度回転することにより捩りコイル
バネ18の変形を解消して手動操作により左右の刃体
1,2を開離可能としたことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は鋏に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の鋏は手動操作で左右の刃体を開閉するようになっており、カッティング 作業が長時間に及ぶと腕が疲れるという欠点がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、左右の刃体が自動的に開離して操作が極めて楽で、長時間カ ッティング作業を行っても腕が疲れない鋏の提供を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的は本考案の鋏によって、すなわち、一対の刃体1,2を回動自在に連 結する支点部に切替ダイヤル10を回動自在に取付けるとともに同支点部に捩り コイルバネ18を装着し、その捩りコイルバネ18の一端腕部20を一方の刃体 1に係止するとともに他端腕部21を切替ダイヤル10に対し組付け、切替ダイ ヤル10を一方へ回転して捩りコイルバネ18を弾性変形させた状態でその切替 ダイヤル10と他方の刃体2とを一体的に固定する係止手段を設け、その切替ダ イヤル10と刃体2の係止状態で上記のように弾性変形した捩りコイルバネ18 のバネ力によって左右の刃体1,2を自動的に開離可能とし、又、切替ダイヤル 10を逆方向へ所要角度回転することにより捩りコイルバネ18の変形を解消し て手動操作により左右の刃体1,2を開離可能としたことを特徴とする鋏によっ て達成することができる。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。まず、分解した状態を示した 図1において、符号1及び2が一対の刃体である。この一方の刃体1には支点軸 3(図3参照)を挿通する孔4を穿設し、又、上面側の孔4の周囲にバネ受凹部 5を設け、そのバネ受凹部5にはバネ係止溝6を設けている。
【0006】 また、他方の刃体2には切替ダイヤル嵌着孔7を穿設し、その内壁面の1箇所 に段差を設けてストッパ部8となすとともに、そのストッパ部8から所要距離だ け離れた位置に切替ダイヤル係止溝9を設けている。なお、切替ダイヤル係止溝 9の手前には凸部27を設けている。
【0007】 次に、符号10は切替ダイヤルである。この切替ダイヤル10は、その下面側 に上記の刃体2に設けた切替ダイヤル嵌着孔7に挿入する嵌着筒部11を設ける とともに、その内側に上記の支点軸3が挿入する中心筒部12を設けている。こ の嵌着筒部11の円周上の1箇所には切欠部13を設けて、その切欠部内に係止 棒14を設けている。この係止棒14の側面は嵌着筒部11の側面より僅かに外 側へ突出している。また、嵌着筒部11の円周上において係止棒14から所要距 離だけ離れた位置にも切欠部15を設けて、その切欠部15の脇にバネ押圧壁1 6を設けている。なお、切替ダイヤル10はその外面部にレバー17を突設して いる。
【0008】 次に符号18は捩りコイルバネである。この捩りコイルバネ18は、コイル部 19の両端にそれぞれ直線状の腕部20,21を有している。
【0009】 切替ダイヤル10は、その中心筒部12の外周に捩りコイルバネ18のコイル 部19を取付けるとともに、その嵌着筒部11の切欠部15に捩りコイルバネ1 8の一端の腕部21を嵌入させた状態で、一方の刃体2の切替ダイヤル嵌着孔7 に対しその嵌着筒部11を回動自在に嵌着させる。さらに、その刃体2を他方の 刃体1に重ね合せて、上記の捩りコイルバネ18のコイル部19の端部を刃体1 のバネ受凹部5に嵌入させるとともに、同端部から突出する腕部20を刃体1の バネ係止溝6に嵌入させる。そして、刃体1の孔4に支点軸3を挿通し、更にそ の支点軸3を他方の刃体2の中心筒部12に挿通して、一対の刃体1,2を互い に回動自在に連結させる。図2及び図3は、このように組立てられた鋏の全体構 造を示したものである。
【0010】 この鋏の機能は次の通りである。まず、図4に示すように、切替ダイヤル10 を一方へ回転させて、その係止棒14を刃体2の切替ダイヤル嵌着孔7における ストッパ部8に当接させた状態にすると、切替ダイヤル10のバネ押圧壁16が 捩りコイルバネ18の腕部21から離れて、その腕部21は切欠部15でフリー 状態となる。したがって、このとき捩りコイルバネ18は無負荷で、弾性変形が なく、バネ力が作用しない状態となる。この状態では、刃体1,2の開閉を手動 により行う。このとき切替ダイヤル10の表面に印した手動位置表示ポイント2 2が刃体2の表面に印した切替位置合せポイント23と一致するようになってい る。
【0011】 次に、図5に示すように、切替ダイヤル10を逆方向に回転させると、切替ダ イヤル10のバネ押圧壁16が捩りコイルバネ18の腕部21に当接して弾性変 形させる。そして、切替ダイヤル10が所要角度回転すると、切替ダイヤル10 の係止棒14が刃体2の切替ダイヤル嵌着孔7の内面に設けた凸部27を弾性変 形により乗り越えて切替ダイヤル係止溝9に係合し、切替ダイヤル10と刃体2 とが一体的に固定する。このとき、切替ダイヤル10の表面に印した自動位置表 示ポイント24が刃体2に印した上記の切替位置合せポイント23と一致するよ うになっている。このときの弾性変形によって、捩りコイルバネ18は弾性エネ ルギーを蓄えることになり、切替ダイヤル10を押し戻そうとする。そして、刃 体2は上記のように切替ダイヤル10と一体的に固定しているので、捩りコイル バネ18のバネ力が切替ダイヤル10を介して刃体2にも作用し、刃体2は切替 ダイヤル10と共に他方の刃体1の反対側へ自動的に回転し、図6に示すように 左右の刃体1,2は互いに開離する。このように左右の刃体1,2が捩りコイル バネ18によって自動的に開くので、鋏の使用者は左右の刃体1,2の握り部2 5,26を閉じる操作だけ行えばよい。
【0012】 刃体1,2の開動を自動から手動へ切り替えるには、切替ダイヤル10を再び 逆方向へ回転させて、上記の刃体2の切替位置合せポイント23に切替ダイヤル 10の手動位置表示ポイント22を合わせて、図4に示す状態に戻せばよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案の鋏の構成は上記の通りであり、左右の刃体1,2を捩りコイルバネ1 8を用いて自動的に開くことができるので、使用者は刃体1,2の握り部25, 26を閉じるだけでよく、操作が楽になり、カッティング作業が長時間に及んで も腕の疲れを軽減できる利点があり、又、カッティング作業をスピードアップす ることができる。
【0014】 また、刃体1,2の開きを自動から手動へ、又、手動から自動へと切り替える ことができるので、使用者は状況に応じて使い分けできる利便性がある。
【0015】 また、その切り替えは、切替ダイヤル10を回転させればよいので、操作が判 りやすく簡便である。
【0016】 また、捩りコイルバネ18は切替ダイヤル10の内側に組み付けられて外部か ら見えないので外観の見映が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】分解した状態の要部斜視図である。
【図2】正面図である。
【図3】図2のA−A線断面図である。
【図4】手動で刃体を開く状態の内部構造の断面図であ
る。
【図5】刃体の開動を自動に切り替えた状態の内部構造
の断面図である。
【図6】刃体が自動で開いた状態の内部構造の断面図で
ある。
【符号の説明】
1 刃体 2 刃体 3 支点軸 4 孔 5 バネ受凹部 6 バネ係止溝 7 切替ダイヤル嵌着孔 8 ストッパ部 9 切替ダイヤル係止溝 10 切替ダイヤル 11 嵌着筒部 12 中心筒部 13 切欠部 14 係止棒 15 切欠部 16 バネ押圧壁 17 レバー 18 捩りコイルバネ 19 コイル部 20 腕部 21 腕部 22 手動位置表示ポイント 23 切替位置合せポイント 24 自動位置表示ポイント 25 握り部 26 握り部 27 凸部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の刃体1,2を回動自在に連結する
    支点部に切替ダイヤル10を回動自在に取付けるととも
    に同支点部に捩りコイルバネ18を装着し、その捩りコ
    イルバネ18の一端腕部20を一方の刃体1に係止する
    とともに他端腕部21を切替ダイヤル10に対し組付
    け、切替ダイヤル10を一方へ回転して捩りコイルバネ
    18を弾性変形させた状態でその切替ダイヤル10と他
    方の刃体2とを一体的に固定する係止手段を設け、その
    切替ダイヤル10と刃体2の係止状態で上記のように弾
    性変形した捩りコイルバネ18のバネ力によって左右の
    刃体1,2を自動的に開離可能とし、又、切替ダイヤル
    10を逆方向へ所要角度回転することにより捩りコイル
    バネ18の変形を解消して手動操作により左右の刃体
    1,2を開離可能としたことを特徴とする鋏。
JP1996002836U 1996-03-18 1996-03-18 Expired - Lifetime JP3029086U (ja)

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JP1996002836U JP3029086U (ja) 1996-03-18 1996-03-18

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ID=43164134

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