JP3029032B1 - Fd対応電子機器にicカードを適用する装置 - Google Patents

Fd対応電子機器にicカードを適用する装置

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JP3029032B1
JP3029032B1 JP10295875A JP29587598A JP3029032B1 JP 3029032 B1 JP3029032 B1 JP 3029032B1 JP 10295875 A JP10295875 A JP 10295875A JP 29587598 A JP29587598 A JP 29587598A JP 3029032 B1 JP3029032 B1 JP 3029032B1
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Abstract

【要約】 【課題】ケース全体の薄形化を達成して内部スペースの
確保の要求に応え、他方ボトムプレートの中央部に形成
したボスをFDドライブ装置の磁気ディスク回転軸の逃
げ手段として機能させながら、このボスにて垂直荷重に
対するトッププレートとボトムプレートの剛強度を向上
し、内蔵電子部品の保護効果、電気的接続部の信頼性の
確保を達成し、模擬FDカートリッジの機能向上に資す
る。 【解決手段】模擬FDカートリッジ本体4を合成樹脂製
ボトムプレート5と鈑金製トッププレート6から成るケ
ースにて形成し、合成樹脂プレートから成るボトムプレ
ート5の中央部にトッププレート6へ向け突出するボス
42を設けてボトムプレート5外表面側にFDドライブ
装置の磁気ディスク回転軸を受け入れるための凹所を形
成し、上記ボス42にトッププレート6の中央部を荷受
し中央支持構造を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は模擬FDカートリッ
ジ内にICカードを挿入し、FD対応電子機器にICカ
ードを適用できるようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】USP−5584043号(特表平6−
509194)はFD対応電子機器のFD受口を通じて
FDドライブ装置内へ挿入することができる形状を有す
る模擬FDカートリッジ本体内に、ICカードを装脱す
るIC収容スペースと、上記FDドライブ装置内へ挿入
された時に同ドライブ装置の磁気ヘッドと対向するよう
に配置された電気−磁気変換器と、ICカードと電気−
磁気変換器に電力を供給する電池とを有する、FD対応
電子機器にICカードを適用する装置を提供しており、
この模擬FDカートリッジ本体はFIG3bやFIG4
bに示すような一体成形ケース、即ち合成樹脂等による
一体成形物にてケースを形成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】模擬FDカートリッジ
本体を形成するケースはFDと同様、比較的広面積であ
り、このケースを先行例の如く合成樹脂等による一体成
形物で形成した場合には、ケース天壁と底壁の肉厚が限
定され、特に模擬FDカートリッジのばあいにはFDの
磁気ディスクよりも厚いICカードの挿入、このICカ
ードと重畳して接触するコンタクトの内蔵、制御回路を
形成する配線回路基板とこれに重畳して搭載される電子
部品の内蔵を要する関係上、天壁と底壁間に相当のスペ
ースの確保が求められ、他方FDとの互換性からケース
全体の許容最大高さが制限されているため、天壁と底壁
の肉厚の確保が難しく、強度不足を招来して撓みや反り
等を生ずる問題、これによる内蔵電子部品に対する保護
作用の減殺、電気的接続部の信頼性の低下等を来す問題
を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記模擬FDカートリッ
ジ本体を合成樹脂製ボトムプレートと鈑金製トッププレ
ートの閉合構造を有するケースにて形成し、合成樹脂プ
レートから成るボトムプレートの中央部にトッププレー
トへ向け突出するボスを設け、該ボスの形成によってボ
トムプレート外表面側にFDドライブ装置の磁気ディス
ク回転軸を受け入れるための凹所を形成し、上記ボスに
トッププレートの中央部を荷受し中央支持構造を形成し
た。
【0005】上記模擬FDカートリッジ本体を形成する
ケースを半割構造にし、トッププレートの鈑金化によっ
て、ケース全体の薄形化を達成して内部スペースの確保
の要求に応え、他方ボトムプレートの中央部に形成した
ボスをFDドライブ装置の磁気ディスク回転軸の逃げ手
段として機能させながら、このボスにて鈑金製トッププ
レートの中央部を荷受けし、中央支持構造を形成するこ
とにより垂直荷重に対する同トッププレートの剛強度、
ひいてはボトムプレートの同剛強度を大巾に向上し、内
蔵電子部品の保護効果、電気的接続部の信頼性の確保を
達成し、模擬FDカートリッジの機能向上に資する。
【0006】上記中央支持構造の具体例として、上記ト
ッププレートの中央部内面を上記ボスの頂面に接着す
る。又は上記トッププレートの中央部を該中央部に形成
した結合片を以ってボスに係止する。上記ボスの一部で
ICカードコーナーを支持する支持部を形成し上記磁気
ディスク回転軸の逃げ目的を有するボスをトッププレー
トの荷受け手段として機能させつつ、ケースの四分の一
大を占めるICカード収容スペースをも確保した。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図1乃
至図11に基いて詳述する。この発明はUSP5584
043と同様、図1に示すように、FD対応電子機器1
のFD受口2にICカード3を挿入して使用できるよう
にした模擬FDカートリッジに係わり、該模擬FDカー
トリッジ本体4はFD受口2を通じてFDドライブ装置
内へ挿入することができる形状、即ちFDケースに近似
した大きさと形状を有する。ここでICカードとはIC
チップを保有するカードを意味する。
【0008】図1,図2に示すように、上記模擬FDカ
ートリッジ本体4はボトムプレート5とトッププレート
6とから成り、該カートリッジ本体4内、即ちトッププ
レート6とボトムプレート5の対向面間に形成されたカ
ード収容スペース7を有する。
【0009】このカード収容スペース7はカートリッジ
本体4内の一つのコーナー部を含むスペースを占有し、
カード受口8によって外方へ開放されている。このカー
ド受口8は例えば、模擬FDカートリッジ本体4の一側
面に上記コーナ部と隣接して配置される。即ち、ボトム
プレート5とトッププレート6はその周縁に高さの低い
嵌合壁9,10を有し、この嵌合壁9,10の一部を除
去して上記カード受口8を形成する。
【0010】上記ボトムプレート5は合成樹脂にて一体
成形し、トッププレート6は鈑金にて形成し、シールド
板として機能させると共に薄形化を達成する。
【0011】上記カード受口8にはカード収容スペース
7内に挿入されたICカード3の後端の一部を露出する
カード摘出口11を設ける。このカード摘出口11はカ
ード受口8を形成する鈑金製トッププレート6と樹脂製
ボトムプレート5の縁部を切欠きして形成する。
【0012】図2,図3に示すように上記カード収容ス
ペース7内には、同スペース内に挿入されたICカード
3の外部接点たる電極パッド12と加圧接触する多数の
コンタクト13を配設する。
【0013】このコンタクト13は一枚の絶縁材から成
るホルダープレート14の表面に沿い列状に配置する。
コンタクト13はカード挿抜方向に延在する弾性条片か
ら成り、その前端付近を上記ホルダープレート14の前
端に植装され、該植装部15から後方(カード受口8)
へ向け延在する上下に弾性変位可能な接触片16を有
し、該植装部15から前方へ向け突出された端子片を有
する。
【0014】コンタクト13はこの端子片を持って後記
する配線回路基板26に接続され、このコンタクト13
を介してICカード3を配線回路基板26に接続する。
上記コンタクト13を整列保持するホルダープレート1
4を樹脂製ボトムプレート5の内面に鋲又は螺子又は樹
脂製ボトムプレート5から突出した樹脂突起19に圧入
又は融着して固定し、よってコンタクト13を樹脂製ボ
トムプレート5に固定する。
【0015】カード受口8とホルダープレート14の後
端縁間にはICカード3の下面に接して挿入を案内する
複数のリブ20を設ける。このリブ20はカード挿抜方
向に延在し、これを樹脂製ボトムプレート5の内面に一
体樹脂成形する。
【0016】上記模擬FDカートリッジ本体4内に樹脂
製ボトムプレート5の内面に固装された電気−磁気変換
器21を内蔵する。
【0017】上記鈑金製トッププレート6には既存のF
Dにおける信号入出力窓と対応する信号入出力窓24を
設け、上記電気−磁気変換器21はこの窓24と対応し
た位置に配置する。
【0018】更に上記模擬FDカートリッジ本体4内に
ICカード3と電気−磁気変換器21間における電気信
号の入力又は出力を制御する制御回路、即ち該制御回路
を形成するIC等の電子部品を搭載せる配線回路基板2
6を内蔵し、この基板26を樹脂製ボトムプレート5の
内面に固定する。
【0019】既述したコンタクト13及び電気−磁気変
換器21は、上記制御回路を形成する配線回路基板26
に接続される。
【0020】上記コンタクト13と電気−磁気変換器2
1と配線回路基板26を内蔵せる模擬FDカートリッジ
本体4内に2個の電池27を内蔵する。
【0021】樹脂製ボトムプレート5の内面には電池収
容室28を二個並設し、各収容室に電池27を夫々着脱
可に収容する。
【0022】各電池27は接触片29,30を介して配
線回路基板26に接続して、制御回路に電力を供給し、
該制御回路を介してICカード3と電気−磁気変換器2
1に電力を供給する。
【0023】上記模擬FDカートリッジ本体4内に電池
27をON・OFFするためのスイッチエレメント32
を設ける。図5に示すように、このスイッチエレメント
32は模擬FDカートリッジ本体4をFDドライブ装置
内へ挿入又は抜去した時に、FD受口2内のフック形の
FDシャッター開閉アーム34によって自動的にON・
OFF操作されるように設置する。
【0024】他方、カートリッジ本体4の前面側に存す
るスイッチエレメント32の外側に隣接して感知レバー
38を配し、この感知レバー38の先端に受圧部39を
設け、この受圧部39をカートリッジ本体4の前面に設
けた開口40を通し露出して、前記FDシャッター開閉
アーム34が作用できるようにする。模擬FDカートリ
ッジ本体4をFD対応電子機器1のFD受口2を通して
FDドライブ装置内に挿入すると、同装置内に既設の上
記シャッター開閉アーム34が上記感知レバー38の受
圧部39に係合する。
【0025】更にカートリッジ本体4の挿入を進行する
と、アーム34が受圧部39を押圧してレバー38を変
位せしめ、変位したレバー38はスイッチエレメント3
2を押圧して接触し、電池27をON状態にする。
【0026】上記模擬FDカートリッジ本体4をFD対
応電子機器1のFD受口2から抜去すると、上記感知レ
バー38はバネ等により自動的に待機位置へ復帰するよ
うに横動し、スイッチエレメント32のOFF状態を招
来する。
【0027】図6、図7に示すように、上記樹脂製ボト
ムプレート5にはその中央部に外方から内方へ向け突成
したボス42を有し、このボス42の形成によって、ボ
トムプレート5の外表面中央部に凹所43を形成し、そ
の中央凹所43をFD対応電子機器1に設けられている
磁気ディスク回転用の駆動軸48の逃げ穴とする。
【0028】同時に図7に示すように、上記ボス42の
頂面にてトッププレート6の中央部を重ね荷受けして中
央支持構造を形成し、鈑金製トッププレート6の撓み、
ひいては樹脂製ボトムプレート5の撓みを防止し、この
撓みに伴う配線回路基板26上の電子部品、カードスペ
ース7内のICカード3,電気−磁気変換器21を保護
する。
【0029】好ましくは図7に示すようにボス42の鈑
金製トッププレート6の内面を接着材44を介して接着
し、両プレート5,6を強固に結合する。
【0030】図8乃至図9は上記中央支持構造の他の具
体例を示している。図8に示すように、鈑金製トッププ
レート6の中央部内面を樹脂製ボトムプレート5の中央
ボス42の頂面に支持しつつ、ボス42の中央部に一体
成形にて突設した平ほぞ49を鈑金製トッププレート6
の中央部に貫設したほぞ孔50に嵌合し、両プレート
5,6の組立相対位置を確保する。上記平ほぞ49の頂
面はトッププレート6の外表面と略同一レベルにする。
【0031】又は図9に示すように、上記中央ボス42
の頂壁中央部にかしめ孔51を貫設し、鈑金製トッププ
レート6の中央部にかしめ孔51と同芯円の貫通孔52
を打抜き、この貫通孔52の周縁部を上記ボス42の頂
壁に設けたかしめ孔51の周縁部に曲げ込んでかしめ付
けし、ボス頂壁にトッププレート6を強固に固着する。
56は上記かしめに供する結合片である。同時にトップ
プレート6の貫通孔52の周域をボス42のかしめ孔5
1の周域の頂壁上面に重ね支持する。図9の例示ではケ
ース中央部を貫通する孔53を形成し、磁気ディスク駆
動軸48の逃げ深さを充分に確保する。
【0032】次に図10は、樹脂製ボトムプレート5の
周縁から一体成形にて嵌合壁9を立上げ、同様に鈑金製
トッププレート6の周縁から嵌合壁10を曲げ加工にて
一体に立下げ、この嵌合壁10を上記嵌合壁9の外周面
に外嵌めし、この嵌合壁10の下端周縁部の局部を内方
へ曲げ加工して形成した係止爪54をボトムプレート5
の嵌合壁9の基部外周縁に形成した段部55にスナップ
嵌めする。このスナップ嵌めによって両プレート5,6
を一体閉合する。
【0033】更に上記ボス42には前記ICカード3の
前端コーナー部の一つを支持するカードコーナー支持部
57を形成する。模擬FDカートリッジ本体4を形成す
るケースの大きさはFDの大きさに制限されており、同
ケース中央部には磁気ディスク駆動軸48の逃げ用ボス
42、即ち逃げ用凹所43の形成が不可欠である。
【0034】上記ボス42の頂壁上面に段差を有してカ
ードコーナー支持部57を形成することにより、FDの
四分の一大の汎用ICカード3の収容スペース7を適正
に確保する。
【0035】本発明に係る模擬FDカートリッジは、図
1等に示すように電気−磁気変換器21を有して、FD
対応電子機器の電気−磁気変換ヘッド58との間で磁気
信号による信号の授受を行なう場合の他、図11に示す
ように、模擬FDカートリッジ本体4を形成するかケー
ス外表面に電気信号回路形成用接触手段59を配設し、
このカートリッジをFD受口2内に挿入した時に、同受
口2内に設けた電気信号回路形成用接触手段60に接触
せしめ、電気−磁気変換ヘッド58を介さずに、FD対
応電子機器とICカード3間において電気信号による書
き込み又は読み取りを行なえる場合を含む。
【0036】
【発明の効果】上記模擬FDカートリッジ本体を形成す
るケースは、トッププレートの鈑金化によって、ケース
全体の薄形化を達成して内部スペースの確保の要求に応
え、他方ボトムプレートの中央部に形成したボスをFD
ドライブ装置の磁気ディスク回転軸の逃げ手段として機
能させながら、このボスにて鈑金製トッププレートの中
央部を荷受けし、中央支持構造を形成することにより垂
直荷重に対する同トッププレートの剛強度、ひいてはボ
トムプレートの同剛強度を大巾に向上し、内蔵電子部品
の保護効果、電気的接続部の信頼性の確保を達成し、模
擬FDカートリッジの機能向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】模擬FDカートリッジの斜視図。
【図2】上記カートリッジの内部構造を表す分解斜視
図。
【図3】上記カートリッジの内部構造を表す平面図。
【図4】樹脂製ボトムプレートの底面図。
【図5】上記カートリッジをFD受口に挿入した状態を
示す平面図。
【図6】図3におけるA−A線断面図。
【図7】ボトムプレートの中央ボスとトッププレートに
よって形成する中央支持構造の一例を示す要部断面図。
【図8】同中央支持構造の他例を示す要部断面図。
【図9】同中央支持構造の更に他例を示す要部断面図。
【図10】ボトムプレートとトッププレートの閉合手段
を例示する断面図。
【図11】模擬FDカートリッジに電気回路形成用接触
手段を設けた場合を示すブロック図。
【符号の説明】
1 FD対応電子機器 2 FD受口 3 ICカード 4 模擬FDカートリッジ本体 5 樹脂製ボトムプレート 6 鈑金製トッププレート 7 カード収容スペース 8 カード受口 9,10 嵌合壁 11 カード摘出口 12 電極パッド 13 コンタクト 14 ホルダープレート 15 植装部 16 接触片 19 突起 20 リブ 21 電気−磁気変換器 24 信号入出力窓 26 配線回路基板 27 電池 28 電池収容室 29,30 接触片 32 スイッチエレメント 34 シャッター開閉アーム 38 感知レバー 39 受圧部 40 開口 42 ボス 43 凹所 44 接着材 48 駆動軸 49 平ほぞ 50 ほぞ孔 51 かしめ孔 52 貫通孔 53 孔 54 係止爪 55 段部 56 結合片 57 カードコーナー支持部 58 電気−磁気変換ヘッド 59,60 電気信号回路形成用接触手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】FD対応電子機器のFD受口内に模擬FD
    カートリッジを挿入し、該模擬FDカートリッジ内に抜
    き差し可に挿入したICカードとFD対応電子機器間に
    おいてデータの読み取り又は書き込みを行なうように構
    成されたFD対応電子機器にICカードを適用する装置
    において、上記模擬FDカートリッジ本体を合成樹脂製
    ボトムプレートと鈑金製トッププレートの閉合構造を有
    するケースにて形成し、合成樹脂プレートから成るボト
    ムプレートの中央部にトッププレートへ向け突出するボ
    スを設け、該ボスの形成によってボトムプレート外表面
    側にFDドライブ装置の磁気ディスク回転軸を受け入れ
    るための凹所を形成し、上記ボスにトッププレートの中
    央部を荷受し中央支持構造を形成したことを特徴とする
    FD対応電子機器にICカードを適用する装置。
  2. 【請求項2】上記トッププレートの中央部内面を上記ボ
    スの頂面に接着したことを特徴とする請求項1記載のF
    D対応電子機器にICカードを適用する装置。
  3. 【請求項3】上記トッププレートの中央部を該中央部に
    形成した結合片を以ってボスに係止したことを特徴とす
    る請求項1記載のFD対応電子機器にICカードを適用
    する装置。
  4. 【請求項4】上記ボスの一部でICカードの前端コーナ
    ーを支持する支持部を形成したことを特徴とする請求項
    1記載のFD対応電子機器にICカードを適用する装
    置。
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