JPH0753193Y2 - 電子機器の電池収納部 - Google Patents

電子機器の電池収納部

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JPH0753193Y2
JPH0753193Y2 JP14174389U JP14174389U JPH0753193Y2 JP H0753193 Y2 JPH0753193 Y2 JP H0753193Y2 JP 14174389 U JP14174389 U JP 14174389U JP 14174389 U JP14174389 U JP 14174389U JP H0753193 Y2 JPH0753193 Y2 JP H0753193Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案電子機器の電池収納部を以下の項目に従って詳細
に説明する。
A.産業上の利用分野 B.考案の概要 C.背景技術 D.考案が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例 a.テーププレーヤの概観[第1図、第2図] b.電池収納部[第1図乃至第6図] b−1.電池ケース[第1図乃至第6図] b−1−a.構造 b−1−b.支持 b−2.接触端子[第1図、第3図乃至第6図] b−3.弾発部材[第1図、第5図] b−4.ロック及びロック解除手段[第1図乃至第5図] b−5.電池の装着 G.考案の効果 (A.産業上の利用分野) 本考案は新規な電子機器の電池収納部に関する。詳しく
は、電池の着脱を行なう着脱時位置と電池を所定の位置
に装着した装着時位置との間を移動するように支持部材
に対して回動自在に支持された電池ケースを備え、該電
池ケースは上記装着時位置においてロックされると共に
該ロックが解除されたときはそれに付勢されている弾発
力によって着脱時位置側へと移動するようにした電池収
納部に関するものであり、電池ケースに設けられた接触
端子と回路基板上の電源端子とを接続するための接続手
段を工夫することにより、部品点数や組立工数を削減す
ることができると共に組立作業を楽に行なうことができ
るようにした新規な電子機器の電池収納部を提供しよう
とするものである。
(B.考案の概要) 本考案電子機器の電池収納部は、電池用接触端子をその
一部が露出した状態で電池ケースに設けると共に、導電
性を有するバネ材料により形成した弾発部材を上記接触
端子に常時弾接するように当該接触端子と回路基板上の
電源端子との間に介挿し、上記弾発部材の弾発力により
電池ケースに着脱時位置側への移動力が付勢されるよう
にし、それにより、接触端子と電源端子とを接続するた
めの線材等を省略することができて、部品点数や組立工
数を削減することができると共に組立作業を楽に行なう
ことができるようにしたものである。
(C.背景技術) 電子機器の電池収納部には従来から各種のものがあり、
その中の1つに、いわゆるポップアップ式のものがあ
る。この種の電池収納部は、一般に、電池ケースを外筺
もしくはそれに固定されたシャーシ等の支持部材に電池
の着脱を行なう着脱時位置と電池を所定の位置に装着す
る装着時位置との間で移動するように回動自在に支持す
ると共に、装着時位置に来ている状態ではその位置にロ
ックされ、該ロックが解除されると弾発力により着脱時
位置側へと移動するように構成され、従って、電池の装
着や交換を簡単に行なうことができるという利点があ
る。
(D.考案が解決しようとする課題) ところが、この種の電池収納部にあっては、電池ケース
の他に、該電池ケースに着脱時位置側への回動力を付勢
するための弾発手段と、電池ケースを装着時位置におい
てロックするためのロック手段と、該ロック手段による
ロックを解除するためのロック解除手段等が必要になる
と共に、通常、電池ケースに設けられた電池用接触端子
と回路基板上の電源端子とを接続するための可撓性の有
する接続手段、例えば、線材やフレキシブル配線板等が
必要になるので、部品点数がかなり多くなり、また、少
なくとも上記接続手段について2箇所の半田付が必要に
なる上に線材等がその半田付後の周辺の組立作業に邪魔
になるため、組立が面倒になる等、様々な問題があっ
た。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本考案電子機器の電池収納部は、上記課題を解
決するために、前記着脱時位置と装着時位置との間で移
動するように回動自在に支持された電池ケースの基端部
もしくはその近辺に接触端子を少なくともその一部が電
池ケースから露出するように固定すると共に、導電性を
有するバネ材料により形成した弾発部材を常時上記接触
端子と弾接するように該接触端子と回路基板上の電源端
子との間に介挿し、該弾発部材の弾発力により電池ケー
スに着脱時位置側への移動力が付勢されるようにしたも
のである。
従って、本考案電子機器の電池収納部にあっては、電池
ケースに対する回動力の付勢と、電池ケースに設けられ
た接触端子と回路基板上の電源端子との間の接続を一つ
の弾発部材によって行なうことができるので、その分、
これら回動力の付勢と接続を各別の手段により行なって
いた従来の電池収納部に比較して部品点数を削減するこ
とができると共に、上記接続を行なうのに少なくとも接
触端子又は電源端子の一方については電気的接続を為す
ための作業を要しないので、その分組立作業の工数を削
減することができ、しかも、弾発部材は比較的形状が小
さくて済み、かつ、回路基板等に固定されるので、従来
の接続手段である線材やフレキシブル配線板のように電
池収納部周辺に対する作業の邪魔になる惧れが無く、こ
のため、組立や修理等の作業を楽に行なうことができ
る。
(F.実施例) 以下に、本考案電子機器の電池収納部の詳細を図示した
実施例に従って説明する。
尚、図示した実施例は、本考案を、テーププレーヤの電
池収納部に適用したものである。
(a.テーププレーヤの概観)[第1図、第2図] 図中1がテーププレーヤである。
2はテーププレーヤ1の筐体であり、該筐体2は上面が
開口した筐体主部3と該筐体主部3に回動自在に支持さ
れた蓋体4とから成り、筐体主部3の上側縁はその前部
(第2図における右斜め下方へ向う方向を前側とし、左
斜め上方へ向う方向を後側とする。また、同図における
左斜め下方へ向う方向を左側とし、右斜め上方へ向う方
向を右側とする。以下の説明において、向きを示すとき
はこの方向によるものとする。)が後部より稍高い位置
にあるように形成され筐体主部3の上方開口部はその上
側縁の後部と略同じ高さにあるように配置されたカセッ
ト載置板5により覆われており、このカセット載置板5
と閉蓋位置に来た蓋体4とにより画成される空間がテー
プカセットを着脱自在に装着するためのカセット装着部
になっている。
そして、カセット載置板5の前端部のうち左右両端部を
除く部分5aには左右方向に長い矩形をした開口が形成さ
れ、この開口5aは2種類の電池を選択的に収納するよう
にされた電池ケース6の上面壁7により覆われている。
尚、8はその大部分がカセット載置板5の下面に重なる
ように配置されたメカシャーシ、9、9はリール台、1
0、10はキャプスタン、11は磁気ヘッド12、ピンチロー
ラ13、13、テープガイド14、14及び14′、14′等を備え
たヘッド部、15は筐体主部3の内底部に配置された回路
基板であり、上記ヘッド部11は蓋体4と一体的に移動す
るように設けられ、また、回路基板15はメカシャーシ8
に下方へ向けて突設された図示しない取付突部の下端に
固定されている。
(b.電池収納部)[第1図乃至第6図] 16は電池収納部であり、上記電池ケース6とプラス側及
びマイナス側2つの接触端子と、回路基板15に取着され
た弾発部材とロックレバー等から成る。
(b−1.電池ケース)[第1図乃至第6図] (b−1−a.構造) 電池ケース6はその各部が一体的に形成されており、所
謂ガム型電池17又は単三型電池18(第6図参照)のいず
れか一方を選択的に収納するようにされている。
電池ケース6は左右方向に長い平板状をした上面壁7及
び左右両側面壁19、19′と底面壁20と背面壁21とが合成
樹脂により一体に形成されて左方に向って開口6aした略
筒状をしており、上面壁7はガム型電池17の平面形状よ
り略ひと回り大きく、また、側面壁19、19′及び背面壁
21の高さはガム型電池17き厚さより稍大きく、側面壁1
9、19′は上面壁7の左右両側縁の左端部を除く部分か
ら下方へ向けて突出し、背面壁21は上面壁7の右端縁か
ら下方へ向けて突出している。
そして、底面壁20は、その右端側略4分の1の部分22
(以下、「平坦部」と言う。)が側面壁19、19′及び背
面壁21の下端と同じ高さにあって平坦に形成され、その
余の部分の前後両側端部を除く部分23(以下、「樋状
部」と言う。)が略樋状を為すように下方へ向けて突出
するように形成されており、該樋状部23の右端面は背壁
部24により閉塞されている。
尚、左右両側面壁19、19′の下端と樋状部23の上端との
間を連結している段差部25、25(第4図参照)は平坦部
22の内面22aと同一平面上に位置している。
しかして、上面壁7と側面壁19、19′と背面壁21と平坦
部22及び段差部25、25とによってガム型電池17用の収納
空間26aが画成され、また、上面壁7と樋状部23と背壁
部24とにより単三型電池18用の収納空間26bが画成され
る。
そして、側面壁19、19′の外側面の右端部には支点ピン
27、27′が突設され、また、前側側面壁19の外側面の左
端部には被ロック部28が突設されている。尚、27a、2
7′aは側面壁19、19′に形成されたU字状の切溝であ
り、これにより、支点ピン27、27′が内側に入り得るよ
うに切溝27a、27′aで囲まれた部分に可撓性が付与さ
れている。
29は樋状部23の外周面の左右方向における略中央部のう
ち後方を向いた位置から後方へ向けて突設されたストッ
パ片である。
(b−1−b.支持) 30、30′は前記メカシャーシ8に形成された支持孔(第
3図及び第4図参照)であり、これら支持孔30、30′の
一方30′はメカシャーシ8のうちカセット載置板5に形
成された前記開口5の後側縁の右端部に近接した下方へ
の折曲部8aに形成され、また、他方の支持孔3はメカシ
ャーシ8の下方へ折り曲げられた前側部8bのうち一方の
支持孔30′と対向した位置に形成されている。
そして、これら支持孔30、30′に電池ケース6の支点ピ
ン27、27′が各別に回動自在に嵌合されており、それに
より、電池ケース6の右端部がメカシャーシ8に略上下
方向で回動自在なるように支持される。尚、このような
電池ケース6の支持は、支点ピン27、27′を外側から押
してその外端が側面壁19、19′の外面と同一平面内に位
置するようにして電池ケース6の右端部を開口5内に挿
入し、そして、支点ピン27、27′の位置を支持孔30、3
0′に一致させれば切溝27a、27′aに囲まれた部分に蓄
えられていた弾発力により支点ピン27、27′が支持孔3
0、30′に嵌合されることによって、為される。
尚、このような電池ケース6は、後述する弾発部材によ
って、常時、前方から見て時計回り方向への回動力を付
勢されていると共に、その回動範囲は、第1図に実線で
示すように、上面壁7がカセット載置板5の開口5aを閉
塞した位置(以下、「装着時位置」と言う。)と、同図
に2点鎖線で示すように、その開口6aが左稍斜め上方を
向いた姿勢となってカセット載置板5から一部上方へ突
出した位置(以下、「着脱時位置」と言う。)との間に
規制される。
(b−2.接触端子)[第1図、第3図乃至第6図] 31は電池17、18用のプラス側接触端子(第1図参照)で
あり、該接触端子31はメカシャーシ8の下面に固定され
た端子取付部材32に取着されており、その接触部31aが
装着時位置に来た電池ケース6の開口6aに対向するよう
に配置されている。
また、33は電池17、18用のマイナス側接触端子であり、
該接触端子33は略矩形をした平板状を為す主部33aと該
主部33aの右側縁の後端部から立ち上げられた立上部33b
と該立上部33bの上端から左方へ向けて突出した第1の
接触端部33cと主部33aの左側縁の後端部から突出した第
2の接触端部33dとが導電性の良い金属板により一体に
形成されて成る。
そして、このようなマイナス側接触端子33は電池ケース
6の後端部にその一部が該電池ケース6から露出するよ
うに取着されている。即ち、主部33aが電池ケース6の
底面壁20の平坦部22の底面の略前半部に重なるように位
置され、立上部33bが上記平坦部22の右端部に形成され
たスリット22b(第1図参照)を通して電池ケース6内
に突出するように位置され、また、第2の接触端部33d
が背壁部24の上端部に形成されたスリット24a(第1図
参照)を通して電池ケース6内に吐出されており、この
ような状態で電池ケース6に固定されている。従って、
接触端子33はその主部33aが電池ケース6の後端部にお
いて下方に向かって露出した状態で位置すると共に第1
の接触端部33cがガム型電池用の収納空間26aの後端に位
置し、かつ、第2の接触端部33dが単三型電池用の収納
空間26bの後端に位置している。
尚、前記した回路基板15の前側部には、比較的大きな切
欠15aが形成されており、電池ケース6が装着時位置に
来た状態ではその樋状部23の底部が該切欠15a内に位置
され、従って、マイナス側接触端子33の主部33aが回路
基板15のうち上記切欠15aの右側に続く部分と比較的近
接して対向される。
(b−3.弾発部材)[第1図、第5図] 34は電池ケース6に着脱時位置側へ向けての回動力を付
勢し、かつ、回路基板15上のマイナス用導体と上記マイ
ナス側接触端子33との接続を為すための弾発部材であ
る。
該弾発部材34は平板状をした固定部35と該固定部35の右
端に連続してそこから略左斜め上方へ向けて折り返えさ
れて延びる波板状をした弾発部36とが導電性の良い板バ
ネ材料により一体に形成され、固定部35には取付孔35
a、35a(第1図参照)か形成されている。
また、回路基板15のうち接触端子33が対向する部分には
取付孔15b、15b(第1図参照)が形成され、回路基板15
の下面のこれら取付孔15b、15bに対応した位置に図示し
ないマイナス用導体の接続端が位置している。
そして、弾発部材34はその固定部35が取付孔35a、35a及
び15b、15bに挿通されかつカシメられた導電性を有する
リベット37、37で回路基板15の上面に固定されると共に
図示しないマイナス用導体と接続される。
しかして、回路基板15がメカシャーシ8に取着される
と、弾発部材34の弾発部36の先端側の湾曲部36aが電池
ケース6に設けられたマイナス側接触端子33の主部33a
のうち支点ピン27、27′より稍左方へ寄った位置に弾接
され、これにより、電池ケース6に常時、前方から見て
時計回り方向への回動力、即ち、着脱時位置側への回動
力が付勢されると共に、この弾発部材34を介して回路基
板15上のマイナス用導体と接触端子33とが接続されるこ
とになる。
(b−4.ロック及びロック解除手段)[第1図乃至第5
図] 38は電池ケース6を装着時位置に保持するためのロック
レバーであり、該ロックレバー38は左右方向に長い板状
をし、その右半部39は左半部より幅広に形成され、この
右半部39の左側縁40の下部に前方から見て略コ字状をし
た係合切欠41が形成されており、また、上記左側縁40の
上部40aは左下がりの斜縁に形成されている。
そして、このようなロックレバー38は、メカシャーシ8
の前記前側部8bのうち左端側へ偏倚した部分の後面に一
定の範囲内で左右方向へ移動自在なるように支持される
と共に、左方への移動力を付勢されており、右方へ向け
て押圧されていない間は、上記係合切欠41が電池ケース
6に設けられている被ロック部28の移動軌跡上に位置す
るところに保持されている。
従って、電池ケース6が着脱時位置から装着時位置へ向
けて移動して来ると、その被ロック部28がロックレバー
38の斜縁40aを押圧して該ロックレバー38を右方へ移動
せしめると共に、被ロック部28が斜縁40aから下方へ外
れるとロックレバー38が左方へ戻ってその係合切欠41の
上側縁41aが被ロック部28に上方から係合し、それによ
って、電池ケース6の時計回り方向への回動が阻止され
る。
しかして、電池ケース6が弾発部材34による回動力に抗
して装着時位置に保持される。
また、この状態から、筐体主部3の前側面に設けられて
いるスライドツマミ42(第2図参照)を右方へ移動する
と、ロックレバー38が右方へ移動されてその係合切欠41
の被ロック部28に対する係合が解除され、それにより、
電池ケース6が時計回り方向へ回動され、その回動は前
記ストッパ部29がメカシャーシ8のうち開口5aの後側縁
に沿って延びる部分に下方から当接したところで阻止さ
れ、これにより、電池ケース6が着脱時位置に保持され
る。
(b−5.電池の装着) そこで、電池17又は18をテーププレーヤ1に装着すると
きは、電池ケース6を着脱時位置に移動させた状態で、
ガム型電池17を電池ケース6の収納空間26aに、又は、
単三型電池18を収納空間26bに挿入し、次いで、電池ケ
ース6を下方へ向けて押圧して装着時位置へと移動させ
る。
尚、電池17又は18の電池ケース6への挿入はそのマイナ
ス電極17a、18aが収納空間26a、26bの奥を向く向きで行
なう。
しかして、電池ケース6が装着時位置に来ると、ガム型
電池17が挿入された状態ではそのプラス電極17bがプラ
ス側接触端子31の接触部31aに弾接されると共にマイナ
ス側電極17aがマイナス側接触端子33の第1の接触端部3
3cに当接し、また、単三型電池18が挿入されている状態
ではそのプラス側電極18bがプラス側接触端子31の接触
部31aに弾接されると共にマイナス電極18aがマイナス側
接触端子33の第2の接触端子33dに当接する。
このようにして、電池17又は18がテーププレーヤ1に装
着される。
(G.考案の効果) 以上の記載したところから明らかなように、本考案電子
機器の電池収納部は、電池の着脱を行なう着脱時位置と
電池を所定の位置に装着した装着時位置との間を移動す
るように支持部材に対して回動自在に支持された電池ケ
ースと、該電池ケースの基端部もしくはその近辺に固定
され少なくとも一部が電池ケースから露出した接触端子
と、導電性を有するバネ材料により形成され常時上記接
触端子に弾接するように回路基板上の電源端子と接触端
子との間に介挿された弾発部材とを備え、該弾発部材の
弾発力により電池ケースに着脱時位置側への移動力が付
勢されるようにしたことを特徴とする。
従って、本考案電子機器の電池収納部にあっては、電池
ケースに対する回動力の付勢と、電池ケースに設けられ
た接触端子と回路基板上の電源端子との間の接続を1つ
の弾発部材によって行なうことができるので、その分、
これら回動力の付勢と接続を各別の手段により行なって
いた従来の電池収納部に比較して部品点数を削減するこ
とができると共に、上記接続を行なうのに少なくとも接
触端子又は電源端子の一方については電気的接続を為す
ための作業を要しないので、その分組立作業の工数を削
減することができ、しかも、弾発部材は比較的形状が小
さくて済み、かつ、回路基板等に固定されるので、従来
の接続手段である線材やフレキシブル配線板のように電
池収納部周辺に対する作業の邪魔になる惧れが無く、こ
のため、組立や修理等の作業を楽に行なうことができ
る。
尚、前記実施例では弾発部材が弾接させる接触端子をマ
イナス側のものとしたが、この接触端子はプラス側のも
のとしても良い。
また、実施例では、弾発部材を回路基板に固定するよう
にしたが、場合によってはこの弾発部材を電池ケースに
固定し、その一部が回路基板上の電源端子部と接触する
ようにしても良く、更に、この場合は弾発部材と接触端
子を一体に形成することも考えられる。
その他、上記実施例で示した具体的な構造や形状は本考
案の実施例に当っての具体化のほんの一例を示したもの
にすぎず、これらによって本考案の技術的範囲が限定的
に解釈されてはならない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案電子機器の電池収納部をテーププレーヤの
電池収納部に適用した実施の一例を示すものであり、第
1図はテーププレーヤの要部の拡大平面図、第2図は第
1図のII−II線に沿う拡大断面図、第3図はテーププレ
ーヤ全体の斜視図、第4図は第1図のIV−IV線に沿う断
面図、第5図は電池収納部の拡大分解斜視図、第6図は
電池ケースと電池の拡大斜視図である。 符号の説明 1……電子機器、6……電池ケース、8……支持部材、
15……回路基板、16……電池収納部、17、18……電池、
22……基端部、33……接触端子、33a……(接触端子
の)露出した一部、34……弾発部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池の着脱を行なう着脱時位置と電池を所
    定の位置に装着した装着時位置との間を移動するように
    支持部材に対して回動自在に支持された電池ケースと、 該電池ケースの基端部もしくはその近辺に固定され少な
    くとも一部が電池ケースから露出した接触端子と、 導電性を有するバネ材料により形成され常時上記接触端
    子に弾接するように回路基板上の電源端子と接触端子と
    の間に介挿された弾発部材とを備え、 該弾発部材の弾発力により電池ケースに着脱時位置側へ
    の移動力が付勢されるようにした ことを特徴とする電子機器の電池収納部
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