JPH062211Y2 - コンタクトピンの押圧装置 - Google Patents

コンタクトピンの押圧装置

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JPH062211Y2
JPH062211Y2 JP17000188U JP17000188U JPH062211Y2 JP H062211 Y2 JPH062211 Y2 JP H062211Y2 JP 17000188 U JP17000188 U JP 17000188U JP 17000188 U JP17000188 U JP 17000188U JP H062211 Y2 JPH062211 Y2 JP H062211Y2
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JP
Japan
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case
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JP17000188U
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JPH04133346U (ja
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鉄夫 橋本
潔 越川
宏幸 藤枝
勝弘 堀
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、コンタクトピンの押圧装置に関するもので
あり、特に、バッテリーケースのコンタクトピンの押圧
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来のバッテリーケースを別紙第9図に示す。樹脂製の
ケース本体(1)には、ヒンジピン(2)(2)を支点として回
動するカバー(3)が開閉自在に取付けられている。該ケ
ース本体(1)の内部両側には電池用の端子板(4)とコイル
型端子(5)とが対峙して装着されている。この端子板(4)
はケース本体に内設された端子溝部(6)に挟持され、端
子板(4)の端部(4a)にはリード線(7)をハンダ付してあ
る。一方、コイル型端子(5)の端部(5a)は中央部近傍に
まで延設され、リード線(8)をハンダ付してある。又ケ
ース本体(1)の略中央位置には止めネジ(9)が取付けら
れ、その一端部(9a)は係合片(10)の係止溝(10a)へ回転
自在に係止され、且つ、止めネジ(9)の他端部には雄ね
じ(9b)を刻設してケース本体(1)の上面側へ突出させて
ある。そして、該止めネジ(9)の中間部位に設けたロー
レットつまみ(9c)の一側面を、ケース本体(1)裏面の開
口部(K)へ突出してある。
前記止めネジ(9)の両側位置には挿通孔(11)(11)が開穿
され、コンタクトピン(12)(12)を挿通してある。該挿通
孔(11)(11)のケース本体(1)内側には長方形の凹部を有
した収納部(13)(13)が設けられている。前記コンタクト
ピン(12)には膨拡された段設部(12a)が設けられ、コン
タクトピン(12)の端部(12b)には夫々前記リード線(7)又
は(8)をハンダ付してあり、且つ、該端部(12b)にコイル
バネ(14)を介装して前記収納部(13)に収納されている。
而して、このコイルバネ(14)の付勢によって前記コンタ
クトピン(12)はケース本体(1)の上面側に押圧され、挿
通孔(11)の下面でコンタクトピン(12)の段設部(12a)が
係止されている。更に、仕切板(15)を嵌着したのちに、
ケース本体(1)の端子板(4)及びコイル型端子(5)間に電
池(図示せず)を装着してカバー(3)を閉鎖する。
斯くの如く形成した従来のバッテリーケースを、例えば
カセットプレーヤー等の電子機器へ接続すれば、電子機
器側のコンタクトピン(図示せず)が前記コンタクトピ
ン(12)の先端部(12c)を押圧しながら接触する。然ると
き、該コンタクトピン(12)はコイルバネの付勢によって
電子機器側のコンタクトピンと弾接状態を維持し、電子
機器側へ電源を供給するのである。
[考案が解決しようとする課題] 前述した従来のバッテリーケースは、コンタクトピン(1
2)を取付けるに当って、該コンタクトピン(12)の端部(1
2b)にリード線(7)又は(8)をハンダ付し、更に該端部(12
b)へ嵌着したコイルバネ(14)を圧縮しながら、コンタク
トピン(12)の先端部(12c)を挿通孔(11)へ挿通してい
る。コンタクトピン(12)へ直接リード線(7)(8)をハンダ
付する作業は自動化が困難であり、又、コイルバネ(14)
を圧縮しながら収納部(13)へ収納する等細かい作業が要
求されている。
そこで、リード線のハンダ付を自動化し、組立を簡易迅
速に行えるコンタクトピンの押圧装置を形成するために
解決せられるべき技術的課題が生じてくるのであり、本
考案はこの課題を解決することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この考案は上記目的を達成するために提案せられたもの
であり、ケース内に並設したガイドリブ間にコンタクト
ピンの一端部を遊挿し、且つ、夫々のガイドリブ先端の
コンタクトピン頂部側に斜設部を設け、更に、該コンタ
クトピンの他端部をケースの一側面に開穿した挿通孔へ
挿通すると共に、基板に固着されたコンタクト片の先端
に反り起し部を設け、該基板を前記コンタクトピンの直
角方向からガイドリブの斜設部側へ挿入し、コンタクト
片の反り起し部の裏面側平滑面を前記コンタクトピン頂
部へ圧接させて、コンタクトピンをケースの外側方向へ
付勢したことを特徴とするコンタクトピンの押圧装置を
提供せんとするものである。
[作用] この考案は、コンタクトピンの一端部をガイドリブ間に
遊挿し、基板に固着されたコンタクト片に当接してあ
る。前記ガイドリブ先端には斜設部が設けられ、且つ、
コンタクト片の先端には反り起し部を設けてあるので、
前記基板を挿入する際には、ガイドリブの斜設部にコン
タクト片の反り起し部が摺擦しながら挿入される。更
に、該コンタクト片の反り起し部の裏面側がコンタクト
ピンの頂部を摺擦しながら該頂部へ乗り上げた状態とな
り、コンタクト片の反撥力によって前記コンタクトピン
はケースの外側方向へ付勢される。
斯くして、該コンタクト片の弾性によりコンタクトピン
に押圧力を付与でき、且つ、コンタクト片を取付けた基
板の装着も容易である。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を別紙添付図面の第1図乃至
第8図に従って詳述する。尚、説明の都合上、従来公知
に属する技術事項も同時に説明する。第1図乃至第3図
はテーププレーヤー等に使用されるバッテリーケースを
示したもので、樹脂製のケース本体(20)にはヒンジピン
(21)を支点として回動するカバー(22)が開閉自在に取付
けられている。該カバー(22)の中央位置近傍には係止片
(23)が内側方向に穿設され、第2図に示すように、該カ
バー(22)を矢印X方向に回動してケース本体(20)の前面
を閉鎖するときに、ケース本体(20)の上面に開穿した係
止孔(24)へ前記係止片(23)が嵌合して、カバー(22)がケ
ース本体(20)へロックされるように形成してある。この
係止片(23)と係止孔(24)のロック解除は、ケース本体(2
0)の両側面に設けられた凹設部(25)(25)を把持しながら
カバー(22)を第2図中矢印Y方向に引出すことによっ
て、容易に係合を外すことができる。
第3図に示すように、前記ケース本体(20)上面の略中央
部位には、挿通孔(26)が正面に対して傾斜して開穿され
ており、この挿通孔(26)の一端部(26a)はケース本体(2
0)の長手方向と平行に貫設されている。そして、第1図
に示すように、この挿通孔(26)の一端部(26a)に止めネ
ジ(27)の雄ネジ部(27a)が挿通され、ケース本体(20)の
上面側へ突出されている。該止めネジ(27)の中間位置に
は2段のローレットつまみ(27b)(27b)を連設してあり、
このローレットつまみ(27b)(27b)間に基板(28)が挿入さ
れ、且つ、止めネジの他端部(27C)はケース内の係止片
(29)に係止されている。而して、前記ローレットつまみ
(27b)(27b)の一側面は、ケース本体(20)裏面の開口部(3
0)(30)へ突出してある。
一方、前記止めネジ(27)の両側位置には座(31)(31)が設
けられ、該座(31)(31)に開穿された挿通孔(32)(32)へコ
ンタクトピン(33)(33)が挿通されている。このコンタク
トピン(33)の一端部(33a)は、ケース本体(20)内に並設
したガイドリブ(34)(34)間に遊挿されており、且つ、該
一端部(33a)の頂部(35)は前記基板(28)に固着されたコ
ンタクト片(36)に圧接されている。
ここで、第3図乃至第5図に於て、前記基板(28)につい
て説明する。第4図は基板(28)の下面側を示したもの
で、略中央部位にU字状の切欠部(37)を開穿し、同一側
縁に切欠部(38a)(38b)が設けられている。前記切欠部(3
7)は、基板(28)がケース本体(20)内部に装着されたとき
に、止めネジ(27)のローレットつまみ(27b)(27b)間の軸
に接触するのを回避するために設けられている。又、切
欠部(38a)(38b)にはコンタクト片(36)(36)が取付けられ
ており、コンタクト片(36)は弾性材によって形成され、
且つ側面視逆ヘ字状に折曲してある。更に、該コンタク
ト片(36)の先端には、下面方向(第5図中下方向)に反
り起し部(36a)が形成されている。そして、該基板(28)
の左端部にコイル型端子(39)を設け、その基部(39a)を
基板(28)へ嵌着し、該基板(28)の右端部のコンデンサ(4
0)並びに端子板(41)を嵌着して、該基板(28)の上面側で
各部品をハンダ付してある。尚、第4図に於て上面側の
配線パターン(42)を点線によって示した。
次に、斯くの如く形成された基板(28)をケース本体(20)
へ挿入する手順を説明する。第6図に示すように、ケー
ス本体(20)内に設けられた保持板(43a)(43b)間へ前記端
子板(41)を挟挿させながら基板(28)を矢印Z方向へ挿入
する。而して、第7図に示すように前記コンタクト片(3
6)の先端がガイドリブ(34)(34)に当接する。このガイド
リブ(34)の先端には、予めコンタクトピン(33)の頂部(3
5)側に斜設部(34a)を設けてあるため、前記コンタクト
片(36)の反り起し部(36a)と斜設部(34a)とが摺擦しなが
ら基板(28)が挿入される。更に、基板(28)を押込んで挿
入すれば、第8図に示すように、コンタクト片(36)の反
り起し部(36a)の裏面側平滑面が前記コンタクトピン(3
3)の頂部(35)へ乗り上げた状態となって頂部(35)を押圧
する。ここで、前記コンタクトピン(33)の一端部(33a)
は挿通孔(32)より大径に形成されているので、該頂部(3
5)の押圧によって前記コンタクトピン(33)は挿通孔(32)
の下面にて係止され、コンタクトピン(33)がケース本体
(20)の外部へ突出することはない。而して、該コンタク
トピン(33)はコンタクト片(36)の反撥力によってケース
本体(20)の外側方向へ付勢される。
而して、第1図に示すように、ケース本体(20)の内部に
基板(28)が装着され、更に、該基板(28)及びコンデンサ
(40)を樹脂製のコンデンサカバー(44)にて被蔽する。こ
のコンデンサカバー(44)は、第3図に示すように爪部(4
5)(45)をケース本体(20)上面の嵌合孔(46)(46)に嵌合し
て固定される。斯くして、基板(28)の挿入によってコン
タクト片(36)がコンタクトピン(33)の頂部(35)を圧接
し、該コンタクトピン(33)の付勢及び電気的導通を為す
ことができる。そして、前記コンタクトピン(33)に規定
以上の外力が付加されて該コンタクトピン(33)の移動量
が極端に大となった場合でも、コンタクトピン(33)の頂
部(35)が前記コンデンサカバー(44)に当接して、コンタ
クトピン(33)の移動を停止させる。依って、コンタクト
片(36)のクリープを防止して、弾性力を長期に亘って維
持することができる。又、従来型のようにコンタクトピ
ン(33)に直接リード線をハンダ付せず、基板(23)のコン
タクト片(36)によって電気的導通作用と押圧作用を為し
ており、該コンタクト片(36)のハンダ付はデイップ或は
リフロー等自動化も容易である。
[考案の効果] この考案は上記一実施例に詳述したように、ガイドリブ
先端に斜設部を設けてあるので、基板を挿入する際に、
この斜設部とコンタクト片の先端とが摺擦し、極めて容
易に基板挿入を行え、且つ、挿入された基板は強固に密
嵌して不慮妄脱する虞れはない。又、前記コンタクト片
には反り起し部が形成されているので、基板挿入時に該
反り起し部の裏面側平滑面がコンタクトピン頂部に乗り
上げた状態となり、コンタクトピンを圧接してケース外
側方向へ付勢できる。斯くして、従来型と比較してコン
タクトピンの押圧装置が簡素化され、組込が容易且つ迅
速に行える等正に諸種の実用的価値ある考案である。
尚、この考案は、この考案の精神を逸脱しない限り種々
の改変を為す事ができ、そして、この考案が該改変せら
れたものに及びことは当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第8図は本考案の一実施例を示したものであ
り、第1図はバッテリーケースの一部切欠正面図、第2
図は同一部切欠側面図、第3図は同平面図、第4図は基
板の底面図、第5図は第4図のB−B線断面図、第6図
乃至第8図はケース本体へ基板を挿入する手順を説明し
た夫々第1図のA−A線位置の縦断面図である。第9図
は従来型のバッテリーケースの一部切欠正面図である。 (20)……ケース本体、(28)……基板 (32)……挿通孔、(32)……コンタクトピン (33a)……一端部、(34)……ガイドリブ (34a)……斜設部、(35)……頂部 (36)……コンタクト片、(36a)……反り起し部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース内に並設したガイドリブ間にコンタ
    クトピンの一端部を遊挿し、且つ、夫々のガイドリブ先
    端のコンタクトピン頂部側に斜設部を設け、更に、該コ
    ンタクトピンの他端部をケースの一側面に開穿した挿通
    孔へ挿通すると共に、基板に固着されたコンタクト片の
    先端に反り起し部を設け、該基板を前記コンタクトピン
    の直角方向からガイドリブの斜設部側へ挿入し、コンタ
    クト片の反り起し部の裏面側平滑面を前記コンタクトピ
    ン頂部へ圧接させて、コンタクトピンをケースの外側方
    向へ付勢したことを特徴とするコンタクトピンの押圧装
    置。
JP17000188U 1988-12-28 1988-12-28 コンタクトピンの押圧装置 Expired - Lifetime JPH062211Y2 (ja)

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JP17000188U JPH062211Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 コンタクトピンの押圧装置

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JPH04133346U JPH04133346U (ja) 1992-12-11
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