JPH0235185Y2 - - Google Patents

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JPH0235185Y2
JPH0235185Y2 JP1982102453U JP10245382U JPH0235185Y2 JP H0235185 Y2 JPH0235185 Y2 JP H0235185Y2 JP 1982102453 U JP1982102453 U JP 1982102453U JP 10245382 U JP10245382 U JP 10245382U JP H0235185 Y2 JPH0235185 Y2 JP H0235185Y2
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JP
Japan
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electronic device
opening
data cassette
electrode terminal
external device
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JP1982102453U
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JPS597577U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は電子機器と外部機器の接続構造に関
する。
[従来の技術] 従来、パーソナルコンピユータ等の電子機器に
おいては、機器本体内へ着脱自在なデータカセツ
ト等の外部機器を機器本体内へ装着することによ
り機器本体内の電気的接続部にデータカセツトの
電極端子を電気的に接続するようになつている。
このような電子機器の外部機器の接続装置として
は、例えば電子機器本体内にデータカセツトを差
し込むことにより、データカセツトの基板に設け
られた電極端子を機器本体内の電気的接続部に圧
接摺動させて接続したり、また電子機器本体内の
電気的接続部を凹状に形成し、この凹状の電気的
接続部にデータカセツト内の基板に設けられた電
極端子を嵌入させて接続している。しかしなが
ら、このようなものでは抜き差しの際に必ず電気
的接続部と電極端子が摺動するため耐久性に問題
があつた。
そこで、データカセツトを電子機器に押圧する
ことで、データカセツトのケース表面に露出する
電極端子と電子機器に設けられた電気的接続部の
接続を行うものが考えられている。
[考案が解決しようとする課題] しかし、電子機器の電気的接続部にデータカセ
ツトを押圧し電極端子を接続するものではデータ
カセツトを手で持ち電極端子及び電気的接続部を
確認しながら且つ電子機器の電気的な接続部は弾
性力を有するため接続方向に力を加えつつ接続し
なければならず、接続の作業が非常にしずらいも
ので慣れない者にとつては接続不良を起す原因と
なつている。
この原因はデータカセツトを手で持ち接続部等
を確認しながら且つ接続方向に力を加えるという
面倒で経験を有する作業を行うことにある。
してみれば、電子機器の電気的接続部にデータ
カセツト等の外部機器の電極端子を接続する場
合、外部機器を押圧することで電極端子を電子機
器の電気的接続部に接続することのないよう接続
のタイミングを工夫すれば誰にでも簡単且つ確実
に接続が行なえると思われる。
この考案の課題は、外部機器を電子機器へ装着
した後に電子機器の電気的接続部と外部機器の電
極端子との接続ができるようにすることである。
[課題を解決するための手段] この考案の手段は次の通りである。
(1) 電子機器は、外部機器の装着部を有し、且つ
この装着部に外部機器と電気的接続を行う電気
的接続部及び外部機器を接続位置に案内する位
置決め部を有する。
(2) 外部機器は、前記電子機器と電気的接続を行
う電極端子を有し、且つこの電極端子に対向し
て開口部が形成された外部ケースを有する。
(3) 更に前記電子機器は、前記外部機器が前記位
置決め部に案内されて装着された後に、電子機
器内の電気的接続部を外部機器の開口部を介し
て電極端子に押圧付勢する押圧手段を有する。
この押圧手段は、例えば電気的接続部を有す
るアーム部を回動自在に設けたものである。
[作用] この考案の手段の作用は次の通りである。
外部機器を装着するために電子機器に設けられ
た装着部へデータカセツト等の外部機器を挿入す
る。すると、外部機器は電子機器の装着部に設け
られた位置決め部に案内され、装着部に装着され
る。この後、電子機器の押圧手段を、例えば、外
部機器の電極端子の方向へ回動することによつ
て、電子機器の電気的接続部を外部機器の開口部
を介して電極端子に押圧し、電気的接続を計る。
したがつて、外部機器を電子機器へ容易に装着
でき、且つ電子機器の電気的接続部と外部機器の
電極端子との接続を確実に行うことができる。
[実施例] 以下、この考案の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。
図中1は電子機器であり、この本体1内にはデ
ータカセツト2を収納する収納部3が設けられて
おり、また上記電子機器1には収納部3にデータ
カセツト2を出し入れする開口部4が形成されて
いる。上記収納部3は、データカセツト2を水平
に載置する載置部5と、この載置部5の右側に突
出する突出部5aとこの載置部5の左側に設けら
れたデータカセツト2の位置決め部6とから構成
されている。また、上記開口部4には蓋体7が配
置されている。この蓋体7は、開口部4を開閉可
能に塞ぐ蓋部8と、この蓋部8の上端から電子機
器1の左側へ長く延びるアーム部9と、このアー
ム部9の先端を左側上方に位置し回動可能に軸支
する軸10と、この軸10に取り付けられて上記
アーム部9を常時上方へ押し上げて蓋部8を弾性
的に開けるばね部材11と、上記アーム部9の左
側下部に下へ突出して設けられた接続部12とか
ら構成されている。そして上記蓋部8の下部には
蓋部8を開閉する取手13が設けられていると共
に、その下部には蓋部8が閉じた際に開口部4の
口縁に設けられた係合突起14に係合する係合凹
部15が形成されている。また、上記接続部12
は、第3図に示すように上記アーム部9の下部に
取り付けられる接続部本体16と、この接続部本
体16に取り付けられる弾性接続部材17と、こ
の弾性接続部材17と電子機器1内の回路(図示
せず)とを電気的に接続するフラツトケーブル1
8とから構成されている。上記弾性部材17は導
電性ゴムと絶縁性ゴムとを交互に配列形成したも
のである。
一方、データカセツト2は、第1図及び第2図
に示すように、外部ケース19と、この外部ケー
ス19内にビス20……により配設される回路基
板21と、上記外部ケース19の左側上部に設け
られた開閉蓋22とから構成されている。また上
記回路基板21は、その下面及び右側上面にIC
等の電子部品23……が設けられていると共に、
その左側上面に電極端子24が形成されている。
すなわち、外部ケース19には前記電極端子24
を露出するために開口部が形成されており、この
開口部を開閉自在とする開閉蓋22が設けられて
いるものである。また、上記外部ケース19及び
開閉蓋22は導電性部材からなり、上記回路基板
21の左側端部にはグランド端子25が上方へ突
出して設けられている。このグランド端子25は
開閉蓋22が閉じた際に、その下面に接触し開閉
蓋22を介して外部ケース19と電気的に導通す
るようになり、回路基板21への静電気の影響を
防いでいる。また、上記開閉蓋22は、外部ケー
ス19の下部下面に設けられた収納部26内にス
ライド自在で、且つこの収納部26内に配設され
たばね27により常時押し出されるようになつて
いる。また、上記開閉蓋22の左側上部には突出
部28が上方へ突出して設けられている。この突
出部28は第1図に示すように、電子機器1の収
納部3内にデータカセツト2を収納した際、電子
機器1内に設けられた係止部材29に当接し、こ
れによりばね27に抗して収納部26内に開閉蓋
22を収納するためのものである。
次に、上記のように構成されたデータカセツト
2を電子機器1に接続する場合について説明す
る。この場合には、まず、蓋体7の蓋部8を押し
上げて開口部4を開放する。即ち、蓋部8の取手
13を押し上げて、係合凹部15を係合突起14
から離脱させると、軸10を中心に蓋体7はバネ
11の力により上方へ回動すると共に、接続部1
2も上方へ位置される。このように開口部4が開
放された後は、第2図に示すように開閉蓋22が
閉じられたデータカセツト2を上記開口部4から
挿入し、第1図に示すように電子機器1の収納部
3内にデータカセツト2を収納する。このとき、
開閉蓋22に設けられた突出部28は電子機器1
内の係止部材29に当接し、ばね27に抗して開
閉蓋22を収納部26内に収納し、これにより回
路基板21の電極端子24を露出する。このよう
に電極端子24が露出した状態で、データカセツ
ト2の左側壁が収納部3の位置決め部6に当接し
載置部5の右側の突出部5aに右側壁が当接して
位置決めされ仮固定された場合には、蓋体7の取
手13をばね部材11に抗して押し下げ、軸10
を中心に蓋体7を下方へ回動させて、蓋部8の係
合凹部15を係合突起14に係合させ開口部4を
閉じればよい。このように蓋体7が下方へ回動す
ると、これに伴つてアーム部9に設けられた接続
部12も押し下げられ、弾性接続部材17が開閉
蓋22の開放された箇所からデータカセツト2内
に挿入し、回路基板21上の電極端子24上に圧
接し導通する。この結果、データカセツト2内の
回路基板21は電極端子24、弾性接続部材17
及びフラツトケーブル18により電子機器1の回
路(図示せず)と電気的に接続される。
また、データカセツト2を電子機器1内から取
り外す場合には、蓋体7の取手13を押し上げ
て、開口部4を開放すると共に接続部12をデー
タカセツト2の上方へ引き上げ、回路基板21の
電極端子24から離間させた状態でデータカセツ
ト2を開口部4から引き出せばよい。このように
データカセツト2を引き出すと、開閉蓋22はば
ね27により押し出されて第2図に示すように自
動的に閉じる。
このように上記電子機器と外部機器の接続装置
によれば、その接続に際しては電子機器1側の接
続部12がデータカセツト2側の電極端子24に
圧接して導通するので、これらの接続を簡単且つ
確実に行なうことができ、またデータカセツト2
の着脱に際しては電子機器1側の接続部12がデ
ータカセツト2側の電極端子24に圧接摺動する
ことがないので、電極端子24が摩耗することが
なく、しかもデータカセツト2の着脱操作が容易
にできる。
また、上記電子機器と外部機器の接続装置にあ
つては、データカセツト2を電子機器1内に収納
した際には開閉蓋22は開き、また電子機器1内
から引き出す際には自動的に閉じるので、データ
カセツト2内に塵埃が侵入するのを防ぐことがで
きる。
なお、上記実施例では電子機器1側の接続部1
2をデータカセツト2側の電極端子24に押圧さ
せる押圧手段として蓋体7の開閉操作により行な
つているが、この考案はこれに限られることな
く、例えばデータカセツトの抜き差しを検知する
スイツチを設け、このスイツチの検知信号でソレ
ノイドを駆動し、電子機器側の接続部をデータカ
セツト側の電極端子(接続部)に押圧及び引き離
しを行なうようにしてもよく、またデータカセツ
トの読み込み、書き込み等の信号に応じてソレノ
イド等を作動させ、電子機器側の接続部をデータ
カセツト側の電極端子に押圧し、且つ終了信号に
より離間させるようにしてもよく、要は手動に限
らず自動化してもよい。
また、上記実施例では外部機器としてデータカ
セツト2を用いた場合について説明したが、この
考案はこれに限られることなく、接続部を有し且
つ着脱自在に接続されるものであれば何でもよ
く、例えば電子機器間の接続でもよい。
[考案の効果] この考案によれば、外部機器を電子機器へ容易
に装着でき、且つ電子機器の電気的接続部と外部
機器の電極端子との接続を確実に行うことができ
る。すなわち、データカセツト等の外部機器を手
で持ち接続部等を確認しながら且つ接続方向に力
を加えるという複雑で面倒な作業を行なう必要は
なく、経験のない者でも簡単且つ確実に外部機器
を電子機器に接続することができ、接続不良など
もなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例を示す要部断面図、第2図はデ
ータカセツトの断面図、第3図は機器本体側の接
続部を示す要部拡大斜視図である。 1……機器本体、2……データカセツト、7…
…蓋体(押圧手段)、12……接続部、24……
電極端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外部機器の装着部を有し且つこの装着部に電気
    的接続部を設けてなる電子機器と、この電子機器
    の前記装着部に設けられる位置決め部に案内され
    着脱自在に装着されると共に、外部ケースに開口
    部を設け、この開口部と対応する外部ケース内の
    基板上に電極端子を設けた外部機器と、この外部
    機器の装着後に、前記電子機器の電気的接続部を
    前記外部機器内の基板上に設けられた電極端子に
    押圧付勢する押圧手段とを具備してなる電子機器
    と外部機器の接続構造。
JP1982102453U 1982-07-08 1982-07-08 電子機器と外部機器の接続構造 Granted JPS597577U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982102453U JPS597577U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 電子機器と外部機器の接続構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982102453U JPS597577U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 電子機器と外部機器の接続構造

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Publication Number Publication Date
JPS597577U JPS597577U (ja) 1984-01-18
JPH0235185Y2 true JPH0235185Y2 (ja) 1990-09-21

Family

ID=30241478

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982102453U Granted JPS597577U (ja) 1982-07-08 1982-07-08 電子機器と外部機器の接続構造

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60174087U (ja) * 1985-03-25 1985-11-18 カシオ計算機株式会社 メモリカセツト
JP4626219B2 (ja) * 2004-08-18 2011-02-02 セイコーエプソン株式会社 電気光学装置の検査装置
JP2006221214A (ja) * 2005-02-08 2006-08-24 Dainippon Printing Co Ltd ケース型icカード読み取り/書き込み装置

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JPS597577U (ja) 1984-01-18

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