JP2579370Y2 - 電池収納装置 - Google Patents
電池収納装置Info
- Publication number
- JP2579370Y2 JP2579370Y2 JP10198791U JP10198791U JP2579370Y2 JP 2579370 Y2 JP2579370 Y2 JP 2579370Y2 JP 10198791 U JP10198791 U JP 10198791U JP 10198791 U JP10198791 U JP 10198791U JP 2579370 Y2 JP2579370 Y2 JP 2579370Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- mounting table
- storage device
- battery cover
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- Y02E60/12—
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は電子機器の電池収納装
置に係り、特に電池を取り出し易くした電池収納装置に
関する。
置に係り、特に電池を取り出し易くした電池収納装置に
関する。
【0002】従来、ポータブル用コンパクトディスク
(以下CDという)プレーヤの電池収納装置は、図5に
示す様に本体11に端子板12,13 を備えた電池収納用の凹
部11aと電池蓋15のみのもの及び電池取り出し用にリボ
ン14を備えた構造のものが提供されていた。
(以下CDという)プレーヤの電池収納装置は、図5に
示す様に本体11に端子板12,13 を備えた電池収納用の凹
部11aと電池蓋15のみのもの及び電池取り出し用にリボ
ン14を備えた構造のものが提供されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
の電池収納装置は、電池取り出しに関して何も考慮され
ていないため、電池の取り出しが困難であった。
の電池収納装置は、電池取り出しに関して何も考慮され
ていないため、電池の取り出しが困難であった。
【0004】また、取り出し用にリボンが備えられてい
るものでは、リボンを電池の下に正しく敷かないと電池
が取り出せなかった。
るものでは、リボンを電池の下に正しく敷かないと電池
が取り出せなかった。
【0005】更に、上記のリボンは長期に使用すると切
れてしまうという問題があった。
れてしまうという問題があった。
【0006】この考案は上記した点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、電池蓋を開けると自動的に電池が押し上げられ、電
池交換が容易な電池収納装置を提供するところにある。
のであり、その目的とするところは従来例の欠点を解消
し、電池蓋を開けると自動的に電池が押し上げられ、電
池交換が容易な電池収納装置を提供するところにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この考案の電池収納装置
は、電子機器本体の凹部に設けられた電池収納装置にお
いて、回動自在に支持され電池を載置する載置台と、前
記電池の電極に圧接するよう設けられた複数の端子板
と、前記載置台を所定位置に付勢する付勢手段と、回動
自在に支持され端部に前記装置台を作動する突起を備え
た電池蓋とを有し、前記電池蓋の回動動作により前記端
部を前記載置台に当接させて前記載置台を回動すること
により、前記電池と前記複数の端子板との圧接を解除す
るように構成したものである。
は、電子機器本体の凹部に設けられた電池収納装置にお
いて、回動自在に支持され電池を載置する載置台と、前
記電池の電極に圧接するよう設けられた複数の端子板
と、前記載置台を所定位置に付勢する付勢手段と、回動
自在に支持され端部に前記装置台を作動する突起を備え
た電池蓋とを有し、前記電池蓋の回動動作により前記端
部を前記載置台に当接させて前記載置台を回動すること
により、前記電池と前記複数の端子板との圧接を解除す
るように構成したものである。
【0008】また、前記付勢手段を、前記複数の端子板
の内少なくとも1つの端子板と一体に形成した弾性を有
する押圧部によって構成したものである。
の内少なくとも1つの端子板と一体に形成した弾性を有
する押圧部によって構成したものである。
【0009】更に、前記電池蓋の裏面に突出した当接部
を設け、前記電池蓋を閉じたとき、前記電池を前記当接
部によって押圧するようにしたものである。
を設け、前記電池蓋を閉じたとき、前記電池を前記当接
部によって押圧するようにしたものである。
【0010】
【作用】この考案によれば、電池の載置台は回動自在に
設けられ、付勢手段で所定位置に戻るように付勢されて
おり、回動自在に設けた電池蓋の端部に設けられた突起
を載置台に当接させて載置台を作動し回動するので、電
池蓋を開く動作によりこれに連動して載置台が回動し、
載置されている電池の一端が端子板から外れて押し上げ
られる。
設けられ、付勢手段で所定位置に戻るように付勢されて
おり、回動自在に設けた電池蓋の端部に設けられた突起
を載置台に当接させて載置台を作動し回動するので、電
池蓋を開く動作によりこれに連動して載置台が回動し、
載置されている電池の一端が端子板から外れて押し上げ
られる。
【0011】また、付勢手段を、電池の電極に圧接する
複数の端子板の内少なくとも1つの端子板と一体に形成
した弾性を有する押圧部によって構成し、この押圧部に
よって載置台を所定位置に弾性的に付勢している。
複数の端子板の内少なくとも1つの端子板と一体に形成
した弾性を有する押圧部によって構成し、この押圧部に
よって載置台を所定位置に弾性的に付勢している。
【0012】また、電池蓋の裏面に突出した当接部を設
け、電池蓋を閉じたときは、電池が当接部によって押圧
されて載置台の所定位置に装着される。
け、電池蓋を閉じたときは、電池が当接部によって押圧
されて載置台の所定位置に装着される。
【0013】
【実施例】この考案に係る電池収納装置の実施例を図1
乃至図4に基づき説明する。なお、従来例と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
乃至図4に基づき説明する。なお、従来例と同一部分に
は同一符号を付してその説明を省略する。
【0014】1はポータブル用CDプレーヤの本体であ
る。2は電池蓋であり、軸2aを支点にして回動自在に
設けられ、先端部には取手2bとフック2c他端部には
突起2dが右下方向に向けて設けられている。3は当接
部であり、電池蓋2の裏面に突出してこの電池蓋と一体
に設けるかまたは弾性部材が取付けられており、電池蓋
2を閉じたとき電池を押圧し所定位置に装着する様にな
っている。
る。2は電池蓋であり、軸2aを支点にして回動自在に
設けられ、先端部には取手2bとフック2c他端部には
突起2dが右下方向に向けて設けられている。3は当接
部であり、電池蓋2の裏面に突出してこの電池蓋と一体
に設けるかまたは弾性部材が取付けられており、電池蓋
2を閉じたとき電池を押圧し所定位置に装着する様にな
っている。
【0015】4は電池を横にして載置する載置台であ
り、右方向に突出したアーム部4aの先端に設けられた
カム4bが突起2dにより作動され時計方向に回動する
様に軸4cを支点にして回動自在に支持されている。5
は付勢手段である引張りバネであり、載置台4の下部左
端近傍と本体1間に張設され、載置台4を反時計方向に
回動付勢してこの載置台4を所定位置に保持している。
り、右方向に突出したアーム部4aの先端に設けられた
カム4bが突起2dにより作動され時計方向に回動する
様に軸4cを支点にして回動自在に支持されている。5
は付勢手段である引張りバネであり、載置台4の下部左
端近傍と本体1間に張設され、載置台4を反時計方向に
回動付勢してこの載置台4を所定位置に保持している。
【0016】6は電池であり、市販されている乾電池で
ある。7,8は端子板であり、先端部7a,8aが夫々
電池6の電極6a,6bに圧接する様に本体1側かプリ
ント基板(図示せず)に設置固定されている。7bは付
勢手段の1つである押圧部であり、端子板7と一体に設
けられ、アーム部4aの下面部を上方へ弾性的に押圧し
て載置台4を反時計方向に回動付勢している。
ある。7,8は端子板であり、先端部7a,8aが夫々
電池6の電極6a,6bに圧接する様に本体1側かプリ
ント基板(図示せず)に設置固定されている。7bは付
勢手段の1つである押圧部であり、端子板7と一体に設
けられ、アーム部4aの下面部を上方へ弾性的に押圧し
て載置台4を反時計方向に回動付勢している。
【0017】以上の様に構成した本考案の作用を説明す
る。
る。
【0018】図1及び図2に示す第1の実施例では、電
池蓋2が開かれている電池収納装置の載置台4に、電池
6の(+)電極6a側から挿入し載置する。そして電池
蓋2を閉じると、載置台4は引張りバネ5の回動付勢力
により反時計方向に回動して戻り、図示していないスト
ッパーに当接し所定位置に保持される。また電池蓋2を
閉じる過程でこの電池蓋2の裏面に設けた当接部3が電
池6を押圧し載置台4の所定位置に装着すると共に載置
台4が所定位置に戻るのを助勢している。このとき両端
子板7,8の先端部7a,8aは電池6の電極6a,6
bと圧接する。
池蓋2が開かれている電池収納装置の載置台4に、電池
6の(+)電極6a側から挿入し載置する。そして電池
蓋2を閉じると、載置台4は引張りバネ5の回動付勢力
により反時計方向に回動して戻り、図示していないスト
ッパーに当接し所定位置に保持される。また電池蓋2を
閉じる過程でこの電池蓋2の裏面に設けた当接部3が電
池6を押圧し載置台4の所定位置に装着すると共に載置
台4が所定位置に戻るのを助勢している。このとき両端
子板7,8の先端部7a,8aは電池6の電極6a,6
bと圧接する。
【0019】また、取手2bを引いてフック2cを外し
電池蓋2を開けると、これに連動してこの電池蓋2に設
けた突起2dが載置台4のカム部4bを押し下げ、この
載置台4を時計方向に回動する。これにより電池6は端
子板8から外れ(ー)電極6b側が押し上げられる。
電池蓋2を開けると、これに連動してこの電池蓋2に設
けた突起2dが載置台4のカム部4bを押し下げ、この
載置台4を時計方向に回動する。これにより電池6は端
子板8から外れ(ー)電極6b側が押し上げられる。
【0020】図3及び図4に示す第2の実施例では、電
池蓋2を閉じたとき、載置台を所定位置に回動して戻す
引張りバネ5の代りに端子板7と一体に弾性を有した押
圧部7bを設け、この押圧部7bにより載置台4に設け
たアーム部4aの下面部を上方へ押圧して載置台4を反
時計方向に回動付勢している。
池蓋2を閉じたとき、載置台を所定位置に回動して戻す
引張りバネ5の代りに端子板7と一体に弾性を有した押
圧部7bを設け、この押圧部7bにより載置台4に設け
たアーム部4aの下面部を上方へ押圧して載置台4を反
時計方向に回動付勢している。
【0021】したがって、電池6を載置台4に載置して
電池蓋2を閉じると、載置台4は端子板7の押圧部7b
の回動付勢力により反時計方向に回動して戻り、前記実
施例と同様に所定位置に保持される。また、電池蓋2の
裏面に設けた当接部3により前記実施例と全く同様に電
池6は所定位置に装着されると共に載置台4の戻りを助
勢している。
電池蓋2を閉じると、載置台4は端子板7の押圧部7b
の回動付勢力により反時計方向に回動して戻り、前記実
施例と同様に所定位置に保持される。また、電池蓋2の
裏面に設けた当接部3により前記実施例と全く同様に電
池6は所定位置に装着されると共に載置台4の戻りを助
勢している。
【0022】また、取手2bを引いて電池蓋2を開く
と、これに連動して電池蓋2に設けた突起2dが作動し
て載置台4のカム部4bを押し下げ、この載置台4を時
計方向に回動する。このとき端子板7の押圧部7bはア
ーム部4aに押し下げられて弾性限界内でたわむ。
と、これに連動して電池蓋2に設けた突起2dが作動し
て載置台4のカム部4bを押し下げ、この載置台4を時
計方向に回動する。このとき端子板7の押圧部7bはア
ーム部4aに押し下げられて弾性限界内でたわむ。
【0023】
【考案の効果】この考案に係る電池収納装置によれば、
上述のように構成したので、載置台に電池を載せて電池
蓋を閉じるだけで、電池が所定位置に装着でき、また、
電池蓋を開けると電池が押し上げられるため、電池交換
が非常に容易になる。
上述のように構成したので、載置台に電池を載せて電池
蓋を閉じるだけで、電池が所定位置に装着でき、また、
電池蓋を開けると電池が押し上げられるため、電池交換
が非常に容易になる。
【図1】本考案の第1の実施例を示す断面図である。
【図2】同実施例において電池蓋を開けた状態を示す断
面図である。
面図である。
【図3】同第2の実施例を示す断面図である。
【図4】同実施例において電池蓋を開けた状態を示す断
面図である。
面図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
1 本体 2 電池蓋 2a 4c軸 2b 取手 2c フック 2d 突起 3 当接部 4 載置台 4a アーム部 4b カム 5 引張りバネ 6 電池 6a,6b 電極 7、8 端子板 7a,8a 先端部 7b 押圧部
Claims (3)
- 【請求項1】 電子機器本体の凹部に設けられた電池収
納装置において、 回動自在に支持され電池を載置する載置台と、前記電池
の電極に圧接するよう設けられた複数の端子板と、前記
載置台を所定位置に付勢する付勢手段と、回動自在に支
持され端部に前記装置台を作動する突起を備えた電池蓋
とを有し、 前記電池蓋の回動動作により前記端部を前記載置台に当
接させて前記載置台を回動することにより、前記電池と
前記複数の端子板との圧接を解除するようにしたことを
特徴とする電池収納装置。 - 【請求項2】 前記付勢手段を、前記複数の端子板の内
少なくとも1つの端子板と一体に形成した弾性を有する
押圧部によって構成したことを特徴とする請求項1記載
の電池収納装置。 - 【請求項3】 前記電池蓋の裏面に突出した当接部を設
け、前記電池蓋を閉じたとき、前記電池を前記当接部に
よって押圧するようにしたことを特徴とする請求項1ま
たは2記載の電池収納装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10198791U JP2579370Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 電池収納装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10198791U JP2579370Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 電池収納装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0545895U JPH0545895U (ja) | 1993-06-18 |
JP2579370Y2 true JP2579370Y2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=14315195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10198791U Expired - Fee Related JP2579370Y2 (ja) | 1991-11-15 | 1991-11-15 | 電池収納装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2579370Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6786382B2 (ja) * | 2016-12-27 | 2020-11-18 | アール・ビー・コントロールズ株式会社 | コンロ装置 |
-
1991
- 1991-11-15 JP JP10198791U patent/JP2579370Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0545895U (ja) | 1993-06-18 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |