JP3028943U - キャビネットラック - Google Patents

キャビネットラック

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JP3028943U
JP3028943U JP1995012853U JP1285395U JP3028943U JP 3028943 U JP3028943 U JP 3028943U JP 1995012853 U JP1995012853 U JP 1995012853U JP 1285395 U JP1285395 U JP 1285395U JP 3028943 U JP3028943 U JP 3028943U
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久雄 斉藤
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株式会社ラックスオスカー
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 キャビネットラックの構成部品数が多く、組
立作業が煩雑であり、しかも製造コストが増大する。 【解決手段】 長方形状の前面枠体27と長方形状の背
面枠体28とを側面枠体29により連結して形成される
直方体状の枠体に板体を取り付けてなるキャビネットラ
ックにおいて、側面枠体29の長手方向突出端部を前面
枠体27の断面鉤状をなす縦辺部27b内方に突出させ
て側面枠体29を前面枠体27に取り付けると共に、縦
辺部27bに沿って延びる前面パネル取付用アングル5
5の一側片55aを前記突出端部48aに取り付け、縦
辺部27bが前面パネル取付用アングル55の一側片5
5aと側面枠体29の長手方向突出端部、及び前面パネ
ル取付用アングル55の折曲部55cを覆い、縦辺部2
7bの長手方向に延びる一端が前面パネル取付用アング
ル55の他側片55bに近接するように構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、電子機器等を収納・保管するキャビネットラックの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の技術としては、例えば本出願人が先に提案した実公平5−27 864号公報に記載されたようなものがある。 この従来のキャビネットラックは、図10に示すように、板体(詳しくは天板 1、ドア2、背板3および一対の側板4)と、この板体を構築する枠体(詳しく は前面枠体8、背面枠体9、上部側面枠10、中部側面枠11および下部側面枠 12)とから成り、縦長直方体状をなしている。 前面及び背面枠体8、9は縦長長方形状をなし、前面枠体8は横辺部8aと縦 辺部8bとから成り、背面枠体9は横辺部9aと縦辺部9bとから成っている。 そして、前面枠体8と背面枠体9は互いに対向して配設されている。 さらに、前面及び背面枠体8、9のそれぞれの縦辺部8b、9bには、その外 面を覆う化粧カバー13が螺子14により締着されると共に、縦辺部8b、9b の内面には前記板体を取り付けるためのアングル15が螺子17により締着され 、更に、アングル15の係止口15aに化粧カバー13の係止片13aが嵌挿さ れるようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来のキャビネットラックにあっては、枠体に板体 を構築した後、化粧カバー13の係止片13aをアングル15の係止口15aに 嵌挿し、かつ化粧カバー13を枠体の縦辺部8b、9bに螺子14により締着し なければならない。 このため、化粧カバー13の分だけ構成部品の数が増加してキャビネットラッ クの構造が複雑となってしまい、また、その組立作業が煩雑となり、製造コスト が増大してしまうという問題点があった。
【0004】 本考案は、このような従来のキャビネットラックの問題点に着目して創案され たもので、構造が簡潔で、組立付作業が容易であり、しかも製造コストの安価な キャビネットラックの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、縦辺部と横辺部より成る長方形状の前面 及び背面枠体の隅部に側面枠体を取り付けて成る直方体状の枠体を備え、該枠体 に板体を取り付けて形成されるキャビネットラックにおいて、 前記縦辺部を横断面鉤状に形成し、前記側面枠体の長手方向突出端部を前記縦 辺部内に突出させて前記側面枠体を前記縦辺部の長手方向に延びる一端部に取り 付けると共に、前記前面枠体の内側で前記縦辺部に沿って延びる前面パネル取付 用アングルの一側片を前記側面枠体の突出端部に取り付け、前記縦辺部が前記前 面パネル取付用アングルの一側片と前記側面枠体の突出端部、及び前記前面パネ ル取付用アングルの折曲部を覆い、かつ前記縦辺部の長手方向に延びる他端を前 記前面パネル取付用アングルの他側片に近接させるように構成した。
【0006】 また、本考案は、前記縦辺部の長手方向に延びる他端に所定間隔を置いて係止 片を突設すると共に、前記前面パネル取付用アングルの他側片に前記係止片が嵌 挿し得る係止口を前記縦辺部の長手方向に沿って穿設し、前記縦辺部が前記前面 パネル取付用アングルの一側片と前記側面枠体の突出端部、及び前面パネル取付 用アングルの折曲部を覆い、かつ前記縦辺部の係止片が前記前面パネル取付用ア ングルの他側片の係止口に嵌挿するように構成した。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。 図1〜図9は本考案に係るキャビネットラックの実施の一形態を示す。 図1及び図2において、キャビネットラックは、板体(詳しくは、天板21、 スイッチ及び計器等を備えた正面パネル(図示せず)、背板23、一対の側板2 5および底板26)と、この板体を構築する枠体(詳しくは、前面枠体27、背 面枠体28及び左右両側の側面枠体29)とから成り、縦長の直方体状をなして いる。
【0008】 前面枠体27および背面枠体28は、それぞれ縦長の長方形状をなし、前面枠 体27は横辺部27aと縦辺部27bとから成り、背面枠体28は横辺部28a と縦辺部28bとから成り、前面枠体27と背面枠体28は、互いに対向して配 設してある。このような構成は、前述した従来のキャビネットラックの構成とほ ぼ同様である。
【0009】 さらに、従来例と相違して、前面枠体27の縦辺部27bは、図2及び図6( a)に示すように、細長の長方形状板材を長手方向に折曲して成る断面L字状の アングル部30と、この折曲部30cにより画成されたアングル部一側片30a の横方向先端に段差をもって一体形成され、アングル部一側片30aと平行に長 手方向に延びる帯状体31と、アングル部他側片30bの横方向先端に一体形成 され、アングル部一側片30aと対向し、かつ、アングル部一側片30aから離 反する方向へアングル部一側片30aと所定角度θをもって突出して長手方向に 延びる傾斜片32とを有している。 さらに、前面枠体27の縦辺部27bは、図5及び図6(a)に示すように、 傾斜片32の横方向先端から、長手方向に所定間隔を置いてアングル部一側片3 0aと平行に突出した複数の係止片33を設けて形成され、この縦辺部27bの 横断面は鉤状をなしている。
【0010】 前面枠体27の横辺部27aは、図4、図5(b)及び図6(b)に示すよう に、細長の長方形状板材を長手方向に折曲して成る断面L字状のアングル部35 と、この折曲部35cにより画成されたアングル部一側片35aの横方向先端に 一体形成され、アングル部他側片35bと対向し、かつ、アングル部他側片35 bと平行に延びる第1帯状体37と、アングル部他側片35bの横方向先端に一 体形成され、アングル部一側片35aと対向し、かつ、アングル部一側片35a と平行に延びる第2帯状体38とを有して構成され、第1帯状体37の先端と第 2帯状体38の先端が所定距離を置いて離隔しアングル部35の長手方向に延び る開口部39を形成してある。
【0011】 そして、前面枠体27は、左右両側の縦辺部27bの各アングル部他側片30 bを正面に向け、かつ、傾斜片32を互いに内方に向け、また、上下の横辺部2 7aの各アングル部他側片35bを正面に向け、かつ、第2帯状体38を互いに 内方に向けて縦長長方形状に枠組み形成してある。
【0012】 側面枠体29は、図7に示すように、細長の長方形状板材を長手方向に折曲し て成る断面略L字状のアングル部40と、この折曲部40cにより画成されたア ングル部一側片40aの横方向先端に一体形成され、アングル部他側片40bと 対向し、かつ、平行に突出した第1帯状体41と、アングル部他側片40bの横 方向先端に一体形成され、アングル部一側片40aと対向し、かつ、平行に突出 した第2帯状体42と、アングル部40並びに第1及び第2帯状体41、42の 長手方向両端を遮蔽する盲板43とから成る竿状基部45を有している。 この竿状基部45の第1帯状体41の先端と第2帯状体42の先端は、所定距 離を置いて離隔しており、竿状基部45には、第1及び第2帯状体41、42と 竿状基部45両端の盲板43とにより囲まれた長手方向に延びる開口部47を形 成してある。
【0013】 さらに、側面枠体29は、竿状基部45の開口部47を形成する第1帯状体4 1の先端に、竿状基部45の外方に突出しアングル部一側片40aと平行に延び 、かつ、竿状基部45の両端の盲板43から竿状基部45の長手方向へそれぞれ 所定長さ突出した第3帯状体48を設け、また、竿状基部45の開口部47を形 成する第2帯状体42の先端に、竿状基部45の外方に突出しアングル部他側片 40bと平行に延び、かつ、竿状基部45の両端の盲板43の間で延びる第4帯 状体49を設けて構成される。 なお、竿状基部45の長手方向両端からそれぞれ突出した第3帯状体48の突 出端部48aには、後述する前面パネル取付用アングル55を取り付けるための 取付孔46を穿設してある。
【0014】 そして、図5(b)及び図6(a)の仮想線で示すように、前面枠体27の四 隅において、4本の側面枠体29の開口部47を互いに内方に向け、側面枠体2 9の盲板43と前面枠体27の横辺部27aの第1帯状体37とを当接して螺子 50(図示せず)により締着すると共に、側面枠体29のアングル部一側片40 aと前面枠体27の縦辺部27bの帯状体31とを当接して螺子51(図示せず )により締着してある。 この螺子50、51により締着された状態では、側面枠体29の竿状基部45 の長手方向先端から突出した突出端部48aが、横断面鉤状をなす縦辺部28b の内部に差し込まれると共に、横辺部28aの開口部39に差し込まれるように なっている。 さらに、前面枠体27の四隅に連結された4本の側面枠体29は、背面枠体2 8の四隅にも前面枠体27と同様に連結されて、キャビネットラックの枠体が縦 長直方体状に枠組形成されるようにしてある。
【0015】 さらに、前面枠体27の縦辺部27bと背面枠体28の縦辺部28bには、図 1(c)及び図3に示すように、側面枠体29に沿って延びる2本の側面帯状体 52を上下方向に所定間隔を置いて螺子53(図示せず)により締着してある。 この2本の側面帯状体52の長手方向前端部には、後述する前面パネル取付用 アングル55を取り付けるための取付孔をそれぞれ穿設し、螺子54により前面 パネル取付用アングル55を締着してある。
【0016】 上記のように枠組み形成された状態において、前面枠体27の左右両側の縦辺 部27b内側面には、図1(a)に示すように、一対の前面パネル取付用アング ル55を対向して配設してある。 この前面パネル取付用アングル55は、図8に示すように、細長の長方形状板 材を長手方向に折曲してL字形をなし、この折曲部55cを境にした一側片55 aには、縦辺部27bの係止片33が嵌挿する係止口57を一側片55aの長手 方向に所定間隔を置いて複数穿設してある。 また、前面パネル取付用アングル55の折曲部55cを境にした他側片55b には、前面パネル取付用アングル55を側面枠体29及び側面帯状体52に取り 付けるための取付孔58が他側片55bの長手方向に所定間隔を置いて穿設して ある。 さらに、前面パネル取付用アングル55の折曲部55cから離隔した一側片5 5aの端部には、図示しない前面パネルを取り付けるための取付孔56を長手方 向に所定間隔を置いて穿設してある。
【0017】 そして、図5(b)及び図6(a)において仮想線で示すように、前面枠体2 7の縦辺部27bの内方で側面枠体29の突出端部48aの取付孔46と、前面 パネル取付用アングル55の一側片55aの取付孔58とを合わせて、図示しな い螺子により締着すると、前面パネル取付用アングル55の他側片55bの係止 口57に前面枠体27の縦辺部27bの係止片33がぴったりと嵌挿し得るよう にしてある。
【0018】 このため、縦辺部27bが、前面パネル取付用アングル55の一側片55aと 側面枠体29の突出端部48a、及び前面パネル取付用アングル55の折曲部5 5cを覆い、かつ、縦辺部28bの傾斜片32の先端が前面パネル取付用アング ル55の一側片55aに近接できるので、縦辺部28bの傾斜片32の先端と前 面パネル取付用アングル55の正面である一側片55aの表面との間に隙間がな くなり、キャビネットラックの美観を高めることができる。 また、本考案の実施の形態では、上述したような従来例の化粧カバーを利用せ ずに、化粧カバーを兼ねた縦辺部27bを使用したので、化粧カバーの分だけキ ャビネットラックの構成部品数を減少し、キャビネットラックの構造を簡潔化し 、キャビネットラックの組立作業を容易化し、さらにキャビネットラックの製造 コストを低減することができる。
【0019】 なお、上述した本考案の実施の形態では、側面枠体29の突出端部48aに取 付孔46を1箇所、穿設し、また、前面パネル取付用アングル55の両端部に前 記取付孔46に対応する取付孔58をそれぞれ1箇所、穿設したが、これに限定 されるものではなく、例えば、図9に示すように、側面枠体29の突出端部48 aに上下方向に3箇所の取付孔59a、59b、59cを並設し、また、これら の取付孔59a、59b、59cに個別に対応するように、前面パネル取付用ア ングル55の両端部に斜め方向に3箇所の取付孔60a、60b、60cを並設 することもできる。
【0020】 このように構成した場合は、取付孔59aと60a、取付孔59bと60b、 取付孔59cと60cという具合に取付孔の組み合わせを適宜、変えて、螺子6 1により前面パネル取付用アングル55を側面枠体29に締着することにより、 前面パネル取付用アングル55を縦辺部27bの傾斜片32に自由に接近させて 取り付けることができる。 すなわち、このようにすると、縦辺部27bに前面パネル取付用アングル55 を組立てる際、前面パネル取付用アングル55の前後方向の移動調整が可能とな るため、縦辺部27b及び前面パネル取付用アングル55の加工精度を緩和でき るという効果を有する。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、前面枠体の縦辺部が前面パネル取付用ア ングルの一側片と側面枠体の突出端部、及び前面パネル取付用アングルの折曲部 を覆い、かつ前面パネル取付用アングルの他側片が縦辺部の長手方向に延びる先 端に近接するようにしたので、また、前面枠体の縦辺部の係止片が前面パネル取 付用アングルの係止口に嵌挿し、前面パネル取付用アングルの他側片が縦辺部の 長手方向に延びる先端に近接するようにしたので、キャビネットラックを組み立 てたとき、前面枠体と前面パネル取付用アングルとの間に隙間がなくなり、キャ ビネットラックの美観を向上することができる。
【0022】 また、従来例のような化粧カバーを利用せずに化粧カバーを兼ねた縦辺部を設 けたので、キャビネットラックの構成部品数が減少し、キャビネットラックの構 造が簡潔となり、キャビネットラックの製造が容易となり、しかも、キャビネッ トラックの製造コストが低減され得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本考案に係るキャビネットラックの一
形態を示す組立正面図であり、(b)は同キャビネット
ラックの平面図であり、(c)は同キャビネットラック
の側面図であり、(d)は同キャビネットラックの背面
図である。
【図2】図1(a)のA−A線矢視図であり、一部を破
断した図である。
【図3】(a)は、図1(a)のB−B線矢視図におけ
る要部詳細図であり、(b)は図3(a)のC−C線矢
視図である。
【図4】(a)は図1(a)の前面枠体の正面図であ
り、(b)は同前面枠体の背面図であり、(c)は同前
面枠体の平面図である。
【図5】(a)は図4(a)のD−D線矢視図であり、
(b)は図5(a)のX部拡大詳細図である。
【図6】(a)は図4(c)のY部拡大詳細図であり、
(b)は図4(b)のZ部拡大詳細図である。
【図7】(a)は図1のキャビネットラックの側面枠体
の一形態を示す正面図であり、(b)は同側面枠体の側
面図であり、(c)は同側面枠体の下面図である。
【図8】(a)は図1のキャビネットラックの前面パネ
ル取付用アングルの一形態を示す正面図であり、(b)
は同前面パネル取付用アングルの側面図であり、(c)
は同前面パネル取付用アングルの平面図である。
【図9】前面パネル取付用アングルと側面枠体との取付
状態を示す図である。
【図10】(a)は従来のキャビネットラックの一例を
示すキャビネットラックの斜視組立図であり、(b)は
図10(a)のE−E線矢視図である。
【符号の説明】
21 天板 23 背板 25 側板 27 前面枠体 27a 横辺部 27b 縦辺部 28 背面枠体 29 側面枠体 30 縦辺部のアングル部 30a 縦辺部のアングル部一側片 30b 縦辺部のアングル部他側片 30c 縦辺部の折曲部 32 縦辺部の傾斜片 33 縦辺部の係止片 35 前面枠体のアングル部 35a 横辺部のアングル部一側片 35b 横辺部のアングル部他側片 35c 横辺部の折曲部 40 側面枠体のアングル部 40a 側面枠体のアングル部一側片 40b 側面枠体のアングル部他側片 40c 側面枠体の折曲部 45 側面枠体の竿状基部 46、56、58、59a、59b、59c、60a、
60b、60c 取付孔 48 側面枠体の第3帯状体 48a 側面枠体の突出端部 50、51、61 螺子 55 前面パネル取付用アングル 55a 前面パネル取付用アングルの一側片 55b 前面パネル取付用アングルの他側片 55c 前面パネル取付用アングルの折曲部 57 係止口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦辺部と横辺部より成る長方形状の前面
    及び背面枠体の隅部に側面枠体を取り付けて成る直方体
    状の枠体を備え、該枠体に板体を取り付けて形成される
    キャビネットラックにおいて、 前記縦辺部を横断面鉤状に形成し、前記側面枠体の長手
    方向突出端部を前記縦辺部内に突出させて前記側面枠体
    を前記縦辺部の長手方向に延びる一端部に取り付けると
    共に、前記前面枠体の内側で前記縦辺部に沿って延びる
    前面パネル取付用アングルの一側片を前記側面枠体の突
    出端部に取り付け、前記縦辺部が前記前面パネル取付用
    アングルの一側片と前記側面枠体の突出端部、及び前記
    前面パネル取付用アングルの折曲部を覆い、かつ前記縦
    辺部の長手方向に延びる他端を前記前面パネル取付用ア
    ングルの他側片に近接させるようにしたことを特徴とす
    るキャビネットラック。
  2. 【請求項2】前記縦辺部の長手方向に延びる他端に所定
    間隔を置いて係止片を突設すると共に、前記前面パネル
    取付用アングルの他側片に前記係止片が嵌挿し得る係止
    口を前記縦辺部の長手方向に沿って穿設し、前記縦辺部
    が前記前面パネル取付用アングルの一側片と前記側面枠
    体の突出端部、及び前面パネル取付用アングルの折曲部
    を覆い、かつ前記縦辺部の係止片が前記前面パネル取付
    用アングルの他側片の係止口に嵌挿するようにしたこと
    を特徴とする請求項1記載のキャビネットラック。
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