JP3097992U - 組立棚 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡便に組み立てることができ、剛性の高い組立棚を提供する。
【解決手段】複数枚の棚板11と、これらの棚板11を略水平な状態で支持する支持板12と、棚板11と支持板12とを接続する接続部品20A、20B、30とから構成される組立棚1であって、棚板11にはその幅方向に複数の通路13が形成され、支持板12にはその縦方向に複数の通路13が形成され、この接続部品20A、20B、30は、棚板11及び支持板12の端面に当接して、棚板11と支持板12とを略直角に、棚板11同士については略水平に、支持板12同士については上下方向にそれぞれ保持する位置決め部21と、この位置決め部21から延設され棚部11の通路13および支持板12の通路13にそれぞれ圧入される突起部23とを有する。
【選択図】 図1
【解決手段】複数枚の棚板11と、これらの棚板11を略水平な状態で支持する支持板12と、棚板11と支持板12とを接続する接続部品20A、20B、30とから構成される組立棚1であって、棚板11にはその幅方向に複数の通路13が形成され、支持板12にはその縦方向に複数の通路13が形成され、この接続部品20A、20B、30は、棚板11及び支持板12の端面に当接して、棚板11と支持板12とを略直角に、棚板11同士については略水平に、支持板12同士については上下方向にそれぞれ保持する位置決め部21と、この位置決め部21から延設され棚部11の通路13および支持板12の通路13にそれぞれ圧入される突起部23とを有する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、物品を置いたり飾ったりするための組立棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品を置いたり飾ったりする組立棚としては、例えば特許文献1に記載されているような組立棚がある。
【0003】
この組立棚は、骨組みとなるパイプ状の杆材と、この杆材同士を連結するジョイントと、物品を乗せるための棚板とを有している。そして、この組立棚を組み立てるときは、まず、上記杆材同士をジョイントで連結することによりこの組立棚の骨組みを組み立て、その後、この骨組みに上記棚板を取り付ける手順で行う。
【0004】
【特許文献1】
実開平7−003384号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この組立棚を組み立てるときは、まず杆材とジョイントを用いて骨組みを組み立て、その後棚板をその骨組みに位置決めして取り付ける作業を行う必要があり、複雑な工程を必要とするため、組み立て作業に手間を要していた。また、組み立てられた組立棚は棚板を載せているだけのものであり不安定であった。
【0006】
そこで本考案は、簡便に組み立てることができ、しかも組み立てられた後は高い剛性を有する組立棚を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数枚の棚板と、これらの棚板を略水平な状態で支持する支持板と、棚板と支持板とを接続する接続部品とから構成される組立棚であって、棚板はその幅方向に複数の通路が形成され、支持板はその縦方向に複数の通路が形成され、接続部品は、外周側角部に配置される棚板と支持板とをL字状に、外周側中間部に配置される棚板と支持板とをT字状に接続する複数の部品からなり、L字状に接続する接続部品は各板の接続側端面に当接して両板を直角に位置決めする位置決め部を有し、T字状に接続する接続部品は棚板と支持板とを直角に位置決めするとともに棚板同士または支持板同士を直線上に位置決めする位置決め部を有し、位置決め部に棚部の通路および支持板の通路にそれぞれ圧入される突起部が形成されている組立棚である。
【0008】
本考案において、上記組立棚が、幅方向に複数並設される棚板と、上下方向に複数並設される上記支持板とから構成される場合、組立棚の内側に配置される棚板と支持板とを十字状に接続する接続部品が備えられる。
【0009】
この組立棚では、上記接続部品の突起部を棚板及び支持板の通路に圧入するだけで、棚板と支持板とを略直角に、棚板同士については水平に、支持板同士については上下方向にそれぞれ位置決めした状態で保持することができる。したがって、この組立棚を組み立てるときは、従来のように別途に骨組みを組み立てる必要がなく、組立作業にかかる手間が軽減される。
【0010】
また本考案は、上記棚板と上記支持板における前後方向の長さが略同一に形成され、外周側に配置される上記棚板と上記支持板とを接続する接続部品の位置決め部が、各板の前後方向の長さと略同一の長さを有する角柱状に形成されていることにより上記接続側端面を遮蔽するように構成されているものである。
【0011】
この接続部品の構成では、上記組立棚を組み立てたとき、上記接続部品によって上記接続面端面が遮蔽されるため、外観上では、一体感のある組立棚を構成することが出来る。
【0012】
また、上記突起部が圧入される部分の上記棚板及び上記支持板にはそれぞれ貫通孔が形成され、それらの貫通孔と対応して上記突起部に係止部が設けられ、上記貫通孔から差し込まれた固定ピンを上記係止部に係止させることによって、上記棚板の通路内に圧入された上記突起部を固定するようにしているため、上記突起部と上記棚板及び上記支持板との固定がより強固になり、組立棚を組み立てた時の強度が向上する。
【0013】
またさらに、上記組立棚の背面を遮蔽するための背板を有し、上記棚板及び上記支持板の背面側に上記背板を差し込むための溝部を形成し、各溝部に上記背板の周縁を差し込むように構成すると、開放式の組立棚を背面が閉塞された収納棚にすることが出来る。
【0014】
また本考案では、上記支持板における前後方向のいずれか一方の縁部に組立棚を前後方向に連結するための連結孔を有し、上記組立棚が前後方向に重ねて配置された場合に上記組立棚の各連結孔に連結部材を架設して組立棚同士を固定するように構成されているものである。
【0015】
このように連結孔と連結部材を備えれば、上記組立棚が前後方向に重ねて配置された場合でも組立棚同士を固定することが出来、収納の奥行き深さを変更することが出来、また、組立バリエーションを変化させることができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態について、図1〜図9を用いて説明する。ただし、本考案は以下の実施形態に限定されることはない。
【0017】
第1実施形態(図1〜図3参照)
図1において、組立棚1は、複数枚の棚板11と、複数枚の支持板12と、それらの各板を接続する接続部品とから主として構成される。
【0018】
棚板11は、主にポリプロピレン、ABS樹脂等の合成樹脂材からなり、射出成形によって板状に構成されている。その長さ方向に延びるように通路13が複数平行に形成され、これらの通路13同士は前後方向に複数配列されてはしご状の断面を形成している。また、この棚板11における端面側、かつ、前後方向の各端部には棚板11を貫通する貫通孔41が形成されている。(図3参照)。
【0019】
支持板12は、棚板11と同形状に形成されており、共通する部分について同符号を付するのみとし、詳細な説明は省略する。
【0020】
また棚板11及び支持板12を接続する接続部品としては、組立棚1の外周に配置される部品20A並びに20Bと、外周以外の内側部分に配置される部品30とを有する。
【0021】
接続部品20Aは、コーナー部に配置される棚板11と支持板12とをL字型に接続するものであり、位置決め部21と突起部23とを備えている。位置決め部21は、棚板11又は支持板12の厚みと略同じ長さの四辺を断面とする四角柱からなり、断面と直交する方向の長さは、棚板11及び支持板12の前後方向の長さと略同じ長さに形成され、それにより、棚板11又は支持板12の接続側端面を塞ぐ状態でそれらの端面に当接するようになっている。また、この位置決め部21の隣接する二側面には突起部23が角筒状に延設されている。
【0022】
また接続部品20Bは、外周側の棚板11同士を水平に接続するとともに支持板12をT字状に接続するものであり、突起部23が、位置決め部21の三側面に延設されている。
【0023】
接続部品30は、組立棚1内側に配置される棚板11と支持板12とを十字状に接続するものであり、位置決め部31と突起部33とを備えている。
【0024】
位置決め部31は、略直方体の形状に形成され、棚板11又は支持板12の厚みと略同じ長さの四辺を有し、各面に突起部33が延設されている。ただし、この接続部品30は、接続側端面を目隠しする必要がないため、棚板11と支持板12とを十字方向に接続するにあたり2個の部品から構成されている。
【0025】
なお、接続部品20A、20B、30の突起部23、33には、その突起部23、33が延びる方向の略中央部の一端側に略半円状に欠けるような形状の係止部43が形成されている。またこの係止部43は、これらの突起部23が通路13に圧入されたとき、棚板11及び支持板12に形成された貫通孔41と対応する。
【0026】
この組立棚1の組み立ては、接続部品20A、20B、30の突起部23を、棚板11及び支持板12の通路13に圧入し、支持板12及び通路13の端面を位置決め部21に当接させ、その後、貫通孔41及び係止部43に固定ピン45を圧入することにより行う。なお、貫通孔41及び係止部43に固定ピン45を圧入する工程は、接続部品20Aの場合しか図示していないが、接続部品20B、30においても同じ方法で行う。
【0027】
このように棚板11及び支持板12が接続部品20A、20B、30の位置決め部21によって位置決め、保持されることにより、棚板11同士は、組立棚1の幅方向に接続されて水平に延設され、支持板12は、組立棚1の上下方向に接続されて垂直に延設される。
【0028】
この組立棚1では、接続部品20A、20B、30の突起部23を棚板11及び支持板12の通路13に圧入するだけで、棚板11と支持板12とが略直角のなすように保持され、棚板11同士については水平に、支持板12同士については縦方向に配列されるようにそれぞれ保持されるため、組立棚1を正確に格子状に組むことができる。したがって、この組立棚1を組み立てるときは、従来のように別途に骨組みを組み立てなく必要がなく、組立作業にかかる手間を軽減することが出来る。
【0029】
また、組立棚1の外周側に配置される接続部品20A及び20Bの位置決め部21は、棚板11及び支持板12の前後方向の長さと略同一に形成されており、突起部23が棚板11及び支持板12の通路13に圧入されたとき、これらの端面と位置決め部21とが当接することになるため、組立棚1が組み立てられた状態ではこれらの端面は位置決め部21により遮蔽され、外観上見えなくなる。したがって、組立棚1を組み立てた後にはデザインを損なうような端面が目隠しされる。
【0030】
さらに外周側に配置される接続部品20A、20Bの位置決め部21は、接続部品30に形成されている位置決め部31と比較してその長さが異なるため、一目で組立棚の外周に配置される接続部品と組立棚の内側に配置される接続部品とを識別できる。
【0031】
また、突起部23が圧入される部分の棚板11及び支持板12に貫通孔41が形成され、この貫通孔41と対応して突起部23に係止部43が設けられ、貫通孔41から差し込まれた固定ピン45を係止部43に係止させることによって突起部23を固定するように構成しているため、突起部23と棚板11及び突起部23と支持板12の固定力がより強力になり、組立棚1を組み立てた時の強度が向上される。
【0032】
第2実施形態(図4〜図6参照)
以下の実施形態において、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
【0033】
まず、図4、図5を用いて説明すると、この組立棚1は、棚板11と、支持板12と、接続部品20A,20B,30のうち少なくとも一つの接続部品とを備えるとともに、背板51も具備している。また、本実施形態の棚板11及び支持板12は、下記のような三種類の形状が存在する。なお、支持板12の形状は棚板11と共通のため、棚板11のみを説明し、支持板12の説明は省略する。
【0034】
棚板11B及び棚板11Cの面には、組立棚1が組み立てられたときに背面側に配置される部分に溝部15が形成されている。棚板11Bには片面のみに溝部15が形成され、棚板11Cには両面に溝部15が形成されている。なお、棚板11Aには溝部15は形成されていない。
【0035】
背板51は、本体部分52と、背板縁部53とを有する。本体部分52は、その一辺が、棚板11及び支持板12の長さと略同じ長さとなるように形成されている。また、背板縁部53は、本体部分52の縁から突出した状態で形成され、溝部15に差込可能となっている。
【0036】
そして、これらの棚板11及び支持板12を使用して組立棚1を組み立てるとき、棚板11B及び棚板11Cが配置する場合は、溝部15に背板51の背板縁部53を挿入した状態で組み立てる。
【0037】
なお、この組み立てを行うとき、溝部15が組立棚1の外周に露出しないように配置し、かつ、溝部15が形成された面の対面側には、必ず溝部15が配置されるように棚板11B、11Cを配置する。例えば、図4のように、上下二枚の棚板11B及び左右二枚の支持板12Bを各々対面するように配置するとき、棚板11B同士は、溝部15が形成された面が対向するように配置し、支持板12B同士も溝部15が形成された面が対向するように配置する。そしてこれらの溝部15に背板縁部53を差し込むことで組立棚に背板51が取り付けられる。
【0038】
このように、組立棚1の背面に背板51を配置すると、開放式の組立棚1を背面が閉塞された組立棚1とすることが出来る。
【0039】
なお、背板51及び棚板11A、11B、11C及び支持板12A、12B、12Cの配置位置の組み合わせとしては、図6(a)〜図6(c)のような組み合わせが考えられる。図6(a)は背板51が配置される組立棚1を交互に配置する形態を示しており、図6(b)は下半分に配置される組立棚1のみに背板51を配置した形態を示しており、図6(c)は、すべての組立棚1に背板51を配置した形態を示したものである。
【0040】
このように、背板51を配置する位置を変更することにより組立棚にデザイン性を持たせたり、また、棚毎に組立棚の機能を変更することもできるようになる。
【0041】
第3実施形態(図7〜図9参照)
まず、図7、図8を用いて本実施形態を説明する。組立棚1は、前後方向に三列配置されている。そして、前後方向に重ねて配置される組立棚1同士は、連結部材47によって固定されている。
【0042】
連結部材47は、板状に形成された本体部47bと、この本体部47bの二箇所から略同一方向に突出するように形成された連結部材突起部47aとを備えている。
【0043】
そして、この連結部材突起部47aは、前側に配置される支持板12のうち後方縁部に配置される貫通孔41、及び、後側に配置される支持板12のうち前方縁部に配置される貫通孔41に各々圧入されることにより、前後方向に重ねて配置された組立棚1同士が、その連結部材47により相互に固定される。すなわち、支持板12に形成されている貫通孔41は、連結部材47が架設される連結孔の機能も兼ねている。
【0044】
したがって、この構成の組立棚1では、組立棚1が前後方向に重ねて配置された場合に連結部材47で組立棚1同士を固定することにより、収納の奥行深さを変更することが出来、また、組立バリエーションを変化させることが出来る。
【0045】
なお、棚板11並びに支持板12の配置位置、及び、接続部品20A、20B、30の配置位置により、前後方向の各列に配置される組立棚1は、任意の配置形態に配置出来る。具体例としては、例えば図9(a)〜図9(d)のものが考えられる。図9(a)は、二枚の棚板11と二枚の支持板12を仕様して組み立てたものであり、図9(b)は、L字型の形状となるように組立棚1を組み立てたものである。また、図9(c)は、三個の組立棚1を縦方向一列に配置したものであり、図9(d)は、六個の組立棚1を階段状に配置したものである。なお、組立棚1の配置形態は、図9(a)〜(d)に図示した形態に限定されることはなく、例えば、図7の前後方向二列目のように、複数の組立棚1を長方形の形状に配置したりすることも可能である。
【0046】
したがって、この組立棚1の構成にすると、幅方向についても必要に応じて臨機応変に組立棚1の配置形態を変更することが出来る。
【0047】
その他実施形態
(1) 上記実施形態では、接続部品30の位置決め部21は、必ずしも四角柱状に形成する必要はなく、位置決め部21の形状が円柱となるように形成してもよい。しかしながら、位置決め部21を四角柱状に形成するほうが、棚板11と支持板12とを略直交させた状態で保持することを、より確実に行う点ではより好ましい。
【0048】
(2) 第3実施形態では、支持板12の貫通孔41が連結部材47が架設される連結孔の機能も有していることになるが、必ずしもこのような形態にする必要はなく、貫通孔41とは別途に上記連結孔を形成してもよい。しかしながら、上記貫通孔41が上記連結孔の機能も有するようにすると、支持板12の製造時に別途連通孔を形成する必要がなく、製造時の手間を低減することが出来る。
【0049】
(3) 本実施形態では棚板11と支持板12は同じ形状に形成されているが、必ずしも同じ形状に形成する必要はなく、例えば、棚板11と支持板12の長さ方向の寸法を違えることも可能である。
【0050】
(4) 棚板11や支持板12の前面に配置される部分にLED等の照明具を配置してもよい。このように照明具を配置すると、組立棚1をより美しく見せることが出来る。
【0051】
【考案の効果】
以上のように本考案の組立棚の構成では、上記接続部品の上記突起部を上記棚板及び支持板の通路に圧入するだけで、上記棚板上に物品を置くことができる状態に組み立てることが可能となる。したがって、この棚を組み立てるときは、従来のように別途に骨組を組み立てなく必要がなく、組立作業にかかる手間が軽減することが可能となる。
【0052】
さらに、上記貫通孔から差し込まれた固定ピンを上記係止部に係止させることにより、上記突起部と上記棚板及び上記支持板との固定がより強固になり、組立棚を組み立てた時の強度を向上させることが出来る。
【0053】
また、上記組立棚の背面に背板が配置することが出来るため、開放式の組立棚を背面が閉塞された収納棚とすることが出来る。
【0054】
さらに、上記組立棚の各連結孔に連結部材を架設して前後方向に配置された組立棚同士を固定するように出来るため、収納の奥行深さを変更することが出来、また組立バリエーションを変化させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる組立棚の分解斜視図である。
【図2】第1実施形態にかかる組立棚の接続部品の斜視図である。
【図3】第1実施形態にかかる組立棚の組み立て状況を示した斜視図である。
【図4】第2実施形態にかかる組立棚の分解斜視図である。
【図5】第2実施形態にかかる棚板及び支持板の斜視図である。
【図6】第2実施形態にかかる棚板及び支持板及び背板の配置形態を示した正面図である。
【図7】第3実施形態にかかる組立棚の斜視図である。
【図8】第3実施形態にかかる組立棚の組み立て状況を示した斜視図である。
【図9】第3実施形態にかかる棚板及び支持板及び背板の配置形態を示した正面図である。
【符号の説明】
1 組立棚
11、11A、11B、11C 棚板
12、12A、12B、12C 支持板
13 通路
15 溝部
20A、20B、30 接続部品
21、31 位置決め部
23、33 突起部
41 貫通孔
43 係止部
45 固定ピン
47 連結部材
51 背板
53 背板縁部
【考案の属する技術分野】
本考案は、物品を置いたり飾ったりするための組立棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、物品を置いたり飾ったりする組立棚としては、例えば特許文献1に記載されているような組立棚がある。
【0003】
この組立棚は、骨組みとなるパイプ状の杆材と、この杆材同士を連結するジョイントと、物品を乗せるための棚板とを有している。そして、この組立棚を組み立てるときは、まず、上記杆材同士をジョイントで連結することによりこの組立棚の骨組みを組み立て、その後、この骨組みに上記棚板を取り付ける手順で行う。
【0004】
【特許文献1】
実開平7−003384号公報
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この組立棚を組み立てるときは、まず杆材とジョイントを用いて骨組みを組み立て、その後棚板をその骨組みに位置決めして取り付ける作業を行う必要があり、複雑な工程を必要とするため、組み立て作業に手間を要していた。また、組み立てられた組立棚は棚板を載せているだけのものであり不安定であった。
【0006】
そこで本考案は、簡便に組み立てることができ、しかも組み立てられた後は高い剛性を有する組立棚を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、複数枚の棚板と、これらの棚板を略水平な状態で支持する支持板と、棚板と支持板とを接続する接続部品とから構成される組立棚であって、棚板はその幅方向に複数の通路が形成され、支持板はその縦方向に複数の通路が形成され、接続部品は、外周側角部に配置される棚板と支持板とをL字状に、外周側中間部に配置される棚板と支持板とをT字状に接続する複数の部品からなり、L字状に接続する接続部品は各板の接続側端面に当接して両板を直角に位置決めする位置決め部を有し、T字状に接続する接続部品は棚板と支持板とを直角に位置決めするとともに棚板同士または支持板同士を直線上に位置決めする位置決め部を有し、位置決め部に棚部の通路および支持板の通路にそれぞれ圧入される突起部が形成されている組立棚である。
【0008】
本考案において、上記組立棚が、幅方向に複数並設される棚板と、上下方向に複数並設される上記支持板とから構成される場合、組立棚の内側に配置される棚板と支持板とを十字状に接続する接続部品が備えられる。
【0009】
この組立棚では、上記接続部品の突起部を棚板及び支持板の通路に圧入するだけで、棚板と支持板とを略直角に、棚板同士については水平に、支持板同士については上下方向にそれぞれ位置決めした状態で保持することができる。したがって、この組立棚を組み立てるときは、従来のように別途に骨組みを組み立てる必要がなく、組立作業にかかる手間が軽減される。
【0010】
また本考案は、上記棚板と上記支持板における前後方向の長さが略同一に形成され、外周側に配置される上記棚板と上記支持板とを接続する接続部品の位置決め部が、各板の前後方向の長さと略同一の長さを有する角柱状に形成されていることにより上記接続側端面を遮蔽するように構成されているものである。
【0011】
この接続部品の構成では、上記組立棚を組み立てたとき、上記接続部品によって上記接続面端面が遮蔽されるため、外観上では、一体感のある組立棚を構成することが出来る。
【0012】
また、上記突起部が圧入される部分の上記棚板及び上記支持板にはそれぞれ貫通孔が形成され、それらの貫通孔と対応して上記突起部に係止部が設けられ、上記貫通孔から差し込まれた固定ピンを上記係止部に係止させることによって、上記棚板の通路内に圧入された上記突起部を固定するようにしているため、上記突起部と上記棚板及び上記支持板との固定がより強固になり、組立棚を組み立てた時の強度が向上する。
【0013】
またさらに、上記組立棚の背面を遮蔽するための背板を有し、上記棚板及び上記支持板の背面側に上記背板を差し込むための溝部を形成し、各溝部に上記背板の周縁を差し込むように構成すると、開放式の組立棚を背面が閉塞された収納棚にすることが出来る。
【0014】
また本考案では、上記支持板における前後方向のいずれか一方の縁部に組立棚を前後方向に連結するための連結孔を有し、上記組立棚が前後方向に重ねて配置された場合に上記組立棚の各連結孔に連結部材を架設して組立棚同士を固定するように構成されているものである。
【0015】
このように連結孔と連結部材を備えれば、上記組立棚が前後方向に重ねて配置された場合でも組立棚同士を固定することが出来、収納の奥行き深さを変更することが出来、また、組立バリエーションを変化させることができる。
【0016】
【考案の実施の形態】
本考案の実施形態について、図1〜図9を用いて説明する。ただし、本考案は以下の実施形態に限定されることはない。
【0017】
第1実施形態(図1〜図3参照)
図1において、組立棚1は、複数枚の棚板11と、複数枚の支持板12と、それらの各板を接続する接続部品とから主として構成される。
【0018】
棚板11は、主にポリプロピレン、ABS樹脂等の合成樹脂材からなり、射出成形によって板状に構成されている。その長さ方向に延びるように通路13が複数平行に形成され、これらの通路13同士は前後方向に複数配列されてはしご状の断面を形成している。また、この棚板11における端面側、かつ、前後方向の各端部には棚板11を貫通する貫通孔41が形成されている。(図3参照)。
【0019】
支持板12は、棚板11と同形状に形成されており、共通する部分について同符号を付するのみとし、詳細な説明は省略する。
【0020】
また棚板11及び支持板12を接続する接続部品としては、組立棚1の外周に配置される部品20A並びに20Bと、外周以外の内側部分に配置される部品30とを有する。
【0021】
接続部品20Aは、コーナー部に配置される棚板11と支持板12とをL字型に接続するものであり、位置決め部21と突起部23とを備えている。位置決め部21は、棚板11又は支持板12の厚みと略同じ長さの四辺を断面とする四角柱からなり、断面と直交する方向の長さは、棚板11及び支持板12の前後方向の長さと略同じ長さに形成され、それにより、棚板11又は支持板12の接続側端面を塞ぐ状態でそれらの端面に当接するようになっている。また、この位置決め部21の隣接する二側面には突起部23が角筒状に延設されている。
【0022】
また接続部品20Bは、外周側の棚板11同士を水平に接続するとともに支持板12をT字状に接続するものであり、突起部23が、位置決め部21の三側面に延設されている。
【0023】
接続部品30は、組立棚1内側に配置される棚板11と支持板12とを十字状に接続するものであり、位置決め部31と突起部33とを備えている。
【0024】
位置決め部31は、略直方体の形状に形成され、棚板11又は支持板12の厚みと略同じ長さの四辺を有し、各面に突起部33が延設されている。ただし、この接続部品30は、接続側端面を目隠しする必要がないため、棚板11と支持板12とを十字方向に接続するにあたり2個の部品から構成されている。
【0025】
なお、接続部品20A、20B、30の突起部23、33には、その突起部23、33が延びる方向の略中央部の一端側に略半円状に欠けるような形状の係止部43が形成されている。またこの係止部43は、これらの突起部23が通路13に圧入されたとき、棚板11及び支持板12に形成された貫通孔41と対応する。
【0026】
この組立棚1の組み立ては、接続部品20A、20B、30の突起部23を、棚板11及び支持板12の通路13に圧入し、支持板12及び通路13の端面を位置決め部21に当接させ、その後、貫通孔41及び係止部43に固定ピン45を圧入することにより行う。なお、貫通孔41及び係止部43に固定ピン45を圧入する工程は、接続部品20Aの場合しか図示していないが、接続部品20B、30においても同じ方法で行う。
【0027】
このように棚板11及び支持板12が接続部品20A、20B、30の位置決め部21によって位置決め、保持されることにより、棚板11同士は、組立棚1の幅方向に接続されて水平に延設され、支持板12は、組立棚1の上下方向に接続されて垂直に延設される。
【0028】
この組立棚1では、接続部品20A、20B、30の突起部23を棚板11及び支持板12の通路13に圧入するだけで、棚板11と支持板12とが略直角のなすように保持され、棚板11同士については水平に、支持板12同士については縦方向に配列されるようにそれぞれ保持されるため、組立棚1を正確に格子状に組むことができる。したがって、この組立棚1を組み立てるときは、従来のように別途に骨組みを組み立てなく必要がなく、組立作業にかかる手間を軽減することが出来る。
【0029】
また、組立棚1の外周側に配置される接続部品20A及び20Bの位置決め部21は、棚板11及び支持板12の前後方向の長さと略同一に形成されており、突起部23が棚板11及び支持板12の通路13に圧入されたとき、これらの端面と位置決め部21とが当接することになるため、組立棚1が組み立てられた状態ではこれらの端面は位置決め部21により遮蔽され、外観上見えなくなる。したがって、組立棚1を組み立てた後にはデザインを損なうような端面が目隠しされる。
【0030】
さらに外周側に配置される接続部品20A、20Bの位置決め部21は、接続部品30に形成されている位置決め部31と比較してその長さが異なるため、一目で組立棚の外周に配置される接続部品と組立棚の内側に配置される接続部品とを識別できる。
【0031】
また、突起部23が圧入される部分の棚板11及び支持板12に貫通孔41が形成され、この貫通孔41と対応して突起部23に係止部43が設けられ、貫通孔41から差し込まれた固定ピン45を係止部43に係止させることによって突起部23を固定するように構成しているため、突起部23と棚板11及び突起部23と支持板12の固定力がより強力になり、組立棚1を組み立てた時の強度が向上される。
【0032】
第2実施形態(図4〜図6参照)
以下の実施形態において、第1実施形態と同一部分には同一符号を付して示し、その重複説明を省略する。
【0033】
まず、図4、図5を用いて説明すると、この組立棚1は、棚板11と、支持板12と、接続部品20A,20B,30のうち少なくとも一つの接続部品とを備えるとともに、背板51も具備している。また、本実施形態の棚板11及び支持板12は、下記のような三種類の形状が存在する。なお、支持板12の形状は棚板11と共通のため、棚板11のみを説明し、支持板12の説明は省略する。
【0034】
棚板11B及び棚板11Cの面には、組立棚1が組み立てられたときに背面側に配置される部分に溝部15が形成されている。棚板11Bには片面のみに溝部15が形成され、棚板11Cには両面に溝部15が形成されている。なお、棚板11Aには溝部15は形成されていない。
【0035】
背板51は、本体部分52と、背板縁部53とを有する。本体部分52は、その一辺が、棚板11及び支持板12の長さと略同じ長さとなるように形成されている。また、背板縁部53は、本体部分52の縁から突出した状態で形成され、溝部15に差込可能となっている。
【0036】
そして、これらの棚板11及び支持板12を使用して組立棚1を組み立てるとき、棚板11B及び棚板11Cが配置する場合は、溝部15に背板51の背板縁部53を挿入した状態で組み立てる。
【0037】
なお、この組み立てを行うとき、溝部15が組立棚1の外周に露出しないように配置し、かつ、溝部15が形成された面の対面側には、必ず溝部15が配置されるように棚板11B、11Cを配置する。例えば、図4のように、上下二枚の棚板11B及び左右二枚の支持板12Bを各々対面するように配置するとき、棚板11B同士は、溝部15が形成された面が対向するように配置し、支持板12B同士も溝部15が形成された面が対向するように配置する。そしてこれらの溝部15に背板縁部53を差し込むことで組立棚に背板51が取り付けられる。
【0038】
このように、組立棚1の背面に背板51を配置すると、開放式の組立棚1を背面が閉塞された組立棚1とすることが出来る。
【0039】
なお、背板51及び棚板11A、11B、11C及び支持板12A、12B、12Cの配置位置の組み合わせとしては、図6(a)〜図6(c)のような組み合わせが考えられる。図6(a)は背板51が配置される組立棚1を交互に配置する形態を示しており、図6(b)は下半分に配置される組立棚1のみに背板51を配置した形態を示しており、図6(c)は、すべての組立棚1に背板51を配置した形態を示したものである。
【0040】
このように、背板51を配置する位置を変更することにより組立棚にデザイン性を持たせたり、また、棚毎に組立棚の機能を変更することもできるようになる。
【0041】
第3実施形態(図7〜図9参照)
まず、図7、図8を用いて本実施形態を説明する。組立棚1は、前後方向に三列配置されている。そして、前後方向に重ねて配置される組立棚1同士は、連結部材47によって固定されている。
【0042】
連結部材47は、板状に形成された本体部47bと、この本体部47bの二箇所から略同一方向に突出するように形成された連結部材突起部47aとを備えている。
【0043】
そして、この連結部材突起部47aは、前側に配置される支持板12のうち後方縁部に配置される貫通孔41、及び、後側に配置される支持板12のうち前方縁部に配置される貫通孔41に各々圧入されることにより、前後方向に重ねて配置された組立棚1同士が、その連結部材47により相互に固定される。すなわち、支持板12に形成されている貫通孔41は、連結部材47が架設される連結孔の機能も兼ねている。
【0044】
したがって、この構成の組立棚1では、組立棚1が前後方向に重ねて配置された場合に連結部材47で組立棚1同士を固定することにより、収納の奥行深さを変更することが出来、また、組立バリエーションを変化させることが出来る。
【0045】
なお、棚板11並びに支持板12の配置位置、及び、接続部品20A、20B、30の配置位置により、前後方向の各列に配置される組立棚1は、任意の配置形態に配置出来る。具体例としては、例えば図9(a)〜図9(d)のものが考えられる。図9(a)は、二枚の棚板11と二枚の支持板12を仕様して組み立てたものであり、図9(b)は、L字型の形状となるように組立棚1を組み立てたものである。また、図9(c)は、三個の組立棚1を縦方向一列に配置したものであり、図9(d)は、六個の組立棚1を階段状に配置したものである。なお、組立棚1の配置形態は、図9(a)〜(d)に図示した形態に限定されることはなく、例えば、図7の前後方向二列目のように、複数の組立棚1を長方形の形状に配置したりすることも可能である。
【0046】
したがって、この組立棚1の構成にすると、幅方向についても必要に応じて臨機応変に組立棚1の配置形態を変更することが出来る。
【0047】
その他実施形態
(1) 上記実施形態では、接続部品30の位置決め部21は、必ずしも四角柱状に形成する必要はなく、位置決め部21の形状が円柱となるように形成してもよい。しかしながら、位置決め部21を四角柱状に形成するほうが、棚板11と支持板12とを略直交させた状態で保持することを、より確実に行う点ではより好ましい。
【0048】
(2) 第3実施形態では、支持板12の貫通孔41が連結部材47が架設される連結孔の機能も有していることになるが、必ずしもこのような形態にする必要はなく、貫通孔41とは別途に上記連結孔を形成してもよい。しかしながら、上記貫通孔41が上記連結孔の機能も有するようにすると、支持板12の製造時に別途連通孔を形成する必要がなく、製造時の手間を低減することが出来る。
【0049】
(3) 本実施形態では棚板11と支持板12は同じ形状に形成されているが、必ずしも同じ形状に形成する必要はなく、例えば、棚板11と支持板12の長さ方向の寸法を違えることも可能である。
【0050】
(4) 棚板11や支持板12の前面に配置される部分にLED等の照明具を配置してもよい。このように照明具を配置すると、組立棚1をより美しく見せることが出来る。
【0051】
【考案の効果】
以上のように本考案の組立棚の構成では、上記接続部品の上記突起部を上記棚板及び支持板の通路に圧入するだけで、上記棚板上に物品を置くことができる状態に組み立てることが可能となる。したがって、この棚を組み立てるときは、従来のように別途に骨組を組み立てなく必要がなく、組立作業にかかる手間が軽減することが可能となる。
【0052】
さらに、上記貫通孔から差し込まれた固定ピンを上記係止部に係止させることにより、上記突起部と上記棚板及び上記支持板との固定がより強固になり、組立棚を組み立てた時の強度を向上させることが出来る。
【0053】
また、上記組立棚の背面に背板が配置することが出来るため、開放式の組立棚を背面が閉塞された収納棚とすることが出来る。
【0054】
さらに、上記組立棚の各連結孔に連結部材を架設して前後方向に配置された組立棚同士を固定するように出来るため、収納の奥行深さを変更することが出来、また組立バリエーションを変化させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態にかかる組立棚の分解斜視図である。
【図2】第1実施形態にかかる組立棚の接続部品の斜視図である。
【図3】第1実施形態にかかる組立棚の組み立て状況を示した斜視図である。
【図4】第2実施形態にかかる組立棚の分解斜視図である。
【図5】第2実施形態にかかる棚板及び支持板の斜視図である。
【図6】第2実施形態にかかる棚板及び支持板及び背板の配置形態を示した正面図である。
【図7】第3実施形態にかかる組立棚の斜視図である。
【図8】第3実施形態にかかる組立棚の組み立て状況を示した斜視図である。
【図9】第3実施形態にかかる棚板及び支持板及び背板の配置形態を示した正面図である。
【符号の説明】
1 組立棚
11、11A、11B、11C 棚板
12、12A、12B、12C 支持板
13 通路
15 溝部
20A、20B、30 接続部品
21、31 位置決め部
23、33 突起部
41 貫通孔
43 係止部
45 固定ピン
47 連結部材
51 背板
53 背板縁部
Claims (6)
- 複数枚の棚板と、これらの棚板を略水平な状態で支持する支持板と、上記棚板と上記支持板とを接続する接続部品とから構成される組立棚であって、
上記棚板はその幅方向に複数の通路が形成され、上記支持板はその縦方向に複数の通路が形成され、
上記接続部品は、外周側角部に配置される棚板と支持板とをL字状に、外周側中間部に配置される棚板と支持板とをT字状に接続する複数の部品からなり、
上記L字状に接続する接続部品は各板の接続側端面に当接して両板を直角に位置決めする位置決め部を有し、上記T字状に接続する接続部品は上記棚板と支持板とを直角に位置決めするとともに棚板同士または支持板同士を直線上に位置決めする位置決め部を有し、上記位置決め部に上記棚部の通路および上記支持板の通路にそれぞれ圧入される突起部が形成されていることを特徴とする組立棚。 - 上記組立棚が、幅方向に複数並設される棚板と、上下方向に複数並設される上記支持板とを有し、組立棚の内側に配置される上記棚板と支持板とを十字状に接続する接続部品を有する請求項1記載の組立棚。
- 上記棚板と上記支持板における前後方向の長さが略同一に形成され、外周側に配置される上記接続部品の位置決め部が、各板の前後方向の長さと略同一の長さを有する角柱状に形成されていることにより、上記接続側端面を遮蔽するように構成されている請求項1または2記載の組立棚。
- 上記突起部が圧入される部分の上記棚板及び上記支持板に貫通孔が形成され、この貫通孔と対応して上記突起部に係止部が設けられ、上記貫通孔から差し込まれた固定ピンを上記係止部に係止させることによって、上記棚板の通路内に圧入された上記突起部を固定するように構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載の組立棚。
- 上記組立棚の背面を遮蔽するための背板を有し、上記棚板及び上記支持板の背面側に上記背板を差し込むための溝部が形成され、各溝部に上記背板の周縁を差し込むように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の組立棚。
- 上記支持板における前後方向のいずれか一方の縁部に組立棚を前後方向に連結するための連結孔を有し、上記組立棚が前後方向に重ねて配置された場合に上記組立棚の各連結孔に連結部材を架設して組立棚同士を固定するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の組立棚。
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JP2017012568A (ja) * | 2015-07-02 | 2017-01-19 | 株式会社伸和 | 組立式整理棚 |
KR20190131863A (ko) * | 2018-05-17 | 2019-11-27 | (주)코지텍 | 가구 조립용 조인트 및 이를 이용한 조립식 가구 |
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