JP3028934B2 - パッキン付きキャップおよびその製造方法 - Google Patents
パッキン付きキャップおよびその製造方法Info
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Description
ップおよびその製造方法に関し、特にたとえば、試薬瓶
や水筒などの容器を密閉するためのパッキン付きキャッ
プおよびその製造方法に関する。
しては、たとえば、特開平1−139354号や特公平
2−8572号や特公平4−2412号に開示されたも
のがある。特開平1−139354号には、インナーシ
ール材を内蔵するキャップの製造方法が開示されてい
る。この公報に開示されたインナーシール材は、弾性材
料を含む再封層とガスバリアー性の層を含むメンブレン
層を剥離容易に積層したものである。そして、この公報
では、キャップの成形金型内面で、成形するキャップの
内側となる位置にインナーシール材を載置し、射出成形
することによりインナーシール材を内蔵するキャップを
製造する方法が開示されている。また、特公平2−85
72号では、初めにポリプロプレン樹脂でキャップ本体
に相当する部材を形成し、次に、スチレンポリマーとエ
チレンポリマーとブチレンポリマーとのブロックコポリ
マーを金型内に溶融射出してパッキンに相当する部材を
形成する、2色成形法による複合プラスチック成形品の
製造方法が開示されている。さらに、特公平4−241
2号では、水添ブロック共重合体エラストマーと、ポリ
オレフィン樹脂、ポリスチレン樹脂、およびABS樹脂
から選択される樹脂とを2色射出成形法にて成形する複
層射出成形品について開示されている。
の技術を用いて製造される従来のキャップでは、キャッ
プ本体内のねじ山の位置とパッキンとの位置関係が考慮
されていなかったため、パッキンがキャップ本体に熱融
着する際に、溶融したパッキンがねじ山に流れ出してパ
ッキンが変形してしまうおそれがあった。この場合に
は、容器の密閉機能を十分に果たせなくおそれがあっ
た。また、ねじ山間の谷部がパッキン材料で埋まると、
その部分はねじとしての機能を十分に果たせなくなるた
め、キャップ本体を容器に完全にねじ込むことができな
くなるおそれがあり、この場合にも容器の密閉機能を十
分に果たせなくおそれがある。また、2色射出成形法で
は、成形サイクルが通常の射出成形機よりも遅く、取り
数が少ないという理由や、設備導入コストの削減などの
観点から、2色射出成形機を用いることなく、通常の射
出成形機によってパッキン付きキャップを効率的に生産
する方法が求められた。
器を確実に密閉することができるパッキン付きキャップ
およびその製造方法を提供することである。
キャップは、内壁周面にねじ山を有するキャップ本体、
および少なくとも密閉しようとする容器の開口部を囲む
端縁の外径よりも大きな直径を有する円盤状に形成さ
れ、前記キャップ本体の内天井面の全面に一体的に融着
され、前記キャップ本体を前記容器の開口部を囲む外周
壁に螺着することにより、前記容器の開口部およびそれ
を囲む端縁に密着させて前記容器を密閉するためのパッ
キンを含むパッキン付きキャップであって、前記キャッ
プ本体の内天井面には、前記容器の開口部およびそれを
囲む端縁に対向する全面を露出させつつ前記パッキンを
収納するためのキャビティが形成され、前記キャビティ
は、前記キャップ本体との融着時に溶融した前記パッキ
ンが前記ねじ山間の谷部へ流れ出さないようにするため
に、前記内天井面を前記パッキンの厚みよりも深く凹ま
せて形成され、かつ、前記キャップ本体の内天井面に略
直交する方向へ延び出して前記パッキンおよび容器の開
口部を囲む端縁の周囲を取り囲む囲繞部を有し、前記囲
繞部は、前記キャップ本体の内壁周面からの高さが前記
ねじ山の高さと略同じ高さに形成され、前記キャップ本
体の射出成形と同時に前記パッキンの全周縁部に融着さ
れ、さらに、前記ねじ山は、前記キャップ本体の開口部
近傍から前記囲繞部近傍までにわたって内壁周面に螺旋
状に形成され、しかもその断面形状は、前記キャップ本
体の開口部に対向した側が開口部から内天井へ向かって
斜めにのび、前記内天井に対向した側が前記内壁周面に
略直交する形状に形成された、パッキン付きキャップで
ある。パッキン付きキャップにおいて、パッキンがキャ
ップ本体との融着時にキャビティの外側へ流れ出ると、
キャップ本体の機能が損なわれるおそれがある。すなわ
ち、キャップ本体をたとえば容器の開口部を囲む首部の
外周壁に嵌合して取り付けようとする際にキャップ本体
と容器の首部に取り付けにくくなるなどし、その結果、
パッキンと容器の開口部を囲む端縁との密着が悪くな
り、液漏れなどの不都合をおこすおそれがある。しか
し、この発明のパッキン付きキャップでは、パッキンが
キャップ本体との融着時にキャビティの外側へ流れ出る
ことが防止されるため、キャップ本体の機能が損なわれ
ず、キャップ本体をたとえば容器の首部に対して所定の
状態で確実に取り付けることができる。そのため、容器
の首部の開口部を囲む端縁とパッキンとが十分に密着
し、容器の密閉が確実に行われる。しかも、融着時にキ
ャビティ外へ一部が流れ出ることによるパッキンの変形
が完全に防止されるため、パッキン付きキャップの使用
時に容器を確実に密閉することができる。
プでは、パッキンがキャップ本体との融着時にねじ山間
の谷部へ流れ出ることが完全に防止されるため、キャッ
プ本体の内壁周面に形成されたねじの機能が損なわれ
ず、キャップ本体を容器に対して完全にねじ込むことが
でき、確実に螺着させることができる。その結果、容器
の開口部およびそれを囲む端縁とパッキンとが十分に密
着し、容器が確実に密閉される。しかも、融着時にねじ
山間の谷部に一部が流れ出ることによるパッキンの変形
が完全に防止されるため、パッキン付きキャップの使用
時に容器を確実に密閉することができる。さらに、パッ
キンは、少なくとも密閉しようとする容器の開口部を囲
む端縁の外径よりも大きな直径を有する円盤状に形成さ
れるので、容器の開口部およびそれを囲む端縁を覆うよ
うにして、容器を確実に密閉することができる。また、
パッキンが円盤状に形成されるので、容器の内容物がパ
ッキン付きキャップの内面においては、パッキンにしか
接触しないため、内容物の衛生性を確保することができ
る。
特にスチレン系熱可塑性エラストマーで形成することに
より、容器の開口部およびそれを囲む端縁の形状に柔軟
に対応して密着する。そのため、中栓を用いなくても容
器から液漏れすることなく、確実に密閉することができ
る。さらに、キャップ本体を熱可塑性エラストマーと融
着しやすい熱可塑性樹脂、たとえばオレフィン系熱可塑
性樹脂で形成し、パッキンをスチレン系熱可塑性エラス
トマーで形成することにより、両者が融着しやすく、一
旦、一体的に融着された後は、容器をたとえばオートク
レーブなどで加熱等しても、キャップ本体とパッキンと
が剥離してしまうような不都合がない。
は、囲繞部がパッキンの厚みよりも厚く形成されている
ので、融着時にパッキンがねじ山間の谷部へ流れ出るこ
とが防止される。しかも、キャップ本体の内壁周面から
の囲繞部の高さがねじ山の高さと略同じ高さに形成され
ているので、パッキン付きキャップを容器に螺着した際
に、容器の開口部を囲む端縁がキャビティの囲繞部にぶ
つかってしまうことがなく、パッキン付きキャップを容
器に完全にねじこんで、容器の開口部およびそれを囲む
端縁とパッキンとを密着させることができる。そして、
パッキン付きキャップを容器に完全に螺着した際には、
容器の開口部を囲む端縁とキャビティの囲繞部内壁面と
の間で弾性を有するパッキンが圧縮され、その復元力に
よりパッキンが容器の開口部を囲む端縁を外側から包む
ようにして密着するので、容器の密閉がより確実に行わ
れることになる。
おいて、パッキンを形成するための熱可塑性エラストマ
ーとしては、スチレンポリマーとブタジエンポリマーと
のブロック共重合体を含むスチレン系熱可塑性エラスト
マーが用いられることが好ましい。このスチレン系熱可
塑性エラストマーは、容器の開口部を密閉するのに好都
合な弾力性を有し、耐熱性や機械的強度にも優れてい
る。しかも、このスチレン系熱可塑性エラストマーは、
無毒であるので、キャップ本体の内天井面の全面にこの
エラストマーでパッキンを形成することにより、収納物
の衛生性が確保され、たとえば飲料水を容器に収納する
際にも問題が生じない。
において、パッキンを形成するための熱可塑性エラスト
マーとしては、スチレンポリマーとエチレンポリマーと
ブチレンポリマーとのブロック共重合体を含むスチレン
系熱可塑性エラストマーが用いられてもよい。このスチ
レン系熱可塑性エラストマーも、容器の開口部を密閉す
るのに好都合な弾力性を有し、耐熱性、耐油性および機
械的強度にも優れている。しかも、このスチレン系熱可
塑性エラストマーは、無毒であり、医療および食品衛生
性に優れているので、キャップ本体の内天井面の全面に
このエラストマーでパッキンを形成することにより、収
納物の衛生性が確保され、たとえば飲料水を容器に収納
する際にも問題が生じない。
において、キャップ本体は、オレフィン系熱可塑性樹脂
としてのポリプロピレンで形成されることが好ましい。
この場合には、キャップ本体として必要な機械的強度を
得ることが可能であり、また、上述のスチレン系熱可塑
性エラストマーとの融着性が良い。
製造方法は、熱可塑性材料をパッキン製造用金型内に溶
融射出成形し円盤状のパッキンを形成するステップと、
前記パッキンを前記パッキン製造法金型内から取り出す
ステップと、前記パッキンをキャップ製造用金型内の雄
型上において、キャップ本体の内天井面となる位置の略
全面に吸引保持するステップと、キャップ本体を形成す
るための熱可塑性樹脂を前記パッキンに対向する雌型の
中心部から前記パッキンへ向けて前記キャップ製造用金
型内に溶融射出成形し、前記パッキンの主面および周縁
部をキャップ本体の内天井面およびそれを囲む囲繞部に
一体的に融着させつつ、キャップ本体を形成するステッ
プと、前記熱可塑樹脂の冷却後、内壁に滑り止め手段を
有する前記雌型を固定した状態で前記雄型を回転させて
引き抜き、前記雌型と前記雄型とを分離して、製品を取
り出すステップとを含む、パッキン付きキャップの製造
方法である。この製造方法によれば、2色射出成形機を
導入することなく、従来からある設備を利用してこの発
明のパッキン付きキャップを製造することができる。ま
た、この製造方法によれば、パッキンをあらかじめ作り
置きすることができるので、良品のみを選別して使用す
ることができる。また、先に製造しておいたパッキンの
上からキャップ本体を形成するので、キャップ本体を形
成してからその内部にパッキンを製造することに比べて
作業性が良い。さらに、パッキンは、キャップ製造用金
型内に吸引保持されるので、熱可塑性樹脂を溶融射出成
形した際に、パッキンが位置ずれしたりすることなく、
所望の位置にパッキンを形成することが確実にできる。
なお、パッキンは、表裏のない形状に形成することが好
ましい。この場合には、パッキンをキャップ製造用金型
内において吸引保持する際に、パッキンの表裏を気にす
る必要がないので、作業性が良くなる。
製造方法において、熱可塑性材料としては、スチレンポ
リマーとブタジエンポリマーとのブロック共重合体を含
むスチレン系熱可塑性エラストマーが用いられることが
好ましい。さらに、この発明のパッキン付きキャップの
製造方法において、熱可塑性材料としては、スチレンポ
リマーとエチレンポリマーとブチレンポリマーとのブロ
ック共重合体を含むスチレン系熱可塑性エラストマーが
用いられてもよい。さらに、この発明のパッキン付きキ
ャップの製造方法において、キャップ本体を形成するた
めの熱可塑性樹脂としては、ポリプロピレンが用いられ
ることが好ましい。
ば、試薬瓶のキャップや水筒のキャップとして利用すれ
ば、液漏れの心配をすることなく、容器を確実に密閉す
ることができる。また、この発明のパッキン付きキャッ
プの製造方法によれば、2色射出成形機を導入すること
なく、通常の射出成形機によって上述のパッキン付きキ
ャップを効率的に製造することができる。そのため、成
形サイクルが早く、製品の取り数を多くすることができ
る。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
キャップの一例を示す断面図である。図2は、図1に示
すパッキン付きキャップの要部拡大断面図である。パッ
キン付きキャップ10は、オレフィン系熱可塑性樹脂で
なる断面凹字形状のキャップ本体12を含む。オレフィ
ン系熱可塑性樹脂としては、たとえば射出成形用のポリ
プロピレンが好ましく、具体的にはたとえば三菱化学株
式会社製のBC4VTが使用できる。キャップ本体12
は、円筒状の側壁部12aと、側壁部12aの一端部に
一体に形成された円盤状の天井部12bを含む。天井部
12bの内側(以下、内天井面という)には、後述する
円盤状のパッキン24を収納するためのキャビティ14
が形成される。キャビティ14は、内天井面の全面を天
井部12bの厚み方向にパッキン24の厚みよりも深く
凹ませて形成される。なお、この例では、キャップ本体
12をオレフィン系熱可塑性樹脂であるポリプロピレン
で形成したが、後述するパッキンの材質と熱融着しやす
く、所定の機械的強度の得られる材質であればこれに限
るものではない。
囲繞部16は、内天井面から略垂直に切り立ってキャッ
プ本体12の開口部へと延び出し、かつキャビティ14
の凹部を取り囲むようにして、キャップ本体12と一体
に形成される。囲繞部16の厚みすなわち内天井面から
の高さは、少なくとも後述するパッキンの厚みより厚く
形成される。これは、融着時に溶融したパッキン24が
ねじ山間の谷部20へ流れ出ることを防止するためであ
る。また、キャップ本体12の内壁周面からの囲繞部1
6の高さは、後述するねじ山18の高さと略同じ高さに
形成される。これは、パッキン付きキャップ10を容器
本体30に螺着した際に、容器本体30の開口部32を
囲む端縁36がキャビティ16の囲繞部18にぶつかっ
てしまうことがなく、パッキン付きキャップ10を容器
本体30に完全にねじこんで、容器本体30の開口部3
2および端縁36とパッキン24とを密着させるためで
ある。つまり、言い換えれば、囲繞部16で囲まれたキ
ャビティ14の内径は、少なくとも、容器本体30の開
口部32を囲む端縁36の外径よりも大きく形成されて
いる。
周面(以下、内壁周面という)には、キャップ本体12
の開口部近傍から囲繞部16の端部近傍まで螺旋状に延
びるねじ山18が形成される。このねじ山18は、断面
形状が、キャップ本体12の開口部に対向した側が開口
部方向から内天井面方向へ斜めに延びる略矩形に形成さ
れる。これは、キャップ本体12を後述する容器本体に
スムースにねじこみやすくするためと、キャップ本体1
2に容器本体から引き抜かれる方向に力が加わった際
に、その力に抗しやすくするためである。また、キャッ
プ本体12の側壁部12aの外側面には、その面を凹ま
せて、図2に破線で図示するように縦方向に線状に延び
る滑り止め部22が複数本形成される。滑り止め部22
は、パッキン付きキャップ10を容器本体に取り付けた
り外したりする際に、使用者の指が滑らないようにする
ためのものである。
は、一方主面の全面を開口部に対して露出させながら、
柔軟性および弾力性を有するスチレン系熱可塑性エラス
トマーでなる平たい円盤状のパッキン24が収納され
る。パッキン24の直径は、キャビティ14の内径と略
同じに形成される。したがって、キャップ本体12の囲
繞部16は、パッキン24の周囲をぐるりと取り囲むこ
とになる。スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、
たとえばスチレンポリマーとブタジエンポリマーとのブ
ロック共重合体を含むものが用いられ、具体的にはたと
えば三菱化学株式会社製のMJ−8305C(登録商
標:ラバロン)が使用できる。また、スチレン系熱可塑
性エラストマーとしては、スチレンポリマーとエチレン
ポリマーとブチレンポリマーとのブロック共重合体を含
むもの、具体的にはたとえば三菱化学株式会社製のMJ
−9300C(登録商標:ラバロン)を用いても同様の
作用効果を得ることができる。パッキン24は、これら
の無毒なエラストマーを用いて円盤状に形成することに
より、容器内部に収容されるたとえば飲料水などが、パ
ッキン付きキャップ10についてはパッキン24にしか
接触しないため、その衛生性を確保できる。なお、パッ
キン24の材質としては、本願の目的とする作用効果の
得られるものであればよく、上述のものに限るものでは
ない。
うとする容器の開口部の外径よりも大きな直径を有する
円盤状に形成され、パッキン24の厚みは、後述する容
器本体の開口部を密閉するのに支障の無い範囲でできる
だけ薄く形成される。パッキン24の他方主面および周
縁部は、図2に示すように、キャップ本体12の内天井
面および囲繞部16の内側面に一体的に融着されてい
る。そのため、一旦成形された後は、オートクレーブな
どで加熱等されてもパッキン24が剥離したりすること
がない。
10の使用状況を示す図解図である。このパッキン付き
キャップ10で密閉される容器は、キャップ本体12と
同じ熱可塑性樹脂で形成されてもよいが、これに限ら
ず、たとえばガラス瓶などでもよい。容器本体30の円
筒状の開口部32を囲む外周壁には、パッキン付きキャ
ップ10を螺着するための螺旋状のねじ山34が形成さ
れる。容器本体30のねじ山34は、パッキン付きキャ
ップ10のねじ山18と対応する形状に形成され、両者
は、雄ねじと雌ねじの作用により螺着される。
に完全にねじ込むことにより、開口部32を囲む端縁3
6が、キャップ本体10の内天井面に設けられた柔軟性
および弾性を有するパッキン24にめり込むような状態
になる。そのため、端縁36の形状に歪み等がある場合
にも、パッキン24はその歪みにフィットして密着す
る。また、このパッキン付きキャップ10では、容器本
体30の端縁36とキャップ本体12の囲繞部16内壁
面との間に僅かな隙間しか形成されないので、端縁36
と囲繞部16内壁面との間でパッキン24が圧縮される
ような状態になり、その復元力によりパッキン24が開
口部32を包み込むような状態になるため、より密閉性
が向上する。
の発明のパッキン付きキャップ10の製造方法の一例に
ついて説明する。図4は、パッキンの成形工程を示す側
面図解図である。図5(A)は、パッキンがキャップ用
金型内に吸引保持される状況を示す側面図解図であり、
図5(B)は、キャップ用金型のパッキン保持面を示す
正面図解図である。図6は、キャップ本体の成形工程を
示す側面図解図である。
造するためには、まず、パッキン24が複数枚製造され
る。この工程は、図4に示すように、2つに分割される
金型40を閉じ合わせ、その内部にゲートGからスチレ
ン系熱可塑性エラストマーが溶融された状態で射出され
る。そして、表裏のない円盤状のパッキン24が製造さ
れる。スチレン系熱可塑性エラストマーとしては、たと
えばスチレンポリマーとブタジエンポリマーとのブロッ
ク共重合体を含むものが用いられる。また、スチレン系
熱可塑性エラストマーとしては、スチレンポリマーとエ
チレンポリマーとブチレンポリマーとのブロック共重合
体を含むものを用いてもよい。そして、冷却固化後、金
型40は分割され、その内部からパッキン24が取り出
される。この工程が複数回繰り返されて、パッキン24
が複数個あらかじめ作り置かれる。2色射出成形法と異
なり、この方法では、あらかじめパッキン24を製造し
ておくので、良品を選別して以下の工程に供することが
でき、キャップ本体12の材料を無駄にすることを防止
できる。
に、キャップ製造用金型50内において、キャップ本体
12の内天井面となる位置に吸引保持される。このキャ
ップ製造用金型50は、たとえば2分割できるよう形成
されており、雄型52および雌型64を含む。雄型52
は、キャップ本体12の主として内側の構造を形成する
ための円柱状の凸部54を含む。円柱状の凸部54の側
部には、キャップ本体12のねじ山18および谷部20
を形成するための螺旋状のねじ形成部56が形成されて
いる。ただし、凸部54の先端部の周囲にはねじ形成部
56は形成されず、キャップ本体12の囲繞部16を形
成するための囲繞部形成部58が形成されている。囲繞
部形成部58は、凸部54の先端部からキャップ本体1
2の囲繞部16の厚みの分だけ円柱状に突出して形成さ
れる。つまり、これは、キャップ本体12の内天井面を
パッキン24の厚みよりも深く凹ませてキャビティ14
を形成するためである。また、凸部54の先端面は、パ
ッキン保持面54aとして平らに仕上げられており、こ
の面においてパッキン24が受けられる。
引保持するための吸引孔60が、図5(A)に示すよう
に、雄型52の表面の凸部54の先端面から、雄型52
の裏面に至るよう内部を貫通して形成される。雄型52
の裏面には、真空吸引装置62が取り付けられ、吸引孔
60に接続される。この吸引孔60は、図5(B)に示
すように平面リング状に形成されている。吸引孔60の
隙間間隔は、たとえば0.03mm程度に形成すること
が好ましい。これは、吸引孔60が大きすぎると溶融し
たパッキン24が吸引孔60へ吸い込まれてしまう不都
合やより大きな吸引力が必要となる不都合があり、一
方、吸引孔60が小さすぎると十分な吸引力が得られな
いからである。また、吸引孔60のリングの直径は、少
なくとも密閉しようとする容器本体30の開口部32の
内口径よりも小さく形成される。これは、溶融したパッ
キン24が吸引された際に吸引孔60に引き込まれて若
干変形するおそれがあり、その部分が容器本体30の開
口部32の端縁36と当接すると、密閉性が保てなくな
るおそれがあるからである。なお、吸引孔60は、上述
のものに限らず、パッキン24と接触する面にたくさん
の細孔のあいている焼結金属あるいはガラスフィルター
を設けて、パッキン24を面で吸引するようにしてもよ
い。
端面に当接されるとともに、吸引孔60を介して真空吸
引装置62により吸引保持される。次に、パッキン24
が吸引保持された状態で、図6に示すように雌型64と
雄型52とが密着され、キャップ製造用金型50が閉め
られる。この雌型64は、キャップ本体12の外側の構
造を形成するためのものである。雌型64の内壁には、
キャップ本体12の滑り止め部22を形成するための滑
り止め形成部66が形成される。滑り止め形成部66
は、雌型64の内壁から突出して形成され、かつ内壁の
円周方向に互いに等間隔をおいて平行に、しかも内壁の
深さ方向に線状に延びるよう形成される。そして、キャ
ップ製造用金型50内にゲートGからキャップ本体12
を形成するためのオレフィン系熱可塑性樹脂を溶融射出
成形される。オレフィン系熱可塑性樹脂としては、たと
えば射出成形用のポリプロピレンが用いられる。キャッ
プ製造用金型50内に射出されたポリプロピレンは高温
であるので、パッキン24の表面は溶融してポリプロピ
レンと一体的に熱融着することになる。このとき囲繞部
形成部58の作用により、囲繞部16が形成されるの
で、溶融したパッキン24の一部がねじ山18間の谷部
20に流れ込むことがない。そして、その後冷却固化す
ることにより、パッキン24をキャップ本体12の内天
井面に一体的に融着されたキャップ本体12が形成され
る。その後、ねじ山18を破壊しないようにするため
に、雌型64を固定した状態で雄型52を回転させなが
らキャップ本体12から引き抜き、雌型62と雄型52
を分割する。この場合、滑り止め形成部66は、たとえ
ば図7に示すように、キャップ本体12の滑り止め部2
2と嵌合した状態なので、キャップ本体12が雄型52
と一緒に回転しないようにする役割を果たす。なお、上
述した構造とは逆に、キャップ本体12の滑り止め部2
2をキャップ本体から突出させて形成するため、滑り止
め形成部66を雌型64の内壁を凹ませて形成してもよ
い。その場合にも、上述と同様の作用を得ることができ
る。なお、滑り止め部22は、キャップ本体12の外周
面に複数本形成されるが、その幅や深さや本数は目的に
応じて適宜に決定すればよい。また、図7は単に嵌合状
態を示すための図解図であり、滑り止め部22の断面形
状はこれに限定されるものではない。すなわち、従来か
ら行われているように、使用者の指先を保護するため
に、滑り止め部22は断面半円形状のような丸みを有す
る形状に形成してもよいのはもちろんのことである。雄
型52と雌型64の分割後、完成したパッキン付きキャ
ップ10が取り出される。なお、この実施形態における
製造方法は、通常の横型の射出成形機を使って製造する
方法について説明したが、これに限らず、たとえば縦型
の射出成形機を使用して同様の方法によりパッキン付き
キャップ10を製造することができる。
導入することなく、従来からある設備を利用してパッキ
ン付きキャップ10を製造することができる。また、パ
ッキン24が表裏のない円盤状に形成されるので、裏表
の向きを気にすることなく作業でき、パッキン24をキ
ャップ製造用金型50内において吸引保持する際の作業
性が良い。さらに、この製造方法によれば、パッキン2
4をあらかじめ作り置きすることができるので、良品の
みを選別して使用することができる。また、先に製造し
ておいたパッキン24の上からキャップ本体12を形成
するので、キャップ本体12を形成してからその内部に
パッキン24を製造することに比べて吸引保持やその位
置決めを行いやすく、作業性が良い。さらに、パッキン
24は、キャップ製造用金型50内に吸引保持されるの
で、オレフィン系熱可塑性樹脂を溶融射出成形した際
に、パッキン24が位置ずれしたりすることなく、確実
に所望の位置にパッキン24を形成することができる。
キン24がスチレン系熱可塑性エラストマーで形成され
ているため、容器本体30の開口部32およびその端縁
36の形状に柔軟に対応して密着する。そのため、中栓
を用いなくても容器から液漏れすることなく、容器を確
実に密閉することができる。また、パッキン24がキャ
ップ本体12との融着時にねじ山18間の谷部20へ一
部が流れ出ることが完全に防止されるため、キャップ本
体12の内壁周面に形成されたねじの機能が損なわれ
ず、キャップ本体12を容器本体30に対して完全にね
じ込むことができ、確実に螺着させることができる。そ
の結果、容器本体30の開口部32の端縁36とパッキ
ン24とが十分に密着し、容器が確実に密閉される。し
かも、融着時にねじ山18間の谷部20に一部が流れ出
ることによるパッキン24の変形が完全に防止されるた
め、パッキン付きキャップ10の使用時に容器を確実に
密閉することができる。さらに、この発明では、オレフ
ィン系熱可塑性樹脂でキャップ本体12が形成され、ス
チレン系熱可塑性エラストマーでパッキン24が形成さ
れているので、両者が融着しやすく、一旦、一体的に融
着された後は、容器をたとえばオートクレーブなどで加
熱等しても、キャップ本体12とパッキン24とが剥離
してしまうような不都合がない。
断面図である。
面図である。
示す図解図である。
吸引保持される状況を示す側面図解図であり、図5
(B)は、キャップ用金型のパッキン保持面を示す正面
図解図である。
る。
の嵌合状態を誇張して示す、キャップ本体の開口部から
内部のキャビティ方向をみた断面図解図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 内壁周面にねじ山を有するキャップ本
体、および少なくとも密閉しようとする容器の開口部を
囲む端縁の外径よりも大きな直径を有する円盤状に形成
され、前記キャップ本体の内天井面の全面に一体的に融
着され、前記キャップ本体を前記容器の開口部を囲む外
周壁に螺着することにより、前記容器の開口部およびそ
れを囲む端縁に密着させて前記容器を密閉するためのパ
ッキンを含むパッキン付きキャップであって、 前記キャップ本体の内天井面には、前記容器の開口部お
よびそれを囲む端縁に対向する全面を露出させつつ前記
パッキンを収納するためのキャビティが形成され、 前記キャビティは、前記キャップ本体との融着時に溶融
した前記パッキンが前記ねじ山間の谷部へ流れ出さない
ようにするために、前記内天井面を前記パッキンの厚み
よりも深く凹ませて形成され、かつ、前記キャップ本体
の内天井面に略直交する方向へ延び出して前記パッキン
および容器の開口部を囲む端縁の周囲を取り囲む囲繞部
を有し、 前記囲繞部は、前記キャップ本体の内壁周面からの高さ
が前記ねじ山の高さと略同じ高さに形成され、前記キャ
ップ本体の射出成形と同時に前記パッキンの全周縁部に
融着され、さらに、 前記ねじ山は、前記キャップ本体の開口部近傍から前記
囲繞部近傍までにわたって内壁周面に螺旋状に形成さ
れ、しかもその断面形状は、前記キャップ本体の開口部
に対向した側が開口部から内天井へ向かって斜めにの
び、前記内天井に対向した側が前記内壁周面に略直交す
る形状に形成された、 パッキン付きキャップ。 - 【請求項2】 前記キャップ本体は、オレフィン系熱可
塑性樹脂で形成され、前記パッキンは、スチレン系熱可
塑性エラストマーで形成される、請求項1に記載のパッ
キン付きキャップ。 - 【請求項3】 前記キャップ本体は、ポリプロピレンで
形成される、請求項2に記載のパッキン付きキャップ。 - 【請求項4】 前記パッキンは、スチレンポリマーとブ
タジエンポリマーとのブロック共重合体を含むスチレン
系熱可塑性エラストマーで形成される、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載のパッキン付きキャップ。 - 【請求項5】 前記パッキンは、スチレンポリマーとエ
チレンポリマーとブチレンポリマーとのブロック共重合
体を含むスチレン系熱可塑性エラストマーで形成され
る、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のパッキ
ン付きキャップ。 - 【請求項6】 熱可塑性材料をパッキン製造用金型内に
溶融射出成形し円盤状のパッキンを形成するステップ、 前記パッキンを前記パッキン製造法金型内から取り出す
ステップ、 前記パッキンをキャップ製造用金型内の雄型上におい
て、キャップ本体の内天井面となる位置の略全面に吸引
保持するステップ、 キャップ本体を形成するための熱可塑性樹脂を前記パッ
キンに対向する雌型の中心部から前記パッキンへ向けて
前記キャップ製造用金型内に溶融射出成形し、前記パッ
キンの主面および周縁部をキャップ本体の内天井面およ
びそれを囲む囲繞部に一体的に融着させつつ、キャップ
本体を形成するステップ、および 前記熱可塑樹脂の冷却
後、内壁に滑り止め手段を有する前記雌型を固定した状
態で前記雄型を回転させて引き抜き、前記雌型と前記雄
型とを分離して、製品を取り出すステップを含む、パッ
キン付きキャップの製造方法。 - 【請求項7】 前記熱可塑性材料としては、スチレンポ
リマーとブタジエンポリマーとのブロック共重合体を含
むスチレン系熱可塑性エラストマーが用いられる、請求
項6に記載のパッキン付きキャップの製造方法。 - 【請求項8】 前記熱可塑性材料としては、スチレンポ
リマーとエチレンポリマーとブチレンポリマーとのブロ
ック共重合体を含むスチレン系熱可塑性エラストマーが
用いられる、請求項6に記載のパッキン付きキャップの
製造方法。 - 【請求項9】 前記キャップ本体は、ポリプロピレンで
形成される、請求項6ないし請求項8のいずれかに記載
のパッキン付きキャップの製造方法。
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10120015A JPH10120015A (ja) | 1998-05-12 |
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