JP3028794B2 - プリント基板イジェクタおよびプリント基板の抜け止め構造 - Google Patents

プリント基板イジェクタおよびプリント基板の抜け止め構造

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JP3028794B2 JP9248881A JP24888197A JP3028794B2 JP 3028794 B2 JP3028794 B2 JP 3028794B2 JP 9248881 A JP9248881 A JP 9248881A JP 24888197 A JP24888197 A JP 24888197A JP 3028794 B2 JP3028794 B2 JP 3028794B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の筐体に
実装されたプリント基板を筐体から引き抜くためにプリ
ント基板に設けられたイジェクタの構造に関し、特に、
プリント基板が筐体から不用意に抜けないようにするた
めの抜け止め構造に関する。
【0002】
【従来の技術】復数枚のプリント基板を筐体内に並列に
挿入して保持する電子機器では、挿入されたプリント基
板の引き抜きを容易にするために、プリント基板のフロ
ント側の両側部にはイジェクタが設けられている。この
種のイジェクタは、中間部がプリント基板に軸支された
レバー形状の部材で構成され、一端部の回動操作により
他端部を筐体の前端部に押圧させ、てこの原理を利用し
てプリント基板を引き抜くものである。
【0003】筐体内でのプリント基板の保持力は、筐体
の背面に設けられたマザーボードのコネクタと、挿入さ
れるプリント基板の後端に設けられたコネクタとの嵌合
力によって与えられるので、挿入されたプリント基板が
衝撃等により抜けるのを防止するための構造がいくつか
提案されている。
【0004】従来のプリント基板の抜け止め構造として
は、例えば、特開平6−97681号公報には、筐体側
に、プリント基板が抜け出る方向へのプリント基板の移
動を阻止するストッパを弾性部材を介して設けるととも
に、プリント基板のイジェクタに、プリント基板を筐体
から引き抜く方向にイジェクタを回動させたときに弾性
部材の付勢力に抗してストッパを変位させるストッパ解
除部を設けた構造や、イジェクタとは別に、筐体に嵌合
するレバーを設けた構造が開示されている。
【0005】また、実開昭63−73986号公報に
は、イジェクタの不用意な動作によるプリント基板の抜
けを防止するために、イジェクタを筐体に接触しない位
置でプリント基板に対して係合する構造が開示されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の抜け止め構造では、以下に示すような問題点が
あった。
【0007】特開平6−97681号公報に開示された
構造では、イジェクタや筐体に、プリント基板の抜け止
めのための機構が必要となり、全体として構造が複雑に
なってしまう。また、実開昭63−73986号公報に
開示された構造では、イジェクタがプリント基板に対し
て係合されることでイジェクタの不用意な動作が防止さ
れるが、イジェクタはプリント基板に対して固定されて
いるだけで筐体に対して固定されているわけではないの
で、輸送時等における振動によりプリント基板が筐体か
ら抜けてしまうおそれがあった。
【0008】そこで本発明は、新規な部品を必要としな
い簡単な構造で、しかも、プリント基板の不用意な抜け
を確実に防止するプリント基板イジェクタおよびプリン
ト基板の抜け止め構造を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のプリント基板イジェクタは、開口を構成する部
材が前面に設けられた筐体に前記開口から挿入されるプ
リント基板の前縁部に中間部が回動自在に軸支された本
体を有するプリント基板イジェクタであって、前記本体
は、一端部が操作部となるとともに、他端部が前記一端
部を手前に引き起こすことにより前記開口を構成する部
材に押圧される作用部となり、前記本体には前記本体の
回動面と垂直な方向に突出する突起が一体的に設けら
れ、前記突起は、前記プリント基板が前記筐体に挿入さ
れて前記操作部が手前に引き起こされた状態から押し込
まれる状態へ前記本体が回動されることによって、前記
筐体とは当接しない位置から前記開口を構成する部材の
裏面に当接する位置へ移動し、かつ、この状態で前記開
口を構成する部材の裏面からの押圧力が加わると、前記
操作部を押し込む向きの回動力を前記本体に作用させる
位置に設けられているものである。
【0010】また、本発明のプリント基板の抜け止め構
造は、筐体内に前面から挿入され前縁部にイジェクタが
回動自在に軸支されたプリント基板の抜けを防止する抜
け止め構造であって、前記筐体の前面には前記プリント
基板が挿入される開口を構成する部材を有し、前記イジ
ェクタは中間部が回動自在に軸支され、一端部が操作部
となり他端部が前記一端部を手前に引き起こすことによ
り前記開口を構成する部材に押圧される作用部となる本
体を有するとともに、前記本体には、前記プリント基板
が前記筐体に挿入されて前記操作部が手前に引き起こさ
れた状態から押し込まれる状態へ前記本体が回動される
ことによって、前記筐体とは当接しない位置から前記開
口を構成する部材の裏面に当接する位置へ移動し、か
つ、この状態で前記開口を構成する部材の裏面からの押
圧力が加わると、前記操作部を押し込む向きの回動力を
前記本体に作用させる位置に、前記本体の回動面とは垂
直な方向に突出する突起が一体的に設けられているもの
である。
【0011】上記のとおり構成された本発明では、操作
部を手前に引き起こした状態でプリント基板を筐体に挿
入していく。プリント基板が筐体に挿入されたら、操作
部を押し込むと、イジェクタの本体に一体的に設けられ
た突起が、筐体の前面の開口を構成する部材の裏面に回
り込んで当接する。これにより、プリント基板は筐体に
対して固定され、筐体からの抜け止めがなされる。プリ
ント基板を筐体から引き抜くときには、押し込められて
いる操作部を手前に引き起こし、作用部を、開口を構成
する部材の前面に押圧させる。これにより、てこの原理
でプリント基板が手前に引き出される。
【0012】しかも、上記突起は、プリント基板が筐体
に挿入されて、開口を構成する部材の裏面に当接した状
態でこの裏面からの押圧力が加わると、操作部を押し込
む向きの回動力を本体に作用させる位置に設けられてい
るので、プリント基板が筐体に固定されている状態でプ
リント基板を引き抜こうとすると、本体には、操作部を
押し込む向きの力が作用する。従って、プリント基板を
引き抜こうとする力により操作部が手前に引き起こされ
ることはない。具体的には、突起が開口を構成する部材
の裏面に当接しているとき、突起の位置が本体の回動軸
よりもプリント基板の幅方向に対して内側に位置するよ
うに突起を設ければよい。
【0013】また、イジェクタの筐体に対する固定を確
実にし、しかもイジェクタの操作性を向上するために、
突起が開口を構成する部材の裏面に当接している位置で
本体とプリント基板とを係合する係合構造を有するもの
とすることが好ましい。さらに、作用部を、プリント基
板が筐体に完全に挿入される前に、開口を構成する部材
に当接するようにすることで、イジェクタの操作を行う
ことなく、プリント基板を筐体に挿入するだけで、操作
部が押し込まれる向きに本体が回動され、プリント基板
は筐体に固定される。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。
【0015】(第1の実施形態)図1は、本発明の第1
の実施形態を示す斜視図である。
【0016】図1に示すように、筐体1は、フロントフ
レーム2、リアフレーム3およびプリント基板10の挿
入をガイドするための複数のガイドレール4等から構成
され、復数枚のプリント基板10を並列に収納できる。
筐体1の背面にはマザーボード5が固定されており、フ
ロントフレーム2側から挿入されたプリント基板10
は、ガイドレール4に案内されて、マザーボード5のコ
ネクタ(不図示)と接続される。プリント基板10のフ
ロント側の両側部には、筐体1に挿入されたプリント基
板10を引き抜くためのイジェクタ11が設けられてい
る。
【0017】また、プリント基板10が挿入される開口
を構成する部材であるフロントフレーム2の前面には、
プリント基板10を挿入するための切り欠き2aが形成
される。これに伴い、フロントフレーム2の前面の切り
欠き2aを除く部分は張り出し部2bとなっている。
【0018】イジェクタ11の構造について、図2を参
照して説明する。
【0019】イジェクタ11は、プリント基板10の上
面に、プリント基板10に固定された回動軸10aによ
って中間部で図示矢印方向に回動自在に軸支されたレバ
ー形状の本体を有し、プリント基板10の幅方向内側で
の端部である一端部がレバー部12となり、他端部がイ
ジェクトアーム部13となっている。イジェクトアーム
部13は、レバー部12を手前側に回動させることによ
って、フロントフレーム2の前面に押圧される位置にあ
る。
【0020】また、イジェクタ11は、イジェクトアー
ム部13とレバー部12との間で、回動軸10aよりも
プリント基板10の奥側に張り出した形状をしている。
この張り出した部分の上面には、イジェクタ11の回動
面と垂直な方向に突出し、かつ、高さがイジェクタ11
の上面と張り出し部2bとの隙間よりも高い突起14が
一体的に設けられている。この突起14は、イジェクタ
11がプリント基板10を引き抜くときの向きとされた
状態ではフロントフレーム2の張り出し部2bよりもプ
リント基板10の幅方向に対して内側に位置するが、プ
リント基板10が筐体1に完全に挿入され、かつイジェ
クタ11がレバー部12を押し込む向きに回動された状
態では、張り出し部1bの背面に当接する位置に設けら
れる。
【0021】次に、本実施形態の動作について、図3〜
図5を参照して説明する。
【0022】まず、図3に示すように、プリント基板1
0をガイドレール4に沿って筐体1に挿入していく。こ
のとき、イジェクタ11は、突起4がフロントフレーム
2aの前面に当接しないように、レバー部12が引か
れ、矢印B方向に回動させた状態としておく。
【0023】プリント基板10が筐体1に完全に挿入さ
れると、図4に示すように、イジェクタ11のイジェク
トアーム部13がフロントフレームの前面に当接す
る。次いで、図5に示すように、レバー部12を押し込
み、イジェクタ11を矢印C方向に回動させる。する
と、突起14はフロントフレーム2の張り出し部2bの
裏面に回り込む。この状態でプリント基板10を引き抜
こうとしても、突起14がフロントフレーム2の裏面に
位置しているので、プリント基板10は筐体1に対して
ロックされ、プリント基板10を筐体1から引き抜くこ
とはできない。
【0024】プリント基板10を筐体1から引き抜く際
には、上述した手順と逆になる。すなわち、イジェクタ
11のレバー部12を引き起こし、図5に示した状態の
イジェクタ11を矢印C方向とは逆の向きに回動させ、
図4に示したように、イジェクトアーム部13をフロン
トフレーム2の前面に当接させる。そして、イジェクタ
11を更に回動させると、イジェクトアーム部13とフ
ロントフレーム2との当接部が支点となって回動軸10
aには手前向きの力が作用する。これによりプリント基
板10とマザーボード5(図1参照)との結合が外れ
る。後は、プリント基板10を手前側に引っ張り、筐体
1から引きぬく。
【0025】このように、イジェクタ11に突起14を
一体的に設けた簡単な構造で、筐体1に対して確実にプ
リント基板10を保持させとができる。しかも、その操
作は、イジェクタ11を回動させるだけの簡単な操作で
よい。
【0026】また、本実施形態では、図5に示すように
プリント基板10を筐体1にロックさせた状態では、突
起14の位置が、回動軸10aの位置よりも、プリント
基板10の幅方向に対して距離dだけ内側に位置するよ
うに突起を設けている。これにより、プリント基板10
がロックされた状態でプリント基板10を引き抜く向き
の力が働くと、突起14には力Fが作用し、これによ
り、イジェクタ11には矢印C方向に回動させる力が働
く。従って、プリント基板10がロックされた状態でプ
リント基板10を引き抜くような力が作用しても、その
力で突起14がフロントフレーム2の張り出し部2bか
ら外れることはなく、イジェクタ11のレバー部12を
引き起こさない限り、プリント基板10のロックは解除
されない。 (第2の実施形態)図6は、本発明の第2の実施形態を
示す要部平面図であり、図7は、図6に示したE−E線
断面図である。
【0027】本実施形態では、イジェクタ21を、プリ
ント基板20を引き抜くときの位置およびプリント基板
20をロックした位置の、2つの位置で保持するための
係合構造が設けられている。その他の構造は第1の実施
形態と同様であるので、以下に、この係合構造について
説明する。
【0028】図6および図7に示すように、プリント基
板20の上面の、イジェクタ21と接する部位には、凸
部20aが形成されている。一方、イジェクタ21の下
面には、この凸部20aが嵌合する2つの凹部21a,
21bが形成されている。
【0029】一方の凹部21aは、図7(a)に示すよ
うに、イジェクタ21がプリント基板20を挿入する状
態の位置(図4に相当する位置)にあるときにプリント
基板20の凸部20aが嵌合する位置に形成されてい
る。他方の凹部21bは、図7(b)に示すように、イ
ジェクタ21がプリント基板20を筐体(不図示)にロ
ックしている状態の位置(図5に相当する位置)にある
ときにプリント基板20の凸部20aが嵌合する位置に
形成されている。また、プリント基板20の凸部20a
の高さは、イジェクタ21が回動する際に凸部20aを
乗り越えることができるような高さとされる。
【0030】上記構成に基づき、プリント基板20を筐
体に挿入するときには、凸部20aを凹部21aに嵌合
させた状態としておく。プリント基板20が筐体に完全
に挿入されたら、イジェクタ21を回動させて、凸部2
0aを凹部21bに嵌合させる。これにより、イジェク
タ21はロック位置に保持される。また、筐体に挿入さ
れたプリント基板20を引き抜く際は、イジェクタ21
を逆向きに回動させることによって凸部20aを凹部2
1aに嵌合させる。そして、イジェクタ21を更に回動
させ、イジェクトアーム部を筐体の前面に押圧させるこ
とによって、プリント基板21を引き抜く。
【0031】以上説明したように、イジェクタ21をプ
リント基板20に対して所定の位置に保持するための係
合構造を設けることで、イジェクタ21の動作を確実に
行うことができ、しかも、イジェクタ21の操作性も向
上したものとなる。特に、イジェクタ2の凹部21b
は、イジェクタ21の不用意な回動による、筐体に対す
るロックの解除を防止する。
【0032】(第3の実施形態)図8は、本発明の第3
の実施形態を示す要部平面図である。
【0033】本実施形態では、イジェクタ31のイジェ
クトアーム部33は、プリント基板30が筐体に完全に
挿入される前にフロントフレーム2の前面に当接するよ
うな形状とされている。その他の構造は第1の実施形態
と同様である。
【0034】このようにイジェクトアーム部33を形成
することで、プリント基板30を筐体に挿入していく
と、その挿入途中でイジェクトアーム部33はフロント
アーム2の前面に当接するが、更にプリント基板30を
挿入すると、イジェクタ31はフロントアーム2に押さ
れて回動軸30aを中心として図示時計回りに回動す
る。これにより、突起34がフロントアーム2の張り出
し部2bの裏面に回り込み、プリント基板30は筐体に
対してロックされる。上述のように本実施形態では、プ
リント基板30を筐体に挿入するだけで、イジェクタ3
1の操作を行うことなく、プリント基板30を筐体にロ
ックさせることができる。
【0035】一方、プリント基板30を筐体から引き抜
く際には、イジェクタ31のレバー部32を引き起こ
す。これにより、突起34によるロックが解除されると
同時に、イジェクトアーム部33がフロントフレーム2
の前面を押圧し、プリント基板30が引き出される。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、プリント
基板に回動自在に軸支されるイジェクタの本体に突起を
設けることで、本体の回動動作だけでプリント基板を筐
体に固定することができる。しかも、本体に突起を設け
るだけでよいので、新規な部品も必要とせず、きわめて
簡単な構成で上記の効果が達成される。
【0037】しかも、開口を構成する部材の裏面に突起
が当接した状態でこの部材からの押圧力が加わると操作
部を押し込む向きの回動力を本体に作用させる位置に突
起を設けることで、プリント基板が筐体に固定されてい
る状態でプリント基板を引き抜く力が働いても、その力
によりプリント基板の固定が解除されるのを防止するこ
とができる。
【0038】さらに、突起が開口を構成する部材の裏面
に当接している位置で本体とプリント基板とを係合する
係合構造を有することで、プリント基板を筐体に固定す
る際のイジェクタの操作性を向上させることができる。
また、作用部を、プリント基板が筐体に完全に挿入され
る前に、開口を構成する部材に当接するようにすること
で、プリント基板を筐体に挿入するだけでプリント基板
を筐体に固定させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示したイジェクタおよびフロントフレー
ム部の拡大斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態でのイジェクタの動作
を説明するための図である。
【図4】本発明の第1の実施形態でのイジェクタの動作
を説明するための図である。
【図5】本発明の第1の実施形態でのイジェクタの動作
を説明するための図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す要部平面図であ
る。
【図7】図6のE−E線断面図であり、(a)はプリン
ト基板の挿入および引き抜き時、(b)はプリント基板
のロック時を示す。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す要部平面図であ
る。
【符号の説明】
1 筐体 2 フロントフレーム 2a 切り欠き 2b 張り出し部 3 リアフレーム 4 ガイドレール 5 マザーボード 10,20,30 プリント基板 10a,30a 回動軸 11,21,31 イジェクタ 12,32 レバー部 13,33 イジェクトアーム部 14,34 突起 20a 凸部 21a,21b 凹部

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を構成する部材が前面に設けられた
    筐体に前記開口から挿入されるプリント基板の前縁部に
    中間部が回動自在に軸支された本体を有するプリント基
    板イジェクタであって、 前記本体は、一端部が操作部となるとともに、他端部が
    前記一端部を手前に引き起こすことにより前記開口を構
    成する部材に押圧される作用部となり、前記本体には前
    記本体の回動面と垂直な方向に突出する突起が一体的に
    設けられ、 前記突起は、前記プリント基板が前記筐体に挿入されて
    前記操作部が手前に引き起こされた状態から押し込まれ
    る状態へ前記本体が回動されることによって、前記筐体
    とは当接しない位置から前記開口を構成する部材の裏面
    に当接する位置へ移動し、かつ、この状態で前記開口を
    構成する部材の裏面からの押圧力が加わると、前記操作
    部を押し込む向きの回動力を前記本体に作用させる位置
    に設けられているプリント基板イジェクタ。
  2. 【請求項2】 前記突起は、前記突起が前記開口を構成
    する部材の裏面に当接しているとき、前記突起の位置が
    前記本体の回動軸よりも前記プリント基板の幅方向に対
    して内側に位置するように設けられている請求項1に記
    載のプリント基板イジェクタ。
  3. 【請求項3】 前記作用部は、前記プリント基板が前記
    筐体に完全に挿入される前に前記開口を構成する部材に
    当接する請求項1または2に記載のプリント基板イジェ
    クタ。
  4. 【請求項4】 筐体内に前面から挿入され前縁部にイジ
    ェクタが回動自在に軸支されたプリント基板の抜けを防
    止する抜け止め構造であって、 前記筐体の前面には前記プリント基板が挿入される開口
    を構成する部材を有し、 前記イジェクタは中間部が回動自在に軸支され、一端部
    が操作部となり他端部が前記一端部を手前に引き起こす
    ことにより前記開口を構成する部材に押圧される作用部
    となる本体を有するとともに、 前記本体には、前記プリント基板が前記筐体に挿入され
    前記操作部が手前に引き起こされた状態から押し込ま
    れる状態へ前記本体が回動されることによって 前記筐
    体とは当接しない位置から前記開口を構成する部材の裏
    面に当接する位置へ移動し、かつ、この状態で前記開口
    を構成する部材の裏面からの押圧力が加わると、前記操
    作部を押し込む向きの回動力を前記本体に作用させる
    置に、前記本体の回動面とは垂直な方向に突出する突起
    が一体的に設けられている、プリント基板の抜け止め構
    造。
  5. 【請求項5】 前記突起は、前記突起が前記開口を構成
    する部材の裏面に当接しているとき、前記突起の位置が
    前記本体の回動軸よりも前記プリント基板の幅方向に対
    して内側に位置するように設けられている請求項4に記
    載のプリント基板の抜け止め構造。
  6. 【請求項6】 前記作用部は、前記プリント基板が前記
    筐体に完全に挿入される前に前記開口を構成する部材に
    当接する請求項4または5に記載のプリント基板の抜け
    止め構造。
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