JP2004016332A - スライドレールの抜け止め解除用操作レバー構造 - Google Patents
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Abstract
【構成】このため、スライドレールを、収納枠の枠側レール部と、収納ボックスに取り付けられ枠側レール部に対してスライド移動自在なボックス側レール部とを有する構成とし、両レール部間に抜け止め手段を設け、ボックス側レール部に回動自在に抜け止め解除用操作レバーを設け、抜け止め手段を、枠側レール部の一方の縁部側の抜け止め突起と、前記操作レバーの係合爪とを有する構成とし、前記操作レバーに、第1、第2レバー部材と連結部と第1、第2接触面部とを設け、ボックス側レール部の一方の縁部側に移動規制部材を設け、係合方向に前記操作レバーを付勢力する付勢手段を設けている。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
この発明はスライドレールの抜け止め解除用操作レバー構造に係り、特に収納枠から収納ボックスを分離させる際の抜け止め解除用操作レバーの操作方向を限定する必要がなく、抜け止め解除を行う際の操作性を向上し得るスライドレールの抜け止め解除用操作レバー構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
書類を収納するための金属製書類収納箱、いわゆる収納ケースがある。例えば、この収納ケースは、収納枠と収納ボックスとからなり、収納枠と収納ボックスとをスライドレールによって連絡し、収納枠に対して収納ボックスを接離方向にスライド移動可能とし、収納ボックス内から書類の取り出し、あるいは収納を容易化している。
【0003】
また、スライドレールに関しては、実公平5−13223号公報や特開平6−169823号公報に開示されるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来のスライドレール102においては、図20に示す如く、収納枠(図示せず)に連絡する枠側レール部104と、収納ボックス(図示せず)に取り付けられるとともに前記枠側レール部104に対してスライド移動自在に設けられるボックス側レール部106とを有し、枠側レール部104とボックス側レール部106との間にこれらのレール部の抜け止めを果たす抜け止め手段108を設けている。
【0005】
この抜け止め手段108は、枠側レール部104に設けられる抜け止め突起112と、この抜け止め突起112に係合して抜け止めを果たすべく、例えば抜け止め解除用操作レバー110に設けられる係合爪114とからなり、抜け止め解除の際には、抜け止め解除用操作レバー110を操作して抜け止め突起112と係合爪114との係合を解除している。
【0006】
なお、前記抜け止め手段108としては、上述のレバー式以外にも、スイッチ式のものもあるが、この発明が抜け止め解除用操作レバー構造に関するものであることにより、スイッチ式のものの説明は省略する。
【0007】
そして、前記抜け止め解除用操作レバー110によって抜け止め解除を行うことにより、収納枠から収納ボックスを分離させることができ、収納ボックスを任意の箇所に搬送可能とする。
【0008】
しかし、従来の抜け止め解除用操作レバーにおいては、抜け止め解除用操作レバーの抜け止め解除方向が一方向となっている。
【0009】
つまり、収納ボックスの両側にスライドレールを配設した際に、抜け止め解除を行うために、操作レバーを上方向、あるいは下方向に操作する必要がある。
【0010】
このとき、左右に位置する抜け止め解除用操作レバーの抜け止め解除方向は、収納ボックスの両側に配設されるスライドレールの構造によって相違する。すなわち、例えば両側に同一構成部品を使用する場合は、左右の抜け止め解除用操作レバーの操作方向が逆方向となるとともに、両側に対称構成部品を使用する場合は、左右の抜け止め解除用操作レバーの操作方向が同方向となる。
【0011】
この結果、収納枠から収納ボックスを分離させる際に、抜け止め解除用操作レバーの操作方向が限定されることとなり、抜け止め解除を行う際の操作性が悪く、実用上不利であるという不都合がある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、収納枠と収納ボックスとを連絡し、前記収納枠に対して収納ボックスを接離方向にスライド移動可能としたスライドレールにおいて、このスライドレールを、前記収納枠に連絡する枠側レール部と、前記収納ボックスに取り付けられるとともに前記枠側レール部に対してスライド移動自在に設けられるボックス側レール部とを有する構成とし、前記枠側レール部とボックス側レール部との間にこれらのレール部の抜け止めを果たす抜け止め手段を設けるとともに、前記ボックス側レール部に回動自在に取り付けられる抜け止め解除用操作レバーを設け、前記抜け止め手段を、前記枠側レール部の一方の縁部側に設けられる抜け止め突起と、この抜け止め突起に係合して抜け止めを果たすべく前記抜け止め解除用操作レバーに設けられる係合爪とを有する構成とし、抜け止め解除用操作レバーに、一端が回動自在に取り付けられる回動軸側の第1レバー部材と、この第1レバー部材の他端に接続される第2レバー部材と、前記第1レバー部材に第2レバー部材を揺動自在に接続する連結部と、この連結部の形成位置に対して第1レバー部材の前記枠側レール部の他方の縁部側に形成した第1接触面部と、この第1接触面部に接触すべく第2レバー部材の前記枠側レール部の他方の縁部側に形成した第2接触面部とを設け、前記ボックス側レール部の一方の縁部側に第2レバー部材の途中部位の移動を規制する移動規制部材を設けるとともに、前記抜け止め突起に係合爪を係合させるべく係合方向に抜け止め解除用操作レバーを付勢力する付勢手段を設け、前記抜け止め解除用操作レバーの第2レバー部材を移動規制部材側に操作すると、第2レバー部材は移動規制部材に接触してこれを支点として揺動し、この動作は前記連結部を介して第1レバー部材に伝達され、前記抜け止め突起と係合爪との係合を解除するとともに、前記抜け止め解除用操作レバーの第2レバー部材を移動規制部材と逆方向側に操作すると、第2レバー部材の第2接触面部が第1レバー部材の第1接触面部に接触衝突して、第1レバー部材と第2レバー部材が同方向に一体的な回動をし、前記抜け止め突起と係合爪との係合を解除する構成としたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
上述の如く発明したことにより、抜け止め解除用操作レバーの第2レバー部材を移動規制部材側に操作すると、第2レバー部材は移動規制部材に接触してこれを支点として揺動し、この動作は前記連結部を介して第1レバー部材に伝達され、前記抜け止め突起と係合爪との係合を解除するとともに、前記抜け止め解除用操作レバーの第2レバー部材を移動規制部材と逆方向側に操作すると、第2レバー部材の第2接触面部が第1レバー部材の第1接触面部に接触衝突して、第1レバー部材と第2レバー部材が同方向に一体的な回動をし、前記抜け止め突起と係合爪との係合を解除し、収納枠から収納ボックスを分離させる際の抜け止め解除用操作レバーの操作方向が限定されることがなく、任意の方向に抜け止め解除用操作レバーを操作しても、抜け止め手段の抜け止め突起と係合爪との係合を解除でき、抜け止め解除を行う際の操作性を向上している。
【0014】
【実施例】
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
【0015】
図1〜図8はこの発明の第1実施例を示すものである。図1〜図4において、2は例えば金属製のスライドレールである。
【0016】
このスライドレール2は、図示しない収納枠と図示しない収納ボックスとを連絡し、前記収納枠に対して収納ボックスを接離方向にスライド移動可能としている。
【0017】
つまり、収納枠及び収納ボックスは書類あるいはその他の物の収納に利用され、収納枠を金属製あるいは木製等の材料を使用して形成し、収納枠の収納開口部位に金属製あるいは木製等の材料を使用して形成した収納ボックスを挿脱する際に、収納ボックスのスライド移動を前記スライドレール2によって可能とするとともに、収納ボックスの脱落を防止するために後述する抜け止め手段8を設けている。
【0018】
前記スライドレール2を、図1(b)及び図1(c)に示す如く、前記収納枠に連絡し、且つスライドレール2の外側部位を構成する枠側レール部4と、前記収納ボックスに取り付けられるとともに、スライドレール2の内側部位を構成し、前記枠側レール部4に対してスライド移動自在に設けられるボックス側レール部6と、前記枠側レール部4とボックス側レール部6間に配設され、ボックス側レール部6のスライド移動を円滑とすべく、必要に応じて設けられる図示しないベアリング手段とを有する構成とする。
【0019】
また、前記枠側レール部4とボックス側レール部6との間に、これらのレール部の抜け止めを果たす抜け止め手段8を設けるとともに、前記ボックス側レール部6に回動自在に取り付けられる抜け止め解除用操作レバー10を設ける。
【0020】
そして、前記抜け止め手段8を、前記枠側レール部4の一方、例えば図1〜図4において上方の縁部4a側に設けられる抜け止め突起12と、この抜け止め突起12に係合してボックス側レール部6の抜け止めを果たすべく、前記抜け止め解除用操作レバー10に設けられる係合爪14とを有する構成とする。このとき、抜け止め突起12は、図1に示す如く、本体部11に一体成形されるとともに、この本体部11には、前記枠側レール部4の一方である上方の縁部4a側に本体部11を固定するための取付孔13が、必要に応じて設けられる。なお、前記本体部11の固定方策に際しては、本体部11に形成する挿入突起と枠側レール部4側に設けられる嵌合孔部との組み合わせ等も考えられる。
【0021】
すなわち、前記抜け止め解除用操作レバー10を構成する第1レバー部材16と第2レバー部材18との上端側位置の相違、つまり第1レバー部材16に対して第2レバー部材18の上端側位置を低くすることにより、突出する第1レバー部材16の上端側に前記係合爪14が現出されることとなる。
【0022】
そして、この係合爪14から第1レバー部材16の一端の回動軸20側に向かって、第1レバー部材16の上端側に案内斜面部22を形成している。この案内斜面部22は、前記枠側レール部4にボックス側レール部6を挿入する際に、抜け止め突起12の端部に接触しても、第1レバー部材16の回動動作と抜け止め突起12の端部に形成した切除部12cとが相まって接触を緩和し、円滑な挿入動作を確保するものである。
【0023】
更に、前記抜け止め解除用操作レバー10に、一端が回動自在に取り付けられる回動軸20側の前記第1レバー部材16と、この第1レバー部材16の他端に接続される前記第2レバー部材18と、前記第1レバー部材16に第2レバー部材18を揺動自在に接続する薄肉状の連結部24と、この連結部24の形成位置に対して第1レバー部材16の前記枠側レール部4の他方、例えば図1〜図4において下方の縁部4b側(ボックス側レール部6の下方の縁部6b側でもある)に形成した第1接触面部26と、この第1接触面部26に接触すべく第2レバー部材18の前記枠側レール部4の他方である下方の縁部4b側(ボックス側レール部6の下方の縁部6b側でもある)に形成した第2接触面部28とを設ける。
【0024】
そしてこのとき、前記抜け止め解除用操作レバー10を、合成樹脂や金属等の材料により平板状に一体的に形成し、図8に示す如く、上下方向に指向する連結部24の両側に肉盗み用の第1、第2凹部30、32を形成する。
【0025】
更にまた、前記ボックス側レール部6の一方である上方の縁部6a側に第2レバー部材18の途中部位の移動を規制する断面円形状あるいは断面円弧状の移動規制部材34を設けるとともに、前記抜け止め突起12に係合爪14を係合させるべく係合方向に抜け止め解除用操作レバー10を付勢力する付勢手段36を設ける。
【0026】
つまり、前記付勢手段36も前記抜け止め解除用操作レバー10と一体的に形成するとともに、第1レバー部材16の回動軸20側且つ下端側から斜め下方へ第2レバー部材18側に延びる腕部材によって形成する。
【0027】
そして、抜け止め解除用操作レバー10の取付時に、前記第2レバー部材18の下方の縁部4bを付勢手段36によって押圧し、第2レバー部材18の途中部位を前記移動規制部材34に押し付けて第2レバー部材18の途中部位の移動を規制し、第1レバー部材16の第1接触面部26と第2レバー部材18の第2接触面部28とを接触させるとともに、前記抜け止め手段8の抜け止め突起12に係合爪14を係合させるべく係合方向に抜け止め解除用操作レバー10を付勢力するものである。
【0028】
なお、前記抜け止め解除用操作レバー10の座面損傷に関して追記すると、図5及び図6に示す如く、抜け止め解除用操作レバー10には、回転軸20に掛かる曲げモーメントf1やリフト荷重f2、係合爪14から入る衝突荷重f3等が作用し、抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16から回転軸20の中心までの距離をL1とした場合に、距離Lを大とすることによって抜け止め解除用操作レバー10の座面損傷は発生し難くなる。
【0029】
次に作用を説明する。
【0030】
先ず、前記抜け止め解除用操作レバー10をボックス側レール部6内に取り付ける際には、図1(a)に示す如く、前記付勢手段36の付勢力に抗して、付勢手段36を前記第2レバー部材18の下方の縁部6bに取り付けるとともに、第2レバー部材18を回動させて第2レバー部材18の途中部位を前記移動規制部材34に押し付ける(図2参照)。
【0031】
つまり、前記抜け止め解除用操作レバー10は、ボックス側レール部6の両縁部6a、6b内において、一方に係合爪14が配置されるとともに、他方に付勢手段36が配置されるように回動軸20で回動自在に固定される。
【0032】
そしてこのとき、前記抜け止め解除用操作レバー10は、回動軸20が収納枠側に配置されるとともに、第2レバー部材18が引き出し側である収納ボックス側に配置され、また、第2レバー部材18は、前記移動規制部材34を介して係合爪14が解除される側に配置される。
【0033】
その後、前記抜け止め解除用操作レバー10を取り付けたボックス側レール部を必要に応じて設けられるベアリング手段を介して枠側レール部4に組み込む際には、枠側レール部4の内面に固着された抜け止め手段8の抜け止め突起12を、第1レバー部材16の上端側の案内斜面22で付勢手段36の付勢力に抗して付勢手段36を圧縮しつつ進入する。前記第1レバー部材16の係合爪14が抜け止め手段8の抜け止め突起12を通り抜けると、係合爪14は付勢手段36の付勢力によってボックス側レール部6の上方の縁部6aに押圧される(図2参照)。
【0034】
そして、前記抜け止め解除用操作レバー10の第2レバー部材18を移動規制部材34側、例えば図3において上方の縁部4a、6a側に操作する際には、第2レバー部材18は移動規制部材34に接触してこれを支点として揺動し、この動作は前記連結部24を介して第1レバー部材16に伝達され、回転軸20を中心として抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16を時計回りに回動させ、前記抜け止め手段8の抜け止め突起12と係合爪14との係合を解除する。
【0035】
また、前記抜け止め解除用操作レバー10の第2レバー部材18を移動規制部材34と逆方向側、例えば図4において下方の縁部4a、6a側に操作する際には、第2レバー部材18の第2接触面部28が第1レバー部材16の第1接触面部26に接触衝突して、第1レバー部材16と第2レバー部材18が同方向、つまり時計回りに一体的な回動をし、前記抜け止め手段8の抜け止め突起12と係合爪14との係合を解除する。
【0036】
前記抜け止め手段8の抜け止め突起12と係合爪14との係合が解除された後には、前記抜け止め解除用操作レバー10を操作した方向に維持しつつ、前記収納ボックスを収納枠から抜き出す。
【0037】
これにより、収納枠から収納ボックスを分離させる際の抜け止め解除用操作レバー10の操作方向が限定されることがなく、任意の方向に抜け止め解除用操作レバー10を操作しても、前記抜け止め手段8の抜け止め突起12と係合爪14との係合を解除することができ、抜け止め解除を行う際の操作性を向上し得て、実用上有利である。
【0038】
また、前記抜け止め解除用操作レバー10を、合成樹脂や金属等の材料により平板状に一体的に形成することにより、鋳抜き作業によって、抜け止め解除用操作レバー10を容易に形成でき、製造コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利である。
【0039】
更に、この第1実施例においては、上下方向に指向する前記連結部24の両側に肉盗み用の第1、第2凹部30、32を形成したが、図9及び図10に示す如く、水平方向に指向する連結部42を形成し、この連結部42の下側に肉盗み用の凹部44を形成することも可能である。
【0040】
更にまた、後述の第3実施例にて説明する形状のように、すなわち図11及び図12に示す如く、抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16の第1接触面部62と第2レバー部材18の第2接触面部64との接触位置を回動軸20側へ変位させる構成とし、上下方向に指向する前記連結部24の一側、つまり第1レバー部材16と第2レバー部材18間に肉盗み用の凹部46を形成することも可能である。
【0041】
図13及び図14はこの発明の第2実施例を示すものである。この第2実施例において、上述第1実施例のものと同一機能を果たす箇所には、同一符号を付して説明する。
【0042】
上述第1実施例においては、前記付勢手段36を、抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16の回動軸20側且つ下端側から斜め下方へ第2レバー部材18側に延びる腕部材によって形成したが、この第2実施例の特徴とするところは、付勢手段52を、抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16の回動軸20から外側方向に延びる腕部材によって形成する構成とした点にある。
【0043】
すなわち、図13に示す如く、抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16の回動軸20から外側方向、つまり図13の左側方向に延びる腕部材によって付勢手段52を平板状に一体的に形成する。
【0044】
そしてこのとき、この付勢手段52を、抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16の回動軸20から外側方向に延びる腕部54と、腕部54の端部に形成されるくちばし部56と、このくちばし部56の上面に形成される付勢側案内斜面部58とを有する構成とする。
【0045】
この付勢側案内斜面部58は、図13に示す如く、前記枠側レール部4にボックス側レール部6を挿入する際に、抜け止め突起12の端部に接触しても、付勢手段52の腕部54の弾性変形と抜け止め突起12の端部に形成した切除部12cとが相まって接触を緩和し、円滑な挿入動作を確保するものである
【0046】
さすれば、前記付勢手段52を抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16の回動軸20から外側方向に延びる腕部材によって形成することにより、抜け止め解除用操作レバー10を長尺形状とすることができ、細いスライドレールに対応可能となり、汎用性が大となって、使い勝手を向上し得る。
【0047】
また、図14に示す如く、前記抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16から回転軸20の中心までの距離を、大なるL2としたことにより、抜け止め解除用操作レバー10の座面損傷を発生し難くすることができるものである。
【0048】
更に、上述第1実施例のものと同様に、収納枠から収納ボックスを分離させる際の抜け止め解除用操作レバー10の操作方向が限定されることがなく、任意の方向に抜け止め解除用操作レバー10を操作しても、前記抜け止め手段8の抜け止め突起12と係合爪14との係合を解除することができ、抜け止め解除を行う際の操作性を向上し得て、実用上有利である。
【0049】
更にまた、前記抜け止め解除用操作レバー10を、合成樹脂や金属等の材料により平板状に一体的に形成することにより、上述第1実施例のものと同様に、鋳抜き作業によって、抜け止め解除用操作レバー10を容易に形成でき、製造コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利である。
【0050】
図15〜図19はこの発明の第3実施例を示すものである。
【0051】
この第3実施例の特徴とするところは、抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16の第1接触面部62と第2レバー部材18の第2接触面部64との接触位置を、回動軸20側へ変位させる構成とした点にある。
【0052】
すなわち、前記抜け止め解除用操作レバー10において、図15〜図19に示す如く、第1レバー部材16の第1接触面部62を、連結部24の下方部位から回動軸20側へ、例えば付勢手段36の中間部位まで変位させて形成するとともに、この第1接触面部62に対峙するように、第2レバー部材18の第2接触面部64を形成し、第1レバー部材16の第1接触面部62と第2レバー部材18の第2接触面部64との接触する点である反力支点を鉤状とする。
【0053】
そして、図16に示す如く、前記抜け止め解除用操作レバー10のP方向に掛かる付勢手段36の荷重反力を、前記連結部24の引張方向となるように変更するものである。
【0054】
このとき、前記第1レバー部材16の第1接触面部62及び前記第2レバー部材18の第2接触面部64を連結部24に対して直交する位置に配置して反力支点を鉤状とすることにより、図13に示す如く、第2レバー部材18を時計回り方向に荷重したとき、付勢手段36から受ける反力は、連結部の引張方向になるため、回動に際して連結部24の変形による過大振れが防止され、安定した解除角が保証される。
【0055】
また、上述第1及び第2実施例においては、移動規制部材をスライドレール2のボックス側レール部6に形成したが、前記第2レバー部材18からボックス側レール部6側に突出する突起状の移動規制部材66を形成するとともに、この移動規制部材66に対応するボックス側レール部6に、移動規制部材66の移動を許容する長孔68を形成する。
【0056】
つまり、第2レバー部材18の第2接触面部64が第1レバー部材16の第1接触面部62に接触衝突して、第1レバー部材16と第2レバー部材18とが同方向に一体的な回動をさせる側には、前記長孔68と突起状の移動規制部材66とはゆとりを持ち、その逆方向に回動する場合には、長孔68が突起状の移動規制部材66を受け止めて支点となる機能を有している。
【0057】
さすれば、前記抜け止め解除用操作レバー10の第1レバー部材16の第1接触面部62と第2レバー部材18の第2接触面部64との接触位置を回動軸20側へ変位させたことにより、前記抜け止め解除用操作レバー10のP方向に掛かる付勢手段36の荷重反力を前記連結部24の引張方向となるように変更することができ、連結部24の必要強度を低減させることができるとともに、前記抜け止め解除用操作レバー10を枠側レール部4の他方側に操作する際の解除操作が確実なものとなり、実用上有利である。
【0058】
また、上述第1及び第2実施例のものと同様に、収納枠から収納ボックスを分離させる際の抜け止め解除用操作レバー10の操作方向が限定されることがなく、任意の方向に抜け止め解除用操作レバー10を操作しても、前記抜け止め手段8の抜け止め突起12と係合爪14との係合を解除することができ、抜け止め解除を行う際の操作性を向上し得て、実用上有利である。
【0059】
更に、前記抜け止め解除用操作レバー10を、合成樹脂や金属等の材料により平板状に一体的に形成することにより、上述第1及び第2実施例のものと同様に、鋳抜き作業によって、抜け止め解除用操作レバー10を容易に形成でき、製造コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利である。
【0060】
なお、この発明は上述第1〜第3実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0061】
例えば、この発明の第1実施例においては、前記抜け止め解除用操作レバーを、合成樹脂や金属等の材料により一体的に形成する構成としたが、第1、第2レバー部材を夫々別体に形成し、別体に形成した第1、第2レバー部材をヒンジ(「蝶番」ともいう)で接続し、この接続部位を連結部とする特別構成とすることも可能である。
【0062】
また、この発明の第1実施例においては、前記抜け止め解除用操作レバーを、2つの第1、第2レバー部材を有する構成としたが、3つ以上のレバー部材を組み合わせる特別構成とすることも可能である。
【0063】
【発明の効果】
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、収納枠と収納ボックスとを連絡し、収納枠に対して収納ボックスを接離方向にスライド移動可能としたスライドレールにおいて、スライドレールを、収納枠に連絡する枠側レール部と、収納ボックスに取り付けられるとともに枠側レール部に対してスライド移動自在に設けられるボックス側レール部とを有する構成とし、枠側レール部とボックス側レール部との間にこれらのレール部の抜け止めを果たす抜け止め手段を設けるとともに、ボックス側レール部に回動自在に取り付けられる抜け止め解除用操作レバーを設け、抜け止め手段を、枠側レール部の一方の縁部側に設けられる抜け止め突起と、抜け止め突起に係合して抜け止めを果たすべく抜け止め解除用操作レバーに設けられる係合爪とを有する構成とし、抜け止め解除用操作レバーに、一端が回動自在に取り付けられる回動軸側の第1レバー部材と、第1レバー部材の他端に接続される第2レバー部材と、第1レバー部材に第2レバー部材を揺動自在に接続する連結部と、連結部の形成位置に対して第1レバー部材の枠側レール部の他方の縁部側に形成した第1接触面部と、第1接触面部に接触すべく第2レバー部材の枠側レール部の他方の縁部側に形成した第2接触面部とを設け、ボックス側レール部の一方の縁部側に第2レバー部材の途中部位の移動を規制する移動規制部材を設けるとともに、抜け止め突起に係合爪を係合させるべく係合方向に抜け止め解除用操作レバーを付勢力する付勢手段を設け、抜け止め解除用操作レバーの第2レバー部材を移動規制部材側に操作すると、第2レバー部材は移動規制部材に接触してこれを支点として揺動し、この動作は連結部を介して第1レバー部材に伝達され、抜け止め突起と係合爪との係合を解除するとともに、抜け止め解除用操作レバーの第2レバー部材を移動規制部材と逆方向側に操作すると、第2レバー部材の第2接触面部が第1レバー部材の第1接触面部に接触衝突して、第1レバー部材と第2レバー部材が同方向に一体的な回動をし、抜け止め突起と係合爪との係合を解除する構成としたので、収納枠から収納ボックスを分離させる際の抜け止め解除用操作レバーの操作方向が限定されることがなく、任意の方向に抜け止め解除用操作レバーを操作しても、前記抜け止め手段の抜け止め突起と係合爪との係合を解除することができ、抜け止め解除を行う際の操作性を向上し得て、実用上有利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を示し、(a)は抜け止め解除用操作レバーの概略説明図、(b)は抜け止め解除用操作レバーの概略断面図、(c)は(a)におけるFc1−Fc1線による断面図である。
【図2】抜け止め解除用操作レバーの取付時の概略説明図である。
【図3】抜け止め解除用操作レバーを上方に操作した際の概略説明図である。
【図4】抜け止め解除用操作レバーを下方に操作した際の概略説明図である。
【図5】抜け止め解除用操作レバーを示し、(a)は取付時の荷重状態の概略説明図、(b)は概略断面図である。
【図6】抜け止め解除用操作レバーの回動中心部位の概略拡大断面図である。
【図7】抜け止め解除用操作レバーの動作状態を示す図である。
【図8】抜け止め解除用操作レバーの概略図である。
【図9】この発明の第1実施例の第1の改良例を示す抜け止め解除用操作レバーの動作状態を示す図である。
【図10】抜け止め解除用操作レバーの概略図である。
【図11】この発明の第1実施例の第2の改良例を示す抜け止め解除用操作レバーの動作状態を示す図である。
【図12】抜け止め解除用操作レバーの概略図である。
【図13】この発明の第2実施例を示す抜け止め解除用操作レバーの取付時の概略説明図である。
【図14】抜け止め解除用操作レバーを示し、(a)は取付時の荷重状態の概略説明図、(b)は概略断面図である。
【図15】この発明の第3実施例を示す抜け止め解除用操作レバーの動作状態を示す図である。
【図16】抜け止め解除用操作レバーの概略図である。
【図17】図13のF15−F15線による断面図である。
【図18】抜け止め解除用操作レバーの背面図である。
【図19】図13の矢視F17部分の概略拡大図である。
【図20】この発明の従来技術を示すスライドレールの概略組付斜視図である。
【符号の説明】
2 スライドレール
4 枠側レール部
6 ボックス側レール部
8 抜け止め手段
10 抜け止め解除用操作レバー
12 抜け止め突起
14 係合爪
16 第1レバー部材
18 第2レバー部材
20 回動軸
22 案内斜面部
24 連結部
26 第1接触面部
28 第2接触面部
30、32 逃げ用第1、第2凹部
34 移動規制部材
36 付勢手段
Claims (2)
- 収納枠と収納ボックスとを連絡し、前記収納枠に対して収納ボックスを接離方向にスライド移動可能としたスライドレールにおいて、このスライドレールを、前記収納枠に連絡する枠側レール部と、前記収納ボックスに取り付けられるとともに前記枠側レール部に対してスライド移動自在に設けられるボックス側レール部とを有する構成とし、前記枠側レール部とボックス側レール部との間にこれらのレール部の抜け止めを果たす抜け止め手段を設けるとともに、前記ボックス側レール部に回動自在に取り付けられる抜け止め解除用操作レバーを設け、前記抜け止め手段を、前記枠側レール部の一方の縁部側に設けられる抜け止め突起と、この抜け止め突起に係合して抜け止めを果たすべく前記抜け止め解除用操作レバーに設けられる係合爪とを有する構成とし、抜け止め解除用操作レバーに、一端が回動自在に取り付けられる回動軸側の第1レバー部材と、この第1レバー部材の他端に接続される第2レバー部材と、前記第1レバー部材に第2レバー部材を揺動自在に接続する連結部と、この連結部の形成位置に対して第1レバー部材の前記枠側レール部の他方の縁部側に形成した第1接触面部と、この第1接触面部に接触すべく第2レバー部材の前記枠側レール部の他方の縁部側に形成した第2接触面部とを設け、前記ボックス側レール部の一方の縁部側に第2レバー部材の途中部位の移動を規制する移動規制部材を設けるとともに、前記抜け止め突起に係合爪を係合させるべく係合方向に抜け止め解除用操作レバーを付勢力する付勢手段を設け、前記抜け止め解除用操作レバーの第2レバー部材を移動規制部材側に操作すると、第2レバー部材は移動規制部材に接触してこれを支点として揺動し、この動作は前記連結部を介して第1レバー部材に伝達され、前記抜け止め突起と係合爪との係合を解除するとともに、前記抜け止め解除用操作レバーの第2レバー部材を移動規制部材と逆方向側に操作すると、第2レバー部材の第2接触面部が第1レバー部材の第1接触面部に接触衝突して、第1レバー部材と第2レバー部材が同方向に一体的な回動をし、前記抜け止め突起と係合爪との係合を解除する構成としたことを特徴とするスライドレールの抜け止め解除用操作レバー構造。
- 前記抜け止め解除用操作レバーは、第1レバー部材の第1接触面部と第2レバー部材の第2接触面部との接触位置を、回動軸側へ変位させたことを特徴とする請求項1に記載のスライドレールの抜け止め解除用操作レバー構造。
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