JP3028744B2 - シリコーンコーティング加工基材及びエアバッグ基材 - Google Patents

シリコーンコーティング加工基材及びエアバッグ基材

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JP3028744B2 JP7063429A JP6342995A JP3028744B2 JP 3028744 B2 JP3028744 B2 JP 3028744B2 JP 7063429 A JP7063429 A JP 7063429A JP 6342995 A JP6342995 A JP 6342995A JP 3028744 B2 JP3028744 B2 JP 3028744B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコーンコーティン
グ剤の皮膜が形成されたエアバッグ基材等のシリコーン
コーティング加工基材及びエアバッグ基材に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
自動車のエアバッグ用コーティング剤としてはクロロプ
レン系樹脂配合物が使用されている。また、このクロロ
プレン系樹脂配合物を使用し、ポリアミド系繊維からな
る織布、編物又は不織布の繊維基材に、当該樹脂配合物
を含浸、塗布又ははり合わせた複合材は、ポリアミド系
繊維及びクロロプレン系樹脂の持つ優れた特性を有して
おり、多くの用途に使用されている。
【0003】しかしながら、クロロプレン系樹脂は、長
期間一定以上の温度雰囲気に放置すると、当該樹脂中か
ら遊離する塩化水素によりポリアミド系繊維を構成する
アミド結合を切断して複合材の強度を低下させる傾向が
あった。
【0004】また、クロロプレン系樹脂が比較的硬いた
めに、複合材中において樹脂が繊維基材中のポリアミド
系繊維を過度に拘束し、繊維の自由な動きが疎外され、
そのために複合材の風合いが硬くなり、引き裂き強度が
小さいという欠点があった。
【0005】これらの欠点を解消するために、クロロプ
レン系樹脂より耐熱性、耐候性、可撓性などに優れるシ
リコーン樹脂を主成分とするコーティング剤を使用する
提案がなされている。例えば、熱加硫型シリコーンゴム
と接着性付与剤からなるもの、あるいは、付加型シリコ
ーンゴムと接着性付与剤からなるものがある。このシリ
コーンコーティング剤を用いて自動車のエアバッグ等の
基材にコーティング皮膜を形成する場合、その厚みは一
般に40μm程度である。しかしながら、市場では更に
軽量化、コンパクト化、低コスト化の要求があり、コー
ティング厚みを減らす要望がある。
【0006】この場合、従来のコーティング剤は、コー
ティング皮膜の厚みを減らすと燃焼速度が大きくなり、
また特に自動車のエアバッグに用いた場合、厚みが薄い
とインフレーターの爆発によりエアバッグに穴があき、
気密が保持できないなどの問題があり、実用に耐えられ
ない状況となっている。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、厚みの薄いコーティング皮膜を形成しても、耐燃性
が高く、特に自動車のエアバッグ用としてコーティング
剤の厚みが5〜20μmの薄膜で使用されても、インフ
レーターの爆発によってもエアバッグとしての機能を保
持できるシリコーンコーティング加工基材及びエアバッ
グ基材を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明者は、上
記目的を達成するため鋭意検討を行った結果、(A)1
分子中に珪素原子に直結したアルケニル基を少なくとも
2個有するオルガノポリシロキサン100重量部、
(B)(A)成分中のアルケニル基1個に対して珪素原
子に結合した水素原子(SiH基)を0.5〜4個与え
るのに充分な量の、1分子中に珪素原子に結合した水素
原子(SiH基)を少なくとも2個有するオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサン、(C)1分子中に珪素原子
に結合した水素原子を少なくとも1個と珪素原子に直結
した炭素原子(例えばメチレン、エチレン、プロピレン
等のアルキレン基など)を介して珪素原子に結合したエ
ポキシ基及び/又はトリアルコキシシリル基を少なくと
も1個有する有機珪素化合物0.1〜10重量部、
(D)カーボン、NiO2、FeO、FeO2、Fe
23、Fe34、CoO2、CeO2及びTiO2から選
ばれる平均粒径0.01〜10μmの粉末の1種又は2
種以上0.1〜100重量部、(E)触媒量の白金又は
白金化合物、更に好ましくは、(F)ベンゾトリアゾー
ル及び/又はベンズイミダゾール1重量部以下と、
(G)補強性シリカを100重量部以下配合したシリコ
ーンコーティング剤は、これをポリアミド系繊維、ポリ
エステル系繊維、これらの織布及び不織布、熱可塑性エ
ラストマー並びにポリウレタンシートから選ばれる基材
に塗布し、コーティング膜を形成した場合、従来の約4
0μmというコーティング膜の塗工厚より薄い5〜20
μm程度の膜厚でも十分実用に耐え、良好な耐燃性を発
揮すると共に、特に自動車のエアバッグ用としてインフ
レーターの爆発によってもその機能を保持し得ることを
知見し、本発明をなすに至ったものである。
【0009】従って、本発明は、上記(A)〜(E)成
分、好ましくは更に(F),(G)成分を配合したシリ
コーンコーティング剤の皮膜を5〜20μmの厚さで形
成してなるシリコーンコーティング加工基材を提供す
る。また、本発明は該シリコーンコーティング剤の皮膜
が形成されたエアバッグ基材を提供する。
【0010】以下、本発明につき更に詳しく説明する
と、本発明のコーティング剤の(A)成分としてのオル
ガノポリシロキサンは1分子中に珪素原子に結合したア
ルケニル基を少なくとも2個有するものである。
【0011】このオルガノポリシロキサンとしては、下
記平均組成式 R1 n2 mSiO(4-n-m)/2 (式中、R1は脂肪族不飽和結合を除く非置換又は置換
の一価炭化水素基、R2はアルケニル基、n,mはそれ
ぞれ0.7<n<2.2、0<m≦0.1、0.8<m
+n≦2.2を満足する正数である。)で示されるもの
を用いることができ、これは、線状、分岐状、網状及び
3次元樹脂状物構造のいずれの形態であってもよく、こ
れらの混合物であってもよい。一般的には、主鎖部分が
基本的にジオルガノシロキサン単位の繰返しからなり分
子鎖末端がトリオルガノシリル基で封鎖された直鎖状の
ジオルガノポリシロキサンであることが通常である。ま
た分子中に2個以上含まれるアルケニル基は分子鎖末端
の珪素原子あるいは分子鎖途中の珪素原子のいずれに結
合したものであってもよいが、硬化速度、硬化物の物性
等の点から分子鎖両末端の珪素原子に結合したものであ
ることが好適である。
【0012】珪素原子に結合したアルケニル基(上記平
均組成式のR2)としては、好ましくは炭素数2〜8の
もので、例えばビニル基、アリル基、1−プロペニル
基、イソプロペニル基、1−ブテニル基、3−ブテニル
基、イソブテニル基、ヘキセニル基などが挙げられる
が、合成の容易さや化学的安定性の点からビニル基が最
も好ましい。アルケニル基以外の珪素原子に結合した有
機基(上記平均組成式のR1)としては、炭素数1〜1
0の非置換又は置換一価炭化水素基で、特に脂肪族不飽
和結合を有さないものが好ましい。具体的には、メチル
基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル
基、イソブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基、
オクチル基、デシル基等のアルキル基、フェニル基、ト
リル基、キシリル基、ナフチル基等のアリール基、シク
ロヘキシル基等のシクロアルキル基、ベンジル基、フェ
ニルエチル基等のアラルキル基、クロロメチル基、ブロ
モエチル基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基
等のハロゲン置換やシアノ置換炭化水素基を例示するこ
とができる。これらのうち、合成の容易さや化学的安定
性の点から全てメチル基であるか又はメチル基とフェニ
ル基からなることが好ましい。また、このオルガノポリ
シロキサンは、25℃における粘度が100cSt以上
であり、好ましくは100〜10,000,000cS
t、特に500〜1,000,000cStであること
が好ましい。100cSt未満の場合は硬化物が脆弱に
なり、コーティング基材が固くなる。また、粘度が1
0,000,000cStを越えると、取扱いが困難で
作業性に劣ったり、コーティング、スクリーン印刷等の
方法で塗工する際、希釈する溶剤の量が多く、不経済と
なったりする場合がある。なお、これらのシロキサンは
従来公知の方法で合成することができる。
【0013】次に、(B)成分のオルガノハイドロジェ
ンポリシロキサンは、後記する(E)成分の存在下に
(A)成分中のアルケニル基と付加反応(ハイドロシリ
レーション反応)して、本発明のコーティング剤を硬化
させ、実用上充分な強度を有するシリコーン硬化物を与
えるための不可欠成分とされるものである。
【0014】このオルガノハイドロジェンポリシロキサ
ンとしては、下記平均組成式 R3 abSiO(4-a-b)/2 (式中、R3は非置換又は置換の一価炭化水素基を示
し、a,bはそれぞれ0.5<a<2.2、0.002
≦b≦1、0.8<a+b≦3を満足する正数であ
る。)で示されるものを使用することができる。
【0015】このオルガノポリシロキサンは、1分子中
に珪素原子に結合した水素原子(SiH基)を少なくと
も2個、好ましくは3個以上有することが必要である
が、その分子構造に特に制限はなく、従来製造されてい
る例えば線状、分岐状、環状及び3次元樹脂状物構造の
各種のものが使用される。なお、上記珪素原子に結合し
た水素原子は、分子鎖末端の珪素原子あるいは分子鎖途
中の珪素原子のいずれに結合したものであってもよい。
【0016】上記式においてR3は炭素数1〜10の非
置換又は置換一価炭化水素基で、特に脂肪族不飽和結合
を有さないものが好ましい。具体的には、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソ
ブチル基、tert−ブチル基、ヘキシル基、オクチル
基、デシル基等のアルキル基、フェニル基、トリル基、
キシリル基、ナフチル基等のアリール基、シクロヘキシ
ル基等のシクロアルキル基、ベンジル基、フェニルエチ
ル基等のアラルキル基、クロロメチル基、ブロモエチル
基、トリフルオロプロピル基、シアノエチル基等のハロ
ゲン置換やシアノ置換炭化水素基を例示することができ
る。これらのうち、(A)成分と同様すべてメチル基で
あるか又はメチル基とフェニル基からなることが好まし
い。また、25℃における粘度は300cSt以下、好
ましくは0.1〜300cSt、特に1〜200cSt
であることが好ましい。粘度が300cStを越える
と、(A)成分との相溶性が悪くなる場合が生じる。
【0017】(B)成分の使用量は、(A)成分中のア
ルケニル基1個に対して(B)成分中の珪素原子に結合
した水素原子(SiH基)の量が0.5〜4当量となる
量であり、好ましくは1〜3当量となる量である。0.
5当量未満の場合は硬化物の機械的強度が劣り、4当量
以上であると硬化時に発泡し易くなる。
【0018】本発明における(C)成分の有機珪素化合
物は、これを配合することによって、コーティング皮膜
にポリアミド系繊維、ポリエステル系繊維、不織布、熱
可塑性エラストマーあるいはポリウレタンシートなどと
の接着性を付与する成分であり、本発明における必須成
分である。この有機珪素化合物は、1分子中に珪素原子
に結合した水素原子(SiH基)を少なくとも1個、好
ましくは2個以上と珪素原子に直結した炭素原子(例え
ば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基等のアルキ
レン基)を介して珪素原子に結合したエポキシ基及び/
又はトリアルコキシシリル基を少なくとも1個有する有
機珪素化合物であれば、いかなる化合物であってもよ
く、オルガノシランや線状、環状、分岐状等のオルガノ
(ポリ)シロキサンが用いられる。この場合、上記炭素
原子を介して珪素原子に結合したエポキシ基、トリアル
コキシシリル基としては、下記のものを挙げることがで
きる。
【0019】
【化1】 (式中、R4は炭素数1〜4のアルキル基又はアルコキ
シ置換アルキル基を示し、cは1,2,3又は4であ
る。)
【0020】上記有機珪素化合物としては、合成の容易
さから線状又は環状ポリシロキサン骨格を有するものが
好ましい。環状ポリシロキサン骨格の場合、合成の容易
さからシロキサン環を形成する珪素原子の数は3〜6
個、好ましくは4個のものが用いられる。これに対し、
線状ポリシロキサン骨格の場合、分子量が大きいと粘度
が高くなって合成や取扱が不便になるので、シロキサン
鎖を形成する珪素原子は5〜50個程度が望ましいが、
特にこれに制限されるものではない。なお、有機珪素化
合物が上記した珪素原子に結合した水素原子(SiH
基)及びトリアルコキシシリル基又はエポキシ基以外に
珪素原子に結合した有機基を有する場合には、この有機
基は前記した(B)成分におけるR3として例示したも
のと同様の、好適には脂肪族不飽和結合を除くC1〜C
10の非置換又は置換の一価炭化水素基であればよい。
【0021】上記有機珪素化合物は、1分子中に3個以
上の珪素原子に結合した水素原子を有するオルガノハイ
ドロジェンポリシロキサンにアルケニル基とエポキシ基
及び/又はトリアルコキシシリル基を有する有機化合物
を常法に従い部分付加反応させることにより調製され
る。反応終了後に未反応物及び付加反応用触媒を除去し
ただけの混合物を使用しても差し支えないが、目的物を
単離してそれを使用するのが好ましい。
【0022】(C)成分として使用される環状又は線状
オルガノポリシロキサンとしては、具体的には下記のも
のが例示される。
【0023】
【化2】
【0024】(C)成分の使用量は、(A)成分100
重量部に対して0.1〜10重量部、好ましくは、0.
5〜5重量部の範囲である。0.1重量部未満の場合
は、充分な接着力が得られない。10重量部を越えると
硬化物の機械的特性が低下し、また、硬化時に発泡が起
き易い。
【0025】本発明に使用される(D)成分はコーティ
ング基材に高温耐性を付与するもので、カーボン、Ni
2、FeO、FeO2、Fe23、Fe34、Co
2、CeO2及びTiO2から選ばれる平均粒径0.0
1〜10μm、より好ましくは0.02〜10μm、更
に好ましくは0.02〜1μmの粉末の1種又は2種以
上を使用する。平均粒径が20μmを越えると、5〜2
0μmの薄膜加工時に表面が滑らかにならず、不適であ
る。なお、平均粒径が0.01μmより小さいと、2次
凝集がつぶれにくく、均一な粒径のものが得られない場
合がある。
【0026】(D)成分の配合量は、(A)成分100
重量部に対し0.1〜100重量部であることが望まし
い。0.1重量部未満の場合は、高温耐性向上に寄与し
ない。また、100重量部を越える場合は、硬化物の物
性に悪影響を与え、コーティング基材として必要な物性
を得られない。なお、(D)成分のより好ましい配合量
は0.5〜20重量部である。
【0027】本発明に使用される(E)成分の白金又は
白金化合物は、通常ハイドロサイレーション反応に使用
される公知のものでよく、白金ブラック、塩化白金酸、
塩化白金酸のアルコール変性物、白金とオレフィン又は
アルデヒドとの錯体、白金とビニルシロキサンとの錯体
などが例示される。この(E)成分の使用量は、触媒量
であり、所望の硬化速度に応じて適宜調節すればよい
が、上記(A),(B)及び(C)成分の合計量に対し
て白金原子の量で0.5〜200ppm、好ましくは1
〜100ppmの範囲である。0.5ppm未満の場合
は、硬化不良を起こし易く、硬化に高温度、長時間を要
する。200ppmを越えると硬化反応の制御が困難に
なるだけでなく、コスト面でも不利になる。
【0028】本発明のコーティング剤には、更に(F)
成分としてベンゾトリアゾール及び/又はベンズイミダ
ゾールを配合することができる。このベンゾトリアゾー
ル及びベンズイミダゾールは、本コーティング基材の高
温耐性を更に向上させるものである。このものの添加量
は(A)成分100重量部に対して1重量部以下、好ま
しくは0.01〜1重量部、特に0.05〜0.5重量
部とされる。この化合物は、微量の添加で高温耐性を向
上させることができるが、1重量部を越えて添加すると
コーティング組成物の硬化性が遅くなり、作業性に劣
る。このものの添加によらず目的を達成し得るが、添加
により一層高い高温耐性の向上が図られる。
【0029】また、本発明のコーティング剤には、
(G)成分として補強性シリカを配合することが推奨さ
れる。この(G)成分の補強性シリカは、硬化物の機械
的強度を補強するための成分で、従来シリコーンゴムに
使用されている公知のものでよく、例えば、煙霧質シリ
カ、沈降シリカ、焼成シリカ、石英粉末、珪藻土などが
あり、これらは単独又は2種以上併用してもよい。これ
らのシリカ粒子は、通常BET法による比表面積が50
2/g以上、特に50〜500m2/g程度のものが一
般的である。このような補強性シリカは、そのまま使用
してもよいが、コーティング剤に良好な流動性を付与す
るためにその表面にメチルクロロシラン類、ジメチルポ
リシロキサン、ヘキサメチルジシラザンなどの有機珪素
化合物で処理したものを使用することが好ましい。この
(G)成分の使用量は、(A)成分100重量部に対し
100重量部以下、好ましくは5〜100重量部、より
好ましくは10〜70重量部の範囲である。5重量部未
満の場合は、補強効果に劣る場合があり、100重量部
を越えると組成物の流動性が低下して作業性が悪くな
る。
【0030】なお、本発明のコーティング剤には、上記
成分以外にも必要に応じて接着促進剤、反応制御剤など
を配合してもよい。また、他の種類のオルガノポリシロ
キサンをさらに配合してもよい。このように付加的に配
合してもよい添加剤としては、例えば、分子中に2個又
は3個のアルコキシ基と少なくとも1個のアルケニル
基、アクリロキシ基、メタクリロキシ基、グリシドキシ
基等の官能基とを有するオルガノシラン化合物(シラン
カップリング剤)、具体的にはビニルトリメトキシシラ
ン、3−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、
3−アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、3−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシランなどの接着促進
剤、メチルビニルシクロポリシロキサン、アセチレンア
ルコール類、トリアリルイソシアヌレートなどの反応制
御剤、無官能のジメチルポリシロキサンのような可塑剤
及び粘度調節剤等、更にはコーティング剤の粘度を上昇
させず、機械的な強度を向上させる化合物として、基本
的にはSiO2とR 3SiO1/2単位、更に必要によりR2
SiO2/2単位、RSiO3/2単位(Rは 2と同様の一
価炭化水素基)よりなり、1分子中に少なくとも1個の
アルケニル基を含有するシリコーンオイルに可溶なシリ
コーン樹脂を用いることもできる。これらの添加剤の使
用量は、本発明の効果を損なわない限り任意とされる。
【0031】本発明のコーティング剤は、上記全成分、
特に(A),(B)及び(E)を混合した状態では、
(E)成分による(A)成分と(B)成分の反応が進行
して硬化が始まる。そこで、有効な反応制御剤、たとえ
ばトリアリルイソシアヌレート、アセチレンアルコール
類などを添加するか、あるいは、全体を2グループ、す
なわち主剤と硬化剤に分けて保存しておき、使用時に全
成分を均一に混合することが推奨される。2グループに
分ける組合せとしては、(A),(B)及び(E)を同
一グループ内に共存させないこと以外に特に限定はない
が、例えば(A)〜(D)と(E)に分ける方法、
(A)の一部、(D),(E)を主剤とし、(B)及び
(C)を硬化剤とする方法である。
【0032】このシリコーンコーティング剤は、無溶剤
の状態、水系エマルジョンとした系、又はトルエン系の
有機溶剤で希釈した状態で使用することができ、25℃
において1〜50000センチポイズ、好ましくは10
〜30000センチポイズに調整して、ポリアミド系繊
維、ポリエステル系繊維、これら繊維の織布、不織布、
熱可塑性エラストマーシート、ポリウレタンシートから
選ばれる基材にコーティングし、約5〜20μm厚さの
コーティング皮膜を形成する。この場合、コーティング
方法としては塗布、含浸、スプレーなどの方法を採用す
ることができるが、コーティング剤の粘度が50000
センチポイズより高いと5〜20μmの厚みに均一に塗
工できない。
【0033】なお、コーティング後は、通常60〜18
0℃で0.1〜10分間加熱することにより、硬化させ
ることができる。
【0034】本発明の目的であるポリアミド系繊維、ポ
リエステル系繊維、これらの織布や不織布、熱可塑性エ
ラストマー或いはポリウレタンシートに対し、その全部
或いは一部に5〜20μmの厚みで上記コーティング剤
の皮膜を複層したシリコーンコーティング加工基材はか
くして得られるが、本発明の特異性は上記シリコーンコ
ーティング剤と各種基材、ポリアミド系繊維、ポリエス
テル系繊維、これらの織布又は不織布からなる繊維基材
との複合によるものである。
【0035】即ち、上記シリコーンコーティング剤は、
その5〜20μm厚さのコーティング皮膜自体は容易に
燃焼する場合があるが、これを上記基材、特に繊維基材
と複合することにより、意外にも炎伝播速度及び長さを
低減させることができ、従来の膜厚の約半分以下の厚み
においても十分実用に供し得る加工基材を得ることが可
能になったものである。従って、本発明のシリコーンコ
ーティング加工基材は、上記繊維基材にこのシリコーン
コーティング剤の皮膜を形成することにより、エアバッ
グ基材として好適に用いられるものである。なお、上記
繊維基材をエアバッグ用に用いる場合、シリコーンコー
ティング皮膜は繊維基材の全面に形成してもよいが、イ
ンフレーターによる爆発残渣が接触する部分のみに形成
してもよい。
【0036】
【発明の効果】本発明のシリコーンコーティング加工基
材は、シリコーンコーティング皮膜の塗工膜が5〜20
μmと従来の約半分以下であっても、耐燃焼性に優れ、
十分実用に供されるものである。
【0037】
【実施例】以下、実施例と比較例を示し、本発明を具体
的に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるも
のではない。なお、下記例において部は重量部を示す。実施例1 下記平均分子式(i)で示され、25℃における粘度が
10000cStの両末端ビニルジメチルシリル基封鎖
ジメチルポリシロキサン54部、BET法による比表面
積が300m2/gの微粉末シリカ16部、ヘキサメチ
ルジシラザン3部を均一に混練し、加熱処理したもの7
0部に、粘度5000cStの両末端ビニルジメチルシ
リル基封鎖ジメチルポリシロキサンを30部、下記分子
式(ii)で示されるエポキシ基含有メチルハイドロジェ
ンポリシロキサン2.0部、25℃の粘度が12cSt
の下記分子式(iii)で表されるメチルハイドロジェンポ
リシロキサン2.0部、平均粒径0.03μmのアセチ
レンブラック10部、白金触媒として白金/ビニルシロ
キサン錯体/両末端ビニル基封鎖ジメチルポリシロキサ
ン溶液(白金原子量1重量%)を0.2部を混合して、
25℃で粘度280ポイズの混合物を得た。
【0038】この混合物を繊維基材として210デニー
ルのナイロン66布にコーティングした。コーティング
方法としてはナイフコーターを用い、コーターの刃とナ
イロン面の間隔が20μmとなるようにし、コーティン
グ後、150℃/1分で加硫した。得られたコーティン
グ物は均一にコーティングされており、シリコーン皮膜
の厚さは18μmであった。
【0039】
【化3】
【0040】比較例1 上記平均分子式(i)で示され、25℃における粘度が
10000cStの両末端ビニルジメチルシリル基封鎖
ジメチルポリシロキサン54部、BET法による比表面
積が300m2/gの微粉末シリカ16部、ヘキサメチ
ルジシラザン3部を均一に混練し、加熱処理したもの7
0部に、25℃の粘度5000cStの両末端ビニルジ
メチルシリル基封鎖ジメチルポリシロキサンを30部、
上記分子式(ii)で示されるエポキシ基含有メチルハイ
ドロジェンポリシロキサン2.0部、上記平均分子式
(iii)で表されるメチルノハイドロジェンポリシロキサ
ン2.0部、白金触媒として白金/ビニルシロキサン錯
体/両末端ビニル基封鎖ジメチルポリシロキサン溶液
(白金原子量1重量%)0.2部を混合して、25℃で
粘度280ポイズの混合物を得た。
【0041】この混合物を繊維基材として210デニー
ルのナイロン66布にコーティングした。コーティング
方法としてはナイフコーターを用い、コーターの刃とナ
イロン面の間隔が50μmとなるようにし、コーティン
グ後、150℃/1分で加硫した。得られたコーティン
グ物は均一にコーティングされており、シリコーン皮膜
の厚さは従来のエアーバッグにおける厚さに相当する4
5μmであった。
【0042】比較例2 比較例1と同様の組成物を用いて、210デニールのナ
イロン66布にコーティングした。コーティング方法と
してはナイフコーターを用い、コーターの刃とナイロン
面の間隔が20μmとなるようにし、コーティング後、
150℃/1分で加硫した。得られたコーティング物は
均一にコーティングされており、シリコーン皮膜の厚さ
は18μmであった。
【0043】実施例2 上記平均分子式(i)で示され、25℃における粘度が
100000cStの両末端ビニルジメチルシリル基封
鎖ジメチルポリシロキサン80部、BET法による比表
面積が300m2/gの微粉末シリカ20部、ヘキサメ
チルジシラザン3部を均一に混練し、加熱処理したもの
100部に、下記分子式(iv)で示されるトリメトキシ
シリル基及びエポキシ基含有メチルハイドロジェンポリ
シロキサン2.0部、および上記平均分子式(iii)で表
されるメチルハイドロジェンポリシロキサン2.0部、
平均粒径0.16μmのFe2 3 5部、ベンゾイミダ
ゾール0.2重量部、白金触媒として白金/ビニルシロ
キサン錯体/両末端ビニル基封鎖ジメチルポリシロキサ
ン溶液(白金原子量1重量%)を0.2部を混合して得
られた混合物に、トルエン120部を添加し、均一に溶
解したところ、25℃で粘度80ポイズの混合物を得
た。
【0044】この混合物を繊維基材として210デニー
ルのナイロン66布にスプレー塗布し、80℃/5分溶
剤揮発後、150℃/1分加熱硬化させた。得られた塗
布物は均一であり、シリコーン皮膜の厚さは5μmであ
った。
【0045】
【化4】
【0046】実施例3 実施例2に示した混合物を用いて、210デニールのナ
イロン66布に含浸した。得られた含浸物を80℃/5
分溶剤揮発後、150℃/1分加熱硬化させた。得られ
た含浸物は均一であり、シリコーン皮膜の厚さは10μ
mであった。
【0047】実施例4 ベンズイミダゾールを配合しない以外は実施例2と同様
にして、25℃で粘度80ポイズの混合物を得た。
【0048】この混合物を繊維基材として210デニー
ルのナイロン66布にスプレー塗布し、80℃/5分溶
剤揮発後、150℃/1分加熱硬化させた。得られた塗
布物は均一であり、シリコーン皮膜の厚さは5μmであ
った。
【0049】次に、上記例のシリコーン皮膜コーティン
グ基材につき、米国自動車安全基準「FVMS−30
2」法に基づき、燃焼試験を行った。比較のために上記
実施例で用いたナイロン布をノンコートのまま、燃焼試
験に使用した(比較例3)。結果を表1に示す。
【0050】
【表1】
【0051】ここで燃焼速度は次式で定義される量であ
る。 燃焼速度=60×炎伝播長さ/炎伝播時間 表1の結果からわかるように、比較例3はノンコート布
であるため、溶けるように燃焼し、一部落下した。比較
例2はコート布であるため、比較例3のように溶融物が
落下せず、結果として長時間燃焼が生じた。実施例1〜
4は従来コート厚の比較例1と同等レベルの燃焼性を得
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−140459(JP,A) 特開 平6−41874(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06M 13/00 - 15/72

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊
    維、これらの織布及び不織布、熱可塑性エラストマー並
    びにポリウレタンシートから選ばれる基材の全部又は一
    部に、 (A)1分子中に珪素原子に直結したアルケニル基を少
    なくとも2個有するオルガノポリシロキサン100重量
    部 (B)(A)成分中のアルケニル基1個に対して珪素原
    子に結合した水素原子を0.5〜4個与えるのに充分な
    量の、1分子中に珪素原子に結合した水素原子を少なく
    とも2個有するオルガノハイドロジェンポリシロキサン (C)1分子中に珪素原子に結合した水素原子を少なく
    とも1個と珪素原子に直結した炭素原子を介して珪素原
    子に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリ
    ル基を少なくとも1個有する有機珪素化合物0.1〜1
    0重量部 (D)カーボン、NiO2、FeO、FeO2、Fe
    23、Fe34、CoO2、CeO2及びTiO2から選
    ばれる平均粒径0.01〜10μmの粉末の1種又は2
    種以上0.1〜100重量部 (E)触媒量の白金又は白金化合物を含有するシリコー
    ンコーティング剤の皮膜を5〜20μmの厚さで形成し
    てなることを特徴とするシリコーンコーティング加工基
    材。
  2. 【請求項2】 シリコーンコーティング剤に更に (F)ベンゾトリアゾール及び/又はベンズイミダゾー
    ルを1重量部以下配合した請求項1記載のシリコーンコ
    ーティング加工基材。
  3. 【請求項3】 シリコーンコーティング剤に更に (G)補強性シリカを100重量部以下配合した請求項
    1又は2記載のシリコーンコーティング加工基材。
  4. 【請求項4】 ポリアミド系繊維、ポリエステル系繊
    維、これらの織布又は不織布からなる繊維基材に請求項
    1,2又は3記載のシリコーンコーティング剤の皮膜が
    形成されたエアバッグ基材。
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