JP3028240U - 車内用小物ケース - Google Patents
車内用小物ケースInfo
- Publication number
- JP3028240U JP3028240U JP1996001846U JP184696U JP3028240U JP 3028240 U JP3028240 U JP 3028240U JP 1996001846 U JP1996001846 U JP 1996001846U JP 184696 U JP184696 U JP 184696U JP 3028240 U JP3028240 U JP 3028240U
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- JP
- Japan
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- case
- vehicle
- case body
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- deodorant
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 薬、絆創膏やハサミ等の医療
用小物、ソーイングセットその他の日常小物や脱臭剤・
消臭剤・芳香剤等、自動車内に持ち込む小物類を、所在
が明確でかつ自動車の揺れや振動によっても外れずに取
付けられる車内用小物ケースを提供するにある。 【構成】 車内シート(6)のヘッドレス
ト(5)のポール(51)に取付可能な取付部(3)を少なくとも
1つ有して上記シート上部に載置される偏平なケース本
体(1)と、このケース本体(1)の開口を開閉可能に閉塞す
る蓋体(2b)とから構成し、この蓋体(2b)に空気流通可能
な間隙(2b1)を穿設して置き、このケース(b)内に脱臭剤
・消臭剤・芳香剤等の薬剤を流通可能に保持した薬材を
収納すれば、脱臭・消臭・芳香容器として使用できる。
用小物、ソーイングセットその他の日常小物や脱臭剤・
消臭剤・芳香剤等、自動車内に持ち込む小物類を、所在
が明確でかつ自動車の揺れや振動によっても外れずに取
付けられる車内用小物ケースを提供するにある。 【構成】 車内シート(6)のヘッドレス
ト(5)のポール(51)に取付可能な取付部(3)を少なくとも
1つ有して上記シート上部に載置される偏平なケース本
体(1)と、このケース本体(1)の開口を開閉可能に閉塞す
る蓋体(2b)とから構成し、この蓋体(2b)に空気流通可能
な間隙(2b1)を穿設して置き、このケース(b)内に脱臭剤
・消臭剤・芳香剤等の薬剤を流通可能に保持した薬材を
収納すれば、脱臭・消臭・芳香容器として使用できる。
Description
【0001】
本考案は車内で固定して用いるに好適な小物ケースに関する。
【0002】
自動車内に、薬、絆創膏やハサミ等の医療用小物、ソーイングセットその他の 日常小物類を常備しておくと便利である。 しかしながらこれらの小物類は頻繁に取出すということは少ないので、出し入 れが頻繁となる他の小物類と一緒に例えば車内前面の計器パネルに併設されてい るグローブボックス内に入れておくと、頻繁に取り出すものの邪魔となり、また 必要な時にその所在を探さなければならない。
【0003】 また別の場合、車内に芳香を放ったり車内の脱臭を行う目的で、芳香剤や脱臭 剤が用いられるが、この場合、これらを入れたケースを両面テープ等によってダ ッシュボードの上や後方座席後部のボード上などに固定したり、吸盤付きの紐で 吊下したりしている。 しかしながら、両面テープによる固定では貼着が強過ぎると取り替えの際に不 便であり、また貼着が弱ければ車の振動ですぐ外れたりするという不都合がある し、紐による吊下では車の振動で頻繁に揺れて内装に傷がついたり衝突する音が 気になったりする。
【0004】
そこで本考案の解決しようとする課題は、薬、絆創膏やハサミ等の医療用小物 、ソーイングセットその他の日常小物や脱臭剤・消臭剤・芳香剤等、自動車内に 持ち込む小物類を、所在が明確でかつ自動車の揺れや振動によっても外れずに取 付けられる車内用小物ケースを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 かくして本願『請求項1』にかかる考案によれば、『車内シート(6)のヘッド レスト(5)のポール(51)に取付可能な取付部(3)を少なくとも1つ有して上記シー ト上部に載置される偏平なケース本体(1)と、このケース本体(1)の開口を開閉可 能に閉塞する蓋体(2)とで構成されてなる車内用小物ケース(A)』が提供される。
【0006】 本考案の車内用小物ケース(A)によれば、車内シート(6)のヘッドレスト(5)の ポール(61)にしっかりと取付けられるので、車が激しく揺れても床に転げ落ちた り車窓や内壁に当たったりすることがない。 また蓋体として、空気流通可能な間隙(2b1)が穿設された蓋体(2b)を用いかつ ケース本体(1)内に脱臭・消臭剤や芳香剤を通気可能に収納したときは、本考案 の小物ケース(B)は脱臭・消臭容器又は芳香容器として機能することとなる。そ してこの場合ヘッドレスト(5)を設けた特に前方のシート(6)の上部に固定すれば 、前部パネルに設けられたエアコン等から吹き出され前方シートの上方から後方 シートに至る空気流の中に置かれることとなり、脱臭・消臭効果又は芳香効果が 非常に効率良く発揮されることとなる。
【0007】
本考案の車内用小物ケース(A)において、取付部(3)はヘッドレスト(5)のポー ル(51)に取付可能な構成とされるが、ヘッドレスト(5)がシート(6)から取り外し 可能な場合は該ポール(51)を挿入するホール(31)が設けられたものが好ましく、 またヘッドレスト(5)がシートから取り外せない場合にはこのポール(51)に対し て押入可能に切り欠いた押入固定用切欠部(32)が形成されたものや、ポールにク ランプできるクリップを有するもの等が好ましいが、別段これらに限定されない 。
【0008】 上記取付部(3)は、ヘッドレスト(5)のポール数に対応してそれぞれ設けられて いることが、固定を確実にできる点で好ましい構成である。
【0009】 また上記取付部(3)は、『請求項2』に示すように『ケース本体(1)に対して長 さが調節可能に構成されて』いることが、ヘッドレスト(5)のポール(51)の間隔 に制約されずにケース本体(1)をヘッドレスト(5)に取付けできる点で好ましい。 上記「長さが調節可能に構成される」とは、例えば取付部(3)がケース本体(1) に対して挿脱自在な構成や、取付部がケース本体とバネ材によって連結されてい て伸縮自在な構成等を意味する。
【0010】 上記のように複数の取付部(3)によってケース本体(1)を固定する以外に、1つ の取付部と他の部材とによる固定構造としては、例えば本願『請求項3』に示す ように、『ケース本体の底面に、ヘッドレストを取付けたシートの生地と着脱可 能に係合する係合部を設ける』構成が挙げられる。 上記係合部を設ける構成の1つとして例えばベルクロファスナという名で知ら れている面ファスナ等を用いることが挙げられる。
【0011】 本考案の車内用小物ケース(A)に用いられる蓋体(2)は、ケース本体(1)の開口 を開閉可能に閉塞するものであればいずれのものであってもよい。すなわち、単 なるカバーとして機能するだけのものであってもよく、また、本願『請求項4』 に示すように、『空気流通可能な間隙(2b1)を穿設した蓋体(2b)』に構成してお いてもよい。
【0012】 上記後者のように空気流通可能な間隙(2b1)を有する蓋体(2b)を用いた場合の 好適な例として、本願『請求項5』に示すように『脱臭及び/又は消臭効果のあ る薬剤を、ケース本体(1)内に通気可能に収納』して、脱臭・消臭容器として使 用することや、本願『請求項6』に示すように『芳香剤を、ケース本体(1)内に 通気可能に収納』して芳香容器として使用すること等が挙げられる。 上記脱臭・消臭薬剤としては例えば活性炭やアニコの名称で入手可能な硫酸第 一鉄とL−アスコルビン酸との化合物等が挙げられるが、これらの薬剤は不織布 のような空気の流通が良好でかつ薬剤が外に漏れ出ない袋に収納して用いられる ことが好ましい。
【0013】 実施例1 図1は本考案の第1実施例の車内用小物ケースの斜視図、図2は該小物ケース のケース本体からケースカバーを外した状態の斜視図である。 これらの図において、車内用小物ケース(A)は、ケース本体(1)とケースカバー (2)とから主として構成されている。
【0014】 ケース本体(1)は、底の浅い容器状で、その底面部の長手方向の各端にそれぞ れ取付舌片(3)が突出して設けられている。 またケース本体(1)の側周壁の内側には、ケースカバー(2)の爪部(21)と着脱自 在に係合する係止部(10)が設けられており、これらによってケースカバー(2)は ケース本体(1)の開口を着脱自在に閉塞することができる。 さらにケース本体(1)の側周壁の外側には、ケースカバー(2)をこじ開けるため の凹所(11)が形成されている。
【0015】 上記各取付舌片(3)は、ケース本体(1)に対してスライド式に挿脱自在に構成さ れている。このスライド式挿脱自在な構成例としては、図示は省略するが、各取 付舌片の側部にラック部を設け、ケース本体の底面には上記取付舌片を挿入する 溝又はスリットを設けると共に上記各ラック部と噛合するピニオンを回動可能に 軸支する構成を挙げることができる。この例は各取付舌片が1つのピニオンを共 有していずれも挿脱自在な構成とされているものであるが、別段これに限定され なく、一方の取付舌片がピニオンと噛合して挿脱自在で他方の取付舌片は固定さ れていても良い。
【0016】 上記各取付舌片(3)には、後述するベッドレスト(5)のポール(51)を挿入できる ホール(31)が形成されている。 なお、ヘツドレストがシートから取り外せない場合には、取付部に図3に示す ように、ホールの一部を切り欠いた鉤状でポールに横から押入できる押入固定用 切欠部(32)を形成しておくと良い。
【0017】 以上のように構成された車内用小物ケース(A)は、図4に示すように、例えば 自動車内の通常ヘッドレスト(5)が設けられた運転シート(6)に取付けることがで きる。 すなわち、ヘッドレスト(5)をシート(6)から取り外し、一方、車内用小物ケー ス(A)の取付舌片(3)をケース本体(1)から適宜引出・押入して各ホール(31)間の 間隔が上記取り外したヘッドレスト(5)のポール間隔に適合するように調節した 後、各ホール(31)にポール(51)を挿入し、再びヘッドレスト(5)をシート(6)に取 り付けることによりシート上部に載置固定することができる。
【0018】 以上のようにヘッドレスト(5)に取付けられた車内用小物ケース(A)は、確実に 固定されているので車の揺れや振動が激しくなってもずり落ちることがなく、例 えば薬、絆創膏やハサミ等の医療用小物、ソーイングセットその他の日常小物類 を常備して置くことができる。
【0019】 実施例2 図5は本考案の第2実施例の車内用小物ケースに薬材を収納したときの図2相 当図である。 同図において車内用小物ケース(B)は、ケースカバー(2b)が実施例1と若干異 なる以外は第1実施例と同様に、ケース本体(1)とケースカバー(2b)とから主と して構成されている。
【0020】 ケースカバー(2b)は、同図に示すように、スリット状の間隙(2b1)が多数設け られていて、このケースカバー(2b)を通じてケース内外の空気の流通が自在とな っている。
【0021】 また収納される薬材(4)は、本例においては例えばアニコ等の名称で入手可能 な脱臭/消臭剤等の薬剤が、不織布等の通気性良好な袋(41)内に保持されたもの である。
【0022】 従って、図6に示すように実施例1と同様にしてヘッドレスト(5)に取付ける ことができ、この場合、この小物ケース(B)が取付けられたところは車内の前部 パネルに設けられたエアコンから吹き出す空気流が後方に流れる流路に位置する ので、通気性のケースカバー(2b)を通じてケース内外の空気が通過しやすく、こ の流れにのって脱臭/消臭剤の効果が非常に有効に発揮されることとなる。 また、脱臭剤や消臭剤に限らず例えば芳香剤等を同様にして用いても優れた効 果が発揮できるものである。
【0023】
本考案の車内用小物ケースによれば、車内シートのヘッドレストのポールにし っかりと取付けることができるので、車が激しく揺れてもずれたり床に転げ落ち たりせず、また吸盤で吊り下げた場合のように車窓や内装壁に当たったりするこ とがない。
【0024】 また、空気流通可能な間隙が穿設された蓋体を用い、かつケース本体内に脱臭 剤・消臭剤・芳香剤等の薬剤を通気可能に保持して収納したときは、各薬剤の効 果を効果的に発揮させることができ、脱臭容器・消臭容器・芳香容器等として優 れたものとなる。
【図1】本考案の第1実施例の車内用小物ケースの斜視
図
図
【図2】図1の車内用小物ケースのケースカバーを外し
た状態の斜視図
た状態の斜視図
【図3】取付部のたの例を示すケヘース本体斜視図
【図4】第1実施例の車内用小物ケースの使用形態を説
明する斜視図
明する斜視図
【図5】第2実施例の車内用小物ケースに薬剤を保持し
た袋体を収納したときの図2相当図
た袋体を収納したときの図2相当図
【図6】第2実施例についての図4相当図
(A)…車内用小物ケースの第1実施例 (B)…車内用小物ケースの第2実施例 (1)…ケース本体 (2)(2b)…ケ
ースカバー (3)(30)…取付舌片 (4)…薬材 (41)…不織布
製袋 (5)…ヘッドレスト (6)…シート
ースカバー (3)(30)…取付舌片 (4)…薬材 (41)…不織布
製袋 (5)…ヘッドレスト (6)…シート
Claims (6)
- 【請求項1】 車内シートのヘッドレストのポー
ルに取付可能な取付部を少なくとも1つ有して上記シー
ト上部に載置される偏平なケース本体と、このケース本
体の開口を開閉可能に閉塞する蓋体とで構成されてなる
車内用小物ケース。 - 【請求項2】 取付部が、ケース本体に対して長
さが調節可能に構成されてなる請求項1記載の車内用小
物ケース。 - 【請求項3】 ケース本体の底面に、ヘッドレス
トを取付けたシートの生地と着脱可能に係合する係合部
が設けられてなる請求項1又は2に記載の車内用小物ケ
ース。 - 【請求項4】 蓋体は、空気流通可能な間隙が穿
設されてなる請求項1〜3のいずれかに記載の車内用小
物ケース。 - 【請求項5】 脱臭及び/又は消臭効果を有する
薬剤が、ケース本体内に通気可能に収納されてなる請求
項4記載の車内用小物ケース。 - 【請求項6】 芳香剤が、ケース本体内に通気可
能に収納されてなる請求項4記載の車内用小物ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001846U JP3028240U (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 車内用小物ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001846U JP3028240U (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 車内用小物ケース |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3028240U true JP3028240U (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=43163315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996001846U Expired - Lifetime JP3028240U (ja) | 1996-02-21 | 1996-02-21 | 車内用小物ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3028240U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102234854B1 (ko) * | 2020-04-24 | 2021-03-31 | 유정애 | 헤드레스트바 부착형 방향장치 |
-
1996
- 1996-02-21 JP JP1996001846U patent/JP3028240U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102234854B1 (ko) * | 2020-04-24 | 2021-03-31 | 유정애 | 헤드레스트바 부착형 방향장치 |
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