JP3028037U - 幅調整式ラック - Google Patents
幅調整式ラックInfo
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- JP3028037U JP3028037U JP1996001603U JP160396U JP3028037U JP 3028037 U JP3028037 U JP 3028037U JP 1996001603 U JP1996001603 U JP 1996001603U JP 160396 U JP160396 U JP 160396U JP 3028037 U JP3028037 U JP 3028037U
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- JP
- Japan
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- diameter
- small
- pipe body
- tubular body
- rack
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 組み立てを容易化し、構造を堅固にしたラッ
クの提供。 【構成】 互いに伸縮可能に挿し込まれた大径管体15
aと小径管体15bによって結合管体15を形成し、大
径、小径各管体15a、15bの内方端に夫々抜け止め
17、18を設け、ラックを構成する枠体10の縦杆1
1…と係合可能な係合部材19a、19bを大径、小径
各管体15a、15bの外方端に結合管体15の軸回り
に回転可能に設ける。
クの提供。 【構成】 互いに伸縮可能に挿し込まれた大径管体15
aと小径管体15bによって結合管体15を形成し、大
径、小径各管体15a、15bの内方端に夫々抜け止め
17、18を設け、ラックを構成する枠体10の縦杆1
1…と係合可能な係合部材19a、19bを大径、小径
各管体15a、15bの外方端に結合管体15の軸回り
に回転可能に設ける。
Description
【0001】
本考案は、洗濯機その他の装置の上部空間を利用するため、前記装置の左右に 配置する一対の枠体を結合杆によって結合し、物を置くラック部材を結合杆に取 り付けるようにした幅調整式ラック関するものである。
【0002】
例えば洗濯機の上のスペースを有効に利用するための、ランドリーラックと称 する商品が公知であり、該ラックは洗濯機を囲む枠状構造を有し、上部にラック 部材(一種の棚板)を設け、洗濯に必要な物品その他の物を置けるようになって いる。しかし従来のラックは部品形状や構造に改良の余地があり、組み立てに手 数がかかるという問題があった。また従来のラックにも、洗濯機等の幅に合わせ てラックの幅を伸縮調整可能なものは存在していたが、構造が複雑でコスト高に なるという問題もあった。
【0003】
本考案は前記の欠点に着目してなされたもので、その課題は部品の向きを考慮 しなくても容易に組み立てられ、堅固なラックを形成できるようにすることであ る。
【0004】
前記課題を解決するための本考案は、幅調整式ラックにおいて、互いに伸縮可 能に挿し込まれた大径と小径の管体15a、15bによって各結合管体15を形 成し、大径管体15aの内方端と小径管体15bの内方端に夫々抜け止め17、 18を設け、さらにそれら結合管体15の向きを考慮しなくても確実に組み立て られるように、大径管体15aと小径管体15bの外方の端部に、左右の枠体の 縦杆11…と結合可能な係合部材19a、19bを係合管体15の管軸回りに回 転可能に設けたものである。
【0005】
本考案に係る幅調整式ラックは、洗濯機その他の装置Aの上部空間Sを有効に 利用するため、当該装置Aを囲むように設置する。このラックは装置Aの左右に 配置する一対の枠体10、10と、それらを結合する結合管体15とを有し、物 を置くためのラック部材20は各結合杆15に取り付ける。
【0006】 例示された枠体10は、夫々前後の縦杆11、12を数個の横杆13によって 梯状に組み立てたものである。従って、枠体10は装置Aの上の空間Sに棚を設 置することができる高さと、装置Aの奥行を基準として決定した前後の寸法とを 有する。前後の寸法が奥行よりも大きいか小さいかは任意である。なお、縦杆1 1、12と横杆13との組み立てにも後述する係合部材19を使用することがで きる。
【0007】 結合管体15は装置Aの左右の幅に合わせて伸縮可能なもので、そのため互い に挿し込み関係にある大径の管体15aと小径の管体15bとから成っている。 両管体15a、15b共一様な管径を有する直管で良いが、抜け止め17、18 を設ける。大径管体15aの内方端の抜け止め17として、大径管体15aの内 径よりも小径の小径管体15bを挿通、係止可能な通口を有する抜け止め部材1 6を前記内方端に設ける。
【0008】 図示の例では、大径管体15aの内方端部に別部材から成る抜け止め部材16 を取り付け、小径管体15bの内方端部にその部分を肥大化する加工を施してい る。肥大化した抜け止め18を設けるためには管体15bはステンレススチール 製等の金属管を用いると良い。本例の場合は、枠体10の縦杆11、12と横杆 13及び大径、小径の管体15a、15bは全部ステンレススチールパイプから 成る。
【0009】 さらに、それら結合管体15の、例えば止めねじ25が下向きとするために配 慮をしなくても確実に組み立てられるように、大径管体15aと小径管体15b の外方の端部に、左右の枠体の縦杆11…と係合可能な係合部材19a、19b を設けるとともに、該係合部材19a、19bを結合管体15の管軸回りに回転 可能に形成する。
【0010】 係合部材19a、19bは、パイプから成る縦杆11、12の円筒面に係合可 能な円弧型(乃至コ字型のものでも良い。)の係合面21を外端面に有しており 、内方端は大径、小径の管体15a、15bの管に回転可能に結合されている。 図示の例では係合部材19a、19bの内方端を両管体15a、15b内に回転 可能に嵌め込み、かつその嵌合している周面に溝部22を形成し、そこへ管体側 の凸部23が入り込んで抜け止めとなるように形成されている。
【0011】 故に、係合部材19を回転させるだけで係合面21を縦管11、12に係合さ せることができるので、結合管体15の組み立てが容易である。この係合部材1 9とその回転構造を枠体10の横杆端部にも設けて良いことは前述のとおりであ る。図2、3中、大径管体用の係合部材を19a、小径管体用の係合部材19b と区別しているが、便宜上の区別であり、図1では係合部材全体を符号19で示 す。
【0012】 このような係合部材19はボルト、木ネジのような締結部材24によって縦杆 11或いはその他の管体等に結合される。図中25は抜け止め部に設けた止めね じであり、結合管体15を任意の長さに固定するため、抜け止め部材16に螺合 して小径管体15bを締結する。なお、締結部材24の挿通孔26を縦杆11、 12等に複数箇所形成し、任意の高さを選択できるようにしても良い。
【0013】 ラック部材20は板状乃至皿状の構造を有し、前後の結合管体15の上に掛け て着脱自在に取り付ける構造である。例示のラック部材20は格子状の網状構造 を有し、その網目の中に抜け止め部材16が収まる。ラック部材20は自由に移 動可能である。
【0014】
本考案は以上の如く構成され、かつ作用するものであるから、左右一対の枠体 10と結合管体15を用いてラックを組み立てる際に、結合管体15の端部の係 合部材19が回転可能であるから製造が容易であり、結合管体15の向きを考慮 しなくても確実、堅固に組み立てられ、また結合管体15の抜け止め17、18 の内、一方は管自体の肥大化により形成できるので製造及び組み立てが容易であ る等顕著な効果を奏する。
【図1】本考案に係る幅調整式ラックの実施例を示す全
体斜視図。
体斜視図。
【図2】縦杆と小径管体との結合部の断面図。
【図3】縦杆と大径管体との結合部の断面図。
【図4】図2の部分の分解斜視図。
【図5】図3の部分の分解斜視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 洗濯機その他の装置の上部空間を利用す
るため、前記装置の左右に配置する一対の枠体と、それ
らを結合する結合管体とを組み合わせ、物を置くラック
部材を結合管体に取り付けるようにした幅調整式ラック
であって、互いに伸縮可能に挿し込まれた大径と小径の
管体15a、15bによって各結合管体15を形成し、
大径管体15aの内方端と小径管体15bの内方端に夫
々抜け止め17、18を設け、さらにそれら結合管体1
5の向きを考慮しなくても確実に組み立てられるよう
に、大径管体15aと小径管体15bの外方の端部に、
左右の枠体の縦杆11…と係合可能な係合部材19a、
19bを結合管体15の管軸回りに回転可能に設けたこ
とを特徴とする幅調整式ラック。 - 【請求項2】 小径管体15bの内方端の抜け止め18
のために、同管体15bの端部を肥大化させた請求項第
1項記載の幅調整式ラック。 - 【請求項3】 大径管体15aの内方端の抜け止め17
として、大径管体15aの内径よりも小径の小径管体1
5bを挿通、係止可能な通口を有する抜け止め部材16
を前記内方端に設けた請求項第1項記載の幅調整式ラッ
ク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001603U JP3028037U (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 幅調整式ラック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996001603U JP3028037U (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 幅調整式ラック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3028037U true JP3028037U (ja) | 1996-08-30 |
Family
ID=43163123
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996001603U Expired - Lifetime JP3028037U (ja) | 1996-02-16 | 1996-02-16 | 幅調整式ラック |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3028037U (ja) |
-
1996
- 1996-02-16 JP JP1996001603U patent/JP3028037U/ja not_active Expired - Lifetime
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