JP3028031U - 警報装置付電子時計 - Google Patents

警報装置付電子時計

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JP3028031U
JP3028031U JP1996001558U JP155896U JP3028031U JP 3028031 U JP3028031 U JP 3028031U JP 1996001558 U JP1996001558 U JP 1996001558U JP 155896 U JP155896 U JP 155896U JP 3028031 U JP3028031 U JP 3028031U
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alarm
time
unit
setting
transmitter
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JP1996001558U
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English (en)
Inventor
明文 小木曽
Original Assignee
株式会社アコーズ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 時刻の設定、警報時刻の設定等を時計本体と
は離れた場所から操作できるようにして時刻の設定作業
等の操作性を向上させた警報装置付電子時計を提供す
る。 【構成】 時刻設定部2、警報時刻設定部3、警報部7
のON/OFFを制御する操作部4を、時計本体6から
分離して送信機本体1内に組み込む。送信機本体1に付
設した送信部5から時刻設定部2によって設定した時刻
等の情報を、赤外線、電波、磁力線等を介して受信部8
を付設した時計本体6に送信する。時刻の設定等の操作
を時計本体6とは離れた場所から行えるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は警報装置付きの電子時計に関するものであり、さらに具体的には時刻 の設定、警報時刻の設定及び警報手段のON/OFF制御を時計本体とは離れた 場所から操作できるようになした警報装置付電子時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の警報装置付電子時計は、図6に示すように時計本体31に、現 在時刻の設定をする時刻設定ボタン32と、設定された時刻を表示する時刻表示 部33と、警報時刻の設定をする警報時刻設定ボタン34と、設定された警報時 刻を表示する警報時刻表示部35と、警報音等を発生させる警報手段36のON /OFFを制御する操作ボタン37を付設してあり、現在時刻が警報設定時刻と 一致したときに時計本体31内に配設してある計数回路から信号が出力され、警 報手段36が作動して、警報音や警報光等によって周囲に所定の時刻に到達した ことを知らせるもので、場合によっては警報手段36がセット中であることを示 す警報マーク38を時計本体31に液晶表示等で示すようになっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のこのような構成の警報装置付電子時計では、現在時刻ま たは警報時刻を設定しようとする場合、または設定内容を変更しようとする場合 、その都度時計本体を設置場所から操作し易い場所まで移動させるか、あるいは 操作を行う者が時計本体の設置場所まで移動して時計本体31に付設してある各 種設定ボタンや操作ボタンによる設定をしなければならなかった。
【0004】 小型の置き時計のような場合ならまだしも、掛け時計等は取付場所から外す作 業が加わり、大型の時計になればなるほど設定作業は厄介なものになる。 特に、時計本体が高い場所に設置してあるような場合には、各種操作に危険を 伴うこともある。また、警報手段のON/OFFを制御する場合もその都度時計 の取付場所まで行って操作する必要があり甚だ面倒なものであった。
【0005】 本考案は上記した従来の警報装置付電子時計の不具合点を解消し、現在時刻の 設定や警報時刻の設定、警報音等からなる警報手段のON/OFF制御を時計本 体とは離れた場所から操作できるようになし、時刻の設定作業等の操作性を向上 させた警報装置付電子時計を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を詳述すれば、時刻を設定する時刻設 定部と、時刻を計測する計数部と、この計数部で計測される時刻を表示する時刻 表示部と、警報時刻を設定する警報時刻設定部と、設定された警報時刻を表示す る警報時刻表示部と、計数部によって計測される時刻が警報設定時刻と一致した 場合に警報手段を作動させる警報部と、警報部のON/OFFを制御するON/ OFF操作部とを具えた電子時計において、前記のうち時刻設定部と、警報時刻 設定部と、警報部のON/OFFを制御するON/OFF操作部を、時計本体か ら分離して送信機本体内に組み込み、送信機本体に付設した送信部から、時刻設 定部によって設定した時刻や警報時刻設定部によって設定した警報時刻に関する 情報を、赤外線、電波、磁力線等を介して受信部を付設した時計本体に設定内容 を送信し、時刻の設定と警報時刻の設定及び警報部のON/OFF制御を時計本 体とは離れた場所から操作できるようになしたことを特徴とする警報装置付電子 時計である。
【0007】 本考案電子時計によれば、時刻設定部と、警報時刻設定部と、警報部のON/ OFFを制御するON/OFF操作部が時計本体とは切り離され、送信機本体内 に組み込まれているので、当該送信機本体に付設してある各種操作ボタンを押す ことにより、時計本体とは離れた場所から時刻の設定や警報時刻の設定を行うこ とが可能となり前記した従来の不具合点を解消することができるものである。
【0008】
【考案の実施の形態】 以下、本考案に係る警報装置付電子時計の具体的構成を図示の実施例に基づき 詳細に説明する。
【0009】 図1はデジタル式の時計本体と送信機の一例を示すブロック図、図2は図1に 示す実施例における時計本体と送信機の概観図、図3はアナログ式の時計本体と 送信機の一例を示すブロック図、図4は図3に示す実施例における時計本体と送 信機の概観図、図5はアナログ式の時計本体に警報時刻をデジタル表示させるよ うにした時計本体の一例を示す概観図である。
【0010】 図中1は送信機本体を示すもので、該送信機本体1は現在時刻等任意の時刻を 設定することのできる時刻設定部2と、警報時刻の設定を行う警報時刻設定部3 と、時計本体6に配設される警報音や警報光のような警報手段を作動させる警報 部7のON/OFFを制御するON/OFF操作部4と、これらの設定内容を、 赤外線、電波、磁力線等を介して出力させる送信部5とで構成されている。
【0011】 時計本体6は、前記送信機本体1の送信部5より出力される設定内容に関する 情報を入力する受信部8を具えていると共に、時刻を表示する時刻表示部9、警 報時刻の表示をする警報時刻表示部10、警報部7がセット中であることを表示 する警報マーク11等からなる表示部12を有している。
【0012】 また、時計本体6には時刻を計測する計数部13と、送信機本体1から送信さ れた警報設定時刻を記憶するメモリー14が組み込まれており、送信機本体1の 警報時刻設定部3によって設定された警報時刻に関する情報は送信部5から赤外 線、電波、磁力線等を介して出力され、時計本体6の前記受信部8によって受信 され、メモリー14に記憶される。
【0013】 時刻は計数部13によってカウントされ、時刻表示部9が示す時刻が警報時刻 表示部10の時刻と一致し、さらに警報部7がONの状態にセットされていると 、計数部13から出力される信号によって警報部7が作動を開始する。警報部7 の警報手段は好ましくは警報音であるが、これ以外にも警報光を発するようにし てもよい。警報手段の停止は、送信機本体1のON/OFF操作部4により入力 され、送信部5から時計本体6の受信部8を通じて計数部13に送られ、計数部 13から出力される停止信号によって警報部7は作動を停止する。
【0014】 この作用を図2に基づいてさらに説明すれば、先ず、時刻の設定を送信機本体 1の時刻設定ボタン15の操作により行う。このときの時刻とは、警報音等を発 生させるうえで基準となる時刻であるが、一般的には現在地の現在時刻が考えら れる。しかしながら、現在時刻以外にも用途に応じて海外の時刻等任意な時刻を 設定してもよい。時刻設定ボタン15を押すと、時計本体6の時刻表示部9の表 示が変動し、その表示内容を確認しながら時刻の設定を行う。
【0015】 次に、警報時刻の設定を警報時刻設定ボタン16により操作し、所望の警報時 刻を入力する。この操作の際は、時計本体6の警報時刻表示部10に表示された 内容を確認しながら警報時刻の設定を行う。なお、前記警報時刻表示部10は時 刻表示部9と表示体を兼ねるようにしてもよく、兼用とした場合には、警報時刻 設定ボタン16による操作になったとき、自動的に時刻表示部が警報時刻の表示 へと変わる。このようにすることにより、時計本体6の省スペース化を図ること ができ、小型化やコスト的なメリットを得ることができる。
【0016】 警報部7のON/OFFは送信機本体1のON/OFF操作ボタン18により 操作するが、その際時計本体6の警報マーク表示部17の有無を確認しながら設 定作業を行う。当該設定内容は時計本体6とは別体の送信機本体1から行われる ため、送信機本体1と時計本体6を結ぶ通信システムが必要となるが、通信方法 は一般的に用いられている赤外線や電波、磁力線等を利用することができ、いず れも無線手段とするものである。送信機本体1のON/OFF操作部4から入力 された情報は送信機本体1の送信部5から出力され、時計本体6の受信部8に入 力される。
【0017】 時刻表示部9の表示時刻と警報時刻表示部10の表示時刻とが一致し、且つ警 報部7がONの状態にセットされている場合、時計本体6の警報部7が作動し、 警報音等がスピーカーを通じて放出される。なお、警報マーク表示部17が表示 を止めているとき、すなわち警報部7がOFFの状態にセットされているとき、 計数部13からは信号が出力されず警報音等は放出されない。 作動中の警報部7を停止させるには、送信機本体1のON/OFF操作部4を 起動させるため操作ボタン18を操作する。送信機本体1の送信部5より出力さ れた警報音等の停止指示情報は時計本体6の受信部8から入力され、警報音等は 直ちに鳴り止む。
【0018】 上記した実施例では、送信機本体1に時刻設定機能と警報時刻設定機能を付加 してあるが、当該両機能を時計本体6に移設し、送信機本体1には警報部7のO N/OFF設定と、警報部7の作動停止機能のみを付加することによって送信機 自体の小型化やコストダウンを図るようにすることもできる。
【0019】 さらに、これとは逆に送信機本体1に液晶セルのような表示部を付設し、時刻 表示部9と警報時刻表示部10及び警報マーク表示部17を、手元の送信機本体 1で確認しながら時刻の設定等を行い、時計本体6に遠隔操作で情報を転送入力 するといった利用方法をとることもできる。
【0020】 また、表示部12の表示手段についても、図2に示すような液晶セルによるデ ジタル表示に限らず、指針によるアナログ表示に置き換えることも当然できるも のである。図3及び図4は本考案をアナログ式の時計本体に応用した場合の実施 例を示すものであるが、送信機本体1については前記図1に示す構成、作用と同 じであるので説明は省略する。
【0021】 図3及び図4において、時計本体6は、受信部8、計数部13、時刻を表示す る時刻表示針19、警報時刻を表示する警報時刻表示針20、時刻表示針19を 作動させる時刻表示針駆動部21、警報時刻表示針20を作動させる警報時刻表 示針駆動部22を有している。次に、作用を説明すると、先ず、送信機本体1の 時刻設定ボタン15で時刻の設定を行い、警報時刻設定ボタン16で警報時刻の 設定を行う。設定内容は送信機本体1に付設してある送信部5より赤外線や電波 、磁力線等を通じて転送され、時計本体6の受信部8を介し、時刻表示針駆動部 21と警報時刻表示針駆動部22に伝えられ、設定された時刻を時刻表示針19 が、設定された警報時刻の表示を警報時刻表示針20がそれぞれ表示する。また 、警報部7のON/OFFは送信機本体1の操作ボタン18により設定される。
【0022】 なお、警報時刻の表示手段としては、前記警報時刻表示針20を用いる他にも 、警報時刻設定のときに時刻表示針19が警報時刻の表示に変わり、警報時刻設 定終了後に再び時刻表示に戻るといった表示方法をとることもできる。 さらに、図5に示すように時刻表示は時刻表示針19によって行い、警報時刻 の表示を図2に示すような液晶セル等を用いてデジタル表示にすることもできる ものである。
【0023】
【考案の効果】
本考案電子時計によれば、時刻設定部と、警報時刻設定部と、警報部のON/ OFFを制御するON/OFF操作部が時計本体とは切り離され、送信機本体内 に組み込まれているので、当該送信機本体に付設してある各種ボタンを操作する ことにより、時計本体とは離れた場所から時刻の設定や警報時刻の設定を行った り、作動中の警報手段を停止させたりすることが可能となり従来のような不具合 点を解消することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル式の時計本体と送信機の一例を示すブ
ロック図である。
【図2】図1に示す実施例における時計本体と送信機の
概観図である。
【図3】アナログ式の時計本体と送信機の一例を示すブ
ロック図である。
【図4】図3に示す実施例における時計本体と送信機の
概観図である。
【図5】アナログ式の時計本体に警報時刻をデジタル表
示させるようにした時計本体の一例を示す概観図である
【図6】従来の警報装置付電子時計の一例を示す概観図
である。
【符号の説明】
1:送信機本体 2:時刻設定部 3:警報時刻設定部 4:操作部 5:送信部 6:時計本体 7:警報部 8:受信部 9:時刻表示部 10:警報時刻表示部 11:警報マーク 12:表示部 13:計数部 14:メモリー 15:時刻設定ボタン 16:警報時刻設定
ボタン 17:警報マーク表示部 18:操作ボタン 19:時刻表示針 20:警報時刻表示
針 21:時刻表示針駆動部 22:警報時刻表示
針駆動部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時刻を設定する時刻設定部と、時刻を計
    測する計数部と、この計数部で計測される時刻を表示す
    る時刻表示部と、警報時刻を設定する警報時刻設定部
    と、設定された警報時刻を表示する警報時刻表示部と、
    計数部によって計測される時刻が警報設定時刻と一致し
    た場合に警報手段を作動させる警報部と、警報部のON
    /OFFを制御する操作部とを具えた電子時計におい
    て、前記のうち時刻設定部と、警報時刻設定部と、警報
    部のON/OFFを制御する操作部を、時計本体から分
    離して送信機本体内に組み込み、送信機本体に付設した
    送信部から、時刻設定部によって設定した時刻や警報時
    刻設定部によって設定した警報時刻に関する情報を、赤
    外線、電波、磁力線等を介して受信部を付設した時計本
    体に送信し、時刻の設定と警報時刻の設定及び警報部の
    ON/OFF制御を時計本体とは離れた場所から操作で
    きるようになしたことを特徴とする警報装置付電子時
    計。
JP1996001558U 1996-02-16 1996-02-16 警報装置付電子時計 Expired - Lifetime JP3028031U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001006329A1 (fr) * 1999-07-16 2001-01-25 Citizen Watch Co., Ltd. Montre

Cited By (1)

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