JP3028007U - 給水給油容器 - Google Patents

給水給油容器

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JP3028007U
JP3028007U JP1996001937U JP193796U JP3028007U JP 3028007 U JP3028007 U JP 3028007U JP 1996001937 U JP1996001937 U JP 1996001937U JP 193796 U JP193796 U JP 193796U JP 3028007 U JP3028007 U JP 3028007U
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container
water
faucet
kerosene
synthetic resin
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JP1996001937U
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English (en)
Inventor
宏昭 折原
直己 河原木
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大谷 省吾
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  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 災害時や、水道の断水時に飲料水の確保に必
要な合成樹脂容器からの給水方法、又、石油ストーブの
灯油等に一時保管する合成樹脂容器からの給油方法の操
作を少ない労力で得られ、水、灯油等の飛散、漏出、異
臭を防止する給水給油容器の提供。 【構成】 容器本体1の上部に給水給油口2と、注水注
油口3と、握手4を構成した従来の合成樹脂容器の側壁
7の下部に雌ねじ8を設け、蛇口本体9の後方の雄ねじ
10をねじ込んで固定する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、水や灯油等の液体を一時保管し使用するための合成樹脂製の給水 給油容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
災害時や水道の断水時に飲料水や生活用水の確保に合成樹脂製の容器が用いら れるが、容器内の水、通常20リットルの容量を使用する手段として容器本体上 部の開口部の注水口に付属品の蛇腹式のホースを取り付け、容器本体を右手で握 手を持ち、左手で容器本体底部を持って持ち上げてバケツ等の容器に移すが、水 が周囲に飛散したり、漏出する。 又、容量20リットルの容器を扱うには老人や婦女子には大変な労力が強いられ る。
【0003】 一般の家庭の暖房手段として石油ストーブが普及しており、タンクと一体型よ り収納用タンクのみを取り外せるものが大半を占めている。使用する灯油を合成 樹脂容器から石油ストーブの収納用タンクに給油する手段として、手動式、又は 、電動式の給油ポンプが多用されている。 上記手動式給油ポンプは合成樹脂容器の開口部である注油口より吸引ホースを 容器内に挿入し、ポンピング操作で他方のフレキシブルホースより収納用タンク に給油する。給油を停止するには収納用タンクの容量目盛で確認し、容量目盛が 上位に達したら容器内で吸引ホースを灯油面より上げて空気を入れて停止するか 、ポンピング上部のねじを暖めて停止する。 容器を収納用タンクより高い位置 に持ち上げる必要があるばかりでなく容器内の灯油の容量が少なくなってくると 収納用タンク側に傾ける必要があり、老人や婦女子には操作が複雑であると同時 に労力が強いられる。
【0004】 電動式給油ポンプは電池で小型モーターを動力て、その動力で吸引ホースより フレキシブルホースにて収納用タンクに給油する。 操作は上記手動式給油ポン プと同じで、電池のスイッチボタンにて給油の開始、停止を行う。いづれも収納 用タンクに給油後、収納用タンクの開口部でフレキシブルホースの先端を指でつ まみ、左右に振ってフレキシブルホース内に残った灯油の残油を処理しなければ ならず、完全には灯油が抜けきれない。吸引ホースも容器開口部の注油口で数回 吸引ホースを当てて吸引ホース内の灯油の残油を処理するが、完全に灯油が抜け きれない。操作に際して灯油に触れ易く、床に灯油が飛散し、手や衣類を汚し易 いという問題がある。給油ポンプを容器の横に取り付けた収納ケースに入れた後 も異臭が発生するという問題もある。
【0005】 合成樹脂製容器より収納用タンクに給油する手段として容器注油口にフレキシ ブルホースの一端を取り付け、一端の先端にノズル、開閉栓、開成先端キャップ を設けて給油時に容器を倒して開栓し、給油後は閉栓し容器を元に戻して開成先 端キャップを容器給油口に脱着自在な連結してなる給油容器。 又、合成樹脂容器の側面最下部に筒状接続部を設けフレキシブルなホースを接続 して吐出ノズルを先端に取り付けた灯油収納用タンク。 あるいは合成樹脂容器に背負い手段を設け、容器本体の側壁に収納用タンクに 給油する専用の注油口を1ヵ所設け、コック付容器蓋を使用時に取り付けて給油 する合成樹脂製容器もある。いづれも操作が複雑であり、扱いが容易でない。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は、上記した事情を解消するために創案されたもので、その目的とする ところは、水や灯油等の液体を合成樹脂容器から他のバケツ等の器や、石油スト ーブの収納用タンクに最短距離で容易に給水給油出来る、給水給油容器を提供す ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した目的を達成するために、この考案の構成を従来使用されている合成樹 脂容器を改善して説明する。従来、水や灯油や液体を一時的に運搬、保管する通 常20リットル程度の容量の合成樹脂容器は便利さを受け多量に一般家庭や、事 務所、工場等で使用されている。 合成樹脂容器の容器本体上部の給水給油口、注水注油口、中央の握手はそのま ま使用し、容器本体の幅の狭い注水注油口側の側壁下部に、蛇口本体をねじ合わ せして固定する雌ねじを容器本体の内側に設ける。
【0008】 容器本体の雌ねじにねじ合わせする蛇口本体は、蛇口本体の後方に雄ねじを加 工した、金属製、あるいは合成樹脂製の蛇口本体を用いて、蛇口は上下左右に自 在回転する構造とする。蛇口外周に数カ所溝を入れ、注水注油を開閉する開閉コ ックは蛇口本体上部に設け、ら線状の回転式を用いるが、ワンタッチで開閉出来 るレバー式でも良い。
【0009】 蛇口に合成樹脂製のキャップを取り付け、キャップの紛失と蛇口の自在回転に 合わせて回転する、回転リングを蛇口の後方に取り付け、キャップと回転リング を紐にて連結させる。
【0010】
【作用】
本考案は、以上のように構成したので、次のように使用することができる。 先ずこの給水給油容器を、給水用として使用する場合は、給水給油口のねじキャ ップをはずして開口し、水道の蛇口にホースの一端を取り付け、一端を給水口に 入れて容器本体内部に容量20リットル程度の水を給水する。給水後ねじキャッ プを閉めて密閉し、使用する場所、屋内であれば流し台の上に置き、洗場に蛇口 本体を向け使用する時は容器本体の上部に構成した注水口のねじキャップを軽く ゆるめて空気が入る様にし、蛇口にはめ込んであるキャップをはずし、蛇口を下 に向ける。 蛇口本体上部の開閉コックを開き、水道と同じ方法で水を出して使用する。容 器本体内の水を使いきった時は、蛇口を指でつまみ左右に振って蛇口内の水を落 として水切り、蛇口を上に向けてキャップをはめ込み、注水口のねじキャップを 閉める。
【0011】 この給水給油容器を石油ストーブの灯油を入れて使用する場合は、燃料店等で 給油口のねじキャップを開けて容量20リットルの灯油を受給し、ねじキャップ を閉めて密閉し、所定の場所へ運搬、一時保管する。 灯油を石油ストーブの収納用タンクへ給油する場合は、収納用タンクの開口部 の上に蛇口が位置する様に一段高い場所に置く。容器本体の上部に構成した注油 口のねじキャップを軽くゆるめて空気が入る様にし、蛇口にはめ込んであるキャ ップをはずし、蛇口を下に向け収納用タンクの開口部に合わせる。 蛇口本体の上部の開閉コックを開き、容器本体の中の灯油を収納用タンクの目 盛りに合わせて給油する。収納用タンクに所定容量の灯油が給油されそうになっ た時点で蛇口本体の上部の開閉コックを閉めて給油を停止させて、蛇口を指でつ まみ、左右に振って蛇口内の灯油を落として油切りをし、蛇口を上に向けてキャ ップをはめ込み、注油口のねじキャップを閉める。
【0012】
【実施例】
以下、図示した実施例に基づいて本考案の一実施例を詳細に説明する。 図1、図2に示すように、この考案の一実施例に係る給水給油容器は従来の合成 樹脂容器に水あるいは灯油等の液体を入れて使用する目的で容器本体1の上部に 給水給油口2と注水注油口3と中央に握手4を構成し、給水給油口2にねじキャ ップ5を、注水注油口3にねじキャップ6を設ける。容器本体1の注水注油口3 の側の側壁7の下部に蛇口本体9の後部の雄ねじ10をねじ込む雌ねじ8を容器 本体1の内側に設ける。
【0013】 容器本体1の内部に貯留した水を直接使用したり、灯油等の液体を器や石油ス トーブの収納用タンク等へ給油する場合に必要な蛇口本体9は従来使用されてい る水道の金属製の製品と同様に、蛇口本体9の上部に開閉コック12を設け先端 の蛇口13は上下左右に動く回転自在とする。蛇口13の外周にみぞ14を設け てキャップ15をはめ込める様にする。 蛇口本体9の後方にパッキン11をつけ、その後に雄ねじ10を設け雄ねじ10 にシールテープを巻き、容器本体1の雌ねじ8にねじを合わせてねじ込んで固定 する。
【0014】 蛇口13の内部にたまる水や灯油等の飛散を防いだり、蛇口13を衛生的に保 つように、又、蛇口13を保護する目的で合成樹脂製の着脱できるキャップ15 を取り付け、蛇口13の回転に合わせて回る一部を切り欠いた回転リング16を 設ける。キャップ15の紛失防止に紐17の一端をキャップ15に、一端を回転 リング16に取り付ける。
【0015】
【考案の効果】
以上のようにこの考案による給水給油容器の中の水を災害時や水道の断水時あ るいは屋外のレジャーにも一般に使用されている水道と同じ方法で使用できるた め、操作が容易で、労力を最小限に押えれるので老人や婦女子でも簡単に扱える 利点がある。
【0016】 又、この給水給油容器の中の灯油を石油ストーブの収納用タンクに給油する場 合も、蛇口本体の上部に構成された開閉コックの開閉操作と指で蛇口内の残油を 油切りできるので、老人や婦女子でも扱え、灯油の飛散や、手や衣服を汚さない で済み、屋内に保管しても異臭が防止できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る給水給油容器の正面
図である。
【図2】給水給油容器の容器本体を一部切り欠いた正面
【符号の説明】
1 容器本体 8 雌ねじ 1
3 蛇口 2 給水給油口 9 蛇口本体 1
5 キャップ 3 注水注油口 10 雄ねじ 4 握手 12 開閉コック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製の容器の上部に、給水給油口
    と、注水注油口と、中央に握手を設けた容器本体の側壁
    下部に、蛇口本体後部の雄ねじをねじこんで固定する雌
    ねじを容器本体の内側、あるいは外側に設けて、蛇口本
    体後部の雄ねじとねじ合わせさせて固定し、蛇口にキャ
    ップを取り付けた給水給油容器。
JP1996001937U 1996-02-15 1996-02-15 給水給油容器 Expired - Lifetime JP3028007U (ja)

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JP1996001937U JP3028007U (ja) 1996-02-15 1996-02-15 給水給油容器

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JP1996001937U JP3028007U (ja) 1996-02-15 1996-02-15 給水給油容器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012158364A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Yoshimasa Miyasaka 液体収容装置、液体吐出具および液注パイプ
JP2015231879A (ja) * 2015-08-20 2015-12-24 宮坂 義政 液体吐出具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012158364A (ja) * 2011-01-31 2012-08-23 Yoshimasa Miyasaka 液体収容装置、液体吐出具および液注パイプ
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