JP3027571B1 - 有料道路料金収受システムと不正利用防止方法 - Google Patents

有料道路料金収受システムと不正利用防止方法

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Abstract

【要約】 【課題】 車載器に記録された虚偽データを容易に発見
できるETCシステムを提供する。 【解決手段】 有料道路の自動料金収受サービスの不正
利用を防止する自動料金収受システムにおいて、スタン
プを適宜の時間間隔で切り替えて発行する集計装置15
と、このスタンプを利用して、車載器26に記録されたデ
ータの不正を発見する各料金所の車線機器12、13とを設
け、この車線機器に、車載器に送るデータにスタンプを
付加して送信する無線通信装置25と、車載器からの受信
データに含まれるスタンプと発行されたスタンプとを照
合してデータの不正の有無を識別する車線制御装置22と
を設ける。スタンプの違いにより、車載器に記録された
データの不正を発見することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有料道路の自動料
金収受システム(Electronic Toll Collection:ET
C)の不正利用を防止する方法と、その方法を実施する
ETCシステムに関し、特に、車載器に記録された虚偽
のデータを容易に発見できるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】ETCシステムは、料金所に設置された
無線通信装置と車両に搭載された車載器との間で必要な
情報を交信し、通行料金の課金処理を自動的に行なうシ
ステムであり、このシステムの導入により、車両は料金
所をノンストップで通過することができ、有料道路の料
金所での渋滞を解消することができる。
【0003】このETCシステムでは、車両が料金所の
レーンに進入すると、路側等に設置された無線通信装置
が無線送信を開始する。
【0004】ETC車には、車内のダッシュボード上な
どに車載器が設置されており、車載器には、支払い口座
や残高情報などの個人情報が記録されたICカードが挿
入されている。この車載器は、無線通信装置から無線信
号を受信すると、記憶している車載器ID、車種情報、
車両用ID、出発地、通過地などの情報と、ICカード
から読み出した支払い口座、残高などの情報とを送信す
る。これらの情報(利用明細情報)は無線通信装置で受
信されて車線機器に送られ、車線機器は、利用明細情報
を基に通行料金を算出して自動料金収受の処理を行な
う。車線機器は、また、利用明細情報にデータを追加あ
るいは更新した後、無線通信装置を介して、ETC車に
送り返す。
【0005】この間、ETC車は走行を続け、更新され
た利用明細情報を受信すると、これを格納して料金所を
走り抜ける。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このETCシ
ステムでは、偽造無線通信装置を用いて、車載器に虚偽
のデータを書き込む不正が考えられる。例えば、有料道
路を東京から大阪まで利用する場合に、途中の名古屋か
ら有料道路に乗り入れたように偽装するデータを車載器
に記録して、請求される通行料の金額をごまかすことが
考えられる。特に、料金所では、無線通信装置が屋外に
設置されているため、この装置を盗んで虚偽データの作
成に悪用するケースが考えられる。
【0007】本発明は、こうした問題点を解決するもの
であり、車載器に記録された虚偽データを容易に発見す
ることができる方法を提供し、また、その方法を実施す
るETCシステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明のETC
システムでは、センターの集計装置が、スタンプを適宜
の時間間隔で切り替えて発行する。各料金所の車線機器
は、車載器に送るデータに、このスタンプを付加して送
信し、車載器は、このスタンプを保持し、料金所の車線
機器に送るデータには、このスタンプを付加して送信す
る。これを受信した車線機器は、受信データに含まれる
スタンプと発行されたスタンプとを照合してデータの不
正の有無を識別する。
【0009】このように、スタンプの違いにより、車載
器に記録されたデータの不正を発見することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、有料道路のETCシステムの不正利用を防止する方
法において、統一管理されたスタンプを適宜の時間間隔
で切り替えて発行し、各料金所の車線機器が、車載器に
送るデータに、このスタンプを付加して送信し、車載器
は、このスタンプを保持し、料金所の車線機器に送るデ
ータには、このスタンプを付加して送信し、これを受信
した車線機器では、受信データに含まれるスタンプと発
行されたスタンプとを照合してデータの不正の有無を識
別するようにしたものであり、スタンプの違いにより不
正利用が見つけられる。
【0011】請求項2に記載の発明は、スタンプの発行
を一定周期で切り替えるようにしたものであり、スタン
プの偽造を防止できる。
【0012】請求項3に記載の発明は、スタンプの発行
を不定期で切り替えるようにしたものであり、スタンプ
の偽造を防止できる。
【0013】請求項4に記載の発明は、車線機器が、受
信データに含まれるスタンプと、最近発行された複数の
スタンプとを照合するようにしたものであり、走行の途
中でスタンプが切り替わった場合でも、支障なく照合す
ることができる。
【0014】請求項5に記載の発明は、有料道路の自動
料金収受サービスの不正利用を防止するETCシステム
において、スタンプを適宜の時間間隔で切り替えて発行
する集計装置と、このスタンプを利用して、車載器に記
録されたデータの不正を発見する各料金所の車線機器と
を設け、この車線機器に、車載器に送るデータにスタン
プを付加して送信する無線通信装置と、車載器からの受
信データに含まれるスタンプと発行されたスタンプとを
照合してデータの不正の有無を識別する車線制御装置と
を設けたものであり、スタンプの違いにより、車載器に
記録されたデータの不正を発見することができる。
【0015】請求項6に記載の発明は、集計装置が、発
行したスタンプを各料金所の車線機器に同報通信するよ
うにしたものであり、各料金所の車線機器が、車載器に
対して統一管理されスタンプを書き込むことによって、
車載器に記録されたデータの不正を発見することができ
る。
【0016】請求項7に記載の発明は、車線制御装置
が、受信データに含まれるスタンプと、最近発行された
複数のスタンプとを照合するようにしたものであり、車
両が次の料金所に達する途中でスタンプが切り替わった
場合でも、支障なくスタンプ照合を行なうことができ
る。
【0017】請求項8に記載の発明は、車載器が、無線
通信装置から受信した最も新しいスタンプだけを保持す
るようにしたものであり、車載器の記憶容量を節約する
ことができる。
【0018】請求項9に記載の発明は、車載器が、スタ
ンプと通信年月日のデータとを保持し、車線機器に送信
するデータにこのスタンプと通信年月日のデータとを含
めて送信するようにしたものであり、複数日にわたって
発行された複数のスタンプと照合する場合に、照合を迅
速化できる。
【0019】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0020】実施形態のETCシステムは、図1に示す
ように、それぞれの料金所に設置されている料金所機器
10、11と、スタンプを発行する集計装置15とから成り、
集計装置15は、ネットワークで接続された各料金所機器
10、11に、発行したスタンプを供給する。
【0021】料金所機器10は、各レーンごとに設置され
た車線機器12、13と、集計装置15に対して通信を行なう
伝送装置14とを備えており、車線機器12は、レーンに進
入した車両を検知する車両検知器24と、車載器26への無
線通信を行ない、車載器26に送る利用明細情報にスタン
プを付加して送信する無線通信装置25と、ICカードの
情報を解読し、ICカードに書き込むためのデータを作
成するICカードリードライター装置23と、車両の通過
や停止の指示を表示する路側表示機19と、車両の通行を
遮断する発進制御機21と、非ETC車両等に対して料金
を収受するための料金収受機16と、発進制御を無視して
通過しようとする車両を撮影する不正撮影装置18と、レ
ーンの状況をブース内に表示するブース内表示機20と、
車載器26から送られた利用明細情報のスタンプを照合し
て不正が見つからない場合に必要なデータ処理を行な
い、利用明細情報を更新する車線制御装置22とを具備し
ている。
【0022】このシステムでは、集計装置15が、1日ご
とに異なるスタンプを生成し、このスタンプと発行年月
日のデータとを各料金所機器10、11の車線機器12、13に
ネットワークを通じて同報通信する。このスタンプは所
定桁数のデジタルデータから成る。集計装置15は、図4
(a)に示すように、過去一定期間に渡って生成したス
タンプを発行開始日及び利用中断日(そのスタンプの利
用を停止した日時)と関連付けて、スタンプマスターデ
ータとして保持している。
【0023】車線機器12の車線制御装置22は、図4
(b)に示すように、集計装置15から送られたスタン
プ、発行開始日及び利用中断日の2、3日分のデータを
保持するとともに、その中の本日の書き込み用であるス
タンプGを区別して記憶し、また、この本日のスタンプ
Gを無線通信装置25に送信する。
【0024】無線通信装置25は、このスタンプGを保持
し、更新した利用明細情報を車載器26に返送する場合
に、この利用明細情報にスタンプと通信年月日とを付加
して送信する。これを受信した車載器26は、利用明細情
報と区別して、スタンプと通信年月日とを履歴情報とし
て保持する。
【0025】図6には、車線機器12から車載器26に送信
される、履歴情報(スタンプ及び通信年月日)が付加さ
れた利用明細情報の一例を示し、また、図5(a)に
は、車載器26に保持された履歴情報の一例を示してい
る。
【0026】一方、料金所のレーンに進入した車両の車
載器26は、車線機器12の無線通信装置25から無線信号を
受信すると、履歴情報を記憶している場合には、それを
読み出し、利用明細情報に付加して車線機器12に送信す
る。この利用明細情報は、無線通信装置25で受信され、
ICカードのデータについてはICカードリードライタ
ー装置23で解読されて、履歴情報と利用明細情報とが車
線制御装置22の下に送られる。
【0027】車線制御装置22は、この履歴情報のスタン
プと保持しているスタンプとを照合し、それらが一致す
る場合には通常の課金処理を行なう。このとき、遠く離
れた地点から出発したため、車両がこの料金所に達する
までに2、3日を要した場合には、車載器26で保持する
履歴情報のスタンプが2、3日前のスタンプとなる。そ
のため、車線制御装置22は、前述するように、2、3日
分のスタンプデータを保持し、それらを含めてスタンプ
の照合を行なう。
【0028】照合の結果、スタンプが一致した場合に
は、利用明細情報に虚偽が無いものと判断し、通常の課
金処理を行なった後、利用明細情報を更新して無線通信
装置25に送り、無線通信装置25は、この利用明細情報に
履歴情報を付加して車載器26に送信する。
【0029】また、車線制御装置22は、スタンプの照合
結果が一致しない場合には、利用明細情報に虚偽がある
ものと判断し、その旨を路側表示機19、発進制御機21及
び無線通信装置25に伝える。これを受けて、路側表示機
19は車両停止の指示を表示し、発進制御機21は遮断機で
レーンを遮断し、また、無線通信装置25は、車載器26に
対して停止指示を無線送信する。この停止指示の情報を
受信した車載器26では、その表示画面等に停止指示が表
示される。
【0030】その結果、車両は停止する。また、車両が
停止指示に従わず、遮断機を壊して通過しようとした場
合には、不正撮影装置18がこの車両を撮影し、不正行為
の証拠が記録される。
【0031】このように、スタンプをチェックすること
により、車載器26に虚偽データが記録された場合、それ
を的確に発見することができる。
【0032】図2は、このシステムのスタンプを用いて
行なうチェック動作のフロー図を示している。この図2
では、有料道路の入口で発券し、出口で料金を収受する
入口発券出口収受方式での手順を示している。
【0033】ステップ1:集計装置15は、1日ごとに異
なるスタンプを生成し、そのスタンプと発行開始日及び
利用中断日のデータとを、各料金所機器10、11の車線機
器12、13にネットワークを通じて同報通信する。
【0034】ステップ2:車線機器12の車線制御装置22
は、集計装置15から送られたスタンプ、発行開始日及び
利用中断日のデータを一定期間分(例えば2〜3日分)
記憶し、 ステップ3:また、無線通信装置25は、車線制御装置22
から受信した本日の書き込み用のスタンプを保持する。
【0035】ステップ4:入口料金所のレーンに進入し
た車両の車載器26は、無線通信装置25から無線信号を受
信すると、履歴情報を記憶している場合には、それを読
み出し、 ステップ5:利用明細情報に付加して送信する。
【0036】ステップ6:無線通信装置25は、この利用
明細情報を受信すると、車線制御装置22に送り、 ステップ7:車線制御装置22は、この情報にスタンプが
含まれている場合には、保持しているスタンプの中に一
致するスタンプがあるかどうかを確認する。
【0037】ステップ8:一致するスタンプが無い場合
には、利用明細情報が虚偽であると判断して集計装置15
に報告する。この場合には、 ステップ9:路側表示器19は、停止指示を表示し、 ステップ10:発進制御器21は、レーンを遮断棒で閉鎖
し、 ステップ11:無線通信装置25は、停止指示の情報を送信
する。
【0038】ステップ12:これを受けて、車載器26の表
示器には停止指示が表示される。
【0039】その結果、車両は停止する。
【0040】また、ステップ7において、一致するスタ
ンプが存在する場合には、利用明細情報に不正が無いも
のと判断し、 ステップ13:車線制御装置22は、入口での収受処理を実
行した後、 ステップ14:利用明細情報を更新する。
【0041】ステップ15:無線通信装置25は、この利用
明細情報に本日の書き込み用のスタンプを含む履歴情報
を付加して車載器26に送信し、 ステップ16:車載器26は、この利用明細情報を受信する
と、 ステップ17:履歴情報を利用明細情報とは別に格納す
る。
【0042】なお、利用明細情報の内、車載器IDや料
金所の情報、車種、収受金額、残金などの情報は車載器
20の表示器に表示されるが、履歴情報のスタンプについ
ては表示されない。
【0043】また、 ステップ20:出口料金所のレーンに進入した車両の車載
器26は、無線通信装置25から無線信号を受信すると、記
憶している履歴情報を読み出し、 ステップ21:利用明細情報に付加して送信する。
【0044】ステップ22:無線通信装置25は、この利用
明細情報を受信すると、車線制御装置22に送り、 ステップ23:車線制御装置22は、この情報に含まれるス
タンプが、保持しているスタンプと一致するかどうかを
確認する。
【0045】ステップ24:一致するスタンプが無い場合
には、利用明細情報が虚偽であると判断して集計装置15
に報告し、 ステップ25:路側表示器19は、停止指示を表示し、 ステップ26:発進制御器21は、レーンを遮断棒で閉鎖
し、 ステップ27:無線通信装置25は、停止指示の情報を送信
する。
【0046】ステップ28:これを受けて、車載器26の表
示器には停止指示が表示され、車両は停止する。
【0047】また、ステップ23において、一致するスタ
ンプが存在する場合には、利用明細情報に不正が無いも
のと判断し、 ステップ29:車線制御装置22は、出口での料金収受処理
を実行した後、 ステップ30:利用明細情報を更新する。
【0048】ステップ31:無線通信装置25は、この利用
明細情報に本日の書き込み用のスタンプを含む履歴情報
を付加して車載器26に送信し、 ステップ32:車載器26は、この利用明細情報を受信する
と、 ステップ33:履歴情報を利用明細情報とは別に格納す
る。
【0049】このように、車線機器から車載器に送信す
るデータにスタンプを付し、車載器から受信したデータ
のスタンプを確認することによって、改ざんされた車載
器のデータを発見することができる。
【0050】また、図3は、各料金所で通行料を収受す
る単純収受方式の場合のフロー図を示している。この場
合も、動作手順は、入口発券出口収受方式(図2)の場
合と実質的に同じであり、ただ、スタンプの一致を確認
した後のステップ13及びステップ29において、各料金所
で、同じような料金収受処理が行なわれる点だけが違っ
ている。
【0051】なお、車載器に格納する履歴情報は、車線
機器から受信した最新の履歴情報だけに限定せずに、図
5(b)に示すように、複数の履歴情報を格納するよう
にしても良い。また、履歴情報として、通信年月日を除
いてスタンプだけを保持しても良い。但し、車線制御装
置で複数日分にわたってスタンプを照合する必要がある
場合には、通信年月日が在った方が便利である。
【0052】また、集計装置15がスタンプを発行する周
期は、1日ごとで無くても良い。この周期は、一定周期
でも、また、不定期でもよい。
【0053】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のETCシステムでは、車載器のデータの改ざんを発見
することができ、こうした不正行為の無益さを利用者に
認識させ、こうした行為の抑制を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態におけるETCシステムの構
成を示すブロック図、
【図2】実施形態のETCシステムの入口発券出口収受
方式の料金所における動作を示すフロー図、
【図3】実施形態のETCシステムの単純収受方式の料
金所における動作を示すフロー図、
【図4】実施形態のETCシステムの集計装置で保持さ
れるスタンプマスターデータ(a)と、車線制御装置で
保持されるスタンプ比較確認用有効データ(b)のデー
タ構造、
【図5】実施形態のETCシステムの車載器で保持され
る履歴情報のデータ構造、
【図6】実施形態のETCシステムで伝送される利用明
細情報のデータ構造である。
【符号の説明】
10、11 料金所機器 12、13 車線機器 14 伝送装置 15 集計装置 16 料金収受機 18 不正撮影装置 19 路側表示機 20 ブース内表示機 21 発進制御機 22 車線制御装置 23 ICカードリードライター装置 24 車両検知器 25 無線通信装置 26 車載器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布山 清治 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 八重樫 賢治 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 川崎 真一郎 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番 1号 松下通信工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−222711(JP,A) 特開 平10−143695(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07B 15/00 G06F 19/00 H04L 9/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有料道路の自動料金収受システムの不正
    利用を防止する方法であって、 統一管理されたスタンプを適宜の時間間隔で切り替えて
    発行し、各料金所の車線機器は、車載器に送るデータに
    前記スタンプを付加して送信し、 車載器は、前記スタンプを保持し、料金所の車線機器に
    送るデータには、前記スタンプを付加して送信し、これ
    を受信した車線機器では、受信データに含まれるスタン
    プと発行されたスタンプとを照合して前記データの不正
    の有無を識別することを特徴とする不正利用防止方法。
  2. 【請求項2】 前記スタンプの発行を一定周期で切り替
    えることを特徴とする請求項1に記載の不正利用防止方
    法。
  3. 【請求項3】 前記スタンプの発行を不定期で切り替え
    ることを特徴とする請求項1に記載の不正利用防止方
    法。
  4. 【請求項4】 前記車線機器が、受信データに含まれる
    スタンプと、最近発行された複数のスタンプとを照合す
    ることを特徴とする請求項1に記載の不正利用防止方
    法。
  5. 【請求項5】 有料道路の自動料金収受サービスの不正
    利用を防止する自動料金収受システムであって、 スタンプを適宜の時間間隔で切り替えて発行する集計装
    置と、 前記スタンプを利用して、車載器に記録されたデータの
    不正を発見する各料金所の車線機器とを備え、前記車線
    機器が、 車載器に送るデータに前記スタンプを付加して送信する
    無線通信装置と、 車載器からの受信データに含まれるスタンプと発行され
    たスタンプとを照合して前記データの不正の有無を識別
    する車線制御装置とを具備することを特徴とする自動料
    金収受システム。
  6. 【請求項6】 前記集計装置が、発行した前記スタンプ
    を各料金所の車線機器に同報通信することを特徴とする
    請求項5に記載の自動料金収受システム。
  7. 【請求項7】 前記車線制御装置が、受信データに含ま
    れるスタンプと、最近発行された複数のスタンプとを照
    合することを特徴とする請求項5に記載の自動料金収受
    システム。
  8. 【請求項8】 前記車載器が、前記無線通信装置から受
    信した最も新しいスタンプだけを保持することを特徴と
    する請求項5に記載の自動料金収受システム。
  9. 【請求項9】 前記車載器が、前記スタンプと通信年月
    日のデータとを保持し、車線機器に送信するデータに前
    記スタンプと通信年月日のデータとを含めて送信するこ
    とを特徴とする請求項8に記載の自動料金収受システ
    ム。
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