JP3027439B2 - タイムスプリットバスの制御回路 - Google Patents

タイムスプリットバスの制御回路

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JP3027439B2
JP3027439B2 JP3131242A JP13124291A JP3027439B2 JP 3027439 B2 JP3027439 B2 JP 3027439B2 JP 3131242 A JP3131242 A JP 3131242A JP 13124291 A JP13124291 A JP 13124291A JP 3027439 B2 JP3027439 B2 JP 3027439B2
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眞 岡崎
將夫 浅井
勝行 岡田
忠芳 小町谷
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Fujitsu Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイムスプリットバスに
おけるステータス信号線のパリティエラーに対処するタ
イムスプリットバス方式インタフェース回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図8はデータ転送システムの構成概念図
である。図において、1は複数(N個)のCPU、2は
共通メモリ(CM)、3は複数(M個)の入出力制御装
置(IOC)である。これらCPU1,共通メモリ2及
び入出力制御装置3は共通のバス(システムバス)4で
相互接続されている。
【0003】図9はこのようなシステムにおけるデータ
転送時の装置間の接続状態を示す図である。ここでは、
CPU1と共通メモリ2とがシステムバス4を介して接
続されている場合を示している。CPU1はマイクロプ
ロセッサ(μP)1aとバスインタフェース(BiF#
0)1bとこれらμP1aとBiF#0間を接続するロ
ーカルバス1c(以下単にローカルバス0という)とで
構成されている。
【0004】一方、共通メモリ2は、バスインタフェー
ス(BiF#1)2aとメモリ2bとこれらBiF#1
とメモリ2b間を接続するローカルバス2c(以下単に
ローカルバス1という)とで構成されている。
【0005】図10はこのようなシステムにおける従来
のデータ転送のタイミングを示す図である。CPU1か
ら共通メモリ2にリードコマンド又はライトコマンド等
のコマンドが発行されると、このコマンドはシステムバ
ス4を介して共通メモリ2に伝えられる。共通メモリ2
では、このコマンドを受け取ると、CPU1側に対して
アンサを返す。
【0006】このような方式では、CPU1がコマンド
を発行してから、共通メモリ2からアンサが返ってくる
までの間はシステムバス4がこれら2つの装置のために
専有されてしまうため、バスの使用効率が悪い。そこ
で、図11に示すようなタイムスプリットバス方式が用
いられるようになってきている。CPU#0からのコマ
ンドと相手装置からのアンサが返ってくるまでの期間
は、システムバス4は空いている。
【0007】そこで、この期間をパイプライン制御を行
うことにより、他のCPUからのコマンドを発行するも
のである。例えばCPU#0がコマンドを発行したら、
すぐに次のCPU#1がコマンドを発行する。同様にし
て、CPU#0に対する相手装置からのアンサが返った
ら、直ぐに次のCPU#1からのアンサを返すようにす
る。このようにシステムバスをパイプライン制御するこ
とにより、図10の従来方式に比較してシステムバスの
使用効率を大幅に向上させることができる。
【0008】図12は図9に示す装置のバスの動作を示
す図である。システムバス4の制御方式としては、前述
したタイムスプリットバス方式を用いている。CPU1
のローカルバス0からスタート信号が出ると()、B
iF#0はリード又はライトコマンドをシステムバス4
に対して発行する()このコマンドはシステムバス4
を介して相手方装置(共通メモリ2)に伝えられる。共
通メモリ2のBiF#1はシステムバス4の正常性を示
すステータスをCPU1に対して返す()。次に、共
通メモリ2では、BiF#1を介して内部のローカルバ
ス1に対してスタートがかかり()、ローカルバス1
のアクセス終了信号DC´が出力される()。
【0009】BiF#1はこのDC´を受けると、シス
テムバス4に対して共通メモリ2からのアンサを出力す
る()。CPU1側のBiF#0はこのアンサを受け
とると、システムバス4を介して相手方装置2に対して
ステータスを返す()。次に、CPU1側のローカル
バス0はアンサ信号を受けてアクセス終了信号DCを発
行する()。このように、ある装置からのコマンドに
対して常に相手方装置からのアンサによる応答でシーケ
ンスが終了する方式をインタロック形コマンド方式と呼
ぶ。
【0010】図13はインタロック形コマンドに対する
従来システムの動作を示す図である。図9と同一のもの
は、同一の符号を付して示す。 (リードアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からリード信号が出力されると、BiF#0からリ
ードコマンドがシステムバス4に対して発行される。こ
のリードコマンドにはパリティが付されて発行される。
BiF#1がこのリードコマンドを受けとってパリティ
OKの場合、BiF#1はBiF#0に向かってバスの
正常性を示すOKステータス信号を返す。
【0011】一方、ローカルバス1内ではリードコマン
ドの受信処理が行われ、BiF#1からアンサが返る。
BiF#0ではこのアンサを受信すると、ローカルバス
0ではアクセスは正常終了する。また、BiF#0はB
iF#1に対してOKステータスを返す。 (リードアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からリード信号が出力されると、BiF#0からリ
ードコマンドがシステムバス4に対して発行される。こ
のリードコマンドにはパリティが付されて発行される。
BiF#1がこのリードコマンドを受けとってパリティ
OKの場合、BiF#1はBiF#0に向かってバスの
正常性を示すOKステータス信号を返す。
【0012】ここで、BiF#1からのOKステータス
信号にステータスパリティエラーが発生したとしても、
ローカルバス1では内部処理を行い、アンサをBiF#
0に対して返すので、このアンサを受信したローカルバ
ス0ではアクセスは正常終了する。 (ライトアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からライト信号が出力されると、BiF#0からラ
イトコマンドがシステムバス4に対して発行される。こ
のライトコマンドにはパリティが付されて発行される。
BiF#1がこのライトコマンドを受けとってパリティ
エラーが発生していた場合、このコマンドはローカルバ
ス1には受信されず、消失する。
【0013】それと同時に、BiF#1はパリティエラ
ーを示すNGステータス(NO−GOODの意味)をB
iF#0に返す。BiF#0はパリティエラーが発生し
ていることを知る。一方、ローカルバス1内ではコマン
ドが消失しているため、アンサは返って来ない。そこ
で、ローカルバス0側では、内部のタイマがオーバフロ
ーしたことを検知してエラー終了する。
【0014】図14はインタロック形コマンドに対する
従来システムのアンサの動作を示す図である。図9と同
一のものは、同一の符号を付して示す。 (リードアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からリード信号が出力されると、BiF#0からリ
ードコマンドがシステムバス4に対して発行される。こ
のリードコマンドにはパリティが付されて発行される。
BiF#1がこのリードコマンドを受けとってパリティ
OKの場合、BiF#1はBiF#0に向かってバスの
正常性を示すOKステータス信号を返す。
【0015】一方、ローカルバス1内ではリードコマン
ドの受信処理が行われ、BiF#1からパリティOKの
アンサが返る。パリティOKの場合、BiF#0ではこ
のアンサを受信すると、ローカルバス0ではアクセスは
正常終了する。また、BiF#0はBiF#1に対して
OKステータスを返す。 (リードアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からリード信号が出力されると、BiF#0からリ
ードコマンドがシステムバス4に対して発行される。こ
のリードコマンドにはパリティが付されて発行される。
BiF#1がこのリードコマンドを受けとってパリティ
OKの場合、BiF#1はBiF#0に向かってバスの
正常性を示すOKステータス信号を返す。
【0016】一方、ローカルバス1内ではリードコマン
ドの受信処理が行われ、BiF#1からパリティOKの
アンサが発行される。BiF#0で受信したパリティO
Kのアンサにパリティエラーが発生していた場合、この
アンサはローカルバス0にて受信され、アクセスは正常
終了する。また、BiF#0からBiF#1に対してO
Kステータス信号が返るが、この信号はパリティエラー
である。 (ライトアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からライト信号が出力されると、BiF#0からラ
イトコマンドがシステムバス4に対して発行される。こ
のライトコマンドにはパリティが付されて発行される。
BiF#1はこのライトコマンドを受けとってOKステ
ータス信号をBiF#0に返す。
【0017】一方、ローカルバス1内ではライトコマン
ドの受信処理が行われる。ここで、ローカルバス1の内
部に処理に異常が発生すると、BiF#1はパリティN
GのアンサをBiF#0に返す。BiF#0はこのアン
サを受けとっても、パリティエラーのために、このアン
サを受けとることができず、このアンサは消失する。こ
の結果、ローカルバス0側では、内部のタイマがオーバ
フローしたことを検知してエラー終了する。
【0018】このように、従来のタイムスプリット形バ
スの場合には、アクセスが異常終了している場合には、
コマンド発行元のローカルバス0の監視タイマのオーバ
フローにより異常が検知され、異常終了するようになっ
ている。
【0019】タイムスプリット形バスの場合、転送サイ
クルのみしかシステムバスを専有しないため、スループ
ットを向上させることができる。しかしながら、データ
のバッファリングのために遅延時間が増大する傾向にあ
る。そこで、このような問題を解決するために、アンサ
の返送を省略するつきはなしコマンド方式が用いられる
ようになってきている。
【0020】つきはなしコマンドとは、図12のに示
すように、ローカルバス0からのアクセス要求スタート
が生起された後、速やかにローカルバス0に対して擬似
的なアクセス終了信号DCを返してやるものである。そ
の後、ローカルバス21側で異常が発生しない場合に
は、このDCでアクセスは終了する。その後の異常に対
しては割込みでアクセス発行元に知らせるようになって
いるものである。
【0021】図15はつきはなしコマンドに対する従来
システムの動作を示す図である。図9と同一のものは、
同一の符号を付して示す。 (ライトアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からライト信号が出力されると、BiF#0から速
やかにアクセス終了信号DCが返り、正常終了する。ま
たBiF#0は、このライトコマンドをシステムバス4
に対して発行する。BiF#1では、このライトコマン
ド(パリティOK)を受信すると、OKステータス信号
をBiF#0に返す。
【0022】一方、ローカルバス1内ではライトコマン
ドの受信処理が行われる。ここで、処理が正常に終了す
れば、アンサは返らない。 (ライトアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からライト信号が出力されると、BiF#0から速
やかにアクセス終了信号DCが返り、終了する。またB
iF#0は、このライトコマンドをシステムバス4に対
して発行する。BiF#1では、このライトコマンド
(パリティOK)を受信すると、OKステータス信号を
BiF#0に返す。
【0023】ここで、BiF#1からのOKステータス
信号にパリティエラーが発生したとしても、ローカルバ
ス1での内部処理が正常に終了する限り、アクセスは正
常終了する。 (ライトアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からライト信号が出力されると、BiF#0から速
やかにアクセス終了信号DCが返り、終了する。またB
iF#0は、このライトコマンドをシステムバス4に対
して発行する。このライトコマンドにシステムバス4の
異常によるパリティエラー(ステータスエラー)が発生
した場合、BiF#1では、このライトコマンドを受信
することはできず、このライトコマンドは消失する。
【0024】それと同時に、BiF#1はBiF#0に
NGステータスを返す。しかし、この時、BiF#0側
ではNGステータスがパリティエラーとなる。ローカル
バス0側では、ステータスパリティエラーが発生したた
めに、NGステータスを受信することができない。従っ
て、BiF#1ではライトアクセスの受信処理も行われ
ないし、このことをBiF#0に通知することもできな
い。
【0025】図16はつきはなし形コマンドに対する従
来システムのエラーアンサの動作を示す図である。図9
と同一のものは、同一の符号を付して示す。 (ライトアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からライト信号が出力されると、BiF#0から速
やかにアクセス終了信号DCが返る。またBiF#0
は、このライトコマンドをシステムバス4に対して発行
する。BiF#1では、このライトコマンド(パリティ
OK)を受信すると、OKステータス信号をBiF#0
に返す。
【0026】一方、ローカルバス1内ではライトコマン
ドの受信処理が行われる。ここで、受信処理中にエラー
を検出すれば、BiF#1からエラーアンサをBiF#
0に返す。BiF#0では、このエラーアンサを受信す
ると、異常処理のための割込みに入る。一方、BiF#
1に対してエラーアンサを受信したことを示すOKステ
ータスを返す。 (ライトアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からライト信号が出力されると、BiF#0から速
やかにアクセス終了信号DCが返る。またBiF#0
は、このライトコマンドをシステムバス4に対して発行
する。BiF#1では、このライトコマンド(パリティ
OK)を受信すると、OKステータス信号をBiF#0
に返す。
【0027】一方、ローカルバス1内ではライトコマン
ドの受信処理が行われる。ここで、受信処理中にエラー
を検出すれば、BiF#1からエラーアンサをBiF#
0に返す。ここで、このエラーアンサはBiF#0で受
信され、異常処理のための割込みに入る。一方、BiF
#1に対してエラーアンサを受信したことを示すOKス
テータスを返す。このOKステータスが、BiF#1側
でパリティエラーとなった場合BiF#1はエラーアン
サがBiF#0に正常に届いたか否か不明である。 (ライトアクセスの場合)この場合には、ローカルバ
ス0からライト信号が出力されると、BiF#0から速
やかにアクセス終了信号DCが返る。またBiF#0
は、このライトコマンドをシステムバス4に対して発行
する。BiF#1では、このライトコマンド(パリティ
OK)を受信すると、OKステータス信号をBiF#0
に返す。
【0028】一方、ローカルバス1内ではライトコマン
ドの受信処理が行われる。ここで、受信処理中にエラー
を検出すれば、BiF#1からエラーアンサをBiF#
0に返す。ここで、このエラーアンサにパリティエラー
が発生しBiF#0側で、このエラーアンサを受信でき
なかった場合には、割込み処理に移ることができない。
BiF#1にはNGステータスが返される。しかし、こ
のNGステータスが、BiF#1側でパリティエラーと
なった場合、BiF#1はエラーアンサが正常に届いた
かどうか不明であり再送できない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】前述したように、つき
はなしコマンドを用いてデータ転送を行う場合には、図
15のに示したように相手先装置側でコマンドが消失
した場合には、受信がNGであることをコマンド発行元
に通知しようとしてうまく伝わらない場合には、相手先
装置でアクセス処理が終了しなかったことを通知するこ
とができない。
【0030】また、図16示すエラーアンサの場合に
は、,の場合に相手方装置において、エラーアンサ
が確実にコマンド発行元に通知されたかどうかを知るこ
とができない。このように、つきはなしコマンドを用い
た場合、ステータス信号線上にパリティエラーが発生し
た場合、相手先装置側でアクセスが終了したかどうか、
又はアクセス処理でエラーが発生したかどうかをコマン
ド発行元に通知することができない場合が生じるという
問題があった。
【0031】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであって、相手先装置側でアクセスが終了したかど
うか、又はアクセス処理でエラーが発生したかどうかを
コマンド発行元に確実に通知することができるタイムス
プリットバスの制御回路を提供することを目的としてい
る。
【0032】
【課題を解決するための手段】図1は第1の発明の原理
ブロック図、図2は第2の発明の原理ブロック図であ
る。
【0033】図1において、10はコマンド又はアンサ
に関する情報を記憶するメモリ、11はシステムバス4
から返ってくるステータス信号を保持するステータスバ
ッアァ、12は該ステータスバッファ11の内容をチェ
ックしてパリティチェックを行い、パリティエラーがあ
る場合にその旨の信号を出力するパリティチェック部、
13は前記メモリ10からのコマンド指定,つきはなし
指定及びパリティチェック部12からのNG信号を受け
てその論理積を出力するゲート回路、14は該ゲート回
路13の出力及び相手装置からのOKステータスのパリ
ティエラーによる割り込み指定を受けて、その出力を割
込み信号として出力するオアゲートである。
【0034】図2において、20はコマンド又はアンサ
に関する情報を記憶するメモリ、21はシステムバス4
から返ってくるステータス信号を保持するステータスバ
ッアァ、12は該ステータスバッファ11の内容をチェ
ックしてパリティチェックを行い、パリティエラーがあ
る場合にその旨の信号を出力するパリティチェック部、
23は前記メモリ20からのコマンド指定,エラー報告
指定及びパリティチェック部22からの信号をうけてそ
の論理積を出力するゲート回路、24は該ゲート回路2
3の出力及びシステムバス4からステータス信号線の値
により明示的に示されるリトライ指定を受けるオアゲー
ト、25は該オアゲート24の出力を受けてエラーアン
サの再送処理を行うリトライ起動部、26はエラーアン
サの内容を保持するデータメモリ、27はリトライ回数
をカウントするカウンタである。
【0035】
【作用】(第1の発明)システムバス4上のステータス
パリティエラーが発生した場合には、パリティチェック
部12がそのパリティエラーを検出してNG信号を出力
し、ゲート回路13から信号が出力される。一方、シス
テムバス4は正常であるが相手方装置が異常の場合には
割込み指定信号がオアゲート14に入る。従って、オア
ゲート14からはシステムバス異常の場合及び相手方装
置の異常の場合のいずれにも割込み信号を出力する。従
って、相手先装置側でコマンドが消失し、受信がNGで
あることをコマンド発行元に通知することができる。 (第2の発明)システムバス4上のパリティエラーが発
生した場合及びシステムバスからリトライ指定が行われ
た場合には、リトライ起動部25が起動されて、データ
メモリ26に保持されているエラーアンサをシステムバ
スに対して出力する。従って、コマンド発行元ではエラ
ーアンサを受信することができるようになる。若し、受
信できない場合には、リトライの都度更新されるカウン
タ27がオーバフローして再送を行うことができない旨
を知らせる。
【0036】このように、本発明によれば相手先装置側
でアクセスが終了したかどうか、又はアクセス処理でエ
ラーが発生したかどうかをコマンド発行元に確実に通知
することができるタイムスプリットバスの制御回路を提
供することができる。
【0037】なお、エラー発生時のアドレスデータは、
一般にBiFのレジスタに保持することで、割込みを受
けたCPUは障害アドレスを認識でき、さらに、NGス
テータスと、割込み時とのソフトインターフェースは通
常と同様に実現する。
【0038】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0039】図3は第1の発明の動作を示すフローチャ
ートである。図9と同一のものは、同一の符号を付して
示す。ライトアクセスの場合は、正常終了の場合を、
ライトアクセスの場合は、ステータスパリティエラー
は発生したが、アクセスは正常終了した場合を、ライト
アクセスの場合は、ステータスパリティエラーが発生
してかつアクセスも未送達の場合をそれぞれ示してい
る。 (ライトアクセスの場合)ローカルバス0からライト
コマンドが発行されると、BiF#0は直ちにアクセス
終了信号DCを返す。これにより、ライトアクセスは正
常終了する。一方、BiF#0はBiF#1に対してラ
イトコマンドを通知する。ここで、システムバス4に異
常がない場合には、パリティOKでBiF#1に届く。
BiF#1は、このライトコマンドを受信すると、シス
テムバス4のステータスはOKであった旨のOKステー
タス信号をBiF#0に返す。ローカルバス1では受信
したライトコマンドの受信処理を行う。正常に終了した
場合には、アンサは返さない。 (ライトアクセスの場合)ローカルバス0からライト
コマンドが発行されると、BiF#0は直ちにアクセス
終了信号DCを返す。これにより、ライトアクセスは正
常終了する。一方、BiF#0はBiF#1に対してラ
イトコマンドを通知する。ここで、システムバス4に異
常がない場合には、パリティOKでBiF#1に届く。
BiF#1は、このライトコマンドを受信すると、シス
テムバス4のステータスはOKであった旨のOKステー
タス信号をBiF#0に返す。
【0040】ここで、BiF#1側装置に異常があった
場合、BiF#1から返送されてくるOKステータス信
号にはパリティエラーが発生する。BiF#0側(コマ
ンド発行元)では、このパリティエラーが発生すると、
割込み指定信号を発生し、オアゲート14に与える。こ
の結果、ローカルバス0に割込みが発生し、アクセスが
終了しなかった可能性があることが通知される。 (ライトアクセスの場合)ローカルバス0からライト
コマンドが発行されると、BiF#0は直ちにアクセス
終了信号DCを返す。これにより、ライトアクセスは終
了する。一方、BiF#0はBiF#1に対してライト
コマンドを通知する。ここで、システムバス4に異常が
ある場合には、パリティエラーが付された状態でBiF
#1に届く。従って、この場合にはBiF#1は、この
ライトコマンドを受信しない場合が発生する。ライトコ
マンドは消失する。
【0041】BiF#1はパリティエラーが発生したこ
とを示すNGステータス信号をBiF#0に返す。この
NGステータスはステータスバッファ11に入る。Bi
F#0側では、パリティチェック部12がステータスバ
ッファ11の内容をチェックしてステータスパリティエ
ラーが発生していることを検出して、ゲート回路13か
ら割込み信号をオアゲート14に与える。このようにし
て、ステータスパリティエラーが発生して、アクセスが
消失している可能性があることが割込みにより通知され
る。このようにしてつきはなしコマンドを用いた場合
に、後で割込みが発生した場合には、アクセス終了信号
DCの発生は意味をなさなくなる。
【0042】図4は第2の発明の動作を示すフローチャ
ートである。図9と同一のものは、同一の符号を付して
示す。ライトアクセスの場合には、正常終了の場合
を、ライトアクセスの場合には、アンサに対するステ
ータスパリティエラーは発生したが、エラーアンサは正
常にコマンド発行側バスインタフェースで受信された場
合を、ライトアクセスの場合は、アンサに対するステ
ータスパリティエラーが発生し、かつエラーアンサもコ
マンド発行側バスインタフェースで受信されずに消失し
たが、リトライによりエラーアンサが正常受信された場
合をそれぞれ示している。 (ライトアクセスの場合)ローカルバス0からライト
コマンドが発行されると、BiF#0は直ちにアクセス
終了信号DCを返す。これにより、ライトアクセスは正
常終了する。一方、BiF#0はBiF#1に対してラ
イトコマンドを通知する。ここで、システムバス4に異
常がない場合には、パリティOKでBiF#1に届く。
BiF#1は、このライトコマンドを受信すると、シス
テムバス4のステータスはOKであった旨のOKステー
タス信号をBiF#0に返す。ローカルバス1では受信
したライトコマンドの受信処理を行う。
【0043】ここで、受信処理中にエラーを検出した場
合には、BiF#1はBiF#0に対してエラーアンサ
を返す。ここで、このエラーアンサに対してパリティが
OKの場合には、BiF#0にはエラーアンサが正確に
通知される。BiF#0はこのエラーアンサを受信する
と、割込み信号を発生する。この割込み信号は図1のオ
アゲート14に割込み指定として入り、相手方装置でア
クセス処理中のエラーが発生したことが通知される。一
方、BiF#0はこのエラーアンサを正常に受信したこ
とを示すOKステータス信号をBiF#1に返す。 (ライトアクセスの場合)ローカルバス0からライト
コマンドが発行されると、BiF#0は直ちにアクセス
終了信号DCを返す。これにより、ライトアクセスは正
常終了する。一方、BiF#0はBiF#1に対してラ
イトコマンドを通知する。ここで、システムバス4に異
常がない場合には、パリティOKでBiF#1に届く。
BiF#1は、このライトコマンドを受信すると、シス
テムバス4のステータスはOKであった旨のOKステー
タス信号をBiF#0に返す。ローカルバス1では受信
したライトコマンドの受信処理を行う。
【0044】ここで、受信処理中にエラーを検出した場
合には、BiF#1はBiF#0に対してエラーアンサ
を返す。ここで、BiF#0はこのエラーアンサを受信
したものとすると、図1のパリティチェック部12がス
テータス上のパリティエラーの発生を検出し、ゲート回
路13が割込み信号を発生し、オアゲート14から割込
みが通知される。
【0045】一方、BiF#0はBiF#1に対してエ
ラーアンサを受信した旨のOKステータス信号を返す
が、BiF#1はここでパリティエラーを検出する。つ
まり、パリティチェック部22がステータスエラーを検
出する。このパリティチェック部22からのNG信号は
ゲート回路23に入る。
【0046】ゲート回路23は、エラー報告指定とコマ
ンド指定を受けているので、前記NG信号を受けとる
と、オアゲート24からリトライ信号を発生する。この
結果、リトライ起動部25が動作してデータメモリ26
に保持されているエラーアンサをシステムバス4に乗せ
る処理を行う。この結果、BiF#1からリトライエラ
ーアンサがBiF#0に通知される。
【0047】BiF#0側で、このリトライエラーアン
サを受信したら、割込み信号を発生してエラー発生を通
知する。同時に、BiF#0からBiF#1に向けてエ
ラーアンサを受信したことを示すOKステータス信号が
返される。 (ライトアクセスの場合)ローカルバス0からライト
コマンドが発行されると、BiF#0は直ちにアクセス
終了信号DCを返す。これにより、ライトアクセスは終
了する。一方、BiF#0はBiF#1に対してライト
コマンドを通知する。ここで、システムバス4に異常が
ない場合には、パリティOKでBiF#1に届く。Bi
F#1は、このライトコマンドを受信すると、システム
バス4のステータスはOKであった旨のOKステータス
信号をBiF#0に返す。ローカルバス1では受信した
ライトコマンドの受信処理を行う。
【0048】ここで、受信処理中にエラーを検出した場
合には、BiF#1はBiF#0に対してエラーアンサ
を返す。ここで、このエラーアンサに対してパリティエ
ラーが発生し、BiF#0はこのエラーアンサを受信す
ることができなかったものとする。この結果、エラーア
ンサはBiF#0で消失する。一方、BiF#0からB
iF#1に対してエラーアンサを受信できなかった旨の
NGステータス信号が返される。
【0049】BiF#1はここでステータスパリティエ
ラーを検出したとする。パリティチェック部22がNG
ステータスのステータスパリティエラーを検出すると、
このパリティチェック部22からのNG信号はゲート回
路23に入る。
【0050】ゲート回路23は、エラー報告指定とコマ
ンド指定を受けているので、前記NG信号を受けとる
と、オアゲート24からリトライ信号を発生する。この
結果、リトライ起動部25が動作してデータメモリ26
に保持されているエラーアンサをシステムバス4に乗せ
る処理を行う。この結果、BiF#1からリトライエラ
ーアンサがBiF#0に通知される。
【0051】BiF#0側で、このリトライエラーアン
サを受信したら、割込み信号を発生してエラー発生を通
知する。同時に、BiF#0からBiF#1に向けてエ
ラーアンサを受信したことを示すOKステータス信号が
返される。
【0052】このようにしてエラーアンサを受信したコ
マンド発行元では、ソフトウェア又は上位プロトコルに
より、ライトコマンドの再送を行うことができる。
【0053】図5は第1の発明の一実施例を示す構成ブ
ロック図である。図1と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図において、ゲート回路13はアンドゲート
13aと13bとで構成されている。アンドゲート13
aには、メモリ10からのコマンド指定とつきはなし指
定が入り、アンドゲート13bには該アンドゲート13
aの出力とパリティチェック部12からのNG信号が入
る。
【0054】15はオアゲート14の出力をラッチする
レジスタとしてのフリップフロップで、そのQ出力から
割込み信号が出力され、割込み信号線と接続される。1
6はゲート回路13の出力(エラー原因情報)をラッチ
するレジスタとしてのフリップフロップ、17はアドレ
ス信号線及びR/W信号線と接続されるバッファ、18
は該バッファ17の出力をデコードするデコーダ(DE
C)、19は該デコーダ18の出力を制御信号として受
ける3ステートバッファである。該3ステートバッファ
19にはフリップフロップ16の出力が入力される。そ
して、該3ステートバッファ19からデータ信号線に原
因表示信号が出力される。このように構成された回路の
動作を説明すれば、以下のとおりである。
【0055】コマンド指定であり、かつつきはなし指定
があり、かつパリティチェック部12がステータスバッ
アァ11から読出したステータスにパリティエラーがあ
ることを検出した場合、ゲート回路13の出力は“1”
になる。この“1”情報は、オアゲート14を介してフ
リップフロップ15にラッチされる。このラッチされた
れ信号が割込み信号として割込み信号線に与えられる。
【0056】一方、ゲート回路13の出力はエラー原因
ラッチ用のフリップフロップ16にもラッチされる。こ
こで、アドレス信号線とR/W信号線がアクチブになっ
た時には、デコーダ18から3ステートバッファ19が
アクチブになり、フリップフロップ16にラッチされて
いる“1”信号をデータ信号線に与える。この場合に
は、システムバス4に異常があることになる。一方、割
込み指定により割込み信号が発生した時には、フリップ
フロップ16には信号がラッチされず、その出力は
“0”である。従って、この時にはシステムバス4では
なく、相手方装置に異常があることになる。
【0057】図6は第2の発明の一実施例を示す構成ブ
ロック図である。図2と同一のものは、同一の符号を付
して示す。図において、ゲート回路23はアンドゲート
23aと23bとで構成されている。アンドゲート23
aには、メモリ20からのコマンド指定とつきはなし指
定が入り、アンドゲート23bには該アンドゲート23
aの出力とパリティチェック部22からのNG信号が入
る。
【0058】25はオアゲート24からのリトライ指定
が入り、かつバス許可信号が入った時に、エラーアンサ
転送のためのリトライ処理を行うリトライ起動部、26
は転送すべきエラーアンサ情報が格納されるデータメモ
リである。27はリトライの回数をカウントするカウン
タ、28はリトライ起動部25からのセット/リセット
信号を受けるフリップフロップで、その出力はバス要求
信号線に接続されている。
【0059】29はデータメモリ26に保持されている
内容を保持する送出バッファ、30は該送出バッファ2
9の出力を受ける3ステートバッファで、リトライ起動
部25からの制御信号によりアクチブになる。そして、
該3ステートバッファ30の出力からリトライエラーア
ンサが出力され、システムバスのデータ線に接続され
る。このように構成された回路の動作を説明すれば、以
下のとおりである。
【0060】アンサ指定があり、かつエラー報告指定が
あった場合には、アンドゲート23aの出力は“1”に
なる。一方、ステータスバッファ21の内容はパリティ
チェック部22により解析される。パリティチェック部
22がステータスパリティエラーを検出したら、その出
力はNGになり、ゲート回路23から“1”が出力され
る。
【0061】この“1”信号はオアゲート24を介して
リトライ起動部25に入る。ここで、リトライ起動部2
5にバス許可信号が入力されたら、該リトライ起動部2
5は動作を開始する。即ち、フリップフロップ27をセ
ットしてバス要求を出し、データメモリ26にアドレス
を与えて、エラーアンサ情報を読出す。読み出されたエ
ラーアンサ情報は送出バッファ29にいったん保持され
る。そして、3ステートバッファ30がアクチブにな
り、送出バッファ29の内容がシステムバスデータ線に
出力され、コマンド発行元に対してリトライアンサを転
送することになる。
【0062】ここで、リトライアンサがコマンド発行元
に受信されず、リトライを繰り返している間に、カウン
タ27がオーバフローする。このカウンタ27がオーバ
フローしたら、コマンド発行元でリトライアンサを受信
することはできないものと判定して、リトライアンサの
発行を中止し、異常終了するようになっている。
【0063】図7はリトライ起動部25の動作を示すフ
ローチャートである。先ず、リトライ回数を記憶するカ
ウンタ27をリセットする(S1)。次に、システムバ
スを要求する(S2)。そして、バス許可信号線がアク
チブになるかどうかチェックする(S3)。バス許可信
号線がアクチブになったら、データメモリ26のアドレ
スをコマンドの先頭に戻す(S4)。この処理は、デー
タメモリ26に保持されているエラーアンサ情報をその
先頭位置から読出すための処理である。
【0064】次に、データメモリ26の内容を読出し
て、送出バッファ29にセットする(S5)。次に、送
出バッファ29の内容をシステムバス4に出力する(S
6)。具体的には3ステートバッファ30を介してシス
テムバス4に出力する。次に、アドレスを1だけ更新す
る(S7)。そして、全てのエラーアンサが送出された
かどうかをチェックし(S8)、データ送出が終了して
いない場合には、ステップS5に戻ってデータメモリ2
6の内容を読み出し、システムバス4に出力する操作を
必要なだけ繰り返す。
【0065】全てのエラーアンサデータの送出が終了し
たら、次にステータスがOKであるかどうかチェックす
る(S9)。ステータスがOKであった場合には、リト
ライ処理が終了する。ステータスがOKでなかった場合
には、リトライカウンタ27を1だけ更新する(S1
0)。次に、リトライカウンタ27の内容が限界値まで
達したかどうかチェックし(S11)、達していない場
合にはステップS2に戻ってリトライ処理を繰り返す。
リトライカウンタ27の内容が限界値まで達していた場
合には、システムバス4再開の見込みがないものとして
リトライ処理を打切り、エラー表示を行う(S12)。
【0066】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば以下の効果が得られる。 (1)つきはなしコマンドに対するステータス信号線上
にパリティエラーが発生したことをコマンド発行元に通
知することにより、当該コマンドが未送達の可能性があ
ることを通知することが可能となる。これにより、通知
を受けたコマンド発行元は、コマンドが未送達であった
かどうかの確認を行い、未送達の場合には再送処理を行
って処理を完了させることが可能となる。 (2)つきはなしコマンドに応答して、つきはなしコマ
ンドが宛先に未送達であることをコマンド発行元に対し
て通知するためのエラーアンサに対するステータス信号
線上にパリティエラーが発生した時に、該当のエラーア
ンサを再送することにより、コマンドが宛先に未送達で
あることを通知するエラーアンサが確実にコマンド発行
元に返送され、通知される。その結果、つきはなしコマ
ンドが未送達である原因を解析することが可能となる。 (3)(1),(2)の結果、タイムスプリットバスに
対してアクセス遅延を改善するつきはなしコマンドを適
用することが可能となる。
【0067】このように、本発明によれば、相手先装置
側でアクセスが終了したかどうか、又はアクセス処理で
エラーが発生したかどうかをコマンド発行元に確実に通
知することができるタイムスプリットバスの制御回路を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の原理ブロック図である。
【図2】第2の発明の原理ブロック図である。
【図3】第1の発明の動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】第2の発明の動作を示すフローチャートであ
る。
【図5】第1の発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。
【図6】第2の発明の一実施例を示す構成ブロック図で
ある。
【図7】リトライ起動部の動作を示すフローチャートで
ある。
【図8】データ転送システムの構成概念図である。
【図9】データ転送時の装置間の接続状態を示す図であ
る。
【図10】従来のデータ転送のタイミングを示す図であ
る。
【図11】タイムスプリットバス方式の説明図である。
【図12】図9に示す装置のバスの動作を示す図であ
る。
【図13】インタロック形コマンドに対する従来システ
ムの動作を示す図である。
【図14】インタロック形コマンドに対する従来システ
ムのアンサの動作を示す図である。
【図15】つきはなし形コマンドに対する従来システム
の動作を示す図である。
【図16】つきはなし形コマンドに対する従来システム
のエラーアンサの動作を示す図である。
【符号の説明】
10 メモリ 11 ステータスバッファ 12 パリティチェック部 13 ゲート回路 14 オアゲート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 將夫 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岡田 勝行 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 小町谷 忠芳 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−229169(JP,A) 特開 平4−21148(JP,A) 特開 平4−267659(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/40

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の装置がシステムバスを介してデー
    タの転送をつきはなし形コマンドを用いて行うシステム
    において、 各装置内に、 コマンド又はアンサに関する情報を記憶するメモリ(1
    0)と、 システムバスから返ってくる発行したコマンド又はアン
    サに対する応答としてのステータス信号を保持するステ
    ータスバッアァ(11)と、 該ステータスバッファ(11)の内容をチェックしてパ
    リティチェックを行い、ステータス信号線上にパリティ
    エラーが発生したことを検出するパリティチェック部
    (12)と、 前記メモリ(10)からのコマンド指定,つきはなし指
    定及びパリティチェック部(12)からの信号または、
    割込み指定信号を受けて割込み信号として出力する割込
    み信号出力部(13)を設けて構成されるタイムスプリ
    ットバスの制御回路。
  2. 【請求項2】 前記ステータス信号線にパリティエラー
    が発生したことをレジスタの一部に保持するようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のタイムスプリットバス
    の制御回路。
  3. 【請求項3】 複数の装置がシステムバスを介してデー
    タの転送を行うシステムにおいて、 各装置内に、 コマンド又はアンサに関する情報を記憶するメモリ(2
    0)と、 システムバスから返ってくるステータス信号を保持する
    ステータスバッアァ(21)と、 該ステータスバッファ(21)の内容をチェックしてパ
    リティチェックを行い、パリティエラーがある場合にそ
    の旨の信号を出力するパリティチェック部(22)と、 前記メモリ(20)からのコマンド指定,エラー報告指
    定及びパリティチェック部(22)からの信号または、
    システムバスからのリトライ指定を受けて、エラーアン
    サの再送処理の起動と再送処理を行なうリトライ起動部
    (25)とを設けて構成されるタイムスプリットバスの
    制御回路。
  4. 【請求項4】 前記エラーアンサの内容を保持するデー
    タメモリ(26)を備えたことを特徴とする請求項3記
    載のタイムスプリットバスの制御回路。
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