JP3026913B2 - 包装箱 - Google Patents

包装箱

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JP3026913B2
JP3026913B2 JP6137310A JP13731094A JP3026913B2 JP 3026913 B2 JP3026913 B2 JP 3026913B2 JP 6137310 A JP6137310 A JP 6137310A JP 13731094 A JP13731094 A JP 13731094A JP 3026913 B2 JP3026913 B2 JP 3026913B2
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隆之 佐野
勉 井原
定明 横田
三三夫 大島
徳昭 藤田
章良 前中
慎一郎 伊賀
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Zojirushi Corp
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Zojirushi Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は包装箱に関し、一般に
段ボールで形成され、調理器等を収納するようにしたも
のである。
【0002】
【従来の技術】調理器等の製品を収納する段ボール製の
包装箱は、四角筒形の胴の両端面にフラップを設け、一
端面のフラップを閉止すると共に、内部に製品及びその
保護のための発泡体でなる詰物を充填し、収納完了後他
端面のフラップを閉止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のごとき包装箱
は、専ら製品の流通過程における保護や取扱いの便宜を
目的としたものであるため、一般家庭における取扱いに
は必ずしも便利なものといえなかった。
【0004】例えば、包装箱内の製品は、詰物でカバー
された状態で隙間なく収納されているため、詰物と共に
製品を取り出すことが困難なことが多い。また、製品の
不使用時に、これを当初の包装箱に収納して棚上や押入
れ等に仕舞う場合に、その包装箱全体を出し入れしなけ
ればならない不便がある。
【0005】そこで、請求項1に記載の発明は、これら
の不便を解消し、包装箱を流通過程だけでなく、一般家
庭においても便利に使えるようにすること、及び発泡体
でなる詰物を用いた場合に、その発泡体が一般家庭にお
ける包装箱の利用の際の妨げにならないようにすること
を目的とする
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段とその作用】上記の目的を
達成するために 、請求項に記載の発明は、外箱とその
内部に収納された内箱及び内箱内部に収納された発泡体
でなる詰物とからなり、上記外箱はその一端面が開放さ
れ、その開放端面の四辺にこれを開閉するフラップを有
し、上記内箱は上面が開放されたものである包装箱にお
いて、上記内箱は、上記外箱の各フラップを内側へ折返
した状態で外箱内に出し入れ自在に収納される寸法形状
に構成され、上記詰物は詰物本体とその表面に設けられ
た調整部とから成り、上記詰物本体と調整部とを併せた
寸法が上記内箱内部とこれと対面した外箱天面間に隙間
無く納まる寸法であり、かつ上記調整部の高さが外箱フ
ラップの2枚分の厚さより大きい寸法に設定され、上記
調整部を詰物本体に分離可能に結合した構成としたもの
である。
【0010】上記構成の包装箱は、外箱の開口部分がフ
ラップを内側に折返した分だけ狭くなっているので、詰
物を当初の姿のまま内箱に充填してこれを外箱の開口部
から挿入しようとしても、詰物が開口部の周縁に引掛っ
て入らない。このため、詰物の調整部を詰物本体から分
離除去する。そうすると、詰物は調整部の分だけ寸法が
小さくなっているので、内箱をスムーズに外箱開口部に
挿入することができる。
【0011】
【実施例】添付の図面に示したものは、請求項1に記載
の発明実施例の包装箱である。
【0012】この包装箱は、図1に示すように、外箱
1、内箱2及び詰物3とからなる。外箱1は、段ボール
製であり、四角筒形の胴4の一端面を開閉面5、他端面
を閉塞面6としている。開閉面5は四辺にフラップ7
a、7b、7c、7dが設けられ、両側辺のフラップ7
a、7bを折込み、その上に下辺のフラップ7c、最も
上に上辺のフラップ7dを順に折り重ね、その最も上の
フラップ7dの舌片8を下辺のスリット9に挿入して閉
鎖する。上辺フラップ7dには、内箱2の取手11を通
すための長穴12が形成される。なお、図2(a)は上
記外箱1の展開図であり、図中13はのり代である。
【0013】内箱2は、図1に示すように上面が開放さ
れており、その両側壁14a、14b及び前後両端壁1
5a、15bは、図2(b)の展開図で示すように、2
重構造になっており、またコーナ片16a、16bを互
いに隣接する側壁14a、14b又は端壁15a、15
b側に折込むことにより各コーナ部分を連結している。
また、前端壁15aに前記の取手11が取付けられる。
【0014】詰物3は、左右一対に分けられると共にそ
の左右において上下一対に分けられ、全部で4ピースで
構成されるが、左右は同一形状であるので、その一方の
上ピース17と下ピース18について説明する。
【0015】これらは発泡スチロール等の発泡樹脂によ
り形成され、両ピース17、18は内箱2の左右両側に
上下に積重ねて収納され、製品本体19(この場合は一
例としてホットプレート本体)及びその蓋21とを保持
し、上下方向には、内箱2とその開口面に対向した外箱
1の天面との間に隙間がなく、また内箱2の側壁14
a、14b及び端壁15a、15bの内側に隙間なく嵌
るよう適宜な寸法形状に形成される。下ピース18には
製品本体19の端部を乗せる凹所22が設けられる。ま
た上ピース17には蓋21の端部を載せる浅い凹所23
とその浅い凹所23に蓋21の取手20を差込む深い凹
所24が設けられる。
【0016】上記の上ピース17は、図3(a)、
(b)に示すように、本体25の上面に調整部26が易
切除部27を介して一体成形されたものであり、調整部
26は前記の凹所24上に迫り出し、かつ易切除部27
の両側に板状に拡がっている。
【0017】上記の易切除部27は、本体25と調整部
26との連結部分に沿って形成された断面三角形の切除
溝28と、その切除溝28の奥の肉厚の薄くなった部分
を有する(図3(b)参照)。
【0018】上記の調整部26に手を掛けて後方へ倒す
と(図3(b)の矢印参照)、調整部26は易切除部2
7の切除溝28の部分から容易に破断分離される。この
ときの凹凸状の破断面29が本体25の上面31より高
い位置に残ると、後述のように調整部26を破断分離後
詰物3を内箱2に充填して、その内箱2を外箱1へ挿入
する際、破断面29が外箱1の内面と接触するおそれが
あるので、これを避けるため、前記の切除溝28は本体
25の上面31よりわずかに低い位置でこれと平行な面
32と、これと対向した下側の傾斜面33とにより断面
三角形に形成される。このようにすると、破断面29が
上面31より高くなることが避けられる。 上記の調整
部26の高さh(分離除去される部分の高さ)は、本体
25の上面31から、外箱1の段ボールの2枚分の厚さ
より若干厚い程度の高さに設定される。即ち、上下のフ
ラップ7d、7cの折返えしにより外箱1の開閉面5の
上下寸法が狭くなる分だけ詰物3の高さを、上記の高さ
h分だけ小さくできるようにしている。
【0019】左右のフラップ7a、7bの折返えしによ
り開閉面5の左右の寸法も狭くなるが、これに対しては
当初から内箱2の左右の寸法を外箱1の内寸法より若干
小さく形成して余裕をもたせておくことにより対処して
いる。
【0020】なお、上記の実施例では詰物3を4ピース
に分けているが、これを上下2ピース、左右2ピース或
いは1ピースで構成する場合においても、それらの上端
面に上述の調整部26を易切除部27を介して分離可能
に設ける。
【0021】実施例の包装箱は、以上のごときものであ
り、流通過程においては、図4(a)、(b)に示すよ
うに、内箱2に、詰物3でカバーした製品本体19及び
蓋21を収納し、更にこれを外箱1に挿入してそのフラ
ップ7a〜7dを閉じると共に、内箱2の取手11をフ
ラップ7dの長穴12に通し、包装を完了する。
【0022】この状態で製品本体19及び蓋21は、詰
物3により上下方向及び左右方向へのずれ動きが防止さ
れ、かつ外部の衝撃から保護され、流通におかれる。
【0023】上記の製品を購入した一般家庭において
は、外箱1のフラップ7a〜7dを開け、取手11を把
持して内箱2を引出し、製品本体19及び蓋21を取り
出す。
【0024】また、使用を終えたのちにこれを仕舞う際
には、外箱1の各フラップ7a〜7dを内側に折返し
(図5参照)、その開閉面5を開放すると共に、各フラ
ップ7a〜7dによりその開放部内面を補強する。次
に、上ピース17の調整部26を手で把持して力を加え
ることにより易切除部27から切断除去し、製品本体1
9及び蓋21を詰物3により元通りカバーし、これを内
箱2に納め、更に外箱1の開閉面5から挿入する。
【0025】このとき、上下方向の寸法は、調整部26
の除去により小さくなっているので支障なく挿入でき
る。左右方向の寸法は当初からの外箱1と内箱2の寸法
余裕により支障なく挿入できる。
【0026】製品の再使用の必要が生じた際は、上記と
逆の手順で内箱2を引出し、製品本体19及び蓋21を
取出す。
【0027】以上の実施例では上ピース17の調整部2
1を易切除部27を介して一体成形していたが、これに
代えて、図6に示すように、上ピース17をその本体2
5と調整部26とを別体に成形し、両者に設けた凹凸嵌
合部34で該調整部26を本体25に対し分離可能に結
合した構成としてもよい。
【0028】
【発明の効果】この発明は、流通過程では通常の包装箱
として機能し、また製品を購入した一般家庭等において
は、外箱の開閉面のフラップを折返えして開放し、内箱
をこれに設けた指掛け手段を利用して引出し式に出し入
れすることができるので、購入当初に製品を取出すこと
が容易にできるだけでなく、その後は内箱を出し入れす
るだけで製品の取出しや収納ができる便利さがある。
【0029】また、流通過程においては詰物による製品
が保護されるが、一般家庭等において製品を包装箱に戻
す際は、調整部を手で分離除去するだけで寸法を小さく
することができるので、内箱を外箱に挿入する際の支障
にならず、製品を詰物でカバーしたまま、内箱を出し入
れすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の分解斜視図
【図2】(a) 同上の外箱の展開図 (b) 同上の内箱の展開図
【図3】(a) 同上の上ピースの斜視図 (b) 同上の断面図 (c) 同上の調整部分離状態の断面図
【図4】(a) 同上の包装状態の縦断正面図 (b) 同上の包装状態の縦断側面図
【図5】(a) 同上の仕舞込み状態の縦断正面図 (b) 同上の仕舞込み状態の縦断側面図
【図6】(a) 上ピースの変形例の斜視図 (b) 同上の断面図
【符号の説明】
1 外箱 2 内箱 3 詰物 4 胴 5 開閉面 6 閉塞面 7a〜7d フラップ 8 舌片 9 スリット 11 取手 12 長穴 13 のり代 14a、14b 側壁 15a、15b 端壁 16a、16b コーナ片 17 上ピース 18 下ピース 19 製品本体 20 取手 21 蓋 22 凹所 23 凹所 24 凹所 25 本体 26 調整部 27 易切除部 28 切除溝 29 破断面 31 上面 32 面 33 傾斜面 34 凹凸嵌合部
フロントページの続き (72)発明者 大島 三三夫 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マ ホービン株式会社内 (72)発明者 藤田 徳昭 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マ ホービン株式会社内 (72)発明者 前中 章良 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マ ホービン株式会社内 (72)発明者 伊賀 慎一郎 大阪市北区天満1丁目20番5号 象印マ ホービン株式会社内 (56)参考文献 実開 平3−78715(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 5/00 - 5/76 B65D 85/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外箱とその内部に収納された内箱及び内
    箱内部に収納された発泡体でなる詰物とからなり、上記
    外箱はその一端面が開放され、その開放端面の四辺にこ
    れを開閉するフラップを有し、上記内箱は上面が開放さ
    れたものである包装箱において、上記内箱は、上記外箱
    の各フラップを内側へ折返した状態で外箱内に出し入れ
    自在に収納される寸法形状に構成され、上記詰物は詰物
    本体とその表面に設けられた調整部とから成り、上記詰
    物本体と調整部とを併せた寸法が上記内箱内部とこれと
    対面した外箱天面間に隙間無く納まる寸法であり、かつ
    上記調整部の高さが外箱フラップの2枚分の厚さより大
    きい寸法に設定され、上記調整部を詰物本体に分離可能
    に結合したことを特徴とする包装箱。
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