JP3026740U - 散水用ノズル - Google Patents

散水用ノズル

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JP3026740U
JP3026740U JP1996000419U JP41996U JP3026740U JP 3026740 U JP3026740 U JP 3026740U JP 1996000419 U JP1996000419 U JP 1996000419U JP 41996 U JP41996 U JP 41996U JP 3026740 U JP3026740 U JP 3026740U
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JP
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valve
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JP1996000419U
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敏 中島
良昌 高橋
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流水量調節を行う際の操作性が高い散水用ノ
ズルを提供する。 【解決手段】 への字状に形成されたノズル本体の屈曲
部6に、流水路22内の通流量を調節する弁機構を設け
る。弁機構は、流水路22に形成された弁座と、この弁
座に対をなす回転式の弁体28とからなる。弁体28の
結合部34に、操作レバー10の係合柱47を結合す
る。操作レバー10は、係合柱47が起立した屈曲部6
の左側部12に対向する左対向部41と、屈曲部6の右
側部13に対向する右対向部42と、両対向部41,4
2を屈曲部6の外周空間8にて架橋するレバー部43と
からなる。両対向部41,42の内側面に左右凸部4
4,45を、また、屈曲部6に、左右凸部44,45が
内嵌する左右凹部16,17を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、操作レバーにより散水及び散水停止を自在に行う散水用ノズルに関 する。
【0002】
【従来の技術】
従来の散水用ノズルは、図14に示すように、散水ヘッド81と、該散水ヘッ ド81が固定されたノズル本体82とにより構成されている(実開平6−574 42号公報参照)。このノズル本体82には、前記散水ヘッド81が連設された 連接部83と、該連接部83より斜め下方に延出する握持部84とにより形成さ れており、該握持部84には、ホース85を接続する接続プラグ86が取り付け られている。
【0003】 前記ノズル本体82における前記連接部83の左側面には、回転式の調節ハン ドル87が設けられており、該調節ハンドル87は、図示しない回転軸を介して 、ノズル本体82内に設けられた流水量を調節する弁機構に連結されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記散水用ノズルにおいては、調節ハンドル87がノズル本体82の左側面に 設けられているので、ノズル本体82の握持部84を右手で握持しながら、左手 で調節ハンドル87を操作することができる。しかしながら、左手でノズル本体 82を握持した際には、前記調節ハンドル87の操作性が悪化してしまうといっ た問題点があった。
【0005】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、流水量調節を 行う際の操作性が高い散水用ノズルを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記課題を解決するために本考案の散水用ノズルにあっては、握持部の上端に 形成された屈曲部を介して前方へ延出する延出部が形成されたノズル本体と、該 ノズル本体内の流水路に設けられ、該流水路内の通流量を開閉動作に伴い調節す る弁機構と、前記屈曲部の側部を挿通して前記弁機構に連係される軸部、及び該 軸部に連設され、前記屈曲部の外周空間に延出するとともに該外周空間を回動領 域としたレバー部からなり、該レバー部の操作に伴い前記弁機構を開閉動作させ る操作レバーと、を備えている。
【0007】 つまり、ノズル本体の握持部上端に形成された屈曲部には、該屈曲部の外周空 間に延出するとともに、該外周空間を回動領域とするレバー部を有した操作レバ ーが設けられている。このため、ノズル本体の握持部を握持した状態において、 前記操作レバーは親指によって操作される。
【0008】 また、前記操作レバーを、前記軸部が起立した前記屈曲部の一方の側部に対向 する第1の対向部と、前記屈曲部の他方の側部に対向する第2の対向部と、前記 第1の対向部及び前記第2の対向部を前記外周空間側にて架橋する前記レバー部 とにより形成し、前記第1及び第2の対向部の対向面に、前記軸部を中心とした 円形の凸部を各々形成する一方、前記屈曲部の一方の側部及び他方の側部に、前 記凸部が摺動自在に嵌合する凹部を形成した。
【0009】 このため、前記操作レバーは、第1及び第2の対向部を介してノズル本体の両 側部に支持される。また、第1及び第2の対向部に形成された凸部は、ノズル本 体の屈曲部に形成された凹部に嵌合するので、操作レバーに加わる力は、前記軸 部と前記凸部とに分散される。
【0010】 さらに、前記弁機構は、前記流水路に形成された弁座と、該弁座と対をなす回 転式の弁体とからなり、前記操作レバーの前記軸部を、前記弁体の回転軸に連結 した。
【0011】 すなわち、操作レバーの軸部は、連係部材を介在させることなく回転式の弁体 に連結される。
【0012】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態を図に従って説明する。すなわち、図1に示すよ うに、散水用ノズル1は、合成樹脂により形成されており、筒状に形成されたノ ズル本体2と、該ノズル本体2の先端に回動自在に外嵌した複数の散水形態を形 成する回転体3と、前記ノズル本体2の基端に螺着された筒状の接続プラグ4と により構成されている。
【0013】 前記ノズル本体2は、図2にも示すように、握持用の握持部5と、該握持部5 の上端に形成された屈曲部6と、該屈曲部6より前方Fへ延出するとともに、先 端に向かうに従って拡径する延出部7とにより一体形成されている。前記屈曲部 6には、図1に示したように、該屈曲部6の外周空間8を回動領域9とした散水 量を調節するための操作レバー10が設けられており、前記延出部7の上部には 、前方F側に操作された前記操作レバー10が当接するストッパー11が形成さ れている。また、前記屈曲部6には、図2及び図3に示すように、左側部12( 一方の側部)と右側部13(他方の側部)とに、前記操作レバー10が取り付け られる左右取付基部14,15が形成されており、両取付基部14,15には、 円形の左右凹部16,17が形成されている。左凹部16の中央には、取付用開 口部18が開設されており、前記右凹部17の中央には、円柱部19が突設され ている。
【0014】 前記ノズル本体2の内部には、図4に示すように、前記握持部5の延在方向に 沿って延在するとともに、前記屈曲部6内にて屈折した後、前記延出部7の上部 壁21に沿って延在する流水路22が形成されており、前記屈曲部6における流 水路22の壁面には、前記握持部5の延在方向に直交して内側に突出する絞り部 23が、前記流水路22の内径を縮径するように形成されている。該絞り部23 の前記握持部5側の側面には、絞り部23の通流口24の縁部に沿って配設され たシール部材25を保持するリング状の突出部26が形成されており、前記絞り 部23は、前記シール部材25と共に弁座27を形成している。該弁座27には 、前記屈曲部6に形成された前記取付用開口部18より挿入された回転式の弁体 28が着座しており、前記流水路22には、この弁体28と前記弁座27とから 構成されるとともに、前記弁体28の回転に伴い当該流水路22内の通流量を調 節する弁機構29が形成されている。
【0015】 前記弁体28は、図5及び図6に示すように、前記弁座27に衝接する弁本体 31と、該弁本体31の側面に膨出した膨出部32と、該膨出部32より突出す るとともに、Oリング33が外嵌された状態で(図5参照)前記操作レバー10 に結合される結合部34とにより形成されている。該結合部34には、図7にも 示すように、角部が切り落とされた三角柱状の係合孔35が、弁体28の回転軸 36上に設けられており、その底部中央には、ねじ穴37が形成されている。ま た、前記弁本体31は、図6及び図9に示すように、正面側Sから背面側Hに向 かって円形穴38が貫通しており、上面には、図8及び図9に示すように、背面 側Hに向けて開口したU字状開口部39が、前記円形穴38に連通して形成され ている。
【0016】 一方、前記操作レバー10は、図5及び図10に示すように、前記ノズル本体 2の屈曲部6における前記左取付基部14に対面する円板状の左対向部41(第 1の対向部)と、前記屈曲部6の右取付基部15に対面する円板状の右対向部4 2(第2の対向部)と、左右対向部41,42を前記屈曲部6の外周空間8にて 架橋するレバー部43とにより形成されており、前記各対向部41,42は、外 側面の中央部が窪んだ形状に形成されている。各対向部41,42の内側面には 、結合される弁体28の前記回転軸36を中心とした円形の左右凸部44,45 が形成されており、両凸部45,46は、前記左右取付基部14,15に形成さ れた左右凹部16,17に、各々摺動自在に嵌合するように構成されている。前 記右凸部45の前記回転軸36上には、前記右取付基部15に突設された前記円 柱部19に挿入され、位置決めされる位置決穴46が設けられている。また、前 記左凸部44には、図11にも示すように、前記弁体28の結合部34に形成さ れた係合孔37に挿入される角部が取られた三角柱状の係合柱47(軸部)が、 前記回転軸36上に立設されており、この係合柱47と前記左対向部41とには 、両者41,47を貫通するねじ挿通孔48が設けられている。
【0017】 すなわち、図5に示したように、このねじ挿通孔48に挿通されたねじ49が 、前記弁体28のねじ穴37に捩込まれた状態においては、図12に示すように 、前記操作レバー10と前記弁体28とが一体的に結合されるように構成されて いる。また、前記操作レバー10のレバー部43が、図4に示したように、前記 回動領域9にて前方Fに操作された際には、前記弁体28の弁本体31が絞り部 23の通流口24を閉鎖するように構成されており、図13に示したように、前 記レバー部43が後方Rの操作された際には、前記弁本体31の正面から背面に 連通した円形穴38が前記通流口24に連通し、該通流口24を解放するように 構成されている。
【0018】 以上の構成からなる散水用ノズル1を使用する際には、散水用ノズル1の接続 プラグ4にホースを接続してノズル本体2内の流水路22に水道水を供給すると ともに、ノズル本体2の握持部5を握持する。このとき、散水量を調節する操作 レバー10のレバー部43は、前記握持部5の上端に形成された屈曲部6の外周 空間8に延出しており、このレバー部43の回動領域9は、前記外周空間8内に 設定されているので、握持部5を握持した手の親指で、前記レバー部5を前後に 操作することができる。このため、散水用ノズル1の保持と散水量の調節とを、 片手で同時に行うことができる。したがって、左右いずれか一方の手でノズル本 体を握持するとともに、他方の手によって散水量を調節する従来の散水用ノズル と比較して、操作性が向上するとともに、左右による使い勝手が生じない。
【0019】 また、前記操作レバー10は、左右対向部41,42を介して、ノズル本体2 の左右側部12,13に支持されているので、操作レバー10が、該操作レバー 10の左対向部41に突設された係合柱47のみによって支持される場合と比較 して支持力が高まる。そして、前記両対向部41,42に形成された左右凸部4 4,45が、前記屈曲部6の左右取付基部14,15に形成された左右凹部16 ,17に嵌合しているので、前記操作レバー10に加わる力を、操作レバー10 に突設された係合柱47と前記各凸部44,45とに分散することができる。こ れにより、操作レバー10に加えられた外力の前記係合柱47への集中を回避す ることができ、係合柱47の変形等の不具合を未然に防止することができる。
【0020】 さらに、前記操作レバー10の係合柱47は、直接弁体28に接続されている ので、操作レバーと弁体とを連係部材を介して連係する散水用ノズルと比較して 、製造コストを押えることができる。
【0021】
【考案の効果】
以上説明したように、ノズル本体の握持部を握持した状態で、握持部上端の屈 曲部に設けられた操作レバーを親指により操作することができるので、片手によ り、ノズル本体の保持と流水量の調節とを同時に行うことができる。したがって 、左右いずれか一方の手でノズル本体を握持するとともに、他方の手によって流 水量を調節する従来の散水用ノズルと比較して、操作性が向上するとともに、左 右による使い勝手が生じない。
【0022】 また、前記操作レバーは、第1及び第2の対向部を介してノズル本体の両側部 に支持されるので、操作レバーが軸部のみによって支持された場合と比較して支 持力が高まる。そして、第1及び第2の対向部に形成された凸部は、ノズル本体 の屈曲部に形成された凹部に嵌合しており、これによって操作レバーに加わる力 を前記軸部と前記凸部とに分散することができるので、この力の前記軸部への集 中を回避することができ、前記軸部の変形等の不具合を未然に防止することがで きる。
【0023】 さらに、操作レバーの軸部は、連係部材を介在させることなく回転式の弁体に 連結されるので、連係部材を必要とする散水用ノズルと比較して、製造コストを 押えることができる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施の形態を示す側面図である。
【図2】同実施の形態におけるノズル本体の側面図であ
る。
【図3】図2のB−B断面図である。
【図4】同実施の形成の散水用ノズルの断面図である。
【図5】図1のA−A断面図である。
【図6】同実施の形態の弁体を示す正面図である。
【図7】図6のC矢視図である。
【図8】図6のD矢視図である。
【図9】図6のE−E断面図である。
【図10】同実施の形態の操作レバー示す正面図であ
る。
【図11】図10のF−F断面図である。
【図12】同実施の形態の操作レバーに弁体を取り付け
た状態を示す正面図である。
【図13】同実施の形態の操作レバーが操作された状態
を示す要部の断面図である。
【図14】従来の散水用ノズルを示す側面図である。
【符号の説明】
1 散水用ノズル 2 ノズル本体 5 握持部 6 屈曲部 7 延出部 8 外周空間 9 回動領域 10 操作レバー 12 左側部(一方の側部) 13 右側部(他方の側部) 16 左凹部 17 右凹部 22 流水路 23 絞り部 24 通流口 25 シール部材 27 弁座 28 弁体 29 弁機構 36 回転軸 41 左対向部 42 右対向部 43 レバー部 44 左凸部 45 右凸部 47 係合柱(軸部) F 前方

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 握持部の上端に形成された屈曲部を介し
    て前方へ延出する延出部が形成されたノズル本体と、 該ノズル本体内の流水路に設けられ、該流水路内の通流
    量を開閉動作に伴い調節する弁機構と、 前記屈曲部の側部を挿通して前記弁機構に連係される軸
    部、及び該軸部に連設され、前記屈曲部の外周空間に延
    出するとともに該外周空間を回動領域としたレバー部か
    らなり、該レバー部の操作に伴い前記弁機構を開閉動作
    させる操作レバーと、 を備えたことを特徴とする散水用ノズル。
  2. 【請求項2】 前記操作レバーを、前記軸部が起立した
    前記屈曲部の一方の側部に対向する第1の対向部と、前
    記屈曲部の他方の側部に対向する第2の対向部と、前記
    第1の対向部及び前記第2の対向部を前記外周空間側に
    て架橋する前記レバー部とにより形成し、前記第1及び
    第2の対向部の対向面に、前記軸部を中心とした円形の
    凸部を各々形成する一方、前記屈曲部の一方の側部及び
    他方の側部に、前記凸部が摺動自在に嵌合する凹部を形
    成したことを特徴とする請求項1記載の散水用ノズル。
  3. 【請求項3】 前記弁機構は、前記流水路に形成された
    弁座と、該弁座と対をなす回転式の弁体とからなり、前
    記操作レバーの前記軸部を、前記弁体の回転軸に連結し
    たことを特徴とした請求項2記載の散水用ノズル。
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