JP3026675B2 - 孔版印刷機の排版ボックス及び自動排版装置 - Google Patents
孔版印刷機の排版ボックス及び自動排版装置Info
- Publication number
- JP3026675B2 JP3026675B2 JP4122009A JP12200992A JP3026675B2 JP 3026675 B2 JP3026675 B2 JP 3026675B2 JP 4122009 A JP4122009 A JP 4122009A JP 12200992 A JP12200992 A JP 12200992A JP 3026675 B2 JP3026675 B2 JP 3026675B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- base paper
- box
- opening
- stencil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は孔版印刷機において、使
用済みの原紙を収納する排版ボックス、及びこの排版ボ
ックスを用いる自動排版装置に関する。
用済みの原紙を収納する排版ボックス、及びこの排版ボ
ックスを用いる自動排版装置に関する。
【0002】
【従来の技術】輪転式孔版印刷機において、印刷を終了
した使用済みの原紙を自動的に剥がし取る自動排版装置
が知られている。これは孔版印刷機の印刷ドラムの外周
面上に装着されている原紙を剥がし、一対の互いに圧接
した排版ローラによってその原紙を搬送し、排版ボック
ス内へ収納するというものである(実開昭63−148
454号公報及び実開平1−148346号公報参
照)。
した使用済みの原紙を自動的に剥がし取る自動排版装置
が知られている。これは孔版印刷機の印刷ドラムの外周
面上に装着されている原紙を剥がし、一対の互いに圧接
した排版ローラによってその原紙を搬送し、排版ボック
ス内へ収納するというものである(実開昭63−148
454号公報及び実開平1−148346号公報参
照)。
【0003】この自動排版装置においては、剥がした原
紙を1回毎に捨てるのではなく、ある程度排版ボックス
内へ剥がした原紙(以下、「排版原紙」という)を溜め
てから捨てるという方式を採っているのが普通である。
近年の孔版印刷機本体のコンパクトさから排版ボックス
の容積も限られたものとなってきている。また、孔版印
刷機の需要が高まり、従来なら1枚のマスターで100
〜500枚と多量の印刷をするのが普通であったが、最
近では20〜30枚を印刷する場合でも、孔版印刷機を
使用するケースが増加している。この様な背景でマスタ
ーの使用量も増えてきたことから排版ボックス内へたく
さんの原紙を収納するために圧縮板で圧縮する排版圧縮
装置が提案されている。
紙を1回毎に捨てるのではなく、ある程度排版ボックス
内へ剥がした原紙(以下、「排版原紙」という)を溜め
てから捨てるという方式を採っているのが普通である。
近年の孔版印刷機本体のコンパクトさから排版ボックス
の容積も限られたものとなってきている。また、孔版印
刷機の需要が高まり、従来なら1枚のマスターで100
〜500枚と多量の印刷をするのが普通であったが、最
近では20〜30枚を印刷する場合でも、孔版印刷機を
使用するケースが増加している。この様な背景でマスタ
ーの使用量も増えてきたことから排版ボックス内へたく
さんの原紙を収納するために圧縮板で圧縮する排版圧縮
装置が提案されている。
【0004】従来の排版圧縮装置では、圧縮板をその排
版ボックス内へ出入りさせることで排版原紙を圧縮して
いる(特開昭59−11281号公報、実開昭61−2
04765及び特開平2−175277号公報参照)。
版ボックス内へ出入りさせることで排版原紙を圧縮して
いる(特開昭59−11281号公報、実開昭61−2
04765及び特開平2−175277号公報参照)。
【0005】また、排版原紙の収納効率を上げるために
圧縮力を増強している(実開平3−29370号公報参
照)が、前述した背景により、さらに排版原紙の収納量
の増大が求められている。
圧縮力を増強している(実開平3−29370号公報参
照)が、前述した背景により、さらに排版原紙の収納量
の増大が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
圧縮板が排版ボックス内に出入りする排版圧縮装置にお
いては、圧縮板の面積は圧縮の効率を上げるために排版
ボックスの底面積と同程度のものであり、圧縮板が出入
りするために必要なクリアランスがとられているだけで
ある。したがって、圧縮板が排版ボックス内で排版原紙
を圧縮している間はその排版原紙はコンパクトに圧縮さ
れているが、圧縮後に圧縮板を退避させると、排版原紙
が持っているそれ自身の腰の強さによって圧縮された排
版原紙は徐々に復元してくる。すなわち圧縮された排版
原紙の容積が増えて、その膨れた排版原紙の塊が、次に
搬送されて収納されようとする原紙の侵入を妨害し、排
版ボックスからはみ出したり、搬送系のジャムを発生さ
せていた。そしてこの問題を予測し排版ボックスに余裕
を持った状態で満杯としないで投棄するので、排版原紙
の収納効率も悪いものであった。
圧縮板が排版ボックス内に出入りする排版圧縮装置にお
いては、圧縮板の面積は圧縮の効率を上げるために排版
ボックスの底面積と同程度のものであり、圧縮板が出入
りするために必要なクリアランスがとられているだけで
ある。したがって、圧縮板が排版ボックス内で排版原紙
を圧縮している間はその排版原紙はコンパクトに圧縮さ
れているが、圧縮後に圧縮板を退避させると、排版原紙
が持っているそれ自身の腰の強さによって圧縮された排
版原紙は徐々に復元してくる。すなわち圧縮された排版
原紙の容積が増えて、その膨れた排版原紙の塊が、次に
搬送されて収納されようとする原紙の侵入を妨害し、排
版ボックスからはみ出したり、搬送系のジャムを発生さ
せていた。そしてこの問題を予測し排版ボックスに余裕
を持った状態で満杯としないで投棄するので、排版原紙
の収納効率も悪いものであった。
【0007】また、排版ボックス中に溜った排版原紙を
捨てようと孔版印刷機本体から取り出す場合には、復元
した排版原紙が排版ボックスから溢れそうになっていた
り、溢れて孔版印刷機本体に残ってしまったりし、イン
キまみれの排版原紙に触れて手や衣服を汚してしまう不
具合が生じていた。
捨てようと孔版印刷機本体から取り出す場合には、復元
した排版原紙が排版ボックスから溢れそうになっていた
り、溢れて孔版印刷機本体に残ってしまったりし、イン
キまみれの排版原紙に触れて手や衣服を汚してしまう不
具合が生じていた。
【0008】したがって、本発明はかかる問題点を解決
するために、圧縮された排版原紙の復元によって生じる
搬送系のジャム、並びに排版ボックスを取り出したとき
に手や衣服を汚してしまう不具合を解消し、従来と同じ
容積の排版ボックス内により多くの排版原紙を収納でき
る孔版印刷機の排版ボックス及び自動排版装置を提供す
ることを目的とする。
するために、圧縮された排版原紙の復元によって生じる
搬送系のジャム、並びに排版ボックスを取り出したとき
に手や衣服を汚してしまう不具合を解消し、従来と同じ
容積の排版ボックス内により多くの排版原紙を収納でき
る孔版印刷機の排版ボックス及び自動排版装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前述した目的を
達成するためになされたものであり、請求項1記載の発
明は、印刷ドラムから剥離された使用済みの原紙を収納
する孔版印刷機の排版ボックスであって、前記原紙を取
り入れる前記排版ボックスの原紙取り入れ口部を、変形
可能で開口部を有するシートで塞いでなり、前記シート
は、その開口部が弾性力によって閉じ、前記弾性力に逆
らって前記開口部が開かれるように構成されていること
を特徴としている。
達成するためになされたものであり、請求項1記載の発
明は、印刷ドラムから剥離された使用済みの原紙を収納
する孔版印刷機の排版ボックスであって、前記原紙を取
り入れる前記排版ボックスの原紙取り入れ口部を、変形
可能で開口部を有するシートで塞いでなり、前記シート
は、その開口部が弾性力によって閉じ、前記弾性力に逆
らって前記開口部が開かれるように構成されていること
を特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、前述した目的を達
成するために、請求項1記載の排版ボックスと、印刷ド
ラムから使用済みの原紙を剥離し前記排版ボックスに搬
送する自動排版手段と、前記排版ボックス内の前記原紙
を押圧する圧縮手段と、前記原紙取り入れ口部に配設さ
れ前記シートの開口部を開く開口手段とを具備した孔版
印刷機の自動排版装置であって、前記開口手段は、前記
原紙を前記排版ボックスに取り込む時、及び前記排版ボ
ックス内の前記原紙を押圧する圧縮時にのみ前記シート
を開く構成としている。
成するために、請求項1記載の排版ボックスと、印刷ド
ラムから使用済みの原紙を剥離し前記排版ボックスに搬
送する自動排版手段と、前記排版ボックス内の前記原紙
を押圧する圧縮手段と、前記原紙取り入れ口部に配設さ
れ前記シートの開口部を開く開口手段とを具備した孔版
印刷機の自動排版装置であって、前記開口手段は、前記
原紙を前記排版ボックスに取り込む時、及び前記排版ボ
ックス内の前記原紙を押圧する圧縮時にのみ前記シート
を開く構成としている。
【0011】
【作用】本発明によれば、排版ボックスの原紙取り入れ
口部が変形可能で開口部を有するシートで塞がれてい
て、このシートは、その開口部が弾性力によって閉じ、
弾性力に逆らって開口部を開くことができるので、原紙
取り入れ口部と実質的に等しい大きさに開口できる。
口部が変形可能で開口部を有するシートで塞がれてい
て、このシートは、その開口部が弾性力によって閉じ、
弾性力に逆らって開口部を開くことができるので、原紙
取り入れ口部と実質的に等しい大きさに開口できる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照して詳述する。なお、本発明の実施例の各図面におい
て、同一の構成及び機能を有する排版ボックス及び自動
排版装置の構成要素は、同一の符号を用いることとす
る。
照して詳述する。なお、本発明の実施例の各図面におい
て、同一の構成及び機能を有する排版ボックス及び自動
排版装置の構成要素は、同一の符号を用いることとす
る。
【0013】まず、図3を参照して本発明を適用する一
般的な孔版印刷機の全体構成について説明する。この孔
版印刷機は、機体部1の上部に配置された原稿受台19
から移送される原稿3の表面の画像を読み取る原稿読取
部2と、この原稿読取部2の下方の機体部1の一側部に
配置されロール状に巻かれた原紙11を製版する製版部
5と、機体部1の中央部に配置され製版済みの原紙11
Aを外周面に巻装する版胴12を有する印刷ドラム7と
プレスローラ15とを備えた印刷部13と、製版部5の
下方に配置され、給紙台8上に積層された印刷用紙14
を印刷部13に送出する給紙部16と、この給紙部16
に対向する機体部1の下方に配置され、印刷部13にて
印刷された印刷用紙14Aを排紙台9に排出する排紙部
17と、この排紙部17と原稿読取部2との間に配置さ
れ、印刷後に版胴12の外周面から剥ぎ取られた原紙1
1B(以下、単に「排版原紙11B」という)を排版ボ
ックス18内に収納する排版部6とを具備する。
般的な孔版印刷機の全体構成について説明する。この孔
版印刷機は、機体部1の上部に配置された原稿受台19
から移送される原稿3の表面の画像を読み取る原稿読取
部2と、この原稿読取部2の下方の機体部1の一側部に
配置されロール状に巻かれた原紙11を製版する製版部
5と、機体部1の中央部に配置され製版済みの原紙11
Aを外周面に巻装する版胴12を有する印刷ドラム7と
プレスローラ15とを備えた印刷部13と、製版部5の
下方に配置され、給紙台8上に積層された印刷用紙14
を印刷部13に送出する給紙部16と、この給紙部16
に対向する機体部1の下方に配置され、印刷部13にて
印刷された印刷用紙14Aを排紙台9に排出する排紙部
17と、この排紙部17と原稿読取部2との間に配置さ
れ、印刷後に版胴12の外周面から剥ぎ取られた原紙1
1B(以下、単に「排版原紙11B」という)を排版ボ
ックス18内に収納する排版部6とを具備する。
【0014】次に、この孔版印刷機の構成をその動作と
共に順次説明する。
共に順次説明する。
【0015】図3において、原稿読取部2の原稿受台1
9上に原稿3を配置し、図示しないスタートキーを押
す。するとまず、それまで使用されていた原紙11Aが
版胴12の外周面から剥離される。すなわち排版工程が
開始すると、印刷ドラム7は同図の矢印方向とは反対方
向(反時計回り方向)に回転し、原紙クランパ20を原
紙クランパ支持軸21を回転軸として図示時計回り方向
に回転させながら開き、所定の位置で停止する。する
と、図示しないリンク機構により一体となっている排版
剥離ローラ50a,50b対、排版搬送ベルト51a,
51b及び排版搬送ローラ52a,52b対は、図示し
ない駆動装置によって回転を開始して、上記リンク機構
により印刷ドラム7に接近する方向(図示の右方向)に
移動する。
9上に原稿3を配置し、図示しないスタートキーを押
す。するとまず、それまで使用されていた原紙11Aが
版胴12の外周面から剥離される。すなわち排版工程が
開始すると、印刷ドラム7は同図の矢印方向とは反対方
向(反時計回り方向)に回転し、原紙クランパ20を原
紙クランパ支持軸21を回転軸として図示時計回り方向
に回転させながら開き、所定の位置で停止する。する
と、図示しないリンク機構により一体となっている排版
剥離ローラ50a,50b対、排版搬送ベルト51a,
51b及び排版搬送ローラ52a,52b対は、図示し
ない駆動装置によって回転を開始して、上記リンク機構
により印刷ドラム7に接近する方向(図示の右方向)に
移動する。
【0016】次に図4に示すように、停止している印刷
ドラム7では、原紙クランパ20は原紙クランパ支持軸
21を回転軸として回転して開いているので、原紙11
Aの先端が開放されている。そこへ排版剥離ローラ50
a,50b対が回転しながら接触し、原紙11Aの先端
部を原紙クランパベース22からすくい上げ、かつ、排
版剥離ローラ50aと排版剥離ローラ50bとのニップ
部へ導き込む。排版剥離ローラ50a,50b対が原紙
11Aの先端部をくわえ込むと直ぐに、印刷ドラム7
は、原紙クランパ20を閉じながら時計回り方向に回転
を開始し、図5に示すように排版剥離ローラ50a,5
0b対は印刷ドラム7から離れる。そして、原紙11A
は、連続的に同図の左方向に搬送され排版搬送ガイド板
53a,53bによって排版搬送ローラ52a,52b
対から分離された後に、排版ボックス18に収納され
る。
ドラム7では、原紙クランパ20は原紙クランパ支持軸
21を回転軸として回転して開いているので、原紙11
Aの先端が開放されている。そこへ排版剥離ローラ50
a,50b対が回転しながら接触し、原紙11Aの先端
部を原紙クランパベース22からすくい上げ、かつ、排
版剥離ローラ50aと排版剥離ローラ50bとのニップ
部へ導き込む。排版剥離ローラ50a,50b対が原紙
11Aの先端部をくわえ込むと直ぐに、印刷ドラム7
は、原紙クランパ20を閉じながら時計回り方向に回転
を開始し、図5に示すように排版剥離ローラ50a,5
0b対は印刷ドラム7から離れる。そして、原紙11A
は、連続的に同図の左方向に搬送され排版搬送ガイド板
53a,53bによって排版搬送ローラ52a,52b
対から分離された後に、排版ボックス18に収納され
る。
【0017】この排版ボックス18は、図1に示すよう
に、そのボックス部76の上部の後述する原紙取り入れ
口部72を塞ぐように切れ目状の開口部71を有するシ
ート70(同図中ハッチングで示す)が設けられてお
り、そのシート70面を上向きにして排版ボックス受台
61上に載置されている。シート70は、例えば、ゴム
の薄膜のような弾性体で形成されており、ゴムの薄膜の
弾性に抗して開口部71からその両側に広げることがで
きるようになっている。排版処理時には、図2(a)に
示すようにシート70は開口部71から両側に開かれて
(原紙取り入れ口部72が確保されて)待機している。
に、そのボックス部76の上部の後述する原紙取り入れ
口部72を塞ぐように切れ目状の開口部71を有するシ
ート70(同図中ハッチングで示す)が設けられてお
り、そのシート70面を上向きにして排版ボックス受台
61上に載置されている。シート70は、例えば、ゴム
の薄膜のような弾性体で形成されており、ゴムの薄膜の
弾性に抗して開口部71からその両側に広げることがで
きるようになっている。排版処理時には、図2(a)に
示すようにシート70は開口部71から両側に開かれて
(原紙取り入れ口部72が確保されて)待機している。
【0018】1版分の原紙11Aを取り込み終えると、
排版剥離ローラ50a,50b対の回転は停止する。一
方、印刷ドラム7は給版の工程のための所定の位置まで
回転し、原紙クランパ20を開いて停止する。
排版剥離ローラ50a,50b対の回転は停止する。一
方、印刷ドラム7は給版の工程のための所定の位置まで
回転し、原紙クランパ20を開いて停止する。
【0019】排版部6では、図3に示す圧縮板昇降モー
タ25に通電され、圧縮板昇降ピニオン24が時計回り
に回転することで、圧縮板昇降ピニオン24と噛み合っ
ている圧縮板昇降ラック23が下方に動き、圧縮板60
が降下して図6に示すように排版ボックス18内に収納
された原紙11Aを圧縮する。図6において、圧縮板6
0が原紙11A及び排版原紙11Bを圧縮する力は、前
記圧縮板昇降モータ25が発生させている。圧縮された
原紙11A及び排版原紙11Bの反発力が高くなると、
圧縮板60を降下させている圧縮板昇降モータ25の負
荷が大きくなり、圧縮板昇降モータ25に流れる電流も
比例して大となる。この電流を機体部1の図示しない駆
動制御部の制御回路が監視し、その負荷がある大きさに
なると圧縮板昇降モータ25への通電が停止される。す
なわち圧縮された原紙11A及び排版原紙11Bをある
一定の圧力で圧縮することが可能となっている。
タ25に通電され、圧縮板昇降ピニオン24が時計回り
に回転することで、圧縮板昇降ピニオン24と噛み合っ
ている圧縮板昇降ラック23が下方に動き、圧縮板60
が降下して図6に示すように排版ボックス18内に収納
された原紙11Aを圧縮する。図6において、圧縮板6
0が原紙11A及び排版原紙11Bを圧縮する力は、前
記圧縮板昇降モータ25が発生させている。圧縮された
原紙11A及び排版原紙11Bの反発力が高くなると、
圧縮板60を降下させている圧縮板昇降モータ25の負
荷が大きくなり、圧縮板昇降モータ25に流れる電流も
比例して大となる。この電流を機体部1の図示しない駆
動制御部の制御回路が監視し、その負荷がある大きさに
なると圧縮板昇降モータ25への通電が停止される。す
なわち圧縮された原紙11A及び排版原紙11Bをある
一定の圧力で圧縮することが可能となっている。
【0020】圧縮が終了すると圧縮板昇降モータ25へ
逆向きの通電が行われ、圧縮板昇降ピニオン24が反時
計回りに回転し圧縮板60を上昇させる。
逆向きの通電が行われ、圧縮板昇降ピニオン24が反時
計回りに回転し圧縮板60を上昇させる。
【0021】圧縮板60が排版ボックス18内から外へ
出ると、図示しない駆動制御部の制御回路から図2
(a),(b)に示す開閉モータ56に通電され、開閉
モータ56は回転を始める。
出ると、図示しない駆動制御部の制御回路から図2
(a),(b)に示す開閉モータ56に通電され、開閉
モータ56は回転を始める。
【0022】図2(a),(b)において、開閉モータ
56は、その回転駆動軸に第1の歯車57を有してお
り、その左方に配設された第2の歯車58と互いに噛み
合い、第2の歯車58はその回転軸の一端に設けられた
第3の歯車59a,59bと互いに回転軸を共有し、第
3の歯車59a,59bはこの第3の歯車59aの上方
及び下方に配設されラックを有する開閉ラック55aと
開閉ラック55bとにそれぞれ図示左右の両側において
噛み合っている。そして、開閉モータ56は図示しない
排版部6の所定の部位で支持されている。
56は、その回転駆動軸に第1の歯車57を有してお
り、その左方に配設された第2の歯車58と互いに噛み
合い、第2の歯車58はその回転軸の一端に設けられた
第3の歯車59a,59bと互いに回転軸を共有し、第
3の歯車59a,59bはこの第3の歯車59aの上方
及び下方に配設されラックを有する開閉ラック55aと
開閉ラック55bとにそれぞれ図示左右の両側において
噛み合っている。そして、開閉モータ56は図示しない
排版部6の所定の部位で支持されている。
【0023】開閉ラック55aは、排版ボックス18の
シート70面の上方にコの字状に形成されて配設され、
原紙取り入れ口部72の図示左右方向内側の両端部には
シート70を開口するための開口爪54aがそれぞれ形
成されている。開閉ラック55bにも原紙取り入れ口部
72の図示左右方向内側の両端部にシート70を開口す
るための開口爪54bがそれぞれ形成されている。ここ
で、本発明の開口手段は、駆動制御部の制御回路(図示
しない)、開閉モータ56、第1の歯車57、第2の歯
車58、第3の歯車59a,59b、開閉ラック55
a,55b及び開口爪54a,54bから構成されてい
る。
シート70面の上方にコの字状に形成されて配設され、
原紙取り入れ口部72の図示左右方向内側の両端部には
シート70を開口するための開口爪54aがそれぞれ形
成されている。開閉ラック55bにも原紙取り入れ口部
72の図示左右方向内側の両端部にシート70を開口す
るための開口爪54bがそれぞれ形成されている。ここ
で、本発明の開口手段は、駆動制御部の制御回路(図示
しない)、開閉モータ56、第1の歯車57、第2の歯
車58、第3の歯車59a,59b、開閉ラック55
a,55b及び開口爪54a,54bから構成されてい
る。
【0024】したがって、図2(b)に示すように、開
閉モータ56が時計回り方向に回転すると、第1の歯車
57、第2の歯車58、第3の歯車59a,59bと順
次回転駆動され、開閉ラック55a,55bは互いに平
行に移動し、それぞれの開口爪54a,54bが互いに
近接する位置まで移動して停止する(図7参照)。よっ
て排版ボックス18の原紙取り入れ口部72に設けられ
たシート70は、それ自身の弾性によって復元移動して
原紙取り入れ口部72を閉じる。すなわち、圧縮された
原紙11A及び排版原紙11Bが排版ボックス18の外
側に出ないように原紙取り入れ口部72がシート70に
よって閉ざされる。
閉モータ56が時計回り方向に回転すると、第1の歯車
57、第2の歯車58、第3の歯車59a,59bと順
次回転駆動され、開閉ラック55a,55bは互いに平
行に移動し、それぞれの開口爪54a,54bが互いに
近接する位置まで移動して停止する(図7参照)。よっ
て排版ボックス18の原紙取り入れ口部72に設けられ
たシート70は、それ自身の弾性によって復元移動して
原紙取り入れ口部72を閉じる。すなわち、圧縮された
原紙11A及び排版原紙11Bが排版ボックス18の外
側に出ないように原紙取り入れ口部72がシート70に
よって閉ざされる。
【0025】排版ボックス18のシート70が開く時
は、前述した開口手段の動作が逆に行われる。すなわ
ち、図2(a)に示すように、駆動制御部の制御回路
(図示しない)から開閉モータ56が通電を受けて反時
計回り方向に回転すると、第1の歯車57、第2の歯車
58、第3の歯車59a,59bと順次回転駆動され、
開閉ラック55a,55bは互いに離れる方向に平行に
移動し、それぞれの開口爪54a,54bがシート70
を同図前後の両側に開き、原紙取り入れ口部72を確保
する所定の位置まで移動して停止する(図4参照)。
は、前述した開口手段の動作が逆に行われる。すなわ
ち、図2(a)に示すように、駆動制御部の制御回路
(図示しない)から開閉モータ56が通電を受けて反時
計回り方向に回転すると、第1の歯車57、第2の歯車
58、第3の歯車59a,59bと順次回転駆動され、
開閉ラック55a,55bは互いに離れる方向に平行に
移動し、それぞれの開口爪54a,54bがシート70
を同図前後の両側に開き、原紙取り入れ口部72を確保
する所定の位置まで移動して停止する(図4参照)。
【0026】排版ボックス18の原紙取り入れ口部72
は、その上面に設けられたシート70によって、印刷中
や印刷準備のために待機している間などには図7に示す
ように閉じられている。排版ボックス18は、この状態
で圧縮された原紙11A及び排版原紙11Bの復元盛り
上がりによるはみ出しを防止すると共に、いつでも同図
の二点鎖線で示した位置に排版ボックス受台61が開く
ことで、機体部1の外側に簡単に取り出し投棄すること
ができる。新規の排版ボックス18を機体部1の排版ボ
ックス受台61に載置するときは、前述した手順と逆の
手順で行うことができる。すなわち、排版ボックス18
のシート70は、排版工程の最初で開かれて原紙11A
が取り込まれ、圧縮板60が圧縮後に排版ボックス18
内から外へ出ると閉じられる。
は、その上面に設けられたシート70によって、印刷中
や印刷準備のために待機している間などには図7に示す
ように閉じられている。排版ボックス18は、この状態
で圧縮された原紙11A及び排版原紙11Bの復元盛り
上がりによるはみ出しを防止すると共に、いつでも同図
の二点鎖線で示した位置に排版ボックス受台61が開く
ことで、機体部1の外側に簡単に取り出し投棄すること
ができる。新規の排版ボックス18を機体部1の排版ボ
ックス受台61に載置するときは、前述した手順と逆の
手順で行うことができる。すなわち、排版ボックス18
のシート70は、排版工程の最初で開かれて原紙11A
が取り込まれ、圧縮板60が圧縮後に排版ボックス18
内から外へ出ると閉じられる。
【0027】図7に示すように、一方の排版搬送ガイド
板53aは図示しない支持部により固定されている。他
方の排版搬送ガイド板53bは、開閉ラック55aに支
持されており、同図の状態の時に排版搬送部のジャム処
理を容易にするために開閉ラック55aの平行移動と共
に排版搬送ローラ52bから離れたり近づいたりするよ
うになっている。
板53aは図示しない支持部により固定されている。他
方の排版搬送ガイド板53bは、開閉ラック55aに支
持されており、同図の状態の時に排版搬送部のジャム処
理を容易にするために開閉ラック55aの平行移動と共
に排版搬送ローラ52bから離れたり近づいたりするよ
うになっている。
【0028】これで、一連の排版工程、すなわち印刷ド
ラム7から原紙11Aを剥離し搬送する工程は終了す
る。
ラム7から原紙11Aを剥離し搬送する工程は終了す
る。
【0029】図3において、前述の排版工程と並行して
原稿読取部2では、原稿受台19上の原稿3が読み取ら
れて原稿排出トレイ4へ排出される。製版部5では、原
稿読取部2で読み込まれた画像信号がデジタル処理され
て送出され、サーマルヘッド27に直線上に並んだ複数
の発熱素子を選択的に発熱させて、プラテンローラ26
によりサーマルヘッド27に押圧される原紙11を選択
的に溶融穿孔する。このようにして製版された原紙11
の先端部が、給版ローラ対28a,28bによって、す
でに排版が終了し所定の位置で停止している印刷ドラム
7上の開いている原紙クランパ20に向かって送出され
る。
原稿読取部2では、原稿受台19上の原稿3が読み取ら
れて原稿排出トレイ4へ排出される。製版部5では、原
稿読取部2で読み込まれた画像信号がデジタル処理され
て送出され、サーマルヘッド27に直線上に並んだ複数
の発熱素子を選択的に発熱させて、プラテンローラ26
によりサーマルヘッド27に押圧される原紙11を選択
的に溶融穿孔する。このようにして製版された原紙11
の先端部が、給版ローラ対28a,28bによって、す
でに排版が終了し所定の位置で停止している印刷ドラム
7上の開いている原紙クランパ20に向かって送出され
る。
【0030】次に所定のタイミングで原紙クランパ20
は閉じて原紙11の先端部をクランプし、印刷ドラム7
は同図の矢印方向に回転しながら版胴12の外周面に原
紙11を巻き付けていく。製版完了後には、製版済みの
原紙11Aはカッタ29によって所定の長さに切断さ
れ、この切断された原紙11Aは版胴12の外周面に巻
装される。
は閉じて原紙11の先端部をクランプし、印刷ドラム7
は同図の矢印方向に回転しながら版胴12の外周面に原
紙11を巻き付けていく。製版完了後には、製版済みの
原紙11Aはカッタ29によって所定の長さに切断さ
れ、この切断された原紙11Aは版胴12の外周面に巻
装される。
【0031】原紙11Aが版胴12の外周面に巻装され
た後、印刷工程が開始する。印刷工程は、給紙コロ3
0、分離コロ対31a,31bが回転することにより給
紙台8上に積載された印刷用紙14を一枚ずつ分離し
て、フィードローラ対32a,32bによって版胴12
の回転と同期した所定のタイミングで版胴12とプレス
ローラ15との間に印刷用紙14が送出される。そして
版胴12の外周面から離間していたプレスローラ15が
上方に移動し、図3の矢印方向に回転する版胴12の外
周面に巻装された原紙11Aに印刷用紙14を押圧する
ことにより、原紙11Aの穿孔部分からインキが滲出
し、印刷用紙14の上面に転移され所定の印刷がなされ
る。なおこの時、インキ供給ローラ35も版胴12の回
転方向と同一方向に回転し、インキがインキ溜り36か
ら版胴12の内周面に供給される。
た後、印刷工程が開始する。印刷工程は、給紙コロ3
0、分離コロ対31a,31bが回転することにより給
紙台8上に積載された印刷用紙14を一枚ずつ分離し
て、フィードローラ対32a,32bによって版胴12
の回転と同期した所定のタイミングで版胴12とプレス
ローラ15との間に印刷用紙14が送出される。そして
版胴12の外周面から離間していたプレスローラ15が
上方に移動し、図3の矢印方向に回転する版胴12の外
周面に巻装された原紙11Aに印刷用紙14を押圧する
ことにより、原紙11Aの穿孔部分からインキが滲出
し、印刷用紙14の上面に転移され所定の印刷がなされ
る。なおこの時、インキ供給ローラ35も版胴12の回
転方向と同一方向に回転し、インキがインキ溜り36か
ら版胴12の内周面に供給される。
【0032】そして印刷された印刷用紙14Aは、分離
爪34によって版胴12の外周面から剥離され、吸引フ
ァン33によって吸引されながら、図示矢印方向に回転
している排紙搬送ベルト10によって搬送される。印刷
用紙14は順次一枚ずつ前述のように印刷され、印刷さ
れた印刷用紙14Aが排紙台9上に順次積載される。
爪34によって版胴12の外周面から剥離され、吸引フ
ァン33によって吸引されながら、図示矢印方向に回転
している排紙搬送ベルト10によって搬送される。印刷
用紙14は順次一枚ずつ前述のように印刷され、印刷さ
れた印刷用紙14Aが排紙台9上に順次積載される。
【0033】図8(a),(b)に示す排版ボックスは
本発明の他の実施例である。同図(a)に示す排版ボッ
クス18Aは、シート70Aが薄い縮緬状のプラスチッ
クフィルム又は紙でできており、その開口部71の両縁
にはボックス部76Aの図示左右の両側板上部に留めら
れたゴムひも73が取り付けられている。すなわち、こ
の排版ボックス18Aは、開口手段による開動作時に
は、開口部71を境としてシート70Aが変形収縮し、
かつ、ゴムひも73が延ばされることにより開口部71
から開かれて原紙取り入れ口部72が確保され、開口手
段による開動作解除後にはゴムひも73の弾性力によっ
てシート70Aが変形伸長し、元の位置に復元して原紙
取り入れ口部72が閉ざされる。
本発明の他の実施例である。同図(a)に示す排版ボッ
クス18Aは、シート70Aが薄い縮緬状のプラスチッ
クフィルム又は紙でできており、その開口部71の両縁
にはボックス部76Aの図示左右の両側板上部に留めら
れたゴムひも73が取り付けられている。すなわち、こ
の排版ボックス18Aは、開口手段による開動作時に
は、開口部71を境としてシート70Aが変形収縮し、
かつ、ゴムひも73が延ばされることにより開口部71
から開かれて原紙取り入れ口部72が確保され、開口手
段による開動作解除後にはゴムひも73の弾性力によっ
てシート70Aが変形伸長し、元の位置に復元して原紙
取り入れ口部72が閉ざされる。
【0034】同図(b)に示す排版ボックス18Bは、
開口部71を有するシート70を保持している枠75が
ボックス部76Bに対して分割・開閉可能にヒンジ74
で取り付けられていて、収納された原紙11A及び排版
原紙11Bのみを投棄することができる。よってこの排
版ボックス18Bは繰り返し使用することができる。
開口部71を有するシート70を保持している枠75が
ボックス部76Bに対して分割・開閉可能にヒンジ74
で取り付けられていて、収納された原紙11A及び排版
原紙11Bのみを投棄することができる。よってこの排
版ボックス18Bは繰り返し使用することができる。
【0035】以上説明した本発明の排版ボックス18,
18A,18Bは、当然のことながら、その開口部71
の部分から破損しないように必要に応じて端末処理がな
されているし、そのシート70,70Aはボックス内に
収納された排版原紙が盛り上がって排版搬送部に対して
ジャムを起こさせたり、伸縮時に破損したりしないよう
に詳細な設計がなされていることは言うまでもない。
18A,18Bは、当然のことながら、その開口部71
の部分から破損しないように必要に応じて端末処理がな
されているし、そのシート70,70Aはボックス内に
収納された排版原紙が盛り上がって排版搬送部に対して
ジャムを起こさせたり、伸縮時に破損したりしないよう
に詳細な設計がなされていることは言うまでもない。
【0036】なお、前述した実施例における排版ボック
ス18,18Aは、満杯時に中身の圧縮された排版原紙
11A,11Bのみを捨てることで繰り返し使用できる
ように構成しても良いし、又は安価な紙箱で構成し、満
杯になったら排版ボックス18を丸ごと投棄できるよう
にしても良い。
ス18,18Aは、満杯時に中身の圧縮された排版原紙
11A,11Bのみを捨てることで繰り返し使用できる
ように構成しても良いし、又は安価な紙箱で構成し、満
杯になったら排版ボックス18を丸ごと投棄できるよう
にしても良い。
【0037】本発明の排版ボックスについては、そのシ
ートを開口するために開口爪を設けたが、前述した実施
例のようにシート70,70Aの中央の開口部71から
両側に平行に開くのではなく、自動排版装置の都合によ
っては片側から開くように構成されていても良い。そし
て開口爪の配置及び形状は、シート70,70Aが十分
に開くことができるように、排版ボックスへの収納効率
を悪くしないように、並びに排版ボックスを載置しやす
いように構成されている。
ートを開口するために開口爪を設けたが、前述した実施
例のようにシート70,70Aの中央の開口部71から
両側に平行に開くのではなく、自動排版装置の都合によ
っては片側から開くように構成されていても良い。そし
て開口爪の配置及び形状は、シート70,70Aが十分
に開くことができるように、排版ボックスへの収納効率
を悪くしないように、並びに排版ボックスを載置しやす
いように構成されている。
【0038】本発明の自動排版装置については前記実施
例以外の、排版圧縮機構、原紙を印刷ドラムから剥離す
る機構及びその原紙を排版ボックスへ搬送する機構を採
用しても本発明の効果を得ることができる。
例以外の、排版圧縮機構、原紙を印刷ドラムから剥離す
る機構及びその原紙を排版ボックスへ搬送する機構を採
用しても本発明の効果を得ることができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
排版ボックスの原紙取り入れ口部が変形可能で開口部を
有するシートで塞がれていて、このシートは、その開口
部が弾性力によって閉じ、弾性力に逆らって原紙取り入
れ口部と実質的に等しい大きさに開口部が開かれるの
で、圧縮された排版原紙の復元によって生じる搬送系の
ジャム、並びに排版ボックスを取り出したときに手や衣
服を汚してしまう不具合を解消することができると共
に、前記不具合を予測し排版ボックスを余裕を持った状
態で投棄しなくても済むので、従来と同じ容積の排版ボ
ックス内により多くの排版原紙を収納することができ
る。
排版ボックスの原紙取り入れ口部が変形可能で開口部を
有するシートで塞がれていて、このシートは、その開口
部が弾性力によって閉じ、弾性力に逆らって原紙取り入
れ口部と実質的に等しい大きさに開口部が開かれるの
で、圧縮された排版原紙の復元によって生じる搬送系の
ジャム、並びに排版ボックスを取り出したときに手や衣
服を汚してしまう不具合を解消することができると共
に、前記不具合を予測し排版ボックスを余裕を持った状
態で投棄しなくても済むので、従来と同じ容積の排版ボ
ックス内により多くの排版原紙を収納することができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示す排版ボックスの斜視図
である。
である。
【図2】図(a)は本発明による一実施例の排版ボック
スのシートが開口手段によって開けられている状態を説
明した自動排版装置の要部の斜視図である。図(b)は
本発明による一実施例の開口手段の開動作解除時、排版
ボックスのシートが閉じている状態を説明した自動排版
装置の要部の斜視図である。
スのシートが開口手段によって開けられている状態を説
明した自動排版装置の要部の斜視図である。図(b)は
本発明による一実施例の開口手段の開動作解除時、排版
ボックスのシートが閉じている状態を説明した自動排版
装置の要部の斜視図である。
【図3】本発明の一実施例が適用される孔版印刷機の概
略構成図である。
略構成図である。
【図4】本発明による一実施例の原紙剥離状態の排版工
程を説明するための一部断面側面図である。
程を説明するための一部断面側面図である。
【図5】本発明による一実施例の原紙収納状態の排版工
程を説明するための一部断面側面図である。
程を説明するための一部断面側面図である。
【図6】本発明による一実施例の排版圧縮状態の排版工
程を説明するための一部断面側面図である。
程を説明するための一部断面側面図である。
【図7】本発明による一実施例の排版工程終了時の状態
を説明するための一部断面側面図である。
を説明するための一部断面側面図である。
【図8】図(a),(b)は本発明の他の実施例を示す
排版ボックスの斜視図である。
排版ボックスの斜視図である。
7 印刷ドラム 11 原紙 11A 使用済みの原紙 11B 排版原紙 18,18A,18B 排版ボックス 23 圧縮板昇降ラック 24 圧縮板昇降ピニオン 25 圧縮板昇降モータ 50a,50b 排版剥離ローラ対 51a,51b 排版搬送ベルト 52a,52b 排版搬送ローラ対 53a,53b 排版搬送ガイド板 54a,54b 開口爪 55a,55b 開閉ラック 56 開閉モータ 57 第1の歯車 58 第2の歯車 59a,59b 第3の歯車 60 圧縮板 70,70A シート 71 開口部 72 原紙取り入れ口部 73 ゴムひも 74 ヒンジ 75 枠 76,76A,76B ボックス部
Claims (2)
- 【請求項1】印刷ドラムから剥離された使用済みの原紙
を収納する孔版印刷機の排版ボックスであって、 前記原紙を取り入れる前記排版ボックスの原紙取り入れ
口部を、変形可能で開口部を有するシートで塞いでな
り、 前記シートは、その開口部が弾性力によって閉じ、前記
弾性力に逆らって前記開口部が開かれるように構成され
ていることを特徴とする孔版印刷機の排版ボックス。 - 【請求項2】請求項1記載の排版ボックスと、印刷ドラ
ムから使用済みの原紙を剥離し前記排版ボックスに搬送
する自動排版手段と、前記排版ボックス内の前記原紙を
押圧する圧縮手段と、前記原紙取り入れ口部に配設され
前記シートの開口部を開く開口手段とを具備した孔版印
刷機の自動排版装置であって、 前記開口手段は、前記原紙を前記排版ボックスに取り込
む時、及び前記排版ボックス内の前記原紙を押圧する圧
縮時にのみ前記シートを開くことを特徴とする孔版印刷
機の自動排版装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4122009A JP3026675B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 孔版印刷機の排版ボックス及び自動排版装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4122009A JP3026675B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 孔版印刷機の排版ボックス及び自動排版装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05309933A JPH05309933A (ja) | 1993-11-22 |
JP3026675B2 true JP3026675B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=14825313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4122009A Expired - Fee Related JP3026675B2 (ja) | 1992-05-14 | 1992-05-14 | 孔版印刷機の排版ボックス及び自動排版装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3026675B2 (ja) |
-
1992
- 1992-05-14 JP JP4122009A patent/JP3026675B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05309933A (ja) | 1993-11-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4252133B2 (ja) | 孔版印刷装置 | |
JP3026675B2 (ja) | 孔版印刷機の排版ボックス及び自動排版装置 | |
JP2880052B2 (ja) | 両面印刷可能な製版印刷装置 | |
JP3939786B2 (ja) | 孔版印刷装置 | |
JP4672874B2 (ja) | 孔版印刷装置 | |
JP3659847B2 (ja) | 排版装置 | |
JP3642820B2 (ja) | 孔版印刷装置の排版装置及びそれを用いた排版方法 | |
JP4723755B2 (ja) | 孔版印刷装置 | |
JP4008208B2 (ja) | 孔版印刷装置の排版装置 | |
JP3328450B2 (ja) | 排版装置 | |
JP2004034549A (ja) | 孔版印刷装置 | |
JP3447398B2 (ja) | 排版装置 | |
JP3061936B2 (ja) | 孔版印刷機の自動排版装置 | |
JPH11129599A (ja) | 孔版印刷方法 | |
JP4246299B2 (ja) | 孔版印刷装置 | |
JP4402892B2 (ja) | マスタセット方法・製版装置・孔版印刷装置 | |
JP4598366B2 (ja) | 製版装置・孔版印刷装置 | |
JP3260961B2 (ja) | 孔版印刷装置 | |
JP2004255591A (ja) | 孔版印刷装置 | |
JP4598365B2 (ja) | 製版装置・孔版印刷装置 | |
JP4402893B2 (ja) | 製版装置・孔版印刷装置 | |
JP2001096877A (ja) | 印刷装置及び印刷方法 | |
JP2003039804A (ja) | 印刷ユニット | |
JPH08244332A (ja) | 製版印刷装置 | |
JPH10147052A (ja) | 孔版印刷装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |