JP3026655B2 - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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JP3026655B2
JP3026655B2 JP3246226A JP24622691A JP3026655B2 JP 3026655 B2 JP3026655 B2 JP 3026655B2 JP 3246226 A JP3246226 A JP 3246226A JP 24622691 A JP24622691 A JP 24622691A JP 3026655 B2 JP3026655 B2 JP 3026655B2
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JP3246226A
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久雄 鈴木
正 宗像
佳延 石川
悦郎 南浜
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Japan Tobacco Inc
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Japan Tobacco Inc
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  • Automatic Assembly (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、旋回運動しながらワ
ークの保持及び解除を可能にした構造簡単なワーク搬送
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、比較的小さな物品、例えば半導体
チップ,成型製剤等のワークを供給部からピックアップ
し、所定位置まで搬送して、次工程に送る種々の装置が
案出されている。
【0003】例えば、移動部材としての回転可能なテー
ブルの周縁に配置された上下動可能な吸着ヘッドを吸着
ステーションの位置においてテーブルを停止した後に下
降させ、チップ等のワークを吸着した後、再び上昇させ
る。次にテーブルを所定量回転させワークを保持した吸
着ヘッドを装着ステーションまで搬送して停止させ、再
度吸着ヘッドを下降させてプリント基板上に装着する実
装運動を繰返す構造となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記した如く従来手段
にあっては、吸着ヘッドによるワークの吸着時、及びそ
の吸着解除時においてテーブルの回転を一時停止させる
間欠運動を繰返すため、テーブルが停止している間、ロ
ス時間につながる等作業能率の面で望ましくない。ま
た、搬送領域も回転テーブル上に限定された専用の装置
となっている。
【0005】そこで、この発明にあっては、搬送領域に
制約されることがなく、しかも、構造が簡単で、作業能
率の面でも優れたワーク搬送装置を提供することを目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明にあっては、移動部材に取付けられた回転
可能な第1,第2リンクと、その第1,第2リンクと連
動連結しワーク保持部材が装着された第3リンクとを有
し、リンク運動により前記ワーク保持部材の保持部を常
に下向きの状態で最下降位置まで旋回運動を与える四節
リンク機構と、前記移動部材の移動に連動して前記四節
リンク機構にリンク運動を与える差動装置と、前記四節
リンク機構のリンク運動を制御し、ワーク保持部材の保
持及び保持したワークを離す旋回最下降位置の周期をコ
ントロールする差動装置制御機構と、ワーク保持部材の
最下降時に、ワークの保持及びワークを離すワーク解除
時とを制御する制御部とを備えている。
【0007】
【作用】かかる搬送装置によれば、ワーク保持部材は、
四節リンク機構による簡単な構造によって最下降位置ま
旋回運動するようになる。この旋回運動時において、
ワークを保持するワーク保持部材の最下降位置からワー
クを離す最下降位置までの周期をコントロールすること
で、ワークを所定の位置へ搬送し、正確に置くことがで
きると共にワークの保持及びその保持の解除は連続移動
しながら行なえるようになる。しかも、搬送領域に制約
されることもない。
【0008】
【実施例】以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこ
の発明の一実施例を詳細に説明する。
【0009】図1において、1はチェーン3により牽引
制御される搬送装置5の移動部材を示しており、所定の
間隔で配置されている。
【0010】移動部材1は、プレート状に形成され、ロ
ーラ7を介して前後に長い上下のガイドレール9,9に
沿って走行自在に装着支持されると共に、移動部材1に
は、ワーク保持部材11が装着され、四節リンク機構1
3によって同一姿勢のまま旋回運動が与えられるように
なっている。
【0011】四節リンク機構13は、前記移動部材1の
上部に回転自在に貫通支持された上部回転軸15に第1
リンク17の一端が、下部回転軸19に第2リンク21
の一端がそれぞれ装着され、上部回転軸15及び下部回
転軸19の他方の軸端部は、前記移動部材1から延長さ
れた軸受部23,23によって回転自在に支持されてい
る。また、第1,第2リンク17,21の他端は、第3
リンク25を介して回転自在に連動連結している。
【0012】第1リンク17と第3リン25の連結部
は、ワーク保持部材11の基部が装着された取付軸部2
7によって回転自在に結合されている。また、第2リン
ク21と第3リンク25は連結ピン29を介して回転自
在に結合され、第1リンク17と第2リンク21の長さ
は1:1の関係に設定されている。
【0013】これにより、上部回転軸15、下部回転軸
19に回転動力が与えられることで、上部回転軸15を
中心として前記ワーク保持部材11は常に下を向いた同
一姿勢の回転運動が得られるようになる。
【0014】上部回転軸15及び下部回転軸19は、後
述する差動装置制御機構31の伝導系となっていて、各
回転軸19,21の各軸端部に設けられたプーリ33,
33には伝導ベルト35が掛回されている。
【0015】一方、ワーク保持部材11は、先端が保持
部11aとなる吸着ノズルタイプとなっていて、それの
基部は前記した如く取付軸部27に装着されている。ま
た、ワーク保持部材11の胴部はブラケット37を介し
て前記第3リンク25に固定支持されると共に取付軸部
27、第1リンク17、上部回転軸15にそれぞれ設け
られた連通路39を介して真空ポンプ41と接続連通し
ている。真空ポンプ41は、移動部材1と一緒に移動可
能で、かつ、真空ポンプ41から延長されたパイプ43
を介して前記連通路と連通している。パイプ43には開
閉弁45が設けられ、この開閉弁45を開閉制御するこ
とでワーク保持部材11の真空圧によってワークの吸着
及び吸着解除が可能となっている。
【0016】差動装置制御機構31は、図1に示す如く
移動部材1に装着されたモータMからの動力と、ガイド
レール9に沿って固定されたラック47からの動力が差
動装置49を介して同時に入力される伝導経路が構成さ
れるようになっている。
【0017】差動装置49は、一般にハーモニック装置
と呼ばれており、モータMの動力を出力用のプーリ51
に伝達するモータ伝達系と、前記ラック47と伝達ギヤ
53が噛み合い、移動部材1が移動することで伝達ギヤ
53がラック47によって自転することでラック47か
らの動力が差動装置49を介して下部回転軸19に伝達
されるラック伝達系の2つの伝達機構を有する構造とな
っている。
【0018】出力用のプーリ51は、前記差動装置49
を構成する太陽ギア55の周囲を自転しながら公転する
遊星ギヤ57に装着されている。なお、遊星ギヤ57
は、伝達ギヤ53と一体に固定されたリングギヤ59と
噛み合っている。
【0019】したがって、モータMのオフ時において、
移動部材1が矢印(図3イ方向)に移動することで、伝
達ギヤ53がラック47と噛み合いながら自転すると、
その回転動力は差動装置49を介して前記下部回転軸1
9に反時計方向の回転動力として伝達されるようにな
る。この結果、ワーク保持部材11は図4に示すサイク
ロイド曲線Nを描いて上下動するピックアップ運動を繰
返すようになる。
【0020】一方、ピックアップ運動時において、モー
タMの作動制御により移動部材1の移動方向と同じ向き
に出力用のプーリ51を回転させることで、前記のピッ
クアップ運動の周期を長くしたり、短くすることができ
る。
【0021】この点についてさらに具体的に説明する
と、出力用のプーリ51が、停止している時、伝達ギヤ
53が一回転すると、その回転は、遊星ギヤ57を介し
て太陽ギヤ55に逆向きの回転として伝達される。この
時に、伝達ギヤ53の回転と同方向に遊星ギヤ57をモ
ータMによって作動制御することで図4に示す如くワー
ク保持部材11は伝達ギヤ53のギヤ比に対応した1サ
イクルLのサイクロイド曲線Nを描くピックアップ運動
が得られるようになる。このピックアップ運動は、移動
部材1の矢印イ方向の回転によるワーク保持部材11の
先端の速度と、吸着時のワーク保持部材11の先端の速
度とが一致するよう回転比が設定されているため、ワー
ク保持部材11はほぼ零に近い対地速度となり支障のな
い吸着動作が可能となる。したがって、遊星ギヤ57の
公転をモータMによって制御することでサイクロイド曲
線NのサイクルLを長くしたり短くすることが可能とな
る。
【0022】この場合、遊星ギヤ57の、回転制御をさ
らに発展させて、遊星ギヤ57の公転を伝達ギヤ53の
回転に同期させることで、例えば、ワーク保持部材11
は同一姿勢のままの移動が行なえるようになる。
【0023】一方、図1においてSLは制御部を示して
いる。制御部SLには、入力側に、ワークの保持状態を
確認する画像認識装置等の視覚センサあるいは、移動距
離センサ等各種情報が入力され、出力側からは入力され
た情報に基づき指令信号を出力し、前記開閉弁45の開
閉時間やモータMのオン、オフ時間を作動制御する機能
を有している。
【0024】次に動作について説明する。
【0025】移動部材1の移動に対して下向きのワーク
保持部材11は同一姿勢のまま旋回を続ける。この時、
モータMにより出力用のプーリ51に、伝達ギヤ53と
同方向に回転する動力を与えると、ワーク保持部材11
は最下降位置から最下降位置までの周期Lのサイクロイ
ド曲線Nを描いて上下動する。この時、最下降時におい
てワーク保持部材11はほぼ零に近い対地速度となるた
めワークPを支障なく吸着し、サイクロイド軌跡を描い
て設置場所まで移動した後、ワークPの保持を解除する
運動を繰返す。これら一連の動作において、ワーク保持
部材11は連続移動しながら吸着,解除作動となるため
ロス時間は発生しない。
【0026】また、サイクロイド曲線Nの周期Lの長さ
を制御すれば、組立ラインの供給場所へ正しくワークを
置けるようになる。この結果、タクトタイムが短縮し稼
働率が向上する。また、搬送領域に制約されることもな
い。
【0027】なお、これら一連の実施例ではワークの保
持に真空圧の吸着手段を用いているが、この手段に限定
されるものではなく、電磁石,チャック等の他の手段を
利用することも可能である。
【0028】また、上述した実施例では、移動部材がチ
ェーン3により案内される例を示しているが、移動部材
に独自の方向制御,速度制御の手段を配設してもよい。
これによりさらに搬送装置としての自由度を増すことが
できる。
【0029】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明のワー
ク搬送装置によれば、構造を簡単にできると共に、連続
移動しながらサイクロイド曲線を描いて上下動するワー
ク保持部材によってワークの保持とワークの装着解除が
できるためロス時間がなくなり、作業能率の向上が図れ
る。また、搬送領域に制約されることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のワーク搬送装置の概要切断面図。
【図2】図1の概要側面図。
【図3】ワーク搬送装置の全体の概要側面図。
【図4】サイクロイド曲線を描いた説明図。
【符号の説明】
1 移動部材 9 ガイドレール(ガイド部材) 11 ワーク保持部材 11a 保持部 13 四節リンク機構 17 第1リンク 21 第2リンク 25 第3リンク 31 差動装置制御機構 SL 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 南浜 悦郎 三重県三重郡朝日町大字縄生2121 株式 会社東芝 三重工場内 (56)参考文献 特開 平3−274800(JP,A) 特開 平3−170280(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/00 - 13/04 B23P 19/00 - 21/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動部材に取付けられた回転可能な第
    1,第2リンクと、その第1,第2リンクと連動連結し
    ワーク保持部材が装着された第3リンクとを有し、リン
    ク運動により前記ワーク保持部材の保持部を常に下向き
    の状態で最下降位置まで旋回運動を与える四節リンク機
    構と、前記移動部材の移動に連動して前記四節リンク機
    構にリンク運動を与える差動装置と、前記四節リンク機
    構のリンク運動を制御し、ワーク保持部材の保持及び保
    持したワークを離す旋回最下降位置の周期をコントロー
    ルする差動装置制御機構と、ワーク保持部材の最下降時
    に、ワークの保持及びワークを離すワーク解除時とを制
    御する制御部とを備えたワーク搬送装置。
JP3246226A 1991-09-25 1991-09-25 ワーク搬送装置 Expired - Lifetime JP3026655B2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3246226A JP3026655B2 (ja) 1991-09-25 1991-09-25 ワーク搬送装置
TW081107600A TW201290B (ja) 1991-09-25 1992-09-25
EP92116430A EP0534453B1 (en) 1991-09-25 1992-09-25 Method and apparatus for carrying workpiece in a continuous operation
DE69206932T DE69206932T2 (de) 1991-09-25 1992-09-25 Verfahren und Vorrichtung zum Transportieren eines Werkstückes in kontinuierlichem Betrieb
US07/950,715 US5417542A (en) 1991-09-25 1992-09-25 Method and apparatus for carrying workpiece by continuous workpiece carrying operation
KR1019920017474A KR950011672B1 (ko) 1991-09-25 1992-09-25 연속식 워크피이스 운반조작에 의해서 워크피이스를 운반하는 방법 및 장치

Applications Claiming Priority (1)

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