JP3026646U - マンホ―ルの踊り場支持縁 - Google Patents

マンホ―ルの踊り場支持縁

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JP3026646U
JP3026646U JP1996000286U JP28696U JP3026646U JP 3026646 U JP3026646 U JP 3026646U JP 1996000286 U JP1996000286 U JP 1996000286U JP 28696 U JP28696 U JP 28696U JP 3026646 U JP3026646 U JP 3026646U
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manhole
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JP1996000286U
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Inventor
英三 高橋
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三山工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 腐食し難く、堅牢で安定した設置が可能な、
また踊り場を確実に支持し得るマンホ―ルの踊り場支持
縁を提供する。 【解決手段】 マンホ―ルの壁体に固定され、その上面
に踊り場を載置するようにしたマンホ―ルの踊り場支持
縁において、支持縁が合成樹脂製の複数の分割体2をマ
ンホ―ルの壁体に沿って連結して構成され、各分割体
が、前記踊り場の載置部3とマンホ―ルの壁体に挿入さ
れる固定部4からなる水平部5とマンホ―ルの壁面に沿
う垂直部6とで構成され、前記踊り場の載置部に踊り場
係止用ボルト溝7が複数箇所形成され、該ボルト溝間で
踊り場の載置部と前記垂直部との間に補強リブ8が形成
されたマンホ―ルの踊り場支持縁。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、マンホ―ルの壁体に固定され、その上面に踊り場を載置するよう にしたマンホ―ルの踊り場支持縁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来,図10ないし図12に示すように、マンホ―ルの壁体40に固定されそ の上面に踊り場41を載置するようにしたマンホ―ルの踊り場支持縁42は、略 リング状に一体に水平に形成され、その外縁がマンホ―ルの壁体の接続部に挿入 されて固定部を形成し、その内縁に前記踊り場41が載置されるようになってい る。なお、43は踊り場41に設けられたマンホ―ル蓋である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記支持縁42は通常鉄製であるためにマンホ―ル内の湿気やガス によって腐食し易く、また該支持縁42はマンホ―ルの壁体の接続部44に挿入 固定されるのみの固定であり支持縁42の設置が不安定であると共に踊り場41 は該支持縁42に単に載置されるのみであるため踊り場41自身も安定して支持 され得ない、という問題がある。
【0004】 この考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであ り、その目的とするところは、腐食し難く、堅牢で安定した設置が可能な、また 踊り場を確実に支持し得るマンホ―ルの踊り場支持縁を提供しようとするもので ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案におけるマンホ―ルの踊り場支持縁は、 支持縁を合成樹脂製の複数の分割体をマンホ―ルの壁体に沿って連結して構成し 、各分割体が、前記踊り場の載置部とマンホ―ルの壁体に挿入される固定部から なる水平部とマンホ―ルの壁面に沿う垂直部とで構成され、前記踊り場の載置部 に踊り場係止用ボルト溝を複数箇所形成し、該ボルト溝間で踊り場の載置部と前 記垂直部との間に補強リブを形成したことを特徴とするものである。
【0006】 また、前記垂直部が水平部を介して水平部の上方にも形成されていることを特 徴とするものである。
【0007】 また、前記マンホ―ルの壁体に挿入される固定部に抜け止め用の凹凸を形成し たことを特徴とするものである。
【0008】 また、前記各分割体の連結を、一方の分割体端部に形成した突片と他方の分割 体端部に形成した凹部との係止により構成したことを特徴とするものである。
【0009】 さらに、前記各分割体の連結を、両分割体の水平部端部に形成した孔から挿入 され両分割体の端部のリブを挟持する挟持体により挟持したことを特徴とするも のである。
【0010】
【考案の実施の形態】
図面を参照してこの考案の実施例について説明をする。 図1ないし図4において、1はマンホ―ル内に配置され踊り場(図示せず)を 支持する支持縁であり、該支持縁1は合成樹脂製であり、複数の分割体2,2… をマンホ―ルの壁体に沿って連結して構成されている。
【0011】 また、前記分割体2は、踊り場の載置部3とマンホ―ルの壁体に挿入される固 定部4とからなる水平部5と、マンホ―ルの壁面に沿う垂直部6とで構成され、 前記載置部3にはその内縁側に踊り場係止用ボルト溝7が複数箇所形成されてい る。また、該ボルト溝7間で踊り場の載置部3と前記垂直部6との間には補強リ ブ8が形成されている。
【0012】 以上のような構成からなるマンホ―ルの踊り場支持縁で、分割体2の固定部4 がマンホ―ルの壁体の接続部の空間内に挿入され且つマンホ―ルの壁面に沿って 該壁面に密着するように垂直部6を位置させて複数のボルト孔9を介して分割体 2をマンホ―ルの壁体に固定設置する。そして各分割体2,2はそれぞれの対向 する端部が連結されて全体として略リング状に支持縁1として配置される。また 、格子状の網目を有する踊り場の外周縁が前記支持縁1の分割体2に形成された 前記踊り場係止用ボルト溝7を介してボルトによって該支持縁1に固定支持され る。
【0013】 そして、合成樹脂製の分割体2,2…で支持縁1を構成したので、支持縁1が マンホ―ル内の湿気やガスによって腐食することがなく、また該支持縁1は水平 部5の固定部4がマンホ―ルの壁体の接続部に挿入固定されると共に垂直部6が マンホ―ルの壁面に沿って該壁面に密着するように固定されるので、マンホ―ル の壁体に対して支持縁1は確実に固定され、しかも、分割体2は複数の補強リブ 8を備えているので、強度を堅牢に保持することができる。そして合成樹脂製の 分割体2であるので、その成形が極めて容易である。さらに、踊り場は踊り場係 止用ボルト溝7を介して支持縁1に固定されるので、踊り場は支持縁1に確実に 支持される。
【0014】 また、図5ないし図7には他の実施例が示されている。この実施例では前述の 実施例において水平部5の上面にも垂直部16が形成されている点以外は前述の 実施例と実質的に同一であるので、図面に同一の符号を付してその詳細な説明を 省略する。この場合には、支持縁1は水平部5の固定部4がマンホ―ルの壁体の 接続部に挿入固定されると共に垂直部6,16がマンホ―ルの壁面に沿って該壁 面に密着するように固定されるので、マンホ―ルの壁体に対して支持縁1は一層 確実に固定される。
【0015】 そして、以上の実施例において、例えば図5ないし図7に示すように、水平部 5の固定部4に凹凸14を形成した場合には、該凹凸14が分割体2のマンホ― ルの壁体からの抜け止めの役をして、マンホ―ルの壁体に対して支持縁1はより 一層確実に固定される。
【0016】 また、前記各分割体の連結は、図4または図7に示すように、一方の分割体端 部のリブ8から先端に係止部21を備えた突片22を形成し、他方の分割体端部 の載置部3の係止孔23とリブ8の溝24で凹部25を形成し、前記突片22を 凹部25に係止するようにする。このような連結手段を用いると両分割体2,2 は簡単に連結できる。
【0017】 また、前記各分割体の連結は、図8および図9に示すように、両分割体2,2 の水平部5の載置部3の端部に孔31,31を形成し、別途用意した下部が二股 になっている挟持体32を用い、該挟持体32を前記孔31,31に挿入して、 二股部33で両分割体2,2の端部のリブ8,8を挟持するようにする。このよ うな連結手段を用いても両分割体2,2は簡単に連結できる。
【0018】
【考案の効果】
この考案によると、請求項1においては、合成樹脂製の分割体で支持縁を構成 したので、支持縁がマンホ―ル内の湿気やガスによって腐食することがなく、ま た該支持縁は水平部の固定部がマンホ―ルの壁体の接続部に挿入固定されると共 に垂直部がマンホ―ルの壁面に沿って該壁面に密着するように固定されるので、 マンホ―ルの壁体に対して支持縁は確実に固定され、しかも、分割体は複数の補 強リブを備えているので、強度を堅牢に保持することができる。そして合成樹脂 製の分割体であるので、その成形が極めて容易である。さらに、踊り場は踊り場 係止用ボルト溝を介して支持縁に固定されるので、踊り場は支持縁に確実に支持 され得るマンホ―ルの踊り場支持縁となる。
【0019】 請求項2においては、前記垂直部が水平部を介して水平部の上方にも形成され ているので、マンホ―ルの壁体に対して支持縁は一層確実に固定され得るマンホ ―ルの踊り場支持縁となる。
【0020】 請求項3においては、前記マンホ―ルの壁体に挿入される固定部に抜け止め用 の凹凸を形成したので、該凹凸が分割体のマンホ―ルの壁体からの抜け止めの役 をして、マンホ―ルの壁体に対して支持縁はより一層確実に固定され得るマンホ ―ルの踊り場支持縁となる。
【0021】 請求項4においては、前記各分割体の連結を、一方の分割体端部に形成した突 片と他方の分割体端部に形成した凹部との係止により構成したので、両分割体は 簡単に連結できるマンホ―ルの踊り場支持縁となる。
【0022】 請求項5においても、前記各分割体の連結を、両分割体の水平部端部に形成し た孔から挿入され両分割体の端部のリブを挟持する挟持体により挟持したので、 両分割体は簡単に連結できるマンホ―ルの踊り場支持縁となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの考案に係るマンホ―ルの踊り場支持
縁の一実施例の平面図である。
【図2】図2はその一部拡大平面図である。
【図3】図3はその側面図である。
【図4】図4はその分割体の連結構造を示す斜視図であ
る。
【図5】図5はこの考案に係るマンホ―ルの踊り場支持
縁の他の実施例の一部拡大平面図である。
【図6】図6はその側面図である。
【図7】図7はその分割体の連結構造を示す斜視図であ
る。
【図8】図8はこの考案に係るマンホ―ルの踊り場支持
縁の連結構造の他の実施例の一部拡大平面図である。
【図9】図9はその正面図である。
【図10】図10は従来例の踊り場および支持縁の平面
図である。
【図11】図11は従来例の支持縁の平面図である。
【図12】図12は図10のA―A断面図である。
【符号の説明】
1 支持縁 2 分割体 3 載置部 4 固定部 5 水平部 6,16 垂直部 7 踊り場係止用ボルト溝 8 補強リブ 14 抜け止め用の凹凸 22 突片 25 凹部 31 水平部端部に形成した孔 32 挟持体

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マンホ―ルの壁体に固定され、その上面
    に踊り場を載置するようにしたマンホ―ルの踊り場支持
    縁において、支持縁を合成樹脂製の複数の分割体をマン
    ホ―ルの壁体に沿って連結して構成し、各分割体が、前
    記踊り場の載置部とマンホ―ルの壁体に挿入される固定
    部からなる水平部とマンホ―ルの壁面に沿う垂直部とで
    構成され、前記踊り場の載置部に踊り場係止用ボルト溝
    を複数箇所形成し、該ボルト溝間で踊り場の載置部と前
    記垂直部との間に補強リブを形成したことを特徴とする
    マンホ―ルの踊り場支持縁。
  2. 【請求項2】 前記垂直部が水平部を介して水平部の上
    方にも形成されていることを特徴とする請求項1記載の
    マンホ―ルの踊り場支持縁。
  3. 【請求項3】 前記マンホ―ルの壁体に挿入される固定
    部に抜け止め用の凹凸を形成したことを特徴とする請求
    項1又は2記載のマンホ―ルの踊り場支持縁。
  4. 【請求項4】 前記各分割体の連結を、一方の分割体端
    部に形成した突片と他方の分割体端部に形成した凹部と
    の係止により構成したことを特徴とする請求項1,2,
    3記載のマンホ―ルの踊り場支持縁。
  5. 【請求項5】 前記各分割体の連結を、両分割体の水平
    部端部に形成した孔から挿入され両分割体の端部のリブ
    を挟持する挟持体により挟持したことを特徴とする請求
    項1,2,3記載のマンホ―ルの踊り場支持縁。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20180137722A (ko) * 2017-06-19 2018-12-28 한정욱 생산성 및 운반성이 증대된 원형 맨홀 프레임
KR20190026301A (ko) * 2017-09-05 2019-03-13 한정욱 분리결합형 사각 맨홀프레임
KR102018173B1 (ko) * 2019-01-17 2019-09-04 한정욱 분리결합 및 생산이 용이한 분리형 사각 맨홀프레임

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KR20180137722A (ko) * 2017-06-19 2018-12-28 한정욱 생산성 및 운반성이 증대된 원형 맨홀 프레임
KR20190026301A (ko) * 2017-09-05 2019-03-13 한정욱 분리결합형 사각 맨홀프레임
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