JP3025928B2 - 調節計 - Google Patents

調節計

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JP3025928B2
JP3025928B2 JP5125984A JP12598493A JP3025928B2 JP 3025928 B2 JP3025928 B2 JP 3025928B2 JP 5125984 A JP5125984 A JP 5125984A JP 12598493 A JP12598493 A JP 12598493A JP 3025928 B2 JP3025928 B2 JP 3025928B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は複数の制御量入力手段
から1チャンネルを選択して使用する1ループ調節計に
関し、特にPID制御中にチャンネルを切り換えた時の
操作量の急な変化を防止するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の調節計、例えば真空炉に
用いる温度調節計においては、約1000℃以下の低温
領域では熱電対をセンサーとし、また高温領域では放射
温度計をセンサーとして使用している。一方、圧力調節
計において、低圧領域と高圧領域で異なるレンジの圧力
センサーを切り換えて使用する場合がある。このように
異なるセンサを切り換えること、すなわち、制御量のチ
ャンネルを切り換えることで、切り換え時には制御量が
急変したように測定される。すると、PID演算の比例
動作と微分動作により操作量が変化するが、主に微分動
作による変化が操作量の急変の原因となり易い。このよ
うに複数の制御量を切り換えて使用する制御量チャンネ
ル切り換え時の操作量の急変は、その後の制御に対し外
乱として作用し、一時的な制御量の凹凸となって現れ
る。そこでこのような従来技術においては操作量の急変
を防ぐために様々な工夫がなされてきた。
【0003】その一例として操作量に変化リミッタを付
加する方法がある。すなわち、調節計の制御周期ごとの
操作量の変化を制限することで、急変を防ぐものであ
る。しかし、変化リミッタの制御量が問題となり、その
制御量が小さすぎると通常時の制御で必要な変化量が得
られなくなり、逆に大きすぎると操作量急変の防止効果
がなくなる。
【0004】また制御量に変化リミッタやフィルタ処理
を付加する方法がある。これは制御量チャンネル切り換
え時の制御量のステップ状変化をなだらかな変化とする
ことで操作量の急変を防ぐものである。しかしこれも操
作量に変化リミッタを付加する方法と同様に設定に問題
があり、制御量変化をなだらかにし過ぎると通常時の制
御で制御量の正確な変化を入力として捕らえられなくな
り、逆に変化リミッタやフィルタの効果を弱くしすぎる
と操作量急変の防止効果がなくなる。
【0005】さらに、制御量チャンネル切り換え時の複
数の制御量の差が小さくなるように制御量の調整を行う
方法がある。この方法は各チャンネルに対して、バイア
ス等の調整を行えば、ある特定の切り換え点に対しては
制御量のステップ状の変化を小さくすることができる。
しかし、装置ごとに調整が必要で、センサの経時変化等
に対しては再調整が必要となり、メンテナンスが面倒で
ある。また、切り換えはヒステリシスをもって行うた
め、往復の切り換え点は異なり、片側に対してステップ
変化を小さくしても、もう一方ではステップ変化が発生
し易い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】操作量に変化リミッタ
を付加する従来の調節計は以上のように構成されている
ので、変化リミッタの制御量が問題となり、その制御量
が小さすぎると通常時の制御で必要な変化量が得られな
くなり、逆に大きすぎると操作量急変の防止効果がなく
なるなどの問題点があった。
【0007】また、制御量に変化リミッタやフィルタ処
理を付加する従来の調節計は、制御量変化を緩やかにす
ると通常時の制御で制御量の正確な変化を入力として捕
らえられなくなり、逆にそれを弱くしすぎると操作量急
変の防止効果がなくなる問題点があった。
【0008】さらに、制御量チャンネル切り換え時の複
数の制御量の差が小さくなるように制御量の調整を行う
従来の調節計は装置ごとに調整が必要で、センサの経時
変化等に自動的に対応できず、また、切り換えはヒステ
リシスをもって行うため、往復の切り換え点は異なる問
題点があった。
【0009】この発明はそのような従来の問題点を解消
するために、複数チャンネルの制御量切り換え時に、P
ID制御の操作量の急変を抑制し、制御量の凹凸の変化
を防ぎ、操作量の変化リミッタ、制御量の変化リミッタ
やフィルタ、複数チャンネルの制御量に調整の設定作業
を不要とすることを目的とするもので、請求項1の発明
は各時点における偏差を確保するものである。また、請
求項2の発明は偏差の記憶を極力少なくするものであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明はその目的を達
成するために、制御量チャンネルの切り換え時の制御量
のステップ変化に対して微分動作が働かないようにする
処理、すなわち偏差処理部をPID演算の前段に追加す
るもので、請求項1の発明は各入力の切り換え時点にお
ける偏差と、これよりも所定の時間だけ前の時点におけ
る各入力の偏差を記憶するものである。
【0011】また、請求項2における調節計の発明は、
入力の切り換え時点で選択している入力の偏差を記憶す
るものである。
【0012】
【作用】請求項1の発明は、偏差処理部によって偏差
は、切り換え時点で選択されている入力による偏差にな
るように、なおかつ切り換え時点の偏差と切り換え前の
偏差との差になるように調整する。ここでいう切り換え
前の偏差とは、切り換え時点で選択されている入力にお
ける切り換え前の偏差である。複数の制御量チャンネル
の切り換え時に生じる制御の操作量の急変が抑制され、
制御量の凹凸がなくなる。
【0013】また請求項2の発明は、偏差処理部によっ
て、偏差は、切り換え時点で選択されている入力による
偏差になるように、なおかつ切り換え時点の偏差と切り
換え前の偏差との差が0になるように調整する
【0014】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の第1の一実施例を図について説明す
る。図1はこの発明における第1の一実施例を示すブロ
ック図である。図2はこの発明における調節計の制御量
と時刻との関係を示す特性図である。図3はこの発明に
おける調節計の動作を説明するフローチャートである。
図1において、1は制御量入力手段で、この制御量入力
手段1は複数の制御量入力手段1a,1b,1c・・・
から成り、その出力端は制御量入力切り換え手段2に接
続される。この制御量入力切り換え手段2は制御量入力
手段1a,1b,1c・・・を選択的に切り換える。ま
た、制御量入力切り換え手段2の出力端側には偏差処理
手段3が設けられ、この偏差処理手段3には制御量入力
切り換え手段2からの切り換え信号4ないし制御量入力
切り換え手段2からの制御量5が入力される。さらに、
偏差処理手段3には設定値6の出力端が接続される。
の設定値6は制御量の目標値である。偏差処理手段3の
出力端にはPID演算手段7が接続される。このPID
演算手段7の出力は操作量8として出力される。さら
に、偏差処理手段3にはメモリ9が接続される。
【0015】上記構成において、制御量入力切り換え手
段2によって第1の制御量入力手段1aからの制御量P
V1が選択されているとき、偏差処理手段3は、切り換
え信号4により、制御入力手段1aからの制御量PV1
と設定値6との偏差を計算し、これをPID演算部7に
入力する。するとこのPID演算部7はその偏差に基づ
いて演算し、操作量8として出力する。
【0016】この状態で、制御量入力切り換え手段2に
よって第1の制御量入力手段1aからの制御量PV1が
他の制御量入力手段、例えば1bに切り換えられると、
偏差処理手段3は切り換え信号4により、制御入力手段
1bからの制御量PV2と設定値6との偏差を計算し、
この偏差をPID演算手段7に出力する。このとき第1
の制御量入力手段1aの制御量PV1と第2の制御量入
力手段1bの制御量PV2の差が大きいと、制御量が瞬
間的にステップ状に変化する。偏差処理手段3がない場
合には、その制御量がそのままPID演算部7に入力さ
れ、このためにPID演算部7は微分動作をしてしまう
が、この発明においてはPID演算部7の前段に偏差処
理手段3が置かれているため、この偏差処理手段3によ
って制御量PV1だけによる偏差の差で、あるいは制御
量PV2だけによる偏差の差で、PID演算部7の微分
動作が働く。
【0017】図2において、第1の制御量入力手段1a
の制御量の特性がチャンネル1として示され、また第2
の制御量入力手段1bの制御量の特性がチャンネル2と
して示されている。そしてこの図において、第1の制御
量入力手段1a、すなわちチャンネル1の時点t1,t
2,・・・,tnにおける偏差をそれぞれEat1,E
at2,・・・Eatnとする。また第2の制御量入力
手段1b、すなわちチャンネル2の時点t1,t2,・
・・,tnにおける偏差をそれぞれEbt1,t2,・
・・,tnとする。
【0018】図1の状態で、各制御量入力手段すなわち
各チャンネルの偏差をあらかじめメモリ9に順次記憶し
ている場合には次のようになる。すなわち、初めに第1
の制御量入力手段1aが選ばれて、その制御を実行して
いるときに、時点t3にて入力切り換え手段2により、
第2の制御量入力手段1bが選択されると、入力切り換
え手段2からの切り換え信号4は偏差処理手段3に入力
される。そして、この第1の制御量入力手段の特性は図
2のチャンネル1であるから、制御量入力手段1bの選
択時点t3の偏差がEbt3のとき、この選択時点t3
よりも所定の時間前の時点t2の偏差Ebt2と選択時
点t3の偏差Ebt3の2点を用いる。また逆にチャン
ネル2、すなわち第2の制御量入力手段1bの特性に基
づいて制御をしている状態で、時点tにおいて、制御
量入力切り換え手段2によりチャンネル1、すなわち制
御量入力手段1aが選択されると、制御量入力手段1a
の選択時点t5の偏差がEat5のとき、この選択時点
t5よりも所定の時間前の時点t4の偏差Eat4と選
択時点t5の偏差Eat5の2点を用いる。
【0019】図3において、SPは設定値、PVaは第
1の制御量入力手段1aの入力、PVbは制御量入力手
段1bの入力、Ea0は第1の制御量入力手段1aの入
力と設定値SPとの偏差で、前回のサンプリング分、E
b0は第2の制御量入力手段1bの入力と設定値SPと
の偏差で、前回のサンプリング分、Ea1は第1の制御
量入力手段1aと設定値SPの偏差で、今回のサンプリ
ング分、Eb1は第2の制御量入力手段1bと設定値
Pとの偏差で、今回のサンプリング分、E0は制御量入
力と、設定値SPとの偏差で、前回のサンプリング分、
E1は制御量入力と設定値SPとの偏差で、今回のサン
プリング分である。
【0020】図3において、この発明における調節計が
動作を開始すると、EaOにEalの値が、EalにS
P−PVaの値が,EbOにEblの値が、EblにS
P−PVbの値がそれぞれ入れられる(ステップ1)。
この状態で、第1の制御量入力手段1aが選択される
と、図2のチャンネル1が選択される(ステップ2)。
第1の制御量入力手段1aが選択された状態(ステップ
3)で、チャンネルの切り換えがなければ、EOにEa
Oが入る(ステップ4)。さらにElとしてEalが入
る(ステップ5)。ところがステップ3においてチャン
ネル切り換えがあると、EOがEal+EbO−Ebl
となる(ステップ6)。その後ステップ5に進む。ルー
チンの終わりにおけるEOとElの差は、 EO−El=(Eal+EbO−Ebl)−Eal =EbO−Ebl となるので、PVaとPvbの差ではなく、PVbにお
けるEbOとEblの差となる。従って、チャンネル切
り換えがあっても、偏差の変化が抑えられるので、偏差
の変化によるPID演算の微分動作が抑えられ、操作量
の急変が妨げる。また、ステップ2において、第2の制
御量入力手段1bが選択されると、図2のチャンネル2
が選択される(ステップ7)。この状態でチャンネルの
切り換えがないと、EOとしてEbOが採用される(ス
テップ8)。さらにElの値としてEblが採用される
(ステップ9)。ところがステップ7において、チャン
ネル切り換えがあると、EOがEbl+EaO−Eal
となる(ステップ10)。その後ステップ9に進む。ル
ーチンの終わりにおけるEOとElの差は、 EO−El=(El+EO−El)−El =EO−El となるので、PVaとPvbの差ではなく、PVにお
けるEOとElの差となる。従って、チャンネル切
り換えがあっても、偏差の変化が抑えられるので、偏差
の変化によるPID演算の微分動作が抑えられ、操作量
の急変が妨げる。
【0021】実施例2. 次にこの発明における調節計の第2の実施例について説
明する。図1に示す制御量入力手段1において選択した
結果の制御量入力手段1の偏差のみがメモリ9に順次記
憶されている場合は次のようになる。すなわち図2にお
いて、第1の制御量入力手段1aが選択されて、チャン
ネル1で制御をしている状態で、時点t8において、第
1の制御量入力手段1aの偏差がEat8であるとき
に、制御量入力切り換え手段2により、第1の制御量入
力手段1aから第2の制御量入力手段1bすなわちチャ
ンネル2に切り換えられると、この切り換え信号4は偏
差処理手段3に入力され、一方メモリ9は時点t8にお
ける第2の制御量入力手段1bの偏差Ebt8を記憶す
るが、その前の所定の時点t7における第2の制御量入
力手段1bの偏差Ebt7を記憶していない。このとき
偏差処理手段3はチャンネル2の時点t7における偏差
Ebt7が、時点t8における偏差Ebt8と同じであ
って、図2のP7の点にあったものと見做して、偏差E
bt8を時点t7,t8の2点として利用する。
【0022】図4はこの発明における調節計の第1の実
施例で、チャンネルの切り換え時に、切り換え前のチャ
ンネルの偏差の変化を使用していた部分を、切り換え後
のチャンネルの偏差の変化を使用するように、変更した
による動作を説明するフローチャートである。図にお
いて、SP,PVa,PVb,Ea0,Eb0,Ea
1,Eb1,E0,E1は図3に示すものと同一である
のでその説明を省略する。図において、調節計が動作を
開始すると、Ea0にEa1の値が、Ea1にSP−P
Vaの値が、Eb0にEb1の値が、Eb1にSP−P
Vbの値がそれぞれ入れられる(ステップ1)。この状
態で、第1の制御量入力手段1aが選択されると、図2
のチャンネル1が選択される(ステップ2)。第1の制
御量入力手段1aが選択された状態で、チャンネルの切
り換えがなければ、E0にEa0が、またE1にEa1
が入る(ステップ3)。ステップ2の状態で、第2の制
御量入力手段1bが選択されると、E0としてEb0
が、またE1としてEb1が入る(ステップ4)。
【0023】図5はこの発明における調節計の第2の実
施例において、動作を説明するフローチャートである。
図において、調節計が動作を開始すると、E0の値とし
てE1が採用される(ステップ1)。この状態で、第1
の制御量入力手段1aが選択されると、図2のチャンネ
ル1が選択される(ステップ2)。チャンネル1が選択
されると、E1にSP−PVaが採用される(ステップ
3)。第1の制御量入力手段1aが選択された状態で、
チャンネルの切り換えがなければ(ステップ4)、この
ルーチンは終了する。ステップ2において第の制御量
入力手段1が選択されると、E1にSP−PVbが入
り(ステップ5)、その後メインルーチンに戻る。とこ
ろがステップ4において、所定の時間だけ前の制御量入
力手段1aまたは1bの選択と、現在の制御量入力手段
1aまたは1bの選択とで、切り換えがあった場合は、
E0としてE1の値が採用される。すなわちこの状態は
図2に示すチャンネル2の時点t7における偏差点Pを
採用したことになる(ステップ6)。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2の発明によれば、PID演算をするPID演算手段
を備えたものにおいて、PID演算手段の前段に、制御
量入力切り換え手段による切り換え信号と、制御量入力
切り換え手段による制御量および制御量とから偏差を調
整する偏差処理手段を設けているので、複数チャンネル
の制御量を切り換えるときに、切り換え後のチャンネル
の偏差の特性を利用するため、PID制御の偏差の急変
が抑制され、制御特性の凹凸の変化を防ぐことができ
る。また操作量の変化リミッタ、制御量の変化リミッタ
やフィルタ、複数チャンネルの制御量の調整の設定作業
は不要となる等の効果がある。
【0025】請求項1の発明によれば、切り換えの有無
を判定するための所定の時間だけ前におけるチャンネル
切り換えの記憶と、各入力の所定の時間だけ前における
偏差の記憶と、各入力の現在の偏差の記憶と、偏差E1
とE0の記憶で、PID制御の微分動作を防ぐことがで
きる効果がある。
【0026】請求項2の発明によれば、切り換えの有無
を判定するための所定の時間だけ前 におけるチャンネル
切り換えの記憶と、偏差E1とE0の記憶だけなので、
メモリの容量が少なくてすむ効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明における調節計の構成を示すブロック
図である。
【図2】この発明における調節計の制御量と時刻との関
係を示す特性図である。
【図3】この発明における調節計の第1の実施例による
動作を説明するフローチャートである。
【図4】この発明における調節計の第の実施例の1部
を変更した例による動作を説明するフローチャートであ
る。
【図5】この発明における調節計の第2の実施例による
動作を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1(1a,1b,1c) 制御量入力手段 2 制御量入力切り換え手段 3 偏差処理手段 4 切り換え信号 5 制御量 6 設定値 7 PID演算手段 9 メモリ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチャンネルから制御量が入力される
    制御量入力手段と、 前記制御量入力手段により入力された複数の制御量の中
    から一つの制御量を特定し、その特定された制御量のチ
    ャンネルに相当する切り換え信号が出力される制御量入
    力切り換え手段と、今回サンプリングにおける前記切り換え信号に対応する
    チャンネルの今回サンプリングの制御量と設定値との偏
    差を出力するとともに、このチャンネルの前回サンプリ
    ングの制御量と設定値との偏差を出力する偏差処理手段
    と、 前記今回サンプリングの偏差と前記前回サンプリングの
    偏差との変化分に基づいて微分演算を行うPID演算手
    段とを備えた調節計。
  2. 【請求項2】複数のチャンネルから制御量が入力される
    制御量入力手段と、 前記制御量入力手段により入力された複数の制御量の中
    から一つの制御量を特定し、その特定された制御量のチ
    ャンネルに相当する切り換え信号が出力される制御量入
    力切り換え手段と、今回サンプリングにおける前記切り換え信号に対応する
    チャンネルの今回サンプリングの制御量と設定値との偏
    差と前回サンプリングにおける前記切り換え信号に対応
    するチャンネルの前回サンプリングの制御量と設定値と
    の偏差を出力し、前記切り換え信号に変化があると、今
    回サンプリングの偏差と同じ値を前回サンプリングの偏
    差として出力する偏差処理手段と、 前記今回サンプリングの偏差と前記前回サンプリングの
    偏差との変化分に基づいて微分演算を行うPID演算手
    段とを備えた調節計。
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