JPH069002B2 - 複数センサ用のプログラム調節計 - Google Patents

複数センサ用のプログラム調節計

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JPH069002B2
JPH069002B2 JP58205890A JP20589083A JPH069002B2 JP H069002 B2 JPH069002 B2 JP H069002B2 JP 58205890 A JP58205890 A JP 58205890A JP 20589083 A JP20589083 A JP 20589083A JP H069002 B2 JPH069002 B2 JP H069002B2
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JP
Japan
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signal
switching
controller
output
temperature
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JP58205890A
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茂 尾川
嘉一 曾根田
公利 磯貝
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Ohkura Electric Co Ltd
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Ohkura Electric Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B7/00Arrangements for obtaining smooth engagement or disengagement of automatic control
    • G05B7/02Arrangements for obtaining smooth engagement or disengagement of automatic control electric

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Feedback Control In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複数センサ用のプログラム調節計に関し、と
くに温度等の制御量の調節範囲が広く測定領域の異なる
2種類以上のセンサを必要とする場合のプログラム調節
計に関する。
従来技術 従来、高温炉等において、時間と温度との間に所定の関
係、例えば一定の温度変化率を保ちながら温度制御を行
ういわゆるプログラム温度制御の場合に、温度測定用セ
ンサの限界のため、低温から高温までを単一の温度セン
サにより連続的に高精度でプログラム制御するのは困難
であった。たとえば、0〜3,000゜Cを制御範囲とす
る場合、熱電対では0〜2,000゜C程度が限度であり
放射温度計では1,000〜3,000゜Cが限度であ
る。従って、低温から超高温までの連続的プログラム制
御には1,000〜2,000゜Cの間で測定用温度セン
サを切換えて制御する必要がある。しかし、従来は、こ
の切換を自動的に行おうとすると、少なくとも1台のプ
ログラム信号発生器と、1台の調節計と、複雑なシーケ
ンス回路とが必要であり、機器間の接続箇所が多くなり
収納スペースが大きく煩雑でコスト高となるため、その
切換の自動化は未だ実現されず、手動で切換えられてい
るのが実状である。このため、切換時には炉温の制御が
乱れ、質の良い熱処理ができずしかも運転に人手を要す
る欠点があった。
発明の目的 従って、本発明の目的は、従来技術の上記欠点を解決
し、低温から超高温までの如き広範囲にわたる制御量の
連続的プログラム制御を1台で行ない而も小形である複
数センサ用のプログラム調節計を提供するにある。
発明の構成 上記目的を達成するため、本発明による複数センサ用の
プログラム調節計は、測定レンジが異なる複数のセンサ
の測定値を各センサごとに演算処理して調節計入力信号
とする複数の入力演算手段、制御量の所定変化パターン
とセンサを切換えるべき調節計入力信号の値としての切
換設定値とを記憶する記憶装置、前記所定変化パターン
と前記各調節計入力信号とから測定レンジに応じた操作
信号を発生する複数の調節演算手段、前記複数の調節演
算手段の操作信号の1つを選択して調節計出力とする出
力切換手段、及び前記出力切換手段で選択した操作信号
を発生する選択調節演算手段の調節計入力信号が前記記
憶装置内の切換設定値と一致したときに切換信号を発生
する切換監視手段を備えてなり、前記切換信号に応答し
て前記複数の調節演算手段からの操作信号をすべて、当
該切換信号の発生時に前記切換設定値と比較された調節
計入力信号に対応する調節演算手段の操作信号と整合さ
せた後、前記切換信号発生時の調節計入力信号の変化方
向又は極性によって定まる測定レンジのセンサに対応す
る前記調節演算手段の操作信号を前記出力切換手段によ
り選択し調節計出力としてなる構成を用いる。
実施例 以下、一実施例であるプログラム温度調節計を参照して
本発明を詳細に説明するが、本発明は温度調節計に限定
されるものではない。その実施例のハードウェア構成の
ブロック図を示す第1図において、熱電対からなるセン
サ1A及び放射温度計からなるセンサ1Bは、それぞれ
プログラム温度調節計へ温度入力信号Tc及びTrを供
給する。これらの入力信号Tc,Trは、入力切換器2
のスイッチS1,S2を切換えることにより取込まれ、
図示例ではA/D変換器3によりディジタル信号に変換
される。
第2図は、時間軸Jに対するプログラム制御パターン出
力Tpの関係の一例を示す。このプログラム制御パター
ンの設定は、設定器4を用い表示器5の表示値を見なが
ら傾斜値α(例えば、10゜C/分)と、到達温度(例え
ば、3,000゜C)と、その保持時間と、出力切換設定
温度Tsとを選択して行なわれる。設定された制御パタ
ーンは、記憶装置6に格納される。
中央処理装置7は、記憶装置6に格納された設定内容と
入力信号Tc,Trとを用いて演算を行ない、調節計出
力部8から出力操作信号Cを出力する。スイッチS1,
S2は、常時一定間隔で動作し、出力操作信号Cはこの
間隔で更新される。また、プログラム制御パターンの出
力Tp(第2図)の切換温度設定値Tsにおけるセンサ
切換動作時に、切換信号出力部9から切換信号Swを出
力することができる。
第3図は、動作説明ブロック図であり、A/D変換器3
によりディジタル信号とされた入力信号Tc,Trは、
例えば中央処理装置7におけるソフトウェアとして構成
されるリニアライザ等の入力演算手段10A,10Bに
よって調節計入力に適合する様に処理された後,本実施
例ではソフトウェアである調節演算手段11A、11B
にそれぞれ加えられる。これらの調節演算手段11A及
び11Bは、あらかじめ設定され記憶装置6に格納され
たプログラムパターンの出力Tpと上記入力信号Tc,
Trとを用いて所要の演算を行なった上、操作信号C
a,Cbをそれぞれ出力切換手段12へ出力する。同時
に、入力信号Tc,Tr及び切換温度設定値Tsが切換
監視手段13へ加えられ、炉の瞬時温度がプログラムパ
ターンの切換温度設定値Tsと比較される。切換監視手
段13からの切換信号Chは、出力切換手段12へ加え
られ、更に図示実施例では入力演算手段10A,10B
及び調節演算手段11A、11Bにも加えられる。
第4図を参照して動作を説明する。炉温Tが室温から上
昇を始めるときは、例えば熱電対センサ1Aからプログ
ラム調節計への入力信号Tcによる調節演算手段11A
の出力操作信号Caが出力操作信号Cとして使われるも
のとすると、この温度上昇開始段階の温度サンプリング
時には、ステップでその入力信号TcによりT<Ts
であると判断され、制御はステップへ進み、プログラ
ム調節計は、切換監視手段13で入力信号Tcと切換温
度設定値Tsとを比較しながら入力信号Tc側の調節演
算手段11Aの出力操作信号Caをプログラム調節計の
出力操作信号Cとして出力する。
炉温Tが切換温度設定値Tsに達すると、ステップに
よりT=Tsと判断され、制御はステップへ進み、温
度上昇中か否かが判断される。この判断は、例えば温度
変化の微係数によってなされるが、その微係数が記憶装
置6及び中央制御装置7によって容易に算出されること
は当業者には明らかである。温度上昇中と判断される
と、制御はステップへ進み、切換監視部13がその時
点における入力信号Tr側の調節演算手段11Bの操作
信号Cbを入力信号Tc側の操作信号Caと等しくする
制御信号の信号整合が行なわれる。好ましくは、この整
合は、一般的に放射温度計の精度が比較的低いためTr
=TcとなるようにTrの値を補正しTr側調節計の入
力偏差をゼロにした後に行なわれる。図示実施例では、
切換監視手段13からの切換信号Chに応答して、入力
演算手段10Bにより、この場合に選択された側の入力
信号Trを切換温度設定値Ts又はその時の入力信号T
cの瞬時値に等しくすることによりこの操作信号の整合
を行なう。しかし、本発明はこの実施例に限定されな
い。上記信号整合の方法としては、センサ切換え前後に
おける出力操作信号Cの値を等しくするように、例えば
第3図で切換信号Chに応答してCa=Cbとするように調節
演算手段11A、11Bを構成してもよい。その後、ステップ
で出力切換手段12による操作信号Caから操作信号
Cbへの出力操作信号Cの切換が行なわれ、ステップ
における調節演算手段11Bによる制御へ進む。こうし
て、切換温度設定値Tsにおける調節計出力切換による
外乱が防止され、センサの切換が円滑に行なわれる。
炉温Tが上記設定値Ts以上であるときには、ステップ
により、調節演算手段11Bが継続的に選択される。
こうして、この温度範囲に対して最適のセンサ1Bが確
実に選択される。
炉温Tの下降時にT=Tsになると、ステップにおい
て操作信号Caを操作信号Cbに等しくする操作信号整
合が行なわれる。図示実施例では、プログラムパターン
の出力Tpがセンサ1Aからの入力信号Tcと一致する
ようにTpを補正してTc側調節計入力偏差を零にした
後、この信号整合を行なう。その後、ステップで出力
切換手段12による操作信号Cbから操作信号Caへの
出力操作信号Cの切換が行なわれ、ステップにおける
調節演算手段11Aによる制御へ進む。この場合にも、
切換温度設定値Tsにおける調節計出力切換による外乱
が防止され、センサの切換が円滑に行なわれる。
炉温Tが上記設定値Ts以下であるときには、再びステ
ップにより、調節演算手段11Aが継続的に選択され
る。こうして、この温度範囲に対しても最適のセンサ1
Aが確実に選択される。
以後の炉温の上昇又は下降中における切換温度設定値T
sにおける動作は、上記と同様に繰返される。
以上述べた様に、本発明による複数センサ用のプログラ
ム調節計は、測定領域の異なるセンサからの入力信号を
入力切換器で取込み、必要に応じてA/D変換によりこ
れをディジタル信号とし、設定器により制御のプログラ
ムパターン及び調節計出力の切換に対する制御量切換設
定値を記憶装置に格納し、中央処理装置で入力信号と記
憶装置に格納された設定値とからプログラムパターンに
応じ且つセンサの測定領域に合った複数種類の調節計出
力を演算調製し、前記切換設定値において測定領域に合
った調節計出力を選択的に切換使用するようにし、しか
も調節計出力の切換時には選択された出力を切換前に動
作していた出力値に実質上一致させた後切換える方式を
持つものである。
発明の効果 以上説明した如く、本発明の複数センサ用のプログラム
調節計は、切換温度設定値において信号整合を行なうの
で、次の様な顕著な効果を奏する。
(イ)測定領域の異なるセンサの切換を自動化するの
で、低温域から超高温域までの炉温制御等の広範囲制御
量に対するプログラム制御を単一の調節計により行なう
ことができる。
(ロ)調節計出力の切換時における外乱を防止するの
で、円滑で良質なプログラム制御を行なうことができ
る。
(ハ)1台の調節計で広い範囲の制御量に対するプログ
ラムパターンの設定、並びに調節動作及び調節計出力の
自動切換を行なえるので、この種のプログラム調節計を
小型化することができる。
(ニ)パネルの占有面積が小さく、特別の配線をほとん
ど必要とせず低コストで高信頼性のプログラム調節計を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のハードウェアのブロック
図、第2図は制御プログラムパターンの説明図、第3図
は動作説明用のブロック図、第4図は流れ図である。 1A、1B……センサ、4……設定器、 6……記憶装置、7……中央処理装置、 8……調節計出力部、 10A,10B……入力演算手段, 11A,11B……調節演算手段, 12……出力切換手段、13……切換監視手段、 C……出力操作信号、Ch……切替信号、 Ca,Cb……操作信号, Tp……プログラムパターン出力、 Ts……切換設定値。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−135903(JP,A) 特開 昭58−107905(JP,A) 特開 昭58−127201(JP,A) 特公 昭54−24072(JP,B1)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】測定レンジが異なる複数のセンサの測定値
    を各センサごとに演算処理して調節計入力信号とする複
    数の入力演算手段、制御量の所定変化パターンとセンサ
    を切換えるべき調節計入力信号の値としての切換設定値
    とを記憶する記憶装置、前記所定変化パターンと前記各
    調節計入力信号とから測定レンジに応じた操作信号を発
    生する複数の調節演算手段、前記複数の調節演算手段の
    操作信号の1つを選択して調節計出力とする出力切換手
    段、及び前記出力切換手段で選択した操作信号を発生す
    る選択調節演算手段の調節計入力信号が前記記憶装置内
    の切換設定値と一致したときに切換信号を発生する切換
    監視手段を備えてなり、前記切換信号に応答して前記複
    数の調節演算手段からの操作信号をすべて、当該切換信
    号の発生時に前記切換設定値と比較された調節計入力信
    号に対応する調節演算手段の操作信号と整合させた後、
    前記切換信号発生時の調節計入力信号の変化方向又は極
    性によって定まる測定レンジのセンサに対応する前記調
    節演算手段の操作信号を前記出力切換手段により選択し
    調節計出力としてなる複数センサ用のプログラム調節計
JP58205890A 1983-11-04 1983-11-04 複数センサ用のプログラム調節計 Expired - Lifetime JPH069002B2 (ja)

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JPS60100203A (ja) 1985-06-04

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