JP3025581B2 - 構内交換機 - Google Patents

構内交換機

Info

Publication number
JP3025581B2
JP3025581B2 JP4152975A JP15297592A JP3025581B2 JP 3025581 B2 JP3025581 B2 JP 3025581B2 JP 4152975 A JP4152975 A JP 4152975A JP 15297592 A JP15297592 A JP 15297592A JP 3025581 B2 JP3025581 B2 JP 3025581B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
extension
mailbox
voice
message
telephone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4152975A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05327893A (ja
Inventor
一秀 長嶺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP4152975A priority Critical patent/JP3025581B2/ja
Publication of JPH05327893A publication Critical patent/JPH05327893A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3025581B2 publication Critical patent/JP3025581B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音声メール装置を接続
する構内交換機に関し、特に、音声メール装置の内容を
内線の電話機に通知する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、構内交換機(以下、PBXと
いう)に音声の蓄積を行う音声メール装置を接続したシ
ステムが知られている。そして、PBXの機能と音声メ
ール装置の機能とを連動させるシステムが提案されるよ
うになってきた。
【0003】その一例として、図2に示すように、話中
代行、不応答代行、不在代行といったサービスがある。
これは、内線の電話機がダイヤルイン等による局線の直
接応答方式が設定されている場合、当該内線の電話機を
話し中転送、不応答転送、不在転送のいずれかの設定に
して、転送先を音声メールにする。この場合、各種転送
動作は、PBXが行う。
【0004】そして、当該内線に外線からの着信があ
り、話中、不応答、不在の時に、この着信呼を音声メー
ル装置に転送して、相手の伝言等の音声メッセージを残
すようにする。
【0005】また、他の例として、図3に示すような音
声メールサービスが存在する。これは、受信者Bへのメ
ッセージを外線話者が音声メール装置を直接呼び出し
て、音声メール装置のなかに残す。なお、この場合に
は、外線話者は、受信者Bへのメッセージであることを
PB信号を用いて音声メール装置に指定する。
【0006】そして、受信者Bは、自分のところに残さ
れたメッセージを好きな時に取り出して聞くことができ
る。
【0007】以上の2つの例では、音声メール装置のな
かを図4に示すように、いくつかのメールボックスに分
けて、これらメールボックスをそれぞれの内線話者専用
にして、対応する内線話者へのメッセージを入れるよう
にしている。
【0008】このように、各内線話者は、自分のメール
ボックスのなかの伝言等を聞くことになるが、PBXと
音声メール装置とを連動させているため、各内線話者に
メールボックスのなかのメッセージの有無を通知するよ
うになっている。
【0009】その方法としては、従来より、当該内線に
接続された電話機がPBX専用の専用電話機(MFT)
の場合に、専用電話機のキー操作部のLEDを点灯させ
るようにしていた。
【0010】しかしながら、内線に接続された電話機
が、アナログ単独電話機(SLT)である場合には、キ
ー操作部にメッセージの有無を示すことができるLED
がないことから、図5に示すように、着信表示盤をPB
Xに接続し、内線話者に通知していた。この着信表示盤
は、専用電話機についているメッセージの有無通知用の
LEDを1つの表示器にまとめたものである。
【0011】また、一定時間おきに、内線を呼び出し
て、音声メール装置から伝言メッセージの有無を示す音
声メッセージを流して通知することも行われていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、音声メールを受け取る内線の電話機がアナロ
グ単独電話機である場合には、上述の着信表示盤を設け
る必要があり、システムの構成が複雑になる問題があ
る。
【0013】また、一定時間おきに、伝言メッセージの
有無を示す音声メッセージで通知する方法では、場合に
よっては、伝言メッセージの有無を通知するのに時間が
かかるという欠点があった。
【0014】本発明は、複数の内線のそれぞれについ
て、音声メールが記憶されているか否かを、管理者が、
自分の席で電話系端末を操作して、ファクシミリ装置を
有効に利用して得ることができ、記憶された音声メール
が、メンテナンスのとき等に、消去されてしまうことを
防ぐことができる構内交換機を提供することを目的とす
るものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数の内線を
収容する構内交換機において、上記複数の内線に対する
音声メールを記憶する音声メール記憶手段と、上記音声
メール記憶手段への音声メールの記憶に応じて更新され
る管理情報を記憶する管理情報記憶手段と、ファクシミ
リ装置に画像情報の送出を行うファクシミリ出力手段と
有し、上記複数の内線の1つに接続された電話系端末に
おいて所定の操作が行われると、上記複数の内線のそれ
ぞれについての管理情報を含む画像情報を生成し、所定
のファクシミリ装置に送出することを特徴とする構内交
換機である。
【0016】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例に係わるPBX
の構成を示すブロック図である。なお、本実施例のPB
Xは、一例として、局線を3回線、内線を6回線収容し
た構成となっている。また、内線1から内線4までは、
電話機が接続され、内線5と内線6には、音声メール装
置が接続されている。
【0017】図1において、PBX本体1は、それぞれ
局線を収容する局線I/F部2〜4と、それぞれ内線を
収容する内線I/F部5〜7と、通話路の接続等を行う
通話路スイッチ8と、PBX全体の制御を司り、局線I
/F部2〜4、内線I/F部5〜7、通話路スイッチ8
を制御する制御部9と、PCMデータの音声メッセージ
を生成する音声合成出力部12と、音声メッセージを蓄
積する音声メール装置13とを有するとともに、各種制
御信号を転送する制御バス10と、通話信号を転送する
時分割通話路11−1〜11−8が設けられている。
【0018】また、制御部9は、呼制御処理手段9a、
各種トーン発生手段9b、音声メールボックス情報記憶
手段9cを有している。
【0019】そして、呼制御処理手段9aは、呼の設
定、切断、復旧といった呼制御処理を行うものである。
【0020】また、各種トーン発生手段9bは、内線に
送出する発信音、話中音、呼出音や局線に送出するPB
信号等の各種トーン信号を生成し、時分割通話路11−
7の所定のタイムスロットに出力するようになってい
る。
【0021】さらに、音声メールボックス情報記憶手段
9cは、図8に示すように、内線1〜内線4に割り当て
られた音声メール装置13内の各メールボックスに対す
る伝言等の有無および件数等の情報を記憶するものであ
る。
【0022】また、音声メール装置13のなかは、図4
に示すように、4つのメールボックスに分けられ、これ
らメールボックス1からメールボックス4を、それぞれ
の内線1から内線4用のメールボックスとして割り当て
られている。
【0023】図6、図7は、本実施例の動作を説明する
フローチャートである。
【0024】なお、以下の説明では、図1における内線
2の電話機2が、不在転送の設定状態にあり、転送先が
音声メール装置13になっているものとする。
【0025】また、内線からの特番操作、例えば「12
3」に電話をかけることにより、その内線のメールボッ
クスのなかの伝言の有無および件数の通知を受けられる
ものとする。
【0026】まず、内線3に接続された電話機3が特番
操作を行って、自分のメールボックス内の伝言の有無、
件数を聞く場合について説明する。
【0027】内線3の電話機3が特番「123」のダイ
ヤル操作を行うと(ST1)、内線I/F部6は、この
電話機3の特番「123」のダイヤル操作があったこと
を制御バス10を介して制御部9に通知する。制御部9
では、「123」のダイヤル番号を解析して、内線3の
メールボックス内の伝言の有無および件数の通知を要求
する操作であることを検知する。そして、制御部9は、
内線3のメールボックス内の伝言の有無および件数を調
べるため(ST2)、音声メールボックス情報記憶手段
9cが記憶しているデータを調べる(ST3)。
【0028】ここで、図8に示すように、内線3にはメ
ールボックス3が割り当てられているものの、このメー
ルボックス3には伝言がないので(ST4)、制御部9
は、音声合成出力部12に対し、伝言がない旨の音声メ
ッセージを時分割通話路11−8上の所定のタイムスロ
ットに出力するよう指示するとともに、この音声メッセ
ージが内線3に送出されるよう、通話路スイッチ8を制
御する。
【0029】これにより、内線3の電話機3には、「伝
言はありません」等の音声メッセージが送出され(ST
5)、電話機3の話者は、自分のメールボックスに伝言
がないことを知ることができる(ST6)。
【0030】次に、内線1に接続された電話機1が特番
操作を行って、自分のメールボックス内の伝言の有無、
件数を聞く場合について説明する。
【0031】内線1の電話機1が特番「123」のダイ
ヤル操作を行うと(ST1)、内線I/F部5は、この
電話機1の特番「123」のダイヤル操作があったこと
を制御バス10を介して制御部9に通知する。制御部9
では、「123」のダイヤル番号を解析して、内線1の
メールボックス内の伝言の有無および件数の通知を要求
する操作であることを検知する。そして、制御部9は、
内線1のメールボックス内の伝言の有無および件数を調
べるため(ST2)、音声メールボックス情報記憶手段
9cが記憶しているデータを調べる(ST3)。
【0032】ここで、図8に示すように、内線1にはメ
ールボックス1が割り当てられており、このメールボッ
クス1には3件の伝言があるので(ST4)、制御部9
は、音声合成出力部12に対し、伝言が3件入っている
旨の音声メッセージを時分割通話路11−8上の所定の
タイムスロットに出力するよう指示するとともに、この
音声メッセージが内線1に送出されるよう、通話路スイ
ッチ8を制御する。
【0033】これにより、内線1の電話機1には、「3
件の伝言があります」等の音声メッセージが送出され
(ST7)、電話機1の話者は、自分のメールボックス
に伝言が3件入っていることを知ることができる(ST
8)。
【0034】次に、内線2に接続された電話機2に局線
1経由で着信があった場合について説明する。
【0035】内線2に着信があると(ST9)、制御部
9は、内線2の着信モードを調べ、内線2が不在転送の
設定状態にあり、その転送先が内線5または内線6の音
声メール装置13であることを知る。
【0036】そして、内線5または内線6が通話中でな
いかどうかを調べ、内線5が空いていると、まず内線5
を呼び出す(ST10)。そして、音声メール装置13
が応答したら(ST11)、音声メール装置13に対
し、内線2用のメールボックスへ伝言を録音する処理の
実行を指示すべく予め設定したPB信号を送るため、時
分割通話路11−7上の所定のタイムスロットにある必
要なPB信号が内線5に順次送出されるよう、通話路ス
イッチ8を制御する(ST12)。
【0037】そして、音声メール装置13からの確認信
号を内線I/F部7が受信すると(ST13)、内線I
/F部7は、その旨を制御部9に通知し、制御部9は、
局線I/F部2と内線5が接続されるよう通話路スイッ
チ8を制御する。
【0038】そして、局線1と音声メール装置13とか
接続され(ST14)、最初に音声メール装置13から
「ただいま、不在のためメッセージをお願いします」等
の応答メッセージが流れ、伝言の録音状態に入る。
【0039】そして、制御部9では、音声メールボック
ス情報記憶手段9cのデータを「伝言0件」から「伝言
1件」に書き換える(ST15)。
【0040】なお、以上の第1実施例では、音声メール
装置13のメールボックスを各内線毎に割り当てている
が、いくつかの内線を束にしたグループ毎に割り当てる
ようにしても良い。
【0041】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0042】上記第1実施例では、音声メール装置13
における伝言の有無および件数を音声メッセージで内線
に通知するようにしたが、この第2実施例では、内線か
らの特番操作に応じて、メールボックスの情報を示すレ
ポートを作成し、これを所定のファクシミリ装置に送っ
てプリント出力するようにしたものである。
【0043】図9は、この第2実施例に係わるPBXの
構成を示すブロック図である。図示のように、この第2
実施例のPBXは、上記第1実施例の音声合成出力部1
2の代わりに、上記レポートを生成して出力するFAX
データ出力部14を有するとともに、内線4に電話機4
の代わりにG3ファクシミリ装置15を接続したもので
ある。なお、その他の構成は、上記第1実施例と共通で
あるので、同一符号を付して説明は省略する。
【0044】また、音声メール装置13のメールボック
ス1〜3のうち、3つのメールボックス1〜3が内線1
〜3に対して割り当てられており、音声メールボックス
情報記憶手段9cのデータは、図10に示すようになっ
ている。そして、この実施例では、いずれかの内線電話
機による特番操作により、図11に示すようなレポート
をファクシミリ装置15から出力するものである。
【0045】図12は、FAXデータ出力部14の構成
を示すブロック図である。
【0046】このFAXデータ出力部14は、レポート
作成用の文字フォントデータを格納した文字フォントデ
ータテーブル21と、このテーブル21から出力された
文字フォントの画像データに対し、例えばMH(モデフ
ァイドホフマン)方式により伝送周波数の帯域圧縮を行
う画像データ帯域圧縮手段22と、伝送画像データなら
びに制御データの変復調を行うモデム23と、このモデ
ム23からのアナログ変調信号を圧伸PCM信号(μ−
law)に符号化し、時分割通話路に出力するととも
に、この時分割通話路から入力したPCM信号をアナロ
グ信号に復号化してモデム23に出力するPCMコーデ
ック24と、制御部9と制御バス10を介して制御デー
タやファクシミリ送信用のコードデータをやり取りし、
上記FAXデータ出力部14の各部を制御するととも
に、通信相手装置との制御プロトコルの一部を担当する
制御部25とを有する。
【0047】図13は、この第2実施例の動作を説明す
るフローチャートである。
【0048】なお、この第2実施例では、内線の不在転
送設定等に基づいて、音声メール装置13のメールボッ
クスに伝言を格納する動作は、上記第1実施例における
動作(図7)と同様であるので説明は省略する。
【0049】また、内線からの特番操作としては、上記
第1実施例と同様に「123」のダイヤル操作を用いる
ものとする。
【0050】まず、内線3に接続された電話機3が特番
操作を行って、各内線のメールボックス内の伝言の有
無、件数をファクシミリ装置15で受信してプリント出
力させる場合について説明する。
【0051】内線3の電話機3が特番「123」のダイ
ヤル操作を行うと(ST21)、内線I/F部6は、こ
の電話機3の特番「123」のダイヤル操作があったこ
とを制御バス10を介して制御部9に通知する。制御部
9では、「123」のダイヤル番号を解析して、内線4
に接続されたファクシミリ装置15に音声メールボック
ス情報記憶手段9cの内容を送信してプリント出力させ
る要求があったことを検知する。そこで、制御部9は、
音声メールボックス情報記憶手段9cが記憶しているデ
ータを読み出し(ST22)、このデータをもとに、フ
ァクシミリ装置15にてプリントアウトするレポート用
のコードデータを作成する。そして、このコードデータ
を制御バス10を介してFAXデータ出力部14に送る
(ST23)。FAXデータ出力部14では、このコー
ドデータを受信して一時蓄積しておく。
【0052】また、制御部9は、制御バス10を介して
内線4のファクシミリ装置15を呼び出し(ST2
4)、ファクシミリ装置15が応答すると(ST2
5)、FAXデータ出力部14とファクシミリ装置15
との間で通信を行うのに必要な通話路を接続するため、
通話路スイッチ8を制御する。
【0053】さらに、制御部9は、FAXデータ出力部
14に一時蓄積しておいた上記コードデータをファクシ
ミリ装置15に送るよう指示する(ST26)。これに
よりFAXデータ出力部14は、ファクシミリ装置15
との間で制御データをやり取りし、メッセージ前手順が
終了すると、メッセージ伝送に移行し、各内線毎のメー
ルボックス情報をまとめたレポートデータ(図11)を
ファクシミリ装置15に送出する(ST27)。これに
より、ファクシミリ装置15は、受信したレポートデー
タをプリンタより出力する。従って、各電話機1〜3の
話者は、このプリントアウトされたレポートを見て、自
分のメールボックス内の伝言の有無および件数を知るこ
とができる(ST28)。
【0054】なお、以上の第2実施例においては、G3
ファクシミリによる方式を用いて説明したが、その他の
G4ファクシミリ等の方式によっても同様に構成し得る
ことは勿論である。
【0055】また、上記第2実施例のように、必ずしも
全メールボックスのデータを一括してレポートにする必
要はなく、例えば特番操作を行った内線の番号に応じて
一部のメールボックスのデータをまとめてレポート出力
するようにしても良い。
【0056】また、上記第2実施例では、音声メール装
置13のメールボックスを各内線毎に割り当てている
が、いくつかの内線を束にしたグループ毎に割り当て、
グループ毎のレポートを出力するようにしても良い。
【0057】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。
【0058】上記第1実施例では、内線からの特番操作
に応じて音声メールボックス情報記憶手段9cの内容を
内線に音声通知していたが、この第3実施例は、既に伝
言が記憶されているメールボックスに対応した内線の電
話機がオフフックされた場合に、その内線に対応する音
声メールボックス情報記憶手段9cの内容を自動的に音
声通知するようにしたものである。つまり、例えば不在
転送設定した内線電話機の利用者が外出先から帰ってき
て、電話機の受話器をとった場合に、自動的に不在中の
伝言の有無および件数を聞けるようにしたものである。
また、不在中に伝言がなければ、通常の発信音を送出し
て伝言がなかったことを知らせることができる。
【0059】図14は、本実施例の動作を説明するフロ
ーチャートである。この動作は、上記第1実施例の図6
に対応するものであり、その他の装置構成やメールボッ
クスに伝言を格納する動作は、上記第1実施例(図1、
図4、図7、図8)と同様であるものとする。
【0060】まず、内線3に接続された電話機3がオフ
フックした場合について説明する。内線3の電話機3が
オフフックすると(ST31)、内線I/F部6は、こ
の電話機3がオフフックしたことを制御バス10を介し
て制御部9に通知する。制御部9では、内線3のメール
ボックスの有無、伝言の有無および件数を調べるため
(ST32)、音声メールボックス情報記憶手段9cが
記憶しているデータを調べる(ST33)。
【0061】ここで、図8に示すように、内線3にはメ
ールボックス3が割り当てられているものの、このメー
ルボックス3には伝言がないので(ST34)、制御部
9は、時分割通話路11−7上の所定のタイムスロット
にある発信音が内線3に送出されるよう、通話路スイッ
チ8を制御する。
【0062】これによって、内線3の電話機3に発信音
が送出され(ST35)、電話機3の話者は、自分のメ
ールボックスに伝言がないことを知ることができる(S
T36)。
【0063】次に、内線1に接続された電話機1がオフ
フックした場合について説明する。内線1の電話機1が
オフフックすると(ST31)、内線I/F部5は、こ
の電話機1のオフフックしたことを制御バス10を介し
て制御部9に通知する。制御部9では、内線1のメール
ボックスの有無、伝言の有無および件数を調べるため
(ST32)、音声メールボックス情報記憶手段9cが
記憶しているデータを調べる(ST33)。
【0064】ここで、図8に示すように、内線1にはメ
ールボックス1が割り当てられており、このメールボッ
クス1には3件の伝言があるので(ST34)、制御部
9は、音声合成出力部12に対し、伝言が3件入ってい
る旨の音声メッセージを時分割通話路11−8上の所定
のタイムスロットに出力するよう指示するとともに、こ
の音声メッセージが内線1に送出されるよう通話路スイ
ッチ8を制御する。
【0065】これにより、内線1の電話機1には、「3
件の伝言があります」等の音声メッセージが送出され
(ST37)、電話機1の話者は、自分のメールボック
スに伝言が3件入っていることを知ることができる(S
T38)。
【0066】この後、制御部9は、時分割通話路11−
7上の所定のタイムスロットにある発信音が内線1に送
出されるよう、通話路スイッチ8を制御する。これによ
り、内線1の電話機1は、発信操作を行えるようにな
る。
【0067】なお、以上の第3実施例では、音声メール
装置13のメールボックスを各内線毎に割り当てている
が、いくつかの内線を束にしたグループ毎に割り当てる
ようにしても良い。
【0068】また、音声合成出力部12より、上記音声
メッセージを送出した後、続けて発信音を送出するよう
にしても良い。
【0069】次に、本発明の第4実施例について説明す
る。
【0070】上記第3実施例では、内線の電話機がオフ
フックされた場合、その内線に対応するメールボックス
に伝言が記憶されているときには、その内線に対応する
音声メールボックス情報記憶手段9cの内容を音声通知
するようにし、また、伝言がなければ、通常の発信音を
送出するようにしたが、この第4実施例では、伝言があ
る場合とない場合とで、異なる発信音を送出することに
より、伝言の有無を知らせるようにしたものである。
【0071】図15は、この第4実施例に係わるPBX
の構成を示すブロック図である。図示のように、この第
4実施例は、上記第1実施例(図1)の構成から音声合
成出力部12を除いたものである。また、この第4実施
例では、各種トーン発生手段9bの有する第1の発信音
と第2の発信音を選択して用いるものとする。なお、そ
の他の構成は共通であるので同一符号を付して説明は省
略する。
【0072】図16は、この第4実施例の動作を説明す
るフローチャートである。この動作は、上記第3実施例
の図14に対応するものであり、その他は上記第1実施
例(図7)と同様であるものとする。
【0073】まず、内線3に接続された電話機3がオフ
フックした場合について説明する。内線3の電話機3が
オフフックすると(ST41)、内線I/F部6は、こ
の電話機3がオフフックしたことを制御バス10を介し
て制御部9に通知する。制御部9では、内線3のメール
ボックスの有無、伝言の有無および件数を調べるため
(ST42)、音声メールボックス情報記憶手段9cが
記憶しているデータを調べる(ST43)。
【0074】ここで、図8に示すように、内線3にはメ
ールボックス3が割り当てられているものの、このメー
ルボックス3には伝言がないので(ST44)、制御部
9は、時分割通話路11−7上の所定のタイムスロット
にある第1の発信音が内線3に送出されるよう、通話路
スイッチ8を制御する。
【0075】これにより、内線3の電話機3に第1の発
信音が送出され(ST45)、電話機3の話者は、自分
のメールボックスに伝言がないことを知ることができる
(ST46)。
【0076】次に、内線1に接続された電話機1がオフ
フックした場合について説明する。内線1の電話機1が
オフフックすると(ST41)、内線I/F部5は、こ
の電話機1のオフフックしたことを制御バス10を介し
て制御部9に通知する。制御部9では、内線1のメール
ボックスの有無、伝言の有無および件数を調べるため
(ST42)、音声メールボックス情報記憶手段9cが
記憶しているデータを調べる(ST43)。
【0077】ここで、図8に示すように、内線1にはメ
ールボックス1が割り当てられており、このメールボッ
クス1には3件の伝言があるので(ST44)、制御部
9は、時分割通話路11−7上の所定のタイムスロット
にある第2の発信音が内線3に送出されるよう、通話路
スイッチ8を制御する。
【0078】これにより、内線1の電話機1には、第2
の発信音が送出され(ST47)、電話機1の話者は、
自分のメールボックスに伝言が入っていることを知るこ
とができる(ST48)。
【0079】このように第4実施例では、発信音の切り
替えによってメールボックスに伝言が入っているかどう
かを伝えることができ、音声合成出力部12が不要とな
って装置の低廉化を図ることができる。
【0080】なお、この第4実施例においても、音声メ
ール装置13のメールボックスを各内線毎に割り当てて
いるが、いくつかの内線を束にしたグループ毎に割り当
てるようにしても良い。
【0081】次に、本発明の第5実施例について説明す
る。
【0082】上述した第2実施例では、内線から特番操
作が行われたときに、音声メールボックス情報記憶手段
9cの内容をファクシミリ装置15に送出するようにし
たが、この第5実施例は、内線での操作とは無関係に、
音声メールボックス情報記憶手段9cの内容に何らかの
変更があった場合に、音声メールボックス情報記憶手段
9cの内容をファクシミリ装置15に送出するようにし
たものである。なお、装置の構成等は、第2実施例(図
9〜図12)と共通であるものとする。
【0083】図17は、この第5実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【0084】この第5実施例では、図9における内線2
の電話機2が、不在転送の設定状態にあり、転送先が音
声メール装置13になっているものとする。そして、上
記第1実施例の図7(ST9〜ST15)と同様の動作
によって、外線から内線2に着信があり、不在転送動作
によって内線2のメールボックス2に新たな伝言が記憶
され、音声メールボックス情報記憶手段9cの内容が更
新されたものとする(ST51〜ST57)。なお、以
上の動作は、図7と全く共通であるので詳細は省略す
る。
【0085】次に、制御部9は、音声メールボックス情
報記憶手段9cの更新を行った後、音声メールボックス
情報記憶手段9cのデータを読み出し(ST58)、こ
のデータを基づくレポート用のコードデータを作成して
FAXデータ出力部14に送るとともに(ST59)、
内線4のファクシミリ装置15を呼び出し(ST6
0)、このファクシミリ装置15が応答すると(ST6
1)、FAXデータ出力部14からファクシミリ装置1
5にレポートデータを送出する(ST61、ST6
2)。これにより、ファクシミリ装置15は、受信した
レポートデータをプリンタより出力し、各電話機1〜3
の話者は、このプリントアウトされたレポートを見て、
自分のメールボックス内の伝言の有無および件数を知る
ことができる(ST64)。なお、ST58以降の動作
は、図13(ST21〜ST28)の動作と全く共通で
あるので詳細は省略する。
【0086】図18は、以上のようにしてファクシミリ
装置15でプリント出力されたレポートの一例を示して
いる。この例では、上記図7で説明したように、内線2
に対応するメールボックス2が、伝言のない状態から1
件の伝言を記憶した状態となり、それに伴って音声メー
ルボックス情報記憶手段9cの内線2の登録件数のデー
タが0件から1件に更新されているので、図18のレポ
ートは、上記図11のレポートに比較して、内線2の登
録件数が0件から1件に変更されている。
【0087】このようにして、音声メールボックス情報
記憶手段9cの更新があり次第、その内容がファクシミ
リ装置15にてレポート出力される。
【0088】次に、本発明の第6実施例について説明す
る。
【0089】上述した第5実施例では、音声メールボッ
クス情報記憶手段9cの更新があり次第、その内容をフ
ァクシミリ装置15にてレポート出力していたが、この
第6実施例では、同様の処理を一定時間毎に区切って実
行するようにした。
【0090】図19は、この第6実施例に係わるPBX
の構成を示すブロック図である。
【0091】この第6実施例では、上記第2実施例(図
9)の構成に加えて、制御部9に所定時間毎の計時を行
うタイマ手段9dと、この所定時間内に1度でも音声メ
ールボックス情報記憶手段9cの更新があったかどうか
を判定するためのフラグ手段9eを設けたものである。
なお、その他の構成は、第2実施例(図9〜図12)と
共通であるものとする。
【0092】図20は、この第6実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【0093】まず、ST71〜ST77において、音声
メールボックス情報記憶手段9cの更新を行う動作は、
上記第5実施例(図17)のST51〜ST57と全く
共通である。そして、音声メールボックス情報記憶手段
9cの更新があると、フラグ手段9eのフラグを立てる
(ST78)。そして、タイマ手段9dがタイムアウト
したかどうか判断し(ST79)、未だタイムアウトし
ていなければ、そのまま待機する。なお、ST71〜S
T77における音声メールボックス情報記憶手段9cの
更新動作は、このタイマ待機状態とは独立して、着信等
に応じて随時繰り返されているものとする。
【0094】次に、タイマ手段9dがタイムアウトする
と、タイマ手段9dをリセットして(ST80)、計時
動作を再度開始するとともに、フラグ手段9eの状態を
チェックし(S81)、フラグが立っていなければ、そ
のまま着信待ち等の待機状態に戻る。また、フラグが立
っていれば、フラグ手段9eをリセットした後(ST8
2)、音声メールボックス情報記憶手段9cの内容をフ
ァクシミリ装置15に送出してプリントアウトする処理
を行う(ST83〜ST89)。この動作は、上記第5
実施例(図17)のST58〜ST64と全く共通であ
る。
【0095】以上のように、一定の時間を区切って音声
メールボックス情報記憶手段9cの更新を監視し、更新
があった場合には、音声メールボックス情報記憶手段9
cの内容をファクシミリ装置15でプリントアウトする
ことから、短期間に多くの更新があった場合でも、1枚
のレポート出力で済ませることができ、更新毎にレポー
ト出力するのに比べ、経済的である。
【0096】
【発明の効果】本発明によれば、複数の内線のそれぞれ
について、音声メールが記憶されているか否かを、管理
者が、自分の席で電話系端末を操作して、ファクシミリ
装置を有効に利用して得ることができ、記憶された音声
メールが、メンテナンスのとき等に、消去されてしまう
ことを防ぐことができるという効果を奏する。
【0097】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わるPBXの構成を示
すブロック図である。
【図2】PBXにおける代行サービスを説明するブロッ
ク図である。
【図3】PBXにおける音声メールサービスを説明する
ブロック図である。
【図4】音声メール装置のなかのメールボックスを説明
する模式図である。
【図5】PBXに着信表示盤を接続した状態を示すブロ
ック図である。
【図6】上記第1実施例の動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】上記第1実施例の動作を説明するフローチャー
トである。
【図8】上記第1実施例の音声メールボックス情報記憶
手段の内容を説明する模式図である。
【図9】本発明の第2実施例に係わるPBXの構成を示
すブロック図である。
【図10】上記第2実施例の音声メールボックス情報記
憶手段の内容を説明する模式図である。
【図11】図10に示す内容をファクシミリ装置でプリ
ントアウトした状態を示す模式図である。
【図12】上記第2実施例のFAXデータ出力部の構成
を示すブロック図である。
【図13】上記第2実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図14】本発明の第3実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【図15】本発明の第4実施例に係わるPBXの構成を
示すブロック図である。
【図16】上記第4実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【図17】本発明の第5実施例の動作を説明するフロー
チャートである。
【図18】上記第5実施例において音声メールボックス
情報記憶手段の内容をファクシミリ装置でプリントアウ
トした状態を示す模式図である。
【図19】本発明の第6実施例に係わるPBXの構成を
示すブロック図である。
【図20】上記第6実施例の動作を説明するフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…PBX本体、 2〜4…局線I/F部、 5〜7…内線I/F部、 8…通話路スイッチ、 9…制御部、 9a…呼制御処理手段、 9b…各種トーン発生手段、 9c…音声メールボックス情報記憶手段、 9d…タイマ手段、 9e…フラグ手段、 10…制御バス、 11−1〜11−8…時分割通話路、 12…音声合成出力部、 13…音声メール装置、 14…FAXデータ出力部、 15…ファクシミリ装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 3/42 - 3/58 H04M 11/00 - 11/10 H04Q 3/58 - 3/62 H04L 12/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の内線を収容する構内交換機におい
    て、上記複数の内線に対する音声メールを記憶する音声メー
    ル記憶手段と; 上記音声メール記憶手段への音声メールの記憶に応じて
    更新される管理情報を記憶する管理情報記憶手段と; ファクシミリ装置に画像情報の送出を行うファクシミリ
    出力手段と; を有し、上記複数の内線の1つに接続された電話系端末
    において所定の操作が行われると、上記複数の内線のそ
    れぞれについての管理情報を含む画像情報を生成し、所
    定のファクシミリ装置に送出する ことを特徴とする構内
    交換機。
JP4152975A 1992-05-20 1992-05-20 構内交換機 Expired - Fee Related JP3025581B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4152975A JP3025581B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 構内交換機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4152975A JP3025581B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 構内交換機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05327893A JPH05327893A (ja) 1993-12-10
JP3025581B2 true JP3025581B2 (ja) 2000-03-27

Family

ID=15552229

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4152975A Expired - Fee Related JP3025581B2 (ja) 1992-05-20 1992-05-20 構内交換機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3025581B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997034405A1 (fr) * 1996-03-13 1997-09-18 Ntt Mobile Communications Network Inc. Systeme et procede de notification de reception de courrier

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05327893A (ja) 1993-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5422937A (en) Remotely controlled telephone operator simulator
JPH0364159A (ja) 通信装置
JPH08237371A (ja) コンピュータ化された電話装置及びその方法
JPH0133071B2 (ja)
JP3025581B2 (ja) 構内交換機
JPH0832652A (ja) 音声通信装置および音声通信システム
JP3120688B2 (ja) 通信装置
JP2695863B2 (ja) 留守番機能付き通信端末装置
JPH07110020B2 (ja) デイジタル電話の転送方法
JP3134397B2 (ja) 電話交換機
JPH03117997A (ja) ボタン電話交換装置
JPS6240856A (ja) 代行受信方式
JP3270078B2 (ja) 電話機
JP3303152B2 (ja) ボタン電話機の音声メール装置
JP3325330B2 (ja) 電子交換機
JPH05219188A (ja) 電話機および複合端末
JP3653681B2 (ja) 2回線ホームテレホン用ファクシミリ付主電話機
JPH07154837A (ja) 構内ディジタル電子交換機の局線着信方式
JP2837863B2 (ja) 通信制御装置
JP2002218516A (ja) ボタン電話システム、ボタン電話機、インタフェースユニット、及び伝送方式決定方法
JPH0250671B2 (ja)
JPH1127450A (ja) ファクシミリ装置
JPH09182121A (ja) ボイスメール機能付ボタン電話装置
JPH0332257B2 (ja)
JPH07221910A (ja) メール蓄積装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees