JP3025340B2 - 車両用ドアトリムの製造方法 - Google Patents
車両用ドアトリムの製造方法Info
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用ドアの室内側
に取付けられるドアトリムの製造方法に関する。
に取付けられるドアトリムの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車両用ドアの室内側に取
付けられるドアトリム1は図9に示すようにその室内側
を加飾するためオーナメント部3が形成され、このオー
ナメント部3に対し木目込みという方法によりオーナメ
ントファブリック9が取付けられるのが一般的で、予
め、ドアトリム基材2のオーナメント部3の四周に木目
込み溝4を形成し、このドアトリム基材2の表面側に接
着剤5を塗布した後に、例えば塩化ビニールシート7と
ポリプロピレンフォーム8とを複合成形した表皮材6が
真空成形で接着され木目込み溝4の外側に表皮材6によ
る木目込み溝4´が形成され、次工程においてオーナメ
ント部3の部分の表皮材6に、再度接着剤5が塗布した
後、同オーナメント部3に見合う形状に裁断されたオー
ナメントファブリック9が貼着されるとともに、同ファ
ブリック9の四周縁は木目込み溝4´に挿入処理されて
見栄えを良好にしていた。また、他の成形方法として
は、図示はしないが成形型に表皮材を設定した後、基材
となる部分の型内に溶融樹脂を流し込み表皮材と基材と
を貼合成形してドアトリムを成形し、次工程においてド
アトリムに形成された木目込み溝を有するオーナメント
部に上記と同様に再度接着剤が塗布した後、同オーナメ
ント部に見合う形状に裁断されたオーナメントファブリ
ックが貼着されるとともに、同ファブリックの四周縁は
木目込み溝の挿入処理されて見栄えを良好にしていた。
付けられるドアトリム1は図9に示すようにその室内側
を加飾するためオーナメント部3が形成され、このオー
ナメント部3に対し木目込みという方法によりオーナメ
ントファブリック9が取付けられるのが一般的で、予
め、ドアトリム基材2のオーナメント部3の四周に木目
込み溝4を形成し、このドアトリム基材2の表面側に接
着剤5を塗布した後に、例えば塩化ビニールシート7と
ポリプロピレンフォーム8とを複合成形した表皮材6が
真空成形で接着され木目込み溝4の外側に表皮材6によ
る木目込み溝4´が形成され、次工程においてオーナメ
ント部3の部分の表皮材6に、再度接着剤5が塗布した
後、同オーナメント部3に見合う形状に裁断されたオー
ナメントファブリック9が貼着されるとともに、同ファ
ブリック9の四周縁は木目込み溝4´に挿入処理されて
見栄えを良好にしていた。また、他の成形方法として
は、図示はしないが成形型に表皮材を設定した後、基材
となる部分の型内に溶融樹脂を流し込み表皮材と基材と
を貼合成形してドアトリムを成形し、次工程においてド
アトリムに形成された木目込み溝を有するオーナメント
部に上記と同様に再度接着剤が塗布した後、同オーナメ
ント部に見合う形状に裁断されたオーナメントファブリ
ックが貼着されるとともに、同ファブリックの四周縁は
木目込み溝の挿入処理されて見栄えを良好にしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の方法ではドアトリム基材2と表皮材6とを接着した
後に、オーナメント部2に再度接着剤5を塗布してオー
ナメントファーブリック9を貼着することのため、ファ
ブリック接着工程と接着剤の材料が余分に必要で、かつ
木目込み溝4´へのファブリック9の端末処理を美麗に
仕上げるために熟練を要する等の問題点があった。
来の方法ではドアトリム基材2と表皮材6とを接着した
後に、オーナメント部2に再度接着剤5を塗布してオー
ナメントファーブリック9を貼着することのため、ファ
ブリック接着工程と接着剤の材料が余分に必要で、かつ
木目込み溝4´へのファブリック9の端末処理を美麗に
仕上げるために熟練を要する等の問題点があった。
【0004】本発明は、上記従来の問題点を解決すべく
なされたもので、オーナメント部に対するファブリック
接着工程を排除することができるとともに、ファブリッ
ク部の仕上げを美麗に仕上げることのできる車両用ドア
トリムの製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
なされたもので、オーナメント部に対するファブリック
接着工程を排除することができるとともに、ファブリッ
ク部の仕上げを美麗に仕上げることのできる車両用ドア
トリムの製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記技術課題
を解決するため、表皮材とドアトリム基材とを一体成形
してオーナメント部を成形する車両用ドアトリムの製造
方法であって、前記表皮材は真空成形型により前記オー
ナメント部の部分の四周に木目込み溝を成形して所定の
ドアトリム形状に成形するとともに、前記オーナメント
部の部分は所定の形状に窓状に切欠き部を開設し、ま
た、基材成形型の成形上型のオーナメント成形面に沿っ
てオーナメントファブリックを添設セットした状態で前
記表皮材を真空引きセットするとともに、成形下型には
前記ドアトリム基材の溶融樹脂を注入して前記成形上型
を圧締することで前記表皮材と前記切欠き部を介してオ
ーナメントファブリックとをドアトリム基材に対し一体
成形する構成とした車両用ドアトリムの製造方法に存す
る。
を解決するため、表皮材とドアトリム基材とを一体成形
してオーナメント部を成形する車両用ドアトリムの製造
方法であって、前記表皮材は真空成形型により前記オー
ナメント部の部分の四周に木目込み溝を成形して所定の
ドアトリム形状に成形するとともに、前記オーナメント
部の部分は所定の形状に窓状に切欠き部を開設し、ま
た、基材成形型の成形上型のオーナメント成形面に沿っ
てオーナメントファブリックを添設セットした状態で前
記表皮材を真空引きセットするとともに、成形下型には
前記ドアトリム基材の溶融樹脂を注入して前記成形上型
を圧締することで前記表皮材と前記切欠き部を介してオ
ーナメントファブリックとをドアトリム基材に対し一体
成形する構成とした車両用ドアトリムの製造方法に存す
る。
【0006】
【作用】上記構成としたことにより、ドアトリム基材の
成形と同時に表皮材とオーナメントファブリックとの接
着が同時に可能となり、また、木目込み溝へのオーナメ
ントファブリックの端末処理が同時に可能となる。
成形と同時に表皮材とオーナメントファブリックとの接
着が同時に可能となり、また、木目込み溝へのオーナメ
ントファブリックの端末処理が同時に可能となる。
【0007】
【実施例】次に、本発明の一実施例を図面にしたがって
説明すると、図1は車両用ドアトリム21の斜視図であ
って、アームレスト部22、ポケット部23等が膨出状
に形成され、このアームレスト部22の上部には所定の
形状でオーナメント部24が形成されて同オーナメント
部24にはオーナメントファブリック25が取付けられ
て加飾されている。
説明すると、図1は車両用ドアトリム21の斜視図であ
って、アームレスト部22、ポケット部23等が膨出状
に形成され、このアームレスト部22の上部には所定の
形状でオーナメント部24が形成されて同オーナメント
部24にはオーナメントファブリック25が取付けられ
て加飾されている。
【0008】上記の車両用ドアトリム21は以下のよう
にして成形される。このドアトリム21は表皮材26と
ドアトリム基材46とからなるもので、この表皮材26
は従来と同様に例えば塩化ビニールシート27とポリプ
ロピレンフォーム28とを複合成形しなるもので、所定
の形状に裁断され、同表皮材26は真空成形工程におい
て真空成形される。
にして成形される。このドアトリム21は表皮材26と
ドアトリム基材46とからなるもので、この表皮材26
は従来と同様に例えば塩化ビニールシート27とポリプ
ロピレンフォーム28とを複合成形しなるもので、所定
の形状に裁断され、同表皮材26は真空成形工程におい
て真空成形される。
【0009】29は真空成形型であって、その成形面3
0にはアームレスト部22を成形するアームレスト凹面
部31が形成され、また、オーナメント部24に相当す
る部分は若干凸状にオーナメント凸面部32が形成され
るとともに、その四周には木目込み溝26bを成形する
凸条33が形成されている。このように成形された真空
成形型29にはその成形面30側から背面側に嵌通する
複数の真空引き孔34が貫設され、同真空引き孔34は
図示はしないが真空装置に接続されている。
0にはアームレスト部22を成形するアームレスト凹面
部31が形成され、また、オーナメント部24に相当す
る部分は若干凸状にオーナメント凸面部32が形成され
るとともに、その四周には木目込み溝26bを成形する
凸条33が形成されている。このように成形された真空
成形型29にはその成形面30側から背面側に嵌通する
複数の真空引き孔34が貫設され、同真空引き孔34は
図示はしないが真空装置に接続されている。
【0010】このように形成された真空成形型29によ
り表皮材26を成形するには、先ず、真空成形型29の
上方に配設された表皮材クランプ35に展張セットされ
る。この状態で表皮材26は図示はしないがヒータによ
り約130度に加熱され、真空成形型29上に降下さ
れ、真空引き孔34を介して真空引きすることで大気と
の差により表皮材26は成形面30に沿って成形され
る。
り表皮材26を成形するには、先ず、真空成形型29の
上方に配設された表皮材クランプ35に展張セットされ
る。この状態で表皮材26は図示はしないがヒータによ
り約130度に加熱され、真空成形型29上に降下さ
れ、真空引き孔34を介して真空引きすることで大気と
の差により表皮材26は成形面30に沿って成形され
る。
【0011】この様にして成形された表皮材26を型出
しすると、図5に示すようにオーナメント部24となる
部分26aの四周には木目込み溝26bが形成されてい
る。この様に形成されたオーナメント部分26aはその
所定の範囲Hが窓状に切断されて切欠き部36が形成さ
れている。この様に形成された表皮材26は基材圧締め
成形工程で、ドアトリム基材46と一体成形される。
しすると、図5に示すようにオーナメント部24となる
部分26aの四周には木目込み溝26bが形成されてい
る。この様に形成されたオーナメント部分26aはその
所定の範囲Hが窓状に切断されて切欠き部36が形成さ
れている。この様に形成された表皮材26は基材圧締め
成形工程で、ドアトリム基材46と一体成形される。
【0012】37は基材成形型であって、該成形型37
は成形上型38と成型下型43とより構成されている。
この成形上型38の成形面39は真空成形型29の成形
面30と同様に形成され、図6に示すようにそのオーナ
メント成形面40の四周には木目込み溝26bの凸条4
1が形成され、同上型38には複数の真空引き孔42が
貫設されている。また、成形下型43の成形面44は上
型38の成形面39と対応して型合せ可能に所定の肉厚
間隔を有して凹凸形状に形成され、同下型43には複数
の樹脂注入ゲート45が貫設され、同ゲート45は図示
しない樹脂供給装置に接続されている。
は成形上型38と成型下型43とより構成されている。
この成形上型38の成形面39は真空成形型29の成形
面30と同様に形成され、図6に示すようにそのオーナ
メント成形面40の四周には木目込み溝26bの凸条4
1が形成され、同上型38には複数の真空引き孔42が
貫設されている。また、成形下型43の成形面44は上
型38の成形面39と対応して型合せ可能に所定の肉厚
間隔を有して凹凸形状に形成され、同下型43には複数
の樹脂注入ゲート45が貫設され、同ゲート45は図示
しない樹脂供給装置に接続されている。
【0013】上記のように形成された基材成形型37に
より表皮材26とドアトリム基材46とを一体成形する
には、先ず、成形上型38の成形面39のオーナメント
成形面40に対し所定の形状に裁断したオーナメントフ
ァブリック25をその表面側をオーナメント成形面40
および凸条41に沿わせてセットする。しかる後、同成
形面39に対して表皮材26を表皮材クランプ35でク
ランプした状態で真空引きしてセットする。一方、成形
下型43の成形面44には樹脂注入ゲート45より、ド
アトリム基材46の例えば溶融温度、約230度程度の
熱可塑性樹脂(主にポリプロピレン樹脂等)46aが注
入され、そして成形上型38を降下して圧締することで
ドアトリム基材46が成形され、この成形過程でドアト
リム基材46と表皮材26とは融着されるとともに、オ
ーナメントファブリック25は切欠き部36を介して融
着されて一体成形される。
より表皮材26とドアトリム基材46とを一体成形する
には、先ず、成形上型38の成形面39のオーナメント
成形面40に対し所定の形状に裁断したオーナメントフ
ァブリック25をその表面側をオーナメント成形面40
および凸条41に沿わせてセットする。しかる後、同成
形面39に対して表皮材26を表皮材クランプ35でク
ランプした状態で真空引きしてセットする。一方、成形
下型43の成形面44には樹脂注入ゲート45より、ド
アトリム基材46の例えば溶融温度、約230度程度の
熱可塑性樹脂(主にポリプロピレン樹脂等)46aが注
入され、そして成形上型38を降下して圧締することで
ドアトリム基材46が成形され、この成形過程でドアト
リム基材46と表皮材26とは融着されるとともに、オ
ーナメントファブリック25は切欠き部36を介して融
着されて一体成形される。
【0014】上記のように成形することから、基材成形
工程において表皮材26およびオーナメントファブリッ
ク25をドアトリム基材46に対しその成形時に融着状
に一体成形するものであるから、従来のファブリック接
着工程を排除することができるとともに、接着剤を節減
することができ、また、同時にファブリック部24の仕
上げを熟練を要することなく、図7に示すようにオーナ
メントファブリック25の端縁は木目込み溝26bに重
ね状に挿入され、溶融樹脂の流れに対し圧締圧力が高い
ため端縁処理を美麗に仕上げることのできる。
工程において表皮材26およびオーナメントファブリッ
ク25をドアトリム基材46に対しその成形時に融着状
に一体成形するものであるから、従来のファブリック接
着工程を排除することができるとともに、接着剤を節減
することができ、また、同時にファブリック部24の仕
上げを熟練を要することなく、図7に示すようにオーナ
メントファブリック25の端縁は木目込み溝26bに重
ね状に挿入され、溶融樹脂の流れに対し圧締圧力が高い
ため端縁処理を美麗に仕上げることのできる。
【0015】なお、上記のようにオーナメント部24の
形状が単純形状の場合には、図7に示すように表皮材2
6の木目込み溝26bに対しオーナメントファブリック
25は単に重ね状であるが、オーナメント部24の形状
が複雑な場合には、図8に示すように表皮材26の切欠
き部36の周縁36aとオーナメントファブリック25
との重合部Tを高周波ウエルド、ホットメルトを局部的
に施すことがある。
形状が単純形状の場合には、図7に示すように表皮材2
6の木目込み溝26bに対しオーナメントファブリック
25は単に重ね状であるが、オーナメント部24の形状
が複雑な場合には、図8に示すように表皮材26の切欠
き部36の周縁36aとオーナメントファブリック25
との重合部Tを高周波ウエルド、ホットメルトを局部的
に施すことがある。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成したもので
あるから、基材成形工程において表皮材およびオーナメ
ントファブリックをドアトリム基材に対しその成形時に
融着状に一体成形するものであるから、従来のファブリ
ック接着工程を排除することができるとともに、接着剤
を節減することができ、また、同時にファブリック部の
仕上げを熟練を要することなく、オーナメントファブリ
ックの端縁は木目込み溝に重ね状に挿入されて美麗に仕
上げることのできる。
あるから、基材成形工程において表皮材およびオーナメ
ントファブリックをドアトリム基材に対しその成形時に
融着状に一体成形するものであるから、従来のファブリ
ック接着工程を排除することができるとともに、接着剤
を節減することができ、また、同時にファブリック部の
仕上げを熟練を要することなく、オーナメントファブリ
ックの端縁は木目込み溝に重ね状に挿入されて美麗に仕
上げることのできる。
【図1】ドアトリムの斜視図である。
【図2】ドアトリムのA−A線断面図である。
【図3】真空成形型の断面図である。
【図4】真空成形型による表皮材の成形を説明する説明
図である。
図である。
【図5】成形した表皮材のオーナメント部の拡大断面図
である。
である。
【図6】基材成形型による成形を説明する縦断面図であ
る。
る。
【図7】図2の丸印部の拡大断面図である。
【図8】木目込み溝に対する他の実施例を示す拡大断面
図である
図である
【図9】従来のドアトリムの斜視図である。
【図10】同じく縦断面図である。
【図11】図10の丸印部の拡大断面図である。
21 車両用ドアトリム 24 オーナメント部 26 表皮材 26a オーナメント部の部分 26b 木目込み溝 29 真空成形型 32 オーナメント凸面部 33 凸条 36 切欠き部 37 基材成形型 38 成形上型 39 成形面 40 オーナメント成形面 43 成形下型 44 成形面 46 ドアトリム基材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 43/00 - 43/58 B29C 33/00 - 33/76 B60R 13/02
Claims (1)
- 【請求項1】 表皮材とドアトリム基材とを一体成形し
てオーナメント部を成形する車両用ドアトリムの製造方
法であって、前記表皮材は真空成形型により前記オーナ
メント部の部分の四周に木目込み溝を成形して所定のド
アトリム形状に成形するとともに、前記オーナメント部
の部分は所定の形状に窓状に切欠き部を開設し、また、
基材成形型の成形上型のオーナメント成形面に沿ってオ
ーナメントファブリックを添設セットした状態で前記表
皮材を真空引きセットするとともに、成形下型には前記
ドアトリム基材の溶融樹脂を注入して前記成形上型を圧
締することで前記表皮材と前記切欠き部を介してオーナ
メントファブリックとをドアトリム基材に対し一体成形
する構成とした車両用ドアトリムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13590891A JP3025340B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 車両用ドアトリムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13590891A JP3025340B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 車両用ドアトリムの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04334412A JPH04334412A (ja) | 1992-11-20 |
JP3025340B2 true JP3025340B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=15162646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13590891A Expired - Fee Related JP3025340B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 車両用ドアトリムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3025340B2 (ja) |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP13590891A patent/JP3025340B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04334412A (ja) | 1992-11-20 |
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