JP3025276U - ダミー体のラベル保持装置 - Google Patents

ダミー体のラベル保持装置

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JP3025276U
JP3025276U JP1995013644U JP1364495U JP3025276U JP 3025276 U JP3025276 U JP 3025276U JP 1995013644 U JP1995013644 U JP 1995013644U JP 1364495 U JP1364495 U JP 1364495U JP 3025276 U JP3025276 U JP 3025276U
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JP
Japan
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label
dummy body
dummy
vending machine
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JP1995013644U
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Inventor
啓造 大屋
Original Assignee
株式会社エヌアンドエス
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置修正を含めてラベルの交換をワンタッ
チで簡易に行える構成であると共に、ラベルの変形や自
動販売機を開閉するときに生じる気圧の変化などにも影
響されることなく一定の位置にラベルを保持することが
可能なダミー体のラベル保持装置を提供する。 【解決手段】 自動販売機に設置され、商品表示用のラ
ベル11を保持するほぼ円筒状のダミー体本体10と、
このダミー体本体10の上端に設けられた上蓋11とを
有するダミー体2において、上蓋11の外周上部12a
の少なくとも前面側から垂下するスカート部12bを設
け、このスカート部12bとダミー体本体10との間の
隙間に前記ラベル11の上端を挿入し、ラベル11の位
置ずれを防止可能とした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ジュースやコーヒー、ビールなどの自動販売機に設けられるダミー 体のラベル保持装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
自動販売機に備えられるダミー体は、一般に、光透過性の材料から成る合成樹 脂製の中空のダミー体本体に、商品の内容を表す変褪色性の低い印刷が施された ラベルを取り付けて構成されている。そして、その自動販売機に新商品を入れた り企画変更で他商品と入替えたりするに際して、陳列されているダミー体も、そ の表示ラベルのそれぞれの現場での取替え作業が必要になる。そこで、ラベルの 位置修正を含めてラベルの交換をワンタッチで簡易に行うために、ダミー体本体 の展示状態で背部側となる面部に、幅方向両側がダミー体本体の周面に付勢当接 されるラベル保持部材を設けたダミー体のラベル保持装置が実用化に至っている 。このようなダミー体のラベル保持装置を用いることにより、ラベルの端部両側 を、前記ラベル保持部材の付勢当接部とダミー体本体周面との間に差し込んで弾 性的に挟着保持できるので、ラベルの位置修正を容易に行える。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記ダミー体のラベル保持装置はラベルの交換を容易に行えるよう に、ラベル保持部材によるラベルの保持力を小さくしている。このため、ラベル をダミー体本体に密着させることは難しく、ラベルとダミー体本体との間に少し の隙間が生じることは避けられない。
【0004】 一方、サービスマンは、定期的に自動販売機の設置場所を巡回して、自動販売 機に各種商品を補給したり、ダミー体のラベルを交換したりする。このとき当然 ながら、自動販売機を開閉するが、この開閉動作によって、自動販売機内の気圧 に急激な変化が生じ、自動販売機内に気流が生じ、前記ラベルがダミー体本体の 所定位置からずれてしまうことがあった。そして、ラベルが斜めになるなどして 、ダミー体本体が見えてしまう可能性がある。
【0005】 さらに、前記ラベルはポリカーボネートやポリエチレンテレフタレートなどの 合成樹脂によって形成された0.1〜0.3mm程度の薄いフィルムによって形 成されているために、比較的熱により変形しやすく、たとえば、昼夜の気温差や 、照明などの熱源から部分的に伝播する熱などによって歪みが生じ、上述の位置 ずれの原因の一つとなっている。このように、ラベルの変形や浮き上がりなどが 生じ、ラベルがダミー体からずれた場合には、ダミー体本体が剥き出しの状態と なり、商品のイメージを阻害し、購買意欲を損なうことになる。
【0006】 本考案は、上記の点に留意してなされたものであって、その目的とするところ は、位置修正を含めてラベルの交換をワンタッチで簡易に行える構成であると共 に、ラベルの変形や自動販売機を開閉するときに生じる気圧の変化などにも影響 されることなく一定の位置にラベルを保持することが可能なダミー体のラベル保 持装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本考案が講じた技術的手段は次のとおりである。 即ち、本考案によるダミー体のラベル保持装置は、自動販売機に設置され、商品 表示用のラベルを保持するほぼ円筒状のダミー体本体と、このダミー体本体の上 端に設けられた上蓋とを有するダミー体において、上蓋の外周上部の少なくとも 前面側から垂下するスカート部を設け、このスカート部とダミー体本体との間の 隙間に前記ラベルの上端を挿入し、ラベルの位置ずれを防止可能とした点に特徴 がある。
【0008】 上記の構成によれば、ラベルが不均等な熱の伝播や温度変化によって変形した り、自動販売機内の気圧の変化に伴って気流が生じても、ラベルの上端が上蓋の スカート部とダミー体本体との間の隙間に挿入されているので、ラベルの上端が 前記スカート部とダミー体本体との間の隙間によって位置決めされ、一定の位置 にラベルを保持することができ、いつでも見栄えのよい状態を保つことが可能と なる。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。図1は自動販売機を示す 。1は商品補充のために開閉自在に設けられた前面扉であり、その上部には、複 数個のダミー体2を展示するための展示台3が設けられており、この展示台3の 下部には、各ダミー体2に関連づけて商品選択用の押しボタン4が配設され、前 面扉1の下部側には、商品取り出し口5が設けられている。尚、図中の6は金銭 投入口、7は釣銭口、8は金銭返却用の操作レバーである。また、9は展示台3 の下方に設けられた照明光源となる蛍光灯である。
【0010】 このダミー体2は、図2,3に示すように、商品表示用のラベル11を保持す るほぼ円筒状のダミー体本体10と、このダミー体本体10の上端に係合された 上蓋12と、ダミー体本体10の下端に係合された取付け治具13、及び、ダミ ー体本体10の背面側に取り付けられるラベル11の保持装置14とから構成さ れている。
【0011】 また、前記ダミー体本体10、上蓋12、取付け治具13、及び、保持部材1 4は、ポリプロピレンやポリカーボネート等のような合成樹脂材料によって成形 されたもので、ダミー体本体10は光透過性を持つように構成されている。取付 け治具13の下端には照明光源9からの光透過用の開口15が開設されると共に 、この開口15の回りには係止用の突起16が一体成型されている。すなわち、 前記展示台3の上面部に形成された光透過窓17に係合され、前記ダミー体2が 、展示台3上に固定され、蛍光灯9の光がダミー体2内に入射し、ダミー体本体 10を介してラベル11の裏面側に照射するように構成している。
【0012】 前記ラベル11は、耐熱性ならびに耐候性の面で優れる例えばポリカーボネー ト(その他ポリエチレンテレフタレート等)の例えば厚さ0.13〜0.25m mの透明な可撓性の合成樹脂シートの裏面に、耐熱ならびに耐候性のインクによ って商品の内容を表示するための文字や絵模様などを印刷して構成されたもので ある。
【0013】 一方、前記ラベル保持部材14は、ダミー体本体10に対してその展示状態で 背部側に配置される。そして、前記ラベル11の幅方向両側11a(図2には一 方の端部11aのみ図示)がダミー体本体10の背面側の周面に付勢当接され、 ダミー体本体10の曲率よりもやや大きな曲率を有するラベル保持部材14によ って支持される。
【0014】 上記の構成によれば、前記ダミー体本体10の表面にラベル11を巻き付ける ようにして、その巻き付けた左右の両端部11aを、前記ダミー体本体10の周 面とラベル保持部材14の反り返り縁部14a(ダミー体本体10の周面に対す る付勢当接部に形成され、外側に反り返った円弧状の縁部)との間に差し込むこ とによって、ラベル11の巻き付け端部11a両側が弾性的に挟着保持されるの で、前記展示台3にダミー体本体10を装着させたままでのラベル交換であって も、不要なラベル11の取り外しをワンタッチで簡易かつ迅速に行える。
【0015】 以上の基本的な構成に加えて、本考案のダミー体のラベル保持装置は、ダミー 体2の上蓋12に特徴があり、図4はこの上蓋12と、ダミー体本体10との接 続部の関係を示す縦断面拡大斜視図である。 図4において、ダミー体2の展示状態で前面側における上蓋12の外周上部1 2aから、幅hが例えば3mmのスカート部12bを垂下している。そして、こ のスカート部12bとダミー体本体10との間の環状の隙間10aに、ラベル1 1の上端部11bが挿入される。
【0016】 したがって、その上端部11bが隙間10aに挿入されているので、ラベル1 1が熱によって変形したり、自動販売機内の気流によって位置ずれしようとする 力が加わったとしても、ラベル11が上蓋12の外周上部12aを越えて上方へ 位置ずれすることがスカート部12bによって阻止される。また、逆にラベル1 1に下方へ位置ずれしようとする力が加わっても、それがスカート部12bの幅 hの範囲内であるなら、この位置ずれによってダミー体本体10が剥き出しにな ることはなくなる。すなわち、スカート部12bによってラベル11の上下動に より見栄えに悪影響を与えることを阻止できる。
【0017】 さらに、ラベル11の上端部11bの径の広がりがスカート部12bによって 形成される環状の隙間10aによって抑えられているので、ラベル11がダミー 体本体10から離反するのを止めることができる。したがって、ラベル11の変 形や、位置ずれが生じたとしても、ダミー体本体10が剥き出しの状態にならな いので、ダミー体2を見栄えの良い状態に保つことができる。
【0018】 また、ラベル11の取付け時には、ラベル11の左右両端11a,11aを反 り返り縁部14aとダミー体本体10との間に挿入してラベル11をダミー体本 体10に密着させた状態で、このラベル11をダミー体本体10に沿って上側に スライドさせることにより、ラベル11の上端部11bを前記隙間10aに挿入 できる。そして、このラベル11の上端を上蓋12の外周上部12aに当接させ ることにより、ラベル11を極めて容易に一定の位置に固定できる。
【0019】 尚、この実施形態では、上蓋12のスカート部12bを、ダミー体2の展示状 態で前面側に形成しているが、本考案はこれに限られるものではなく、前記スカ ート部12bを上蓋12の外周上部12aの全周にわたって形成してもよく、そ うすることによって、上蓋12の取付け位相を考慮する必要がなくなる。
【0020】 また、上記の実施形態では、ラベル保持部材14の付勢当接部とダミー体本体 10の周面との間にラベル11の端部を挿入しやすくするために、ラベル保持部 材14の幅方向両側縁に反り返り縁部14aを形成し、かつ、この反り返し縁部 14aの全体形状を円弧状に形成してあるが、本考案はこれに限られるものでは ない。例えば、前記反り返り縁部14aに代えて、前記ラベル保持部材14のダ ミー体本体10との当接側の角を面取りするようにしてもよい。また、前記反り 返り縁部14aまたは面取り部分の全体形状を直線状にしてもよい。さらに、前 記反り返り縁部14aまたは面取り部を省略してラベル保持部材14の幅方向両 側縁がダミー体本体10に当接するようにしていても、このラベル保持部材14 の縁部の全体形状を円弧状に形成することにより、ラベル保持部材14の付勢当 接部とダミー体本体10の周面との間にラベル11の端部を挿入しやすくしても よい。つまり、本考案はラベル保持部材14の形状を限定するものではない。
【0021】 さらに、前記実施形態では、ダミー体2を展示台3の上に固定する例を示して いるが、本考案はこれに限られるものではなく、ラベル保持部材14の外周面に 係合部と光透過窓を設けてダミー体を側壁に取付けられるようにしたものであっ てもよい。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように本考案のラベル保持装置によれば、上蓋の外周上部の少な くとも前面側から垂下するスカート部を設け、このスカート部とダミー体本体と の間の隙間に前記ラベルの上端を挿入し、ラベルの位置ずれを防止可能としてい るので、例えばラベルが不均等な熱の伝播や温度変化によって変形したり、自動 販売機の開閉動作による気圧の変化に伴う気流が生じても、ラベルを一定の位置 に保持することができ、ダミー体本体が剥き出しの状態にならないので、いつで も見栄えのよい状態を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部を取り出して分解図示した自動販売機の斜
視図である。
【図2】本考案の実施形態の一例を示すダミー体を取り
出して拡大図示した分解斜視図である。
【図3】ダミー体を横からみた縦断面図である。
【図4】ダミー体の要部を拡大して示す一部断面斜視図
である。
【符号の説明】
2…ダミー体、10…ダミー体本体、10a…隙間、1
1…ラベル、12…上蓋、12a…上蓋の外周上部、1
2b…スカート部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機に設置され、商品表示用のラ
    ベルを保持するほぼ円筒状のダミー体本体と、このダミ
    ー体本体の上端に設けられた上蓋とを有するダミー体に
    おいて、上蓋の外周上部の少なくとも前面側から垂下す
    るスカート部を設け、このスカート部とダミー体本体と
    の間の隙間に前記ラベルの上端を挿入し、ラベルの位置
    ずれを防止可能としたことを特徴とするダミー体のラベ
    ル保持装置。
JP1995013644U 1995-11-29 1995-11-29 ダミー体のラベル保持装置 Expired - Lifetime JP3025276U (ja)

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