JP3025168B2 - パネル取付コネクタ - Google Patents

パネル取付コネクタ

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JP3025168B2
JP3025168B2 JP7027587A JP2758795A JP3025168B2 JP 3025168 B2 JP3025168 B2 JP 3025168B2 JP 7027587 A JP7027587 A JP 7027587A JP 2758795 A JP2758795 A JP 2758795A JP 3025168 B2 JP3025168 B2 JP 3025168B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パネル取付コネクタに
関し、特に、パネルの外側にてグロメットにより防水す
るパネル取付コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のパネル取付コネクタとし
て、図6〜図9に示すものが知られている。本パネル取
付コネクタは、パネル1の内側から取り付けられる筒状
の内側コネクタ2と、この内側コネクタ2内に向けてパ
ネル1の外側から取り付けられる外側コネクタ3とから
構成されている。外側コネクタ3は、端子金具を保持す
るコネクタハウジング4を有しており、同コネクタハウ
ジング4はパネル1の外面側の端部にて周縁方向に拡径
するフランジ4aを備えるとともに、同フランジ4aに
おける短手方向の各側面中央には周縁方向に突出する断
面円形の押さえ軸4bを備えている。
【0003】コネクタハウジング4を覆蓋するグロメッ
ト5は、当該コネクタハウジング4の周方向外側で上記
パネル1に向けて突出するリップ5aを有しており、さ
らに同リップ5aを上記パネル1に向けて押さえ込むよ
うにしてグロメット5を被覆するグロメットカバー6を
備えている。グロメット5とグロメットカバー6はコネ
クタハウジング4の押さえ軸4bが貫通する貫通孔5
b,6aをそれぞれ有しており、ボルト7にてコネクタ
ハウジング4を内側コネクタ2に向けて押さえつけてい
くとき、図7及び図8に示すように同押さえ軸4bはグ
ロメットカバー6をパネル1に向けて押しつけ、この結
果、同グロメットカバー6とパネル1との間でグロメッ
ト5のリップを挟み込んで防水する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のパネル
取付コネクタにおいては、押さえ軸4bがグロメット5
の貫通孔5bを貫通する部分で防水を図るため、断面円
形となっている。すなわち、貫通孔5bの内周前面にわ
たって押さえ軸4bが拡径する状態において、隙間のな
い水密面を形成するためである。しかるに、押さえ軸4
bがグロメットカバー6の貫通孔6aを貫通する部分に
おいても断面円形であるため、コネクタハウジング4と
グロメットカバー6の角度が一定とならず、図9に示す
ようにグロメットカバー6がパネル1に対して平行でな
い斜めのままボルト7の締付が終わってしまうことがあ
る。すると、リップ5aの当接圧が弱い部分や、最悪の
場合には隙間が残ってしまい、係る部位から浸水してし
まうという課題があった。
【0005】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
で、リップ5aを全周にわたって平均的に押さえつけて
防水性能の向上を図ることが可能なパネル取付コネクタ
の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、貫通孔を形成し環境を内側
と外側に分離するパネルに対して内側から取り付ける内
側コネクタと外側から取り付ける外側コネクタとからな
り、同外側コネクタは、端子金具を保持するコネクタハ
ウジングと、このコネクタハウジングの外面側を被覆し
て周囲で上記パネル面に当接するグロメットと、同グロ
メットの外面側を被覆して周囲で同グロメットの周縁を
パネル面に押さえ込むグロメットカバーとからなるとと
もに、上記コネクタハウジングが周縁方向に突出して上
記グロメットとグロメットカバーの貫通孔を貫通する押
さえ軸を備えたパネル取付コネクタであって、上記押さ
え軸は、上記グロメットの貫通部分が断面略円形である
とともに、上記グロメットカバーの貫通部分は当該グロ
メットカバーの貫通孔ととともに当該グロメットカバー
の角度を所定角度とする断面形状としたと構成してあ
る。なお、ここにいう略円形とは概ね円形という意であ
り、楕円形等も含むものである。
【0007】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載のパネル取付コネクタにおいて、上記グロメットカ
バーの貫通孔は上記パネル側に直線状の窓辺を有し、上
記押さえ軸は当該窓辺の側に直線状の当接辺を有する構
成としてある。さらに、請求項3に係る発明は、請求項
2に記載のパネル取付コネクタにおいて、上記押さえ軸
は、グロメットの貫通部分で断面楕円形であり、グロメ
ットカバーの貫通部分で長手方向をこの楕円形に一致さ
せた略半楕円形である構成としてある。さらに、請求項
4に係る発明は、請求項1〜請求項3に記載のパネル取
付コネクタにおいて、上記グロメットカバーは、上記貫
通孔と上記押さえ軸とを軸線方向に沿って貫通せしめる
ようにスライドして上記外側コネクタに取り付けられる
ように構成してある。
【0008】
【作用】上記のように構成した請求項1に係る発明にお
いては、コネクタハウジングの押さえ軸は、グロメット
を貫通する部分において断面略円形であり、グロメット
の貫通孔を全周にわたって押し広げて防水性を図る。ま
た、同押さえ軸は、グロメットカバーの貫通部分におい
て当該グロメットカバーの貫通孔と共同して当該グロメ
ットカバーの角度を所定の角度とする断面形状としてあ
る。すなわち、押さえ軸はグロメットカバーの貫通孔内
に挿通されてパネルの側に引きつけられるため、押さえ
軸におけるパネルの側の面と貫通孔におけるパネルと反
対側の面とが互いに当接し合う。係る部分の断面形状を
例えば互いに直線状とし合うことにより、グロメットカ
バーが所定の角度になる。
【0009】また、上記のように構成した請求項2に係
る発明においては、グロメットカバーにおける貫通孔は
パネル側に直線状の窓辺を有しており、押さえ軸が当該
窓辺の側に直線状の当接辺を有しているので、押さえ軸
がパネルの側に引きつけられると、押さえ軸の直線状の
当接辺が貫通孔の直線状の窓辺に当接し、両者の角度が
所定角度からずれてしまうのを防止する。さらに、上記
のように構成した請求項3に係る発明においては、押さ
え軸がグロメットの貫通部分で断面楕円形とするととも
に、その先端側であるグロメットカバーの貫通部分で略
半楕円形としてあるので、楕円形部分で幅方向の長さを
確保し、長手方向をこの楕円形に一致させた直線部分が
長くなる。直線部分が長いほど角度を一定としようとす
る力も強くなり、グロメットカバーの角度がずれ難くな
る。
【0010】さらに、上記のように構成した請求項3に
係る発明においては、グロメットカバーがコネクタハウ
ジングに対してスライドして取り付けられ、その貫通孔
に対してコネクタハウジングの押さえ軸は軸線方向に貫
通される。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、グロメッ
トカバーの貫通孔形状に合わせて押さえ軸の断面形状を
部分的に変化させることにより、グロメットカバーを所
定角度に保持してグロメットを均等に押さえつけ、防水
性能を向上させることが可能なパネル取付コネクタを提
供することができる。また、請求項2に係る発明によれ
ば、シンプルな形状で防水性能の向上を図ることができ
る。
【0012】さらに、請求項3に係る発明によれば、押
さえ軸はグロメットを貫通する部分で楕円形として防水
性能を維持しつつ、グロメットカバーを貫通する部分の
直線長さを確保し、角度がずれにくくすることができ
る。さらに、請求項4に係る発明によれば、押さえ軸に
沿ってグロメットカバーを取り付けることにより、異形
断面の押さえ軸を備えてもグロメットカバーを取り付け
やすくすることができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1は、本発明の一実施例に係るパネル取付コネ
クタを分解斜視図により示している。本パネル取付コネ
クタは、貫通孔11を形成し環境を内側と外側に分離す
るパネル10に対して内側から取り付ける内側コネクタ
20と外側から取り付ける外側コネクタ30とからな
り、同外側コネクタ30は、端子金具を保持するコネク
タハウジング40と、このコネクタハウジング40の外
面側を被覆して周囲で上記パネル面に当接するグロメッ
ト50と、同グロメット50の外面側を被覆して周囲で
同グロメット50の周縁をパネル10面に押さえ込むグ
ロメットカバー60とから構成されている。そして、外
側コネクタ30の外側から当該外側コネクタ30にボル
ト70を貫通させ、内側コネクタ20に螺合せしめて両
者を固定するようになっている。
【0014】図において、有底筒状の内側コネクタ20
は、底面内面に複数の雄側端子金具を立設せしめて保持
しており、外周面における開口端部寄り部分にはフラン
ジ21を形成してある。開口端部はパネル10の貫通孔
11内に挿入可能な形状となっており、開口端における
上片には外方向に突出する固定突起22を備えるととも
に、開口端における下片には外方向に可動突起23aを
形成した可撓性を有するロックアーム23を備えてい
る。固定突起22を貫通孔11内にくぐらせつつフラン
ジ21をパネル10の内側面に当接させ、ロックアーム
23を撓めながら可動突起23aを貫通孔11から外側
に通すことにより、当該内側コネクタ20はフランジ2
1をパネル10の内側面に当接させ、固定突起22と可
動突起23aをパネル10の外側面に当接させて当該パ
ネル10を挟み込むようにして固定される。
【0015】外側コネクタ30のコネクタハウジング4
0は、雌側端子金具を収容する多数の端子金具収容室4
1aを形成されるとともに外形を上記内側コネクタ20
内に挿入可能に形成された基部41と、この基部41の
背面側(図示右下方向)を覆うキャップ42とから構成
されている。基部41は樹脂ランスを有する都合上、弾
性のある樹脂にて形成されており、ボルト70の貫通部
分には強度を上げるために固い樹脂の筒体41bを固定
できるようになっている。一方、キャップ42は、互い
に当該基部41に対してスライドして係合固定される上
部キャップ42aと下部キャップ42bとから構成され
ている。上部キャップ42aは基部41の背面部分で上
面と両側面と背面とを覆い、下部キャップ42bは基部
41の背面部分で下面と両側面とを覆う。従って、組付
時には図2に示すように、下部キャップ42bにおける
背面側部分に開口が形成され、当該開口から電線が引き
出されることになる。なお、上部キャップ42aの背面
には上記筒体41bに対面してボルト70を貫通せしめ
る貫通孔42a1を形成してある。
【0016】グロメット50は、このコネクタハウジン
グ40の背面側から側面にかけて覆うように略皿形に形
成されており、その周縁部のリップ51はパネル10の
側に向けて突出するように形成されている。リップ51
の背面側には段部51aを形成してあり、当該グロメッ
ト50を背面側から被覆するグロメットカバー60は、
その周縁部先端にて同段部51aに対して背面側から当
接するようになっている。グロメット50には、上記下
部キャップ42bの背面側開口に対面して開口するチュ
ーブ状部分52を形成してあり、これに対応してグロメ
ットカバー60には当該チューブ状部分52が貫通する
貫通孔61を形成してある。また、同貫通孔61の下辺
側はヒンジを介して観音開き様に開閉可能な扉62a,
62bとなっており、扉62a,62bを閉じ合わせた
ときに貫通孔61が形成される。
【0017】グロメット50とグロメットカバー60
は、コネクタハウジング40の背面側のみならず側面端
部に回り込んで覆蓋するように形成されており、コネク
タハウジング40における上部キャップ42aの上面背
面側端部と下部キャップ42bの下面背面側端部には両
グロメット50とグロメットカバー60を貫通するよう
にそれぞれ上方と下方に突出する押さえ軸43a,43
bを形成してある。そして、グロメット50には押さえ
軸43a,43bに対応して上部貫通孔53aと下部貫
通孔53bとを形成してあり、グロメットカバー60に
は上部貫通孔63aと下部貫通孔63bとを形成してあ
る。
【0018】押さえ軸43aは、部分的に断面が異なっ
ており、図3に示すように、グロメット50の上部貫通
孔53aを貫通する部分は断面が楕円形であり、グロメ
ットカバー60の上部貫通孔63aを貫通する部分は略
半楕円形となっている。ここにおいて、略半楕円形の直
線部分はパネル10の側に向けられ、以下、当接辺43
a1と呼ぶ。一方、グロメット50の上部貫通孔53a
は押さえ軸43aよりもわずかに小さめとした楕円形と
なっており、グロメットカバー60における上部貫通孔
63aは矩形窓状となっており、その内周面であってパ
ネル10の側の辺は直線状の窓辺63a1となってい
る。従って、押さえ軸43aが上部貫通孔63aに挿入
されてパネル10に向かって押しつけられるときには、
同押さえ軸43aにおける直線状の当接辺43a1は、
上部貫通孔63aにおける直線状の窓辺63a1に当接
され、直線面同士が当接し合って相対角度が一定とな
る。
【0019】本実施例においては、このように直線状の
辺と辺とが当接するようにしているが、必ずしも直線状
とする必要はなく、互いに一致する凹凸形状の断面形状
を形成しておけば当接し合うときに相対的な角度のズレ
を解消するように作用する。一方、直線状とするときに
は長いほど押さえ付けられたときに角度のズレを解消す
るように作用する。本実施例においては、押さえ軸43
aがグロメット50を貫通する部分において既に楕円形
としてあり、円形の場合よりも幅を稼ぎ、その先端側の
略半楕円形の部分で形成する当接辺43a1の直線長さ
が長くなるようにしている。
【0020】一方、押さえ軸43bにおいては全長にわ
たって楕円形の同一断面としてあり、グロメット50の
下部貫通孔53bについてはこれよりもやや小さめの楕
円形に形成し、グロメットカバー60の下部貫通孔63
bについては矩形窓状に形成してある。なお、グロメッ
ト50とグロメットカバー60には上記ボルト70が貫
通可能な貫通孔54,64を形成してある。次に、上記
構成からなる本実施例の動作を説明する。まず、外側コ
ネクタ30を組み付ける。コネクタハウジング40の基
部41に筒体41bを組み付けておくとともに電線を圧
着接続した雌側端子金具を各端子金具収容室41aに挿
入し、同電線を背面側に引き出しておいて上方と下方か
ら上部キャップ42aと下部キャップ42bとをスライ
ドさせながら係合固定する。電線は下部キャップ42b
の開口から外に引き出され、同電線の端部をグロメット
50のチューブ状部分52に挿通させて当該グロメット
50をコネクタハウジング40の背面に覆蓋させる。グ
ロメット50の上部貫通孔53aと下部貫通孔53bに
押さえ軸43a,43bを挿通させると、各貫通孔53
a,53bは押さえ軸43a,43bの周面に密着し、
水密面を形成する。次に、グロメットカバー60におけ
る下面の扉62a,62bを開き、開いた側からグロメ
ット50とコネクタハウジング40とを挿入する。この
ように挿入していくと、押さえ軸43aはグロメットカ
バー60における上部貫通孔63a内に挿入されてい
く。押さえ軸43aの先端の半円径部分が上部貫通孔6
3a内に挿入されたら、下方の扉62a,62bを閉じ
る。扉62a,62bの一方には下部貫通孔63bが形
成してあるので、押さえ軸43bの先端は当該下部貫通
孔63b内に挿入される。図4は、このようにして組み
付けられた外側コネクタ30を上面より見た状態を示し
ている。パネル10に対して内側コネクタ20を固定さ
せ、上記外側コネクタ30を前端側から同内側コネクタ
20の筒部開口内に挿入させる。この後、外側コネクタ
30の背面側からグロメットカバー60の貫通孔64と
グロメット50の貫通孔54と上部キャップ42aの貫
通孔42a1と筒体41bとをボルト70にて貫通させ
ていき、内側コネクタ20の内部に固定されているナッ
トに螺合させる。ボルト70を締め付けていくにしたが
ってコネクタハウジング40は内側コネクタ20に引き
つけられていき、これに伴なって押さえ軸43a,43
bはグロメットカバー60の上部貫通孔63aと下部貫
通孔63bとに当接してパネル10の方向に引き込もう
とする。押さえ軸43aにおけるパネル10の側には直
線状の当接辺43a1を形成してあり、上部貫通孔63
aには同当接辺43a1に対面する直線状の窓辺63a
1を形成してあるので、両者が押しつけられると直線の
面が互いに密着しようとしてコネクタハウジング40と
グロメットカバー60との相対角度が一定となるように
作用する。この結果、図5に示すように、グロメットカ
バー60はパネル10に対して平行に押しつけられる。
同グロメットカバー60はグロメット50の段部51a
の背面に当接しているため、リップ51を平行にパネル
10側に押しつけ、パネル10と密着せしめる。
【0021】このように、グロメット50とグロメット
カバー60とを貫通するコネクタハウジング40の押さ
え軸43aは、グロメット50を貫通する部分で楕円形
などの略円形となっているとともに、グロメットカバー
60を貫通する部分でパネル側に直線状の当接辺43a
1を対面させた略半楕円形となっており、一方、この押
さえ軸43aが挿通されるグロメットカバー60におい
ては、押さえ軸43aの当接辺43a1に対面する直線
状の窓辺63a1を備えた上部貫通孔63aを形成して
ある。従って、押さえ軸43aがグロメットカバー60
をパネル10の側に向けて押しつけると直線状の当接辺
43a1と窓辺63aとが当接しあい、互いに密着しよ
うとする。すなわち、グロメットカバー60をパネル1
0に対して平行に保持し、グロメット50が均等にパネ
ル10に押しつけられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るパネル取付コネクタの
分解斜視図である。
【図2】コネクタハウジングの組付状態を示す斜視図で
ある。
【図3】押さえ軸の断面形状を示す図である。
【図4】外側コネクタの平面図である。
【図5】パネル取付コネクタの取付状態の平面図であ
る。
【図6】従来のパネル取付コネクタの分解斜視図であ
る。
【図7】パネル取付コネクタの取付状態における部分断
面視図である。
【図8】パネル取付コネクタのパネルに対する正規の取
付状態を示す図である。
【図9】パネル取付コネクタのパネルに対する不良取付
状態を示す図である。
【符号の説明】
10…パネル 11…貫通孔 20…内側コネクタ 30…外側コネクタ 40…コネクタハウジング 42…キャップ 43a…押さえ軸 43a1…当接辺 43b…押さえ軸 50…グロメット 53a…上部貫通孔 53b…下部貫通孔 60…グロメットカバー 63a…上部貫通孔 63a1…窓辺 63b…下部貫通孔 70…ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−59974(JP,A) 実開 昭64−31669(JP,U) 実開 平5−87844(JP,U) 実開 昭63−153484(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/52 H01R 13/74

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔を形成し環境を内側と外側に分離
    するパネルに対して内側から取り付ける内側コネクタと
    外側から取り付ける外側コネクタとからなり、同外側コ
    ネクタは、端子金具を保持するコネクタハウジングと、
    このコネクタハウジングの外面側を被覆して周囲で上記
    パネル面に当接するグロメットと、同グロメットの外面
    側を被覆して周囲で同グロメットの周縁をパネル面に押
    さえ込むグロメットカバーとからなるとともに、上記コ
    ネクタハウジングが周縁方向に突出して上記グロメット
    とグロメットカバーの貫通孔を貫通する押さえ軸を備え
    たパネル取付コネクタであって、 上記押さえ軸は、上記グロメットの貫通部分が断面略円
    形であるとともに、上記グロメットカバーの貫通部分は
    当該グロメットカバーの貫通孔ととともに当該グロメッ
    トカバーの角度を所定角度とする断面形状としたことを
    特徴とするパネル取付コネクタ。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載のパネル取付コネク
    タにおいて、上記グロメットカバーの貫通孔は上記パネ
    ル側に直線状の窓辺を有し、上記押さえ軸は当該窓辺の
    側に直線状の当接辺を有することを特徴とするパネル取
    付コネクタ。
  3. 【請求項3】 上記請求項2に記載のパネル取付コネク
    タにおいて、上記押さえ軸は、グロメットの貫通部分で
    断面楕円形であり、グロメットカバーの貫通部分で長手
    方向をこの楕円形に一致させた略半楕円形であることを
    特徴とするパネル取付コネクタ。
  4. 【請求項4】 上記請求項1〜請求項3に記載のパネル
    取付コネクタにおいて、上記グロメットカバーは、上記
    貫通孔と上記押さえ軸とを軸線方向に沿って貫通せしめ
    るようにスライドして上記外側コネクタに取り付けられ
    るように構成したことを特徴とするパネル取付コネク
    タ。
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