JP3024767U - ジャック - Google Patents

ジャック

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Publication number
JP3024767U
JP3024767U JP1995013179U JP1317995U JP3024767U JP 3024767 U JP3024767 U JP 3024767U JP 1995013179 U JP1995013179 U JP 1995013179U JP 1317995 U JP1317995 U JP 1317995U JP 3024767 U JP3024767 U JP 3024767U
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JP
Japan
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sleeve
contact
base
insulator
jack
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Application number
JP1995013179U
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English (en)
Inventor
竹之助 進藤
Original Assignee
進竹産業株式会社
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Publication date
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カーナビゲーションシステムの中継ジャック
は、従来、口金,E接点4,スリーブ,フォーク端子,
絶縁体の5つの部品で構成していた。口金は丸棒の切削
加工で作り、E接点とスリーブは別々の金型で部品加工
してしいた。また口金とE接点とスリーブの組み付けに
時間を要した。そのため、コスト高になっていた。 【解決手段】 りん青銅板材の絞り加工により、スリー
ブ本体部分321と口金部322とE接点部323が一
体になった複合スリーブ32を作ることに成功した。そ
のため、部品の数が5個から3個になり、部品製作と組
付けの両面で工数が削減され、結果として、コスト削減
が可能になった。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、カーナビゲーションシステムの中継ジャック等に用いるジャック に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4〜6に従来の中継ジャックの一例を示す。図4は全体の模型的説明図、図 5は分解説明図、、図6は組み立てた状態の説明図である。
【0003】 従来のジャック10は、図5に示す次の5つの部品からなる。 (a)口金12 黄銅の丸棒を切削加工した部品である。溝120は、外側にかぶせるカバー2 4(図4参照)の抜け止め用である。 (b)E接点14 りん青銅の板材を金型で丸め加工したもので、コンタクト140を有する。 (c)スリーブ16 黄銅の板材を絞り加工で筒状に長く絞ったもので、端子160が一体に設けら れている。 (d)フォーク端子18 りん青銅を金型で打ち抜きしたもので、コンタクト180,端子182を有す る。 (e)絶縁体20 樹脂の成型品であり、溝200,孔202を有する。
【0004】 [組立](図6) フォーク端子18を絶縁体20の溝200に圧入し(フォーク端子18の端 子182は孔202から出す)、 これを、スリーブ16内に入れる。 口金12内にE接点14を入れ、 これを、スリーブ16に圧入する。 すると、図6に示す状態になる。
【0005】 スリーブ16の後端162をかしめて(図4)、E接点14,絶縁体20が抜 けないようにする。
【0006】 その後、図4のように、同軸コード22の中心導体220をフォーク端子18 2にハンダ付けし、編組222をスリーブ16の端子160にハンダ付けする。 そして、樹脂のカバー24を成形によりかぶせて、組立は完了する。
【0007】 ジャック10には、たとえば単頭プラグ40が挿入される。なお、400はプ ラグのチップ、402は絶縁リング、404はスリーブである。
【0008】 同軸コード22の他端には、たとえばピンプラグ26が取り付けられる。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
(1)部品の数が多い。 (2)口金12は丸棒の切削加工で作るため、コスト高である。 (3)E接点14とスリーブ16は、別々の金型で部品加工するため、コスト高 になり、ロスが出る。 (4)口金12,E接点14,スリーブ16の組み付け工程の分だけ時間がかか り、コスト高につながる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
図1〜3に例示するように、 従来の口金12,E接点14,スリーブ16を、複合スリーブ32として一体化 する。 ・この複合スリーブ32は、全体として一つの金属製円筒体により構成し、 ・その一部がスリーブの本体部分321であり、 ・その前方の部分が少し外径の小さい口金部322を構成し、 ・さらにその前方の部分が内側に絞り返されてE接点部323を構成するととも に、その先端に切り溝324を切ってコンタクト325を形成する。 そして、 ・複合スリーブ32の、本体部分321内に、従来同様に、絶縁体36を収容し 、絶縁体36内にフォーク端子34を収容する。
【0011】
【考案の実施の形態】
上記の従来品が5つの部品で構成されたのに対して、 この考案のジャック30は、図2に示す、複合スリーブ32,フォーク端子34 ,絶縁体36の3つの部品で構成される。
【0012】 [複合スリーブ32について] 図2(a)に、複合スリーブ32の一部縦断面と左側面を並べて示した。 この複合スリーブ32は、従来品の口金12とE接点14とスリーブ16を、 1つにすることに成功したものである。
【0013】 複合スリーブ32は、次のようにして作られる。 まず、りん青銅の板材を筒状に絞り本体部分321とする。 同時に、その前方の部分を少し細く絞って口金部322とする。 本体部分321と口金部322との間にできる段部326は、後で被せるカバ ー24の抜け止めの役をする。 さらに口金部322の前方の部分を内側に絞り返してE接点部323を構成す る。なおE接点部323の先端には、120度間隔に切り溝324を入れ、かつバ ネ調整してコンタクト325を形成する。 また、本体部分321の後端にかしめ部327を設け、端子328を突出させ る。
【0014】 図2(b)に示すフォーク端子34は、従来のフォーク端子18と同じ構造で 、コンタクト340や端子342を有する。 また、図2(c)に示す絶縁体36も、従来の絶縁体20と同じ構造で、溝3 60や孔362を有する。
【0015】 [組立](図1,図3) フォーク端子34を絶縁体36に圧入する。このときフォーク端子34は絶縁 体36の溝360に収め、端子342は孔362から外に出す。 このフォーク端子34+絶縁体36の合体物を、複合スリーブ32内に矢印3 29の方向から入れる。すると、図3の状態になる。それから、かしめ部327 をかしめて、絶縁体36を固定する。
【0016】 その後は、従来と同様に、図1のように、同軸コード22の中心導体220を フォーク端子34の端子342にハンダ付けし、編組222を複合スリーブ32 の端子328にハンダ付けする。 そして、樹脂のカバー24を成形で被せて、組立を完了する。
【0017】
【考案の効果】
従来の口金12,E接点14,スリーブ16を一体化して1つの部品とするこ とに成功したため、 コスト高の原因の一つである口金12の切削加工が不要になり、 従来、別々の金型で加工していたE接点14,スリーブ16を一つの金型で加 工するため、ロスがなくなり、 従来の口金12,E接点14,スリーブ16の組み付け工程が不要になり、 結果として、コスト削減が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1つの実施形態の説明図。
【図2】本考案のジャックの3部品を組み込んだ状態の
説明図。
【図3】本考案のジャックの分解説明図。
【図4】従来のジャックの説明図。
【図5】従来のジャックの分解説明図。
【図6】従来のジャックを組み立てた状態の説明図。
【符号の説明】
10 ジャック 12 口金 120 溝 14 E接点 140 コンタクト 16 スリーブ 160 端子 162 後端 18 フォーク端子 180 コンタクト 182 端子 20 絶縁体 200 溝 202 孔 22 同軸コード 220 中心導体 222 編組 24 カバー 26 ピンプラグ 30 ジャック 32 複合スリーブ 321 本体部分 322 口金部 323 E接点部 324 切り溝 325 コンタクト 326 段部 327 かしめ部 328 端子 34 フォーク端子 340 コンタクト 342 端子 36 絶縁体 360 溝 362 孔 40 単頭プラグ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 全体として一つの金属製円筒体により構
    成されており、その一部が本体部分321であり、当該
    本体部分321の前方の部分が少し外径の小さい口金部
    322を構成し、さらに当該口金部322の前方の部分
    が内側に絞り返されてE接点部323を構成するととも
    に、その先端に切り溝324を切ってコンタクト325
    を形成している複合スリーブ32の、前記本体部分32
    1内に、絶縁体36が収容され、当該絶縁体36内にフ
    ォーク端子34が収容されていることを特徴とする、ジ
    ャック。
JP1995013179U 1995-11-17 1995-11-17 ジャック Expired - Lifetime JP3024767U (ja)

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