JP3024625U - 簡易型監視装置 - Google Patents

簡易型監視装置

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JP3024625U
JP3024625U JP1995012926U JP1292695U JP3024625U JP 3024625 U JP3024625 U JP 3024625U JP 1995012926 U JP1995012926 U JP 1995012926U JP 1292695 U JP1292695 U JP 1292695U JP 3024625 U JP3024625 U JP 3024625U
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JP
Japan
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output shaft
shutter
gear box
monitoring device
friction wheel
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JP1995012926U
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English (en)
Inventor
高雄 伊藤
雅人 内山
隆士 佐藤
規矩男 澤藤
修司 須藤
専一 長谷川
征一 吉田
Original Assignee
高千穂通商株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】窃盗犯等の容姿等を記録して犯人捜査に供する
簡易型監視装置を提供する。 【解決手段】一個のモ−タ−に接続する出力軸が正回転
(CW)するとフイルムを巻き上げ、出力軸が逆回転
(CCW)すると、シャッタ−が押下げられるようにす
る。弦巻バネによるクラッチ機構はギヤ−ボックスの出
力軸に変速ギア−ボックス9側からフリクションホイ−
ル7、弦巻バネ10、シャッタ−ア−ム押し板6の順に
取付けられる。弦巻バネはギヤ−ボックス9の出力軸に
巻付いた状態で弦巻バネ固定ビス11によりフリクショ
ンホイ−ルに固定される。ギヤ−ボックスの出力軸とフ
リクションホイ−ルは自由に回転出来るように配置され
ている。一方、シャッタ−ア−ム押し板はギヤ−ボック
スの出力軸と固定ビス12,14(上側、下側)により
固定されているので、ギヤ−ボックスの出力軸の正回転
(CW)、逆回転(CCW)に追従して回転する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は窃盗犯等が侵入を図る可能性のある出入口に向けてこの簡易型監視装 置を任意の場所に設置して、窃盗犯等が侵入した時、窃盗犯等の容姿等を記録し て犯人捜査に供する簡易型監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の防犯設備は金融機関、ハイテク工場、大型小売店舗、公共賭博施設等で 工業用テレビカメラとビデオ録画装置を組み合わせて利用したり、赤外線カメラ 装置等が利用されている。しかしこれらの装置等は設備費用がかさむ上、設備の 運用、管理、保守に専門的な知識と技術が必要とした(以下第一従来例という) 。使い捨てカメラを利用した簡易型監視カメラとしては、実開平 3−2993 1に記載がある(以下第二従来例という)。その他として実願平6−4114に も記載がある。この考案では、フイルム自動巻き上げ機構とシャタ−ボタン自動 押し下げ機構及び照明装置が、ピンアクションにより所定の制御動作を繰り返す 様になっている(以下第三従来例という)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
一般市民が防犯機器を日常常備して使用しようとするには高価であり、且つ取 扱いや保守も専門的すぎる。 第一従来例に於ける機器の高価な点を解消するため、安価に入手できる使い捨て カメラに本考案の機構部品と電気部品の組合わせで制御されるフイルム自動巻き 上げ機構とシャッタ−押下げ機構を付属させて窃盗犯等が侵入したときに、留守 時でも自動的に撮影できる簡易型監視装置を提供する。考案者の試算によれば本 格的な防犯機器に比べて十分の一以下の価格で提供出来る。第二従来例において は、使い捨てカメラのシャッターボタンを予め押し下げておくと、フイルム自動 巻き上げ機構でフイルムノブを回してフイルムを巻き上げて、巻き上げ終了と同 時にシャッターが開いて一回の撮影が完了する。さらに、フイルムを巻き上げ続 けると連続して撮影が続けられるように考案されていた。しかし、最近の、使い 捨てカメラの中には、シャッターボタンを予め押し下げたままでは撮影ができな いものが発売されるようになった。第三従来例では、フイルム自動巻き上げ機構 とシャッタ−押下げ機構を設けて、これを、フイルム自動巻き上げ機構の回転と 連動するピンアクションによりシャッタ−ボタンを押下げるように考案したため 欠点は解消されたが機構の複雑さや装置の容積が大きくなる欠点があった。
【0004】 そこで、機構の複雑さに対応する対策として、駆動モ−タ−の回転方向切替ス イッチや停止位置検出のマイクロスイッチ等を組み合わせた、機構部品と電気部 品の組合わせで制御する事により小型にする。機構部品と電気部品の組合わせに 置き換えることは動作の安定性が向上するのは明白である。
【0005】
【課題を解決するための手段】
使い捨てカメラで写真を撮影するには、まず、フイルム巻き上げノブを反時計 回りの方向に回転させフイルムを巻き上げてゆくと。シャッタ−開放の機構がセ ットアップされてフイルム巻き上げノブがロックされて動かなくる。その後に、 シャッタ−ボタンを押し下げると一回の撮影が終了する。
【0006】 本考案の機構部品と電気部品の組合わせたフイルム自動巻き上げ機構とシャッ タ−押下げ機構は図2に示した機構部品で構成される。図1はこれらの機構部品 が組立てられた状態を示したものである。これに組合わせられる電気部品の内、 駆動モ−タ−の回転方向切替スイッチは図3に示したように取り付けられる。さ らに停止位置検出マイクロスイッチは図4に示したように取り付けられる。
【0007】 弦巻バネによるクラッチ機構はギヤ−ボックスの出力軸に変速ギア−ボックス 側からフリクションホイ−ル、弦巻バネ、シャッタ−ア−ム押し板の順に取付け られる。弦巻バネはギヤ−ボックスの出力軸に巻付いた状態に装着し、弦巻バネ 固定ビスによりフリクションホイ−ルに固定される。ギヤ−ボックスの出力軸と フリクションホイ−ルは自由に回転出来るように配置されている。一方、シャッ タ−ア−ム押し板はギヤ−ボックスの出力軸と固定ビス(上側、下側)により固 定されているので、ギヤ−ボックスの出力軸の正回転(CW)、逆回転(CCW )に追従して回転する。フリクションホイ−ルとギヤ−ボックスの出力軸の回転 の伝達は弦巻バネの巻き方向に依存するため、弦巻バネの巻き方向が固定側から 見て右巻きの場合、ボックスの出力軸がCWの時、弦巻バネは締まり勝手となり フリクションホイ−ルはCWに回転する。ボックスの出力軸がCCWの時弦巻バ ネは緩み勝手となりフリクションホイ−ルには回転力は伝達されない。また、弦 巻バネの巻き方向が固定側から見て左巻きの場合、前記の場合とは反対方向の回 転力が伝達される。即ち、回転方向による弦巻バネの締まり、緩みの現象により 弦巻バネによるクラッチ機構を考案した。
【0008】 シャッタ−ア−ム(5)は使い捨てカメラ(1)が装着されていないときには シャッタ−ア−ム戻しバネの作用により下の方傾斜する、このためシャッタ−ア −ムをシャッタ−ア−ム押し板(6)で支えて置く必要がある。従ってシャッタ −ア−ム押し板の停止位置を指定しなければならない。図4に示したようなシャ ッタ−ア−ムに連動する停止位置伝達レバ−(25)と停止位置検出マイクロス イッチを付加した。
【0009】
【作用】
上記のように構成した簡易型監視装置は、侵入者に気づかれない場所に任意に 設置できる容積なので、家具などを移動しないでも使用できる利便性がある。侵 入者を感知するセンサ−としてはドアや窓に直接取り付けて作動する小型マイク ロスイッチ、人の体温を感知する赤外線センサ−、出入口の開閉による圧力変化 を感知する圧力センサ−、侵入発生時に出る異常音を感知するマイクロホン等を 使用目的や設置場所の条件により使い分けするのがよい。従って本考案の簡易型 監視装置を任意の場所に設置しておけば、家人が不在の時に不幸にも侵入者があ っても、その容姿を自動的に写真として記録できる。
【0010】 弦巻バネの作用を応用したクラッチを使ったフイルム自動巻き上げ機構とシャ ッタ−押下げ機構が組み込まれているので、最近の、シャッターボタンを予め押 し下げたままでは撮影ができない使い捨てカメラ、及び従来型の使い捨てカメラ でも容易に自動撮影が出来る。またシャッタ−ア−ム押し板の停止位置をシャッ タ−ア−ムを下支えする位置に指定することで、使い捨てカメラの取り外しや装 着が容易になった。
【0011】
【実施例】
本考案における、簡易型監視装置の構成の実施例を以下に示す。 主要部品 A 使い捨てカメラ B 駆動モ−タ− C 回転方向切替スイッチ D 停止位置検出マイクロスイッチ E 支持機構(2、3、4) F 機構部品(5、6、7、10、16)
【0012】 図1、図2は本考案の簡易型監視装置において主要部品が配置されている状態 を説明したものである。使い捨てカメラ(1)は、支持枠等により固定されてい る。使い捨てカメラのフイルム巻き上げノブ(21)の下側の隙間ににフリクシ ョンホイ−ル(7)の下縁の円周部が挿入され0リング(27)が適合するよう に簡単に装着できる。
【0013】 図1に於いて、シャッタ−アーム(5)とシャッタ−アーム押し板(6)の位置 関係が示されている。ギヤ−ボックスの出力軸に固定されているシャッタ−アー ム押し板は常にギヤ−ボックスの出力軸の回転につれて、CW、CCWの方向に 回転する。シャッタ−アーム押し板はCWに時はシャッタ−アームを押上げ、C CWの時には反対に押下げる動作をする。即ちCCWの時にシャッタ−が押され る訳である。一方フリクションホイ−ルはギヤ−ボックスの出力軸に直接固定さ れず、弦巻バネ及び弦巻バネ固定ビスによりCW方向の回転力のみ伝達されるよ うに結合されている。即ち、本考案の弦巻バネ−クラッチが応用されている。図 中のシャッタ−ア−ム押し板(6)は初期状態を示している、CCWの方向に回 り始めてシャッタ−を押して初期の位置まで来ると回転方向切り替えレバ−(1 6)が回転方向切り替えスイッチ(23)のア−ムに作用して、モ−タ−はCW の方向に回りクラッチ作用によりフィルムを巻き上げながら初期の位置で、図4 に示した停止位置伝達レバ−(25)が停止位置検出マイクロスイッチ(24) を押すためモ−タ−は停止する。
【0014】 図6は本考案の簡易型監視装置の電気部品の結線図である。侵入感知センサ− 信号入力端子(26)は侵入感知センサ−に組み込まれているリレ−から侵入感 知信号を受取る端子である。T4 には外部リレ−の共通端子をT5 には外部リレ −の常開端子をT6 には外部リレ−の常閉端子をそれぞれ接続する。駆動モ−タ −(8)、停止位置検出マイクロスイッチ(24)、回転方向切り替えスイッチ (23)および電池は図示したように結線した。初期状態(停止)ではT1 −T 3 −T4 −T6 と接続されており駆動モ−タ−の端子には電圧は印加されないの でで駆動モ−タ−は停止している。侵入感知センサ−が異常を感知して信号を送 るとT4 −T5 が短絡して駆動モ−タ−の端子に電圧が印加され回転がはじまる 。その結果、停止位置検出マイクロスイッチの状態が変化してT1 −T2 が短絡 して侵入感知センサ−に組み込まれているリレ−が復帰しても駆動モ−タ−の回 転は維持される。
【0015】 図3はギヤ−ボックスの出力軸に取付けられた回転方向切り替えレバ−(16 )と回転方向切り替えスイッチ(23)とを組み合わせた状態の説明図である。 ギヤ−ボックスの出力軸の回転方向がCWであれば回転方向切り替えスイッチの レバ−は左側にたおれ、CCWであれば右側に倒れる。回転方向切り替えスイッ チの接続は回転方向切り替えスイッチのレバ−は左側にたおれた場合にCCW方 向になるように、又回転方向切り替えスイッチのレバ−は右側にたおれた場合に CW方向になるようになっている。
【0016】 図4において停止位置伝達レバ−(25)に連動する停止位置検出マイクロス イッチ(24)が押されると、図6のT1 −T2 の短絡によりモ−タ−と電源が 接続された状態だったのが、接続方向がT1 −T3 に変わるので侵入感知センサ −入力端子(26)の接続方向は既にT4 −T6 に復帰しているので、モ−タ− の両端子が短絡されてモ−タ−にブレ−キがかけられた状態になる。
【0017】 本実施例で述べた構成の簡易型監視装置は、外部からの侵入がセンサ−に感知 されるて侵入感知センサ−信号入力端子(26)が受け取るとモ−タ−回路が短 絡されて、モ−タ−が回転が始まる・以後シャッタ−押し(撮影)−フィルム巻 き上げ−停止1回の撮影の動作を完全自動で行うことができた。センサ−信号の 伝送方法としてはコ−ドで直接つなぐ(有線方式)、電波で搬送する(無線方式 )、赤外線で搬送する(光学方式)等が利用できる。又センサ−としては、機械 式電気接点(マイクロスイッチ等)、赤外線焦電センサ−、マイクロホン、圧力 センサ−、等がりようできる。
【0018】
【考案の効果】
この簡易型監視装置の値段は工業用テレビカメラとビデオ録画装置を組み合わ せや赤外線カメラ装置等の値段に比べてはるかに安い費用で組み立てる事が出来 た。また、簡易型監視装置は手のひらに乗る程度の容積に出来ているので設置場 所を選ばずに据え付ける事が出来る。使い捨てカメラの着脱が簡単にできること により事件発生后に撮影済みの使い捨てカメラをいち早く取り出し現像する事が 出来る。照明ランプが適切に点灯するので鮮明な画像が得られる。
【0019】
【図面の簡単な説明】
【図1】簡易型監視装置説明図
【図2】簡易型監視装置説明図(詳細組立図)
【図3】回転方向切り替えスイチ動作説明図
【図4】停止位置検出マイクロスイッチ動作説明図
【図5】フリクションホイ−ル詳細図
【図6】電気部品結線図
【符号の説明】
1 使い捨てカメラ 2 支持枠 3 底板 4 シャッタ−アーム支持枠 5 シャッタ−アーム 6 シャッタ−アーム押し板 7 フリクションホイ−ル 8 駆動モ−タ− 9 変速ギアーボックス 10 弦巻バネ 11 弦巻バネ固定ビス 12 シャッタ−アーム押し板固定ビス(上側) 13 シャッタ−アーム押し板固定スプリングワッシャ
ー 14 シャッタ−アーム押し板固定ビス(下側) 15 ギヤ−ボックスの出力軸 16 回転方向切り換えレバー 17 シャッタ−アーム支点ピン 18 シャッタ−押し込みロッド 19 シャッタ−押し込みロッド固定ビス 20 シャッタ−アーム戻しバネ 21 フイルム巻き上げノブ 22 シャッタ−ボタン 23 回転方向切り換えスイッチ(2連スイッチ) T7 No1 SWの共通端子 T8 No1 SWの常閉端子 T9 No1 SWの常開端子 T10 No2 SWの共通端子 T11 No2 SWの常閉端子 T12 No2 SWの常開端子 24 停止位置検出マイクロスイッチ T1 共通端子 T2 常開端子 T3 常閉端子 25 停止位置伝達レバ− 26 侵入感知センサ−信号入力端子 T4 外部リレ−の共通端子 T5 外部リレ−の常開端子 T6 外部リレ−の常閉端子 27 O−リング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長谷川 専一 神奈川県相模原市大島1229番地の12 (72)考案者 吉田 征一 神奈川県藤沢市辻堂元町3丁目16番20号

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使い捨てカメラに付属させて無人で自動
    撮影を行う為にフイルム自動巻き上げ機構とシャッタ−
    押下げ機構が組み込まれており、この動作を機構部品と
    電気部品の組合わせで制御することを特徴とする簡易型
    監視装置。
  2. 【請求項2】 フイルム自動巻き上げ機構とシャッタ−
    押下げ機構は、一個のモ−タ−に接続するギヤ−ボック
    スの出力軸に取付らており、出力軸が正回転(CW)す
    るとフイルムを巻き上げ、出力軸が逆回転(CCW)す
    ると、シャッタ−が押下げられるようにする為、弦巻バ
    ネによるクラッチ機構を用いたことを特徴とする請求項
    1の簡易型監視装置。
JP1995012926U 1995-11-13 1995-11-13 簡易型監視装置 Expired - Lifetime JP3024625U (ja)

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JP3024625U true JP3024625U (ja) 1996-05-31

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ID=43159855

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