JP3018205U - 簡易型監視装置 - Google Patents
簡易型監視装置Info
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- JP3018205U JP3018205U JP1994016760U JP1676094U JP3018205U JP 3018205 U JP3018205 U JP 3018205U JP 1994016760 U JP1994016760 U JP 1994016760U JP 1676094 U JP1676094 U JP 1676094U JP 3018205 U JP3018205 U JP 3018205U
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- film
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】本考案は窃盗犯等が侵入を図る可能性のある出
入口に向けてこの簡易型監視装置を任意の場所に設置し
て、窃盗犯等が侵入した時、窃盗犯等の容姿等を記録し
て犯人捜査に供する簡易型監視装置を提供する。 【構成】レンズ付きフイルム収納部にシャッタ−押し下
げバネを指定された場所に固定しておき、これにレンズ
付きフイルムを装着する。機能部品収納部にはフリクシ
ョンホイ−ルを巻き上げモ−タ−の回転軸に固定した該
モ−タ−を指定の箇所にセットし、さらに、制御部プリ
ント基板が内臓されている。この2つの収納部を固定具
で一体にした簡易型監視装置に於いて侵入感知センサ−
で自動撮影が出来る簡易型監視装置。また、侵入事件が
発生して写真撮影があった事を確認できる状態表示灯を
付属した上記の簡易型監視装置。
入口に向けてこの簡易型監視装置を任意の場所に設置し
て、窃盗犯等が侵入した時、窃盗犯等の容姿等を記録し
て犯人捜査に供する簡易型監視装置を提供する。 【構成】レンズ付きフイルム収納部にシャッタ−押し下
げバネを指定された場所に固定しておき、これにレンズ
付きフイルムを装着する。機能部品収納部にはフリクシ
ョンホイ−ルを巻き上げモ−タ−の回転軸に固定した該
モ−タ−を指定の箇所にセットし、さらに、制御部プリ
ント基板が内臓されている。この2つの収納部を固定具
で一体にした簡易型監視装置に於いて侵入感知センサ−
で自動撮影が出来る簡易型監視装置。また、侵入事件が
発生して写真撮影があった事を確認できる状態表示灯を
付属した上記の簡易型監視装置。
Description
【0001】
本考案は窃盗犯等が侵入を図る可能性のある出入口に向けてこの簡易型監視装 置を任意の場所に設置して、窃盗犯等が侵入した時、窃盗犯等の容姿等を記録し て犯人捜査に供する簡易型監視装置に関する。
【0002】
従来の防犯設備は金融機関、ハイテク工場、大型小売店舗、公共賭博施設等で 工業用テレビカメラとビデオ録画装置を組み合わせて利用したり、赤外線カメラ 装置等が利用されている。しかしこれらの装置等は設備費用がかさむ上、設備の 運用、管理、保守に専門的な知識と技術が必要とした(以下第一従来例という) 。レンズ付きフイルムを利用した簡易型監視カメラとしては、実開平 3−29 931に記載がある(以下第二従来例という)。その他として実願平6−411 4にも記載がある。この考案では、フイルム自動巻き上げ機構とシャタ−ボタン 自動押し下げ機構及び照明装置が、ピンアクションにより所定の制御動作を繰り 返す様になっている(以下第三従来例という)。また、第二従来例、第三従来例 、共に留守中に事件が発生して簡易型監視装置が作動したかどうかの表示がなさ れない欠点があった。
【0003】
一般市民が防犯機器を日常常備して使用しようとするには高価であり、且つ取 扱いや保守も専門的すぎる。 第一従来例に於ける機器の高価な点を解消するため、安価に入手できるレンズ付 きフイルムを用いて窃盗犯等が侵入したときに、留守時でも自動的に撮影できる 簡易型監視装置を提供する。考案者の試算によれば本格的な防犯機器に比べて十 分の一以下の価格で提供出来る。第二従来例においては、レンズ付きフイルムの うちフラッシュ付きの機種に限定される欠点があった。第三従来例では、フラッ シュ付きの機種に限定される欠点は解消されたが機構の複雑さや装置の容積が大 きくなる欠点があった。
【0004】 そこで、容積の縮小に対応する対策として電子回路で制御する事により小型に する。電子回路に置き換えることは動作の安定性が向上するのは明白である。さ らに電子回路に侵入事件発生アラ−ムを設定する機能を付加した簡易型監視装置 を提供する。 本考案の簡易型監視装置が設置され撮影が行われる場所の照度は必ずしも理想的 な明るさであるとはかぎらない、したがって、装置の動作と連動して点灯する照 明用ランプも組み込んだ簡易型監視装置を提供する。
【0005】
レンズ付きフイルムで写真を撮影するには、まず、フイルム巻き上げノブを反 時計回りの方向に回転させフイルムを巻き上げてゆくと。シャッタ−開放の機構 がセットアップされてフイルム巻き上げノブがロックされて動かなくる。その後 に、シャッタ−ボタンを押し下げると一回の撮影が終了する。
【0006】 本考案では、レンズ付きフイルムのシャッタ−ボタンを押しながらフイルムを 巻き上げてゆくと、シャッタ−開放の機構がセットアップされると同時にシャッ タ−が作動して1コマの撮影が完了する。フイルム巻き上げノブはロックされな いのでフイルムは巻き続けられ、フイルム終了まで連続して撮影できる。
【0007】 前述の様に、シャッタ−ボタンを押し続けながらフイルムを巻き上げてゆくと 連続撮影が出来る事を述べたが、本考案ではこれを利用してシャッタ−押し下げ 機構を省く事が出来て装置を小型にできる。さらに第三従来例のピンアクション 制御に代わって制御を電子回路を採用することにより、さらに小型化できる。
【0008】 本考案では侵入感知センサ−の信号により、まず撮影開始の遅延動作を始める 。これは侵入者がレンズ付きフイルムの撮影視野に入る迄の時間差を調整するも のである。その設定時限が来ると撮影開始信号を送出する。フイルム巻き上げモ −タ−が作動を開始して照明が点灯し、フイルムの巻き上げが始まる。タイマ− の時間を任意に設定しておけば、数コマから最大27コマまでの連続撮影を行う ことができる。侵入発生があれば表示発光ダイオ−ドは緑色発光から赤色発光に 切り替わる状態表示灯を設ける。なお、待機状態では状態表示灯は緑色に発光し ている。
【0009】
上記のように構成した簡易型監視装置は、侵入者に気づかれない場所に任意に 設置できる容積なので、家具などを移動しないでも使用できる利便性がある。状 態表示灯は簡易監視装置の動作状態を示すインジケ−タ−であるので前述の様に 、緑色点灯は待機状態を示す。赤色点灯は侵入者があって撮影された事を示して いるので留守中に侵入者があったかどうか一見して判る。
【0010】 侵入者を感知するセンサ−としてはドアや窓に直接取り付けて作動する小型マ イクロスイッチ、人の体温を感知する赤外線センサ−、出入口の開閉による圧力 変化を感知する圧力センサ−、侵入発生時に出る異常音を感知するマイクロホン 等を使用目的や設置場所の条件により使い分けするのがよい。従って本考案の簡 易型監視装置を任意の場所に設置しておけば、家人が不在の時に不幸にも侵入者 があっても、その容姿を自動的に写真として記録できる。
【0011】
本考案における、簡易型監視装置の構成の実施例を以下に示す。 主要部品 A レンズ付きフイルム B 巻き上げモ−タ− C 制御部プリント基板 D シャッタ−押し下げバネ E レンズ付きフイルム収納部 F 機能部品収納部
【0012】 図1は本考案の簡易型監視装置において主要部品が収納されている状態を説明 したものである。レンズ付きフイルム(1)は、装置の前方のレンズ付きフイル ム収納部に収納されている。巻き上げモ−タ−はフイルム巻き上げノブ(5)に フリクションホイ−ル(7)が適合するような場所におかれる。 装置はレンズ付きフイルム収納部(11)と機能部品収納部(10)は着脱可能 な金具で結ばれていて、レンズ付きフイルム収納部(11)と機能部品収納部( 10)とに、分割できるような構造になっている。レンズ付きフイルム押さえ板 (12)は機能部品収納部(10)に取り付けられているため、レンズ付きフイ ルム(1)をレンズ付きフイルム収納部への着脱が容易である。
【0013】 図2はフイルム巻き上げ駆動部詳細図でフイルム巻き上げノブ(5)とフリクシ ョンホイ−ル(7)の位置関係を示したもので、フイルム巻き上げノブの回転軸 とフリクションホイ−ルの回転軸は互いに平行且つ、それぞれの半径の和の距離 を保っていなければならない。巻き上げモ−タ−(6)はモ−タ−支持枠(2) を介して機能部品収納部に固定されている。さらに、シャッタ−押し下げバネ( 3)とシャッタ−ボタン(4)の位置関係はシャッタ−押し下げバネの凹部がシ ャッタ−ボタンの直上に位置しシャッタ−ボタンを押し下げた状態に調整されて いる。
【0014】 図3は簡易型監視装置の動作シ−ケンス図で本実施例に於ける侵入感知センサ− (13)から侵入感知信号を受けた以降の巻き上げモ−タ−(6)の作動開始、 照明用ランプ(22)の点灯、表示発光ダイオ−ド(20,21)点滅、及び1 サイクルのシ−ケンス終了に至るまでのシ−ケンスを示した。 侵入感知センサ−信号のタイムチャ−ト(23)は侵入感知センサ−信号の立ち 上がりでタイマ−Aをトリガ−して遅延時間のカウントが開始され、同時に状態 表示発光ダイオ−ド発光色切り替え記憶回路(18)もトリガ−して緑色発光を 赤色発光に切り替える。タイマ−Aの信号のタイムチャ−ト(24)はタイマ− A(14)の遅延時間のカウント終了の立ち下がりでタイマ−B(15)をトリ ガ−して撮影継続時間のカウントが開始されると同時にモ−タ−駆動回路(16 )及び照明駆動回路(17)が作動する。タイマ−Bの信号のタイムチャ−ト( 25)は撮影継続時間のカウント終了の立ち下がりでモ−タ−駆動回路及び照明 駆動回路の作動が停止する事を示している。状態表示発光ダイオ−ド発光色切り 替え信号のタイムチャ−ト(26)は侵入感知センサ−信号の立ち上がりで緑色 発光していた緑色発光ダイオ−ド(20)を赤色発光ダイオ−ド(21)の赤色 発光に切り替わり、状態表示発光ダイオ−ドの発光色リセットスイッチ(19) のリッセト信号の立ち上がりで橙色発光し、信号の立ち下がりで緑色発光に切り 替わることをしめしている。リセット信号のタイムチャ−ト(27)は状態表示 発光ダイオ−ド発光色リセットスイッチの信号のタイミングをしめしている。
【0015】 図4は簡易型監視装置動作シ−ケンス回路図で実施例で用いた回路のブロック図 である。侵入感知センサ−にはドアや窓に直接取り付けて作動する小型マイクロ スイッチ、人の体温を感知する赤外線センサ−、出入口の開閉による圧力変化を 感知する圧力センサ−、侵入発生時に出る異常音を感知するマイクロホン等が使 用出来る。タイマ−A及びタイマ−Bには単安定マルチバイブレ−タ、電磁カウ ンタ−、電子カウンタ−、デイレ− リレ−等が使用出来る。表示発光ダイオ−ド 発光色切り替え記憶回路には記憶回路としてフリップフロップ回路やリレ−回路 等が使用出来る。モ−タ−駆動回路(16)及び照明駆動回路にはリレ−ドライ バ−、トライアック、サイリスタ等が使用出来る。
【0016】 本考案では侵入感知センサ−の信号によりタイマ−Aが、まず撮影開始の遅延 動作を始め、その設定時限が来ると撮影開始信号をタイマ−Bに送出する。タイ マ−Bは、フイルム巻き上げモ−タ−ドライバ−、及び照明点灯ドライバ−に作 動信号を送り、各ドライバ−は撮影動作モ−ドになり照明が点灯し、フイルムの 巻き上げが始まる。タイマ−Aの撮影開始信号は分岐されて、状態表示発光ダイ オ−ド発光色切り替え記憶回路に送出され状態表示発光ダイオ−ド発光色切り替 え記憶回路を撮影モ−ドにセットする。撮影動作モ−ド中は照明が点灯される。 タイマ−Bに任意の時間を設定しておけば、数コマから最大27コマまでの連続 撮影を行うことができる。状態表示発光ダイオ−ドの発光色切り替え記憶回路の 出力は赤色・緑色に発光するLEDに接続されて、タイマ−A信号出力ONの時 赤色に発光し、リセット状態では緑色に発光する。
【0017】 照明用ランプは商用電源(AC100V)で点灯するため専用ドライバ−を設 定して、これに点灯信号を与えて点灯する。照明用ランプは通常、レンズ付きフ イルムの真上に固定される。照明用ランプとしては白熱電球、ハロゲンランプ、 蛍光灯など屋内照明に常用されている光源ランプを用いることができる。
【0018】
この簡易型監視装置の値段は工業用テレビカメラとビデオ録画装置を組み合わ せや赤外線カメラ装置等の値段に比べてはるかに安い費用で組み立てる事が出来 た。また、簡易型監視装置は手のひらに乗る程度の容積に出来ているので設置場 所を選ばずに据え付ける事が出来る。状態表示灯が作動することにより事件発生 により撮影済みフイルムをいち早く取り出し現像する事が出来る。照明ランプが 適切に点灯するので鮮明な画像が得られる。
【0019】
【図1】簡易型監視装置説明図
【図2】フイルム巻き上げ駆動部詳細図
【図3】簡易型監視装置動作シ−ケンス図
【図4】簡易型監視装置動作シ−ケンス回路図
1 レンズ付きフイルム 2 モ−タ−支持枠 3 シャッタ−押し下げバネ 4 シャッタ−ボタン 5 フイルム巻き上げノブ 6 巻き上げモ−タ− 7 フリクションホイ−ル 8 制御部プリント基板 9 装置裏板 10 機能部品収納部 11 レンズ付きフイルム収納部 12 レンズ付きフイルム押さえ板 13 侵入感知センサ− 14 タイマ−A 15 タイマ−B 16 モ−タ−駆動回路 17 照明駆動回路 18 状態表示発光ダイオ−ド発光色切り替え記憶回路 19 状態表示発光ダイオ−ド発光色リセットスイッチ 20 緑色発光ダイオ−ド 21 赤色発光ダイオ−ド 22 照明用ランプ 23 侵入感知センサ−信号のタイムチャ−ト 24 タイマ−Aの信号のタイムチャ−ト 25 タイマ−Bの信号のタイムチャ−ト 26 表示発光ダイオ−ド発光色切り替え信号のタイム
チャ−ト 27 リセット信号のタイムチャ−ト
チャ−ト 27 リセット信号のタイムチャ−ト
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月22日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】
Claims (2)
- 【請求項1】 レンズ付きフイルムとフイルム自動巻き
上げ機構を組み合わせこの動作を電子回路で制御するこ
とを特徴とする簡易型監視装置。 - 【請求項2】 侵入事件が発生したことを確認できる状
態表示灯を設けたことを特徴とする請求項1の簡易型監
視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016760U JP3018205U (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 簡易型監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016760U JP3018205U (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 簡易型監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3018205U true JP3018205U (ja) | 1995-11-14 |
Family
ID=43153664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994016760U Expired - Lifetime JP3018205U (ja) | 1994-12-22 | 1994-12-22 | 簡易型監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018205U (ja) |
-
1994
- 1994-12-22 JP JP1994016760U patent/JP3018205U/ja not_active Expired - Lifetime
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